JPH0353201A - 耐熱性カラーフィルターおよびその製造方法 - Google Patents

耐熱性カラーフィルターおよびその製造方法

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JPH0353201A
JPH0353201A JP1188625A JP18862589A JPH0353201A JP H0353201 A JPH0353201 A JP H0353201A JP 1188625 A JP1188625 A JP 1188625A JP 18862589 A JP18862589 A JP 18862589A JP H0353201 A JPH0353201 A JP H0353201A
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沢田 豊明
Tamahito Tani
瑞仁 谷
Makoto Sakakawa
誠 坂川
Masaji Yonezawa
米澤 正次
Takeo Sugiura
杉浦 猛雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカラー液晶表示装置の液晶セル等に内設すると
好適なカラーフィルターとすることができ、更に詳しく
は、TN(ツイステノド・ネマチック)型液晶表示、(
,H(ゲスト・ホスト)型液晶表示、STN (スーパ
ー・ツイステノド・ネマチック)液晶表示およびFLC
(強誘電性液晶)表示装置に適する色分解用カラーフィ
ルターおよびその製造方法に関する. く従来の技術〉 従来、カラーフィルターは、染色可能な有機天然物(ゼ
ラチン、カゼイン等)を精製して、低分子(1万〜5万
)に分解したものを用いている。
この有機物は、水に可溶であるため、水溶液をコーティ
ング、パターニング染色およびベーキングを各着色ごと
にくり返してカラーフィルターを作成していた。しかし
ながら被染色体が天然物であるため耐熱性に弱いことと
、染料を用いるため耐光性にも弱いと言う難点があった
。また一方、耐熱耐光性を向上させるために、顔料の使
用について、種々、検討されているが顔料の分散性に問
題があり均一性が良く透明度の高い、実用的なカラーフ
ィルターを作威することは難しかった。また耐熱性につ
いてカラーフィルターに液晶を動作させるための透明電
極の蒸着と液晶を配向させるためのポリイミド系樹脂の
コーティングおよび焼成が必要である. また一方、耐光性は野外及び車載用に使用する場合に直
接太陽光を受ける可能性があり、高い耐光性が望まれて
いた. く発明の目的〉 アクリル系樹脂は耐熱性、透明性および耐薬品性が優れ
ており、また一方顔料は染料に比較して耐熱性、耐光性
に優れているので、アクリル系樹脂に顔料を高度に分敗
することにより、耐熱性、耐光性および透明度の良い液
晶用のカラーフィルターを作成することができた.この
特性の優れたカラーフィルターを提供することを目的と
する.く発明が解決しようとする課題〉 すなわち本発明は、基板上に、アクリル樹脂、有機色素
、分散剤および溶剤を主成分とする着色樹脂組成物をコ
ーティングして、任意の色数で所望のパターン形状に各
色別に設けたカラーフィルターであって、上記アクリル
樹脂のモノマーが、一般式: R CH.  = C − COOI1 ・−・−・・(a
lC113 Cllz  = C   C00−CHI−CI{2−
011 =・・・・・・・(blR2 CHz  = C −C00    R s  ”・−
 − (C)(R,  R.はそれぞれHまたはCH2
  Rlは炭素数1〜5のアルキル基を示す)であり、
少なくとも(al及び(b)を含み、しかも<C> は
■種又はそれ以上を含む樹脂であり、その組成比が(a
lto〜25重量部、い)10〜30重量部、(C) 
4 0〜80重量部、である七ノマー組成からなること
