JPH0427580Y2 - - Google Patents

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JPH0427580Y2
JPH0427580Y2 JP1988007940U JP794088U JPH0427580Y2 JP H0427580 Y2 JPH0427580 Y2 JP H0427580Y2 JP 1988007940 U JP1988007940 U JP 1988007940U JP 794088 U JP794088 U JP 794088U JP H0427580 Y2 JPH0427580 Y2 JP H0427580Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は機械加工された部品等の洗浄に用い
る部品洗浄装置に関する。
(従来技術) 工場等において機械加工された種々の部品を洗
浄する場合、部品表面の汚れで付着力が弱いもの
は、シヤワー形式で洗浄水を軽くかけるだけでも
簡単に取れるものもあるが、可なり強力な付着力
を示す汚れは洗浄水圧を高めて水圧による圧拭効
果を利用する洗浄が行われる。
このような洗浄を目的として本出願人は、実公
昭62−12474号において、水平回転する部品収容
かごの側方に中空状の水平回転軸を支持し、この
回転軸に対向的に湾曲してノズルライザを延設
し、このノズルライザ両端にかごに向けて対向し
て噴水ノズルを装着し、前記噴水ノズルを外部高
圧洗浄水供給機構に連結して、該回転軸の回転で
ノズルライザを垂直方向にかご周りを往復回動さ
せて2つの噴水ノズルからの高圧洗浄水の集中衝
射によつてかご内の被洗浄部品を洗浄する部品洗
浄装置を提案した。
この洗浄装置では、被洗浄部品を収容したかご
の回動と、かご真上と真下で方向転換点を持つて
かご周りを垂直方向に往復回動する2つの噴水ノ
ズルからの高圧洗浄水はかごに収容した被洗浄部
品を常に挟み込むようにして強力な集中衝射の下
に圧拭作用を伴う洗浄をなすものである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記する洗浄装置では、両端に噴水
ノズルを装着したノズルライザは、部品収容かご
側方に支持された水平回転軸を中心にかご周りを
垂直方向に往復回動し、且つ2つの噴水ノズルは
円弧(半円)を描いて被洗浄部品の下面から側面
及び上面に掛けて高圧洗浄水を衝射するため、噴
水ノズルは被洗浄部品面から常に一定の距離を隔
てた所を往復回動するものである。
従つて、被洗浄部品の種類によつては、上記す
る洗浄装置による洗浄のように、少ない噴水ノズ
ルを以て被洗浄部品の下面から側面及び上面に掛
けての広い範囲をいつぺんに洗浄するのが好適す
る場合も少なくはないが、被洗浄部品の中には、
加工が特定の面側だけに行われて多面洗浄を必要
とせず、洗浄を特定の面だけに限定し、この面
(洗浄面)に存在する狭隘な隅角部、或いは孔部
や凹部等の内部の汚れや落ち込んだしまつている
屑物等を除去することが望まれる場合も少なくな
い。
このような洗浄面を限定しての部品洗浄で、例
えば、被洗浄部品の上面部に孔部や凹部等が存在
し、この部分の汚れやこの部分に落ち込んだしま
つている屑物等を除去する場合、この上面部を洗
浄面として上向きのままに置いて部品上方から下
向きに高圧洗浄水を衝射して洗浄するよりは、部
品が横向き、または下向きに置くことが可能であ
れば、洗浄面を横向き、または下向きにして高圧
洗浄水を部品側方から横向きに、または部品下方
から上向きに衝射して洗浄するのが洗浄効果は高
いものである。
ところが、部品上方から下向きに高圧洗浄水を
衝射しての洗浄では、洗浄水圧や部品の重量に関
係なく部品は安定して洗浄が行われるが、洗浄面
を横向き、または下向きにして高圧洗浄水を部品
側方から横向きに、または部品下方から上向きに
衝射して洗浄するとなると、重量的に軽い部品の
場合は、予め、洗浄水の衝射方向を考慮して置か
れた部品が洗浄水圧によつて動いたり、向きを変
えたり、また、転倒したりして予定する洗浄が適
切に行われなくなることがある。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであつ
て、部品上方から下向きに衝射される高圧洗浄水
によつて被洗浄部品を押さえ込んで安定を図り、
同時に横向き、または下向きの洗浄面に対して高
圧洗浄水を集中衝射して効果的に洗浄を行うよう
にした洗浄装置を提供することも目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するためのこの考案の要旨と
するところは、被洗浄部品が置かれる水平回転す
る載置台を設け、該載置台上方に洗浄管を配装す
るとともに、載置台下方、または側方の少なくと
も一方に洗浄管を配装し、各洗浄管に載置台に向
けて集中噴水を行う噴水ノズルを装着し、各洗浄
管をその長手方向に所定距離を一体的に往復動さ
せる往復駆動機構に連結するとともに、周方向へ
所定範囲で往復揺動させる揺動駆動機構に連結し
たことを特徴とする部品洗浄装置にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の正面図、第2図は側面図、
第3図は平面図である。
図において、1は機枠、2は機枠1に水平回転
自在に設けられ、被洗浄部品Aが置かれる金網等
からなる載置台で、下面中央に垂直軸3を有し、
モータ等の回転駆動源(図示せず)に連結してい
る。
4a,4bは載置台2の上方、及び下方に対向
位置に配装され、受台5によつて水平に支持され
た洗浄管で、載置台2に向けて集中噴水をなす噴
水ノズル6が対応位置に装着され、給水可能に基
端部を高圧ホース7を介して高圧洗浄水供給源
(図示せず)に連結している。
尚、実施例における洗浄管4a,4bの配置
は、載置台2上に置かれる被洗浄部品Aの洗浄面
を下向きにする配置のもので、洗浄面を横向きに
する場合は、洗浄管4bは載置台2の側方に配装
する。また、洗浄管4a,4bは載置台2の垂直
軸3を避けて垂直軸3両側で載置台2を挟んで各
