JP2008029752A - シートカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】夏は涼しく、冬は乗物用シートを保温することもできるシートカバーを提供する。
【解決手段】乗物用シート101上を覆う網目模様をなす伸縮自在な三次元編物2と、この三次元編物2の縁部に取り付けられた取付面材と、この取付面材に設けられ乗物用シート101に取付及び取外可能な取付部と、三次元編物2の片面側を覆う気密シート6とを備える。冬期等の気温が低い状況では、気密シート6を外側にして装着することにより、気密シート6と乗物用シート101との間に三次元編物2の厚さTに対応した空気断熱層が形成され、使用者は冷たい乗物用シート101に体温が奪われることがなく、快適に着座することができる。また、外側の気密シート6が雨で濡れても、反転して装着することにより、使用者の着衣が濡れることがない。
【選択図】図8
【解決手段】乗物用シート101上を覆う網目模様をなす伸縮自在な三次元編物2と、この三次元編物2の縁部に取り付けられた取付面材と、この取付面材に設けられ乗物用シート101に取付及び取外可能な取付部と、三次元編物2の片面側を覆う気密シート6とを備える。冬期等の気温が低い状況では、気密シート6を外側にして装着することにより、気密シート6と乗物用シート101との間に三次元編物2の厚さTに対応した空気断熱層が形成され、使用者は冷たい乗物用シート101に体温が奪われることがなく、快適に着座することができる。また、外側の気密シート6が雨で濡れても、反転して装着することにより、使用者の着衣が濡れることがない。
【選択図】図8
Description
本発明は、自動二輪車などの乗物用シートを覆うシートカバーに関する。
従来、椅子用のクッションシート材として、二列針床を有するダブルラッセル編機により、網目構造に編成された表編地と裏編地とを連結糸で繋いで三次元編物に構成したもの(例えば特許文献1)や、自動車用シートの表皮として三次元編物を用いるもの(例えば特許文献2)が提案され、その三次元編物は、厚さ方向に適度のクッション性を有し、耐久性、通気性、体圧分散性、振動吸収性に優れると共に、表面に着座者に対する適度の滑り抵抗を有している。
上記特許文献1及び2では、三次元編物をシートと一体な表皮として用いるものであるのに対して、サドルに着脱可能なサドルカバーとして用いる技術も提案されており、このサドルカバーでは、2枚のメッシュ地を張りのある無数の連結糸によって結び付けて、厚みのあるシート状に編成した三次元編物(立体メッシュシート)を素材として用い、サドルを上からすっぽりと包み込む形に形成され、長時間乗っていても蒸れることがなく快適な使用感が得られる(例えば特許文献3)。
特開2001−234456号公報
特開2002−331603号公報
特開2001−138971号公報
上記サドルカバーでは、三次元編物の通気性により蒸れを防止することができる。
しかし、三次元編物によりサドルを覆っても、サドルは三次元編物を通して外気に晒されるため、冬期等の気温が低い状況では、使用者は冷たいサドルに着座することになる。また、降雨などの際には、カバーを通してサドルが濡れてまうため、乾く前に乗車すると着衣を濡らすという不具合がある。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、夏は涼しく、冬は乗物用シートを保温することもでき、また、濡れても反転して取り付ければ、着衣を濡らすことがないシートカバーを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、乗物用シート上を覆う網目模様をなす伸縮自在な三次元編物と、この三次元編物の縁部に取り付けられた取付面材と、この取付面材に設けられ前記乗物用シートに取付及び取外可能な取付部と、前記三次元編物の片面側を覆う気密シートとを備えるものである。
また、請求項2に係る発明は、前記取付部は、前記三次元編物を反転した状態で前記座席用シートに取付及び取外可能なものである。
また、請求項3に係る発明は、前記三次元編物より前記気密シートは薄く、この気密シートが前記三次元編物の全面に設けられているものである。
また、請求項4に係る発明は、前記取付面材は、前記縁部の前記気密シートと反対側の面に取り付けられているものである。
また、請求項5に係る発明は、前記取付面材の折返し部により前記三次元編物の前記縁部を囲んだものである。
また、請求項6に係る発明は、前記三次元編物と前記取付面材と前記気密シートとを、前記三次元編物の前記縁部で溶着したものである。
また、請求項7に係る発明は、前記取付面材と前記気密シートとは、一体のシート材からなるものである。
また、請求項8に係る発明は、前記三次元編物は、前記乗物用シートの前部側面上部を覆うものである。
