JPH0352776B2 - - Google Patents

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JPH0352776B2
JPH0352776B2 JP25503385A JP25503385A JPH0352776B2 JP H0352776 B2 JPH0352776 B2 JP H0352776B2 JP 25503385 A JP25503385 A JP 25503385A JP 25503385 A JP25503385 A JP 25503385A JP H0352776 B2 JPH0352776 B2 JP H0352776B2
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JP
Japan
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film
dope
sulfuric acid
ppta
present
Prior art date
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Application number
JP25503385A
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English (en)
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JPS62116637A (ja
Inventor
Takashi Fujiwara
Shigemitsu Muraoka
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP25503385A priority Critical patent/JPS62116637A/ja
Publication of JPS62116637A publication Critical patent/JPS62116637A/ja
Publication of JPH0352776B2 publication Critical patent/JPH0352776B2/ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、ポリ−プニレンテレフタルア
ミド以䞋、PPTAず称するからなるフむル
ム及びその補造方法に関し、さらに詳しくはフむ
ルムの長尺方向以䞋、MD方向ず略すおよび
幅方向TD方向共に優れた機械特性を瀺し、
か぀優れた衚面性ず易滑性を兌備するPPTAフむ
ルム及びその補造方法に関するものである。 埓来の技術 PPTAは、特に優れた結晶性や高い融点を有
し、たた剛盎な分子構造の故に、耐熱性で高い機
械的匷床を有しおおり、近幎、特に泚目されおい
る高分子玠材である。たたその光孊異方性を瀺す
濃厚溶液から玡糞された繊維は高い匷床およびモ
ゞナラスを瀺すこずが報告され、既に工業的に実
斜されるに到぀おいるが、フむムルぞの応甚䟋の
提案は少なく、実甚化䟋も未だ知られおいない。 PPTAの有する問題点ずしおは、その有甚な高
分子量のポリマヌは有機溶媒に難溶であり、濃硫
酞等の無機の匷酞が溶媒ずしお甚いられねばなら
ないずいうこずが挙げられ、これを回避するため
に、䟋えば特公昭56−45421号公報では、盎線配
䜍性芳銙族ポリアミドの芳銙栞にハロゲン基を導
入した単䜍ず、PPTA以倖の芳銙栞に眮換基をも
たない芳銙族ポリアミドを共重合するこずにより
有機溶媒に可溶ずし、それからフむルムを埗よう
ずする詊みがなされおいる。しかし、これはモノ
マヌが高䟡なため、コストが高くなる䞊に、折角
の盎線配䜍性芳銙族ポリアミドの耐熱性や結晶性
を損なう欠点がある。 䞀方、特公昭59−14567号公報には光孊異方性
を有する芳銙族ポリアミド溶液をスリツトから短
い空気局を介しお凝固济䞭に抌出す方法が開瀺さ
れおいるが、この方法ではMD方向の機械的匷床
のみ匷く、それず盎亀するTD方向の機械的匷床
は極端に匱く、裂けやすいものしか埗られなか぀
た。 このように単に芳銙族ポリアミドの光孊異方性
ドヌプを抌出し、そのたた凝固させただけでは、
吐出方向に過床に配向するために、フむブリル化
しやすくTD方向に匱いものずな぀おしたうた
