JPH09309412A - 洗車装置 - Google Patents
洗車装置Info
- Publication number
- JPH09309412A JPH09309412A JP12980796A JP12980796A JPH09309412A JP H09309412 A JPH09309412 A JP H09309412A JP 12980796 A JP12980796 A JP 12980796A JP 12980796 A JP12980796 A JP 12980796A JP H09309412 A JPH09309412 A JP H09309412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- frame
- traveling frame
- automobile
- upper nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置全体の構造を簡単にし、洗車時の使用水
量を最少にする。 【解決手段】 上下に移動可能な一対のサイドノズル2
1、21と、左右に移動可能な上部ノズル31とを門形
の走行フレーム10に設ける。走行フレーム10を前後
に往復走行させるとともに、サイドノズル21、21、
上部ノズル31をそれぞれ上下、左右に往復移動させて
洗浄液を噴射し、自動車Cの全表面を洗浄する。
量を最少にする。 【解決手段】 上下に移動可能な一対のサイドノズル2
1、21と、左右に移動可能な上部ノズル31とを門形
の走行フレーム10に設ける。走行フレーム10を前後
に往復走行させるとともに、サイドノズル21、21、
上部ノズル31をそれぞれ上下、左右に往復移動させて
洗浄液を噴射し、自動車Cの全表面を洗浄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用水量を最少
にして自動車を自動洗浄することができる洗車装置に関
する。
にして自動車を自動洗浄することができる洗車装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンスタンドやコイン洗車場等に
は、ブラシを使用しないブラシレス形の洗車装置を使用
することがある。
は、ブラシを使用しないブラシレス形の洗車装置を使用
することがある。
【0003】このものは、自動車が入庫可能な架台フレ
ームの上部に取り付ける左右の走行レールと、走行レー
ル上を前後に走行する走行フレームとから構成されてお
り、走行フレームには、門形に組み立てられた管路を介
して複数のサイドノズルが対向して内向きに組み付けら
れているとともに、複数の上部ノズルが下向きに組み込
まれている。
ームの上部に取り付ける左右の走行レールと、走行レー
ル上を前後に走行する走行フレームとから構成されてお
り、走行フレームには、門形に組み立てられた管路を介
して複数のサイドノズルが対向して内向きに組み付けら
れているとともに、複数の上部ノズルが下向きに組み込
まれている。
【0004】そこで、このものは、ポンプから圧送され
る水、洗剤、ワックス等の洗浄液を複数のサイドノズ
ル、上部ノズルから強力に噴出させるとともに、走行フ
レームを前後に走行させることにより、自動車の表面全
体を自動的に洗浄することができる。
る水、洗剤、ワックス等の洗浄液を複数のサイドノズ
ル、上部ノズルから強力に噴出させるとともに、走行フ
レームを前後に走行させることにより、自動車の表面全
体を自動的に洗浄することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、走行フレームは、走行レールを介して架台フレ
ームの上方に支持されているから、装置全体の構造が複
雑になるという問題があった。また、走行フレーム上の
サイドノズル、上部ノズルは、複数のものを同時に作動
させるから、洗車時の使用水量が多くなる上、ポンプの
所要動力が過大になるため、一般家庭用として使用する
ことが困難であるという問題もあった。
ときは、走行フレームは、走行レールを介して架台フレ
ームの上方に支持されているから、装置全体の構造が複
雑になるという問題があった。また、走行フレーム上の
サイドノズル、上部ノズルは、複数のものを同時に作動
させるから、洗車時の使用水量が多くなる上、ポンプの
所要動力が過大になるため、一般家庭用として使用する
ことが困難であるという問題もあった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、上下に往復移動可能な一対のサイドノ
