JP2021019313A - 撮像装置およびその制御方法ならびにプログラム - Google Patents

撮像装置およびその制御方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】LV機能を使用しながら静止画を連続撮影する際に、静止画像とLV画像の露光時間が異なる場合であっても、LV機能における表示の違和感を低減することが可能な撮像装置を提供する。【解決手段】本実施形態に係る撮像装置は、繰り返し撮像を行う場合に、それぞれの露光時間が設定された静止画撮影のための第1の撮像とライブビュー表示のための第2の撮像とを切り替えて撮像を行う撮像手段と、撮像手段による撮像に基づく画像を表示デバイスに表示させる表示手段と、第1の撮像に対する露光時間が所定の閾値より短い場合には、表示手段によって表示させる画像に第1の撮像に基づく画像を含めず、第1の撮像に対する露光時間が所定の閾値以上である場合には、表示手段によって表示させる画像に第1の撮像に基づく画像を含めるように制御する制御手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法ならびにプログラムに関する。
従来、撮影しながらその出力をディスプレイに表示するライブビュー(以下LVともいう)機能を有する撮像装置が知られている。LV機能では、一般に、LV用の画像(単にLV画像ともいう)が一定間隔で撮影、表示されるため、ユーザは、表示されるLV画像で移動する被写体を確認しながら静止画の連続撮影を行うことができる。
1つの撮像センサを有する撮像装置でLV機能を使用しながら静止画の連続撮影(以下連写ともいう)を行う場合、撮像センサは静止画記録用の画像データの出力を繰り返しながら、表示用の画像データを出力する必要がある。しかし、1つの撮像センサを用いる場合には、静止画用の撮影を行って画像データを出力する(静止画用駆動ともいう)間に、LV表示用の撮影を行って画像データを出力する(LV用駆動ともいう)ことはできない。このため、LV表示中に連写を行う場合、静止画用駆動の時間に表示用駆動の時間が重複してLV画像を得られない場合が生じ、LV表示では前フレームの表示の繰り返しか、ブラックアウト(非表示)が生じ、表示の更新頻度が低下する場合がある。
このような課題に対し、連写操作が行われる場合には、縮小等した静止画用の画像データを表示し、装置内の負荷状態に応じて一定期間にLV用の画像データを表示することで、連写時におけるLV表示の更新頻度を高める技術が提案されている(特許文献1)。
特開2012−44566号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、連写が行われる場合には静止画用の画像データを用いることが前提となっており、装置内の負荷状態に応じて静止画像とLV画像とが混在して表示される。このため、静止画像とLV画像の露光時間が異なり被写体の動きブレや明るさの差が生じる場合、静止画像とLV画像を切り替えて交互に表示すると違和感を生じさせる場合がある。一方、連写しながら取得することができるLV画像を最大限に利用することができれば、静止画像とLV画像の露光時間に差が生じてもLV機能における表示の違和感を低減することが可能な場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、LV機能を使用しながら静止画を連続撮影する際に、静止画像とLV画像の露光時間が異なる場合であっても、LV機能における表示の違和感を低減可能な技術を実現することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、繰り返し撮像を行う場合に、それぞれの露光時間が設定された静止画撮影のための第1の撮像とライブビュー表示のための第2の撮像とを切り替えて撮像を行う撮像手段と、前記撮像手段による撮像に基づく画像を表示デバイスに表示させる表示手段と、前記第1の撮像に対する露光時間が所定の閾値より短い場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めず、前記第1の撮像に対する露光時間が前記所定の閾値以上である場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、LV機能を使用しながら静止画を連続撮影する際に、静止画像とLV画像の露光時間が異なる場合であっても、LV機能における表示の違和感を低減することが可能になる。
実施形態1における撮像装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 実施形態1における静止画の連写を行う際のLV表示に関するタイミングチャート 実施形態1におけるLV表示制御に係る一連の動作を示すフローチャート 実施形態1における静止画の連写1枚目におけるLV表示に関するタイミングチャート 実施形態1における静止画の連写2枚目以降のLV表示に関するタイミングチャート 実施形態1における静止画の連写終了時におけるLV表示に関するタイミングチャート 実施形態2における静止画の連写を行う際のLV表示に関するタイミングチャート 実施形態2における静止画の連写1枚目におけるLV表示に関するタイミングチャート 実施形態2におけるLV表示制御に係る一連の動作を示すフローチャート 実施形態3における静止画の連写を行う際のLV表示に関するタイミングチャート 静止画連写中にLV表示間隔を変更しない場合の例を示すタイミングチャート 実施形態3におけるLV表示制御に係る一連の動作を示すフローチャート 実施形態3における静止画の連写1枚目におけるLV表示に関するタイミングチャート 実施形態3における静止画の連写2枚目以降のLV表示に関するタイミングチャート 実施形態3における静止画の連写終了時におけるLV表示に関するタイミングチャート 実施形態4における静止画の連写を行う際のLV表示に関するタイミングチャート 実施形態5における静止画の連写を行う際のLV表示に関するタイミングチャート
(実施形態1)
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下では撮像装置の一例として、LV画像を出力しながら静止画の連続撮影(連写)の可能なデジタルカメラを用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、デジタルカメラに限らず、LV画像を出力しながら連写の可能な他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えば、デジタルビデオカメラ、スマートフォンを含む携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、医療機器、車載用システムの機器などが含まれてよい。
(デジタルカメラの構成)
図1は、本実施形態の撮像装置の一例としてのデジタルカメラ120の機能構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