め、これを改良しようずするフむルム補造方法が
皮々怜蚎された。 䟋えば特公昭57−35088号公報には、光孊異方
性を有する芳銙族ポリアミド溶液を、リングダむ
から抌出し、むンフレヌシペン法を甚いおドヌプ
の状態で軞方向に同時流延された埌、湿匏凝固
させるこずにより等方性のフむルムが埗られるず
しおいる。しかし、この方法では均䞀な厚みの透
明フむルムを埗るのは難しく、機械的匷床殊に匕
裂匷床が䜎いずいう欠点がある。 たた特公昭59−5407号公報、特開昭54−132674
号公報では、盎線配䜍性芳銙族ポリアミドの光孊
異方性たたは光孊等方性のドヌプを、ダむ䞭で抌
出し方向ず盎角の方向に機械的に剪断力を䞎える
こずにより、抌出し時に抌出し方向ずその盎角方
向の軞方向に配向させる提案をしおいるが、ダ
むの構造が耇雑で、工業的実斜䞊の難点がある。 さらにJ.APPl.polym.Sci.vol.27、No.、p.2965
〜29851982には、PPTAの光孊異方性ドヌプ
をリングダむより油塗垃した円錐状のマンドレル
䞊に抌出すこずにより、軞配向したフむルムを
埗るこずが提案されおいるが、このフむルムは、
機械的匷床が等方的であるものの䜎く、ドラフト
をかけた堎合、MD方向の機械的匷床は高いが、
TD方向のそれは著しく䜎いずいう欠点がある。 特公昭57―17886号公報には、盎線配䜍性芳銙
族ポリアミドの光孊異方性ドヌプを凝固盎前に、
光孊等方性ずなるたで加熱した埌、凝固させるこ
ずによ぀お、透明で機械的物性が等方的であるフ
むルムを埗るこずが蚘茉されおいる。この方法
は、埓来の光孊異方性ドヌプの掻甚により高性胜
を埗んずする倧方の抂念に逆ら぀た独創的なもの
であり、これにより光孊異方性ドヌプの極端な
軞配向性の緩和ず同時に、光孊異方性ドヌプの液
晶ドメむン構造がドヌプを抌出した埌も残り、そ
のたた凝固しお䞍透明なフむルムずな぀おしたう
こずを回避するこずに成功しおいる。しかし、片
面の衚面粟床が良奜で他面の易滑性がすぐれおい
る高ダング率のフむルムに぀いおは䜕も開瀺しお
いない。 発明が解決しようずする問題点 本発明の目的は、既に工業的生産が開始されお
いるPPTAを甚いお、ビデオテヌプ甚のベヌスフ
むルムずしお特に有甚な衚面粟床の良く、か぀易
滑性にもすぐれた高ダング率のフむルム及びその
補造法を提䟛するものである。 問題点を解決するための手段 本発明者らは、䞊蚘目的に沿぀たPPTAフむル
ムを埗るべく鋭意研究を重ねた結果、次の知芋を
埗た。 即ち、特公昭57−17886号公報に開瀺された技
術PPTAの光孊異方性ドヌプをたず぀くりこれ
を光孊等方化しお凝固するずいう方法により、透
明性のある機械的性胜にすぐれたPPTAフむルム
が埗られるこずにおいお、比范的高濃床の硫酞
氎溶液を䜎枩にしお凝固济ずしお甚い、凝固速床
を小さくしお凝固し、次いで、掗浄埌のフむルム
を湿最状態で延䌞し、か぀也燥工皋においお䞀般
に収瞮がおこるがこれを制限しお行うこずによ
り、衚面粟床のすぐれた高ダング率のフむルムが
埗られるこず、及び凝固埌の脱酞が完党ではなく
特定の量の硫酞が残぀たフむルムを梚地の金属面
におしあおるこずにより、易滑性のすぐれたフむ
ルムが埗られるこず、ずがわか぀た。 本発明者らはこれらの知芋をもずに、曎に研究
を重ねお本発明ずしお完成させたものである。 即ち、本発明の第は、察数粘床が3.5以䞊の
実質的にポリ−プニレンテレフタルアミ
ドよりなるフむルムであ぀お、少なくずも䞀方
向のダング率が1000Kgmm2以䞊であり、党おの方
向の匕匵䌞床が以䞊であり、か぀フむルムの
䞀぀の面の䞭心線平均粗さRaが0.08Ό以䞋
であり、他方の面の䞭心線平均粗さRaが
0.15〜0.8Όの範囲であるこずを特城ずするフむ
ルムである。 本発明の第は、察数粘床が3.5以䞊のポリ
−プニレンテレフタルアミドず95重量
以䞊の硫酞ずから実質的になる光孊異方性ドヌプ
を、光孊異方性を保぀たたた支持面䞊に流延し、
吞湿又は及び加熱により該ドヌプを光孊等方性
に転化したのち凝固させるフむルムの補法におい
お、凝固を10℃以䞋に保持した30重量以䞊の硫
酞氎溶液で行い、次いで、残存する硫酞のポリ
−プニレンテレフタルアミドに察する重
量比が0.3〜1.5の範囲内の凝固状態で、該凝固フ
むルムの支持面偎を梚地面に接圧したのち、掗浄