また、請求項9に係る発明は、前記気密シートに表示部を設けたものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、シートカバーを反転して使用した場合、冬期等の気温が低い状況では、気密シートを外側にして装着することにより、気密シートと乗物用シートとの間に三次元編物の厚さに対応した空気断熱層が形成され、乗物用シートが外気に晒されることがなく、使用者は冷たい乗物用シートに体温が奪われることがなく、快適に着座することができる。また、外側の気密シートが雨で濡れても、反転して装着することにより、使用者の着衣が濡れることがない。
一方、炎天下では、気密シートを外側にして装着することにより、気密シートと乗物用シートとの間に三次元編物の厚さに対応した空気断熱層が形成され、乗物用シートの温度上昇を抑制でき、乗車時には三次元編物を外側にして装着することにより、乗物用シートからの熱の移動を抑制できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、シートカバーを反転しても、そのまま取付部を用いて乗物用シートに取り付けることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、気密シートにより、メッシュ状をなす三次元編物全面の気密性を保持できる。
また、請求項4に記載の発明によれば、三次元編物の端部を、取付面材と気密シートにより挟んで、それら取付面材と気密シートとに取り付けることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、別部材を用いずに、取付面材の折返し部により、三次元編物の縁部を包み込むと共に、外部から隠すことができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、溶着により、三次元編物と取付面材と気密シートとを簡便に接合することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、部品点数を削減でき、生産性を向上できる。
また、請求項8に記載の発明によれば、シートカバーにより、乗物用シートの上面のみならず、側面上部における保温性又は通気性を確保できる。
また、請求項9に記載の発明によれば、従来の三次元織物を用いたシートカバーでは、印刷などして表示部を設けても、編目部分には表示部を設けることができなかったが、気密シートに表示部を設けることにより、略連続した表示部を形成でき、表示部を三次元織物側の面に設けた場合は、三次元織物を通して表示部を視認でき、一方、表示部を三次元織物の反対側の面に設けた場合は、シートカバーを反転した装着状態で、表示部が現れる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる乗物用シートのシートカバーを採用することにより、従来にないシートカバーが得られ、そのシートカバーを夫々記述する。
以下、本発明のシートカバーの実施例1について図1〜図8を参照して説明する。まず、シートカバー1を使用する乗物用シートの一例について説明すると、この乗物用シート101は、自動二輪車などに備えるものであり、硬質合成樹脂などからなる基板102上に、クッション材103を配置し、このクッション材103を表皮104で覆うと共に、この表皮104を前記基板102に取り付けてなり、運転者用の前部シート105とこれより高い同乗者用の後部シート106とを前後に連結したタンデム型のシートである。また、前記前部シート105と後部シート106との間には、段部107が形成され、この段部107の下部には、窪み部108がある。尚、前記表皮104の端部は、前記基板102の周縁で、該基板102の裏面側に折り返され、ステープルなどの固定手段により基板102に固定されている。
前記シートカバー1は、前記乗物用シート101に被せて取り付けるものであり、乗物用シート101の略上面101Aと側面101B上部を覆うシート状のカバー本体を構成する三次元編物2と、この三次元編物2の縁部3に取り付けられる取付面材4と、この取付面材4の取付部5と、前記三次元編物2の片面側を覆う気密シート6とを備える。尚、それら三次元編物2,取付面材4及び気密シート6は、何れも可撓性シート材である。また、取付面材4は、三次元編物2の全周に設けられている。
前記三次元編物2は、ダブルラッセン織りの三次元立体編物であり、合成樹脂繊維などを用いて立体的な編目構造を有する一定の厚さをもった編物であって、図6〜図8に示すように、編目模様をなす表面層11と裏面層12とを厚さTの方向に間隔を置いて配置し、それら表面層11と裏面層12とを厚さ方向の連結糸13により連結し、その連結糸13の弾力性により適度なクッション性を備え、それら表面層11と裏面層12は、多角形の編目模様をなし、この例では、菱形の形状をなす。その三次元編物の厚さは、10mm程度であるが、5〜20mm程度であっても、良好なクッション性と通気性が得られる。尚、三次元編物としては、旭化成工業株式会社製の「FUSION−1」(商標名)などが例示される。