を特徴とするカラーフィルター 従来技術で述べたことくゼラチン・カゼインを用いる染
色タイプのカラーフィルターは耐熱性、耐光性に若干の
問題があった。又、顔料を使用して耐光性を向上させる
ことは検討されている力S,顔料の分散性に問題があり
、透明性と均一性を良くすることが難しかった。しかし
ながら、均一性と透明性の良いカラーフィルターを作成
することが可能となった。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち本発明は、基板上に、アクリル樹脂、有機色素
、分散剤および溶剤を主成分とする着色樹脂組成物をコ
ーティングして、任意の色数で所望のパターン形状に各
色別に設けたカラーフィルターであって、上記アクリル
樹脂のモノマーが、一般式: R CHI = C  COOH − − − (a)C1
13 CL = C  Coo−CHz−CI{z−Of{・
・・・・・・・・(b)R! CHt =CCOO  R3 ・・・・・・・・・(C
)(RI  R2はそれぞれHまたはClh  R3 
は炭素数1〜5のアルキル基を示す)であり、少なくと
も(a)及び(b)を含み、しかも(C)は1種又はそ
れ以上を含む樹脂であり、その組成比が(a) 1 0
〜25重量部、(bHO〜30重量部、(C) 4 0
〜80重量部、である七ノマーIJl戒からなることを
特徴とするカラーフィルターである。
さらに本発明であるカラーフィルターについて図を参照
しながら説明する。第l図は、カラーフィルターを使用
した液晶表示装置の1例を示す。
光fi (1)として螢光燈等を発した白色光は、偏光
板(2)透明基板(3)を通して、画像電極(4)と配
向膜(5)を通り液晶(6)に進み、さらに配向膜(8
L透明M h (9)を通りカラーフィルター00)で
三原色に分解される。
さらに透明基板01)を通り偏光Fi.02)を通り視
感により色として認識される。この様な表示装置におい
て、液晶(6)は、配向膜(5)および(8)と封止材
(7)に接して封入さされ、画素電極(4)と透明電極
(11)の間に印加された電気信号に配向を変える。こ
の時、偏光板(2)と021の作用により光シャノター
として作用し、カラーフィルターを通った光は情報化さ
れる。
カラーフィルター00)の各色の大きさは、画素霊極(
4)と同一であり、大型ディスプレイの場合は、数ミリ
メートル角、携帯型ディスプレイの場合は数十ミクロン
ないし数百ミクロンメートル角であり、カラーフィルタ
ー(10)は、微細加工の可能な素材から構成されなけ
ればならない。
次に本発明のカラーフィルターの構成について以下説明
する。第1図に示す様に透明基板(10としては、ガラ
ス基板、透明樹脂板、透明樹脂フイルム等が適用できる
カラーフィルター00)は、通常該透明基板(10上に
位置し、更に該カラーフィルター00上に透明電極(9
)が設けられるのが一般的である.しかし場合によって
は、透明基仮01)上に透明電極を設け、その上にカラ
ーフィルターが位置することもある。
カラーフィルター00は第1図で示したように、例えば
赤色フィルター層(R)、緑色フィルター層(G)、青
色フィルター[ (B)からなる.また場合によっては
、黒色もしくは、不透明の遮光層または、無着色層が(
R) 、(G) 、(B)の間に介在して設けられるこ
ともある。赤色フィルター層(R) はアクリル系樹脂
、赤色顔料、分散剤を主戒分として構成される。以下同
様に緑色フィルター層(G)青色フィルター層(B) 
 もアクリル系樹脂・顔料・分散剤から成る。アクリル
系樹脂の役割は透明基板(11)上に各色顔料を固定せ
しめ、また必要に応じて任意の形状でパターン化を可能
ならしめ、更にカラーフィルター〇ω上に、透明雷極(
9)を形戊丁る場合の基材となる。各色の顔料は、白色
光を分解する役割を担うため、透明性・耐光性・耐熱性
が優れていなければならない。該顔料の一次粒子径は、
0.3 μm以下好ましくは0.1 μm以下であって