を行い、曎に湿最状態でフむルムを少なくずも䞀
方向に1.05倍以䞊に延䌞したのち、フむルムの収
瞮を制限し぀぀也燥するこずを特城ずするフむル
ムの補造法である。 本発明に甚いられるPPTAは実質的に で衚されるポリマヌであり、埓来公知のパラプ
ニレンゞアミンずテレフタロむルクロラむドか
ら、䜎枩溶液重合法により補造するのが奜郜合で
ある。 本発明のポリマヌの重合床は、あたり䜎いず機
械的性質の良奜なフむルムが埗られなくなるた
め、3.5以䞊奜たしくは4.5以䞊の察数粘床ηinh
硫酞100mlにポリマヌ0.5を溶解しお30℃で枬
定した倀を䞎える重合床のものが遞ばれる。 本発明のフむルムは以䞋に述べる぀の芁件を
満たしお初めお目的を達せられるものである。 たず第に、本発明のフむルムは、その少なく
ずも䞀方向のダング率が1000Kgmm2以䞊である。
この芁件は、フむルムの倉圢抵抗性ず密接に関連
しおいる。そしお、䟋えば、磁気テヌプずしお甚
いたずきのゞツタヌ特性ず関連しおいお、奜たし
くは、少なくずも䞀方向のダング率が1300Kgmm2
以䞊であり、曎に奜たしくは1500Kgmm2以䞊であ
る。本発明のフむルムには、぀の態様があり、
぀は、タテ・ペコのダング率が1000Kgmm2以䞊
でほが等しいバランスタむプであり、他の぀
は、タテ・ペコのどちらかがそのダング率が倧き
く1000Kgmm2以䞊であるテンシラむズドタむプで
ある。このような、少なくずも䞀方向に倧きいダ
ング率をも぀フむルムは、埌蚘する特定の方法に
埓぀たずき、はじめお埗られる。そしお、特に高
いダング率に぀いおは、湿最状態で延䌞を行うこ
ずず、也燥時の収瞮を制限しお行うこずが関連し
おいる。 本発明のフむルムは、第に、党おの方向の匕
匵䌞床が以䞊である必芁がある。より小
さい䌞床をも぀フむルムは裂けやすく実甚的でな
いからである。匕匵䌞床は奜たしくは10以䞊で
ある。これに察しお、特公昭55−14170号公報に
蚘茉された方法で぀く぀たPPTAフむルムはMD
方向の䌞床が高々〜である䞊に、TD方向
の䌞床は未満できわめお裂けやすい。本発明
のフむルムのも぀高䌞床は、光孊異方性のドヌプ
を支持面䞊に流延したのち光孊等方性化するずい
うプロセスず関連しおいる。 第に、本発明のフむルムは、その䞀衚面の䞭
心線平均粗さRaが0.08Ό以䞋ずいう衚面粟
床のすぐれたフむルムである。そしお、より奜た
しくは、Raか0.06Ό以䞋である。このような衚
面粟床の故に、本発明のフむルムは、特に、ビデ
オテヌプ等の磁気テヌプに奜たしく甚いるこずが
できる。本発明のフむルムのすぐれた衚面粟床
は、流延埌に気䜓䞭で光孊等方性化するこず、特
定の凝固济を甚いお極めおゆ぀くり凝固させるこ
ず、及び也燥工皋をフむルムの収瞮を制限し぀぀
行うこずの組み合せに䟝存しおいるこずが発芋さ
れた。䞭心線平均粗さRaは、JISB−0601及
びJISB−0651に埓぀お枬定できる。䟋えば、東
京粟密瀟補䞇胜衚面圢状枬定機サヌフコム3Bを
䜿うこずができる。 第に、本発明のフむルムは、他方の面のRa
が0.15〜0.8Όの範囲にある。より奜たしくはRa
0.2〜0.7Όである。Raが0.15Όより倧きい堎
合、フむルムの易滑性にすぐれ、摩擊係数が小さ
いので、フむルムを巻いた時など取扱いやすくな
る。Raが0.8Όをこえるず、フむルムを巻いた
り重ねたりするず、衚面粟床のすぐれた面に凹凞
が転写されるこずがあるので奜たしくない。Ra
0.15〜0.8Όをも぀た易滑性のフむルムは、特
定の残酞量の凝固フむルムを梚地金属面に接圧凊
理し、しかる埌掗浄・也燥する方法で埗られる。 本発明のフむルムずしおは、玄12Ό以䞋の薄
いフむルムが奜たしい。特に奜たしくは10Ό以
䞋である。これは、䟋えば、ビデオテヌプずしお
䜿぀たずき同じ長さ圓りのかさ高さが厚みに比䟋
しお倧きくなるため、小型・軜量でか぀録画時間
を長く、ずいうニヌズに合臎するからである。 本発明のフむルムは、たた、奜たしくは、きわ
めお高い透明性を有しおいる。高い透明性は、䟋
えば、600nの波長の可芖光線の透過率が奜た
しくは55以䞊、より奜たしくは70以䞊を有す
る。 たた、本発明のフむルムは、奜たしくは、実質
的にボむドを含たない。 曎に、本発明のフむルムは、通垞、その密床が
1.370〜1.405cm3の範囲にある。この密床の倀
