JP3605379B2 - カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー液晶表示装置、カラー撮像管素子等に用いられるカラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタに関し、より詳細には、鮮明で、透明性が高く、高精細のカラーフィルタを得ることができ、しかも低粘度で流動性、貯蔵安定性に優れたカラーフィルタ用顔料組成物と、その組成物を用いて製造されるカラーフィルタとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー液晶表示装置、カラー撮像管素子等に用いられるカラーフィルタは、一般に、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の染料や顔料などの着色剤を感光性樹脂に溶解又は分散させた塗布液を用い、フォトレジスト工程により作製されている。フォトレジスト工程に於いては、スピンコート等により基板に塗布して着色皮膜が形成された後、フォトマスクを介して着色皮膜に放射線を照射して露光部を硬化させ、その後に現像処理を行って皮膜の未露光部を除去することにより、所望の画素パターンが形成される。また、カラー液晶表示装置に於いては、一般的には液晶を駆動するための透明電極がカラーフィルタ上に形成され、更にその上に液晶を一定方向に配向させるための配向膜が形成される。このような透明電極及び配向膜を得るためには、それらの形成時に、通常200℃〜250℃以上の高温加熱が必要とされている。
【0003】
以上のような方法で作成されるカラーフィルタには高い透明性が要求されるので、着色剤として染料を用いることが考えられる。着色剤として染料を用いた場合には、染料による樹脂溶液等への溶解・染色が行われるため、分散安定性が良好で光の透過率が高くなる。従って、得られるカラーフィルタの光学特性は優れたものとなり、再現性ある画素パターンを容易に得ることができる。しかしながら、着色剤として用いられる染料は耐熱性が不十分なため、染料に合わせて温度設定を行うと、透明電極及び配向膜の性能を充分確保することができない。また、染料の耐光性が低いために、得られるカラーフィルタは屋外の使用には適さないという問題点がある。
【0004】
そこで、近年、耐熱性や耐光性を改善するために、染料に代えて顔料が用いられ、特に有機顔料が好適に用いられるようになっている。しかし、顔料をカラーフィルタ用顔料組成物に使用する場合、感光性樹脂溶液に対して顔料粒子を分散させて着色することとなるため、染料と比較して光の透過率が低くなるという本質的な問題がある。この点を考慮すれば、鮮明で透明性が高く、高精細な再現性のある画素パターンの形成が要求されるカラーフィルタの分野に於いては、一般に、顔料粒径が数十〜数百ナノメーター(nm)という超微細粒子の顔料をR、G、Bの各色について使用することが必要となる。更に、このような超微細粒子を固形分濃度(顔料分散体中の溶媒を強制的に除去した後の固形分)20〜50重量%という高濃度で、且つ低粘度の流動性、貯蔵安定性の良い分散液として設計することが求められている。
【0005】
このような分散体は、一般的には、R、G、Bの各顔料と、その顔料に適した顔料誘導体と、高分子活性剤等からなる分散剤と、感光液に用いられる適当な有機溶剤との混合物を、ビーズミル、ボールミル、ホモジナイザー、超音波分散機、三本ロール等の分散・混練装置を用いて、所定の粒径になるまで多大のエネルギーを費やすことにより調製されている。
【0006】
しかしながら、目標とする顔料分散体は、超微細粒子の顔料を高濃度で含有しているため、顔料粒子間の凝集が非常に起こり易く、従来の分散体を用いても抗凝集作用が不十分であり、未だに貯蔵安定性が満足であるとは言い難い。たとえ貯蔵安定性を満足したとしても、超微細粒子を分散させるために多量の分散剤が併用されているために、これが着色皮膜の基板への密着性不良や露光・硬化後の現像性不良を起こすなどの悪影響を及ぼし、所望のパターンを得るのが困難となるという問題もある。
【0007】
更には、分散剤の一成分として配合使用される顔料誘導体は、カラーフィルタ用顔料分散体の流動特性付与には必須成分ともいえるものであり、各種のものが提案されている。しかし、これらの顔料誘導体は、使用される有機顔料と化学構造が類似した顔料を母体骨格とし、側鎖に一定量のスルホン酸、スルホンアミド基、カルボキシル基等の置換基を導入して得られるものであり、その製法は、顔料に反応性基を導入するために、一般的には、顔料を濃硫酸、発煙硫酸等に溶解させたり、クロロスルホン酸等を作用させるものである。そのため、顔料が部分的に分解・変色して色相がダークになり、カラーフィルタにとっては鮮明性の点で不利となる。また、これら顔料誘導体の粒子は非常に微細で固く仕上がるため、顔料分散体の調製時に分散のための多くの機械的エネルギーを要する等の本質的な問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、カラーフィルタに要求される鮮明で、透明性が高く、高精細で再現性のある画素パターンを形成するための顔料分散体は得られておらず、現状では未だ解決すべき問題点を多く残している。本発明の目的は、このような状況に鑑み、低粘度で流動性、貯蔵安定性に優れ、鮮明で、透明性が高く、高精細で再現性のあるパターンを形成することができるカラーフィルタ用顔料組成物及びカラーフィルタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、カラーフィルタ用顔料として使用されているR、G、B顔料のスラリーに、スルホン基を含有した特定のトリアジン系化合物のジアゾニウム塩の分解物を所定量処理した顔料が、従来の顔料誘導体の欠点を解決し、本発明の目的とするカラーフィルタ用顔料組成物となり得ることを見いだし、本発明を完成させたものである。
【0010】
即ち、本発明のカラーフィルタ用顔料組成物は、顔料100重量部に対して、化3の一般式(1)により表される化合物のジアゾニウム塩1〜15重量部を添加して分解処理することにより得られることを特徴とする。
【0011】
【化3】
Figure 0003605379
【0012】
