JPH0352936B2 - - Google Patents

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JPH0352936B2
JPH0352936B2 JP13219786A JP13219786A JPH0352936B2 JP H0352936 B2 JPH0352936 B2 JP H0352936B2 JP 13219786 A JP13219786 A JP 13219786A JP 13219786 A JP13219786 A JP 13219786A JP H0352936 B2 JPH0352936 B2 JP H0352936B2
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JP
Japan
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oil
top plate
application
baking
bread
Prior art date
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Application number
JP13219786A
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English (en)
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JPS62289134A (ja
Inventor
Yoshitsugu Misaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISAKI KONBEYAA KK
Original Assignee
MISAKI KONBEYAA KK
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Publication date
Application filed by MISAKI KONBEYAA KK filed Critical MISAKI KONBEYAA KK
Priority to JP13219786A priority Critical patent/JPS62289134A/ja
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Publication of JPH0352936B2 publication Critical patent/JPH0352936B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パン(本発明においてパンとは、
食パン、菓子パン等の各種パン製品を包含するも
のとする)を焼成する際に使用する天板に油を塗
付するパン焼成用天板への油塗付方法及びその装
置に関する。
[従来技術] パンを焼成する際に、パン生地が載置される天
板に対し、食用の油を予め塗付している。そして
従来の油塗付方法は、搬入された天板に対しその
上面全体に油を霧状に噴射して油を塗付してい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した従来の塗付方法にあつては、
天板上面のほぼ全体に油を噴射しているため、パ
ン生地が載置される箇所以外にも油が塗付されて
いた。このため、パンの焼成時に天板が加熱され
たとき、天板の必要箇所以外に付着した油は加熱
により酸化して天板に強固に付着していた。この
結果、油の消費効率が悪いとともにパンの焼成後
に天板を洗浄するとき、酸化した油を容易除去す
ることが困難であり、天板の洗浄効率が悪かつ
た。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
パン生地が載置される箇所のみに油を塗付して天
板の汚れを防止し得るとともにパン焼成後におけ
る天板の洗浄を容易に行なうことが可能なパン焼
成用天板との油塗付方法及びその装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] このため本発明は、周面に油が付着した油供給
手段を油塗付部材に当接させながら移動して該油
焼付部材に油を付着させた後、搬入された天板上
面に対し前記油塗付部材を圧接して油を塗付する
ことによりパン焼成用天板への油塗付方法を、ま
たパン生地が載置される天板の上面に応じた形状
からなり、油が含浸可能な油塗付部材と、前記油
塗付部材を前記天板に当接する下方位置と、天板
から離間した上方位置との間にて上下動する上下
駆動手段と、上方装置へ移動した油塗付部材に当
接し、周面に塗付した油を供給する油供給手段
と、前記油供給手段を前記油塗付部材の一端から
他端に向つて移動する手段とから油塗付装置を構
成している。
[発明の作用] 本発明は上記のように構成されるため、搬入さ
れた天板上面に対し、周面に油が付着した油供給
手段により油が供給された油塗付手段を圧接する
ことにより該天板に油を塗付することが出来る。
このため、パン生地が載置される天板上面の必要
箇所にのみ油を塗付することが可能であり、従来
の塗付方法及び装置に比べ、油の消費効率を向上
し得るとともに後工程における天板の洗浄を効率
的に行い得る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本発明方法を具体化した装置例を示す
平面図、第2図は第1図矢印A方向の略体正面
図、第3図は油塗付手段と油供給手段との関係を
示す一部破断側面図であり、油塗付装置1の本体
フレーム3にはチエーンコンベヤ5が取付けら
れ、該チエーンコンベヤ5は搬入された天板7を
第1図に示す実線矢印方向へ搬送している。前記
天板7はパン生地が載置される箇所に凹所7aが
形成されている。前記チエーンコンベヤ5のチエ
ーン5a間には第1及び第2のストツパ9,11
