JPH035162Y2 - - Google Patents

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JPH035162Y2
JPH035162Y2 JP13598085U JP13598085U JPH035162Y2 JP H035162 Y2 JPH035162 Y2 JP H035162Y2 JP 13598085 U JP13598085 U JP 13598085U JP 13598085 U JP13598085 U JP 13598085U JP H035162 Y2 JPH035162 Y2 JP H035162Y2
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nozzle
machine casing
fountain nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車を停車姿勢の状態でその下方
で移動する1本の噴水ノズルを以つて車体下部を
全面的に洗浄する装置に関する。
〔従来技術〕
自動車の洗浄において、その外面は注水しつつ
ブラシ掛けなどにより簡便に洗浄することがで
き、この種の洗車装置も多く実用されているが、
しかし自動車の保守上からすると車体下部の付着
物を排除することは最も重要とされる。
そこで本出願人によつて床面に敷設されたレー
ル上を自走可能に機筐を設け、該機筐両側に配装
した一対のスプロケツトに無端チエンを掛け渡
し、該無端チエンに連結した移動部材に噴水ノズ
ル基端を取着して無端チエンの回走により機筐走
行方向に直交する左右方向へ噴水ノズルを往復移
動可能にし、また前記移動部材と一体的に移動す
るノズル傾斜変更機構に噴水ノズル中間部を保持
させると共に、噴水ノズル中間部を機筐両側面に
枢着したノズル揺動機構に移動可能に保持させて
なる自動車下部洗浄装置が提案されている。(実
公昭55−26183号公報参照) 上記装置は、被洗浄自動車が載せられるプラツ
トホーム下方に設置され、プラツトホーム上に載
せた自動車の前後いずれかの端部から機筐を低速
で走行させ、噴水ノズルに対し圧力水を圧送する
と、該噴水ノズルは機筐上で移動方向にその先端
を傾斜させて揺動しながら自動車幅方向(左右方
向)に往復移動し、圧力水を車体下部に注水して
洗浄を行うものである。
然して、上記装置では、機筐上で1個の噴水ノ
ズルが揺動しつつ自動車の幅方向へ往復移動して
圧力水を放水し、この圧力水は車体下部の付着物
に対して効果的に衝接させられて洗浄が行われる
ものであり、また機筐上両側における噴水ノズル
の往復移動変向点では、噴水ノズルを取着した移
動部材が無端チエンを掛け渡したスプロケツト上
に差し掛かつたところで一時的に停止し、噴水ノ
ズルは位置移動がない状態で一旦直立状態となつ
た後に傾斜方向が変更されるもので、ここで噴水
ノズルは特に汚れがひどく、しかも深奥部とされ
るフエンダー下部に対応し、このフエンダー下部
付近には集中的な注水による洗浄となるものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記構成の洗浄装置では、付着物が
多くて特に汚れがひどく、しかも深奥部とされる
フエンダー下部に対する集中的注水は、機筐上に
おいて噴水ノズル基端部を取着した移動部材がス
プロケツト部位に差し掛かつて移動部材は一時的
に停止し、噴水ノズルの傾斜方向が変更される
間、つまりスプロケツトが略半回転する時間を噴
水ノズルとその揺動を継続しつつ行われる。
従つて、走行条件が異なる車体構造からしてフ
エンダー下部構成も多種多様をなす多くの自動車
を洗浄対象とする場合、フエンダー下部付近の洗
浄で車種によつては上記する時間内での注水では
充分な洗浄作用が期待できず、フエンダー下部付
近においては若干注水時間を延長した集中的注水
が求められる場合も多いものである。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであつ
て、機筐両側において噴水ノズルがその移動方向
を変更するに当たつて、噴水ノズルの位置移動停
止時間を延長し、自動車の深奥部とされるフエン
ダー下部付近への集中的注水時間を延長し、あら
ゆる車種の自動車に対して洗浄効果を高めた便利
な洗浄装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、床面を自走可能な機筐を設け、該
機筐の両側に配装したスプロケツト間に無端チエ
ンを掛け渡し、該チエンに噴水ノズル基端を取着
した移動部材を連結し、チエンに平行して配装し
たレール部材にノズル傾斜変更機構を装着して該
ノズル傾斜変更機構に噴水ノズル先端部を保持さ
せ、且つ噴水ノズル中間部を機筐両側面に枢着し
たノズル揺動機構に移動可能に保持させてなる洗
浄装置において、前記機筐上における無端チエン
を、前後左右に離隔する4個のスプロケツトに掛