化3に於いて、Qはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜2の低級アルキル基若しくは低級アルコキシ基又は水酸基の何れかを表し、Wは、化4に示す基から選択される置換基であり、mは0又は1の整数を表し、A及びBは、それぞれ独立に−NH−Y−SOHで示される基又は−OH基の何れかであり、ここでYは、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基から選択される基であって置換基を含むものであってもよい。
【0013】
【化4】
Figure 0003605379
【0014】
ここで、A及びBに於ける−NH−Y−SOHで示される基と−OH基との比NH−Y−SOH/OHが1/9より大きいことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
【0016】
本発明のカラーフィルタ用顔料組成物に於ける化3の一般式(1)で示される第1級アミン化合物(以下、「ベース」と称する。)は、それぞれ独立に−NH−Y−SOHで表される基又は−OH基の何れかであるA及びBを有している。ここで、Yは、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基から選択される基であって置換基を含むものであってもよい。−NH−Y−SOHとして使用される代表的なものとしては、タウリン、スルファニル酸、メタニル酸、オルタニル酸、ナフチオン酸、トビアス酸、2−アミノフェノール−4−スルホン酸、2−メトキシアニリン−5−スルホン酸、4−クロルアニリン−3−スルホン酸、2−ニトロアニリン−4−スルホン酸、4B酸(p−トルイジン−m−スルホン酸)、2B酸(o−クロロ−p−トルイジン−m−スルホン酸)、C酸(3−アミノ−6−クロロトルエン−4−スルホン酸)、CB酸(3−アミノ−6−クロロ安息香酸−4−スルホン酸)、ガンマー酸(2−アミノ−8−ナフトール−6−スルホン酸)などが挙げられる。
【0017】
これらのベースの調製法として、次の(1)及び(2)で示される2つの方法が代表的なものである。ここでは、本発明に於けるベースの1つである化5に示すベースAを例としてその調製法の概略を示す。
【0018】
【化5】
Figure 0003605379
【0019】
(1)まず、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル1.0モルと塩化シアヌル1.0を反応させると、化6に示する化合物が得られる。
【0020】
【化6】
Figure 0003605379
【0021】
次に、この化合物1.0モルとタウリン1.0モルとを反応させ、残りの1個の塩素を加水分解するとベースAが1.0モル得られる。
【0022】
(2)まず、塩化シアヌル1.0モルとタウリン1.0モルとを反応させると、化7で示す化合物が1.0モル得られる。
【0023】
【化7】
Figure 0003605379
【0024】
次に、この化合物1.0モルと3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル1.0モルとを反応させ、残りの1個の塩素を加水分解するとベースA1.0モルが得られる。
【0025】
尚、(1)及び(2)で示した方法以外にも様々な調製法を使用すること可能である。
【0026】
更に、このベースAの調製例では、ベースA1.0モル中に於けるNH(CHSOH(タウリン)に由来するSOH基の導入量は1.0モルであったが、化6の化合物に2.0モルのタウリンを反応させれば、化3に於ける置換基A及びBの両方に−NH(CHSOH基(2.0モル)が導入された最大量のSOH基を有するベースが得られる。また、タウリンを全く反応させることなく2個の塩素を加水分解すれば、化3に於ける置換基A及びBの両方に−OHが導入されたベースが得られる。このように、反応させるタウリンの量を変えることにより、ベース中の−NH(CHSOH基の導入量を変更することができる。
【0027】
本発明では、化3に示す化合物の1モル(置換基A及びBの合計は2モル)のうち、−NH(CHSOH基の導入量が0.2モルより多いもの、即ちNH−Y−SOH/OH>1/9であれば本発明に使用し得る有効なベースAとなり得る。もし、タウリンの導入量が少なく、この比を1/9以下の小さい値としたベースでは、その処理量を多くしても本発明の目的とする着色剤とはなり得ないことがある。そのため、A及びBに由来する−NH−Y−SOHで示される基と−OH基との比NH−Y−SOH/OHが1/9より大きいことが好ましい。
【0028】
次に、このようにして得られたベースから、ジアゾニウム塩が調製される。ジアゾニウムの調製は、水中にベースを分散させ、これを低温で塩酸を用いて塩素化した後、亜硝酸塩でジアゾ化するという、従来公知のアゾ顔料合成時にベースに対して行われる一般的なジアゾ化の処方で行うことができる。
【0029】
ベースのジアゾニウム塩の顔料への分解処理は、次のようにして行うことができる。まず、ベースのジアゾニウム塩を調製し、次に、そのジアゾニウム塩を顔料スラリー中に添加し、ジアゾニウム塩の分解条件(温度×時間の積)で分解を行う。このようにして、顔料の存在下にジアゾニウム塩を分解することにより、SOH基を含有した分解物が表面に効果的に吸着した顔料が得られるものと考えられる。
【0030】
この際、ジアゾニウム塩の分解による窒素ガスが発生すること、処理温度が高くなるに伴って分解速度が大きくなること、アルカリ側より酸性側の方が分解速度が大きくなる等の分解特性から、分解処理は、pHが約2〜4の酸性側で顔料スラリー濃度を5〜10%とし、各々のジアゾニウム塩の脱泡作業性に応じた温度を設定して行う必要がある。本発明のベースのジアゾニウム塩の分解は、70〜90℃で60〜80分程度の条件で行うことが好ましい。
【0031】
また、ジアゾニウム塩の分解処理量は、顔料100重量部に対して1〜15重量部、好ましくは、2〜10重量部を処理すればよい。1重量部より少なければ本発明の効果は得られず、逆に、15重量部より多く処理してもその量に見合った流動性の効果は得られず、また、現像性など画素パターン形成に悪影響を及ぼす原因ともなるものである。
【0032】
