JPH035442Y2 - - Google Patents

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JPH035442Y2
JPH035442Y2 JP1015286U JP1015286U JPH035442Y2 JP H035442 Y2 JPH035442 Y2 JP H035442Y2 JP 1015286 U JP1015286 U JP 1015286U JP 1015286 U JP1015286 U JP 1015286U JP H035442 Y2 JPH035442 Y2 JP H035442Y2
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sun visor
visor
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recess
sun
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JP1015286U
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、所望の遮光面積を確保するととも
に、サンバイザ格納時に限り小形化を図るように
した自動車用サンバイザに関する。
《従来技術とその問題点》 周知のように、自動車のフロントウインド上方
には、直射日光を遮光する目的でサンバイザが設
けられている。
このサンバイザは、所望の遮光面積を備えたサ
ンバイザ本体と、このサンバイザ本体の一側縁内
に一端を回動自在に挿通したシヤフトとからな
り、このシヤフトの他端を天井側に固定すること
により、通常はサンバイザ本体を天井面に沿うべ
く格納し、使用時にはサンバイザ本体をシヤフト
廻りに下側に回動させ、フロントウインドとほぼ
平行状態に位置決めし、所望の遮光を図るという
ものである。
ところで、不慮の事故から乗員の身を守るため
にシートベルトが一般装備されており、このシー
トベルト着用に際し、乗員の搭乗に伴い自動的に
シートベルトを装着するようにしたいわゆるパツ
シブ型シートベルトが従来から知られている。特
に最近シートベルト着用を義務付けした法律が法
令化される等このパツシブ型シートベルトの採用
は今後増々増える傾向にある。
このパツシブ型シートベルトにおいては、第4
図に示すようにルーフサイド1にシートレールが
内蔵されるため、このルーフサイド1は車室内側
にかなり膨出状に形成されている。ところでサン
バイザ2は通常フロントウインドの上部両側に位
置して直射日光を遮光するのであるが、上述した
パツシブ型シートベルトを備えた乗用車にあつて
は、サンバイザ2を天井面に外納する際、前述し
たルーフサイド1の膨出端1aならびにフロント
ピラー4の膨出端4a(第4図中斜線部で示す)
とサンバイザ2とが干渉し、円滑な格納操作が期
待できないばかりか、正確な格納位置に保持でき
ないという不具合が生じていた。
これらの対策として、ルーフサイド1ならびに
フロントピラー4の膨出端1a,4aを避けるた
め、サンバイザ本体3の側縁3aを湾曲状に成形
したサンバイザが提案されているが、成形費用が
高いものとなり、加えて使用時の体裁も良くな
く、改良が望まれていた。
これに関連してサンバイザ本体3の側縁3aを
切欠き、すなわち長手方向の寸法を小形に設定し
(側縁位置を1点鎖線で示す3bまで縮小する)、
ルーフサイド1との干渉を防ぐ方式のサンバイザ
が検討されている。
しかしながらこのような小形化したサンバイザ
にあつては、サンバイザの使用時にサンバイザ本
体3の側縁3bとフロントピラー4との間に間隙
が生じ、充分な遮光性能が得られないため、安全
運転上必ずしも満足のいくものではなかつた。
《考案の目的》 この考案は、上述の事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的とするところは、サンバイザ使
用時には所望の遮光面積を確保できる一方、天井
面に格納するときに限り、天井面やルーフサイド
等との干渉を回避するため小形化できるようにし
た自動車用サンバイザを提供することにある。
《考案の構成と効果》 前記目的を達成するために、本考案に係るサン
バイザは、一方側縁に開口が設けられ、この開口
から中央部に向けて凹部が形成されたサンバイザ
本体と、上記サンバイザ本体の凹部内に収納さ
れ、サンバイザ使用時遮光面積の拡大を図るため
に用いる補助バイザと、上記補助バイザを凹部内
