JP4564304B2 - シートのポケット縫い付け構造 - Google Patents
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Description
次に例えば図8(ロ)に示すように、縁体21の縁部分21bをポケット4の外方(紙面右方)に折り返して、縁体21の縁部分21bをポケット4の縁部分4aの内面に入り込ませ、外面から縁体21、ポケット4の縁部分4a、縁体21の縁部分21b及びシートの表皮11を縫い付ける(縫い付け部N12)。これにより、縁体21によってポケット4の縁部分4aを綺麗に覆うことができるのであり、縁体21の縁部分21a,21bも外に露出しない。
本発明はシートのポケット縫い付け構造において、縁体によってポケットの縁部分を綺麗に覆うことができ、縁体の縁部分も外に露出しない状態を、手間や熟練をあまり要することなく得ることができるように構成することを目的としている。
本発明の特徴は、シートのポケット縫い付け構造において次のように構成することにある。
シートの表皮にポケットの縁部分が重ねられ、ポケットとは別体のもので二つ折りされた縁体の二つの縁部分の両方がポケットの外方に向くようにポケットの縁部分の外面に重ねられた状態で、ポケットの縁部分と縁体の二つの縁部分とがシートの表皮に縫い付けられている。ポケットの縁部分と縁体の二つの縁部分と縁体の二つの縁部分の縫い付け部とに外面から重なるように、縁体の二つ折り部分がポケットの外方に折り返されている。ポケットの外方に折り返された縁体の二つ折り部分が、ポケットの縁部分及び縁体の二つの縁部分よりも外方に出されてシートの表皮に縫い付けられている。
本発明の特徴によると、例えば図5(イ)(ロ)(ハ)に示すように、シートの表皮11にポケット4の縁部分4aが重ねられ、ポケット4とは別体のもので二つ折りされた縁体12の二つの縁部分12aの両方がポケット4の外方に向くようにポケット4の縁部分4aの外面に重ねられた状態で、ポケット4の縁部分4aと縁体12の二つの縁部分12aとがシートの表皮に縫い付けられている。この状態において、ポケット4の縁部分4aと縁体12の二つの縁部分12aと縁体12の二つの縁部分12aの縫い付け部N1,N2とに外面から重なるように、縁体12の二つ折り部分12bがポケット4の外方に折り返されており、ポケット4の外方に折り返された縁体12の二つ折り部分12bが、ポケット4の縁部分4a及び縁体12の二つの縁部分12aよりも外方に出されてシート11の表皮に縫い付けられている。
このように本発明の特徴によると、縁体の二つ折り部分を有効に利用することにより、例えば図8(イ)(ロ)に示すように、縁体(二つ折り部分)をポケットの縁部分の内面に入り込ませなくても良いのであり、手間や熟練をあまり要することなく縁体の二つ折り部分をシートの表皮に縫い付けることができる。
本発明の特徴によると、シートのポケット縫い付け構造において、縁体をポケットの縁部分の内面に入り込ませなくても、縁体によってポケットの縁部分を綺麗に覆うことができ、縁体の縁部分も外に露出しない状態を、手間や熟練をあまり要することなく得ることができるようになって、ポケットの縫い付けの生産性の向上及び生産コストの低減を図ることができた。
図5(イ)に示すように、ポケット4の縁部分4aがシートの表皮11に縫い付けられている(縫い付け部N1)。図2及び図5(ロ)に示すように、細長い帯布状の縁体12が用意されて、縁体12が二つ折りにされており、二つ折りされた縁体12の縁部分12aがポケット4の外方(図5(ロ)の紙面右方)に向くように、ポケット4の縁部分4aの外面及びシートの表皮11に縫い付けられている(縫い付け部N1よりもポケット4の内方(図5(ロ)の紙面左方)に位置する縫い付け部N2)。この場合、ポケット4の縁部分4aの位置と、縁体12の縁部分12aの位置とが揃えられている。
蓋体5の縁部分5aに対しても、前述の記載及び図2,3,4,5(イ)(ロ)(ハ)と同様に縁体12が縫い付けられる。
図2,3,4に示すように、ポケット4の縁部分4bはシートの表皮11に縫い付けられていない。図2,3,4,6(イ)に示すように、細長い帯布状の縁体13が用意されて、縁体13の一方の縁部分13aがポケット4の外方(図6(イ)の紙面上方)に向くように、ポケット4の縁部分4bの外面に縫い付けられている(縫い付け部N4)。
蓋体5の縁部分5bに対しても、前述の記載及び図2,3,4,6(イ)(ロ)と同様に縁体13が縫い付けられる。
前述の[発明を実施するための最良の形態]の図5(イ)(ロ)(ハ)に代えて、図7(イ)(ロ)に示すように構成してもよい。
図7(イ)に示すように、細長い帯布状の縁体12が用意されて、縁体12が二つ折りにされており、ポケット4の縁部分4a及び二つ折りされた縁体12の縁部分12aが、一度にシートの表皮11に縫い付けられている(縫い付け部N6)。この場合、ポケット4の縁部分4aの位置と、縁体12の縁部分12aの位置とが揃えられている。
蓋体5の縁部分5aに対しても、前述の記載及び図7(イ)(ロ)と同様に縁体12が縫い付けられる。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]において、シートの表皮11、ポケット4(裏生地6及び表生地7)、蓋体5(裏生地6及び表生地7)、縁体12,13の素材としては、布地以外に、革や合成皮革、ビニールシート等を使用してもよい。
ポケット4及び蓋体5が縫い付けられる位置について、図1に示す背もたれ部2の背面の上部左側部ばかりではなく、背もたれ部2の背面の上部右側部や下部の右及び左側部、背もたれ部2の右及び左の横側部、座部1の右及び左の横側部等が考えられる。
4a ポケットの縁部分
11 シートの表皮
12 縁体
12a 縁体の縁部分
12b 縁体の二つ折り部分
N1,N6 縫い付け部
Claims (1)
- シートの表皮(11)にポケット(4)の縁部分(4a)が重ねられ、前記ポケット(4)とは別体のもので二つ折りされた縁体(12)の二つの縁部分(12a)の両方が前記ポケット(4)の外方に向くようにポケット(4)の縁部分(4a)の外面に重ねられた状態で、前記ポケット(4)の縁部分(4a)と前記縁体(12)の二つの縁部分(12a)とが前記シートの表皮(11)に縫い付けられ、
前記ポケット(4)の縁部分(4a)と前記縁体(12)の二つの縁部分(12a)と前記縁体(12)の二つの縁部分(12a)の縫い付け部(N2,N6)とに外面から重なるように、前記縁体(12)の二つ折り部分(12b)がポケット(4)の外方に折り返され、
前記ポケット(4)の外方に折り返された縁体(12)の二つ折り部分(12b)が、前記ポケット(4)の縁部分(4a)及び前記縁体(12)の二つの縁部分(12a)よりも外方に出されてシートの表皮(11)に縫い付けられているシートのポケット縫い付け構造。
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JP2006056411A JP2006056411A (ja) | 2006-03-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5926049U (ja) * | 1982-08-11 | 1984-02-17 | デルタ工業株式会社 | 自動車用シ−トポケツトの構造 |
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