JP2559215Y2 - 車両洗浄装置 - Google Patents

車両洗浄装置

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JP2559215Y2 JP1991112711U JP11271191U JP2559215Y2 JP 2559215 Y2 JP2559215 Y2 JP 2559215Y2 JP 1991112711 U JP1991112711 U JP 1991112711U JP 11271191 U JP11271191 U JP 11271191U JP 2559215 Y2 JP2559215 Y2 JP 2559215Y2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S3/00Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles
    • B60S3/04Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles for exteriors of land vehicles
    • B60S3/06Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles for exteriors of land vehicles with rotary bodies contacting the vehicle
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フレームに設けられた
台車レール上を、左右方向に移動する一対の台車に少な
くとも洗浄ブラシが設けられている車両洗浄装置に関
し、特に大型車両の洗浄に好適な車両洗浄装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両洗浄装置は、文献名を挙げるまでも
なく従来周知で、一般に次のように構成されている。す
なわち床面上に敷設された走行レール上を往復動する門
形をした走行フレームを主構成要素とし、この走行フレ
ームにトップブラシ、サイドブラシ等の回転ブラシ類、
水、洗剤、ワックス等を噴射する各種ノズル、乾燥用の
ブロワ装置、制御装置等が搭載されている。したがっ
て、これらの装置を使用して自動車のあらゆる面を自動
的に洗車あるいは洗浄するとこができるが、特に洗浄ブ
ラシを車体の表面に接触させながら回転させ、車体の表
面に付着している泥、砂等を洗い落とすことができる。
ところで、上記のような車両洗浄装置に設けられている
洗浄ブラシは、例えば特開平3ー79455号に記載さ
れているように、台車レール上を左右方向に移動する台
車に設けられている。そして台車レールは、門型をした
走行フレームに横架されている。洗浄ブラシは、走行フ
レームの往復動方向に対して前後方向と左右方向とに傾
斜できるように、台車に対して左右方向に傾斜自在に設
けられ、また台車レールも所定量回動できるようになっ
ている。したがって、洗浄ブラシを左右方向に傾け、自
動車の側面を洗浄することができる。また台車レールを
例えば油圧ピストンで回動すると、台車と共に洗浄ブラ
シも前後方向に傾くので、自動車の前後面を洗浄するこ
とができる。また台車レール上を左右方向に移動する台
車にターンテーブルを設け、このターンテーブルに洗浄
ブラシを揺動自在に設けた洗浄装置も、例えば実開昭5
9ー54349号により提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述の特開平3ー79
455号に記載されている洗浄ブラシも、左右方向に傾
くことができ、自動車の側面を形状に合わせて洗浄する
ことができる。また台車レールを回動すると洗浄ブラシ
も前後方向に傾くので、自動車の前後面も効果的に洗浄
することはできる。しかしながら、洗浄ブラシの前後方
向の傾きは、台車レールを回動して傾斜させる構造にな
っているので、台車レールに乗っている台車は、すべて
傾く欠点がある。すなわち両サイドの洗浄ブラシが同時
に同じ角度だけ傾くので、洗浄ブラシも同じ角度傾き、
使い勝手が悪く目的に応じた洗浄ができないことがあ
る。これに対し、実開昭59ー54349号に記載され
ている洗車装置は、ターンテーブルが独立して設けられ
ているので、必要な洗浄ブラシのみを傾斜させることは