また、菱形の形状をなす表面層11と裏面層12は、菱形の図心を通る長径が最大となる方向を乗物の走行方向と交差する幅方向に合わせている。
前記三次元編物2の片面側である前記裏面層12に前記気密シート6を設ける。この気密シート6は、前記三次元編物2より薄く、水,空気を実質的に遮断できるシートであって、例えばポリ塩化ビニル(PVC)製シートなどが用いられる。前記三次元編物2の前記裏面層12に接着,縫着,溶着などの各種手段を用いて前記気密シート6が取り付けられる。また、前記気密シート6は、前記三次元編物2と同一の大きさか、三次元編物2より広く、該三次元編物2の全面に設けられ、前記裏面層12における水と空気の通過を遮断している。したがって、気密シート6を設けた面と反対の表面層11における通気性は確保されており、また、表面層11と裏面層12との間の三次元編物2の厚さ直行方向の通気性も確保されている。
前記取付面材4の内側縁4Uは、前記縁部3の表側である表面層11に取り付けられ、その表面層11は、前記気密シート6を設けた裏面層11とは反対側の面である。そして、前記取付面材4の内側縁4Uを裏面側に折返した折返し部21を形成し、この折返し部21より内側の内側縁4Uを、糸22により前記縁部3と気密シート6に縫着する。この場合、三次元編物2は溶着可能な合成樹脂製繊維の編物であり、取付面材4及び気密シート6が溶着可能な合成樹脂製シートであれば、これら三次元編物2の縁部3,取付面材4及び気密シート6の三者を溶着により接合することもできる。尚、図6に示すように、糸22,22により2つの縫い目を略平行に設けている。また、以下の例も2つの縫い目を略平行に設けている。
また、取付面材4の外側縁4Sを裏面側に折り返して折返し部23を形成し、この折返し部23内に環状の伸縮材24を配置し、折返し部23の重ね合わせ部分を糸25で袋状に縫着して前記取付部5を形成する。すなわち、外側縁4Sと伸縮材24により取付部5を構成している。尚、前記伸縮材24は、ゴム紐などからなり、前記取付面材4の環状をなす外側縁4Sの周方向寸法を狭める弾性力を有する。
そして、図7及び図8(A)に示すように、気密シート6を下にして乗物用シート101にシートカバー1を装着すれば、三次元編物2の通気性を確保することができ、また、乗物用シート101の表皮104に、三次元編物2が接することがなく、気密シート6により表皮104が保護される。また、気密シート6を上にして乗物用シート101にシートカバー1を装着すれば、図8(B)に示すように、気密シート6と乗物用シート101との間に、三次元編物2の厚さTに対応した空気断熱層が形成され、冬期等の気温の低い状況でも、乗物用シート101が極端に冷たくなることがなく、一方、炎天下でも、乗物用シート101が高温になることがなく、使用時に、気密シート6を反転して三次元編物2を上とし、快適に着座することができる。
また、図8(A)の状態で、シートカバー1が濡れると、着衣が濡れてしまうが、図8(B)の状態で、雨などによりシートカバー1が濡れても、反転して装着することにより、着衣が濡れることがない。
このように本実施例では、請求項1に対応して、乗物用シート101上を覆う網目模様をなす伸縮自在な三次元編物2と、この三次元編物2の縁部3に取り付けられた取付面材4と、この取付面材4に設けられ乗物用シート101に取付及び取外可能な取付部5と、三次元編物2の片面側を覆う気密シート6とを備えるから、シートカバー1を反転して使用した場合、冬期等の気温が低い状況では、気密シート6を外側にして装着することにより、気密シート6と乗物用シート101との間に三次元編物2の厚さTに対応した空気断熱層が形成され、乗物用シート101が外気に晒されることがなく、使用者は冷たい乗物用シート101に体温が奪われることがなく、快適に着座することができる。また、外側の気密シート6が雨で濡れても、反転して装着することにより、使用者の着衣が濡れることがない。
一方、炎天下では、気密シート6を外側にして装着することにより、気密シート6と乗物用シート101との間に三次元編物2の厚さTに対応した空気断熱層が形成され、乗物用シート101の温度上昇を抑制でき、乗車時には三次元編物2を外側にして装着することにより、乗物用シート101からの熱の移動を抑制できる。そして、三次元編物2の通気性と併せて、快適に乗車することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、取付部5は、三次元編物2を反転した状態で座席用シート101に取付及び取外可能であるから、シートカバー1を反転しても、そのまま取付部5を用いて乗物用シート101に取り付けることができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、三次元編物2より気密シート6は薄く、この気密シート6が三次元編物2の全面に設けられているから、気密シート6により、メッシュ状をなす三次元編物2全面の気密性を保持できる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、取付面材4は、縁部3の気密シート6と反対側の面に取り付けられているから、三次元編物2の縁部3を、取付面材4と気密シート6とにより挟んで、それら取付面材4と気密シート6とに取り付けることができる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、三次元編物2と取付面材4と気密シート6とを、三次元編物2の縁部3で溶着したから、溶着により、三次元編物2と取付面材4と気密シート6とを簡便に接合することができる。
