JP2003066225A - カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ

Info

Publication number
JP2003066225A
JP2003066225A JP2001252230A JP2001252230A JP2003066225A JP 2003066225 A JP2003066225 A JP 2003066225A JP 2001252230 A JP2001252230 A JP 2001252230A JP 2001252230 A JP2001252230 A JP 2001252230A JP 2003066225 A JP2003066225 A JP 2003066225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
group
color filter
parts
dispersant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001252230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3595291B2 (ja
Inventor
Hidehiro Tamadome
秀広 玉留
Yoshinori Kawasaki
義範 川崎
Kunji Kitamura
勲次 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Color Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Color Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Color Works Ltd filed Critical Sanyo Color Works Ltd
Priority to JP2001252230A priority Critical patent/JP3595291B2/ja
Publication of JP2003066225A publication Critical patent/JP2003066225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3595291B2 publication Critical patent/JP3595291B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低粘度で流動性、貯蔵安定性に優れ、鮮明
で、透明性が高く、高精細で再現性のあるパターンを形
成することができるカラーフィルタ用顔料組成物を提供
する。 【解決手段】 顔料100重量部に対して、化1の一般
式(1)により表される化合物を1〜15重量部で含有
しているカラーフィルタ顔料組成物である。ここで、一
般式(1)に於いて、Qはそれぞれ水素原子、ハロゲン
原子、炭素数1〜2の低級アルキル基若しくは低級アル
コキシ基又は水酸基の何れかを表し、Wは、化1の下段
に示す基から選択される置換基であり、mは0又は1の
整数を表し、A及びBは、それぞれ独立に−NH−Y−
SO3Hで示される基又は−OH基の何れかであり、こ
こでYは、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基
から選択される基であって置換基を含むものであっても
よい。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー液晶表示装
置、カラー撮像管素子等に用いられるカラーフィルタ用
顔料組成物及びカラーフィルタに関し、より詳細には、
鮮明で、透明性が高く、高精細のカラーフィルタを得る
ことができ、しかも低粘度で流動性、貯蔵安定性に優れ
たカラーフィルタ用顔料組成物と、その組成物を用いて
製造されるカラーフィルタとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置、カラー撮像管素子
等に用いられるカラーフィルタは、一般に、赤色
(R)、緑色(G)及び青色(B)の染料や顔料などの
着色剤を感光性樹脂に溶解又は分散させた塗布液を用
い、フォトレジスト工程により作製されている。フォト
レジスト工程に於いては、スピンコート等により基板に
塗布して着色皮膜が形成された後、フォトマスクを介し
て着色皮膜に放射線を照射して露光部を硬化させ、その
後に現像処理を行って皮膜の未露光部を除去することに
より、所望の画素パターンが形成される。また、カラー
液晶表示装置に於いては、一般的には液晶を駆動するた
めの透明電極がカラーフィルタ上に形成され、更にその
上に液晶を一定方向に配向させるための配向膜が形成さ
れる。このような透明電極及び配向膜を得るためには、
それらの形成時に、通常200℃〜250℃以上の高温
加熱が必要とされている。