できる。しかしながら、ターンテーブル自体の構造も、
またターンテーブルを駆動する構造も複雑でコストアッ
プになる欠点がある。したがって本考案は、構造が簡単
であるにも拘らず、フレームの前後方向と、左右方向に
それぞれ独立して傾斜あるいは揺動できる洗浄ブラシを
備えた車両洗浄装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、フレームに設けられた台車レール上を、
左右方向に移動する一対の台車のそれぞれに洗浄ブラシ
が設けられている洗浄装置において、前記洗浄ブラシ
は、前記台車に対して前後方向にそれぞれ独立的に揺動
あるいは傾斜自在であると共に、前記台車は前記台車レ
ールに対して左右方向に傾斜自在に構成される。
【0005】
【作用】本考案は、上記のように構成されているので、
フレームが門型をした走行フレームである時は、自動車
をフレームの略中央部に停車させてフレームを移動させ
ながら、固定フレームの時は自動車を移動させながら次
のようにして洗浄する。すなわち車両の前後面を洗浄す
るときは、必要な洗浄ブラシを前後方向に揺動させた状
態で回転駆動し、あるいは所定角度傾斜させて固定した
状態で回転駆動してブラシング洗浄する。車両の両側面
を洗浄するときは、一対の台車を車両の形状、凹凸等に
合わせてそれぞれ適宜傾けた状態で回転駆動してブラシ
ング洗浄する。
【0006】
【実施例】本考案は、色々な形で実施できる。例えば図
示の実施例では、台車は回動腕の回動により傾斜される
ように示されているが、回動腕に代えて油圧ピストン・
シリンダユニットでも、さらにはネジ、カム機構等でも
実施できる。また台車を傾斜させる角度は、回動腕の回
動により作動するリミットスイッチでも、また回動腕の
回動と連動する例えば枢軸の回転から得られるパルスを
カウントしても決定できる。洗浄ブラシは、合成樹脂の
ブラシ毛から構成された従来周知の回転ブラシが適用で
きるし、また本出願人が、本出願と同時に出願した特許
願に記載されているような、繊維質の布、不織布、紙状
の化学繊維等から形成された柔軟な洗浄板を円周方向の
断面が波型になるように形成し、これを回転体に取り付
けた回転洗浄具を適用することもできる。
【0007】以下、本考案の実施例を説明する。図1
は、本考案の1実施例の概略を模式的に示す正面図であ
るが、同図を参照すると、図において左側の洗浄ブラシ
8aは、台車5aが台車レール4に対して傾むくことに
より、右方向に傾いているということが一見して理解さ
れる。また洗浄ブラシ8aは、台車5aの下面のブラケ
ットに設けられている支持軸11により前後方向にも揺
動自在であることも容易に理解される。さらには、台車
レール4の略中央部には、中間リミットスイッチ30
が、また両端部には、開きリミットスイッチ28、29
が設けられていることも理解される。また本実施例によ
ると、洗浄ブラシ8a、8bは、上方部分の径は下方の
径より大きく、図において左側に位置する洗浄ブラシ8
bは、他方の洗浄ブラシ8aより短いことも理解され
る。
【0008】門型をした走行フレーム1は、従来の洗車
装置と同様に、床面上に敷設された一対の走行レール
2、2上に、転動自在の走行車輪3、3を介して乗って
いる。台車レール4は、走行フレーム1に横架され、そ
してこの台車レール4に、以下詳しく述べるように、台
車5a、bが左右方向に移動自在に乗っている。門型を
したフレーム1には、走行車輪3、3を駆動するための
モータをはじめ、洗車に必要な水、洗剤、ワックス等の
噴射ノズル、乾燥装置、自動洗車に必要な制御装置等が
搭載されているが図には示されていない。
【0009】台車レール4上には、台車5a、5bが一
対設けられ、これらの台車5a、5bには各種のモー
タ、スプロケット、車輪、洗浄ブラシ等が設けられてい
るが、これらは構造的には同じであるので、以下一方の
台車5a関係について説明する。台車5aには、図2、
3に示されているように、洗浄ブラシ8aを駆動するた
めのギヤードモータ9、台車5aを傾けるためのウオー
ム減速機付きモータ20、台車5aを左右方向に移動さ
せるための駆動モータ13等が搭載されている。一方台
車5aの下側には、駆動輪19、遊輪24、一対のブラ
ケット40、40等が、以下に詳述するように設けられ
ている。ギヤードモータ9の出力軸は、カップリング1