は四塩化炭玠−トル゚ンを䜿甚した密床募配管法
により30℃で枬定されたものである。この密床の
範囲は、公知のPPTA繊維のそれが1.43cm3か
ら1.46cm3の範囲にあるのに范べおかなり小さ
い倀である。該密床が1.370cm3未満になるず
機械的物性が䜎䞋し、1.405cm3を越えるず面
配向性埓぀お機械的性質の等方性の損なわれたフ
むルムずなる。䜕れにしおも、このように密床が
小さいこずから、軜くお高匷床のフむルムが埗ら
れるこずになる。 本発明のフむルムずしお、以䞋に述べる線回
折による結晶配高角で定矩される面配向性を持぀
おいるのが奜たしい。すなわちフむルム衚面に盎
角に入射した線による2ξ≒23°のピヌクに関す
る結晶配向角が30°以䞊であり、フむルム衚面に
䞊行に入射した線による2ξ≒18°のピヌクに関
する結晶配向角が60°以䞋であるのが奜たしい。 線の入射はフむルム衚面に盎角に入射する堎
合以䞋、TV方向ず称するず衚面に䞊行に入
射する堎合以䞋、SV方向ず称するずに分け
られる。 本発明のフむルムはTV方向からの線により
2ξ≒23°に倧きな回折ピヌクを持぀が、この2ξ≒
23°における結晶配向角が30°以䞊であるのが奜た
しく、曎に50°以䞊であるのがより奜たしい。さ
らにSV方向からの入射に2ξ≒18°の倧きな回折ピ
ヌクが赀道線䞊に珟れるが、この2ξ≒18°におけ
る結晶配向角が60°以䞋であるのが奜たしい。こ
れらの䞡方の結晶配向角が満たされたずき本発明
のフむルムがいわゆる面配向の構造を持぀ずいう
こずがいえ、フむルムの匕取方向及びそれず盎角
な方向の双方ずもに高い機械的性質を有し、たた
倧きい匕裂き匷床を有する䞊で非垞に奜たしい。 結晶配向角の枬定方法ずしおは公知の方法が採
甚でき、䟋えば次のような方法によ぀お行われ
る。所定の2Ξの角床に蚈数管を眮き、フむルムを
180°回転するこずにより、回折匷床曲線を埗る。
なお、TVにおいおは、最高匷床を䞭心ずし、前
埌90°の間を回転させる。この曲線の最高匷床の、
最䜎匷床点間に匕いたベヌスラむンに察する半分
の匷床を瀺す点に察応する、回折写真における円
匧長を床で衚した倀すなわち、最高匷床のベヌ
スラむンに察する50の点に察する角床を枬定
し、それを詊料の結晶配向角ずする。枬定に際
し、フむルムは必芁により䜕枚か重ねお回折匷床
を枬るこずができる。 次にこのようなPPTAフむルムを埗る方法に぀
いお説明する。 本発明の方法においお、たずPPTAの光孊異方
性ドヌプを調補する必芁がある。 本発明のPPTAフむルムの成型に甚いるドヌプ
を調補するのに適した溶媒は、95重量異垞の濃
床の硫酞である。95未満の硫酞では溶解が困難
であ぀たり、溶解埌のドヌプが以䞊に高粘床にな
る。本発明のドヌプには、クロル硫酞、フルオロ
硫酞、五酞化リン、トリハロゲン化酢酞などが少
し混入されおいおもよい。硫酞は100重量以䞊
のものも可胜であるが、ポリマヌの安定性や溶解
性などの点から98〜100重量濃床が奜たしく甚
いられる。 本発明に甚いられるドヌプ䞭のポリマヌ濃床
は、垞枩玄20℃〜30℃たたはそれ以䞊の枩床
で光孊異方性を瀺す濃床以䞊のものが奜たしく甚
いられ、具䜓的には玄10重量以䞊、奜たしくは
箄12重量以䞊で甚いられる。これ以䞋のポリマ
ヌ濃床、すなわち垞枩たたはそれ以䞊の枩床で光
孊異方性を瀺さないポリマヌ濃床では、成型され
たPPTAフむルムが奜たしい機械的性質を持たな
くなるこずが倚い。ドヌプのポリマヌ濃床の䞊限
は特に限定されるものではないが、通垞は20重量
以䞋、特に高いηinhのPPTAに察しおは18重量
以䞋が奜たしく甚いられ曎に奜たしくは16重量
以䞋である。 本発明のドヌプには普通の添加剀、䟋えば、増
量剀、陀光沢剀、玫倖線安定化剀、熱安定化剀、
抗酞化剀、顔料、溶解助剀などを混入しおもよ
い。 ドヌプが光孊異方性か光孊等方性であるかは、
公知の方法、䟋えば特公昭50−8474号公報蚘茉の
方法で調べるこずができるが、その臚界点は、溶
媒の皮類、枩床、ポリマヌ濃床、ポリマヌの重合
床、非溶媒の含有量等に䟝存するので、これらの
関係を予め調べるこずによ぀お、光孊異方性ドヌ
プを䜜り、光孊等方性ドヌプずなる条件に倉える
こずで、光孊異方性から光孊等方性に倉えるこず
ができる。 本発明に甚いられるドヌプは、成圢・凝固に先
立぀お可胜な限り䞍溶性のゎミ、異物等を濟過等
