JPS583713Y2 - 自走式車両洗浄装置 - Google Patents

自走式車両洗浄装置

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JPS583713Y2
JPS583713Y2 JP1978108012U JP10801278U JPS583713Y2 JP S583713 Y2 JPS583713 Y2 JP S583713Y2 JP 1978108012 U JP1978108012 U JP 1978108012U JP 10801278 U JP10801278 U JP 10801278U JP S583713 Y2 JPS583713 Y2 JP S583713Y2
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JP
Japan
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cleaning
vehicle
washing
main body
self
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Expired
Application number
JP1978108012U
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English (en)
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JPS5525502U (ja
Inventor
新矢集栄
Original Assignee
株式会社整電社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両の洗浄装置に関し、特に停車中の車両を
洗浄する所謂自走式車両洗浄装置に関するものである。
従来鉄道車両等の車体洗浄に於いて被洗浄車両の走行を
利用して作用する、固定式回転ブラシ洗浄装置は既に開
発され効果ある洗浄を行っている。
然しなから停車中の車両に対して手作業により洗浄を行
っていた既設の洗車場にかいて、該洗車場を特別に改造
することなく、自動で洗浄し得る装置は末だ実用の域に
達せず、こうした停車中の車両に対する自動洗浄装置が
要望されていた。
この考案は以上のような点に鑑み、既設の洗車場にかい
て手作業による洗浄の際に足場として用いられている洗
浄台を走行軌道として用いると共に、洗浄溶剤を噴霧す
る噴霧管と回転ブラシとを連結杆を用いて所定間隔を釦
いて一体として移動する構成とすることにより、比較的
速いスピードで洗浄作業を行っても溶剤と被洗浄面の汚
れとの反応時間が充分に得られ、効率の良い洗浄作業が
行なえると共に、既設の洗車場にかいて特別の改造を施
すことなく使用できる自走式車両洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
次に、この考案に係る装置の一実施例を図面について説
明する。
図中Aは既設の洗浄台であり、後述の装置を走行させ得
るように一部が修正せしめられている。
Bはこの洗浄台A上に短杆自在として設けられている洗
浄装置本体であり、この洗浄装置本体Bには連結杆9を
介して洗剤塗布用補助台車Cが連結されている。
詳述すると、上記洗浄台Aは洗車場にかいて鉄動車両の
軌条の側部に連続して設けられてかり、支柱1に支持さ
れた平板形状とされている。
この洗浄台Aは手作業により停車中の車両を洗浄する際
の足場としても用いられるので、該洗浄台Aの上面には
水槽2等が形成されている。
一方、上記洗浄装置本体Bは洗浄台Aと略同等の幅を有
する略箱型形状とされ、該本体Bの前部側には運転座席
3が設けられており、後部側には洗浄用主回転ブラシ4
が設けられている。
この主回転ブラシ4は縦長の円筒形状とされ、そのブラ
シ軸芯4aは被洗浄車両側面と平行となるように略垂直
に設けられると共に、被洗浄車両側面に追随し得るよう
に該ブラシ軸芯4aは偏心自在とされている。
このブラシ軸芯4aは支持アーム4bを介して上記装置
本体Bの後端部中央に枢着されており、これにより主回
転ブラシ4は左右に移動自在とされている。
更に、上記主回転ブラシ4のブラシ軸芯4aは装置本体
B内に搭載されている駆動用ディーゼルエンジンEと、
伝達杆21.伝達ベルト22を介しで接続されてかり、
上記伝達杆21はエンジンEの搭載位置から上記支持ア
ーム4bの枢着部との間に設けられ、上記伝達ベルト2
2は支持アーム4b内に設けられている。
又、上記装置本体Bの下端は前記洗車台Bの水槽2等を
避は得るように中央部に空間5aが設けられ、これによ
り装置本体Bの下端形状は逆凹字形状とされており、こ
の下端の四隅には上記エンジンEにより駆動されるタイ
ヤ人前車輪6aと従動後車輪6bが設けられている。
上記装置本体Bの下端後方には方向規正ローラー7が設
けられてかり、この方向規正ローラー7は前記洗浄台A
の両側にかいて移動自在とされると共に、洗浄台Aの両
側を挾持せしめている。
一方装置本体Bの下端前方には補助回転ブラシ8が設け
