JPH0352376A - 原稿読取り装置 - Google Patents

原稿読取り装置

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JPH0352376A
JPH0352376A JP1186094A JP18609489A JPH0352376A JP H0352376 A JPH0352376 A JP H0352376A JP 1186094 A JP1186094 A JP 1186094A JP 18609489 A JP18609489 A JP 18609489A JP H0352376 A JPH0352376 A JP H0352376A
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clock signal
clock
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image processing
power
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Yukio Sato
幸夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この本発明は,複写機等の原稿読み取り装置,特に電源
を投入してから装置が安定し使用可能になるまでの時間
を短縮した原稿読み取り装置に関するものである。
(従来の技@) 近年、CCD等(Charge Coupled De
vice)等の固体撮像素子を使用し、画像処理をデイ
ジタル信号で行うディジタル複写機が開発され、その機
能の拡大に伴い急速にそのデイジタル処理回路の規模が
増大している。
また、ユーザー側の高画質への要望も強く、ディジタル
処理回路のみならずCCD等のアナログ信号処理回路に
至るまで画像処理全般にわたり画像処理の高精度化が要
求されるようになり、同様に回路規模が増大する要因と
なっている.このような、画像処理回路の大規模化によ
り装置の大型化がされないように,ゲート・アレイ等の
セミ・カスタムI C (Integrated−ci
rcuit)を開発、高密度実装への対応等、装置の小
型化への努力が行われている. (発明が解決しようとする課題) 然しながら、消費電力、装置内界温、装置外へのノイズ
放射等の問題に対して、まだ、充分な対策がとられてい
るとは言えないのが現状である。
また、画像読み取り装置で使用するCCO等の固体撮像
素子は、一般に雰囲気温度に比例して画質劣化の要因と
なる暗電流が増加する事が知られており、小型化による
装置内の昇温か高画質化へのネックとなる場合もある。
さらに、カラー読み取りを行う固体撮像素子では、一般
に撮像面にカラー・フィルターを塗布(印刷)しており
、このカラー・フィルターが高い雰囲気温度によって劣
化が促進されるため、この劣化防とのためにも装置内の
昇温を抑える必要がある。
当然固体撮像素子自身の発熱によっても、このカラーフ
ィルターの劣化が促進されるため、この発熱防止にも何
らかの対策が必要である。
この為,従来は,画像処理回路のクロック発生回路には
クロック発生禁止手段を有し、特定の場合以外に上記ク
ロック発生禁止手段を動作せしめ、上記画倣処理回路で
のクロック信号の発生を停止するようにした事により、
装置内の昇温を抑えるようにしたものが提案されている
しかし、この場合でもクロック信号が停止している状態
からクロック信号が動作を開始し画像処理回路が動作を
始め,昇温による温度カーブが飽和するまでは過渡的な
画質の変化は避けられないといった問題がある。さらに
、電源投入直後は画像処理部、とくに、CCD等では直
流電源が印加されてから、直流電源による昇温が安定す
るまでの過渡的な画質変化が激しいという問題があった
この発明は、前記従来技術の問題点を解消し、電源役人
から、装置が安定し正常な画質、色再現が得られる定常
状愚になるまでの過渡期間を短縮した原H4読取り装置
の提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため,この発明に係る原稿読取り装置は、原稿像を
入力し光電変換して出力する固体撮像素子と、該固体撮
像素子の出力から画像信号を形成する画像処理回路と、
クロツク信号を前記画像処理回路に送出するクロック発
生手段と、制御部とを備えた原稿読取り装置であって、
該クロツク発生手段は、原稿読取り、補正データ取込、
点検等装M操作時のほか、電源を投入してから操作開始
までの間の特定期間に、クロツク信号を前記画像処8!
回路に送出して前記撮像素子の温度上シtを加速するこ
とを特徴とする構成により,さらに前記制御部には、電
源を役入レてからの特定期間、および原稿読取り、補正
データ取込、点検等装置操作時のほかは,クロック発生
手段から画像処理回路へのクロック信号の送出を禁止す
る、クロック発生禁止手段を有することを特徴とする構
成により、そして更に,クロック発生手段は,原稿読取
り時のクロック信号と、該クロック信号の周波数より高
い周波数のクロック信号とを選択して送出するate.
