JPH0211500Y2 - - Google Patents

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JPH0211500Y2
JPH0211500Y2 JP18966383U JP18966383U JPH0211500Y2 JP H0211500 Y2 JPH0211500 Y2 JP H0211500Y2 JP 18966383 U JP18966383 U JP 18966383U JP 18966383 U JP18966383 U JP 18966383U JP H0211500 Y2 JPH0211500 Y2 JP H0211500Y2
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nozzle
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telescopic
telescopic nozzle
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JP18966383U
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、局部洗浄機能を有した衛生洗浄装置
の改良に関する。
〔従来技術〕
従来、人体局部洗浄用の衛生洗浄装置として例
えば「実開昭56−8682号公報」に記載されたもの
がある。これは洗浄水を噴出する噴出部を便器側
に一体的に連設されるシリンダ状のノズル本体と
同ノズル本体内を摺動自在なピストン状の伸縮ノ
ズルとより構成し、開閉弁の開弁による洗浄水水
圧の作用によつて伸縮ノズルを進退させ、同伸縮
ノズルが最大量伸出した位置を洗浄位置として洗
浄水が局部に噴出されるようになつている。
しかし伸縮ノズルは洗浄水の水圧により移動せ
しめられるので、水圧が低い場合には伸長量が足
らずに所定の洗浄位置に噴出部が達することがで
きないため、局部洗浄が十分に行えないという欠
点がある。さらに、ノズル本体と伸縮ノズルとの
摺動面間に水垢やゴミ等が堆積すると伸縮ノズル
の動作が鈍くなり、水圧が高くても同様に所定の
洗浄位置まで達することができず、確実な局部洗
浄が行えないという問題もあつた。
以上のような問題を解消するものとして、本出
願人は特願昭57−212009号(特開昭59−102031
号)、明細書に記載したように伸縮ノズルの動作
を水圧によらず機械的に行なう構成を創作開示し
た。
これは伸縮ノズルの基端を板バネに連結し、こ
の板バネをモータ主軸に軸着されたドラムに巻回
したもので、モータの回転を板バネを介して伸縮
ノズル軸線方向の往復動に変換可能としたもので
ある。この構成により、水圧に変動を生じたりし
ても伸縮ノズルはモータの機械的駆動力によつて
確実に動作でき、使用時のトラブル発生を低減す
ることが可能となつた。
しかし、伸縮ノズルを洗浄位置から収納位置ま
で板バネにより引き上げるように後退させる動作
には何ら支障はないが、収納位置から押し出す際
には板バネに座屈等を生じることがあり、スムー
ズな伸出動作が出来ない場合がある。
この座屈に対する強度を確保するため、板バネ
の板厚を大きくしたり、断面形状を弓状に形成す
ることが考えられる。しかし、板バネはモータの
ドラムに巻回され、特に巻取り時にはこのように
板厚や座屈強度の大きい断面の板バネの場合に
は、大きなトルクを必要とする。従つて、モータ
の動力を大きくせねばならず、装置容量が大きく
なるとともに消費電力も大きいという欠点があ
る。
また、板バネはドラムへの巻回及び開放を繰返
すので、疲労が激しく、耐久性が低いという問題
もある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、伸縮ノズルの動作を確実にな
し、かつ構成要素の耐久性を向上させることであ
る。
〔考案の構成〕
本考案は、洗浄水を局部へ吐出する噴出部を、
中空筒状のノズル本体と、先端に噴出口を有し同
ノズル本体内で軸線方向に摺動自在な伸縮ノズル
と、同伸縮ノズルの進退を行なう駆動手段とから
構成し、同駆動手段は伸縮ノズルを進出方向に付
勢する弾性体と、電動機の出力軸に軸着されたド
ラムと伸縮ノズル間に設けられる屈曲自在な連結
部とを有し、伸縮ノズルの進出を弾性体の付勢力
により及び後退を電動機回転による連結体の巻き
上げによつて行なうようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第1図は本考案に係る衛生洗浄装置を取付けた
便器の斜視図である。
図中、1は便器、2は同便器1の後方端に垂設
連結される洗浄水タンク、3は便座、4は便蓋で