可視光の波長に対して十分小さくする。さらに言えば透
明性の優れた顔料として有機顔料が望ましい。分散剤と
しては、顔料の凝集を防ぎアクリル系樹脂中に該,顔料
を均一に分散させるために添加される.従って該分散剤
もまた耐熱性を有し、カラーフィルター00)の諸特性
を阻害してはならない.この目的に合致する分散剤とし
て、顔料または染料の有機色素誘導体が極めて有効であ
ることが判明した。分散剤としては、勿論、該顔料の語
導体に限定する必要はなく、陽イオン活性剤、陰イオン
活性剤、非イオン活性剤等も適用できる。
アクリル系樹脂に対する顔料の重量比は、通常0.25
なし3の範囲が好ましい。顔料の比率を下げるとフィル
ターとしての特性は向上するが、所定の光学濃度を得る
ためには、膜厚を大きくする必要があり、微細加工が困
難になる.a料の比率を挙げると、顔料の分散性および
塗布性が著しく劣化する.R料に対する分散剤の重量比
は0.01ないし0.2が好ましいが、かならずしもこ
の値に限定する必要はない.上記配合によるカラーフィ
ルターの膜厚は0.75μmないし3.0 μmであっ
た。この様にして作成されたカラーフィルターの代表的
な分光特性を第2図に示した. 本発明に用いるアクリル樹脂の七ノマーは、R, C}I t = C  COOH − − − (a)
では、R+=Hの場合メタクリル酸、R+ =CH*の
場合メタクリル酸を示す。
?L CIl■一C  COO−CHz−CHt−OH・・・
・・・・・・伽)はヒドロキシルエチルメタクリレート
を示し、 R8 CHz = C  COO − R 3・・・・・・・
・・(C)ではR2がI1の場合、メチル、エチル、プ
ロビル、イソプロビル、ブチル、イソブチル、アミル、
イソアミルの各アクリレートでありR2がCll.の場
合は各メタクリレートを示す。
またこれらの組成のアクリル樹脂を合成する時に、少量
添加することに、特性を変えることのできるモノマーと
して、ペンジルアクリレート、フェニルアクリレート、
グリシジルメタクリレート、アクリロニトリル、ビニル
アセテート、N−ビニルピロリドン、テトラヒド口フル
フリルメタクリレート等があり、これらのものを加えて
も良い。
アクリル樹脂は、上記した(a) (b) (c)を共
重合することにより得られる。これら(a) (b) 
(C)のモノマーの望ましい配合比は、(a)10〜2
5重量部、(b)10 〜30重量部(C) 4 0〜
80重量部である。
次に、樹脂を溶解させる溶剤としては、メチルセロソル
ブエチルセロソルブ、等が良く、またこれらの溶剤の混
合物でも良いが、特に溶解性、コーティング性からエチ
ルセロソルブが望ましい。
本発明に用いることができる色素としては、染料や顔料
が有るが、耐熱性、耐光性の面から顔料が望ましい. 顔料としては、硫酸バリウム、亜鉛華、硫酸鉛、酸化チ
タン、黄色鉛、ヘンガラ、群青、紺青、酸化クロム、カ
ーポンブラックなどの無機顔料、ヘンチジンイエロー6
2ベンチジンイエローOR,リソールファーストオレン
ジ3GL、バルカンファーストオレンジGC、ピグメン
トスカーレント3B,チオクンジゴマルーン、フタロシ
アニンプルー フタロシアニングリーン、インダンスレ
ンブルー グリーンゴールド、マカライトグリーンレー
キなどであるが、具体的にカラーインデックス(C,!
,)ナンバーで示す. C,I,黄色顔料  20.24.86.93,109
,110,117、125.137、13B.147,
148,153,154,166,168 C.!.オレンジ顔料 36.43.51.55.59
.61c,r、赤色顔料  9.97.122.123
.149.168.177、L80.192.215.
216、又は217,220. 223. 224. 
226. 227. 228、240 C.】.バイオレノト顔料 19.23.29.30.
37.40、50 C.I.青色顔料  15. 15:6.22.60.