このようなジアゾニウム塩の分解処理は、上記したようなジアゾニウム塩を分解する系中の雰囲気で変質しない顔料に対して適用することできる。そのため、従来からカラーフィルタ用として使用されている顔料、例えば、C.I.Pigment Yellow83、同93、同109、同110、同128、同129、同138、同139、同150、同167、同185、C.I.Pigment Orange34、同43、同71、C.I.Pigment Red122、同123、同177、同209、同224、同254、同255、同264、C.I.Pigment Blue15:3、同15:6、同60、C.I.Pigment Violet23、C.I.Pigment Green7、同36等に適用することができる。
【0033】
このように処理して得られた顔料は、顔料に流動性付与剤として顔料誘導体を配合した従来の顔料の流動特性と比較して同等以上の付与効果を示し、更に、得られた顔料自身は粒子が微細にもかかわらず、処理前顔料の鮮明性を維持してソフトに仕上がるため、分散体の製造工程に於いて分散速度が速くなり、製造上有利となる。
【0034】
このように、一般式(1)で示される化合物のジアゾニウム塩を顔料に分解処理したものが、カラーフィルタ用顔料として有効となる理由は定かではないが、ジアゾニウム塩の分解過程で生じるOH基とジアゾニウム塩の窒素原子とが水素結合することにより、分解物が顔料に吸着し、分解物に由来するSOH基が顔料表面に効果的に導入され、新規な自己分散型の顔料を生成したものと推察される。
【0035】
カラーフィルタ用としての顔料組成物は、顔料と分散剤及び感光液に用いられる有機溶剤とを含有する分散体を、顔料分散体として要求される固形分濃度、顔料粒径になるように調製し、その分散体の初期粘度、経時による粘度変化(貯蔵安定性)、顔料粒径の変化、色度計での光の透過率などの特性値を測定することにより評価することができる。
【0036】
ここで、一般的に感光液に用いられる有機溶剤としては、例えば、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン等のケトン化合物、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のアルキレングリコール化合物等が挙げられ、これらは単独もしくは混合して用いられる。
【0037】
更に、一般的に用いられる分散剤としては、顔料誘導体、高分子系分散剤等の多様なタイブの市販品を使用することができる。例えば、顔料誘導体としては、アビシア社のソルスパース5000、ソルスパース2200等を、また、高分子系分散剤としては、BYK社のディスパビック162、ディスパビック163、ディスパビック180、ディスパビック182、ディスパビック2050、アビシア社のソルスパース24000GR、ソルスパース22000、ソルスパース28000、楠本化成社のディスパロンDA−234、ディスパロンDA−325、ディスパロンDA−375、ディスパロンDA−725、ディスパロンDA−234、ディスパロンDA−703−50などを例示することができる。これらの分散剤は適宜組み合わせて使用することができる。
【0038】
【実施例】
以下に、実施例及び比較例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、特に明記しない限り、以下の実施例、比較例等における部及び%は重量基準で表したものである。
【0039】
[ベースの製造例]
(ベースA)
水250部に3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジアミノビフェニル24.4部を加えて分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて30℃で1時間反応させた。次に、12.5部のタウリンを加えて80℃で1時間反応させ、化8に示す構造を有するベースA(NH(CHSOH/OH=1/1)を46.0部得た。
【0040】
【化8】
Figure 0003605379
【0041】
(ベースB)
水160部に3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノビフェニル25.3部を加えて分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃で1時間反応させた。次に、34.6部のスルファニル酸を加えて90℃で1時間反応させ、化9に示す構造を有するベースB(NH−ph−SOH/OH=2/0)を67.1部得た。
【0042】
【化9】
Figure 0003605379
【0043】
(ベースC)
水160部に3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノビフェニル25.3部を加えて分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃で1時間反応させた。次に、17.3部のスルファニル酸を加えて90℃で1時間反応させ、化10に示す構造を有するベースC(NH−ph−SOH/OH=1/1)を52.0部得た。
【0044】
【化10】
Figure 0003605379
【0045】
(ベースD)
水160部に3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノビフェニル25.3部を加えて分散させ、塩化シアヌル18.5部を加えて20℃で1時間反応させた。次に、1.8部のスルファニル酸を加えて90℃で1時間反応させ、化11(a)に示す構造を有する化合物80%と、同(b)に示す構造を有する化合物20%とを含有するベースD(NH−ph−SOH/OH=1/9)を38.8部得た。
【0046】
【化11】
Figure 0003605379
【0047】
(ベースE)
水250部に塩化シアヌル18.5部とトビアス酸22.3部を加えて20℃で1時間反応させた。次に、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン24.8部を加えて90℃で1時間反応させ、化12に示す構造を有するベースE(NH−naphthylene−SOH/OH=1/1)を56.3部得た。
【0048】
【化12】
Figure 0003605379
【0049】