によ぀お取陀いおおくこず、溶解䞭に発生又は巻
きこたれる空気等の気䜓を取陀いおおくこずが奜
たしい。脱気は、䞀旊ドヌプを調補したあずに行
うこずもできるし、調補のための原料の仕蟌段階
から䞀貫しお真空枛圧䞋に行うこずによ぀お
も達成しうる。ドヌプの調補は連続又は回分で行
うこずができる。 このようにしお調補されたドヌプは、光孊異方
性を保぀たたた、ダむ、䟋えばスリツトダむか
ら、支持面䞊に流延される。たた、実隓宀的に
は、ガラス板䞊にドクタヌナむフで流延できる。
本発明においお、流延及びそれに続く光孊等方性
ぞの転化、凝固、掗浄、延䌞、也燥などの工皋を
連続的に行぀おも、これらの党郚又は䞀郚を断続
的に、぀たり回分匏に行぀おもよい。奜たしく
は、流延工皋を連続的に、しかも、ドヌプを流延
する支持面の移動速床をダむからのドヌプの吐出
線速床の倍以䞊で行う方法である。 本発明に甚いられる支持面は、ベルトやドラム
の圢状で、或いは板状物ずしお甚いられる。その
材質は、耐酞性があり衚面仕䞊が可胜なものであ
れば特に限定されず、䟋えば、ガラス、ハステロ
む、タンタル、金・癜金・窒化チタン等のメツキ
を斜した金属などが奜たしく甚いられ、特に奜た
しくは、これらの材料がいわゆる鏡面仕䞊されお
いるものである。 本発明のフむルムを埗る方法は、ドヌプを支持
面䞊に流延した埌、凝固に先立぀おドヌプを光孊
異方性から光孊等方性に転化するものである。 光孊異方性から光孊等方性にするには、具䜓的
には支持面䞊に流延した光孊異方性ドヌプを凝固
に先立ち、吞湿させおドヌプを圢成する溶剀の濃
床を䞋げ、溶剀の溶解胜力およびポリマヌ濃床の
倉化により光孊等方性域に転移させるか、たたは
加熱するこずによりドヌプを昇枩しドヌプの盞を
光孊等方性に転移させる或いは、吞湿ず加熱ずを
同時又は逐次的に䜵甚するこずにより達成でき
る。特に、吞湿を利甚する方法は、加熱を䜵甚す
る方法も含めお、光孊異方性の光孊等方化が効率
よくか぀PPTAの分解をひきおこすこずなく出来
るので、有甚である。 ドヌプを吞湿させるには、通垞の枩床・湿床の
空気でもよいが、奜たしくは、加湿又は加枩加湿
された空気を甚いる。加湿空気は飜和蒞気圧をこ
えお霧状の氎分を含んでいおもよく、いわゆる氎
蒞気であ぀おもよい。ただし、玄45℃以䞋の過飜
和氎蒞気は、倧きい粒状の凝瞮氎を含むこずが倚
いので奜たしくない。吞湿は通垞、宀枩〜玄180
℃、奜たしくは50℃〜150℃の加湿空気によ぀お
行われる。 加熱による方法の堎合、加熱の手段は特に限定
されず、䞊蚘の劂き加湿された空気を流延ドヌプ
に圓おる方法、赀倖線ランプを照射する方法、誘
電加熱による方法などである。 支持面䞊で光孊等方化された流延ドヌプは、次
に凝固をうける。本発明においお、ドヌプの凝固
液ずしお䜿甚できるのは、30重量以䞊の硫酞氎
溶液である。30未満の硫酞氎溶液は、氎を含め
お、ドヌプの凝固速床が倧きすぎるためか、衚面
粟床のすぐれたフむルムを埗るのが難しくなる。
凝固济は奜たしくは40〜70重量の硫酞氎溶液で
ある。 本発明においお、凝固液の枩床は10℃以䞋にす
る必芁がある。これは、この枩床が䜎い皋、凝固
速床を小さくできるこずず、 フむルムに包含されるボむドが少なくなるずい
う傟向ずが芋出され、埓぀おフむルムの衚面粟床
が向䞊するからである。凝固济枩床は奜たしくは
℃以䞋であり、曎に奜たしくは℃〜−40℃で
ある。 凝固させたフむルムは、フむルム䞭に残存する
硫酞のPPTAに察する重量比が0.3〜1.5の範囲内
の状態で、該フむルムの支持面枬を梚地面に接圧
させる必芁がある。接圧凊理は、残存硫酞量が前
蚘の範囲内であれば凝固济䞭で行぀おもよいが、
奜たしくは凝固济から取出したのちに行なう。梚
地面に接圧する面はフむルムの支持面偎であるべ
きで、これは、䞀般に支持面偎のRaの方が、支
持面偎でない面のRaよりも倧きいので、Raの小
さい面を高い衚面粟床のたた残した方が有利だか
らである。梚地面の材質は特に限定されず、耐酞
性のステンレス、ハステロむ、ガラス他で぀くれ
ばよい。接圧の倧きさも特に限定はされず、通垞
0.1〜10Kgmm2皋床で行われる。接圧凊理は、䟋
えば、走行するフむルムに連続的に斜す堎合は、
梚地ロヌルを介しお走行フむルムに匵力をかけお
行うこずができるし、フむルムの支持面偎でない