また、このように本実施例では、請求項8に対応して、三次元編物2は、乗物用シート101の前部の側面102Bの上部を覆うから、シートカバー1により、乗物用シート101の上面101Aのみならず、側面上部02Bにおける保温性又は通気性を確保できる。
図9は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、三次元編物2の縁部3と取付面材4との接合箇所の変形例を示し、前記取付面材4の内側縁4Uを表面側に折返して略U形の折返し部26を形成し、この折返し部26により前記縁部3を包み込み、この状態で折返し部26と縁部3とを糸27により縫着し、あるいは折返し部26と縁部3とを溶着する。さらに、三次元編物2の表面層11側で、前記取付面材4を裏面側に折返して折返し部28を形成し、取付面材4の取付部5を、表面層11を上にした三次元編物2の下側に配置する。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、請求項5に対応して、取付面材4の途中に形成した折返し部26により三次元編物2の縁部3を囲んだから、別部材を用いずに、取付面材4の折返し部26により、三次元編物2の縁部3を包み込んで保護すると共に、外観上、外部から隠すことができる。
図10は、本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、三次元編物2の縁部3と取付面材4との接合箇所の変形例を示し、この例では、上記実施例1において、三次元編物2の縁部3の裏面に当帯29を設け、この当帯29は気密シート6に重ねて設けられており、前記折返し部21より内側の内側縁4Uを、糸22により前記縁部3と気密シート6と当帯29とに縫着する。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、当帯29を用いることにより、縁部3を保護し、接着,縫着,溶着などの接合が容易となる。
尚、各実施例において、本実施例と同様に裏面層12側に当帯29を用いてもよい。
図11は、本発明の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、三次元編物2の縁部3と取付面材4,4Aとの接合箇所の変形例を示し、この例では、上記実施例1の取付面材4と、該取付面材4と同一構成の取付面材4Aとを用い、この取付面材4Aの内側縁4Uは、前記縁部3の裏面層12側の前記気密シート6に重ねて該縁部3に取り付けられる。尚、前記取付面材4の裏面と前記取付面材4Aの裏面を合わせて両者は重ねられる。そして、前記取付面材4Aの内側縁4Uを裏面側に折返して折返し部21Aを形成し、この折返し部21Aより内側の内側縁4Uと前記縁部3と気密シート6と前記折返し部21より内側の内側縁4Uとを、前記糸22により縫着する。
また、取付面材4Aの外側縁4Sを裏面側に折り返して折返し部23Aを形成し、この折返し部23A内に環状の伸縮材24Aを配置し、折返し部23Aの重ね合わせ部分を糸25Aで袋状に縫着して取付部5を形成する。尚、伸縮材24Aはゴム紐などからなる。
また、前記取付面材4,4A同士は、適宜位置で接合され、例えば、外側縁4S側を縫着,接着又は溶着して少なくとも一部を接合する。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、両取付面材4,4Aに挟んで縁部3を保護し、シートカバー1を反転しても、縁部3が露出することがない。
図12は、本発明の実施例5を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、略U字状に形成した縁帯31により三次元編物2の縁部3と気密シート6の縁部とを包み、三次元編物2の表裏一側で、前記縁帯31に、前記取付面材4の内側縁4Uを重ね合わせ、この例では、三次元編物2の裏面側に前記内側縁4Uを重ね合わせ、それら縁帯31,端縁3及び取付面材4を糸22により縫着する。この場合、三次元編物2は溶着可能な合成樹脂製繊維の編物であり、取付面材4,気密シート6及び縁帯31が溶着可能な材質であれば、これら三次元編物2の縁部3,取付面材4,気密シート6及び縁帯31の四者を溶着により接合することもできる。尚、縁帯31は、三次元編物2の全周に設けられている。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、気密シート6の端部及び縁部3の端面が露出せず、縁帯31により美観が向上する。