[カラーフィルタ用顔料組成物の製造例]
(実施例1)
ベースA5.0部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液9.7部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却し、10%の亜硝酸ソーダ水溶液12部を加え、10℃以下で30分撹拌して約130部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Green36の顔料100部を水1600部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.2であった。このスラリーを85℃まで昇温した後、60分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例1のカラーフィルタ用顔料組成物101部を得た。
【0050】
(実施例2)
ベースB3.0部を水50部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液3.5部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却し、10%の亜硝酸ソーダ水溶液5部を加え、10℃以下で30分撹拌して約100部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Green36の顔料100部を水1600部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.5であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例2のカラーフィルタ用顔料組成物99部を得た。
【0051】
(実施例3)
ベースE6部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液12部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却し、10%の亜硝酸ソーダ水溶液13部を加え、10℃以下で30分撹拌して約150部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Green36顔料100部を水1600部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.0であった。このスラリーを80℃まで昇温した後、75分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例3のカラーフィルタ用顔料組成物102部を得た。
【0052】
(比較例1)
実施例1、実施例2及び実施例3で使用したC.I.Pigment Green36の未処理顔料をそのまま使用した。
【0053】
(実施例4)
ベースA10部を水200部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液20部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却し、10%の亜硝酸ソーダ水溶液23部を加え、10℃以下で30分撹拌して約200部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Red177の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.0であった。このスラリーを85℃まで昇温した後、60分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例4のカラーフィルタ用顔料組成物100部を得た。
【0054】
(実施例5)
ベースE8部を水120部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液16部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却し、10%の亜硝酸ソーダ水溶液17部を加え、10℃以下で30分撹拌して約170部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Red177の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.0であった。このスラリーを80℃まで昇温した後、75分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例5のカラーフィルタ用顔料組成物101部を得た。
【0055】
(比較例2)
実施例4及び実施例5で使用したC.I.Pigment Red177の未処理顔料をそのまま使用した。
【0056】
(実施例6)
ベースA12部を水200部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液24部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液28部を加え、10℃以下で30分撹拌して約25O部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Red254の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.0であった。このスラリーを85℃まで昇温した後、60分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例6のカラーフィルタ用顔料組成物105部を得た。
【0057】
(実施例7)
ベースC7部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液11部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液14部を加え、10℃以下で30分撹拌して約130部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Red254の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.5であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例7のカラーフィルタ用顔料組成物99部を得た。