デジタルカメラ120は、後述する各部のほか、撮像素子からのアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器や、画像データを例えばJPEGやMPEG形式などに圧縮または圧縮されたデータを伸張する圧縮伸張部等の不図示の他の構成を含んでよい。また、JPEGやMPEGを外部メディアに記録する外部記録部などを含んでよい。
撮像部100は、撮影光学系により撮像面に結像された被写体像を電気信号に変換して画像データを出力するCCDやCMOSセンサ等の撮像素子を含む。撮像部100からの画像データは、データ転送部105を介して一時記録部107へ書き込まれる。
画像縮小部110は、静止画用の画像データをLV画像のサイズに縮小する1つ以上の処理回路を有する。また、画像縮小部110は、データ転送部105と接続され、撮像部100において撮像された記録画像データを入力し、画像処理を施した処理結果をデータ転送部105を介して一時記録部107へ書き出す。
記録画像処理部101は、静止画用の画像データを生成するための1つ以上の処理回路を有する。記録画像処理部101は、例えば、画素補正、黒レベル補正、シェーディング補正、傷補正、ホワイトバランス調整、倍率色収差補正、ガンマ補正や輝度・色生成処理、幾何変形、ノイズリダクション、拡大縮小などの複数の処理を実行する。これにより、画像データに対して適切な画像処理を施す。また、記録画像処理部101は、データ転送部105と接続され、データ転送部105から画像データを入力し、画像処理を施した処理結果を、データ転送部105を介して一時記録部107へ書き出す。
表示画像処理部109は、LV画像を生成するための1つ以上の処理回路を有する。記録画像処理部101と同様に、複数の画像処理機能を有する。但し、表示周期中にLV画像の生成を完了させる必要があるため、記録画像処理部101よりも簡易かつ高速な画像処理を施す構成となっている。また、表示画像処理部109は、データ転送部105と接続され、データ転送部105から画像データを入力し、画像処理を施した処理結果を、データ転送部105を介して表示部102へ出力する。なお、本実施形態では、静止画像とLV画像に対する画像処理部を別々の構成とする場合を例に説明するが、共通の画像処理部を用いてもよい。この場合、例えば、LV画像に対する処理を実施していない期間中に、静止画に対する処理を行うような、時分割処理を行う構成としてもよい。
表示部102は、1つ以上の表示制御用の回路を有する。表示部102は、データ転送部105と接続され、データ転送部105から表示画像処理部109で処理された画像データを入力し、表示デバイス103のサイズに合わせるための、表示画像の周辺に固定色(例えば黒塗り)の画素を追加する処理等を行う。また、表示データへの撮影時間などの埋め込み処理、所謂OSD(On−Screen Display)画像を重畳する処理などを実行する。表示部102は、表示デバイス103に合わせたフォーマット変換など複数の処理を実行し、表示デバイス103へ表示画像を転送する。
表示デバイス103は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やEVFなどであり、表示部102からの画像の表示を行う。
制御部104は、デジタルカメラ120の動作制御を司る1つ以上のプロセッサを有する。制御部104は、記録部108に記録されたプログラムを一時記録部107のメモリに展開、実行することにより、デジタルカメラ120を構成する各機能ブロックに対して様々な指示を行い、各種の制御処理を実行する。また、制御部104は、バス106を介して接続された記録画像処理部101、表示部102、データ転送部105、一時記録部107、記録部108を制御する。
データ転送部105は、データ転送を行う複数のDirect Memory Accessコントローラの不図示のWRDMACとRDDMACを含む。画像データは、WRDMACによってバス106に出力され、一時記録部107内に一時的に格納される。一時記録部107内に格納された画像データは、RDDMACによってバス106に出力され、データ転送部105に接続されている記録画像処理部101、表示部102へデータを出力する。
バス106は、不図示のシステムバスとデータバスを有し、各々独立したバス構成となっている。一時記録部107は、不図示のメモリ制御部とメモリを有し、制御部104或いはデータ転送部105からの指示に応じて、メモリにデータの書き込み、或いはメモリからデータの読み込みを行う。メモリは、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像、音声等のデータや制御部104の動作用の定数、プログラム等を格納するのに十分な記憶容量を備える、例えば1つ以上の揮発性の記憶装置であり、例えばDRAMなどから構成される。
記録部108は、不図示の不揮発性メモリ制御部と1つ以上の不揮発性メモリから構成される。不揮発性メモリ制御部は、制御部104からの指示に応じて、不揮発性メモリにデータを書き込んだり、不揮発性メモリからデータを読み出したりする。不揮発性メモリは、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリには、制御部104の動作用の定数、プログラム等が記憶される。
(連写時のLV表示に係る動作例)
次に、図2を参照して、静止画の連写を行う際のLV表示に関する動作例について説明する。図2は、静止画の連写におけるレリーズタイムを一定とし、連写間隔を調整した、静止画連写中のLV表示を示すタイミングチャートである。図2の縦方向は、タイミング信号、処理或いは出力される画像の別を示し、横方向は時間を示している。
まず、図2に縦方向に並ぶ項目について説明する。「撮像表示V同期」は、撮像部100からLV画像を読み出すタイミングを表す撮像の垂直同期信号のタイミングを示している。このタイミング信号により、例えば1秒間に60フレームの画像が撮像部100から出力される。
「静止画同期」は、撮像部100からの静止画の読み出しタイミングを示し、静止画撮影間隔T4或いは連写間隔T5に応じて発生する同期信号となる。静止画撮影間隔T4は、レリーズ後1枚目の静止画(静止画1)の撮影開始から2枚目の静止画(静止画2)の撮影開始までの間隔であり、連写間隔T5は、2枚目以降の静止画の撮影開始から次の静止画の撮影開始までの間隔を表す。また、タイミング200は、シャッターボタン押下による撮影指示のタイミングを示す。図2に示す例では、タイミング200からレリーズタイムT0後に、静止画同期信号が発生している。連写間隔T5については、図3に示す静止画連写の動作の説明において詳述するが、静止画撮影間隔T4ならびに連写間隔T5は、静止画撮影において撮像素子から画像が出力される画像出力期間(主に露光時間)に応じて調整がなされる。
