JPH0352865Y2 - - Google Patents

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JPH0352865Y2
JPH0352865Y2 JP13697286U JP13697286U JPH0352865Y2 JP H0352865 Y2 JPH0352865 Y2 JP H0352865Y2 JP 13697286 U JP13697286 U JP 13697286U JP 13697286 U JP13697286 U JP 13697286U JP H0352865 Y2 JPH0352865 Y2 JP H0352865Y2
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JP
Japan
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toilet seat
hot water
cleaning nozzle
hinge
pipe
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JP13697286U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、温水を利用して局部を洗浄する装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
最近では、洗浄ノズルより温水を噴出させて人
体の局部を洗浄するようにした局部洗浄装置が汎
用されている。そして、この装置の種類や機能は
多岐にわたり、コンパクトな構造のものも開発さ
れている。本考案はコンパクトな構造とすること
を目的とした簡易温水洗浄装置に関するものであ
る。従来の簡易温水洗浄装置としては、例えば、
便座裏面にスイング式の洗浄ノズルを取り付ける
ことで装置全体の小型化を図るようにしたもの
が、特公昭48−5465号等で公知である。而して、
この特公昭48−5465号の技術は、シリンダー内に
螺旋溝を形成し、該螺旋溝に射水管を連結してな
る回転筒体を嵌合させている。回転筒体は、温水
を供給する場合は、該温水によりシリンダー内の
ピストンに付勢されて回転動作(洗浄ノズルのス
イング動作)し、また温水の供給を遮断した場合
は、復帰スプリングの付勢力により前記とは逆の
方向へ回転復帰するようになつている。そして、
シリンダー室と温水供給源との接続は、シリンダ
ー室に連通する温水管接続口と、温水ポンプとを
送水管及び便座取付用の枢軸を介して連通するよ
うにしている。すなわち、送水管の一端側を温水
管接続口に接続し、他端側を便座取付用の枢軸内
に連通させている。そして、便座取付用の枢軸の
一端側を、便座の外部において温水ポンプに連通
接続している。このように、特公昭48−5465号に
あつては、便座裏面にスイング式の洗浄ノズルを
取り付け、これを温水の水圧及び復帰スプリング
を利用してスイングさせることで、局部洗浄を行
うようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記従来の簡易洗浄装置にあつて
は、単に便座裏面にスイング式の洗浄ノズルを取
り付けただけである。このため、洗浄ノズルは収
納時は便座裏面に隠れて外部から見えることはな
く、便座の外観を損なうものではないが、便座取
付用の枢軸と温水ポンプとの接続管が、外部に露
出しており、外観上の見栄えが悪いという欠点が
あつた。また温水ポンプ及び温水タンク等は外部
に設置しなければならず、便器全体としてのコン
パクト化を損ない、トイレ室内の配置も煩雑とな
る欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は従来の前記問題点に鑑みてこれを改良
除去したものであつて、洗浄ノズル、温水ポンプ
及び温水タンクを含めた温水洗浄装置の全体をコ
ンパクトにまとめるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するための本考案の手段は、
便座の裏面に洗浄ノズルを設置すると共に、便座
ボツクス内に温水タンクを設置し、前記洗浄ノズ
ルと温水タンクとを便座取付用のヒンジを介して
連通している。
〔作用〕
第1図乃至第6図の実施例で明らかな如く、洗
浄ノズル5及び19は、便座裏面6にスイング自
在に又は進退自在に取り付けられており、また温
水ポンプ8及び温水タンク7は便座ボツクス2内
に組み込まれている。そして、これらの洗浄ノズ
ル5又は19と、温水ポンプ8とは、便座取付用
のヒンジ3に直接取り付けられるか、或いはヒン
ジ3内を通したフレキシブルな通水管14に接続
されている。従つて、温水洗浄装置を構成するこ
れらの各部材を、便座裏面6と便座ボツクス2と
を利用して設置することができ、装置全体のコン
パクト化が可能である。また温水洗浄装置を構成
する各部材が、外部から直接見えることはなく、
外観上の見栄えもよい。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると次の通りである。
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示
すものであり、第1図は便座1及び便座ボツクス
2の部分断面平面図、第2図は同部分断面側面
図、第3図は便座取付用ヒンジ3の縦断面拡大図
である。同図に示す如く、この実施例では便座1
の側面を貫通して回動自在に枢支されたハンドル
軸4に、洗浄ノズル5を一体的に連結し、便座裏
面6内で回動自在(スイング自在)としている。
一方、便座ボツクス2内にあつては、温水タンク
7と温水ポンプ8を設置している。この場合も温
水タンク7は、その内部に電気ヒータを内蔵して
おり、およそ39℃で1の温水を貯溜するように
なつている。
而して、前記洗浄ノズル5の取付基部側は、通
水管9を貫通して配置されており、また通水管9
の他端側にあつては同様に、便座取付用ヒンジ3
がこの通水管9を貫通して配置されている。これ