【0058】
(実施例8)
ベースD15部を水400部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液30部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液40部を加え、10℃以下で30分撹拌して約400部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Red254の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.4であった。このスラリーを70℃まで昇温した後、60分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例8のカラーフィルタ用顔料組成物106部を得た。
【0059】
(比較例3)
実施例6、実施例7及び実施例8で使用したC.I.Pigment Red254の未処理顔料をそのまま使用した。
【0060】
(実施例9)
ベースC7部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液11部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液14部を加え、10℃以下で30分撹拌して約130部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Orange43の顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.5であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例9のカラーフィルタ用顔料組成物100部を得た。
【0061】
(実施例10)
ベースD15部を水500部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液30部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液40部を加え、10℃以下で30分撹拌して約400部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Orange43顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.2であった。このスラリーを70℃まで昇温した後、80分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例10のカラーフィルタ用顔料組成物104部を得た。
【0062】
(比較例4)
実施例9及び実施例10で使用したC.I.Pigment Orange43の未処理顔料をそのまま使用した。
【0063】
(実施例11)
ベースB5部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液6部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液8部を加え、10℃以下で30分撹拌して約100部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Blue15:6顔料100部を水1800部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.3であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例11のカラーフィルタ用顔料組成物103部を得た。
【0064】
(実施例12)
ベースC8部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液13部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液16部を加え、10℃以下で30分撹拌して約130部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Blue15:6顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.3であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例12のカラーフィルタ用顔料組成物105部を得た。
【0065】
(比較例5)
実施例11及び実施例12で使用したC.I.Pigment Blue15:6の未処理顔料をそのまま使用した。
【0066】
(実施例13)
ベースB5部を水100部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液6部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液8部を加え、10℃以下で30分撹拌して約100部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Yellow150顔料100部を水1800部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.3であった。このスラリーを90℃まで昇温した後、70分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例13のカラーフィルタ用顔料組成物103部を得た。
【0067】
(実施例14)
ベースE10部を水120部に撹拌しながら加えて分散させ、17.5%の塩酸水溶液16部を加えて約20分撹拌保持した。その後、氷で10℃以下に冷却した液中に10%の亜硝酸ソーダ水溶液20部を加え、10℃以下で30分撹拌して約250部のジアゾニウム塩を得た。このジアゾニウム塩を、C.I.Pigment Yellow150顔料100部を水1500部に分散させたスラリー中に加えた。その時のスラリーのpHは2.1であった。このスラリーを80℃まで昇温した後、75分間この温度を保持してジアゾニウム塩を分解処理した。その後、濾過、水洗、乾燥及び粉砕して、実施例14のカラーフィルタ用顔料組成物104部を得た。