【0003】以上のような方法で作成されるカラーフィ
ルタには高い透明性が要求されるので、着色剤として染
料を用いることが考えられる。着色剤として染料を用い
た場合には、染料による樹脂溶液等への溶解・染色が行
われるため、分散安定性が良好で光の透過率が高くな
る。従って、得られるカラーフィルタの光学特性は優れ
たものとなり、再現性ある画素パターンを容易に得るこ
とができる。しかしながら、着色剤として用いられる染
料は耐熱性が不十分なため、染料に合わせて温度設定を
行うと、透明電極及び配向膜の性能を充分確保すること
ができない。また、染料の耐光性が低いために、得られ
るカラーフィルタは屋外の使用には適さないという問題
点がある。
【0004】そこで、近年、耐熱性や耐光性を改善する
ために、染料に代えて顔料が用いられ、特に有機顔料が
好適に用いられるようになっている。しかし、顔料をカ
ラーフィルタ用顔料組成物に使用する場合、感光性樹脂
溶液に対して顔料粒子を分散させて着色することとなる
ため、染料と比較して光の透過率が低くなるという本質
的な問題がある。この点を考慮すれば、鮮明で透明性が
高く、高精細な再現性のある画素パターンの形成が要求
されるカラーフィルタの分野に於いては、一般に、顔料
粒径が数十〜数百ナノメーター(nm)という超微細粒
子の顔料をR、G、Bの各色について使用することが必
要となる。更に、このような超微細粒子を固形分濃度
(顔料分散体中の溶媒を強制的に除去した後の固形分)
20〜50重量%という高濃度で、且つ低粘度の流動
性、貯蔵安定性の良い分散液として設計することが求め
られている。
【0005】このような分散体は、一般的には、R、
G、Bの各顔料と、その顔料に適した顔料誘導体と、高
分子活性剤等からなる分散剤と、感光液に用いられる適
当な有機溶剤との混合物を、ビーズミル、ボールミル、
ホモジナイザー、超音波分散機、三本ロール等の分散・
混練装置を用いて、所定の粒径になるまで多大のエネル
ギーを費やすことにより調製されている。
【0006】しかしながら、目標とする顔料分散体は、
超微細粒子の顔料を高濃度で含有しているため、顔料粒
子間の凝集が非常に起こり易く、従来の分散体を用いて
も抗凝集作用が不十分であり、未だに貯蔵安定性が満足
であるとは言い難い。たとえ貯蔵安定性を満足したとし
ても、超微細粒子を分散させるために多量の分散剤が併
用されているために、これが着色皮膜の基板への密着性
不良や露光・硬化後の現像性不良を起こすなどの悪影響
を及ぼし、所望のパターンを得るのが困難となるという
問題もある。
【0007】更には、分散剤の一成分として配合使用さ
れる顔料誘導体は、カラーフィルタ用顔料分散体の流動
特性付与には必須成分ともいえるものであり、各種のも
のが提案されている。しかし、これらの顔料誘導体は、
使用される有機顔料と化学構造が類似した顔料を母体骨
格とし、側鎖に一定量のスルホン酸、スルホンアミド
基、カルボキシル基等の置換基を導入して得られるもの
であり、その製法は、顔料に反応性基を導入するため
に、一般的には、顔料を濃硫酸、発煙硫酸等に溶解させ
たり、クロロスルホン酸等を作用させるものである。そ
のため、顔料が部分的に分解・変色して色相がダークに
なり、カラーフィルタにとっては鮮明性の点で不利とな
る。また、これら顔料誘導体の粒子は非常に微細で固く
仕上がるため、顔料分散体の調製時に分散のための多く
の機械的エネルギーを要する等の本質的な問題点があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、カラーフ
ィルタに要求される鮮明で、透明性が高く、高精細で再
現性のある画素パターンを形成するための顔料分散体は
得られておらず、現状では未だ解決すべき問題点を多く
残している。本発明の目的は、このような状況に鑑み、
低粘度で流動性、貯蔵安定性に優れ、鮮明で、透明性が
高く、高精細で再現性のあるパターンを形成することが
できるカラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意研究を重ねた結果、カラーフィルタ用顔料として使用
されているR、G、B顔料のスラリーに、スルホン基を
含有した特定のトリアジン系化合物を所定量配合した顔
料が、従来の顔料誘導体の欠点を解決し、本発明の目的
とするカラーフィルタ用顔料組成物となり得ることを見
いだし、本発明を完成させたものである。
【0010】即ち、本発明のカラーフィルタ用顔料組成
物は、顔料100重量部に対して、化3の一般式(1)
により表される化合物を1〜15重量部で含有している
ことを特徴とする。
【0011】
【化3】
【0012】化3に於いて、Qはそれぞれ水素原子、ハ
ロゲン原子、炭素数1〜2の低級アルキル基若しくは低
級アルコキシ基又は水酸基の何れかを表し、Wは、化4
に示す基から選択される置換基であり、mは0又は1の
整数を表し、A及びBは、それぞれ独立に−NH−Y−
SO3Hで示される基又は−OH基の何れかであり、こ
