JP4629402B2 - 自動車シートに用いる表皮 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車シートに用いる表皮に関し、そして詳細には、縫い目の近傍に筒状ビードを形成してその縫い目を保護し、また、目線角度によって縫製ラインの多様的見え方を実現させて意匠効果を得るところの自動車シートに用いる表皮に関する。
自動車シートには、縫目に玉ぶちを付ける表皮が用いられる。その玉ぶちは芯材としての玉芯を入れて使用されるので、その芯材が着座者に異物感を与えた。
実用新案登録第2597480号公報
この発明の課題は、着座者に異物感を与えずに縫目を保護でき、また、目線角度によって縫製ラインの多様的見え方を実現させて意匠効果を得るところの自動車シートに用いる表皮の提供にある。
この発明は、二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられて、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で玉ぶち相当の筒状ビードに寄せ込まれ、そして、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられる。
また、この発明は、二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられて、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で裏面側に立体形状出し玉芯を挟み込んで寄せ込まれ、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられ、そして、その玉芯を引き抜いて玉ぶち相当の筒状ビードを形成する。
この発明では、その筒状ビードがその二枚の表皮片のその両縫い代の縫い合わせ近傍でその二枚の表皮片の一方を寄せ込み、そして、シングル・ステッチでその両縫い代上にとじられて通常の玉ぶち相当に形成されるので、その筒状ビードから芯材が省かれて着座者に異物感が与えられずにその縫目やそのシングル・ステッチが保護され、さらに、目線角度によって縫製ラインが多様的に見えて、すなわち、その縫目ラインやそのシングル・ステッチ・ラインが見えて通常の玉ぶち相当の意匠効果が得られ、そして、自動車シートの外観品質向上が図られる。
二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられ、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、寄せ込みガイドを用いてその両縫い代の縫い合わせ近傍で玉ぶち相当の筒状ビードに寄せ込まれ、そして、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられる。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートに用いる表皮を説明するに、図1および図2は、乗用車のフロント・シートのシート・クッション30に活用されるところのこの発明の自動車シートに用いる表皮の具体例10を示し、そして、その表皮10では、互いに隣り合う二枚の表皮片11、12が、互いに表面13、14を重ね合わせて両方の縫い代17、18で縫い合わせられ、そして、その二枚の表皮片11、12の一方が、その両縫い代17、18の側に折り曲げられ、寄せ込みガイド(図示せず)を用いてその両縫い代17、18の縫い合わせ19の近傍で玉ぶち相当の筒状ビード20に寄せ込まれ、そして、シングル・ステッチ21でその両縫い代17、18の上に縫いとじられる。
その表皮10において、15は裏面、そして、16は裏面である。
したがって、この表皮10では、その筒状ビード20がその二枚の表皮片11、12のその両縫い代17、18の縫い合わせ近傍でその二枚の表皮片11、12の一方を寄せ込み、そして、そのシングル・ステッチ21でその両縫い代17、18の上に縫いとじられて通常の玉ぶち相当の形状に形成されるので、その筒状ビード20から芯材が省かれて着座者に異物感が与えられず、そして、その縫目19やそのシングル・ステッチ21が保護され、さらに、目線角度によって縫製ラインが多様的に見えて、すなわち、その縫目ラインやそのシングル・ステッチ・ラインが見えて通常の玉ぶち相当の意匠効果が得られ、そして、そのフロント・シートの外観品質が向上される。
図3および4は、乗用車のフロント・シートのシート・クッション60に活用されるところのこの発明の自動車シートに用いる表皮の具体例40を示し、そして、その表皮40では、二枚の表皮片41、42が、互いに表面43、44を重ね合わせて両方の縫い代47、48で縫い合わせられ、そして、その二枚の表皮片41、42の一方が、その両縫い代47、48の側に折り曲げられ、寄せ込み押し(図示せず)を用いてその両縫い代47、48の縫い合わせ49の近傍で裏面45の側に立体形状出し玉芯を挟み込んで寄せ込まれ、シングル・ステッチ51でその両縫い代47、48の上に縫いとじられ、そして、その後に、その玉芯52を引き抜いて玉ぶち相当の筒状ビード50を形成する。
その表皮40において、46は裏面である。
したがって、この表皮40では、その前述された表皮10と同様に、その筒状ビード50から芯材が省かれて着座者に異物感が与えられず、そして、その縫目49やそのシングル・ステッチ51が保護され、さらに、目線角度によって縫製ラインが多様的に見えて、すなわち、その縫目ラインやそのシングル・ステッチ・ラインが見えて通常の玉ぶち相当の意匠効果が得られ、そして、そのフロント・シートの外観品質が向上される。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車シートに用いる表皮は、二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられて、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で玉ぶち相当の筒状ビードに寄せ込まれ、そして、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられ、また、この発明の自動車シートに用いる表皮は、二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられて、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で裏面側に立体形状出し玉芯を挟み込んで寄せ込まれ、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられ、そして、その玉芯を引き抜いて玉ぶち相当の筒状ビードを形成するので、この発明の自動車シートに用いる表皮では、その筒状ビードから芯材が省かれて着座者に異物感が与えられず、そして、その縫目やそのシングル・ステッチが保護され、さらに、目線角度によって縫製ラインが多様的に見えて、すなわち、その縫目ラインやそのシングル・ステッチ・ラインが見えて通常の玉ぶち相当の意匠効果が得られ、そして、そのフロント・シートの外観品質向上が図られ、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
この発明の自動車シートに用いる表皮の具体例で覆われた乗用車のフロント・シートのシート・クッションを示した斜視図である。 図1の2−2線に沿って示した断面図である。 この発明の自動車シートに用いる表皮の具体例で覆われた乗用車のフロント・シートのシート・クッションを示した斜視図である。 立体形状出し玉芯を挟み込んでシングル・ステッチ掛け作業を示した断面図である。
符号の説明
10 表皮
11 表皮片
12 表皮片
13 表面
14 表面
15 裏面
16 裏面
17 縫い代
18 縫い代
19 縫い合わせ/縫目
20 筒状ビード
21 シングル・ステッチ
22 表皮部分
30 シート・クッション
40 表皮
41 表皮片
42 表皮片
43 表面
44 表面
45 裏面
46 裏面
47 縫い代
48 縫い代
49 縫い合わせ/縫目
50 筒状ビード
51 シングル・ステッチ
52 立体形状出し玉芯
60 シート・クッション

Claims (2)

  1. 二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられ、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で玉芯を省いた中空の玉ぶち相当の筒状ビードに寄せ込まれ、そして、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられるところの自動車シートに用いる表皮。
  2. 二枚の表皮片が、互いに表面を重ね合わせて両方の縫い代で縫い合わせられ、そして、その二枚の表皮片の一方が、その両縫い代側に折り曲げられ、その両縫い代の縫い合わせ近傍で裏面側に立体形状出し玉芯を挟み込んで寄せ込まれ、シングル・ステッチでその両縫い代上に縫いとじられ、そして、その玉芯を引き抜いて中空の玉ぶち相当の筒状ビードを形成するところの自動車シートに用いる表皮。
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