【0068】
(比較例6)
実施例13及び実施例14で使用したC.I.Pigment Yellow150の未処理顔料をそのまま使用した。
【0069】
[顔料分散体の調製、試験及び評価]
以上のようにして調製したカラーフィルタ用顔料組成物を用い、以下のようにして顔料分散体を調製し、顔料粒径、粘度、粘度変化率(%)、色特性(Y、x、y)の試験及び評価を行った。
【0070】
(顔料分散体の調製)
表1、表2及び表3に示した顔料分散体組成物100gとジルコニアビーズ400gを容器に仕込み、2000rpmで2時間サンドミル分散した。
【0071】
【表1】
Figure 0003605379
【0072】
【表2】
Figure 0003605379
【0073】
【表3】
Figure 0003605379
【0074】
(顔料分散体の試験、評価法)
<顔料粒径>
顔料分散体を、有機溶剤プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートで約1万倍に稀釈し、光散乱法粒度分布測定装置(大塚電子(株)製、商品名:LPA−3100型)を用いて平均粒径(単位:nm)を測定した。
【0075】
<粘度>
顔料分散体を樹脂製の密閉容器に入れ、25℃の恒温水槽中で30分静置した後、粘度に応じて、E型粘度計((株)トキメック製、商品名:ELD−60型)又はB型粘度計((株)トキメック製、商品名:BL型、30rpm値)を用いて測定し、この測定値を初期粘度(ηi、単位:mPa・s)とした。次に、初期粘度を測定後、その試料を恒温槽中に40℃で1週間保持して経時安定性の促進を行い、初期粘度の測定と同様にして粘度を測定し、経時粘度(ηt、単位:mPa・s)とした。粘度変化率は、以下の式により計算し、顔料分散体の安定性の指標とした。
【0076】
粘度上昇率(%)=[{(ηt−ηi)/ηi}×100]。
【0077】
<色特性(Y、x、y)>
顔料分散体とアクリル可溶性樹脂(メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルメタクリレート系コポリマー、Mw=28000)及びPMA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)溶剤で、顔料/樹脂分=1/2となるように分散体を調製後、ガラス基板にスピンコーター(ミカサ(株)製、商品名:1H−DX2型)を用いて、膜厚が1.5μmとなるようにスピンコーターの回転数を調整して塗工を行うことにより、試料を作成した。これを分光色彩計(ミノルタ(株)製、商品名:CM3700d型)を用いて標準光源C、視野角2度で色度を測定し、CIE標準表色系の(Y、x、y)で透過率を求めた。この時、Yellow、Orange及びRedの場合は色度座標xを、Green、Blueの場合は色度座標yを一定値にした時のY値を表示した。
【0078】
以上の試験結果を表1、表2及び表3に併せて示した。
【0079】
表1では、C.I.Pigment Green36及びC.I.Pigment Red177顔料について、従来の、顔料、顔料誘導体、高分子分散剤及び溶剤から成る系の分散体である比較例1及び比較例2と、顔料組成物、高分子分散剤及び溶剤から成る分散体の系である実施例1〜実施例3及び実施例4〜実施例5をと対比して、その特性値を比較した。
【0080】
その結果、カラーフィルタ用顔料分散体として要求される顔料粒径、流動性、貯蔵安定性及び透明性に於いて、共に比較例より実施例の方が良好な値を示し、従来からの顔料分散体よりも本発明のジアゾニウム塩を分解物処理した顔料を使用した分散体の方がバランス良くその品質が向上していることが分かる。
【0081】
表2に於いては、C.I.Pigment Red254及びC.I.Pigment Orange43顔料について、また、表3に於いては、C.I.Pigment Blue15:6及びC.I.Pigment Yellow150顔料について、表1と同様にその特性値を比較したが、同様に本発明のジアゾニウム塩を分解物処理した顔料を使用した分散体の方が、顔料粒径、流動性、貯蔵安定性及び透明性に於いてバランス良くその品質が向上していることが分かる。
【0082】
また、各実施例の顔料分散体を用いてカラーフィルタを作製したところ、鮮明、高透明、高精細で再現性のあるパターンを有するカラーフィルタが得られた。
【0083】
【発明の効果】
本発明のカラーフィルタ用顔料組成物は、顔料に対してジアゾニウム塩を添加し分解処理が行われているので、透明で、流動性及び貯蔵安定性に優れた低粘度の顔料分散体が得られる。従って、本発明のカラーフィルタ用顔料組成物を用いれば鮮明、高透明、高精細で再現性のあるパターンを有するカラーフィルタが得られる。

Claims (3)

  1. 顔料100重量部に対して、化1の一般式(1)により表される化合物のジアゾニウム塩1〜15重量部を添加して分解処理することにより得られるカラーフィルタ用顔料組成物。
    Figure 0003605379
    (化1に於いて、Qはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜2の低級アルキル基若しくは低級アルコキシ基又は水酸基の何れかを表し、Wは、化2に示す基から選択される置換基であり、mは0又は1の整数を表し、A及びBは、それぞれ独立に−NH−Y−SOHで示される基又は−OH基の何れかであり、ここでYは、エチレン基、フェニレン基及びナフチレン基から選択される基であって置換基を含むものであってもよい。)
    Figure 0003605379
  2. A及びBに於ける−NH−Y−SOHで示される基と−OH基との比NH−Y−SOH/OHが1/9より大きいことを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ用顔料組成物。
  3. 請求項1又は2記載のカラーフィルタ用顔料組成物を用いたカラーフィルタ。
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