ズルと左右に往復移動可能な上部ノズルとを門形の走行
フレームに組み込むことによって、装置全体の構造を簡
単にして洗車時の使用水量を最少にし、一般家庭用とし
ても十分適用可能な洗車装置を提供することにある。
術の問題に鑑み、上下に往復移動可能な一対のサイドノ
ズルと左右に往復移動可能な上部ノズルとを門形の走行
フレームに組み込むことによって、装置全体の構造を簡
単にして洗車時の使用水量を最少にし、一般家庭用とし
ても十分適用可能な洗車装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、門形の走行フレームと、走行フ
レームの左右に内向きに組み込む一対のサイドノズル
と、走行フレームの上部に下向きに組み込む上部ノズル
とを備えてなり、サイドノズル、上部ノズルは、それぞ
れ上下、左右に往復移動可能であることをその要旨とす
る。
めのこの発明の構成は、門形の走行フレームと、走行フ
レームの左右に内向きに組み込む一対のサイドノズル
と、走行フレームの上部に下向きに組み込む上部ノズル
とを備えてなり、サイドノズル、上部ノズルは、それぞ
れ上下、左右に往復移動可能であることをその要旨とす
る。
【0008】なお、上部ノズルは、前後に揺動可能であ
ってもよい。
ってもよい。
【0009】また、上部ノズル、サイドノズルは、それ
ぞれ、長孔を有する駆動ベースを介して走行フレームに
搭載し、駆動ベースは、駆動用のチェンに突設する駆動
ピンを長孔に係合することができる。
ぞれ、長孔を有する駆動ベースを介して走行フレームに
搭載し、駆動ベースは、駆動用のチェンに突設する駆動
ピンを長孔に係合することができる。
【0010】さらに、サイドノズルは、左右に移動調節
可能であってもよい。
可能であってもよい。
【0011】
【作用】かかる発明の構成によるときは、門形の走行フ
レームは、上下に往復移動可能な一対のサイドノズルを
左右に組み込み、左右に往復移動可能な上部ノズルを上
部に組み込んで構成されている。そこで、走行フレーム
は、内部に入庫する自動車の前後方向に往復走行し、サ
イドノズル、上部ノズルをそれぞれ上下、左右に往復移
動させて洗浄液を噴射させることにより、使用水量を最
少にして自動車の表面全体を洗浄することができる。サ
イドノズル、上部ノズルは、それぞれ上下、左右に往復
移動することにより、ジェット水流による洗浄効果を広
い範囲に及ぼすことができるからである。ただし、ここ
でいう洗浄液とは、水、洗剤、ワックス等をいい、サイ
ドノズル、上部ノズルは、これらの洗浄液を適宜切り換
えて噴射することができるものとする。
レームは、上下に往復移動可能な一対のサイドノズルを
左右に組み込み、左右に往復移動可能な上部ノズルを上
部に組み込んで構成されている。そこで、走行フレーム
は、内部に入庫する自動車の前後方向に往復走行し、サ
イドノズル、上部ノズルをそれぞれ上下、左右に往復移
動させて洗浄液を噴射させることにより、使用水量を最
少にして自動車の表面全体を洗浄することができる。サ
イドノズル、上部ノズルは、それぞれ上下、左右に往復
移動することにより、ジェット水流による洗浄効果を広
い範囲に及ぼすことができるからである。ただし、ここ
でいう洗浄液とは、水、洗剤、ワックス等をいい、サイ
ドノズル、上部ノズルは、これらの洗浄液を適宜切り換
えて噴射することができるものとする。
【0012】上部ノズルが前後に揺動可能であるとき
は、上部ノズルは、適当な角度に揺動して斜め下向きに
洗浄液を噴射することにより、自動車の上面のみなら
ず、前面、後面をも確実に洗浄することができる。ま
た、上部ノズルは、走行フレームの走行中において前後
に連続的に揺動させることにより、ジェット水流による
実質的な洗浄範囲を広くすることができ、一層良好な洗
浄効果を得ることができる。
は、上部ノズルは、適当な角度に揺動して斜め下向きに
洗浄液を噴射することにより、自動車の上面のみなら
ず、前面、後面をも確実に洗浄することができる。ま
た、上部ノズルは、走行フレームの走行中において前後
に連続的に揺動させることにより、ジェット水流による
実質的な洗浄範囲を広くすることができ、一層良好な洗
浄効果を得ることができる。
【0013】長孔を有する駆動ベースを介して上部ノズ
ルを走行フレームに搭載すれば、上部ノズルは、駆動用
のチェンに突設する駆動ピンを長孔に係合させ、チェン
を一方向に回転走行させることにより、左右に往復移動