らの通水管9と、洗浄ノズル5及び便座取付用ヒ
ンジ3の結合関係は、第3図に示す通りである。
なお、第3図は便座取付用ヒンジ3と通水管9と
の結合関係のみを示しているが、洗浄ノズル5と
通水管9との結合関係も同じである。同図に示す
如く、ヒンジ3側には小孔10が穿設されてお
り、通水管9側に該小孔10に対応する流入口1
1が形成されている。このため、便座取付用ヒン
ジ3と通水管9との相対角度が所定の場合にのみ
ヒンジ3の内部通路12と通水管9とが連通し、
また通水管9と洗浄ノズル5との相対角度が所定
の場合にのみ通水管9と洗浄ノズル5とが連通す
るようになつている。
そして、前記便座取付用ヒンジ3の他端側は、
便座ボツクス2内において、接続管13を介して
温水ポンプ8の吐出口に接続されている。
本実施例の温水洗浄装置は、便座1が便鉢上面
に載置された使用状態にあるとき、前記便座取付
用ヒンジ3の小孔10と通水管9の流入口11と
が連通するようになつている。今、便座1が前記
使用状態のあるものと仮定する。この状態で、例
えば、ハンドル軸4のハンドル部4aを把持して
これを回転させ、洗浄ノズル5を第1図の鎖線で
示す位置までスイングさせる。すなわち、人体の
局部に対して洗浄ノズル5の噴出孔を対向して位
置させる。この状態で、温水ポンプ8を動作させ
ると、温水タンク7内の温水が該温水ポンプ8に
汲み上げられて、接続管13から便座取付用ヒン
ジ3の内部通路12へ供給される。そして、温水
はヒンジ3の小孔10及び通水管9の流入口11
を通つて通水管9内へ流入する。更に温水は、こ
の通水管9から洗浄ノズル5へ供給され、その噴
出孔から人体の局部へ向けて噴出される。
局部洗浄が終了した後は、温水ポンプ8の動作
を停止させ、温水の噴出を止めればよい。そし
て、ハンドル部4aをつかんでハンドル軸4を回
転させ、洗浄ノズル5を第1図の実線で示すよう
に、便座裏面6へ復帰させて収納すればよい。
このように本実施例にあつては、洗浄ノズル5
を便座裏面6の内部空間にスイング自在に設置
し、また温水タンク7及び温水ポンプ8を便座ボ
ツクス2内に設置しており、温水洗浄装置の構成
が極めてコンパクトである。加えて、これらの各
部材は、外部から直接見えないので外観上の見栄
えがよく、またトイレ室内の各部材の配置をシン
プルにまとめることが可能である。
第4図は、温水ポンプ8と洗浄ノズル5との他
の接続構造を示す第2の実施例である。この実施
例では、ゴムホース等のフレキシブル管14を準
備して、温水ポンプ8の吐出口にその一端側を接
続し、他端側を便座取付用ヒンジ3内から便座裏
面6側へ配置して洗浄ノズル5の流入口へ接続し
ている。また第5図は温水ポンプ8と洗浄ノズル
5との他の接続構造を示す第3の実施例である。
この実施例は、第1の実施例の通水管9と同じ要
領で、便座取付用ヒンジ16に温水ポンプ8との
接続管15を取り付け、ヒンジ16の小孔17と
接続管15の流入口18との連通をハンドル部1
6aの操作で行い、温水の噴出開始及び遮断を制
御するようにしている。
第6図は、進退自在な洗浄ノズル16を便座裏
面6に設置した第4の実施例を示すものである。
洗浄ノズル16の進退機構は、噴出水の水圧を利
用する従来公知の技術を用いればよい。その他の
構成並びに作用効果は、前記各実施例の場合と同
じであり、ここでの説明は省略する。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案にあつては、便座裏
面に組み込んだ洗浄ノズルと、便座ボツクス内に
設置した温水タンクとにより、局部洗浄装置の全
体をコンパクトに構成し、配置することが可能で
ある。しかも洗浄ノズルと温水タンクとは、便座
取付用のヒンジを介して連通接続されており、局
部洗浄装置を構成する各部材が外部から直接見え
ないので外観上の見栄えもよい。また温水タンク
等を便器横等に設置する必要がなく、トイレ室内
の配置をシンプルにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係るものであり、第1
図は本考案の第1の実施例を示す便座と便座ボツ
クスの部分断面平面図、第2図は同部分断面側面
図、第3図は第1図の部分拡大断面図、第4図及
び第5図は本考案の第2及び第3の実施例を示す
便座取付用ヒンジ部の平断面図、第6図は本考案
の第4の実施例を示す便座及び便座ボツクスの半
平面図である。 1……便座、6……便座裏面、5,19……洗
浄ノズル、2……便座ボツクス、7……温水タン
ク、3,16……便座取付用ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便座の裏面に洗浄ノズルを設置すると共に、便
    座ボツクス内に温水タンクを設置し、前記洗浄ノ
    ズルと温水タンクとを便座取付用のヒンジを介し
    て連通したことを特徴とする簡易温水洗浄装置。
JP13697286U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0352865Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13697286U JPH0352865Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13697286U JPH0352865Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345885U JPS6345885U (ja) 1988-03-28
JPH0352865Y2 true JPH0352865Y2 (ja) 1991-11-18

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JP7145631B2 (ja) * 2018-03-28 2022-10-03 株式会社Lixil 便座ユニット

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