から側方に向け突出させる付勢手段と、補助バイ
ザをサンバイザ本体の凹部内に収納し、補助サン
バイザを所定位置で位置決め係合する係合手段
と、前記係合手段を解除する解除ボタンとを備
え、 サンバイザ使用時、解除ボタンを押圧し、サン
バイザ本体の凹部内に収納された補助バイザを上
記付勢力により所定寸法外方に突出させるように
したことを特徴とする。
すなわち本考案によれば、サンバイザ本体内の
凹部内に補助バイザが収納され、かつその位置で
補助バイザは確実に係合されており、解除ボタン
の操作により、この係合を解除し、バネ材等の付
勢力により補助バイザを凹部から突出させサンバ
イザ本体の側縁から所定寸法突出させて、遮光面
積の拡大を図るようにしたものであるから、充分
な遮光性能が得られ安全運転に大きく貢献するこ
とができる。
そして本願にあつては、補助バイザを外方に突
出させた状態のサンバイザを天井面に沿つて格納
する際、補助バイザをサンバイザ本体の凹部内に
押圧すれば、補助バイザを凹部内に確実に収納す
る位置で係合手段が作用し、結果的にサンバイザ
を小形化することができるものであるから、天井
面に沿つて格納するように上方へ回動する際、ル
ーフサイド,フロントピラー,天井等に何等干渉
することなく、円滑な格納操作が期待できる利点
がある。
《実施例の説明》 以下、本考案に係る自動車用サンバイザの一実
施例について添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る自動車用サンバイザの使
用状態を示す一部破断正面図、第2図は同サンバ
イザの断面図、第3図はサンバイザの使用時、格
納時の状態を示す説明図である。
第1図において、本考案に係るサンバイザ10
は、サンバイザ本体11と、このサンバイザ本体
11内に収納される補助バイザ12とから大略構
成され、さらにサンバイザ本体11には略L字状
のシヤフト13の一端が回動自在に挿通され、こ
のシヤフト13の他端は車体側に固定されるブラ
ケツト14内に同様に回動自在に挿通されてい
る。
従つてサンバイザ本体11はシヤフト13廻り
に上下方向に回動自在であり、かつシヤフト13
はブラケツト14内で回動自在であるため、サン
バイザ本体11は左右方向に回動可能な構成とな
つている。
そして本願にあつては、補助バイザ12を収納
するためサンバイザ本体11の一方側縁に開口1
5が形成され、この開口15から本体中央部に向
けて凹部16が形成されている。そしてこの凹部
16内に前記補助バイザ12が収納される。なお
この凹部16を形成するため、本実施例では樹脂
成形体17を上記開口15内に嵌込み固定するこ
とにより構成している。
次に、補助バイザ12の収納構造及び付勢手段
について詳細に説明すれば、この補助バイザ12
の端縁12a側にバネ部材18の一端が固定され
ており、かつこのバネ部材18の他端は凹部16
の底面すなわち樹脂成形体17の底面17aに固
定され、このバネ部材18のバネ力により、補助
バイザ12は常時凹部16内から外方へ突出する
方向に付勢され付勢手段を構成している。
さらに補助バイザ12の係合手段としては、補
助バイザ12の端縁12a側にスプリング鋼から
なる係合片19が凹部16の底面側に対向して突
設されており、この係合片19は後述する受承部
材と着脱自在に係合する。なお係合片19は補助
バイザ12の芯材20に強固に接合されている。
そして、受承部材21は、樹脂成形体17の底
部に近い側面に固定されるシリンダ状のベース2
2と、このベース22内に出没自在に可動する可
動片23と、ベース22内に内装され、上記可動
片23を進出方向に付勢する付勢バネ24とから
構成され、さらに可動片23は大径部23a、小
径部23bとからなり、かつ可動片23の先端を
サンバイザ本体11の表面側に臨ませて、可動片
を押圧操作する解除ボタン25が設けられてい
る。
そして通常は、付勢バネ24のバネ力により、
可動片23の大径部23aがサンバイザの厚み方
向のほぼ中央部に位置し、補助バイザ12を収納
させたとき、係合片19がこの大径部23aに係
合することにより、補助バイザ12を所定の収納
位置で確実にロツクするようになつており、係合
手段を構成している。
そしてサンバイザ使用時、遮光面積の拡大を図
るため、補助バイザ12を外方に突出させたいと
きに、解除ボタン25を押圧すれば、可動片23
が付勢バネ24のバネ力に抗してベース22内に
没入し、係合片19に対応する位置には、可動片
23の小径部23bが位置し、係合片19と受承
部材21との係合が解除されることになり、よつ