が、油塗付装置及び待機位置に応じて夫々配置さ
れている。これら第1及び第2のストツパ9,1
1は本体フレーム3に固着されたロータリーアク
チエータ或いはエアー・シリンダ等の作動部材9
a,11aによりチエーンコンベヤ5の搬送面に
対し出没可能に構成され、チエーンコンベヤ5の
搬送面から突出したとき、搬送される天板7に当
接してその搬送を規制している。
塗付位置に応じた本体フレーム3にはチエーン
コンベヤ5の搬送方向へ所要の間隔をおいて対向
する一対の支持フレーム13がチエーンコンベヤ
5の搬送面より上方にて固着されている。各支持
フレーム13の上部を連結する固定板15の中心
部には上下駆動手段としてのエアー・シリンダ1
7が固着されている。また、前記固定板15には
一対のガイドロツド19が、前記エアー・シリン
ダ17の軸心と対向する位置にて上下方向へ摺動
可能に支持されている。そして固定板15と各ガ
イドロツド19上端のストツパ19aとの間には
圧縮ばね21が取付けられ、該圧縮ばね21はそ
の弾性力により前記ガイドロツド19を上方へ付
勢している。前記エアー・シリンダ17のロツド
及びガイドロツド19には可動板23が固着さ
れ、該可動板23の搬送方向両端部には断面C形
の溝25aを有する保持部材25が夫々固着され
ている。そして該保持部材25には油塗付部材2
7が交換可能に取付けられている。該油塗付部材
27の一部を構成する支持板29には前記溝25
aに係合するフツク部29aが取付けられてい
る。
また、前記支持板29の底面には油塗付部材2
7の一部を構成する塗付パツド31が取付けられ
ている。該塗付パツド31は耐摩耗性、耐熱性、
耐薬品性及び無毒性の軟質ウレタン或いはフエル
ト等からなり、該塗付パツド31の下面には前記
天板7の凹所7aに対応する突出部31aが形成
されている。
各支持フレーム13の各側面には搬送直交方向
に延びるガイド部33が固着され、該ガイド部3
3には油供給手段を構成する油供給部材35が搬
送直交方向へ移動可能に支持されている。即ち、
各支持フレーム13と対向する油供給部材35の
両面側には上下2対の支持ローラ37が夫々取付
けられ、これら支持ローラ37により前記ガイド
部33が挾持されている。前記油供給部材35内
には搬送方向へ軸線を有した供給ローラ39が、
その周面上端が前記塗付パツド31の下端面より
若干上方に位置して回転可能に支持されている。
前記供給ローラ39の下方は油供給部材35に収
容された油43内に没入している。前記油供給部
材35内には第1及び第2油切ローラ41が、前
記供給ローラ39の周面上端より回転方向の両側
の下方位置に当接して回転可能に取付けられてい
る。前記供給ローラ39は耐摩耗性、耐薬品性及
び無毒性の例えばポリエチレン樹脂にて形成され
ている。そして前記供給ローラ39は油供給部材
35内に収容された油43内にて回転し、その周
面に油が付着される。前記各支持フレーム13に
は移動手段の一部を構成する一対のスプロケツト
45が搬送直交方向へ所要の間隔をおいて夫々回
転可能に支持されている。各支持フレーム13の
一方端に位置するスプロケツト45は軸46によ
り連結されている。そして各スプロケツト45間
には移動手段の一部を構成するチエーン47が張
設され、該チエーン47の一部に前記油供給部材
35が固着されている。また、前記軸46に支持
フレーム13に固着された移動手段の一部を構成
するACモータ等の電動モータ49が連結され、
該電動モータ49の正逆駆動により前記油供給部
材35がガイド部33に沿つて搬送直交方向へ往
復動される。
次に上記のように構成された油塗付装置1によ
る油の塗付方法を第3図、第4図及び第5図に従
つて説明する。
第3図及び塗付パツド31に対する油の供給状
態を示す第4図において、チエーンコンベヤ5の
駆動に伴つて天板7が油塗付装置に搬入される
と、該油塗付位置にて上動した第1のストツパ9
に天板7が当接し、チエーンコンベヤ5による天
板7の搬送が規制される。また、次位に搬入され
た天板7は待機位置にて上動した第2のストツパ
11によりその搬送が規制される。
上記状態にて電動モータ49が所要の方向へ駆
動されると、油供給部材35は第3図に示す支持
フレーム13の一端から他端に向つて移動され
る。このとき、供給ローラ39はその上端周面が
塗付パツド31の突出部31aに圧接しながら所
要の方向へ回転し、その周面に付着した油43が
塗付パツド31に供給される。
次に天板7に対する油43の塗付状態を示す第
5図において、油供給部材35が支持フレーム1
3の他端に移動されると、塗付パツド31はエア
ー・シリンダ17の作動により下動して天板7の
上面へ圧接される。このとき、塗付パツド31の
突出部31aが天板7の凹所7aに圧接して該凹
所7a上面に油43が所謂スタンプ形式にて塗付
される。
上記動作後にエアー・シリンダ17が復動して
塗付パツド31が初期位置へ復動されると、油4
3が塗付された天板7は第1のストツパ9による
搬送中断が解除された後、チエーンコンベヤ5の
駆動に伴つて次工程へ搬送される。また、第2の
ストツパ11が下動して次位の天板7が塗付位置
に搬入される。そして該状態にて電動モータ49
が前記と逆方向へ駆動されると、油供給部材35
は支持フレーム13の他端から一端に向つて移動
して塗付パツド31に油43を供給した後、塗付
パツド31は前述した動作と同様に下動して搬入
された天板7の凹所7a上面に対し油43を所謂
スタンプ形式にて塗付する。
このように本実施例は、パン焼成用の天板7が
所定の塗付位置に搬入されると、先ず油供給部材
35の供給ローラ39が塗付パツド31に当接し
た状態にて搬送直交方向へ回転しながら移動して
供給ローラ39の周面に付着した油43を塗付パ
ツド31に供給した後、搬入された天板7の上面
に対し塗付パツド31を圧接して該塗付パツド3
1に付着した油43を、所謂スタンプ形式にて塗
付することが出来る。このため、搬入された天板
7の上面全体に対し油43をほぼ均一に噴射して