図13は、本発明の実施例6を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、三次元編物2の縁部3と取付面材4の接合箇所に玉縁33を用い、この玉縁33は、合成樹脂製であって、板状をなす取付辺34の一端に筒状の玉飾り部35が一体成形された可撓性を有する長尺部材である。
そして、前記取付面材4の内側縁4Uを裏面側に折返した折返し部32の端部と三次元編物2の縁部3との間に、前記取付辺34を挟んだ状態で、これら重ね合わせた折返し部32の端部と取付辺34と縁部3と気密シート6の縁部とを、略U字形の縁帯36により包み、縁帯36と共に糸37により縫着する。尚、縫着以外にも、接着や溶着を用いても良い。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、玉縁33により三次元編物2の縁部3と気密シート6の縁部と取付面材4との接合箇所が保護されると共に、外観意匠性の向上が図られる。
図14は、本発明の実施例7を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例6の玉縁33を用いずに、重ね合わせた折返し部32の端部と縁部3と気密シート6の縁部とを、略U字形の縁帯36により包み、縁帯36と共に糸37により縫着する。尚、縫着以外にも、接着や溶着を用いても良い。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、縁帯36により折返し部32の端部と縁部3と気密シート6の縁部とが包まれると共に、外部に露出することがない。
図15は、本発明の実施例8を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記気密シート6と取付面材4とを1枚のシート材から形成し、具体的には、気密シート6と取付面材4の大きさを合わせた取付面材一体型の気密シート7を形成し、略U字状に形成した前記縁帯31により三次元編物2の縁部3を包み込み、これら縁帯31と縁部3と前記気密シート7とを糸22により縫着する。或いは、縫着の代わりに接着や溶着でもよい。
また、前記気密シート7の取付面材4の外側縁4Sを、裏面側に折り返して折返し部23を形成し、この折返し部23内に環状の伸縮材24を配置し、折返し部23の重ね合わせ部分を糸25で袋状に縫着して前記取付部5を形成する。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、請求項7に対応して、取付面材4と気密シート6とは、一体のシート材である気密シート7からなるから、部品点数を削減でき、生産性を向上できる。
図16は、本発明の実施例9を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記気密シート6の表裏面に、図形,文字,記号などの表示部38,39をそれぞれ設けている。尚、気密シート6の表面とは、シートカバー1を反転した状態で上側となる面である。また、表示部38,39は印刷などを用いることにより気密シート6に簡便に設けることができる。
したがって、シートカバー1をシート101に装着した状態で、メッシュ状をなす三次元編物2を通して、気密シート6の裏面の表示部39を視認することができ、シートカバー1を反転してシート101に装着した状態で、上になった気密シート6の表面の表示部38を視認することができる。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、請求項9に対応して、気密シート6に表示部38,39を設けたから、従来の三次元織物を用いたシートカバーでは、印刷などして表示部を設けても、編目部分には表示部を設けることができなかったが、本実施例のように気密シート6に表示部38,39を設けることにより、略連続した表示部38を形成でき、表示部38を三次元織物2側の面に設けた場合は、三次元織物2を通して表示部38を視認でき、一方、表示部39を三次元織物2の反対側の面に設けた場合は、シートカバー1を反転した装着状態で、上面側に表示部39が現れる。
図17は、本発明の実施例10を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、菱形の形状をなす表面層11と裏面層12は、菱形の図心を通る長径Lが最大となる方向を、図17(A)に示すように、乗物の走行方向Fに合わせ、または、図17(B)に示すように走行方向Fと鋭角に交差する方向に合わせている。
したがって、長径Lが走行方向に並んで複数の菱形形状が表れるため、シャープな印象を受ける外観が得られ、また、操縦においては、幅方向の体重移動における安定感が向上する。
