JPH0355324Y2 - - Google Patents

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JPH0355324Y2
JPH0355324Y2 JP19812787U JP19812787U JPH0355324Y2 JP H0355324 Y2 JPH0355324 Y2 JP H0355324Y2 JP 19812787 U JP19812787 U JP 19812787U JP 19812787 U JP19812787 U JP 19812787U JP H0355324 Y2 JPH0355324 Y2 JP H0355324Y2
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JP
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cushion
heating element
cushion material
sewn
skin
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用シート(特に自動車座席)のヒ
ータ付クツシヨン構造、詳しくは、座布団状クツ
シヨン部材に内蔵したヒータ(発熱体)の取付構
造の改良に係るものである。
(従来の技術とその問題点) この種、座布団状クツシヨン部材は、第4図に
示すように、着座者を保温するための面状発熱体
1をクツシヨン材2間に挟み、これらクツシヨン
材2を被覆する表皮材3と前記クツシヨン材2、
面状発熱体1等を縫着し、面状発熱体1がクツシ
ヨン材2内でのズレを防止するとともに、縫着箇
所を表面模様としていた。
しかしながら、この座布団状クツシヨン部材
は、表皮材3とクツシヨン材2と面状発熱体1と
を縫着し、この縫着箇所に表面模様を形成してい
るため、面状発熱体1構造上、縫着箇所が制限さ
れ、良好な見栄えの模様形状が得られないという
虞れがあつた。さらに、この座布団状クツシヨン
部材は、着座者がたとえば水、ジユース等の飲物
を溢した際、面状発熱体1とクツシヨン材2との
間に防水材がないため、面状発熱体1に水等が染
み込み、この面状発熱体1が漏電して導通不良と
なつて使用出来ない虞れもあつた。
この考案は、かるる点に鑑みなされたものであ
り、外観上見栄えが良好で、しかも漏電の虞れの
ない車両用シートのヒータ付クツシヨン構造を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案にかかる車両用シートのヒータ付クツ
シヨン構造は、表皮材で被覆した座布団状クツシ
ヨン材を上下二層に分割形成し、前記上層のクツ
シヨン材下面に防水性を有する基材を設け、前記
下層のクツシヨン材上面に面状発熱体を取付ける
とともに、この発熱体を前記下層のクツシヨン材
に縫着し、前記表皮材の着座面と前記上層クツシ
ヨン材とを結合したものであり、面状発熱体を上
下二層に分割した下層のクツシヨン材に縫着して
いるため、上層クツシヨン材と表皮材とに任意の
表面模様を形成することができるとともに、面状
発熱体は防水性を有する基材によつて保護されて
いるので、この面状発熱体が漏電することもな
い。
(実施例) この考案にかかる一実施例を第1図ないし第3
図に基づいて説明する。
同図中、4は自動車座席で、シートクツシヨン
5には座布団状のクツシヨン部材6が載置する。
このクツシヨン部材6は表皮材7により被覆した
クツシヨン材8を上下二層に分割形成し、この上
層クツシヨン材8aの下面9には防水性を有する
ビニールレザーからなる基材10が固着して設け
られ、下層クツシヨン材8bの上面11には面状
発熱体12が縫着して取付けられる。この面状発
熱体12はその構造上、所定箇所12aが下層ク
ツシヨン材8bに縫付けられ、下層クツシヨン材
8bからのずれを防止している。一方、上層クツ
シヨン材8aと着座面側の表皮材7とには種々の
模様が高周波溶着により形成され、基材10たる
ビニールレザーに固着する。すなわち、表皮材7
の着座面側と上層クツシヨン材8aとは高周波溶
着により表皮材7の着座面に種々の模様を形成し
て基材10に固着し、下層クツシヨン材8bの上
面に面状発熱体12を縫付け、この下層クツシヨ
ン材8bと面状発熱体12とを、前記上層クツシ
ヨン材8aと基材10とを固着した表皮材7内部
に収納し、表皮材7の開口部を縫着する。
上記構成にかかる自動車座席のヒータ付クツシ
ヨン構造は、クツシヨン材8を上下二層に分割
し、下層クツシヨン材8bに面状発熱体12を縫
付けているため、着座面の表皮材7に面状発熱体
12を縫付ける必要がないので、着座面の表皮材
7の好みに応じた模様形状を形成することがで
き、外観上見栄えが良好化するとともに、上層ク
ツシヨン材8aの下面に防水性を有する基材10
を設けているため、着座面に乗員がたとえば水を
溢した際、この水が基材10によつて遮断されて
いるので、面状発熱体12が水分による漏電の虞
れがなく、確実に着座者を保温することができ
る。そのうえ、面状発熱体12が故障した際、表
皮材7の開口部を開口し、表皮材7内部から下層
クツシヨン材8bを取り出すことができるため、
この面状発熱体12の交換を容易にすることがで
き、コストの低減が図られる。
なお、この面状発熱体12は電源(図示せず)
とコードによつて接続されている。
(考案の効果) この考案によれば、表皮材で被覆した座布団状
クツシヨン材を上下二層に分割形成し、前記上層
のクツシヨン材下面に防水性を有する基材を設
け、前記下層のクツシヨン材上面に面状発熱体を
取付けるとともに、この発熱体を前記下層のクツ
シヨン材に縫着し、前記表皮材の着座面と前記上
層クツシヨン材とを結合しているため、表皮材の
着座面に模様形状を自由に選択して形成すること
ができるので、外観上見栄えが良好化するととも
に、基材によつて防水しえるため、面状発熱体が
漏電することもなく、そのうえ、面状発熱体を下
層クツシヨン材とともに取り出すことができるた
め、容易に補修することができて経済的な車両用
シートのヒータ付クツシヨン構造が得られるとい
う効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるクツシヨン構造を用い
た自動車座席の斜視図、第2図は第1図に示すク
ツシヨン部材の斜視図、第3図は第2図の−
線に沿う部分断面図、第4図は従来構造の第3図
相当の部分断面図である。 図中、8はクツシヨン材、8aは上層クツシヨ
ン材、8bは下層クツシヨン材、10は基材、1
2は面状発熱体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表皮材で被覆した座布団状クツシヨン材を上下
    二層に分割形成し、前記上層のクツシヨン材下面
    に防水性を有する基材を設け、前記下層のクツシ
    ヨン材上面に面状発熱体を取付けるとともに、こ
    の発熱体を前記下層のクツシヨン材に縫着し、前
    記表皮材の着座面と前記上層クツシヨン材とを結
    合して表皮材に表面模様を形成したことを特徴と
    する車両用シートのヒータ付クツシヨン構造。
JP19812787U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0355324Y2 (ja)

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JP19812787U JPH0355324Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

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JPH01103362U JPH01103362U (ja) 1989-07-12
JPH0355324Y2 true JPH0355324Y2 (ja) 1991-12-09

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