上下で対をなす2対を並列して配装しているが、
これは片側だけの1対であつてもよい。
8は各洗浄管4a,4bの基端側の受台5をそ
れぞれに支持し、ガイド9上を移動自在に配装し
た移動台、10はこれらの移動台8を連結し、各
洗浄管4a,4bをその長手方向に所定のストロ
ークで一体的に往復動させるための往復駆動機構
で、各洗浄管4a,4bの移動台8を連杆14を
介して結合し、この連杆14を連動機構13を介
して機枠1に設けたモータ11のクランク機構1
2に連結している。
尚、洗浄管4a,4bの往復動するストローク
は、各洗浄管4a,4bに装着される噴水ノズル
6によつて載置台2上に置かれる被洗浄部品Aの
洗浄面を全体的にカバーできる範囲に適宜設定さ
れる。
15は洗浄管4a,4bをその周方向へ適宜の
範囲で往復揺動させるための揺動駆動機構で、各
洗浄管4a,4bにそれぞれ設けたクランク機構
17を連動機構18を介して1つの移動台8上に
設けたモータ16に連結している。
尚、洗浄管4a,4bの往復揺動角度は、載置
台2上に置かれる被洗浄部品Aの洗浄面に対して
直角をなす垂直方向から左右に約45°以内の角度
に設定するのが好ましい。
次に、上記構成における洗浄作用について説明
する。
被洗浄部品Aの凹部等が存在する加工面(洗浄
面)を下向きにして載置台2に置き、洗浄面を載
置台2下方の洗浄管4bに対面させる。
載置台2を回転させると共に、往復駆動機構1
0及び揺動駆動機構15によつて各洗浄管4a,
4bをその長手方向への一体的な往復動と、周方
向への揺動を図り、高圧洗浄水供給源から高圧洗
浄水を各洗浄管4a,4bに供給すると、載置台
2上方の洗浄管4aの噴水ノズル6から高圧洗浄
水が下向きに被洗浄部品Aの上面に集中衝射され
てこの水圧で被洗浄部品Aは載置台2上で押え付
けられて安定する。この状態で載置台2下方の洗
浄管4bの噴水ノズル6からは高圧洗浄水が上向
きに被洗浄部品Aの洗浄面に対し集中衝射されて
洗浄が行われる。
然して、この洗浄は、洗浄面に極く接近する位
置からの強力な高圧洗浄水の集中衝射による圧拭
作用を伴う全面的は洗浄となり、頑固な付着物
(汚れ)を奇麗に除去すると共に、洗浄面に存在
する孔部等に落ち込んでいる屑物等は、高圧洗浄
水の衝射角度の変化によつて高圧洗浄水が孔部壁
面を伝つて屑物下方に強制潜入して屑物を掬い出
すように作用して除去するものである。
(効果) 上記するようにこの考案によれば、載置台上に
置かれた被洗浄部品を、部品上方から下向きに高
圧洗浄水を衝射して載置台上に押さえ込んで洗浄
中の安定を図り、この状態で横向き、または下向
きにした洗浄面に高圧洗浄水を集中衝射して洗浄
を行うことができるので、重量的に軽い部品の洗
浄でも、洗浄水圧によつて載置台上で部品が動い
たり、向きを変えたり、また、転倒したりするこ
とがなく、洗浄面に付着する頑固な汚れを高圧洗
浄水による圧拭作用で適切に除去することができ
る。また、被洗浄部品の洗浄面を横向きに、また
は下向きにして洗浄ができるので、洗浄面に存在
する孔部、狭隘な隅角部、或いは凹部深くの汚れ
やこれ等の部分に落ち込んだ屑物等が能率的に簡
単に除去できて効果的洗浄を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の正面図、第2図は側面図、
第3図は平面図である。 1……機枠、2……載置台、3……垂直軸、4
a,4b……洗浄管、5……受台、6……噴水ノ
ズル、7……高圧ホース、8……移動台、9……
ガイド、10……往復駆動機構、11……モー
タ、12……クランク機構、13……連動機構、
14……連杆、15……揺動駆動機構、16……
モータ、17……クランク機構、18……連動機
構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被洗浄部品が置かれる水平回転する載置台を設
    け、該載置台上方に洗浄管を配装するとともに、
    載置台下方、または側方の少なくとも一方に洗浄
    管を配装し、各洗浄管に載置台に向けて集中噴水
    を行う噴水ノズルを装着し、各洗浄管をその長手
    方向に所定距離を一体的に往復動させる往復駆動
    機構に連結するとともに、周方向へ所定範囲で往
    復揺動させる揺動駆動機構に連結したことを特徴
    とする部品洗浄装置。
JP1988007940U 1988-01-25 1988-01-25 Expired JPH0427580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988007940U JPH0427580Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988007940U JPH0427580Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114089U JPH01114089U (ja) 1989-08-01
JPH0427580Y2 true JPH0427580Y2 (ja) 1992-07-02

Family

ID=31213382

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JP1988007940U Expired JPH0427580Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499300A (ja) * 1972-06-01 1974-01-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499300A (ja) * 1972-06-01 1974-01-26

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Publication number Publication date
JPH01114089U (ja) 1989-08-01

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