図18〜図20は、本発明の実施例11を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図に示すように、運転者が着座する乗物用シート101´は、自動二輪車111の車体フレーム112に配置され、前記乗物用シート101´の後方に乗客が着座するための後部シート113が設けられている。
前記自動二輪車111は、シートレール114に囲まれた内部にラゲッジボックス115が設けられており、このラゲッジボックス115の前端部に設けられた枢着部(図示せず)を介して回動自在に設けられ、乗物用シート101´を車体前方側に傾倒させることによりラゲッジボックス115が開き、乗物用シート101´を閉状態とすることにより、ラゲッジボックス115の上方を覆い密閉することができる。
乗物用シート101´には、ラゲッジボックス115の後端部に施錠手段116が設けられている。これにより乗物用シート101´は、閉状態で施錠手段116を施錠することによって開状態となることが規制され、イグニッションキーを操作して走行可能状態で開閉操作部を操作することによってのみ施錠手段116を解錠することができるように構成されている。
前記後部シート113は、乗物用シート101´と別体に構成されており、リアキャリア一体型グラブレール117に着脱自在に装着される。
ここでリアキャリア一体型グラブレール117は、後端部に設けたリアキャリア部118の上面部に複数(例えば4つ)の装着用孔部119が穿設されており、バックレスト装置120が図示しないゴムダンパを介してねじにより装着用孔部119に取り付けられる。
上記乗物用シート101´に前記シートカバー1を装着した状態で、取付面材4の取付部5は、前記乗物用シート101´の基板102の底面側に沿う。そして、シートカバー1を装着した乗物用シート101´を閉めると、前記ラゲッジボックス115の開口縁部115Aと前記基板102の周縁部102Aとの間に、取付面材4が挟まれた状態となり、乗物用シート101´の使用状態では、シートカバー1を外すことができない。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、取付面材4の自由端側である取付部5側は、乗物用シート101を閉めた状態で、乗物用シート101側の基板102と車体側であるラゲッジボックス115の開口縁部115Aとの間に挟まれて固定されると共に、乗物用シート101の施錠状態では、乗物用シート101からシートカバー1を取り外すことができない。
図21は、本発明の実施例12を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、シートカバー1の幅方向両側で、取付面材4の外側縁4S側に、帯体41,42の基端をそれぞれ取り付け、これら帯体41,42の先端41S,42Sに、相互に係脱可能な係止手段たる面ファスナ43,44を設けており、乗物用シート101´にシートカバー1を装着し、その乗物用シート101´の基板102の下面側で、前記帯体41,42の面ファスナ43,44を係止した後、乗物用シート101´を閉めると、帯体41,42の基端は、前記ラゲッジボックス115の開口縁部115Aの内側となる。
したがって、乗物用シート101´を施錠した状態では、外部から帯体41,42を操作することができず、面ファスナ43,44の係止が解除されることもない。
図22は、本発明の実施例13を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例1において、縁部3の端部の糸22により、折返し部21より内側の内側縁4Uと縁部3と気密シート6の縁部とを縫着し、さらに、前記糸22の内側で略平行の縫い目となる糸22Aにより、折返し部21の二重部分と縁部3と気密シート6の縁部とを縫着している。尚、糸22の縫い目は縁部3の端部に近い外側であり、糸22Aの縫い目は縁部3の端部から離れた内側に位置する。
そして、上記シートカバー1は、自動二輪車や四輪車の乗物用シート101,101´のシートカバー1として、量産工程の安定が可能で、品質、量産性、商品性に優れたものとなる。また、厚さに差のある三次元編物2と気密シート6とをミシン糸を用いて安定して縫製できる。
また、このように本実施例において、上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、また、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)製の気密シート6を用い、この気密シート6に、表示部たるデザイン柄(図示せず)を印刷し、表面側から三次元編物2を通して、気密シート6の色及び前記デザイン柄が視認され、三次元編物2を用いたシートカバーにおいて、従来にない意匠性の向上を図ることができる。
図23は、本発明の実施例14を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例13において、前記縁部3の外側に気密シート6の縁部を延設し、この気密シート6の縁部を裏面側に折り返して折返し部71を形成し、この折返し部71の二重部分を前記取付面材4の裏面に、糸72により縫着する。