させることができる。ただし、このときのチェンは、走
行フレームの上部において、左右に張設されているもの
とする。また、各サイドノズルについても全く同様であ
り、各サイドノズル用のチェンは、走行フレームの片側
において、上下に張設されている。
ルを走行フレームに搭載すれば、上部ノズルは、駆動用
のチェンに突設する駆動ピンを長孔に係合させ、チェン
を一方向に回転走行させることにより、左右に往復移動
させることができる。ただし、このときのチェンは、走
行フレームの上部において、左右に張設されているもの
とする。また、各サイドノズルについても全く同様であ
り、各サイドノズル用のチェンは、走行フレームの片側
において、上下に張設されている。
【0014】サイドノズルが左右に移動調節可能であれ
ば、サイドノズルは、走行フレーム内に入庫する自動車
の車幅に合わせ、自動車の側面から一定の距離にセット
することができる。
ば、サイドノズルは、走行フレーム内に入庫する自動車
の車幅に合わせ、自動車の側面から一定の距離にセット
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
形態を説明する。
【0016】洗車装置は、走行フレーム10と、一対の
サイドノズル21、21と、上部ノズル31とを主要部
材として構成されている(図1)。
サイドノズル21、21と、上部ノズル31とを主要部
材として構成されている(図1)。
【0017】走行フレーム10は、自動車Cが入庫可能
な門形に形成されている。なお、走行フレーム10は、
左右に装着する前後各一対の車輪13、13…を介し、
地上に敷設するレールR、R上を前後に走行自在に設置
されている。各車輪13は、ブラケット13aを介し、
走行フレーム10の下面に回転自在に取り付けられてい
る。1個の車輪13は、スプロケット13b、13b、
チェン13cを介して走行モータ13dに連結されてい
る。そこで、走行フレーム10は、走行モータ13dを
正逆に回転させることにより、レールR、R上を前後に
往復走行することができる。
な門形に形成されている。なお、走行フレーム10は、
左右に装着する前後各一対の車輪13、13…を介し、
地上に敷設するレールR、R上を前後に走行自在に設置
されている。各車輪13は、ブラケット13aを介し、
走行フレーム10の下面に回転自在に取り付けられてい
る。1個の車輪13は、スプロケット13b、13b、
チェン13cを介して走行モータ13dに連結されてい
る。そこで、走行フレーム10は、走行モータ13dを
正逆に回転させることにより、レールR、R上を前後に
往復走行することができる。
【0018】走行フレーム10の左右には、一対の縦フ
レーム11、11が組み込まれており、上部には、昇降
フレーム12が配設されている。
レーム11、11が組み込まれており、上部には、昇降
フレーム12が配設されている。
【0019】各縦フレーム11は、T字形のガイド溝1
1a1 を有する一対のレール材11a、11aから構成
されており(図1、図2)、レール材11a、11a
は、上部、下部において、それぞれ前後の連結板11a
2 、11a2 を介して連結されている。ただし、図2に
は、一方側の縦フレーム11の上端部のみが図示されて
いる。また、レール材11a、11aの間には、上下の
スプロケット11b、11bを介してチェン11cが配
設されている。ただし、上側のスプロケット11bは、
駆動モータ11dの軸端に取り付けられており、チェン
11cには、駆動ピン11c1 が突設されている。
1a1 を有する一対のレール材11a、11aから構成
されており(図1、図2)、レール材11a、11a
は、上部、下部において、それぞれ前後の連結板11a
2 、11a2 を介して連結されている。ただし、図2に
は、一方側の縦フレーム11の上端部のみが図示されて
いる。また、レール材11a、11aの間には、上下の
スプロケット11b、11bを介してチェン11cが配
設されている。ただし、上側のスプロケット11bは、
駆動モータ11dの軸端に取り付けられており、チェン
11cには、駆動ピン11c1 が突設されている。
【0020】各縦フレーム11には、駆動ベース11
e、ブラケット11f、11gを介し、サイドノズル2
1が上下に往復移動可能に装着されている(図2、図
3)。駆動ベース11eの中央部には、駆動ピン11c
1 に係合する水平方向の長孔11e1 が形成されてお
り、各隅角部には、ガイド溝11a1 、11a1 内を走
行するローラ11e2 、11e2 …が軸を介して裏面側
