JPH0426654B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、便器に固定されて人体局部を衛生的
且つ快適に洗浄することのできる衛生洗浄装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来から腰掛式の水洗便器においては、便器洗
浄水を収納したタンクを便器の後端部の上面に固
定したロータンク式のものがある。

このようなロータンクを備えた腰掛式の水洗便
器は、必然的に便器後方のロータンクと便器ボー
ル部の空間が極めて限られたものとなる。そのた
め、人体の局部洗浄、乾燥のための機能を更に高
機能化した比較的大容積の衛生洗浄装置の取付け
は困難なものとなる。

このため、衛生装置を収納したケーシングを便
器の後部に載置する部分と便器側部に垂下する部
分に分けて、局部洗浄のノズルの伸縮機構のよう
に的確な制御を必要とする機構を、分離した収納
ケーシングの中の便器後部載置部分に収納し、ま
た、温水タンクやモータ類をケーシングの垂下部
分に分離収納したものが実公昭49−18924号公報
に開示されている。

一方、上記の便器後部に載置する部分に収納さ
れる身体局部洗浄装置用の洗浄水噴出部の構造と
して、例えば実開昭56−8682号公報に記載された
ものがある。

この噴出部はシリンダ状のノズル本体とプスト
ン状の伸縮ノズルにより噴出部が構成されてお
り、洗浄水がノズル本体内に流入する時の水圧に
よつて伸縮ノズルの伸縮動を行なわせ、伸縮ノズ
ルが最大に伸長した位置で局部に洗浄水が噴出さ
れるようにしている。

この構造のものは、全体容積は比較的小さくて
済むが、洗浄水供給側の水圧が低いと、伸縮ノズ
ルがノズル本体内から伸出できずに洗浄を行うこ
とができなかつたり、ノズル本体と伸縮ノズルと
の間に水垢やゴミ等が付着すると、伸縮時の抵抗
が増して伸縮ノズルの伸縮動が不確実になる等の
欠点がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明において解決すべき課題は、便器後部に
載置される衛生装置収納ケーシング内の限られた
空間に収納でき、しかも、衛生装置としての機能
を十分に果たすことができるように、コンパクト
でありながら、高機能とくに、伸縮ノズルの作動
を着実に行うことができる衛生洗浄装置を得るこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、便器と、洗浄温水を噴出して局部を
洗浄する噴出部と、該噴出部へ洗浄温水を供給す
る給水加熱装置とを備えた衛生洗浄装置におい
て、前記噴出部は、洗浄水源に連通する筒状のノ
ズル本体と、同ノズル本体内に水密状に摺動自在
に配置され先端に噴出孔を開設した伸縮ノズル
と、同伸縮ノズルを収納位置と洗浄位置との間で
往復動させるモータとを備え、前記モータの出力
軸に、円筒状のドラムをその回転軸線が前記伸縮
ノズルのストローク方向に対してほぼ直交となる
姿勢として固定し、前記ドラムの周面に屈曲自在
であつて前記伸縮ノズルの外径よりも幅員が大き
な板バネを巻回してその一端を該ドラムに固定す
ると共に、他端を前記伸縮ノズルの基端に連結
し、前記板バネを前記ドラムのほぼ接線方向に剥
離するように案内し且つ他端が前記伸縮ノズルの
進退方向へ案内する板バネ用のガイドを前記ドラ
ムとノズル本体の間に設け、前記ノズル本体に、
前記板バネの幅員方向の端部が摺動自在に嵌まり
込むガイド溝を前記伸縮ノズルのストローク方向
に走らせて設け、更に前記板バネ用のガイドの終
端部を前記ノズル本体のガイド溝の案内方向に一
致させたことを特徴とする。

〔実施例〕

第１図は本発明に係る局部洗浄水の噴出部を有
する衛生洗浄装置を備えた便器の斜視図を示す。

同図を参照して、１は便器、２は同便器１の後
方端に垂設連結される洗浄水タンク、３は便座、
４は便蓋である。更に、５は便器１の後方端に連
設される給水加熱装置を示す。給水加熱装置５の
ケーシング５ｄは便器側面に垂下した垂下ケーシ
ング部分と便器後部に載置する載置ケーシング部
分とに分けられており、これに便座３及び便蓋４
が回動自在に枢着されている。