こでYは、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基
から選択される基であって置換基を含むものであっても
よい。
【0013】
【化4】
【0014】ここで、A及びBに於ける−NH−Y−S
3Hで示される基と−OH基との比NH−Y−SO3
/OHが1/9より大きいことが好ましい。
【0015】本出願人は、一般式(1)で示される第1
級アミン化合物をジアゾ化し、カップラーとカップリン
グ反応したアゾ系の顔料誘導体が、非水系インキ、塗料
などの顔料分散剤として流動性改善効果を発揮すること
を見出し、既に出願している(特開平7−126546
号公報)。しかしながら、本発明では、顔料母体骨格を
有していない一般式(1)の化合物のみでも、従来の顔
料誘導体と同様に、分散剤としての流動性改善効果を示
し、その上、各種顔料にも有効で汎用性に優れること、
更に、一般式(1)の化合物は外観がソフトで無彩色
(無色)の化合物として取り出せる化合物であるため、
種々の顔料に対して色相変化を生じさせることも無く、
従来の顔料誘導体の欠点を全て解決し得ることを見いだ
したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をさらに詳細に説
明する。
【0017】本発明のカラーフィルタ用顔料組成物に於
ける化3の一般式(1)で示される第1級アミン化合物
(以下、「分散剤」という。)は、それぞれ独立に−N
H−Y−SO3Hで表される基又は−OH基の何れかで
あるA及びBを有している。ここで、Yは、エチレン
基、フェニレン基及びナフチレン基から選択される基で
あって置換基を含むものであってもよい。−NH−Y−
SO3Hとして使用される代表的なものとしては、タウ
リン、スルファニル酸、メタニル酸、オルタニル酸、ナ
フチオン酸、トビアス酸、2−アミノフェノール−4−
スルホン酸、2−メトキシアニリン−5−スルホン酸、
4−クロルアニリン−3−スルホン酸、2−ニトロアニ
リン−4−スルホン酸、4B酸(p−トルイジン−m−
スルホン酸)、2B酸(o−クロロ−p−トルイジン−
m−スルホン酸)、C酸(3−アミノ−6−クロロトル
エン−4−スルホン酸)、CB酸(3−アミノ−6−ク
ロロ安息香酸−4−スルホン酸)、ガンマー酸(2−ア
ミノ−8−ナフトール−6−スルホン酸)などが挙げら
れる。
【0018】これらの分散剤の調製法として、次の
(1)及び(2)で示される2つの方法が代表的なもの
である。ここでは、本発明に於ける分散剤の1つである
化5に示す分散剤Aを例としてその調製法の概略を示
す。
【0019】
【化5】
【0020】(1)まず、4,4’−ジアミノ−ジフェ
ニルスルホン1.0モルと塩化シアヌル1.0モルとを
反応させると、化6に示される化合物が得られる。次
に、この化6の化合物1.0モルとタウリン1.0モル
とを反応させ、残りの1個のClを加水分解すると、化
5に示す分散剤Aが得られる。
【0021】
【化6】
【0022】(2)まず、塩化シアヌル1.0モルとタ
ウリン1.0モルとを反応させると、化7で示する化合
物が得られる。
【0023】
【化7】
【0024】次に、この化7の化合物1.0モルと4,
4’−ジアミノ−ジフェニルスルホン1.0モルとを反
応させ、残りの1個の塩素を加水分解すると分散剤Aが
得られる。
【0025】尚、(1)及び(2)で示した方法以外に
も様々な調製法を使用すること可能である。
【0026】更に、この分散剤Aの調製例では、分散剤
A1.0モル中に於けるNH2(CH22SO3H(タウ
リン)に由来するSO3H基の導入量は1.0モルであ
ったが、化6の化合物に2.0モルのタウリンを反応さ
せれば、化3に於ける置換基A及びBの両方に−NH
(CH22SO3H基(2.0モル)が導入された最大
量のSO3H基を有する分散剤が得られる。また、タウ
リンを全く反応させることなく2個の塩素を加水分解す
れば、化3に於ける置換基A及びBの両方に−OHが導
入された分散剤が得られる。このように、反応させるタ
ウリンの量を変えることにより、分散剤中の−NH(C
22SO3H基の導入量を変更することができる。
【0027】本発明では、化3に示す化合物の1モル
(置換基A及びBの合計は2モル)のうち、−NH(C
22SO3H基の導入量が0.2モルより多いもの、
即ちNH−Y−SO3H/OH>1/9であれば本発明
に使用し得る有効な分散剤Aとなり得る。もし、タウリ
ンの導入量が少なく、この比を1/9以下の小さい値と
した分散剤では、その配合量を多くしても本発明の目的
とする着色剤を得ることができないことがある。そのた
め、A及びBに由来する−NH−Y−SO3Hで示され
る基と−OH基との比NH−Y−SO3H/OHが1/
9より大きいことが好ましい。
【0028】このようにして得られた分散剤の顔料への
添加処理は、顔料の水系スラリー中に所定量の分散剤を
均一に添加した後、濾過・乾燥・粉砕して処理しても問