に突設されている。
e、ブラケット11f、11gを介し、サイドノズル2
1が上下に往復移動可能に装着されている(図2、図
3)。駆動ベース11eの中央部には、駆動ピン11c
1 に係合する水平方向の長孔11e1 が形成されてお
り、各隅角部には、ガイド溝11a1 、11a1 内を走
行するローラ11e2 、11e2 …が軸を介して裏面側
に突設されている。
【0021】ブラケット11fは、L形に屈曲され、長
孔11f1 、11f3 が各面に形成されている。ブラケ
ット11fは、長孔11f1 を介して止めねじ11f2
、11f2 を駆動ベース11eのねじ孔にねじ込むこ
とにより、駆動ベース11eの前面に取り付けられてい
る。また、ブラケット11gは、ブラケット11fの長
孔11f3 、止めねじ11f2 、11f2 を介し、ブラ
ケット11fの下面に固定されている。
孔11f1 、11f3 が各面に形成されている。ブラケ
ット11fは、長孔11f1 を介して止めねじ11f2
、11f2 を駆動ベース11eのねじ孔にねじ込むこ
とにより、駆動ベース11eの前面に取り付けられてい
る。また、ブラケット11gは、ブラケット11fの長
孔11f3 、止めねじ11f2 、11f2 を介し、ブラ
ケット11fの下面に固定されている。
【0022】サイドノズル21は、Uボルト11g1 、
11g1 を介し、ブラケット11gに内向きに固定され
ている。また、ブラケット11gには、センサ22が内
向きに固定されている。ブラケット11fは、長孔11
f1 を介し、駆動ベース11eに対して左右に移動調節
可能であり、ブラケット11gは、長孔11f3 を介
し、ブラケット11fに対して左右に移動調節可能であ
る。すなわち、サイドノズル21、センサ22は、縦フ
レーム11に対して左右に移動調節可能となっている
(図3の矢印Ka 方向)。なお、サイドノズル21は、
管路20を介して図示しないポンプに接続されている。
11g1 を介し、ブラケット11gに内向きに固定され
ている。また、ブラケット11gには、センサ22が内
向きに固定されている。ブラケット11fは、長孔11
f1 を介し、駆動ベース11eに対して左右に移動調節
可能であり、ブラケット11gは、長孔11f3 を介
し、ブラケット11fに対して左右に移動調節可能であ
る。すなわち、サイドノズル21、センサ22は、縦フ
レーム11に対して左右に移動調節可能となっている
(図3の矢印Ka 方向)。なお、サイドノズル21は、
管路20を介して図示しないポンプに接続されている。
【0023】そこで、縦フレーム11、11は、それぞ
れ、駆動モータ11dを介してチェン11cを一方向に
回転走行させることにより、駆動ピン11c1 、駆動ベ
ース11eを介してサイドノズル21を上下に往復移動
させることができる(図1の矢印K1 、K1 方向)。駆
動ピン11c1 は、駆動ベース11eの長孔11e1に
係合しており、チェン11cを介して上下に移動すると
き、長孔11e1 の一方側から他方側に移動しながら駆
動ベース11eを上下に駆動することができるからであ
る。
れ、駆動モータ11dを介してチェン11cを一方向に
回転走行させることにより、駆動ピン11c1 、駆動ベ
ース11eを介してサイドノズル21を上下に往復移動
させることができる(図1の矢印K1 、K1 方向)。駆
動ピン11c1 は、駆動ベース11eの長孔11e1に
係合しており、チェン11cを介して上下に移動すると
き、長孔11e1 の一方側から他方側に移動しながら駆
動ベース11eを上下に駆動することができるからであ
る。
【0024】昇降フレーム12は、チェン15、15を
介して走行フレーム10の上部から昇降自在に吊下され
ている(図1、図4)。チェン15、15は、それぞれ
走行フレーム10の上部、下部に組み込むスプロケット
15a、15aを介して折り返されており、両端は、固
定材12a3 、12a3 を介して昇降フレーム12の上
面、下面に連結されている。なお、上部のスプロケット
15a、15aは、回転軸15bの両端に固定されてお
り、回転軸15bは、スプロケット15c、15d、伝
導用のチェン15eを介し、昇降モータ15fに連結さ
れている。
介して走行フレーム10の上部から昇降自在に吊下され
ている(図1、図4)。チェン15、15は、それぞれ
走行フレーム10の上部、下部に組み込むスプロケット
15a、15aを介して折り返されており、両端は、固
定材12a3 、12a3 を介して昇降フレーム12の上