け渡し、該無端チエン上を跨いでノズル傾斜変更
機構と一体的に左右方向に移動する移動台を配装
し、該移動台に前後方向に移動する摺動盤を装着
し、該摺動盤に水平方向に回転する回転盤をスプ
ロケツト軸に対応させて軸支し、該回転盤を連結
腕を介して無端チエンに連結し、ノズル傾斜変更
機構から延設した保持部材に噴水ノズル基端を取
着したことを特徴とする自動車下部洗浄装置にあ
る。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の使用状態を示す正面図、第
2図はこの考案の平面図、第3図は正面図、第4
図は要部の側面図である。
図において、1は床面上に敷置したレール、2
はこのレール1上に自走可能に設けた機筐で、下
部にレール1に接転する車輪3を有し、この車輪
3は体内に装備した駆動源(図示せず)に連結さ
れて機筐2はレール1上を低速度で自走する。
4は機筐上面の左右両側にそれぞれに前後して
水平に軸承した4個のスプロケツトで、これらの
スプロケツト4には無端チエン5が掛け渡され、
一方の前位スプロケツト4a軸が前記機筐内に装
備した駆動源に連結されて無端チエン5は機筐2
の走行方向に直交する左右方向、および機筐2の
走行方向に平行する前後方向に矩形を描く形で水
平面を回走する。
尚、無端チエン5の張り具合を調整するために
後位スプロケツト4bはその位置が調整可能にし
ている。
6は無端チエン5上を跨いで機筐上面に配装し
たレール部材8に装着され、左右方向に往復移動
する移動台で、この移動台6には前後方向への移
動を可能に摺動盤7が装着してあつて、この摺動
盤7に水平方向に回転する回転盤7aをスプロケ
ツト軸に対応させて軸支し、該回転盤7aを連結
腕7bを介して無端チエン5に連結し、該無端チ
エン5の回走によつて移動台6は左右方向には摺
動盤7と一体的に移動し、スプロケツト部位にお
いては回転盤7aの支軸がスプロケツト4軸に対
応して移動台6が停止した状態で摺動盤7のみが
前後方向に移動する。
9は移動台6に装着したノズル傾斜変更機構
で、コ字状杆10の両脚部10aを移動台6上に
枢支し、その一方の脚部延長部下端に遊動輪11
を取着してこれを機筐上面に設けたレール部材2
に接転するようにし、他方の脚部下端からは上下
水平部13a,13bを有する保持部材13を延
設し、該保持部材13の下位水平部13bに外部
圧力水供給源(図示せず)に連結した噴水ノズル
14の基端を自由傾動可能に取着し、この噴水ノ
ズル14の中間部を上位水平部13aに開設した
長溝穴15に遊挿保持させ、遊動輪11がレール
部材面上を転動する間は保持部材13はコ字状杆
10と共に傾斜して噴水ノズル先端をその進行方
向に傾斜させ、移動台6がスプロケツト部位に到
達して停止するところで遊動輪11はレール部材
端から外れて弾性片16との間に落込み、移動台
6がその移動方向を変更して動き出し、遊動輪1
1がレール部材面に乗つたところで噴水ノズル1
4の傾斜方向を変更する。
17は機筐2の左右側面に枢着したノズル揺動
機構で、機筐両側面においてそれぞれ上方に延び
る脚杆18を枢支し、両脚杆18の上端に平行す
る一対の横杆19を溝穴20を形成して固着し、
この溝穴内に噴水ノズル14の中間部を緩挿保持
させ、一方の脚杆18の下端18aを連杆21を
介して機筐内駆動源に連結されたクランク機構2
2に連結したもので、このノズル揺動機構17に
よつて噴水ノズル14は保持部材13の長溝穴1
5内における揺動が図られる。
尚、図中23はレール1に沿つて設けたプラツ
トホームで、この上に被洗浄自動車Aが載せられ
る。24は機筐上において噴水ノズル部とノズル
揺動機構部を除く作動部を覆つて、水が掛からな
いように取着したカバーである。
〔作用〕
プラツトホーム23上に被洗浄自動車Aを載
せ、レール1上に於ける機筐2を該自動車Aの前
後いずれかの端部下方に位置させた状態で、機筐
体内駆動源を駆動させ、圧力水源からは圧力水を
噴水ノズル14に対し圧送すると、機筐2がゆつ
くりと走行を開始し、同時に機筐上では無端チエ
ン5の回走でこれに連結腕7bを介して連結され
た摺動盤7と一体的に移動台6が機筐2の走行方
向に直交する方向、つまり左右方向へその先端を
移動方向に傾斜させて移動を開始し、同時にノズ
ル揺動機構17によつてその移動方向に直交する
方向へ揺動しつつ圧力水を車体下部に注水して洗
浄が行われる。
そして移動台6がスプロケツト部位に差し掛か
り、摺動盤7に軸支した回転盤7aの支軸がスプ
ロケツト軸上に来て移動台6の動きが停止し、同
時にノズル傾斜変更機構9の遊動輪11はレール
部材端部で弾性片16との間に落ち込む。こうし
て無端チエン5の回走が続き、回転盤7aが90度
を回転したところで摺動盤7は無端チエン5が相
前後するスプロケツト4間を移動する間に停止状
態にある移動台6に対して前後方向に動き、噴水
ノズル4は揺動しつつもその位置移動がない状態
での集中的な注水が行われる。