「センサ出力画像」は、撮像部100からの画像読み出しの開始と終了のタイミング及びセンサ切り替え時間を示す。LV画像の読み出しを「表示1」から「表示9」として示し、静止画の読み出しを「静止画1」から「静止画3」として示している。格子枠201はLV画像から静止画への撮像部100の切り替え時間、格子枠202は静止画からLV画像への撮像部100の切り替え時間となる。また、LV画像(すなわち表示1〜9)と静止画(すなわち静止画1〜3)の時間が異なるのは、画素数が異なること、露光時間が異なるためである。なお、ハッチングを付した表示2、3、6、9は、撮像部100にて、LV画像の撮像を行わない画像であり、静止画読み出しと重なるために読み出すことが出来ないことを示している。
「表示画像処理」は、表示画像処理部109の画像処理の実行タイミングを示す。LV画像用の画像である表示1、4、5、7、8と、静止画像用の画像である静止画1、2に示すタイミングでは、以下の処理が行われる。すなわち、各画像は、撮像部100から読み出されて一時記録部107に記録され、データ転送部105を介して表示画像処理部109へ読み出されて処理され、データ転送部105を介して再び一時記録部107に記録される。また、表示1、2(静止画1)、4、5、6(静止画2)、7、8の示すタイミングは、撮像部100からの画像データの一画面分の全てを一時記録部107に記録する前に、表示画像処理部109が処理を開始していることを示している。また、データ転送部105は、撮像部100が書き込んだ画像データのみを記録画像処理部101で読み出すように制御している。つまり、表示画像処理部109は、撮像部100が一時記録部107へ書き込む前に読み出すことがないように制御可能となる。さらに、静止画1、2においては、撮像部100からの画像データは画像縮小部110に入力され、LV画像サイズに縮小されてから、一時記録部107に記録される。なお、本タイミングチャートに示す例では、静止画1、2における表示画像処理は、センサ出力画像期間律速で処理時間が延びることとなる。なお、システムとして帯域が問題とならない場合、静止画もLV画像と同じように、撮像部100から画像データを一時記録部107に書き込み、表示画像処理部109でLV画像サイズに縮小しても構わない。
「記録画像処理」は、記録画像処理部101の画像処理の実行タイミングを示す。このタイミングでは、静止画1、2は、撮像部100から読み出されて一時記録部107に記録され、記録画像処理部101へデータ転送部105を介して読み出されて処理され、データ転送部105を介して再び一時記録部107に記録される。静止画1、2においては、表示画像処理の場合と異なり、撮像部100からの画像データの一画面分の大部分を一時記録部107に記録してから記録画像処理部101が処理を行うことを示している。このため、表示画像処理と比べて実行タイミングの開始が遅くなっている。なお、システムとして帯域が問題とならないようであれば、静止画もLV画像と同じように、撮像部100からの読み出し開始直後に記録画像処理部101への読み出しを開始しても構わない。
「表示V同期」は、表示デバイス103への表示を開始する、表示の垂直同期信号のタイミングを示しており、本実施形態では、例えば1秒間に60フレームの画像を表示するタイミング信号となる。なお、表示V同期は、システムとして、センサ出力画像から表示デバイス103へ表示をする最も短いタイミングとなるようにする。つまり、撮像表示V同期から一定期間遅れて表示V同期が発生することになる。
「表示」は、表示部102で処理した画像を表示デバイス103で表示させるタイミングを示す。この例では、表示2および表示3に対応するコマが存在しない(すなわち「センサ出力画像」における表示2及び表示3の画像が静止画1の出力により存在しない)ため、206の期間に表示1が3度表示されている。表示2(静止画1)、表示6(静止画2)は、表示するコマとして静止画を利用するコマである。連写中に静止画を表示コマとして使用する場合、表示4、5、7、8は、通常のLV表示に対して1コマ表示が遅れることとなるが、連写中のLV表示を滑らかにすることが出来る。
このように、図2に示した動作によれば、静止画1、2の表示タイミングと静止画撮影間隔T4、連写間隔T5により、適切なタイミング(表示2(静止画1)および表示6(静止画2))で静止画像を表示に使用することができる。そして、静止画連写中の表示を滑らかにすることが可能となる。
(静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作)
次に、図3を参照して、静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作について説明する。このLV表示制御では、(i)静止画撮影における撮像タイミングを調整する処理と、(ii)静止画のLV表示のタイミングを調整する処理とを含む。本処理は、特に断らない限り、制御部104が、記録部108に記録されたプログラムを一時記録部107のメモリに展開し、実行することにより、或いはデジタルカメラ120の各部を制御することにより実現される。また、本処理は、不図示のシャッターボタン等の操作部材を介して静止画の撮像指示(例えば、シャッターが押されたこと)を受け付け、最初の静止画同期信号を検出した時点から開始される。以下に示す一連の動作は、図2に示したタイミングチャートの表示3、6ならびに静止画撮影間隔T4、連写間隔T5を制御する動作に対応する。
S301において、制御部104は、1枚目の画像を撮影するための被写体輝度を取得する。制御部104は、例えば不図示の測光センサを用いる等の既知の測光技術を用いてLV画像に対する被写体輝度を取得することができる。S302において、制御部104は、得られた測光値から、静止画像の露出が(例えば予め設定されたユーザ設定に応じた)所望の露出になるように、露光時間を調整する。なお、S301と302では、制御部104は、静止画の撮像指示前(例えば、シャッターを半押ししたとき)に得られたLV画像に基づいて被写体輝度を算出したり、露光時間の調整を行っても良い。
S303において、制御部104は、撮像部100の駆動をLV用駆動から静止画用駆動に切り替える。図2に示した例では、本ステップの動作は、格子枠201の期間の動作に対応する。
S304において、制御部104は、S302で求めた露出時間に基づいて、1枚目の静止画を撮像する。S305において、制御部104は、静止画の撮影が連写撮影であるか否かを判定する。例えば、制御部104は、静止画の撮像指示が、不図示のシャッターボタンが押されたままである場合、撮像指示が連写撮影であると判定してS306に処理を進める。そうでない場合には、単写撮影であると判定してS319に処理を進める。
S306において、制御部104は、以下の算出方法に従って閾値を算出したうえで、静止画撮影の露光時間がその閾値以上か否かを判定する。ここで、本ステップの具体的な判定処理について、図4を参照して説明する。図4は、図2に示したタイミングチャートのうち、1枚目の静止画撮影の動作をより詳細に示している。同一の内容には同一の参照符号を付している。
図4では、LV画像出力期間(LV画像撮影の露光時間)をT2、静止画出力期間(静止画撮影の露光時間)をT7としている。更に、撮像部100の駆動をLV画像用駆動から静止画用駆動に切り替える期間をT8、撮像部100の駆動を静止画用駆動からLV画像用駆動に切り替える期間をT9、としたときに、閾値は(式1)で表現される。