面、下面に連結されている。なお、上部のスプロケット
15a、15aは、回転軸15bの両端に固定されてお
り、回転軸15bは、スプロケット15c、15d、伝
導用のチェン15eを介し、昇降モータ15fに連結さ
れている。
【0025】昇降フレーム12の両端には、それぞれ各
面の内側にローラ12h1 を有するコ字状のブラケット
12h、12hが上下2段に付設されている(図4、図
5)。また、昇降フレーム12の左右には、ローラ12
h1 、12h1 …に対応するガイドレール14、14が
立設されている。なお、各ブラケット12hのローラ1
2h1 、12h1 …は、それぞれガイドレール14の内
側面、前後の側面に接触しているものとする。そこで、
昇降フレーム12は、昇降モータ15fを正逆に回転さ
せることにより、回転軸15b、チェン15、15を介
し、ガイドレール14、14に沿って昇降することがで
きる。
面の内側にローラ12h1 を有するコ字状のブラケット
12h、12hが上下2段に付設されている(図4、図
5)。また、昇降フレーム12の左右には、ローラ12
h1 、12h1 …に対応するガイドレール14、14が
立設されている。なお、各ブラケット12hのローラ1
2h1 、12h1 …は、それぞれガイドレール14の内
側面、前後の側面に接触しているものとする。そこで、
昇降フレーム12は、昇降モータ15fを正逆に回転さ
せることにより、回転軸15b、チェン15、15を介
し、ガイドレール14、14に沿って昇降することがで
きる。
【0026】昇降フレーム12は、縦フレーム11、1
1と同様に、T字形のガイド溝12a1 を有する一対の
レール材12a、12aから構成されている(図4、図
5)。レール材12a、12aは、左右の両端におい
て、前後の連結板12a2 、12a2 を介して連結され
ており、レール材12a、12aの間には、左右のスプ
ロケット12b、12bを介してチェン12cが配設さ
れている。なお、一方のスプロケット12bは、駆動モ
ータ12dに連結されており、チェン12cには、駆動
ピン12c1 が突設されている。
1と同様に、T字形のガイド溝12a1 を有する一対の
レール材12a、12aから構成されている(図4、図
5)。レール材12a、12aは、左右の両端におい
て、前後の連結板12a2 、12a2 を介して連結され
ており、レール材12a、12aの間には、左右のスプ
ロケット12b、12bを介してチェン12cが配設さ
れている。なお、一方のスプロケット12bは、駆動モ
ータ12dに連結されており、チェン12cには、駆動
ピン12c1 が突設されている。
【0027】昇降フレーム12には、駆動ベース12
e、補助ベース12f、固定ベース12gを介して上部
ノズル31、センサ32、32…、揺動モータ33が組
み付けられている。駆動ベース12eには、駆動ピン1
2c1 が係合する垂直方向の長孔12e1 が形成されて
おり、駆動ベース12e、補助ベース12fの各隅角部
には、ガイド溝12a1 、12a1 内を左右に走行する
ローラ12e2 、12e2 …、12f1 、12f1 …が
軸を介して突設されている。
e、補助ベース12f、固定ベース12gを介して上部
ノズル31、センサ32、32…、揺動モータ33が組
み付けられている。駆動ベース12eには、駆動ピン1
2c1 が係合する垂直方向の長孔12e1 が形成されて
おり、駆動ベース12e、補助ベース12fの各隅角部
には、ガイド溝12a1 、12a1 内を左右に走行する
ローラ12e2 、12e2 …、12f1 、12f1 …が
軸を介して突設されている。
【0028】固定ベース12gは、上方に屈曲する連結
部12g1 、12g1 を介して駆動ベース12e、補助
ベース12fに連結され、昇降フレーム12の下方に吊
下されている。なお、駆動ベース12e側の連結部12
g1 には、長孔12e1 に対応して切欠き12g2 が形
成されている。また、固定ベース12gは、左右の両端
部において、それぞれブラケット12g3 、12g3 を
介してセンサ32、32が前後に斜め下向きに取り付け
られており、中間部下面には、揺動モータ33が取り付
けられている。
部12g1 、12g1 を介して駆動ベース12e、補助
ベース12fに連結され、昇降フレーム12の下方に吊
下されている。なお、駆動ベース12e側の連結部12
g1 には、長孔12e1 に対応して切欠き12g2 が形
成されている。また、固定ベース12gは、左右の両端