この後、摺動盤7が左右方向への動きに入つた
ところで再び移動台6も移動方向を変更して摺動
盤7との一体的な移動を開始する。
この時に遊動輪11がレール部材12と弾性片
16との間に保持された状態でコ字状杆10及び
保持部材13が反転し、これによつて噴水ノズル
14は一旦直立状態となつた後、その傾斜方向を
変更して引き続き遊動輪11がレール部材12に
乗り移つて噴水ノズル14の移動が再開されて洗
浄作用が繰り返される。
かくして被洗浄自動車Aの下方においてその前
後方向に機筐2が低速度で走行する間、該機筐上
では噴水ノズル14が自動車の幅方向へ揺動しつ
つ往復移動を繰り返し、車体下部は全面的に洗浄
される。
〔効果〕
この考案によれば、プラツトホームに載せられ
た自動車下方において、機筐の走行方向に直交す
る自動車の幅方向に1個の噴水ノズルを往復移動
させると共に、該噴水ノズルはその進行方向に先
端を傾斜させ、更に該ノズルを揺動させて圧力水
を放水する構成にしたから、車体下部の付着物に
対しての圧力水は傾斜してその前面から強引に車
体間に割り込むような注水となり、剥離作用を格
段に高めた洗浄となる。
また、噴水ノズルは左右方向への往復移動で移
動方向を変更する際、揺動は継続しつつも所定の
時間は噴水ノズルの位置移動がない定位置での注
水が行われるように構成したから、この定位置に
おける噴水ノズルが対応する付着物の多い車体下
部の深奥部とされるフエンダー下部付近に対して
も噴水ノズルからの充分な集中的注水が行われて
洗浄効果を高める。
以上のように、この考案によれば車種の区別な
く、あらゆる自動車の車体下部の洗浄において未
洗浄個所を皆無にして完全な洗浄を実現し、実用
性の高い技術考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の使用状態を示す正面図、第2図
はこの考案の平面図、第3図は正面図、第4図は
要部の側面図である。 1……レール、2……機筐、3……車輪、4…
…スプロケツト、5……無端チエン、6……移動
台、7……摺動盤、8……レール部材、9……ノ
ズル傾斜変更機構、10……コ字状杆、11……
遊動輪、12……レール部材、13……保持部
材、14……噴水ノズル、15……長溝穴、16
……弾性片、17……揺動機構、18……脚杆、
19……横杆、20……溝穴、21……連杆、2
2……クランク機構、23……プラツトホーム、
24……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面を自走可能な機筐を設け、該機筐の両側に
    配装したスプロケツト間に無端チエンを掛け渡
    し、該チエンに噴水ノズル基端を取着した移動部
    材を連結し、チエンに平行して配装したレール部
    材にノズル傾斜変更機構を装着して該ノズル傾斜
    変更機構に噴水ノズル先端部を保持させ、且つ噴
    水ノズル中間部を機筐両側面に枢着したノズル揺
    動機構に移動可能に保持させてなる洗浄装置にお
    いて、前記機筐上における無端チエンを前後左右
    に離隔する4個のスプロケツトに掛け渡し、該無
    端チエン上を跨いでノズル傾斜変更機構と一体的
    に左右方向に移動する移動台を配装し、該移動台
    に前後方向に摺動する摺動盤を装着し、該摺動盤
    に水平方向に回転する回転盤をスプロケツト軸に
    対応させて軸支し、該回転盤を連結腕を介して無
    端チエンに連結し、ノズル傾斜変更機構から延設
    した保持部材に噴水ノズル基端を取着したことを
    特徴とする自動車下部洗浄装置。
JP13598085U 1985-09-04 1985-09-04 Expired JPH035162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13598085U JPH035162Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13598085U JPH035162Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6243063U JPS6243063U (ja) 1987-03-14
JPH035162Y2 true JPH035162Y2 (ja) 1991-02-08

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ID=31038674

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JP13598085U Expired JPH035162Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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