ある。5は便器1の正面から観て状に同便器1
後方端に連設される衛生洗浄装置で、内部には洗
浄水を貯留するとともにシーズヒーター等の加熱
体及び温水温度を検知する温度センサ等を備えた
貯湯槽、同貯湯槽内で加温される洗浄水温度を制
御するとともに後述する噴出部におけるノズルの
挙動等、その他電気的構成要素の全てを制御する
制御部等が備えられ、洗浄水を貯湯槽から噴出部
へ供給する配管系が所要の弁等を配して設けられ
ている。
6は便器1の略軸線位置に相当する部位の衛生
洗浄装置5に設けられ洗浄水を局部に噴出する噴
出部で、この噴出部6からの洗浄水噴出操作は給
水加熱装置5のパネル部5aに設けられる回転ダ
イヤル式の洗浄スイツチ5bにより、停止、肛門
洗浄及びビデ洗浄の切換えが行え、また噴出時の
水量調整も同様に回転式の水量調節摘み5cによ
り行うことができる。
尚、給水加熱装置5への洗浄水の供給は水道に
直結する直接給水方式と、洗浄水タンク2から取
水する間接給水方式とがあるが、後者の場合に
は、一点鎖線で示すように洗浄水タンク2と給水
加熱装置5との間に給送管8を配管接続してお
く。
第2図と第3図は噴出部6の縦断面図と一部切
欠平面図で、10はケーシング9内に内蔵されて
便鉢1a方向を指向して取付けられるノズル本
体、11は同ノズル本体10内で軸線方向に進退
可能に取付けられ先端に第1噴出口12aと第2
噴出口12bを開設した伸縮ノズル、13は同伸
縮ノズル11を進退駆動する電動機、14はノズ
ル本体10の一側に沿つて配置されるリードスイ
ツチ取付用のフレーム、及び15はノズル本体1
0の先端側を被覆するカバーである。
ノズル本体10はケーシング9に一端を固定さ
れる第1ノズル本体10aと先端側に着脱可能に
取付けられる第2ノズル本体10bとにより構成
される。
伸縮ノズル11は内部を二重管構造とし、第
1、第2噴出口12a,12bに連通する第1、
第2流路16a,16bを形成し、貯湯槽に連絡
する供給管17に連通した供給口18から洗浄水
を各々に独立して給送できる。
第4図は第2図の−線矢視による断面図
で、第1ノズル本体10aの一側はその全長に亘
つて切欠Nが形成され、ビス19によりこの切欠
を挿通してマグネツト支持杆20が後述する連結
体とともに伸縮ノズル11の基端に固定されてい
る。21はマグネツト支持杆20に取付けられた
マグネツトで、フレーム14に設けられた3個の
リードスイツチS1,S2,S3に対応し、これらによ
り電動機13の駆動及び停止を行ない、伸縮ノズ
ル11を収納位置から第1又は第2洗浄位置に進
出させるとともに、後退させることができる。
即ち、洗浄水の吐水は衛生洗浄装置5内に内蔵
される電磁弁(図示せず)の開弁により行うが、
この電磁弁の開閉弁作動の制御はマグネツト21
と各リードスイツチS1,S2,S3とによる伸縮ノズ
ル11の位置検出信号を受けて制御部によりなさ
れ、また電動機13の駆動も同様に伸縮ノズル1
1の位置検出に基いて適時オン、オフを行う構成
である。
以上において、マグネツト21がリードスイツ
チS2に対応するようになると、第5図で示すよう
に供給口18と第2流路16bとが連通して第2
噴出口12bによる洗浄が、及びさらに伸縮ノズ
ル11が進出してマグネツト21がリードスイツ
チS3に対応するようになると第6図のように第1
流路16aが供給口18と連通して第1噴出口1
2aから洗浄水が吐出される。
このように、伸縮ノズル11は2位置において
洗浄水を吐出することができ、これは洗浄スイツ
チ5bにより任意に選択して行なえ、洗浄に要す
る各部の制御は制御部により行なう。
伸縮ノズル11の進退動は前述のように電動機
13により行ない、これを第2図により以下説明
する。
同第2図において、22は一端をビス19によ
り伸縮ノズル11に連結される屈曲自在な連結体
をなすベルトで、他端を電動機13の出力軸23
に軸着されたドラム24に取付金具25により固
着されている。このベルト22は円周面を有した
ガイド26に中途を支持され、その長さは伸縮ノ
ズル11の伸縮に支障のない程度のものとする。
尚、連結体はベルトに限らず紐でもよい。
また、27はノズル本体10内に内装され伸縮
ノズル11を洗浄位置方向へ付勢する弾性体をな
すコイルスプリングである。
ここで、コイルスプリング27の復元力T1
電動機13のトルクT2との関係はT1<T2とし、
伸縮ノズル11をコイルスプリング27の復元力
に打ち勝つて後退可能とし、又前述したマグネツ
ト21とリードスイツチS1〜S3との対応に基く信
号によつて電動機13が停止した時に伸縮ノズル
11を定位置に保持可能なように構成する。さら
に、伸縮ノズル11の進出時には電動機13が逆
回転し、コイルスプリング27の復元力で進出可
能となるが、ベルト22は常に張つた状態として