部において、それぞれブラケット12g3 、12g3 を
介してセンサ32、32が前後に斜め下向きに取り付け
られており、中間部下面には、揺動モータ33が取り付
けられている。
【0029】揺動モータ33の軸には、継手31aを介
して上部ノズル31が下向きに取り付けられており、継
手31aには、自由継手31bを介して図示しないポン
プに接続する管路30が接続されている。ただし、管路
30は、コネクタ30b、ナット30a、30aを介し
て固定ベース12gを貫通している。
して上部ノズル31が下向きに取り付けられており、継
手31aには、自由継手31bを介して図示しないポン
プに接続する管路30が接続されている。ただし、管路
30は、コネクタ30b、ナット30a、30aを介し
て固定ベース12gを貫通している。
【0030】そこで、昇降フレーム12は、駆動モータ
12dを介してチェン12cを一方向に回転走行させる
ことにより、駆動ピン12c1 、駆動ベース12eを介
して上部ノズル31を左右に往復移動させることができ
る(図1の矢印K3 方向)。また、上部ノズル31は、
揺動モータ33を正逆に回転させることにより、前後に
揺動することができる(図6の矢印K4 方向)。なお、
揺動モータ33は、図示しないセンサ、板カム状のドッ
グを介して回転角度を検出することにより、上部ノズル
31の前後の揺動範囲を規制している(同図の二点鎖
線)。
12dを介してチェン12cを一方向に回転走行させる
ことにより、駆動ピン12c1 、駆動ベース12eを介
して上部ノズル31を左右に往復移動させることができ
る(図1の矢印K3 方向)。また、上部ノズル31は、
揺動モータ33を正逆に回転させることにより、前後に
揺動することができる(図6の矢印K4 方向)。なお、
揺動モータ33は、図示しないセンサ、板カム状のドッ
グを介して回転角度を検出することにより、上部ノズル
31の前後の揺動範囲を規制している(同図の二点鎖
線)。
【0031】かかる洗車装置は、洗車すべき自動車Cを
レールR、R間に正しく入庫させることにより、自動車
Cの表面全体を洗浄することができる。すなわち、走行
フレーム10は、走行モータ13dを介してレールR、
R上を自動車Cの全長に亘って往復走行する。このと
き、サイドノズル21、21は、上下に往復移動して洗
浄液を自動車Cの両側面全体に噴射し、上部ノズル31
は、左右に往復移動するとともに前後に揺動して自動車
Cの上面全体に洗浄液を噴射する。したがって、自動車
Cは、サイドノズル21、21、上部ノズル31からの
洗浄液により、全表面を一挙に洗浄することができる。
なお、サイドノズル21、21、上部ノズル31は、走
行フレーム10を複数回に亘って往復走行させ、所定の
走行ストロークに対応して水、洗剤、ワックス等を切り
換えて噴射し、洗浄効果を高めるものとする。
レールR、R間に正しく入庫させることにより、自動車
Cの表面全体を洗浄することができる。すなわち、走行
フレーム10は、走行モータ13dを介してレールR、
R上を自動車Cの全長に亘って往復走行する。このと
き、サイドノズル21、21は、上下に往復移動して洗
浄液を自動車Cの両側面全体に噴射し、上部ノズル31
は、左右に往復移動するとともに前後に揺動して自動車
Cの上面全体に洗浄液を噴射する。したがって、自動車
Cは、サイドノズル21、21、上部ノズル31からの
洗浄液により、全表面を一挙に洗浄することができる。
なお、サイドノズル21、21、上部ノズル31は、走
行フレーム10を複数回に亘って往復走行させ、所定の
走行ストロークに対応して水、洗剤、ワックス等を切り
換えて噴射し、洗浄効果を高めるものとする。
【0032】自動車Cの洗浄が終了すると、自動車Cを
外部に出庫し、装置全体の稼働が終了する。
外部に出庫し、装置全体の稼働が終了する。
【0033】センサ22、22は、サイドノズル21、
21が自動車Cの側面に接近し過ぎたことを検出する。
すなわち、センサ22、22は、自動車CがレールR、
R間に斜めに入庫されたときなどにおいて、サイドノズ
ル21、21が自動車Cの側面に接触する以前に装置全
体を停止させ、自動車Cの側面を傷付けることを防止す
る。なお、サイドノズル21、21は、それぞれ、ブラ
ケット11fの長孔11f1 、11f3 を介して左右に
移動調節可能であり、止めねじ11f2 、11f2 …を
介し、最適位置にセットすることができる。
21が自動車Cの側面に接近し過ぎたことを検出する。
すなわち、センサ22、22は、自動車CがレールR、