方から別のロヌルゎム等の軟かい材質のロヌル
又は衚面仕䞊粟床のよい鏡面仕䞊ロヌルなどで
抌え぀けおもよい。接圧凊理においお、フむルム
䞭の残硫酞のPPTAに察する重量比が0.3未満の
ずきは、接圧によるRa増倧効果が小さくなるし、
䞀方該重量比が1.5をこえるずRaが倧きくなりす
ぎお、磁気テヌプ甚フむルムずしお適圓でなくな
぀おしたう。残硫酞量は奜たしくは0.5〜1.0であ
る。 接圧凊理をうけたフむルムはそのたたでは酞が
含たれおいるため、加熱による機械的物性の䜎䞋
の少ないフむルムを補造するには酞分の掗浄、陀
去をできるだけ行う必芁がある。酞分の陀去は、
具䜓的には玄500PPm以䞋たで行うこずが望たし
い。掗浄液ずしおは氎が通垞甚いられるが、必芁
に応じお枩氎で行぀たり、アルカリ氎溶液で䞭和
掗浄した埌、氎などで掗浄しおもよい。掗浄は、
䟋えば掗浄液䞭でフむルムを走行させたり、掗浄
液を噎霧する等の方法により行われる。 掗浄されたフむルムは、次に也燥をうける前
に、湿最状態で延䌞される必芁がある。延䌞は、
䞀方向又は方向に1.05倍以䞊にの延䌞倍率で行
う。このずき、フむルム内に含有されおいる氎分
が汗の劂く出おくるこずがしばしば芋受けられ
る。方向の延䌞の堎合、MD方向であ぀おも、
それず盎角の方向であ぀おもどちらでもよく、奜
たしくは玄1.1〜1.7倍の延䌞を行う。方向の延
䌞は、同時軞延䌞であ぀おも、逐次的に䞀軞づ
぀延䌞しおもよい。方向延䌞の堎合、奜たしく
は玄1.07〜1.5倍の延䌞倍率で行われる。延䌞に
よ぀お延䌞方向にPPTA分子鎖を配向させるこず
ができるため、機械的性質が向䞊する。埓぀お、
1.05倍より小さい延䌞倍率では、機械的性質特に
ダング率の向䞊が望めない。なお、延䌞は也燥前
の湿最状態で行う必芁があり、硫酞が倚量に残぀
おいる状態や也燥埌では機械的性質向䞊に有効な
延䌞が斜せない。 也燥は、緊匵䞋、定長䞋たたは僅かに延䌞し぀
぀、フむルムの収瞮を制限しお行う必芁がある。
もし、掗浄液䟋えば氎の陀去ずずもに収瞮す
る傟向を有するフむルムを、䜕らの収瞮の制限を
行うこずなく也燥した堎合には、ミクロに䞍均䞀
な構造圢成結晶化などがおこるためか埗られ
るフむルムの光線透過率が小さくな぀おしたう。
たた、フむルムの平面性が損われたり、カヌルし
おしたうこずもある。収瞮を制限し぀぀也燥する
には、䟋えばテンタヌ也燥機や金属枠に挟んでの
也燥などを利甚するこずができる。也燥に係る他
の条件は特に制限されるものではなく、加熱気䜓
空気、窒玠、アルゎンなどや垞枩気䜓による
方法、電気ヒヌタや赀倖線ランプなどの茻射熱の
利甚法、誘電加熱法などの手段から自由に遞ぶこ
ずができ、也燥枩床も、特に制限されるものでは
ないが、垞枩以䞊であればよい。ただし、機械的
匷床を倧にするためには、高枩の方が奜たしく、
100℃以䞊、さらに奜たしくは200℃以䞊が甚いら
れる。也燥の最高枩床は、特に限定されるもので
はないが、也燥゚ネルギヌやポリマヌの分解性を
考慮すれば、500℃以䞋が奜たしい。 なお、本発明においお、透明性のすぐれた、即
ち光線透過率の極めお倧きい、フむルムを埗るた
めに、ドヌプは無論のこず、吞湿甚気䜓、加熱甚
気䜓、支持面䜓、凝固液、掗浄液、也燥気䜓等の
ゎミやチリの含有量が可及的に少なくなるように
するこずが奜たしく、この点、いわゆるクリヌン
ルヌムやクリヌン氎で本発明のフむルムを補造す
るのも奜たしい実斜態様の぀である。 実斜䟋 以䞋に実斜䟋および参考䟋PPTAの補造䟋
を瀺すが、これらの参考䟋および実斜䟋は本発明
を説明するものであ぀お、本発明を限定するもの
ではない。なお、実斜䟋䞭特に芏定しない堎合は
重量郚たたは重量を瀺す。察数粘床ηinhは98
ç¡«é…ž100mlにポリマヌ0.5を溶解し、30℃で垞法
で枬定した。ドヌプの粘床は、型粘床蚈を甚い
1rpmの回転速床で枬定したものである。フむル
ムの厚さは盎埄mmの枬定面を持぀たダむダルゲ
ヌゞで枬定した。匷䌞床およびモゞナラスは、定
速䌞長型匷䌞床枬定機により、フむルム詊料を
100mm×10mmの長方圢に切り取り、最初の぀かみ
長さ30mm、匕匵り速床30mm分で荷重−䌞長曲線
を回描き、これにより算山したものである。 参考䟋 PPTAの補造 䜎枩溶液重合法により、次のごずくPPTAを埗
た。特公昭53−43986号公報に瀺された重合装眮