題はないが、むしろ、顔料分散体の調製時に顔料と配合
して処理する方が作業上有利である。
【0029】また、分散剤の顔料への配合量は、顔料1
00重量部に対して1〜15重量部、好ましくは、2〜
10重量部である。1重量部より少なければ本発明の効
果は得られず、逆に、15重量部より多く処理してもそ
の量に見合った流動性の効果は得られず、却って現像性
など画素パターン形成に悪影響を及ぼす原因ともなるこ
とがあるので好ましくない。
【0030】本発明の分散剤は、従来からカラーフィル
タ用として使用されている顔料に使用することができ
る。例えば、C.I.Pigment Yellow83、同93、同10
9、同110、同128、同129、同138、同13
9、同150、同167、同185、C.I.Pigment Oran
ge34、同43、同71、C.I.Pigment Red122、同
123、同177、同209、同224、同254、同
255、同264、C.I.Pigment Blue15:3、同1
5:6、同60、C.I.Pigment Violet23、C.I.Pigmen
t Green7、同36等に適用することができる。
【0031】このように処理して得られた顔料は、顔料
に流動性付与剤として顔料誘導体を配合した従来の顔料
の流動特性と比較して同等以上の付与効果を示す。ま
た、本発明の分散剤自身は無彩色(無色)であるため、
顔料の鮮明性を損なうことがない。更に、得られる粉体
が固くならないため、分散体の製造工程において分散速
度が速くなり有利となる。
【0032】カラーフィルタ用としての顔料組成物は、
顔料と分散剤及び感光液に用いられる有機溶剤とを含有
する分散体を、顔料分散体として要求される固形分濃
度、顔料粒径になるように調製し、その分散体の初期粘
度、経時による粘度変化(貯蔵安定性)、顔料粒径の変
化、色度計での光の透過率などの特性値を測定すること
により評価することができる。
【0033】ここで、一般的に感光液に用いられる有機
溶剤としては、例えば、シクロヘキサノン、メチルエチ
ルケトン等のケトン化合物、エチルセロソルブ、ブチル
セロソルブ、メチルセロソルブアセテート、ブチルセロ
ソルブアセテート、エチレングリコールモノプロピルエ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート
等のアルキレングリコール化合物等が挙げられ、これら
は単独もしくは混合して用いられる。
【0034】更に、本発明に於いては、一般的に用いら
れる分散剤を加えることができ、一般的な分散剤とし
て、顔料誘導体、高分子系分散剤等の多様なタイブの市
販品を使用することができる。例えば、顔料誘導体とし
ては、アビシア社のソルスパース5000、ソルスパー
ス2200等を、また、高分子系分散剤としては、BY
K社のディスパビック162、ディスパビック163、
ディスパビック180、ディスパビック182、ディス
パビック2050、アビシア社のソルスパース2400
0GR、ソルスパース22000、ソルスパース280
00、楠本化成社のディスパロンDA−234、ディス
パロンDA−325、ディスパロンDA−375、ディ
スパロンDA−725、ディスパロンDA−234、デ
ィスパロンDA−703−50などを例示することがで
きる。これらの分散剤は適宜組み合わせて使用すること
ができる。
【0035】
【実施例】以下に、実施例、比較例を挙げ、本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、特に明記しない限り、以下の実施
例、比較例等における部及び%は重量基準で表したもの
である。
【0036】[分散剤の製造例] (分散剤A)水250部に4,4’−ジアミノ−ジフェ
ニルスルホン24.8部を加えて分散させ、塩化シアヌ
ル18.5部を加えて30℃で1時間反応させた。次
に、12.5部のタウリンを加えて80℃で1時間反応
させた。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕を行うこと
により、化8に示す構造を有する分散剤A(NH(CH
22SO3H/OH=1/1)を46.5部得た。
【0037】
【化8】
【0038】(分散剤B)水250部に3,3’−ジク
ロロ−4,4’−ジアミノビフェニル40部を加えて分
散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃で1時
間反応させた。次に、22.3部のトビアス酸を加え9
0℃で1時間反応させた。その後、濾過、水洗、乾燥及
び粉砕を行うことにより、化9に示す構造を有する分散
剤B(NH−naphthylene−SO3H/OH=1/1)を
56.5部得た。
【0039】
【化9】
【0040】(分散剤C)水250部に3,3’−ジメ
トキシ−4,4’−ジアミノビフェニル24.4部を加
えて分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃
で1時間反応させた。次に、17.3部のスルファニル
酸を加え80℃で1時間反応させた。その後、濾過、水
洗、乾燥及び粉砕を行うことにより、化10に示す構造
を有する分散剤C(NH−ph−SO3H/OH=1/
1)を50.7部得た。
【0041】
【化10】
【0042】(分散剤D)水250部に、4,4’−ジ
アミノ−ジフェニルスルホン24.8部を加えて分散さ
せ、塩化シアヌル18.5部を加えて30℃で1時間反
応させた。次に、25.0部のタウリンを加えて80℃
で1時間反応させた。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉
砕を行うことにより、化11に示す構造を有する分散剤
D(NH−(CH22−SO3H/OH=2/0)を5
7.0部得た。
【0043】
【化11】
【0044】(分散剤E)水250部に、4,4’−ジ
アミノ−ジフェニルスルホン24.8部を加えて分散さ
せ、塩化シアヌル18.5部を加えて30℃で1時間反
応させた。次に、1.3部のタウリンを加えて80℃で
1時間反応させた。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕
を行うことにより、化12(a)に示す構造を有する化
合物20%と、同(b)に示す構造を有する化合物80
%とを含有する分散剤E(NH−(CH22−SO3
/OH=1/9)を37.9部得た。
【0045】
【化12】
【0046】(分散剤F)水250部に3,3’−ジク
ロロ−4,4’−ジアミノビフェニル25.3部を加え
て分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃で
1時間反応させた。次に、26.0部のスルファニル酸
を加え90℃で1時間反応させた。その後、濾過、水
洗、乾燥及び粉砕を行うことにより、化13(a)に示
す構造を有する化合物50%と、同(b)に示す構造を
有する化合物50%とを含有する分散剤F(NH−ph
−SO3H/OH=3/1)を59.4部得た。
【0047】
【化13】
【0048】[カラーフィルタ用顔料組成物の製造例]
表1、表2及び表3に示した成分の100gとジルコニ
アビーズ400gとを容器に仕込み、2000rpmで
2時間サンドミル分散し、実施例1〜実施例14及び比
較例1〜比較例6のカラーフィルタ用顔料組成物を得
た。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】(カラーフィルタ用顔料組成物の試験、評
価法) <顔料粒径>各実施例及び比較例のカラーフィルタ用顔
料組成物を、有機溶剤プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテートで約1万倍に稀釈し、光散乱法粒度
分布測定装置(大塚電子(株)製、商品名:LPA−3
100型)を用いて平均粒径(単位:nm)を測定し
た。
【0053】<粘度>各実施例及び比較例のカラーフィ
ルタ用顔料組成物を樹脂製の密閉容器に入れ、25℃の
恒温水槽中で30分静置した後、粘度に応じて、E型粘
度計((株)トキメック製、商品名:ELD−60型)
又はB型粘度計((株)トキメック製、商品名:BL
型、30rpm値)を用いて測定し、この測定値を初期
粘度(ηi、単位:mPa・s)とした。次に、初期粘
度を測定後、その試料を恒温槽中に40℃で1週間保持
して経時安定性の促進を行い、初期粘度の測定と同様に
して粘度を測定し、経時粘度(ηt、単位:mPa・
s)とした。粘度変化率は、以下の式により計算し、顔
料分散体の安定性の指標とした。
【0054】粘度上昇率(%)=[{(ηt−ηi)/
ηi}×100]。
【0055】<色特性(Y、x、y)>各実施例及び比
較例のカラーフィルタ用顔料組成物とアクリル可溶性樹
脂(メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート系コポリマー、Mw=28
000)及びPMA(プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート)溶剤で、顔料/樹脂分=1/2と
なるように分散体を調製後、ガラス基板にスピンコータ
ー(ミカサ(株)製、商品名:1H−DX2型)を用い
て、膜厚が1.5μmとなるようにスピンコーターの回
転数を調整して塗工を行うことにより、試料を作成し
た。これを分光色彩計(ミノルタ(株)製、商品名:C
M3700d型)を用いて標準光源C、視野角2度で色
度を測定し、CIE標準表色系の(Y、x、y)で透過
率を求めた。この時、Yellow、Orange及びRedの場合は
色度座標xを、Green、Blueの場合は色度座標yを一定
値にした時のY値を表示した。
【0056】以上の試験結果を表1、表2及び表3に併
せて示した。
【0057】表1では、C.I.Pigment Red177及びC.