4を介してシャフト7に結合され、このシャフト7によ
り洗浄ブラシ8aが駆動されるようになっている。シャ
フト7は、筒状部材6を貫通している。この筒状部材6
は、一対のブラケット40、40に設けられている支持
軸11により、紙面に対して垂直方向すなわち前後方向
に揺動自在に支持されている。このように、筒状部材6
が紙面に対して垂直方向に揺動自在であるので、洗浄ブ
ラシ8aも前後方向に揺動自在である。洗浄ブラシ8a
の前後方向の傾きは、油圧ピストン・シリンダユニット
等で強制的に保持しても良いが、本実施例では図3に示
されているように、ショックアブソーバ10により中立
位置が保たれるようになっている。
【0010】駆動モータ13の出力軸には、スプロケッ
ト15が固定され、このスプロケット15と駆動輪19
側のスプロケット16との間には、チエーン17が掛け
回され、駆動モータ13により駆動輪19が、正逆両方
向に適宜駆動されるようになっている。台車レール4
は、図3に示されているように、溝型鋼を呈し、その溝
が互いに向き合うように走行フレーム1に横架されてい
る。そしてそのウエブに台車5aの駆動輪19及び遊輪
24が転動自在に乗っている。
【0011】台車5aの下面には、一対の軸受27、2
7によって枢軸26が軸受けされている。枢軸26は、
図に示す実施例では、台車5aの左方に設けられてい
る。そして枢軸26に回動腕23の一方端が固着され、
他方端はピン25により遊輪24が回動自在に軸受けさ
れている。このような構成により、枢軸26が回動する
と、回動腕23は、図1に示されているように、立った
位置と水平になった位置とを取り、台車5aしたがって
洗浄ブラシ8a、8bは左右方向に傾斜することにな
る。枢軸26を所定量回動させるために、枢軸26のス
プロケット22とウオーム減速機付きモータ20の出力
軸に固定されているスプロケット21との間にチエーン
41が掛け回されている。なおスットパ42、43によ
り回動腕23の回動量が制限されるようになっている。
【0012】次に図4〜6を参照して本実施例の作用、
すなわち洗浄ブラシ8a、8bのみを使用した作用を、
タンクローリー車の自動洗浄を例に採り説明する。タン
クローリー車は、周知のように、キャブC部分はタンク
T部分より幅が広く、リヤバンパも他の車に比較して大
きいので、図に示されているように長短の洗浄ブラシ8
a、8bで洗車する。図6に示されているように、タン
クローリー車Sを走行レール2、2に平行に略その中心
に停車させる。そして洗車スタートボタンを押す。そう
すると、門型をした走行フレーム1は走行レール2、2
の一端部のスタート位置から、実線矢印で示されている
後部方向へ図示されない原動機により往行し洗車を開始
する。同時にギヤードモータ9により長い方の洗浄ブラ
シ8aが駆動され、台車5aは図4に示されているよう
に、水平状態を保ったままで駆動モータ13により駆動
輪19を駆動して、図6の開き位置aから中央位置bへ
移動する。台車レール4に設けられているリミットスイ
ッチ30が中央位置を検知すると、台車5aは一端停車
する。往行によって、台車5aより鉛直に懸架されてい
る長い方の洗浄ブラシ8aは、キャブCの前面に当接す
ると、支持軸11と共に揺動し、図示されない例えばリ
ミットスイッチが作動して走行フレーム1は、一時停止
する。次に門型をした走行フレーム1が停止した状態
で、台車5aは図6に示されている位置c、d、e、c
を移動し、洗浄ブラシ8aは回転してキャブCの前面を
ブラシング洗浄する。キャブCの車高は比較的大きい
が、洗浄ブラシ8aは長いので前面は一度に洗浄され
る。なお、前面をブラシング洗浄するための台車5aの
移動距離は、車種により異なるが、制御装置内のタイマ
計測で、台車5aが移動を開始し、設定時間経過する
と、所定距離移動しと見なして前面のブラシング洗浄
を終了するようになっている。
【0013】次に台車5aは、台車レール4の中央位置
で一時停止し、、門型をした走行フレーム1は任意位置
まで、点線矢印で示す復行する。そして洗浄ブラシ8a
は開き位置aまで移動する。開き位置aをリミットスイ
ッチ29が検知したら、台車5aは停止する。引き続き
門型をした走行フレーム1は再び往行を開始し、走行フ
レーム1の先方部に設けられている図示されていない車
長光電スイッチにより、タンクローリー車Sの前面部を
検出し、そこからタイマ計測により往行移動距離を設定