この衛生洗浄装置を収容したケーシング５ｄ内
の給水加熱装置内には、給水源と洗浄水タンク２
とを接続する給水管から分岐金具を介して供給さ
れる水を貯溜すると共にシーズヒーター等の加熱
体及び温水温度を検知する温度センサ等を備えた
貯湯槽を設けている。また、貯湯槽内で加温され
る洗浄水温度を制御し且つ後述するノズルの挙動
及び局部に付着した洗浄水を乾燥させる温風や暖
房便座の温度等及びその他と電気的構成要素の全
ての制御部等を備えている。更、洗浄水を貯湯層
から噴出部に供給する配管系が所要の弁等を配し
て設けられている。

６は便器１の略軸線位置に相当する部位の給水
加熱装置５に設けられ洗浄水を局部に噴出する噴
出部である。７は噴出部６の近傍に開口して温風
を吹出す温風吹出口である。噴出部６からの洗浄
水噴出操作は給水加熱装置５のパネル部５ａに設
けた回転ダイヤル式の洗浄スイツチ５ｂにより、
また温風吹出口７からの温風吹出操作はプツシユ
ボタン式の乾燥スイツチ５ｃにより各々手操作で
行うことができる。

第２図及び第３図は、噴出部６の要部を示すも
のある。噴出部６は給水加熱装置５のケーシング
５ｄ内であつて便器１の略軸線近傍に位置してい
る。そして、給水加熱装置５の底板５ｅに垂設さ
れる機枠６ａ、この機枠６ａに固着され便器１の
便鉢１ａ方向を指向する中空円筒状であつて且つ
先端に角型のカバー部６ｂを有するノズル本体６
ｃ、ノズル本体６ｃの軸線方向に進退自在に装着
されるノズル部をなす伸縮ノズル６ｄ、この伸縮
ノズル６ｄの進退駆動を行うモータ６ｅ、及びこ
れらのモータ６ｅと伸縮ノズル６ｄを連結する板
バネ６ｆ等を主要素として構成されている。

第４図は、第３図における−線を含む平面
で切つた場合のノズル本体６ｃと伸縮ノズル６ｄ
の断面である。ノズル本体６ｃはその先端のカバ
ー部６ｂを除いて中空円筒状であり、その中空部
内に伸縮ノズル６ｄが水密状に摺動自在に挿入さ
れ、且つノズル本体６ｃの内周壁の一部にはガイ
ド溝６ｇが軸線方向全長に亘つて凹設されてい
る。一方、伸縮ノズル６ｄの一端側（噴出孔形成
位置と反対側）には板バネ６ｆがビス止めされ、
板バネ６ｆの両縁６ｈがガイド溝６ｇ内を摺動可
能である。そして、伸縮ノズル６ｄはこの板バネ
６ｆとガイド溝６ｇによつて、その進退時に回転
を伴なうことなく移動することができ、噴出孔か
らの噴出水の方向を一定とする。

また、伸縮ノズル６ｄの先端には、ビデ洗浄用
の第１噴出孔N₁と、同第１噴出孔N₁と所要間隔
をおいて穿設される肛門洗浄用の第２噴出孔N₂
とが設けられる。

第５図はこの伸縮ノズル６ｄの平面図、第５ａ
図はその軸線を含む平面で切つた断面図である。

図示のように、第１噴出孔N₁と洗浄水上流側
に位置して開設される第１流入口H₁とを連通さ
せる第１流路F₁及び第２噴出孔N₂と同様に洗浄
水上流側に開設される第２流入口H₂とを連通さ
せる第２流路F₂が各々伸縮ノズル６ｄ軸線方向
に水流路空間をなすように形成されている。