を有し,電源を投入してからの特定期間は、原稿読取り
時の周波数より高い周波数のクロック信号を選択して画
像処理回路に送出することを特徴とする構成によって前
記の目的を達成しようとするものである. (作用) 以上のような構成としたので、電源を投入するとクロッ
ク発生手段は画像処理回路にクロツク信号を送出して、
固体撮像素子の温度上昇を加速する。
そして、特定期間が経過すると、前記クロック信号の供
給は停止し、固体撮像素子は一定温度を維持する定常状
態に入り,原稿読取り、補正データ取込み、点検等装置
操作を行える待機状態にある。
上記クロック信号の停止している定常状態から原4M読
取り、補正データ取込み、点検等装置を操作するときは
、クロック発生手段はクロツク信号を画像処理回路に送
出して前記各操作を可能とし,各操作が終るとクロツク
信号は停止する。
なお、制御部にクロツク発生禁止手段を有する場合は、
同手段は前記特定期間および装置操作時のほかはクロッ
ク発生手段から画像処理回路へのクロック信号の送出を
禁止する。更に、電源投入してからの特定期間の間は、
原M4読取り時のクロック信号の周波数より高い周波数
のクロツク信号を画像処理回路に送出する場合は、固体
撮像素子の温度上昇をより一層加速して、早く定常状態
に入る。
(実施例) 以下、この発明の画像読取り装置を実施例により説明す
る。
第1図は、この発明に係る一実施例のR1tA読取り装
置の一部を示す断面図である。
固体撮像素子1には密着型CODライン・イメージ・セ
ンサを使用しており、光源2とともに光学系3として一
体のユニットを構成している。
そして、図の左右の方向に移動し原稿台ガラス4に下向
きに置かれた原稿像全面の読み取りを行う。
このように、光学系3には、熱源となる光源2と先に述
べた理由から熱を嫌う固体撮像素子1とが一体のユニッ
トとなり、また図示してない駆動回路および処理回路と
も一体となっており,この冷却の為に冷却ファン等を近
傍に設置する事が行われている。しかし、光学系3内部
の実際の昇温の原因としては、光源2の熱放射の他に、
常に電源が印加されている事から固体撮像素子!である
密着型CCDライン・イメージ・センサの自己発熱、お
よび駆動回路、処理回路の発熱による要因も大きい。従
って、この固体撮像素子lに関係するこれらの発熱をあ
る程度抑えれば、光学系3内部の昇温に対して効果を得
る事ができる事になる。
しかし、固体撮像素子lの自己発熱による昇温を抑える
一方で、装置が安定するまでの間の画質変化を避ける為
に電源を投入したら撮像素子1を加熱していち早く一定
の温度に保つことも重要である. 何故なら、電源投入後すぐに、コピー動作を実行したり
、或いは光学的なムラやCCDの画素のバラッキ等のシ
ェーディング補正のデータを取り込みメモリするような
場合に画質がまだ安定しないうちに実行されてしまう恐
れがあるからである. 光学系3は、図示のパルス・モータ5、プーリー6、ブ
ーリー7、駆動ベルト8よりなる走査系によって移動走
査が行われる。
第2図は、この発明に係る一実施例の画像読取り装置を
示すブロック図である。
画像読取り装置は、前記光学系3を構成する固体撮像素
子1であるCCD 1 0、および画像処理回路八を構
成するアナログ信号処理部11と画像処理部12、並び
に、光源16、ランプ電源17、直流電源18、制御部
20、操作部21および駆動部23を備えている.なお
制御部20はクロック発生禁止手段Sを備えている.次
に前記各々の構成とその動作を説明する。
光源16は、例えば、ハロゲン・ランプのような構成で
あり、固体撮像素子1であるCCD10、アナログ信号
処理部1lとともに第1図の光学系3に内蔵されている
. アナログ信号処理R11は、増幅回路30,サンプル・
アンド・ホールド回路31,A/D変換器32、CCD
ii動回路33、クロック発生手段34を備えている.