てバネ部材18の付勢力により補助バイザ12は
凹部16から外方に突出し、サンバイザ本体11
の一方側縁11aから所定寸法外方に位置して、
遮光面積の拡大を図ることが可能となる。
なお図中26は補助バイザに設けたストツパ片
を示し、このストツパ片26が樹脂成形体17の
開口近傍に設けた突起27に当接し、突出量の位
置規制が行なわれる。
このように本願にあつては、第3図に示すよう
にサンバイザ使用時、解除ボタン25を作用させ
て、補助バイザ12をサンバイザ本体11から所
定量突出させて遮光面積の拡大を図り、サンバイ
ザ格納時には、補助バイザ12をサンバイザ本体
11の凹部16内に収納させて、小形化した状態
で天井面に沿つて格納するようにしたものである
から、ルーフサイド28ならびにフロントピラ
ー,天井面(共に図示せず)等に干渉することな
く円滑に格納操作が行なえる。
なお上記サンバイザ本体11ならびに補助バイ
ザ12の構成は公知のサンバイザの構成、すなわ
ちワイヤフレームの上下面にウレタンフオーム等
のパツド材を介してこれらの全周をPVCシート
等の表皮材で被覆する構成であるが、表皮材の材
質、色調を統一するようにすれば美観上好まし
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用サンバイザの使
用状態を示す一部破断正面図、第2図は第1図中
−線断面図、第3図は本考案に係るサンバイ
ザの使用状態,格納状態をそれぞれ示す説明図、
第4図は従来のサンバイザを示す全体斜視図であ
る。 10…自動車用サンバイザ、11…サンバイザ
本体、12…補助バイザ、15…開口、16…凹
部、17…樹脂成形体、18…バネ部材、19…
係合片、21…受承部材、22…ベース、23…
可動片、24…付勢バネ、25…解除ボタン、2
6…ストツパ片、28…ルーフサイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方側縁に開口が設けられ、この開口から中央
    部に向けて凹部が形成されたサンバイザ本体と、
    上記サンバイザ本体の凹部内に収納され、サンバ
    イザ使用時遮光面積の拡大を図るために用いる補
    助バイザと、上記補助バイザを凹部内から側方に
    向けバネ部材のバネ力により突出させる付勢手段
    と、補助バイザをサンバイザ本体の凹部内に収納
    し、補助バイザに設けた係合片と凹部内に設置さ
    れこの係合片と係合する受承部材の可動片とから
    なり、補助バイザを所定位置で位置決め係合する
    係合手段と、可動片の先端をサンバイザ本体の表
    面側に臨ませ、押圧操作することにより、上記可
    動片と補助バイザの係合片との係合を解除する解
    除ボタンとを備え、 サンバイザ使用時、解除ボタンを押圧し、サン
    バイザ本体の凹部内に収納された補助バイザを上
    記付勢手段により所定寸法外方に突出させるよう
    にしたことを特徴とする自動車用サンバイザ。
JP1015286U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH035442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1015286U JPH035442Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1015286U JPH035442Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62122716U JPS62122716U (ja) 1987-08-04
JPH035442Y2 true JPH035442Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30796184

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0528085Y2 (ja) * 1987-10-06 1993-07-19
JPH0547685Y2 (ja) * 1988-10-14 1993-12-16

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JPS62122716U (ja) 1987-08-04

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