また、取付面材4の外側縁4Sを裏面側に折り返して外端折返し部73と前記折返し部23とを形成すると共に、前記外端折返し部73は取付面材4の裏面に接して、前記折返し部23内に取付面材4の外側縁4Sの端部が隠れ、前記折返し部23内に環状の前記伸縮材24を配置し、外側折返し部73の二重部分とこれと重なる取付面材4の部分とを、前記糸25で袋状に縫着して前記取付部5を形成する。すなわち、外側縁4Sと伸縮材24により取付部5を構成している。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、取付面材4と気密シート6の折返し部71とを接合することにより、三次元織物2の端部3と気密シート6の端部とが、取付面材4の裏面と気密シート6の裏面との間に隠れ、また、外端折返し部73を形成することにより、取付面材4の端部が隠れ、したがって、シートカバー1を反転しても、三次元編物2,取付面材4及び気密シート6の端部が外部に露出することがない。
図24は、本発明の実施例15を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例14において、前記縁部3の外側に延設した気密シート6の縁部の一重部分を、前記取付面材4の裏面に、糸74により縫着し、三次元編物2の縁部3が、取付面材4の裏面と気密シート6の裏面との間に隠れる。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、シートカバー1を反転しても、三次元編物2及び取付面材4の端部が外部に露出することがない。
図25は、本発明の実施例16を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、シートカバー2を反転して乗物用シート101,101´に取り付けた状態で、気密シート6が上側に位置しており、取付面材4の内側縁4Uをそのまま三次元編物2の表面に重ね、この状態で、取付面材4の内側縁4Uと三次元編物2と気密シート6とを糸22,22により縫着している。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏する。
図26は、本発明の実施例17を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、三次元編物2の縁部3を糸によりかがる例を示し、図26(A)に示すように、前記三次元編物2の表面に、前記取付面材4を重ね、この状態で取付面材4は裏面が上に位置し、まず、三次元編物2の縁部3と取付面材4とを糸74により縫着する。
次に、図26(B)に示すように、重ね合わされた三次元編物2の縁部3と取付面材4の縁部とを糸75によりかがり、縁かがり部76を形成する。
この後、図26(C)に示すように、取付面材4を外側に反転して該取付面材4に折返し部77を形成し、この折返し部77の二重部分と前記三次元編物2とを、前記糸74の縫い目より内側で、糸78により縫着する。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、三次元編物2の縁部3と取付面材4とを縫着し、それら三次元編物2の縁部3と取付面材4の端縁を糸75でかがって縁かがり部76を形成し、取付面材4を反転した折返し部77の二重部分と三次元編物2とを縫着したから、三次元編物2の縁部3のほつれを防止し、糸による縫製強度が得られ、仕上がりが綺麗なものとなる。
図27は、本発明の実施例18を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例17において、三次元編物2の裏面側に前記気密シート6を設けている。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、三次元編物2の縁部3と取付面材4と気密シート6を縫着し、それら三次元編物2の縁部3と取付面材4の端縁と気密シート6の端縁とを糸75でかがって縁かがり部76を形成し、取付面材4を反転した折返し部77の二重部分と三次元編物2と気密シート6を縫着したから、三次元編物2の縁部3のほつれを防止し、糸による縫製強度が得られ、仕上がりが綺麗なものとなる。
図28は、本発明の実施例19を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、三次元編物2の縁部3の裏面に当帯29を設け、糸22により、折返し部21より内側の内側縁4Uと縁部3と前記当帯29とを縫着し、さらに、前記糸22の外側で略平行の縫い目となる糸22Aにより、折返し部21の二重部分と縁部3と当帯29とを縫着している。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、上記シートカバー1は、自動二輪車や四輪車の乗物用シートのシートカバー1として、量産工程の安定が可能で、品質、量産性、商品性に優れたものとなる。また、厚さに差のある三次元編物2と取付面材4とをミシン糸を用いて安定して縫製できる。