そしてCCD 1 0より出力されるJfJ.M4像の
アナログ画像信号を多値のデイジタル画像データに変換
し、次段の画像処理部12に出力する。
画像処理部12は、シエーデイング補正回路50、γ補
正回路51,二値化回路52、カウンタ53、およびク
ロック発生手段54を備えている.そして、アナログ信
号処理部!!より前記ディジタル画像データを入力し,
シェーディング補正、γ補正等のディジタル画像処理を
行う。
制御部20は、装置全体の制御を行う部分であり、例え
ば、マイクロコンピュータで構成される.なお、クロッ
ク信号発生禁止手段Sをも備えている。IIJ御@20
には、装置の動作に関する指示を行う操作s21、前述
の走査系を駆動するための駆動R23が接続されており
、クロック発生/停止を指示するための信号S1,S2
の制御も行う。
また、制御部20にはスイッチ22が接続されており、
後述のように、装置の調整時にクロック発生禁止の機能
を一時停止させるといった指示を行う為に使用する。
電源は交流ラインから、光!!16用のランプ電源l7
と、その他回路に直流電源を供給する直流電@18とに
供給する。この交流ライン電力の供給は′Irtflス
イッチ19により制御される。
直流電源18は、電源スイッチ19をオンすれば接続さ
れている回路へ.常時直流電力を供給する。また、ラン
プ電源17は,制御部2oよりの{X号LSにより光源
16への電力供給を制御される。
第3図は,画像処理回路Aの中のアナログ信号処理部I
1のブロック図である。
この図によって光学系3に内蔵されるCC01G、およ
びアナログ信号処理部11の具体的な回路構成と作用を
説明する。
CCDIOは,ccog勤回路33により駆動される。
そのもととなるタイミングは、クロック発生手段34の
発生するクロック信号による。
クロック発生千段34は、前記制tI4部20よりの信
号S1により制御される。本実施例では、信号S1がオ
フの時に出力停止し、信号S!がオンの時にクロック信
号を出力する。このような発振回路の例としては、キン
セキ社の製品で型名EXO−3がある。
CCD1 0の駆動は,一般に、容量性の負荷となるこ
とからCCD駆動回路33の発熱は、比較的多いものと
なる。
従って、前記クロック信号を停止する事により、この発
熱をかなり低減する事が可能になる。
cco t oより出力されたアナログ画像信号は、増
幅回路30で増幅された後、サンプル・アンド・ホール
ド回路31でノイズ成分を除去し、A/D変換器32で
多値のディジタル画像信号に変換される。
これら回路は、すべてクロック発生千段34の発生する
クロック信号を基準に動作している事から、クロックイ
2号を停止する事により、発熱、ノイズ、消費電力を低
減する事が出来る。
次に、第4図の画像処理部ブロック図を使用して、画像
処理部12の回路構成の例を説明する. アナログ信号処理11sIIより送られて来た多値のデ
ィジタル画像信号は、シエーディング補正回路50に入
力して、光学的なムラやCCD 1 0の<l!i素の
バラッキ等の補正を行う。
次に入力するγ補正回路51は、得られた画像信号に対
して非直線的な変換を施して、二値化に望ましい特性に
するための回路である。
更に次に、入力する二値化回路52は、多値のディジタ
ル画像信号をプリンタ等の外部装置に必要な二値化のデ
ィジタル画像信号に変換する為の回路である。
これらの回路は、クロック発生手段54の発生するクロ
ック信号により動作し、カウンタ53の発生する主走査
アドレス信号、即ち、CCD 1 0が出力するライン
画像中の画素アドレス信号を基準に動作を行う. クロック発生手11254は制御部20より信号S2に
より制御される。信号S2がオフの時に出力停止し、信
号S2がオンの時にクロック信号を出力する。
なお、この実施例では、クロツク発生手段34.54を
5画像処理回路Aの中に設けて、クロック信号を画像処
理回路Aのアナログfε号処理部11および画像処理部
12に送出する構成としたが、画像処理回路Aの外に設
けて画像処理回路八にクロック信号を送出する構成とし