伸縮ノズル11が正確な位置に停止出来るように
しておく。
上記構成において、洗浄スイツチ5bを第1洗
浄側にオンすれば、電動機13が逆回転して伸縮
ノズル11保持のための張力が弛緩するとともに
コイルスプリング27の復元力によつて伸縮ノズ
ル11が進出し、マグネツト21とリードスイツ
チS2との対応による信号によつて電動機13が停
止し、伸縮ノズル11の進出が停止する。
以上により、第2流路16bが供給口18に連
通して第2噴出口12bから洗浄水を吐出し、洗
浄を行なうことができる。
洗浄終了後、洗浄スイツチ5bをオフすると電
磁弁が閉じるとともに電動機13が正回転し、ベ
ルト22をドラム24に巻回しながらかつコイル
スプリング27を収縮させて伸縮ノズル11を後
退させる。そして、マグネツト21とリードスイ
ツチS1の対応により電動機13が停止し、伸縮ノ
ズル11は収納位置に収まつて、洗浄の一過程が
完了する。
なお、第1噴出口12aによる洗浄も上記と同
様に行なえ、この場合、伸縮ノズル11のストロ
ークは大きくなり、洗浄水噴出位置を変えること
ができる。
以上において、伸縮ノズル11の伸出動作はコ
イルスプリング27の機械的復元力により確実に
行なえ、また後退においても電動機13によりベ
ルト22を巻上げて円滑な作動が可能である。
〔効果〕
本考案に係る衛生洗浄装置はその構成により下
記の効果を奏する。
伸縮ノズルの進出を弾性体及びその後退を屈
曲自在な連結体を介して電動機で行なうので、
作動が円滑で確実でありトラブルの発生がな
い。又位置検出手段を用いることにより洗浄位
置や収納位置での停止も正確となり、又複数の
位置に停止することができる。
電動機の駆動伝達手段として屈曲自在な連結
体を使用するので耐久性を向上させることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る衛生洗浄装置を備えた便
器の斜視図、第2図は噴出部の縦断面図、第3図
は同一部切欠平面図、第4図は第2図の−線
矢視による断面図、第5図及び第6図は第1流路
及び第2流路と供給口の連通状態を示す断面図で
ある。 5……衛生洗浄装置、6……噴出部、10……
ノズル本体、11……伸縮ノズル、12a……第
1噴出口(噴出口)、12b……第2噴出口(噴
出口)、13……電動機、22……ベルト(連結
体)、23……出力軸、24……ドラム、27…
…コイルスプリング(弾性体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄水を吐出する噴出部を備えた衛生洗浄装置
    であつて、上記噴出部は前記衛生洗浄装置内に固
    定されて洗浄水源に連絡する中空筒状のノズル本
    体と、同ノズル本体内に水密状態で軸線方向に摺
    動自在に取付けられ内部に洗浄水流路及び先端に
    噴出口を開設した伸縮ノズルと、同伸縮ノズルを
    進退作動させる駆動手段とよりなり、同駆動手段
    は、伸縮ノズルをその進出方向に付勢する弾性体
    と、伸縮ノズル駆動用の電動機の出力軸に軸着さ
    れたドラムに一端が巻回固着され他端を伸縮ノズ
    ルに連結した屈曲自在な連結体とを有することを
    特徴とする衛生洗浄装置。
JP18966383U 1983-12-07 1983-12-07 衛生洗浄装置 Granted JPS6096485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18966383U JPS6096485U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18966383U JPS6096485U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 衛生洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6096485U JPS6096485U (ja) 1985-07-01
JPH0211500Y2 true JPH0211500Y2 (ja) 1990-03-23

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ID=30408860

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JP18966383U Granted JPS6096485U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 衛生洗浄装置

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