R間に斜めに入庫されたときなどにおいて、サイドノズ
ル21、21が自動車Cの側面に接触する以前に装置全
体を停止させ、自動車Cの側面を傷付けることを防止す
る。なお、サイドノズル21、21は、それぞれ、ブラ
ケット11fの長孔11f1 、11f3 を介して左右に
移動調節可能であり、止めねじ11f2 、11f2 …を
介し、最適位置にセットすることができる。
【0034】一方、昇降モータ15fは、自動車Cの前
方、後方に対応する走行フレーム10の前進限後退限に
おいて、昇降フレーム12を下降限にまで下降させるこ
とにより、上部ノズル31を介して自動車Cの前面、後
面を洗浄することができる。ただし、このとき、揺動モ
ータ33は、上部ノズル31を前向きまたは後向きに揺
動させるものとする。また、昇降モータ15fは、走行
フレーム10が前後に走行するとき、自動車Cの車高を
検出する図示しない車高センサを介して昇降フレーム1
2、上部ノズル31の高さを最適に制御することができ
る。ただし、センサ32、32…は、上部ノズル31が
自動車Cに不用意に接触しないように、常時安全スイッ
チとして作動する。
方、後方に対応する走行フレーム10の前進限後退限に
おいて、昇降フレーム12を下降限にまで下降させるこ
とにより、上部ノズル31を介して自動車Cの前面、後
面を洗浄することができる。ただし、このとき、揺動モ
ータ33は、上部ノズル31を前向きまたは後向きに揺
動させるものとする。また、昇降モータ15fは、走行
フレーム10が前後に走行するとき、自動車Cの車高を
検出する図示しない車高センサを介して昇降フレーム1
2、上部ノズル31の高さを最適に制御することができ
る。ただし、センサ32、32…は、上部ノズル31が
自動車Cに不用意に接触しないように、常時安全スイッ
チとして作動する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上下に往復移動可能な一対のサイドノズルと、左右
に往復移動可能な上部ノズルとを走行フレームに組み込
むことによって、走行フレームは、上部に走行レールを
設ける必要がなく、全体構造を簡単にすることができる
上、サイドノズル、上部ノズルを介して入庫する自動車
の表面全体を一挙に自動洗浄することができ、このとき
作動するノズルは、必要最少個数であるから、洗車時の
使用水量やポンプの所要動力を最少にすることができ、
一般家庭用としても十分に適用することができるという
優れた効果がある。
ば、上下に往復移動可能な一対のサイドノズルと、左右
に往復移動可能な上部ノズルとを走行フレームに組み込
むことによって、走行フレームは、上部に走行レールを
設ける必要がなく、全体構造を簡単にすることができる
上、サイドノズル、上部ノズルを介して入庫する自動車
の表面全体を一挙に自動洗浄することができ、このとき
作動するノズルは、必要最少個数であるから、洗車時の
使用水量やポンプの所要動力を最少にすることができ、
一般家庭用としても十分に適用することができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成正面説明図
【図2】 要部拡大分解斜視図
【図3】 図2の要部正面図
【図4】 要部分解斜視図
【図5】 図4の要部拡大分解斜視図
【図6】 図5のX矢視相当図
【符号の説明】 10…走行フレーム 11c、12c…チェン 11c1 、12c1 …駆動ピン 11e、12e…駆動ベース 11e1 、12e1 …長孔 21…サイドノズル 31…上部ノズル
Claims (5)
- 【請求項1】 門形の走行フレームと、該走行フレーム
の左右に内向きに組み込む一対のサイドノズルと、前記
走行フレームの上部に下向きに組み込む上部ノズルとを
備えてなり、前記サイドノズル、上部ノズルは、それぞ
れ上下、左右に往復移動可能であることを特徴とする洗
車装置。 - 【請求項2】 前記上部ノズルは、前後に揺動可能であ
ることを特徴とする請求項1記載の洗車装置。 - 【請求項3】 前記上部ノズルは、長孔を有する駆動ベ
ースを介して前記走行フレームに搭載し、該駆動ベース
は、駆動用のチェンに突設する駆動ピンを前記長孔に係
合することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
洗車装置。 - 【請求項4】 前記サイドノズルは、長孔を有する駆動
ベースを介して前記走行フレームに搭載し、該駆動ベー
スは、駆動用のチェンに突設する駆動ピンを前記長孔に