てもよい。
このように、画像処理部12の回路構成例として比較的
単純な例を示したが、実際の回路はより複雑で大規模で
ある事が多く、発熱を低減する効果がより顕著になる. 第5図は,操作[21の具体的な構成例を示す図である
. タッチ・パネル・ディスプレイ40は、表面に透明電極
よりなるタッチ・パネル、下部に液晶ディスプレイ等の
表示器より構成される対話型の操作パネルである.この
タッチ・パネル・ディスプレイ40で、例えば、R稿読
み取りサイズ、読み取り倍率等の指示を行う. スタート・キー42は,R稿読み取り動作の開始を指示
するためのキー・スイッチであり、このキー入力を行う
事により原#I読み取り動作が開始される。ストップ・
キー4lは、原稿読み取り動作を中止する場合に使用す
るキー・スイッチであり、このキー入力により原稿読み
取り動作を中断する事が出来る. さて,電源スイッチl9がオンしている間のこの実施例
による装置の動作状態は、3つの状態に分類が可能であ
る.第1は、原稿読取り、補正データ取込み.点検等の
動作を行っている状態、′s2は、上記説明した操作部
2lがオペレータにより操作中の状態,そして、第3は
何も動作していない待ちの状態の3つである。この3つ
の動作状態のうち画像処理回路Aが実際に動作していな
ければならないのは.RiA読取り、補正データ取込み
、点検を行っている″s1の状態だけであり,他は、画
像処理回路Aがオフされていても良い。
また、実際の装置の使用状況を見た場合、装置を何時で
もすぐに使用したいというオペレータの要求から装置を
使用していない時でも勤務時間中は,電源スイッチ19
を常にオンしておく事が多く、こうした事から.画像処
理回路Aが実際に動作していなければならない時間は.
t源スイッチ19がオンしている全時間に比べて極めて
短い時間と言う事が出来る。
このことから、画像処理回路Aが実際C動作していなけ
ればならないとき以外は、画像処理回路Aのクロック信
号の送出を停止しておく事により画像処理回路Aからの
発熱を低減することができる。
第6図は、従来のi槁読取り装置の固体撮像素子CCD
の温度上昇カーブであり、X軸に時間,y軸に温度を示
してある。まず、温度T.の状悪から電源スイッチをオ
ンする。
これによりCODにも直流電源が印加され、温度が上昇
し始める.そして+ tl経過後に所定温度TIになっ
て安定する. ここでスタートキーをオンして、画像処理回路にクロッ
ク信号が印加され、原稿読取り動作を開始すると、再び
CCDの温度は、上昇し、T2の温度に上昇して安定す
る。
ところで、T1温度に安定するまでの時間、即ち1,の
間は過渡期であって,この間にコピーをすると、その画
質は劣っている。
他方、第7図は、この発明の一実施例でのCCD1 0
の温度、上昇カーブである。
第6図とは異り、電源スイッチ19をオンすると、直ち
に,クロック発生手段34.54がクロック信号を画像
処理回路Aに送出して、COD10の温度上昇を加速し
て,前記1,より短い特定期間t2で所定の温度T1に
到達する。即ち、tz (t+という式が成り立つ。そ
してクロック信号を停止して温度TIを維持する。この
ことは、従来例に比べて、CCD 1 0が温度上昇す
る過渡期にコピーした場合に、画質低下を生ずるロスタ
イムを減らすことができる. 次に,第8図はIll御s20の動作を示すフロー・チ
ャートの簡単な例である。
この図によって、作用を説明する. プログラム・ステップのステップSP1では、制御部2
0は信号Sl.S2をオフする等、装置の初期化を行う
。このステップSPlを実行する事により、CCD 1
 0、アナログ信号処理部11、画像処理郎12へのク
ロック信号出力は、禁止された状態となる。
ステップSP2では、前述のCOD l Oの温度が安
定するまでに要する特定期間t2にタイマー値をセット
し、ステップSP3で、スイッチ22をオンして、クロ
ック発生禁止手段Sの機能を一時停止してst,szを
オンする. これにより、クロック信号は送出され、COD10は直
流だけが印加される従来例よりも急速に温度上昇する.