閾値 = T1−T2−T8−T9 (式1)

制御部104は、(式1)に従って閾値を算出し、静止画出力期間T7(静止画撮影の露光時間)と閾値とを比較する。この比較は、静止画撮影の露光時間(T7)と、LV画像撮影の露光時間(T2)と駆動を切り替える時間(T8およびT9)との総和がLVの周期(T1)に収まるか否かを判定することを意味する。つまり、露光時間(T7)の静止画撮影をLVの周期(T1)の期間内で行う場合に、LV画像撮影を行うことができるか(換言すればLV画像の静止画像への置き換えが発生するか)を考慮している。静止画出力期間T7が閾値以上であると判定した場合はS307へ処理を進め、そうでない場合にはS309へ処理を進める。なお、S306で、静止画出力期間T7が閾値未満である場合、T1内で静止画像の撮影を行ってもLV画像を取得することができる。このため、本処理に係る一連の動作が完了する(連写撮影を終了する)まで、静止画をLV画像として使用しない。
S307において、制御部104は、静止画像を表示デバイス103で表示するタイミングを決定する。本実施形態では、静止画像の撮像から静止画像を用いたLV画像の表示までの遅延時間を小さくするため、制御部104は、静止画撮影後の最短の表示V同期信号のタイミングで静止画像を表示デバイスに表示させるように制御する。図4に示す例では、表示4からLV画像の撮像を再開できるが、制御部104は、この表示4の撮像に同期した表示V同期信号のタイミング401では、静止画像(静止画1)を表示デバイス103に表示させるよう制御する。表示4の撮像で生成されたLV画像は、その次の表示V同期信号のタイミングで表示デバイス103に表示される。そのため、LV画像の撮像を開始してからLV画像が表示されるまでの期間は、静止画の連写撮影の前よりも長くなる。しかしながら、静止画の撮像を開始してからLV画像として表示するまでの期間と、LV画像の撮像を開始してからLV画像として表示するまでの期間との差を小さくすることができ、被写体の動きが滑らかに表示されるようになる。表示画像処理部109及び表示部102は、この表示V同期信号のタイミング401までに、それぞれの処理を完了させる。S308において、表示デバイス103は、制御部104の指示に応じてS307で指定したタイミングに基づいて、静止画像(静止画1)を表示する。
S309において、制御部104は、後続の静止画撮像のタイミング(すなわち後続の静止画のT4、T5)を決定する。ここで、2枚目以降の静止画撮像のタイミングについて、図5を参照して説明する。図5は、図2に示したタイミングチャートのうちの静止画撮影の2枚目に係る部分をより詳細に示している。まず、直近の静止画連写間隔T4’に対して、その次の撮像表示V同期のタイミング信号501の時刻S1を算出する。この時刻S1の算出は公知の方法を用いることができる。次に、制御部104は、(式2)に従い、静止画出力期間(露光時間)T7を用いて、撮像期間の中心(蓄積重心)T11を算出し、更に、(式3)に従って、蓄積重心T11に基づき静止画同期タイミング信号502の時刻S2を算出する。すなわち、静止画2の撮像開始のタイミングである時刻S2は、撮像を行うことのできないLV画像の撮像タイミングを基準に静止画出力期間の中心が配置されるように調整される。

T11 = T7 /2 (式2)

S2 = S1−T11 (式3)