図29は、本発明の実施例20を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、三次元編物2の縁部3と取付面材4との接合箇所の変形例を示し、前記取付面材4の内側縁4Uを表面側に折返して略U形の折返し部26を形成し、この折返し部26により前記縁部3を包み込み、この状態で折返し部26と縁部3とを糸22により縫着し、さらに、前記糸22の内側で略平行の縫い目となる糸22Aにより、折返し部21の二重部分と縁部3と当帯29とを縫着している。
図30は、本発明の実施例21を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例19において、帯板29を用いることなく、縁部3に取付面材4の内側縁4Sを糸22,22Aにより縫着しており、部品点数を削減できる。
図31は、本発明の実施例22を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、三次元織物2の縁部3に、前記折返し部21より内側の内側縁4Uを溶着により形成した溶着部81により接合している。
このように本実施例においても、上記実施例と同様な作用・効果を奏し、また、前記折返し部21より内側の内側縁4Uを溶着したから、溶着部81は、折返し部21の裏面側に隠れることになる。
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例で縫着を用いた箇所は、溶着や接着に変えてもよく、或いは縫着,溶着,接着を適宜組み合わせて用いてもよい。また、三次元織物の網目模様は、実施例の菱形に限らず、六角形や四角形などの多角形や、ほぼ円形や楕円形などでもよく、その形状は適宜選定可能である。
1 シートカバー
2 三次元織物
3 縁部
4 取付面材
5 取付部
6 気密シート
7 気密シート
11 表面層
12 裏面層
13 連結糸
26 折返し部
38 表示部
39 表示部
101 乗物用シート
101´ 乗物用シート
101A 上面
101B 側面
111 自動二輪車(乗物)
2 三次元織物
3 縁部
4 取付面材
5 取付部
6 気密シート
7 気密シート
11 表面層
12 裏面層
13 連結糸
26 折返し部
38 表示部
39 表示部
101 乗物用シート
101´ 乗物用シート
101A 上面
101B 側面
111 自動二輪車(乗物)
Claims (9)
- 乗物用シート上を覆う網目模様をなす伸縮自在な三次元編物と、この三次元編物の縁部に取り付けられた取付面材と、この取付面材に設けられ前記乗物用シートに取付及び取外可能な取付部と、前記三次元編物の片面側を覆う気密シートとを備えることを特徴とするシートカバー。
- 前記取付部は、前記三次元編物を反転した状態で前記座席用シートに取付及び取外可能なことを特徴とする請求項1記載のシートカバー。
- 前記三次元編物より前記気密シートは薄く、この気密シートが前記三次元編物の全面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシートカバー。
- 前記取付面材は、前記縁部の前記気密シートと反対側の面に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートカバー。
- 前記取付面材の折返し部により前記三次元編物の前記縁部を囲んだことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートカバー。
- 前記三次元編物と前記取付面材と前記気密シートとを、前記三次元編物の前記縁部で溶着したことを特徴とする1〜5のいずれか1項に記載のシートカバー。
- 前記取付面材と前記気密シートとは、一体のシート材からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートカバー。
- 前記三次元編物は、前記乗物用シートの前部側面上部を覆うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のシートカバー。
- 前記気密シートに表示部を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のシートカバー。
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-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006209090A patent/JP2008029752A/ja not_active Withdrawn
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