64C,I,緑色顔料  7、36 C,I.,ブラウン顔料 23. 25. 26C,[
.黒色顔料  7 本発明に係わる分散剤は有機色素の講導体であり、母体
となる有機色素としてはアゾ系、フタロシアニン系、キ
ナクリドン系、アントラキノン系、ペリレン系、ベリノ
ン系、チオインジコ系、ジオキサジン系、イソインドリ
ノン系、キノフクロン系、トリフェニルメタン系、金属
錯塩系などである.これらの有機色素に置換基を有し、
色素の分散に有効な誘導体が用いられる。置換基として
は、水酸基、カルボキシル基、スルホン酸基、カルポン
アミド基、スルホンアミド基、あるいは下記一般式で示
されるいずれかの置換基である。これらの置換基から選
ばれる少なくとも1種の置換基を有する誘導体が用いら
れる。
一般式 CHz X A ( X ;酸素またはイオウ原子、 A : ア リーノレ 基) S (X:アルキレン基、R, R2  : 水素原子 またはアルキル基、 あるいはR1 R2 と で少なく とも窒素原子を含む複素環) ( R :水素原子、アルキル基またはアリー ル基、 R2 アルキル基またはアリール基、 ある いはR1とR2 とで少なくとも窒素原子を 含む複素環) 一 CH.NH −(=冫 (R,:水素原子、アルキル基、 A :アルキレン基、 R2 :アルキル基、アルコキシアルキル基またはシク
ロアルキル基、 R3 :水素原子、シクロアルキル基 あるいはR2とR3とで少なくとも 窒素原子を含む複素環) なお、色素と、分散剤の母体有機色素とは、通常相の関
係から同一のものが組合せられるが、必ずしも一致して
いる必要はない。
本発明の組成物において、組或別合は、特に限定はない
が、通常アクリル樹脂が組戒物に対し、10〜50重景
%程度であり、色素の割合はアクリル樹脂の種類や色素
の種類によって異なるが、アクリル樹脂に対し、1〜3
0重景%程度であり、また、分散剤は色素の種類などに
よって異なるが、色素に対し0.1 〜30重量%程度
である.さらに色素の含有率の高いカラーコンセントレ
イトとしても、本発明の着色組成物を使用することもで
きる。なお、必要に応して添加剤を配合することもでき
る.本発明に基づき着色組成物などを作るには、アクリ
ル樹脂、溶剤、色素、分散剤をロールミル、ボールごル
、サンド壽ル、アトライター その他の分敗、混合装置
によって分散、混合する。またアクリル樹脂、色素、分
散剤をロールξルなどで予め分散させ、次に溶剤あるい
はアクリル樹脂および溶剤のワニスで希釈することによ
り作ることもできる。また、色素および分散剤を混合し
、次にワニス等と混合、分散させることもできる。なお
、混合、分散の順序はこれだけに限るものではなく、通
宜jテうことができる。
本発明の着色組成物を重合法として用いる場合、加えら
れるモノマー及び重合開始剤を種々用いることができる
が、モノマーとしては、2官能、多官能モノマーがあり
、2官能モノマーとして、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレリート、エチレングルコールジアクリレリート
、ネオペンチルグリコール、ジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート、ビス(アクリロキシエ
トキシ)ビスフェノールA,3−メチルベンタンジオー
ルジアクリレート等があり、多官能モノマーとしてトリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペ ン タ エ
  リ  ス  リ  ト ー ノレ  ト  リ  
ア ク  リ  レ ー  ト 、   ト  リ  
ス(2−ヒドロキシエヂル)イソシアネート、ジペンタ
エリスリトールへキサアクリレート、ジベンタエリスリ
トールペンクアクリレート等があり、これらの七ノマー
は、昭和高分子味、東亜合成化学工業■、セラニーズケ
ミカル■、日本化薬@笠の市販品がある。また光重合開
始剤としては、アセトフェノン、ペンゾフェノン、ヘン
ジルジメチルケタール、ペンゾイルバーオキサイド、2
−クロロヂオキサントン等があり、大東化学工業所■、
新日曹化工■、チバガイギー、大阪有機合成化学工業■
等から市販品がある。又基板を組成物との接着性を向上
させるために市販の各種プライマーを組成物に添加する
か、または、あらかじめ基板上にコートして乾燥させた
後組成物をコートしても良い。
本発明になるカラーフィルターの製造方法は(1)該ア