I.Pigment Green36の顔料について、従来の、顔料、
顔料誘導体又は高分子分散剤及び溶剤から成る系の分散
体である比較例1及び比較例2と、顔料組成物、高分子
分散剤及び溶剤から成る分散体の系である実施例1〜実
施例2及び実施例3〜実施例5をと対比して、その特性
値を比較した。
【0058】その結果、カラーフィルタ用顔料組成物と
して要求される顔料粒径、流動性、貯蔵安定性及び透明
性に於いて、共に比較例より実施例の方が良好な値を示
し、従来からの顔料分散体よりも本発明のカラーフィル
タ用顔料組成物を使用した分散体の方がバランス良くそ
の品質が向上していることが分かる。
【0059】表2に於いては、C.I.Pigment Orange43
及びC.I.Pigment Red254顔料について、また、表3
に於いては、C.I.Pigment Blue15:6及びC.I.Pigmen
t Yellow150顔料について、表1と同様にその特性値
を比較したが、同様に本発明のカラーフィルタ用顔料組
成物を使用した分散体の方が、顔料粒径、流動性、貯蔵
安定性及び透明性に於いてバランス良くその品質が向上
していることが分かる。
【0060】また、各実施例の顔料分散体を用いてカラ
ーフィルタを作製したところ、鮮明、高透明、高精細で
再現性のあるパターンを有するカラーフィルタが得られ
た。
【0061】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタ用顔料組成物
は、顔料に対して一般式(1)により表される化合物を
1〜15重量部で含有しているので、透明で、流動性及
び貯蔵安定性に優れた低粘度の顔料分散体が得られる。
従って、本発明のカラーフィルタ用顔料組成物を用いれ
ば鮮明、高透明、高精細で再現性のあるパターンを有す
るカラーフィルタが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 勲次 兵庫県姫路市延末81番地 山陽色素株式会 社内 Fターム(参考) 2H048 BA02 BA45 BA48 BB02 BB42 BB46 2H091 FA02Z FB06 LA03 LA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料100重量部に対して、化1の一般
    式(1)により表される化合物を1〜15重量部で含有
    していることを特徴とするカラーフィルタ用顔料組成
    物。 【化1】 (化1に於いて、Qはそれぞれ水素原子、ハロゲン原
    子、炭素数1〜2の低級アルキル基若しくは低級アルコ
    キシ基又は水酸基の何れかを表し、Wは、化2に示す基
    から選択される置換基であり、mは0又は1の整数を表
    し、A及びBは、それぞれ独立に−NH−Y−SO3
    で示される基又は−OH基の何れかであり、ここでY
    は、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基から選
    択される基であって置換基を含むものであってもよ
    い。) 【化2】
  2. 【請求項2】 A及びBに於ける−NH−Y−SO3
    で示される基と−OH基との比NH−Y−SO3H/O
    Hが1/9より大きいことを特徴とする請求項1記載の
    カラーフィルタ用顔料組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のカラーフィルタ用
    顔料組成物を用いたカラーフィルタ。
JP2001252230A 2001-08-23 2001-08-23 カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ Expired - Lifetime JP3595291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252230A JP3595291B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252230A JP3595291B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003066225A true JP2003066225A (ja) 2003-03-05
JP3595291B2 JP3595291B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=19080740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001252230A Expired - Lifetime JP3595291B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3595291B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009116244A1 (ja) * 2008-03-19 2009-09-24 Jsr株式会社 緑色画素、緑色画素形成用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
JP2012046603A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Sanyo Shikiso Kk 微細黄色顔料組成物及び該微細黄色顔料組成物を含む顔料分散体、並びに前記微細黄色顔料組成物の製造方法
JP2013199470A (ja) * 2012-02-20 2013-10-03 Sanyo Shikiso Kk トリアジン化合物、顔料分散助剤、顔料分散体及びレジスト組成物
TWI557189B (zh) * 2009-07-31 2016-11-11 山陽色素股份有限公司 微細顏料組成物及其製造方法
JP2018168243A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 日本化薬株式会社 クマリン化合物又はそれらの塩、並びにこれを含んだ顔料組成物
JPWO2018230595A1 (ja) * 2017-06-14 2020-04-16 富士フイルム株式会社 組成物、膜、レンズ、固体撮像素子、化合物

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673302A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH07126546A (ja) * 1993-11-06 1995-05-16 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH07207179A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤および顔料組成物