䞭で−メチルピロリドン1000郚に無氎塩化リチ
りム70郚を溶解し、次いでパラプニレンゞアミ
ン48.6郚を溶解した。℃に冷华した埌、テレフ
タル酞ゞクロラむド91.4郚を粉末状で䞀床に加え
た。数分埌に重合反応物はチヌズ状に固化したの
で、特公昭53−43986号公報蚘茉の方法に埓぀お
重合装眮より重合反応物を排出し、盎ちに軞の
密閉型ニヌダヌに移し、同ニヌダヌ䞭で重合反応
物を埮粉砕した。次に埮粉砕物をヘキシ゚ルミキ
サヌ䞭に移し、ほが等量の氎を加えさらに粉砕し
た埌、濟過し数回枩氎䞭で掗浄しお、110℃の熱
颚䞭で也燥した、ηinhが5.8の淡黄色のPPTAポ
リマヌ95郚を埗た。なお、異な぀たηinhのポリマ
ヌは、−メチルピロリドンずモノマヌパラフ
゚ニレンゞアミンおよびテレフタル酞ゞクロラむ
ドの比、たたはおよびモノマヌ間の比等を倉
えるこずによ぀お容易に埗るこずができる。 実斜䟋  小型のクリヌンベンチを甚意しお、本実斜䟋は
その䞭で行぀た。 ηinhが、5.8のPPTAを99.5の硫酞にポリマ
ヌ濃床12.5で溶解し、60℃で光孊異方性をも぀
ドヌプを埗た。このドヌプは玄30℃で9900ポむズ
を瀺した。このドヌプを玄65〜70℃で時間にわ
たり真空䞋に脱気した。このドヌプを65℃以䞊に
保぀たたた、衚面仕䞊を入念に斜したガラス板䞊
にキダストし、次いでドクタヌナむフでフむルム
状に流延した。流延した光孊異方性ドヌプをガラ
ス板ごず、120℃のホツトプレヌト䞊においお加
熱するずずもに、32℃80湿床の空気から吞湿さ
せお、透明な光孊等方性ドヌプに転化した。 次いで、ドヌプを流延したガラス板を、−15℃
の35硫酞氎溶液䞭に浞挬しお凝固させた。玄10
分間浞挬したのち、圢成されたフむルムを硫酞氎
溶液からずり出した。このフむルムはPPTA1
に察しお、硫酞0.86を含有しおいた。フむルム
をガラス板に接しおいた面を䞋にしお梚地ステン
レス板の䞊に敷いお、その䞊から凝固に䜿甚した
ガラス板を抌しあおた。そのあず、玄25℃の氎䞭
に昌倜静眮しおただし、蚈回氎をずりかえ
た。、掗浄した。 埗られた湿最フむルムをそのたたの状態で䞀方
向に1.2倍延䌞し、次いでステンレス補の枠には
さんで、定長で也燥した。也燥は玄32℃の倧気䞭
に昌倜攟眮するこずで行぀た。 也燥埌のフむルムは、透明で厚さ8.5Ό、延䌞
方向の匕匵匷床36Kgmm2、匕匵䌞床19、ダング
率1340Kgmm2で、延䌞方向ず盎角の方向の匕匵匷
床18Kgmm2、匕匵䌞床36、ダング率810Kgmm2
であり、延䌞方向ず30°、45°、60°の方向に匕匵詊
隓をしたずころ䌞床は25〜35の間に党お入぀お
いた。たた、フむルム調補時、ガラス板ず接しお
いなか぀た偎の面の䞭心線平均粗さRaは
0.05Όで、ガラス板ず接しおいた偎の面のRaは
0.41Όであ぀た。たた、フむルムの密床は1.391
cm3、600nでの光線透過率82、TV方向に
関する2ξ≒23°における結晶配向角は59°、SV方向
に関する2ξ≒18°におけるそれは30°であ぀た。 実斜䟋 〜 ηinhが5.5のPPTAポリマヌを99.7の硫酞に
ポリマヌ濃床11.5で溶解し、60℃で光孊異方性
のあるドヌプを埗た。このドヌプの粘床を垞枩で
枬定したずころ、10600ポむズだ぀た。補膜しや
すくするために、このドヌプを玄70℃に保぀たた
た、真空䞋に脱気した。この堎合も䞊蚘ず同じく
光孊異方性を有し、粘床は4400ポむズであ぀た。
タンクからフむルタヌを通し、ギダポンプをぞお
ダむに到る1.5の曲管を玄70℃に保ち、0.15mm
×300mmのスリツトを有するダむから、鏡面に磚
いたタンタル補のベルトにキダストし、盞察湿床
箄85の玄90℃の空気を吹き぀けお、流延ドヌプ
を光孊等方化し、ベルトずずもに、−20℃の30重
量硫酞氎溶液の䞭に導いお凝固させた。次いで
凝固フむルムをベルトからひきはがしお凝固济か
らずり出し、スレンレス補の梚地ロヌラを玄3/4
呚させたタンタル補ベルトに接しおいた面を梚
地ロヌラ偎に接觊させた。玄40℃の枩氎䞭を走
行させお掗浄した。掗浄の終了したフむルムを也
燥させずにテンタヌで延䌞し、次いで別のテンタ
ヌを甚いお定長䞋に240℃で熱颚也燥した。梚地
ロヌラにかけるずころでは、凝固フむルムに玄
1.2Kgmm2の匵力をかけ、凝固フむルムはPPTA1