クリル樹脂に顔料及び分散剤を添加して、三本ロール等
の攪拌機で十分混線し各色着色組成物を作る工程、(2
)この岨威物に重合開始剤およびアクリルモノマーを加
える工程、(3)該着色組成物を透明基板に塗布後パタ
ーン化、またはパターン状に塗布して加熱縮合し、アク
リル樹脂、顔料及び分散剤から威る着色フィルター層を
形成し、必要に応して更に上記工程を繰り返して2色以
上の色相の組合せになるカラーフィルターを形威する工
程から戒る.ここでアクリル樹脂は顔料の分散媒であり
、分散剤はアクリル樹脂中に顔料を均一に分散させるた
めの補助剤である.該顔料及び分散剤をアクリル樹脂に
添加し三本ロール等で十分混棟して各色着色ワニスを製
造する.次に透明基板01)上に該着色ワニス例えば赤
色ワニスをスピンナロールコータ一等で塗布する.次に
230 ”C以下の温度で溶剤を除き該着色ワニスの乾
燥皮膜即ち着色フィルターN O’lJを形成する.次
に超高圧水銀燈等を用いて、マスク露光し、現像して、
着色フィルター層のレリーフパターンを形或する。この
操作を、さらに2回くり返して、R,G,B (赤、緑
、青)を形成したのが第3図である。第4図は、各着色
パターンの間にすき間を設けて、その間に黒の着色組成
物を用いてコート後、ハノク露光後現像、vF.r1i
シ、各着色パターン0つの間に黒色ストライプまたは、
格子のバタン状遮光膜00を付けたものである。
以下に本発明の実施例について述べる。なお配合比は全
て重量比である。
〈実施例〉 アクリル樹脂(メタクリル酸20部、ヒドロキシエチル
メタクリレー}15部、メチルメタクリレート10部、
プチルメタクリレート55部をエチルセロソルブ300
部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビスイソブチロニトリ
ル0.75部を加えて70゛C、5時間反応より得られ
たアクリル樹脂)を樹脂濃度10%になる様にエチルセ
ロソルブで希釈した。この希釈樹脂90.1gに対し顔
料9.0g、分散剤0、9gを添加して、3本ロールで
十分混練して赤、緑、青色のワニスを作成した。以下、
顔料および分散剤を示す。
(赤色フィルタ用) ■顔料 リオトゲンレッドGD (東洋インキ製造■製C.I.
ピグメントレッド168)6.75g とりオノーゲン
オレンジR(東洋インキ製造■製C.I.ピグメントオ
レンジ36)2.25gとの混合物 ■分散剤 下記構造式の化合物 O (緑色フィルター用) ■顔料 リオノールグリーン2YS (東洋インキ製造■製C、
■.ピグメントグリーン36)6. 75gとりオノー
ゲンエロ−3G (東洋インキ製造■製C.I.ピグメ
ントエロ−154)2. 25g との混合物 ■分散剤 下記の銅フタ口シアニン誘導体 CuPC[SOJ(C+mHst)zl 2(青色フィ
ルター用) ■顔料 リオノールプルーES (東洋インキ製造■!!IC 
. 1.ピグメントブルー15:6)7.2 gとりオ
ノーゲンバイオレットHR (東洋インキ製造■C.I
.ピグメントバイオレット23)1.8gとの屓金物 ■分散剤 下記の銅フタ口シアニン誘導体 各着色樹脂100gに対しトリメチロールプロパントリ
アクリレート(モノマー)7.0g、4、4゜−ジエチ
ルア旦ノベンゾフェノン1.5gを加えて、良く攪拌し
て、着色組威吻とした。
まず、基板上に、T−グリシドキシプロビルメチルジュ
トキシシランをスビンコートして、良くスピン乾燥させ
た。青色組成物をスピンコート(1100 r.p.m
, 40秒間)し乾燥させた。70℃で20フ゜リベー
ク後、ポリビニJレアJレコーJレ5%}容演をコート
した。70゜C、20乾燥後、画素サイズ30μmxt
oo μmのマスクを用いて露光(30mj/d)  
シた,2,5%炭酸ナトリウム溶液で現像後良く水洗し
た.基板に頭料が付着しているので、柔らかいスポンジ
でこすり顔料を除去した。さらに水洗後、スピン乾燥後
230゜Cで1時間ベークしてパターンを定着させた。
緑、赤色についても各組或物を用いて同様に定着させカ
ラーフィルターを完威した.このカラーフィルターの上
に5%メラξン・エボキシ樹脂(東洋インキ■製)をコ
ートし、230゜Cで120分ベークしてオーバーコー
トを付けた。
実施例1で作威したカラーフィルターの特性は、・耐熱
性 260”CI時間以上 ・ 耐光性  240時間以上 (キセノンランプ50
,000ルクス)・平滑性 ±0. 1 m以下 であり、液晶用カラーフィルターとしての特性を示した