(式3)で求める時刻S2のタイミングで2枚目以降の静止画像の撮像を行うことで、LV画像と静止画像の蓄積時刻が等間隔となる。また、静止画像をLV画像として表示するフレーム数(すなわちLV画像が静止画像によって撮像できない回数)が最小(1コマ分)となる。このため、2枚目以降の連写においては、静止画像をLV画像として使用したとしても、LV機能における表示の違和感を低減した、滑らかなLV表示を実現できる。
S310において、制御部104は、撮像部100の駆動を静止画用駆動からLV画像用駆動に切り替える。S311において、制御部104は、(S301と同様に)LV画像で既知の手法で測光を行い、更に、S312において、得られた測光値から、静止画像の露出が所望の露出になるように、露光時間を調整する。
S313において、制御部104は、LV画像用駆動が完了しているかを判定し、LV画像用駆動が完了していると判定した場合にはS314に処理を進める。そうでない場合には、S313の処理を繰り返す(LV画像用駆動が完了するまで待機する)。つまり、制御部104は、撮像部100の駆動をLV画像用駆動から静止画用駆動に切り替える際に、LV画像用駆動が完了するまで待機する。このように、制御部104がS309で求めた静止画撮像タイミングで撮像すると、2枚目以降の静止画はLV画像の撮像タイミングを避けて撮像される。
S314において、制御部104は、撮像部100の駆動をLV画像用駆動から静止画撮影用の駆動に切り替える。S315において、制御部104は、S311で求めた露出制御に基づいて、静止画像を撮像する。S316において、制御部104は、S306において(静止画撮影の露光時間が閾値以上であり)静止画像をLV表示に使用すると判定した場合は、静止画像をLV表示するためにS317に処理を進め、そうでない場合にはS318に処理を進める。なお、本実施形態においては、1枚目の静止画撮影の露光時間を用いて、2枚目以降の静止画像をLV表示に使用するか否かを判定する場合を例に説明している。しかし、2枚目以降も、その都度、S306に相当する閾値判定を行って、静止画像をLV画像に使用するか否かを判定してもよい。
S317において、表示デバイス103は、制御部104の指示に応じて、S307で指定したタイミングに基づき2枚目以降の静止画像を表示する。S318において、制御部104は、静止画の連写撮影が終了したかどうかを判定する。制御部104は、例えば、引き続きシャッターボタンが押下されている場合には、静止画の連写撮影が終了してないと判定してS309に処理を進め、そうでない場合にはS319へ処理を進める。
S319において、制御部104は、静止画の連写撮影が終了したことに応じて、撮像部100の駆動を静止画用駆動からLV画像用駆動に切り替える。この切り換え期間は、図2に示したタイミングチャートにおける、格子枠202に該当する。
S320において、制御部104は、静止画の連写撮影が終了したため、LV画像の表示タイミングを元のタイミングに戻す。図6に示す例では、制御部104は、静止画撮像(静止画3)の直後の撮像表示V同期信号601のタイミングで撮像された表示7の撮像画像を破棄する。そして、その次の撮像表示V同期信号602のタイミングで撮像された画像(表示8)を、表示8のタイミングで表示するよう、制御を切り替える。なお、本実施形態では、静止画連写完了直後に表示タイミングを切り替えることとしたが、数コマおいてから、切り替える制御としても良い。
以上説明したように上述の実施形態では、静止画の連写撮影のための静止画露光時間が同一のLVの周期内でLV画像を撮像できる程度に短い場合には、LV画像のみを表示するようにした。このようにすることで、LV機能を使用しながら静止画を連続撮影する際に、静止画像とLV画像の露光時間が異なる場合であっても、LV機能における表示の違和感を低減することができる。
また、本実施形態では、静止画の連写撮影のための静止画露光時間が同一のLVの周期内でLV画像を撮像できない程度に長い場合には、撮像できないLV画像の数を最小とするように静止画像の撮影タイミングを調整するようにした。このようにすることで、レリーズタイムおよび連写間隔を一定とし、LV表示される静止画像の数を少なくすることができるため、表示デバイス103におけるLV表示を滑らかにすることが可能となる。換言すれば、LV機能を使用しながら静止画を連続撮影する際に、静止画像とLV画像を撮影する露光時間の相違が大きい場合であっても、LV機能における表示の違和感を低減可能になる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。実施形態2では、静止画連写中のLV表示の表示V同期およびLV画像の表示に対する制御が実施形態1と異なる。従って、図1に示したデジタルカメラ120の構成は実施形態1と同一である。従って、実施形態1と同一または実質的に同一である構成や処理については説明を省略し、相違点について重点的に説明する。
(連写時のLV表示に係る動作例)
図7は、静止画連写においてレリーズタイムを一定とし、連写間隔を調整した、静止画連写中のLV表示のタイミングチャートである。図7では、同一の内容については同一の参照符号を付しており、「撮像表示V同期」、「静止画同期」、「センサ出力画像」、「表示画像処理」、「記録画像処理」の動作タイミングは、図2と同一である。
「表示V同期」は、表示デバイス103へ表示を開始する表示の垂直同期信号のタイミングを示しており、本実施形態においても、例えば1秒間に60フレームの画像を表示するタイミング信号となる。但し、本実施形態では、「表示V同期」は、ライブビュー撮影中では、センサ出力画像から表示デバイス103へ表示をするもっとも短いタイミングとなるように制御される。つまり、撮像表示V同期から一定期間遅れて表示V同期が発生するように制御される。但し、本実施形態においては、タイミング200(すなわち、ユーザによるシャッターボタン押下のタイミング)が発生すると、表示2(静止画1)である703の表示V同期信号のタイミングをタイミング702までずらす。そして、以降の表示V同期は、一定のタイミングでV同期信号を出力する。なお、タイミング702及びタイミング704(静止画2に対する表示画像処理が終了するタイミング)の算出方法については後述する。
図7に示す「表示」では、表示2および表示3に対応するコマが存在しない(すなわち「センサ出力画像」における表示2及び表示3の画像が静止画1の出力により存在しない)ため、705の期間に表示1が3度表示されている。但し、3コマ目(LV表示701)は、表示V同期信号を切り替えるため、表示期間としては、1コマに満たない(表示が途中で打ち切られる)ことを示している。なお、表示1を用いた、2コマ目、および3コマ目は、表示画像の非更新期間であるため、3コマ目が打ち切られたとしても、表示が乱れることはない。表示2(静止画1)、表示6(静止画2)は、表示するコマとして静止画を利用するコマである。静止画連写中に、静止画を表示コマとして使用する場合であっても、表示4、5、7、8は通常のLV表示に対し、最短の表示遅延で、静止画連写中のLV表示を滑らかにすることが可能になる。すなわち、実施形態1と同様にLV画像の代わりに表示される静止画像のコマ数を低減させつつ、更に静止画像(静止画1)の表示遅延を低減(或いは表示1の表示時間や各LV表示の表示遅延を低減)することが可能になる。
(静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作)
次に、本実施形態における、静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作について説明する。上述の実施形態と同様に、静止画撮影における撮像タイミングを調整する処理、と静止画のLV表示のタイミングを調整する処理とを含む。本処理は、特に断らない限り、制御部104が、記録部108に記録されたプログラムを一時記録部107のメモリに展開、実行することにより、或いはデジタルカメラ120の各部を制御することにより実現される。また、本処理は、不図示のシャッターボタン等の操作部材を介して静止画の撮像指示(例えば、シャッターが押されたこと)を受け付け、最初の静止画同期信号を検出した時点から開始される。以下に示す一連の動作は、図2に示したタイミングチャートの表示2、6ならびに静止画撮影間隔T4、連写間隔T5を制御する動作に対応する。以下の説明では、図7に示すタイミングチャートのうち、表示3、表示6ならびに静止画撮影間隔T4、連写間隔T5を制御している。以下、図3に示すフローチャートを用いて、実施形態1との差分のみ説明する。
まず、制御部104は、S301〜S306の処理を実施形態1と同様に実行し、その後、S901において、制御部104は、静止画像を表示デバイス103で表示するタイミングを決定する。ここで、S901において制御部104によって決定される表示タイミングについて、図8を参照して説明する。まず、制御部104は、実施形態1においてS309で決定する静止画2の撮像タイミング(S2)を、本ステップで(式2)及び(式3)に従って予め算出する。そして、(式4)に従って、静止画2の撮像タイミング(S2)と、T12(センサ出力画像の出力開始から表示画像処理が完了するまでの期間)とから表示6の最短表示タイミングS3を算出する。すなわち、2枚目以降の静止画撮影(静止画2)について、静止画像の撮像を開始してから表示可能になるまでのタイミングをまず算出することを意味する。なお、T12の値は、例えば、静止画撮影に設定可能な露光時間と各露光時間に対するT12の時間とを予め関連付けてテーブル等に記録しておき、静止画2の露光時間に応じて当該テーブルを参照することにより得られるようにしてもよい。