し、図6の位置f、f’で洗浄ブラシ8bが回転され、
洗浄ブラシ8a、8bはタンクローリー車幅の適正位置
で停止し、位置f、f’からh、h’までLー2、Rー
2ラインに沿って往行しながら洗浄する。このLー2、
Rー2ラインで洗浄する面は、タンクローリー車Sの運
転席、助手席すなわちキャブC廻りの側面部であるた
め、図4に示されているように、大きな凹凸はなく台車
5a、5bは水平位置で、洗浄ブラシ8a、8bは鉛直
状態でブラシング洗浄する。
【0014】前述の車長光電スイッチによりタンクロー
リー車Sの前面位置を検出し、そこからタンクT前端部
の位置h、h’までの往行移動距離をタイマ計測し、所
定時間経過後、位置h、h’で、ウオーム減速機付きモ
ータ20は起動して、台車5a、5bは図5に示されて
いるように傾斜保持され、且つ台車5a、5bはLー
2、Rー2ラインからLー3、Rー3ラインの方へ閉じ
方向の方へ移動し、タンクTの側面の洗浄をする。なお
ウオーム減速機付きモータ20の出力軸が所定量回転す
ると、枢軸26がスプロケット22、21間に掛け回さ
れているチエーン41により、所定量回転し、その結果
回動腕23が、図5に示されているように、所定角度立
った位置をとる。したがって台車5aが傾き、洗浄ブラ
シ8a、8bも左右方向に所定角度傾斜して保持され
る。また台車5a、5bのLー2、Rー2ラインからL
ー3、Rー3ラインまでの移動距離は小さいので、タン
クローリー車Sのタンク等の形状、寸法は、車種におい
て大差はないので、閉じる移動補正距離を予め設定して
おき、タイマ計測でもって台車5a、5bを移動、停止
させ、Lー3、Rー3ラインを設定し、且つそのライン
を保ってタンクTの側面をブラシング洗浄する。
【0015】門型をした走行フレーム1が、往行して台
車5a、5bが位置i、i’になり車長光電スイッチが
タンクT後部の位置を検知したら、位置i、i’で台車
5a、5bしたがって洗浄ブラシ8a、8bの左右方向
の傾斜・保持は解除し鉛直位置を保つ。同時に台車5
a、5bはL−2、R−2ラインまで開き移動し、一時
待機する。車長光電スイッチがタンク後部面を検出した
位置から、走行フレーム1がタンク後部面まで移動し、
台車5a、5bは位置j、j’で一時停止する。そして
片方の短い洗浄ブラシ8bが位置j’からkまで移動し
てブラシング洗浄する。位置kで洗浄ブラシ8bの回転
方向は逆になり、R−2ラインの位置j’まで戻りタン
ク後部面のブラシング洗浄が終わる。このとき洗浄ブラ
シ8bは、タンクT後部面と接触して前後方向に揺動
し、タンクT後部面の凸形状に沿って移動する。なお、
タンクローリー車Sのリヤバンパは大きいので、タンク
後部面は短い洗浄ブラシ8bでブラシング洗浄する。
【0016】復行時もブラシング洗浄をするときは、洗
浄ブラシ8a、8bの回転方向は往行時と逆に切り換わ
り、L、Rラインの逆順序に沿って台車5a、5bは復
行し、同じ位置あるいはポイントi、h等で洗浄ブラシ
8a、8bの傾斜角度の設定、保持、解除を行い復行洗
浄する。台車5a、5bがLー2、Rー2ラインの位置
f、f’で開き移動し、リミットスイッチ28、29が
これを検知したら台車5a、5bの移動は停止し、洗浄
ブラシ8a、8bの回転も停止する。門型をした走行フ
レーム1がスタート位置a、a’まで戻ってタンクロー
リー車Sの洗浄が終了する。
【0017】以上のように、本実施例によると、左右の
洗浄ブラシ8a、8bの傾斜あるいは揺動角度を独立し
て変更できるので、車両の形状、部位等に応じたブラシ
ング洗浄ができ、たとえ凹凸があっても洗い残すことは
ない。したがって、前述したタンクローリ車のような大
型特殊車両からバス、パネルバン車をはじめ一般乗用車
のような小型車までブラシング洗浄することができる。
また左右方向へ傾斜させたときに洗浄ブラシ8a、8b
は、持ち上がるので、その分洗浄ブラシを短くすること
ができる。
【0018】図7に、台車5a、5bが傾斜するとき、
台車レール4を挟持するようになっている実施例が示さ
れている。前述した実施例の部材と同じような部材には
同じ参照符号あるいは同じ参照符号にサーフイックス文
字を付けて重複説明はしないが、本実施例によると、枢
軸26にはL字型回動部材23aが固定されている。そ
してその一方の腕の端部に遊車24が回転自在に設けら
れ、この遊車24は溝型鋼から構成されている台車レー