く発明の効果〉 従来、アクリル系樹脂と顔料とでは、分散性が良く透明
度高いm或物を得ることはできなかった。
しかしながら顔料の誘導体を分散剤として用いることに
より、透明度が良い組成物を得ることができた。本発明
によれば、顔料とアクリル樹脂を用いることにより、耐
熱性、耐光性に優れた高精細なカラーフィルターを作或
することができる。このカラーフィルターを液晶表示装
置に用いることにより、明るく優れた色特性を示す。ま
た、液晶表示装置の作或工程中に必要な熱処理にも十分
耐えうるなと、本発明は実用上極めて優れている。
【図面の簡単な説明】 第1図は、−C的な液晶表示装置の一例を示す断面図で
あり、第2図は、本発明の実施例で作威したカラーフィ
ルターの分光特性を示すグラフ図であり、第3図(A)
〜(C) は、本発明のカラーフィルターの製造方法の
一実施例を工程順に示す説明図であり、第4図は、遮光
膜を設けた本発明のカラーフィルターの一実施例を示す
説明図である.特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 10 第1図 (〃) 第2図 第3図<a) 第3図(b) 第3図LC) 第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に、アクリル樹脂、有機色素、分散剤およ
    び溶剤を主成分とする着色樹脂組成物をコーティングし
    て、任意の色数で所望のパターン形状に各色別に設けた
    カラーフィルターであって、上記アクリル樹脂のモノマ
    ーが、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (a) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (b) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (c) (R_1、R_2はそれぞれHまたはCH_3、R_3
    は炭素数1〜5のアルキル基を示す)であり、少なくと
    も(a)及び(b)を含み、しかも(c)は1種又はそ
    れ以上を含む樹脂であり、その組成比が(a)10〜2
    5重量部、(b)10〜30重量部、(c)40〜80
    重量部、であるモノマー組成からなることを特徴とする
    カラーフィルター。
  2. (2)分散剤が有機色素の誘導体である請求項(1)記
    載のカラーフィルター。
  3. (3)カラーフィルターの上にオーバーコート層を設け
    たことを特徴とする請求項(1)記載のカラーフィルタ
    ー。
  4. (4)基板上に、アクリル樹脂、有機色素、分散剤、光
    重合性モノマー、感光剤及び溶剤を主成分とする着色組
    成物を各色別に、コーティング、露光、現像により所望
    のパターン状に繰り返し施し、加熱焼成して着色層とし
    てなるカラーフィルターの製造方法であって、上記アク
    リル樹脂のモノマーが、 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (a) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (b) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (c) (R_1、R_2はそれぞれHまたはCH_3、R_3
    は炭素数1〜5のアルキル基を示す)であり、少なくと
    も(a)及び(b)を含み、しかも(c)は1種又はそ
    れ以上を含む樹脂であり、その組成比が(a)10〜2
    5重量部、(b)10〜30重量部、(c)40〜80
    重量部、であるモノマー組成からなることを特徴とする
    カラーフィルターの製造方法。
  5. (5)分散剤が有機色素の誘導体であることを特徴とす
    る請求項(4)記載のカラーフィルターの製造方法。
JP18862589A 1988-11-26 1989-07-20 耐熱性カラーフィルターおよびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0812292B2 (ja)

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