S3 = S2+T12 (式4)

次に、静止画1のセンサ出力画像の出力完了時刻をS4とすると、表示同期V信号702の時刻S5は、(式5)及び(式6)を満たす時刻であればよい。

S5 = S3−N×T1 (式5)

S4 ≦ S5 (式6)

ここで、制御部104はS4からS5が最短となる係数Nを算出する。図8に示す例では、N=3において表示遅延が最短となり、その時刻はS4となる。
制御部104は、更にS902を含むS308〜S320を実行し、その後、本一連の動作を終了する。なお、S902では、制御部104は、S901において既に算出したS2を用いて静止画撮影のタイミングを決定すればよい。
以上説明したように、本実施形態では、静止画の連写撮影のための静止画露光時間が同一のLVの周期内でLV画像を撮像できない程度に長い場合に、撮像できないLV画像の数を最小とするように静止画像の撮影タイミングを調整するようにした。その上で、2枚目以降の静止画像の表示のタイミングを考慮しながら、静止画像を表示する遅延が低減されるようにタイミングを変更するようにした。このようにすることで、レリーズタイムおよび連写間隔を一定とし、LV表示される静止画像の数を少なくしかつ当該画像の表示遅延が少なくなるため、表示デバイス103におけるLV表示を滑らかにすることができる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。実施形態3では、静止画連写中のLV表示におけるLV画像の表示周期を変更する点が上述の実施形態と異なる。従って、図1に示したデジタルカメラ120の構成は上述の実施形態と同一または実質的に同一である。上述の実施形態と同一または実質的に同一である構成や処理については説明を省略し、相違点について重点的に説明する。
本実施形態における表示部102は、LV画像の表示周期を変更する構成を有する。静止画の連写期間中では、表示部102が表示デバイス103に表示画像を転送する周期(LV表示周期ともいう)が静止画の露光時間に応じて変更される。LV表示周期の制御については後述する。
(連写時のLV表示に係る動作例)
図10は、静止画連写においてレリーズタイムを一定とし、連写間隔およびLV表示周期を調整した、静止画連写中のLV表示のタイミングチャートである。図10では、図2と同一の内容については同一の参照符号を付している。
図10における「撮像表示V同期」では、静止画連写開始前の撮像表示V同期のLV表示周期T1は、例えば60fps(1秒間に60フレームの画像が出力される)場合には約16msとなる。一方、静止画連写中の撮像表示V同期の周期T3は、ライブビュー表示の滑らかさを向上させる為、静止画の露光時間に応じてT1とは異なる値に変更される。T3の算出方法は、後述するLV表示制御に係る一連の動作において説明する。
「センサ出力画像」は、本実施形態の例では、LV画像の出力タイミングを表示1から表示10、静止画の出力タイミングを静止画1から静止画3として示している。なお、ハッチングを付した表示2、3、4、6、8、10は、撮像部100にて、LV画像用の撮像を行わない画像であり、静止画読み出しと重なるために読み出すことは出来ないことを示している。
「表示画像処理」は、LV画像用の画像である表示1、5、7、11、及び静止画像用の画像である静止画1、2、3、4に対して上述の表示画像処理が実行されることを示している。なお、本タイミングチャートにおいては、静止画1、2、3、4における表示画像処理は、センサ出力画像期間律速で処理時間が延びることとなる。また、「記録画像処理」は、静止画1、2、3、4に対して、上述の記録画像処理に係る処理が実行されることを示している。
「表示V同期」では、撮像表示V同期と同様に静止画連写中における表示V同期の周期T3が、静止画の露光時間に応じて(静止画連写前の表示V同期の発行間隔である)T1とは異なる間隔に変更されることを示す。
本実施形態のように、表示V同期の間隔(LV表示周期)を変更することにより、LV画像表示のコマ間隔のばらつきを低減し、LV画像の表示を滑らかにすることができる。反対に、LV画像表示のコマ間隔がばらつく一例として、図11に静止画連写中にLV表示間隔を変更しない場合のタイミングチャートを示す。図10と同様に静止画1〜4をLV画像として使用するか否かは静止画の露光時間に応じて決定されるが、連写撮影中もLV表示周期はT1となっている。「表示」に着目すると、LV画像(例えば表示1や表示5)を表示する場合には1コマで切り替わるのに対して、静止画(例えば静止画1)をLV表示する場合は同じ画像が2コマ連続で表示されるため、表示の滑らかさが低減することとなる。
図10に示す「表示」では、後続するコマ(すなわちセンサ出力画像における表示2及び表示3)が静止画像の撮影によって存在しないため、静止画1が表示されるまでに表示1が4回表示されている。表示2(静止画1)、表示6(静止画2)および表示8(静止画3)は、静止画を表示するコマである。静止画連写中に、静止画を表示コマとして使用する場合、表示5、7は、通常のLV表示に対し、1コマ分表示が遅れることとなるが、静止画を表示コマとする表示時間が短くなるため、静止画連写中のLV表示を滑らかに出来る。このように本実施形態では、静止画1、2の表示タイミング、静止画撮影間隔T4、及び連写間隔T5を後述の一連の動作によって調整する。これにより、適切なタイミング(センサ出力画像における表示3、表示6、表示8)で静止画像を表示に使用し、さらに連写撮影中のLV表示周期(T3)を調整する。
(静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作)
図12を参照して、本実施形態に係る、静止画の連写を行う際のLV表示制御に係る一連の動作について説明する。なお、本処理は、実施形態1と同様、特に断らない限り、制御部104が、記録部108に記録されたプログラムを一時記録部107のメモリに展開し、実行することにより、或いはデジタルカメラ120の各部を制御することにより実現される。また、本処理は、不図示のシャッターボタン等の操作部材を介して静止画の撮像指示(例えば、シャッターが押されたこと)を受け付け、最初の静止画同期信号を検出した時点から開始される。本処理では、図10に示した表示3、6ならびに静止画撮影間隔T4、連写間隔T5および連写撮影中のLV表示周期T3を決定する。
まず、制御部104は、S301〜S305の処理を実施形態1と同様に実行する。図13は、図10に示したタイミングチャートのうち、静止画撮影の1枚目に係る動作をより詳細に示しており、同一の内容には同一の参照符号を付している。
S306において、制御部104は、上述の(式1)に従って閾値を算出し、静止画撮影の露光時間が求めた閾値以上か否かを判定する。制御部104は、閾値を超えたと判定した場合はS1202へ処理を進め、そうでない場合はS1202へ処理を進める。
S1201において、制御部104は、静止画像を表示デバイス103で表示するタイミングと静止画連写中のLV表示周期を決定する。ここでは、静止画撮影後の最短の表示V同期信号のタイミングで静止画(静止画1)を表示する。図13に示す例では、「センサ出力画像」における表示5の撮影タイミングからLV画像の表示を再開可能である。しかし、制御部104は、この表示5の撮像に同期した表示V同期信号のタイミング401に、静止画像(静止画1)を表示デバイス103に表示させるようにする。表示画像処理部109、ならびに表示部102は、この表示V同期信号のタイミングまでに、各処理を完了させる。更に、制御部104は、静止画連写中のLV表示周期T3を、(式7)に従って決定する。