ステップSP4では、t2のカウント値のカウントアッ
プを待ってステップSPSでクロック発生禁止手段Sが
作動しSl,S2をオフするので,CCDIOの温度上
昇は停止する。そして,直流による加熱と装置からの放
熱によって、cco t oは安定温度TIを維持して
第7図に示すような温調カーブとなる。
ステップSPI l〜ステップSP14の処理は5例え
ば装置の動作チェックを行う等のために、原稿読取り動
作を行わないにも拘らず、強調的にクロック信号を発生
させるステップである。
ステップSPI 1では、IIJfR郎20はスイッチ
22をチェックし、スイッチ22がオンである場合は,
ステップSP12を実行し、ilH1部20は信号Sl
,32をともにオンして、クロック信号を送出する。こ
れによって通常の画倣処理動作ができる. ステップSP13では、スイッチ22をチェックし、ス
イッチ22がオフである場合は、ステップSPl4を実
行し、信号Sl,S2をともにオフして、クロック信号
の出力を停止する。
この実施例では、スイッチ22は1個のスイッチでIs
成してあり、信号S1,S2を同時にオンオフして画像
処理回路Aの2つのクロック発生手段34.54を制御
し,クロック信号をオンオフしているが、スイッチ22
を2個のスイッチに分けてSt,SZ別として,クロッ
ク発生手段34.54を別々に制御してもよい. ステップSP15は、オペレータがスタート・キー42
を押したか否かの判定を行い分岐を行うステップである
.スタート・キー42が押された場合は、ステップsp
i s〜20を実行し、原禍を読み取る. ステップSP16で、制御部20は信号St,S2をと
もにオンすることによりクロック信号を送出し画像処理
回路Aを動作状態とする.ステップSP17で信号LS
をオンし光源16を点灯する.ステップSP1Bで光学
系3を移動し原稿像の読み取りシーケンスを実行する.
ステップSP!9では信号LSをオフし光91Bを消灯
した後、ステップSP20で信号S1.52をともにオ
フして、クロック信号の送出を停止し画像処理回路Aを
オフして、1回の原稿読み取り動作を終了する. この様に、原稿読取り装置が本来の処理動作をしていな
い状態、即ち、スタンバイ状態では、動作する必要のな
い画像処理回路Aのクロック信号を停止することによっ
て装置内の昇温を抑えることができる。また、電源オン
時から特定期間t2が経過するまでの間は画像処理回路
Aにクロ,ク信号を送出して、CODを安定温度T1に
早く到達させコピー画像劣化が生ずる期間を短縮するこ
とができる。
なお、クロック発生禁止手段によって、前記特定期間t
2の間、および原稿読取り、補正データ取込み、点検等
のとき以上は、クロック信号の送出を禁止して,装置の
過熱防止と、電力節約との効果がある. (第2実施例) 近年、画像処理回路としてディジタル回路、特に、CM
OSロジックが多用されており、上述のゲート・アレイ
等のセミ・カスタムICにしてもCMOSロジックがそ
の主流となっている。このCMOSロジックは動作周波
数に比例して消費電力が増加する事が一般に知られてお
り、この動作クロックの周波数をゼロとすれば消費電力
を著しく低減する事が可能である. 反対に、動作クロックの周波数を上げれば、発熱は大き
くなる。この第2実施例は、電!!没人直後のCCDの
温度上昇過渡期に起る画質劣化の期間を極力短縮するた
めに、前記CMOSロジックの性質を利用したものであ
る. 第9図は、この第2実施例のアナログ{X号処理a31
1のブロック図である.クロツク発生手段34は、原稿
読取り時の周波数flのクロツク信号を出力する第1の
クロツク発生9 3 4 aと、これにより高い周波数
f2のクロツク信号を出力する第2クロック発生@34
bと、前記f.とf2の周波数のクロック信号を選択し
て出力するための切換1a35を備えている. そして、原稿読取り、補正データ取込み、点検等には、
第1クロツク発生M3 4 aからのクロツク信号を画
像処理回路Aに送出し、電源投入後の特定期間中には、
第2クロツク発生器34bからのクロック信号g切り換
へて送出することによって,vi述の第7図に示すCC
D 1 0が安定温度T1に達するまでの特定期間をよ
り一層短縮させることができる. (第3実施例) 従来の熱定着方式複写機等では、プリンタ一部が使用可