ル4の下側のウエブの上を転動するようになっている。
L字型回動部材23aの他方の腕の端部には、図7の
(イ)に示されているように、台車5aが水平位置を採
るとき台車レール4の上方のウエブを上方から押さえる
第1押さえローラ25bが設けられている。また枢軸2
6にはL字型回動部材23aの他方の腕と同様に延びた
回動腕23bが固定され、この回動腕の先端部に第2押
さえローラ25cが設けられている。第2押さえローラ
25cは、台車5aが水平位置を採るときは台車レール
4の上方に離間しているが、台車5aが傾斜すると、図
7の(ロ)に示されているように、台車レール4の上方
のウエブを上方から押さえるようになっている。なお、
回動腕23は、図2に示されている実施例とは逆に、筒
状部材6側へ回動できるようにして、洗浄ブラシ8a、
8bを鉛直にするときは、筒状部材6側へ回動し、傾斜
させるときは図2に示されているように立った位置にな
るようにすることもできる。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によると、洗浄ブラ
シは、台車に対して前後方向にそれぞれ独立的に傾斜自
在であると共に、台車は前記台車レールに対して左右方
向に傾斜自在であるので、小は一般乗用車から大は特殊
車両まで、車両の凹凸の形状に合わせて、洗浄ブラシを
左右方向に独立して傾斜あるいは揺動させてブラシング
洗浄できる。しかも本考案によると、台車を傾けること
により、洗浄ブラシを左右方向に傾斜させるようになっ
ているので、洗浄装置の構造が簡単であると共に、傾斜
させるための構造も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を模式的に示す図で、一方には
台車が傾斜した状態の実施例を、そして他方には水平状
態の実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例の拡大正面図である。
【図3】図1において左側で示されている洗浄ブラシの
側面図である。
【図4】本実施例な係わる車両洗浄装置を使用してタン
クローリ車のキャブ部分を洗浄している状態を示す正面
図である。
【図5】本実施例な係わる車両洗浄装置を使用してタン
クローリ車のタンク部分を洗浄している状態を示す正面
図である。
【図6】本実施例な係わる車両洗浄装置を使用してタン
クローリ車の洗浄順序を示す平面図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す正面図で、(イ)は
台車が水平状態の、そして(ロ)は傾斜状態の実施例を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 門型をした走行フレーム 4 台車レール 5a、5b 台車 8a、8b 洗浄ブラシ 23 回動腕 26 枢軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに設けられた台車レール上を、
    左右方向に移動する一対の台車のそれぞれに洗浄ブラシ
    が設けられている洗浄装置において、 前記洗浄ブラシは、前記台車に対して前後方向にそれぞ
    れ独立的に揺動あるいは傾斜自在であると共に、前記台
    車は前記台車レールに対して左右方向に傾斜自在である
    ことを特徴とする車両洗浄装置。
JP1991112711U 1991-12-27 1991-12-27 車両洗浄装置 Expired - Lifetime JP2559215Y2 (ja)

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JP2004017733A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Osamu Hasegawa 車椅子の車輪洗浄装置
DE102014112388A1 (de) 2014-08-28 2016-03-03 Washtec Holding Gmbh Fahrzeugwaschanlage und Verfahren zu deren Betrieb
KR102158951B1 (ko) * 2020-01-29 2020-09-22 케이원산업 주식회사 물 방사형 브러쉬

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