T3 = (T2+T7+T8+T9)/2 (式7)

例えば、LV画像撮影の露光時間(T2)を2ms、静止画撮影の露光時間(T7)を32msとし、LV撮像から静止画撮像への切り替え時間(T8)と、静止画撮像からLV撮像への切り替え時間(T9)とをそれぞれ1ms、秒間連写コマ数を15とする。この場合、T3は18msとなる。更に、制御部104は、上記実施形態と同様にS308を実行して、1枚目の静止画像(静止画1)を表示デバイス103表示する。
S1202において、制御部104は、2枚目以降(例えば静止画2や静止画3)の静止画撮像のタイミングを決定する。図14は、図10に示したタイミングチャートのうちの、静止画撮影の2枚目(静止画2)に係る動作をより詳細に示しており、同一の内容には同一の参照符号を付している。
制御部104は、はじめに静止画撮影間隔T4を決定する。具体的に、制御部104は、まず、図14においてT4’で示す最短の静止画撮影間隔に対し、一つ手前の撮像表示V同期のタイミング信号1401の時刻S1を算出する。この時刻S1の算出は公知の方法を用いることができる。制御部104は、上述の(式2)に従って、蓄積重心T11を、静止画の露光時間T7を用いて算出し、更に、(式8)に従って、静止画同期タイミング信号1402の時刻S2を算出する。すなわち、静止画2の撮像開始のタイミングである時刻S2は、調整後のLV表示周期T3の経過後のタイミング(S1+T3の時点)を基準に、静止画出力期間が配置されるように調整される。

T11=T7/2 (式2)
S2=S1+T3−T11 (式8)

制御部104は、更にS310〜S320を実行し、その後、本一連の動作を終了する。なお、S320では、制御部104は、連写撮影終了後にLV画像の表示周期をT3からT1に戻す。図15に示す例では、制御部104は、静止画撮像(表示8(静止画3))の直後の撮像表示V同期信号1501のタイミングで撮像された表示9の撮像画像は破棄する。そして、その次の撮像表示V同期信号1502のタイミングで撮像された表示10の画像を、「表示」における表示10の期間に表示するよう、制御を切り替える。制御部104は、撮像表示V同期信号1502以降はLV表示周期がT1に戻るようにし、撮像された表示11を遅延なく「表示」における表示11の期間に表示する。なお、本実施形態では、静止画連写完了直後の602で表示タイミングを切り替えることとしたが、数コマおいてから、切り替える制御としても良い。
以上説明したように、本実施形態では、静止画連写中には表示V同期の間隔(LV表示周期)を、静止画露光時間T7に応じてLV表示周期T3(例えばT2+T7+T8+T9)に変更するようにした。このようにすることで、LV画像表示のコマ間隔がLV表示周期T3となってコマ間隔のばらつきが低減され、LV画像の表示を滑らかにすることができる。
(実施形態4)
更に、実施形態4について説明する。実施形態4では、静止画連写中の静止画露光時間に応じて、LV表示周期だけでなく、LV画像の露光時間も調整することで、より滑らかなLV表示を得られるようにする点が実施形態3と異なる。従って、図1に示したデジタルカメラ120の構成は上述の実施形態と同一または実質的に同一である。上述の実施形態と同一または実質的に同一である構成や処理については説明を省略し、相違点について重点的に説明する。
本実施形態では、図16に示すように、制御部104は、静止画連写中のLV画像の露光時間(T2’)を、静止画像の露光時間(T7)と等しくなるよう調整する。さらに、LV画像の露光時間の変更に伴い、静止画連写中のLV表示周期を、(式9)に従って算出される表示周期(T3’)に変更する。