塗付する従来の方法に比べ、パン生地が載置され
る凹所7a上面のみに油43を塗付して油43の
消費量を低減し得る。また、天板7に対する過剰
な油の塗付を防止してパン焼成後における天板7
の洗浄作業を効率的に行なうことが出来る。
上記説明は、電動モータ49に連結されたチエ
ーン47を介して油供給部材35を天板7の搬送
直交方向へ移動し、供給ローラ39の周面に付着
した油43を塗付パツド31へ付着させるものと
したが、油供給手段の移動手段としてはエアー或
いは油圧の流体圧シリンダであつてもよい。
また、上記説明は供給ローラ39の周面に油切
ローラ41を当接して該供給ローラ39の周面に
付着した油43を油切りすることにより塗付パツ
ト31に対する油43の供給量をほぼ均一にする
ものとしたが、油供給部材35の一部を供給ロー
ラ39周面に摺接して供給ローラ39周面に付着
した油43を油切りものであつてもよい。
上記説明は第1のストツパ9により塗付位置に
停止保持された天板7上面に対し塗付パツド13
をエアー・シリンダ17の作動により下動して圧
接させることにより油43を塗付するものとした
が、第6図に示すように本体フレーム3に搬送方
向へ延びるレール51を固着し、該レール51に
対し油供給部材35及び油塗付部材27が取付け
られたユニツト53を搬送方向へ移動可能に支持
する。そしてチエーンコンベヤ5による天板7の
搬送と同期して前記ユニツト53を搬送方向へ移
動しながら天板7に油43を塗付する方法及び装
置であつても実施し得る。この場合、搬送方向上
手側に油供給手段35を固定的に配置し、この位
置から下手側に向かつて油塗付部材27のみをチ
エーンコンベヤ5と同期して移動しながら搬送さ
れる天板7に油を塗付する方法及びその装置であ
つてもよい。
[発明の効果] このため本発明は、パン生地が載置される箇所
のみに油を塗付して天板の汚れを防止し得るとと
もにパン焼成後における天板の洗浄を容易に行な
うことが可能なパン焼成用天板への油塗付方法及
びその装置を提供することが可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を具体化した装置例を示す
平面図、第2図は第1図矢印A方向の略体正面
図、第3図は油供給手段と油塗付手段との関係を
示す一部破断側面図、第4図及び第5図は作用を
示す説明図、第6図は本発明の変更実施例を示す
説明図である。 図中1は油塗付装置、7は天板、17は上下駆
動手段としてのエアー・シリンダ、27は油塗付
部材、31は油塗付部材一部を構成する塗付パツ
ド、35は油供給手段としての油供給部材、39
は油供給手段の一部を構成する供給ローラ、43
は油、45は移動手段の一部を構成するスプロケ
ツト、47は移動手段の一部を構成するチエー
ン、49は移動手段の一部を構成する電動モータ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パン生地を載置する天板に油を塗付する油塗
    付方法において、 周面に油が付着した油供給手段を油塗付部材に
    当接させながら移動して該油塗付部材に油を付着
    させた後、搬入された天板上面に対し前記油塗付
    部材を圧接して油を塗付することを特徴とするパ
    ン焼成用天板への油塗付方法。 2 パン生地が載置される天板の上面に応じた形
    状からなり、油が含浸可能な油塗付部材と、 前記油塗付部材を前記天板に当接する下方位置
    と、天板から離間した上方位置との間にて上下動
    する上下駆動手段と、 上方位置へ移動した油塗付部材に当接し、周面
    に付着した油を前記油塗付部材へ供給する油供給
    手段と、 前記油供給手段を前記油塗付部材の一端から他
    端に向つて移動する移動手段と、 からなることを特徴とする油塗付装置。
JP13219786A 1986-06-06 1986-06-06 パン焼成用天板への油塗付方法 Granted JPS62289134A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219786A JPS62289134A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 パン焼成用天板への油塗付方法

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JP13219786A JPS62289134A (ja) 1986-06-06 1986-06-06 パン焼成用天板への油塗付方法

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JPS62289134A JPS62289134A (ja) 1987-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8979790B2 (en) 2007-11-21 2015-03-17 Medtronic Minimed, Inc. Use of an equilibrium sensor to monitor glucose concentration

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119738A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Yamazaki Baking Co Ltd パン焼成用天板への油塗布装置
CN105341014B (zh) * 2015-12-14 2018-04-20 宿州市人人家食品有限公司 一种饼干的上喷油机构

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JPS62289134A (ja) 1987-12-16

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