伸縮ノズル６ｄはその板バネ６ｆとノズル本体
６ｃのガイド溝６ｇにより案内されてノズル本体
６ｃ内を進退可能であり、カバー部６ｂ付近では
パツキン６ｉを介してさらに支持される。このカ
バー部６ｂには給水加熱装置５内の貯湯層からの
洗浄温水を供給するためのホースを接続するエル
ボ６ｊが一体的に連結され、このエルボ６ｊから
カバー部６ｂの中心に向けて連絡路６ｋが穿設さ
れる。また、カバー部６ｂの伸縮ノズル６ｄ挿通
部には連絡路６ｋに続くように所要幅の環状凹部
６ｌを凹設し、この環状凹部６ｌを挟むように前
述のパツキン６ｉが装着している。更に、カバー
部６ｂの側方には、貯湯層の上流側で分岐する排
出水用のチユーブ６ｐ先端部を挿着する挿入孔６
ｑが穿設されている。

次いで、伸縮ノズル６ｄを往復ストローク作動
するための、モータ６ｅ及び板バネ６ｆによる駆
動系を説明する。

伸縮ノズル６ｄの進退駆動を行うモータ６ｅ
は、伸縮ノズル６ｄの進退速度を常に略一定に保
つためにシンクロナスモータを用い、更に減速機
付きのものを使用する。第２図において、６ｍは
モータ６ｅの出力軸に固定した円筒状のドラムで
あり、このドラム６ｍに板バネ６ｆの一端が固着
される。板バネ６ｆは、ドラム６ｍとの固定点か
ら該ドラム６ｍの周面を巻回するように配置さ
れ、その他端が伸縮ノズル６ｄの基端の上部に連
結されている。更に、６ｎはドラム６ｍから伸縮
ノズル６ｄまで配置される板バネ用ガイドであ
る。このガイド６ｎは、板バネ６ｆが自在に摺動
できるような溝空間を形成したもので、第２図に
示すように、ドラム６ｍの周面から板バネ６ｆを
剥離する方向に案内する機能を持ち、終端部は伸
縮ノズル６ｄの進退方向に板バネ６ｆをガイドす
るようにしている。このようなガイド６ｎを通過
して伸縮ノズル６ｄの基端に接続するために、板
バネ６ｆはドラム６ｍに巻回するに足る長さより
も十分に長いものとしている。

以上のように駆動構造において、モータ６ｅが
作動するとドラム６ｍが回転し、該ドラム６ｍに
一端を固定した板バネ６ｆはガイド６ｎによつて
伸縮ノズル６ｄを移動させるように動作する。

すなわち、ドラム６ｍが第２図において時計方
向に回転すると、ドラム６ｍの周面に巻回されて
いる位置にある板バネ６ｆはガイド６ｎによつて
ドラム６ｍから剥離されるように変形する。そし
て、更にドラム６ｍが回転すれば、板バネ６ｆは
ガイド６ｎによつて伸縮ノズル６ｄとの連結点側
へ送られるようになる。このとき、板バネ６ｆは
屈曲自在なので、ガイド６ｎに沿つて自在に変形
しながら移動し、結果的に伸縮ノズル６ｄを洗浄
位置方向へ押し出すことができる。また、逆にド
ラム６ｍを第２図において反時計方向に回転させ
ると、板バネ６ｆはドラム６ｍの周面に巻取られ
るようになり、ガイド６ｎを介して伸縮ノズル６
ｄとの間に位置する板バネ６ｆを元の位置まで戻
す。この動作により、伸縮ノズル６ｄを収納位置
まで引き戻すことができる。

また、ドラム６ｍの周面に巻回されるように配
置した板バネ６ｆは、ガイド６ｎによつてドラム
６ｍの周面から剥離されるように変形し、しかも
ガイド６ｎの終端部が伸縮ノズル６ｄの進退方向
と同一にし、ガイド６ｎとガイド溝６ｇとが連続
するようにしておくことにより、ドラム６ｍの正
逆回転運動を伸縮ノズル６ｄの往復直線運動に変
換できる。