T3’ = (T2’+T7+T8+T9)/2 (式9)

図16に示す例では、「センサ出力画像」におけるLV画像の露光時間が静止画連写前のT2から、静止画連写中は静止画露光時間T7と等しい露光時間T2’に変更されている。また、LV画像の露光時間が変更されたことに合わせてLV表示周期T3も上記式(9)から算出されたT3’に変更される。
このように、本実施形態では、静止画連写中には、(例えばLV画像の露光時間が静止画露光時間T7に近づくあるいは一致するように)静止画露光時間に応じてLV画像の露光時間を調整するようにした。これにより、実施形態3(例えば図10)の場合と比較してLV表示周期は長くなるものの、LV画像と静止画の露光時間の差異によるコマ間の露出・ノイズのムラが低減され、滑らかなLV表示が可能となる。
(実施形態5)
更に、実施形態5について説明する。実施形態5では、実施形態4の動作において、静止画の露光時間(T7)が撮像表示V同期(T1)に比べて長くなった場合のLV画像表示について説明する。従って、図1に示したデジタルカメラ120の構成は上述の実施形態と同一または実質的に同一である。上述の実施形態と同一または実質的に同一である構成や処理については説明を省略し、相違点について重点的に説明する。
本実施形態では、図17に示すように、例えば、静止画連写前の撮像表示V同期(T1)が16ms、静止画の露光時間(T7)が80msに設定されている。このように、静止画の露光時間が静止画連写前の撮像表示V同期(T1)と比べて長い場合、2つの静止画の露光時間の間にLV画像撮像を挟み込むことで、静止画の秒間撮影コマ数が低下してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、このような場合、つまり、制御部104が(式10)に従う条件式が成立すると判定する場合には、LV画像の撮像は行わず、静止画のみをLV表示画像として使用する。

T7 > Tc (式10)

ここでTcは、予め定めた固定値である。例えば、静止画連写前のLV画像V同期(T1)の2倍あるいは3倍といった整数倍の値を設定してもよい。このとき、実施形態3及び実施形態4と同様、LV表示周期T3は静止画の露光時間(T7)と等しくなる。
以上説明したように本実施形態では、実施形態4に加えて更に、静止画像の露光時間(T7)が所定の閾値で示す期間よりも長くなった場合には、LV画像の撮像は行わず、静止画のみをLV表示画像として使用するようにした。このようにすることで、(撮影されていないLV画像を表示させようとすることによる)LV表示のブラックアウトを防ぎ、静止画連写中のLV表示を継続させることが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…撮像部、102…表示部、103…表示デバイス、104…制御部

Claims (13)

  1. 繰り返し撮像を行う場合に、それぞれの露光時間が設定された静止画撮影のための第1の撮像とライブビュー表示のための第2の撮像とを切り替えて撮像を行う撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像に基づく画像を表示デバイスに表示させる表示手段と、
    前記第1の撮像に対する露光時間が所定の閾値より短い場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めず、前記第1の撮像に対する露光時間が前記所定の閾値以上である場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定の閾値は、所定の期間内に前記第1の撮像と前記第2の撮像とが可能であるかを判定するための閾値である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の閾値は、前記撮像手段による撮像に基づく画像を前記表示デバイスに表示する周期と、前記第1の撮像と前記第2の撮像とを切り替える時間と、前記第2の撮像に対する露光時間とに基づいて求められる、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第1の撮像により前記第2の撮像を行えない回数が少なくなるように、前記撮像手段における前記第1の撮像のタイミングを制御する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、撮像を行うことのできない前記第2の撮像のタイミングに前記第1の撮像の撮像期間の中心が配置されるように、前記第1の撮像のタイミングを制御する、ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、ユーザによる撮影指示の直後の前記第1の撮像と前記第2の撮像とが重なる場合には前記第1の撮像を行い、前記撮影指示の直後でない前記第1の撮像と前記第2の撮像とが重なる場合には、前記第2の撮像を行うように制御する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第1の撮像を開始してから前記第1の撮像に基づく画像を前記表示手段で表示可能になるまでの期間に基づいて、前記第1の撮像に基づく画像を表示するタイミングを変更するように制御する、ことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第1の撮像を行った後は、前記第1の撮像を行う前に比べ、前記第2の撮像を開始してから前記第2の撮像に基づく画像を前記表示手段で表示可能になるまでの期間を長くするように制御する、ことを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第1の撮像に対する露光時間に応じて、前記撮像手段による撮像に基づく画像を前記表示デバイスに表示する周期を制御する、ことを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第2の撮像に対する露光時間が前記第1の撮像に対する露光時間に近づくように、前記第2の撮像に対する露光時間を制御する、ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含める場合、前記第1の撮像に対する露光時間が、前記所定の閾値より大きい第2の閾値より長い場合、前記表示手段によって表示させる画像に前記第2の撮像に基づく画像を含めない、ことを特徴とする請求項9または10に記載の撮像装置。
  12. 繰り返し撮像を行う場合に、それぞれの露光時間が設定された静止画撮影のための第1の撮像とライブビュー表示のための第2の撮像とを切り替えて撮像を行う撮像手段と、前記撮像手段による撮像に基づく画像を表示デバイスに表示させる表示手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記第1の撮像に対する露光時間が所定の閾値より短い場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めず、前記第1の撮像に対する露光時間が前記所定の閾値以上である場合には、前記表示手段によって表示させる画像に前記第1の撮像に基づく画像を含めるように制御する制御工程を有する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
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