JPH09122470A (ja) * 1995-10-28 1997-05-13 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH10265697A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd 顔料分散剤、及びそれを含有する顔料組成物、顔料分散体、並びに塗料組成物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673302A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH07126546A (ja) * 1993-11-06 1995-05-16 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH07207179A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤および顔料組成物
JPH09122470A (ja) * 1995-10-28 1997-05-13 Sanyo Shikiso Kk 顔料分散剤
JPH10265697A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd 顔料分散剤、及びそれを含有する顔料組成物、顔料分散体、並びに塗料組成物

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009116244A1 (ja) * 2008-03-19 2009-09-24 Jsr株式会社 緑色画素、緑色画素形成用感放射線性組成物、カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
TWI557189B (zh) * 2009-07-31 2016-11-11 山陽色素股份有限公司 微細顏料組成物及其製造方法
JP2012046603A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Sanyo Shikiso Kk 微細黄色顔料組成物及び該微細黄色顔料組成物を含む顔料分散体、並びに前記微細黄色顔料組成物の製造方法
KR101873819B1 (ko) * 2010-08-25 2018-07-03 산요 시키소 가부시키가이샤 미세 황색안료 조성물 및 상기 미세 황색안료 조성물을 포함하는 안료 분산체 및 상기 미세 황색안료 조성물의 제조방법
JP2013199470A (ja) * 2012-02-20 2013-10-03 Sanyo Shikiso Kk トリアジン化合物、顔料分散助剤、顔料分散体及びレジスト組成物
JP2018168243A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 日本化薬株式会社 クマリン化合物又はそれらの塩、並びにこれを含んだ顔料組成物
JPWO2018230595A1 (ja) * 2017-06-14 2020-04-16 富士フイルム株式会社 組成物、膜、レンズ、固体撮像素子、化合物
TWI768062B (zh) * 2017-06-14 2022-06-21 日商富士軟片股份有限公司 樹脂組成物、硬化膜、透鏡、固體攝像元件
US11656384B2 (en) 2017-06-14 2023-05-23 Fujifilm Corporation Composition, film, lens, solid state imaging element, and compounds

Also Published As

Publication number Publication date
JP3595291B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105612440B (zh) 彩色滤光片用红色颜料分散抗蚀剂组合物
KR100303697B1 (ko) 안료분산제,안료분산액,및칼라필터용안료분산액
TWI395797B (zh) 畫素形成用著色劑及其使用
TWI710605B (zh) 彩色濾光片用綠色顏料分散物與彩色濾光片
JP2003176424A (ja) 緑色着色剤組成物及びカラーフィルター
TWI660240B (zh) 彩色濾光片用紅色顏料分散抗蝕劑組成物
JP3786748B2 (ja) カラーフィルタ用着色組成物およびカラーフィルタ
JP3595291B2 (ja) カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ
CN100410331C (zh) 用于有机颜料的分散剂
JP3605379B2 (ja) カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ
JP3954863B2 (ja) カラーフィルタ用赤色系顔料分散レジスト組成物
TWI577746B (zh) A pigment composition, a coloring composition, and a pigment composition
JP2008209804A (ja) カラーフィルタ用赤色着色組成物およびカラーフィルタ
JP2005275052A (ja) カラーフィルター用青色顔料組成物及びカラーフィルター
JP4604544B2 (ja) カラーフィルター用緑色顔料組成物およびそれを緑色画素部に含有してなるカラーフィルター
JP4602029B2 (ja) カラーフィルター用着色塗布液
JP2002121456A (ja) 顔料分散液、着色剤組成物、およびカラーフィルター
JP2006091649A (ja) カラーフィルター青色画素部用顔料組成物の製造方法及びカラーフィルター
CN105572777B (zh) 含三芳基甲烷类色素的彩色滤光片用着色组合物及含有其的抗蚀剂组合物
JP2006309171A (ja) 画素形成用着色剤およびその使用
JP5730221B2 (ja) 顔料分散剤、顔料組成物、及び顔料着色剤
JP2003222720A (ja) 反射型カラーフィルタ
JP2003004938A (ja) カラーフィルタ
JP6570461B2 (ja) 顔料分散剤、顔料組成物、及び顔料着色剤
JP5801976B1 (ja) 顔料組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3595291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term