能となるまでの待ち時間であるウェイトアップ時間は、
かなり長いので電源投入後、CCD等の温度上昇中の不
安定期間は、それ程問題とはされなかった. 即ち、CCDの温度上昇必要時間よりプリンターの熱定
着部ウェイトアップの方が長い場合が多かった。ところ
が、インクジェット方式等の場合には,ウェイトアップ
が無く、CCDのウェイトアップが問題となってくる。
従って、CODのウェイトアップ時間をも考慮して、コ
ピーの禁止時間を設定して画質の劣るコピーを防ぐ必要
がある. 或は、少なくともコピーの禁止はしなくても,補正のた
めのデータ取込みを禁止することは必要である。このた
め、インクジェット式プリンターを有するコピー装置の
原稿読取り装置も、この発明に係る第1実施例、第2実
施例と同様の構成とすることにより待ち時間の短縮を計
ることができる. 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、電源を投入し
てからの特定期間の間、クロツク発生手段は画像処理回
路にクロック信号を送出して固体撮像素子の温度上昇を
加速するので,装置がまだ安定しない、画質も劣る過渡
期間の経過待ち時間を短縮することができる. そして、クロック発生禁止手段を備えた場合は、クロッ
ク発生禁止手段によって、前記特定期間および原M4m
取り,補正データ取込み、点検時のほかは,クロック信
号の送出を禁止して、装置の過熱防止と電力節約の効果
を有する.更に.L’la読取り時のクロツク信号の周
波数より高い周波数のクロツク信号を、電源投入してか
らの特定期間の間、画像処理回路に送出した場合には、
固体撮像素子の温度上昇をより一層加速するので、待ち
時間を更に短縮することができる.そして,電源を投入
してから短時間のうちに、安定した画質、色再現が可能
となる原稿読取り装置を提供することができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る一実施例のRm読取り装置の
部分断面図,第2図は、上記実施例のプロ,ク図、第3
図は、上記実施例のアナログ信号処理部のブロック図、
第4図は、上記実施例の画像処理部ブロック図、第5図
は、上記実施例の操作郎の構成説明図、第6図は、従来
例のCODの温度上昇カーブ説明図、第7図は、上記実
施例のCCDの温度上昇カーブ説明図、第8図は、上記
実施例の制御部フローチャート、第9図は、第2実施例
のアナログ信号処理部のブロック図である.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿像を入力し光電変換して出力する固体撮像素
    子と、該固体撮像素子の出力から画像信号を形成する画
    像処理回路と、クロック信号を前記画像処理回路に送出
    するクロック発生手段と、制御部とを備えた原稿読取り
    装置であって、該クロック発生手段は、原稿読取り、補
    正データ取込、点検等装置操作時のほか、電源を投入し
    てから操作開始までの間の特定期間に、クロック信号を
    前記画像処理回路に送出して前記撮像素子の温度上昇を
    加速することを特徴とする原稿読取り装置。
  2. (2)制御部には、電源を投入してからの特定期間、お
    よび原稿読取り、補正データ取込、点検等装置操作時の
    ほかは、クロック発生手段から画像処理回路へのクロッ
    ク信号の送出を禁止する、クロック発生禁止手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の原稿読取り装置。
  3. (3)クロック発生手段は、原稿読取り時のクロック信
    号と、該クロック信号の周波数より高い周波数のクロッ
    ク信号とを選択して送出する機能を有し、電源を投入し
    てからの特定期間は、原稿読取り時の周波数より高い周
    波数のクロック信号を選択して画像処理回路に送出する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の原稿読取り装
    置。
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