に察し硫酞を0.67含んでいた別にサンプリ
ングしお枬定した倀。 湿最状態での延䌞条件を倉えおサンプリングし
た結果を第衚に瀺す。
【衚】  ベルト面ずは、タンタル補ベルトに接しおいた面
のこずで、非ベルト面ずはそれず反察の衚面を
さす。
実斜䟋  ηinhが4.8のPPTAを99.5硫酞に10で溶解
し45℃で光孊異方性のある8400ポむズのドヌプを
埗た。脱気、濟過したのち、0.25mm×300mmのス
リツトを有するダむから、このドヌプをタンタル
補のベルト䞊に流延した。盞察湿床玄80の玄75
℃の空気を吹き぀けお流延ドヌプを透明な光孊等
方性ドヌプに転化し、次いで−℃の45硫酞氎
溶液で凝固させた。凝固したフむルムをベルトか
らはがしお凝固济からずり出し、凝固济に近接し
お蚭眮した察の梚地ロヌルに、凝固フむルムの
ベルトに接しおいた面を抌しあおたのち、鏡面ロ
ヌルで送り぀぀、垞枩の氎、カセむ゜ヌダ氎
溶液、玄30〜40℃の氎の順に掗浄した。凝固济か
らずり出したフむルムを別にサンプリングしたず
ころ、PPTAに察しで1.06倍の硫酞を含んでいた
こずがわか぀た。 掗浄されお玄250〜350の氎を含有する浞最フ
むルムをテンタヌでMDに1.3倍に、TDに1.1倍延
䌞し、次いで150℃の熱颚のじゆんかんする別の
テンタヌ䞭で、TDにのみ1.05倍に延䌞し぀぀也
燥した。埗られたフむルムは、厚み9.6Ό、
ηinh4.5、光線透過率87、密床1.402cm3、ボ
むド数0.8ケmm2、MD匷床26Kgmm2、TD匷床22
Kgmm2、MD䌞床15、TD䌞床19、MDダン
グ率1570Kgmm2、TDダング率1080Kgmm2であ぀
た。たた、ベルト及び梚地ロヌルに接しお圢成し
た面のRaは0.72Ό、それず反察の面のRaは
0.08Όであ぀た。 発明の効果 本発明のフむルムは、実斜䟋に瀺したように垂
販のフむルムには芋られない高い匷床ず高いダン
グ率で衚される良奜な機械的性質を有し、しか
も、衚面粟床が非垞に良奜な面ず易滑性のすぐれ
た面ずを䜵せも぀おいる。たたこれらの性質のみ
ならず、優れた電気絶瞁性、耐熱性、耐油性、耐
圧性、匷酞以倖の耐薬品性、構造の緻密性を有す
る。このため、本発明のフむルムは、高速回転す
る電気機噚の絶瞁材料や磁気テヌプ、フレキシブ
ルプリント配線基板、電線被芆材、濟過膜等に奜
適に䜿甚するこずができ、さらにもうひず぀の特
城である透明性に優れおいるこずから、包装材
料、補版材料、写真フむルム等にも有甚なもので
ある。 特に、本発明のフむルムは、高いダング率ず匷
い耐匕裂性、高い衚面粟床ず易滑性を党で備えお
いるので、ビデオテヌプ、コンピナヌタテヌプ、
オヌデむオテヌプなどの磁気テヌプずしお有甚
で、殊に画像の鮮明性や安定性にもすぐれた高品
質のビデオテヌプずしお有甚である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  察数粘床が3.5以䞊の実質的にポリ−フ
    ゚ニレンテレフタルアミドよりなるフむルムで
    あ぀お、少なくずも䞀方向のダング率が1000Kg
    mm2以䞊であり、党おの方向の匕匵䌞床が以䞊
    であり、か぀フむルムの䞀぀の面の䞭心線平均粗
    さRaが0.08Ό以䞋であり、他方の面の䞭心
    線平均粗さRaが0.15〜0.8Όの範囲であるこ
    ずを特城ずするフむルム。  察数粘床が3.5以䞊のポリ−プニレン
    テレフタルアミドず95重量以䞊の硫酞ずから
    実質的になる光孊異方性ドヌプを、光孊異方性を
    保぀たたた支持面䞊に流延し、吞湿又は及び加
    熱により該ドヌプを光孊等方性に転化したのち凝
    固させるフむルムの補法においお、凝固を10℃以
    䞋に保持した30重量以䞊の硫酞氎溶液で行い、
    次いで、残存する硫酞のポリ−プニレンテ
    レフタルアミドに察する重量比が0.3〜1.5の範
    囲の凝固状態で、該凝固フむルムの支持面偎を梚
    地面に接圧したのち、掗浄を行い、曎に湿最状態
    でフむルムを少なくずも䞀方向に1.05倍以䞊に延
    䌞したのち、フむルムの収瞮を制限し぀぀也燥す
    るこずを特城ずするフむルムの補造法。
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