更に、伸縮ノズル６ｄにはマグネツトＭを取り
付け、これに対向する支持枠６a′には、リードス
イツチS₁，S₂，S₃を設ける。そして、これらのマ
グネツトＭ及び各リードスイツチS₁，S₂，S₃によ
る信号の授受を利用して、モータ６ｅの駆動及び
停止を行う。リードスイツチS₂，S₃の位置は、肛
門洗浄及びビデ用に要する伸縮ノズル６ｄのスト
ロークに対応するように配置すれば、マグネツト
Ｍとの系によつて伸縮ノズル６ｄの位置が設定で
きる。

このような伸縮ノズル６ｄの作動制御におい
て、たとえば、洗浄スイツチ５ｂを肛門洗浄側に
オンすると、モータ６ｅが回転して伸縮ノズル６
ｄが伸出し始め、マグネツトＭがリードスイツチ
S₂に対応した時点の信号によりモータ６ｅが停止
して、伸縮ノズル６ｄを肛門洗浄位置に設定す
る。このとき、第７図に示すように、第２流入口
H₂がカバー部６ｂの環状凹部６ｌに達して第２
流路F₂に洗浄水が供給される。また、洗浄スイ
ツチ５ｂをオフとすれば、モータ６ｅが逆回転し
て伸縮ノズル６ｄを後退させ、マグネツトＭがリ
ードスイツチS₁に対応した時点でモータ６ｅの作
動が停止して伸縮ノズル６ｄを収納位置に戻すこ
とができる。更に、ビデ側に操作すれば、第６図
に示すように、第１流入口H₁が環状凹部６ｌに
達して、第１流路F₁に洗浄水が供給される位置
まで伸縮ノズル６ｄが進出する。

第８図は洗浄水のフローチヤートであり、給水
源から伸縮ノズル６ｄに至る洗浄水の流れが示さ
れており、電磁弁V_Mの開弁によつて洗浄水の吐
出を行う。この電磁弁V_Mの開閉弁操作はマグネ
ツトＭと各リードスイツチS₁，S₂，S₃とによる伸
縮ノズル６ｄの位置検出信号を受けて制御部によ
りなされ、またモータ６ｅの駆動も同様に伸縮ノ
ズル６ｄの位置検出に基いて適時オン、オフを行
う。

以上の構成において、洗浄スイツチ５ｂをオン
させると、モータ６ｅによつてドラム６ｍが第２
図において時計方向に回転する。これにより、ド
ラム６ｍに巻付けられていた板バネ６ｆは、ドラ
ム６ｍの周面から離れるようにガイド６ｎによつ
て案内されガイド６ｎの溝の中を進む。そして、
ガイド６ｎの終端部は伸縮ノズル６ｄの進退方向
に板バネ６ｆを案内するようにノズル本体６ｃの
ガイド溝６ｇに連続しているので、板バネ６ｆは
ガイド６ｎによつて曲がりながら進んだ後は、ガ
イド溝６ｇによつて伸縮ノズル６ｄの進出方向へ
直線的に進む。

このように、板バネ６ｆがドラム６ｍから解き
放たれた後は、ガイド６ｎ及びガイド溝６ｇによ
つて、曲げ変形させた後に伸縮ノズル６ｄの移動
方向に合わせて板バネ６ｆを繰り出せる。このた
め、板バネ６ｆの進出経路が曲がつていても、ガ
イド６ｎによつて速やかな動きが確保される。し
たがつて、伸縮ノズル６ｄを繰り出すときでも、
板バネ６ｆに座屈やビビリ等を生じることがな
く、伸縮ノズル６ｄの安定した進出が可能とな
る。

また、洗浄終了後には、ドラム６ｍが第２図に
おいて反時計方向に回転し、板バネ６ｆはドラム
６ｍに巻付けられるようになつて、伸縮ノズル６
ｄは元の収納位置へ戻る。この動作のときも繰り
出しの場合と同様に、板バネ６ｆはノズル本体６
ｃのガイド溝６ｇ及びドラム６ｍの周面の接線方
向に向かうガイド６ｎによつて案内される。この
ため、板バネ６ｆは速やかにドラム６ｍの外周面
に巻付けられ、伸縮ノズル６ｄも軽快にその収納
位置へ戻る。