係合することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
ずれか記載の洗車装置。 - 【請求項5】 前記サイドノズルは、左右に移動調節可
能であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
ずれか記載の洗車装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12980796A JPH09309412A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 洗車装置 |
TW085108619A TW330183B (en) | 1995-07-26 | 1996-07-16 | Car washing device |
SG1996010276A SG55215A1 (en) | 1995-07-26 | 1996-07-19 | Car washing apparatus |
ITMI961560 IT1283501B1 (it) | 1995-07-26 | 1996-07-24 | Apparecchiatura di lavaggio di automobili ad elevata efficacia indipendentemente dalle dimensioni dell'automobile sottoposta |
KR1019960030025A KR970005999A (ko) | 1995-07-26 | 1996-07-24 | 세차장치 |
CN 96110175 CN1145316A (zh) | 1995-07-26 | 1996-07-24 | 洗车装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12980796A JPH09309412A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 洗車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309412A true JPH09309412A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15018717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12980796A Pending JPH09309412A (ja) | 1995-07-26 | 1996-05-24 | 洗車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09309412A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103661292A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-26 | 苏州新奇特清洗设备有限公司 | 一种洗车机 |
CN104442729A (zh) * | 2014-09-16 | 2015-03-25 | 芜湖市华益阀门制造有限公司 | 一种全自动清洗机的机体 |
CN105799660A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-27 | 李桂芳 | 一种移动终端控制的全自动洗车机 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12980796A patent/JPH09309412A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103661292A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-26 | 苏州新奇特清洗设备有限公司 | 一种洗车机 |
CN104442729A (zh) * | 2014-09-16 | 2015-03-25 | 芜湖市华益阀门制造有限公司 | 一种全自动清洗机的机体 |
CN105799660A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-27 | 李桂芳 | 一种移动终端控制的全自动洗车机 |
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