更に、伸縮ノズル６ｄはドラム６ｍの外周面に
巻き付けた板バネ６ｆによつて進退駆動されるの
で、たとえばモータ６ｅに歯車列を介して伸縮ノ
ズル６ｄを進退させたりする場合に比べると、駆
動部分の容量を小さくできる。このため、限られ
た内容積のケーシング５ｄの中にも支障なく組み
込め、ケーシング５ｄを洗浄タンク２の前に配置
する自由度も高くなる。

〔発明の効果〕

本発明では、モータによつて回転するドラムに
巻き付けた板バネを伸縮ノズルに連接してこれを
進出及び後退させるので、伸縮ノズルの動作が確
実に行る。このため、水圧を利用して伸縮ノズル
を進退させるものに比べると、伸縮ノズルの洗浄
水噴出位置を正しく設定できるほか、板バネはド
ラムに巻き取られるので、伸縮ノズルの駆動部の
容量も小さくなり、限られたスペースのケーシン
グの中への組み込みも容易になる。

また、板バネはドラムから伸縮ノズルとの連接
点までをガイドとガイド溝によつて案内されるの
で、板バネが動くときに座屈やビビリ等を生じる
ことはない。このため、板バネのドラムからの解
き放ち及び巻取りを利用した単純な構造であつて
も、伸縮ノズルの進退動作を軽快に行わせること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る衛生洗浄装置の斜視図、
第２図、第３図は噴出部の第１実施例を示す側面
図と、一部切欠平面図、第３ａ図は第３図の−
線による矢視図、第４図は第３図の−線を
含む平面で切つたノズル部の断面図、第５図は伸
縮ノズルの平面図、第５ａ図は伸縮ノズルの軸線
方向断面図、第６図はビデ洗浄時のノズル本体に
対する伸縮ノズル位置を示す断面図、第７図は同
肛門洗浄時を示す断面図、第８図は洗浄水の流れ
を示すフローチヤートである。 １：便器、５：給水加熱装置、６：噴出部、６
ｃ：ノズル本体、６ｄ：伸縮ノズル、６ｅ：モー
タ、６ｆ：板バネ、６ｇ：ガイド溝、６ｍ：ドラ
ム、６ｎ：ガイド、F₁：第１流路、F₂：第２流
路、N₁：第１噴出孔、N₂：第２噴出孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 便器と、洗浄温水を噴出して局部を洗浄する
   噴出部と、該噴出部へ洗浄温水を供給する給水加
   熱装置とを備えた衛生洗浄装置において、 前記噴出部は、洗浄水源に連通する筒状のノズ
   ル本体と、同ノズル本体内に水密状に摺動自在に
   配置され先端に噴出孔を開設した伸縮ノズルと、
   同伸縮ノズルを収納位置と洗浄位置との間で往復
   動させるモータとを備え、 前記モータの出力軸に、円筒状のドラムをその
   回転軸線が前記伸縮ノズルのストローク方向に対
   してほぼ直交となる姿勢として固定し、 前記ドラムの周面に屈曲自在であつて前記伸縮
   ノズルの外径よりも幅員が大きな板バネを巻回し
   てその一端を該ドラムに固定すると共に、他端を
   前記伸縮ノズルの基端に連結し、 前記板バネを前記ドラムのほぼ接線方向に剥離
   するように案内し且つ他端が前記伸縮ノズルの進
   退方向へ案内する板バネ用のガイドを前記ドラム
   とノズル本体の間に設け、 前記ノズル本体に、前記板バネの幅員方向の端
   部が摺動自在に嵌まり込むガイド溝を前記伸縮ノ
   ズルのストローク方向に走らせて設け、 更に前記板バネ用のガイドの終端部を前記ノズ
   ル本体のガイド溝の案内方向に一致させたことを
   特徴とする衛生洗浄装置。