られて釦り、この補助回転ブラシ8は洗浄台Aより下部
に位置する被洗浄車両の部分を洗浄するものであって、
截頭円錐形状とされている。
この補助回転ブラシ8は支持腕8aを介して装置本体B
の前面側部に垂直に形成されている支持杆8bに回転自
在に取り付けられており、この支持杆8bは補助回転ブ
ラシ8の長さより大とされ、上記支持腕8aは該支持杆
8bに沿って上下移動自在とされている。
尚、上記装置本体Bには図示していないがブラシ回転用
電磁クラッチ及び伝導機構、走行用電磁クラッチ及びブ
レーキ走行用速度無段変速機構、洗浄用水タンク及びポ
ンプ、溶剤噴霧用ポンプ、転倒防止定量フック等が設け
られている。
又、前記運転座席3には走行方向の切換レバー10、ス
イッチボックス11、ハンドル12が取り付けられ、こ
の中で走行方向の切換レバーは前へ倒せば前進後方へ引
けば後退が出来且前進に対して後退は3倍の速度で早も
どυするように設定されている。
更に、スイッチボックス11はエンジン起動操作及び各
機構の操作用のスイッチを有して訃り、ノ・ンドル12
は装置本体Bの進行方向に対して左右位置に切換へを行
い且ブラシの洗浄車両面への押付圧力を加減する操作機
能を有している。
上述した装置本体Bの先端中央部には連結杆9が固定さ
れて訃り、この連結杆9は車両の汚染程度、気温等に応
じてその長さが調整し得るように構成され、該連結杆9
の他端には洗剤塗布用補助台車Cが固定されていると共
に該連結杆9の側部には連続して装置本体B内のポンプ
による圧力を補助台車Cに伝達する伝達管20が形成さ
れている。
この補助台車Cは中央部に空間5bが形成されて逆凹字
形状とされる台車フレーム13を有して卦り、この台車
フレーム13の両下端には車輪14と方向規正ローラー
15が取り付けられている。
この方向規正ローラー15は洗浄台Aの両側において移
動自在とされると共に洗浄台Aの両側を挾持せしめてい
る。
更に、上記台車フレーム13の上部には溶剤タンク16
が載置固定されていると共に、この台車フレーム13に
は該台車フレーム13の中央部に枢着されている支持ア
ーム17を介して噴霧管18が取り付けられている。
この噴霧管18は上記溶剤タンク16内に入れられた溶
剤を霧状にして吹き出す管であって、縦長に設けられる
と共に、外周にブラシ状の噴霧被19が取り付けられて
いる。
以上の構成による装置の作用を以下に説明する。
1ず、主回転ブラシ4及び噴霧管18を洗浄すべき車両
の方向に固定し、補助回転ブラシ8を洗浄台Aより下方
に位置させる。
この状態からエンジンを始動させて装置本体B内のポン
プを働かせると、溶剤タンク16内に入れられていた溶
剤は噴霧管18より霧状とされて、車両の被洗浄面に向
けて吹き出される。
こうして溶剤の噴霧を行いながら、装置本体Bを前進さ
せると装置は方向規正ローラー7.15によυガイドさ
れて水槽2等に妨げられることなく洗浄台A上を移動し
、噴霧管18も一体に移動して次々と溶剤の噴霧が行わ
れる。
次に各ブラシ4,8を回転させると該ブラシ4,8は上
記溶剤が噴霧された車両の被洗浄面を次々と洗浄してゆ
くことになる。
上記噴霧管18と回転ブラシ4,8との間は連結杆9に
よシ充分な間隔を有して>b、これにより噴霧されてか
ら噴霧された溶剤が被洗浄面の汚れと充分反応してから
ブラシ4,8及び清水による洗浄が行われ、装置を速い
スピードで移動させても充分な洗浄効果が得られること
になる。
以上説明したようにこの考案によれば、縦形円筒回転ブ
ラシが取り付けられる自走式装置本体の進行方向前部に
、伸縮操作自在とした連結杆を介して、洗浄剤塗布用の
補助台車を連結させるようにしたので、軌条車両の側面
に上記補助台車を介して洗浄剤を塗布した後、上記連結
杆の長さによって定められる所定反応時間の経過後に、
上記縦形円筒回転ブラシによる洗浄が行なわれ、常に洗
浄剤と被洗浄車両面の汚れとの反応時間を充分取った後
に洗浄を行うことが出来、停車中の軌条車両に対して効
率の良い洗浄を行なわせることが出来る効果がある。
また上記連結杆は伸縮操作自在となっているので、汚れ
の度合い又は種類に応じて、上記反応時間を長短調整さ
せることが可能となり一そう効率の良い洗浄が可能とな
る効果がある。
又、被洗浄車両の走行を利用する洗浄装置に比し、各部
の汚れに応じてスピードを可変する等きめの細かい洗浄
作業を行うことができる効果がある。
更に、自走車輪と方行規制ローラーを設けて洗浄台上を
走行し得る構成としたので既設の洗車場において特別の
改造を施すことなく用いることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は同側面図である。 A・・・・・・洗浄台、B・・・・・・洗浄装置本体、
C・・・・・・洗剤塗布用補助台車、4・・・・・・主
回転ブラシ、6及び14・・・・・・車輪、7及び15
・・・・・方行規制ローラー8・・・・・・補助回転ブ
ラシ、9・・−・・連結杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸を垂直方向となし、軌条車両の側面に縦接される
    縦形円筒回転ブラシが取り付けられている装置本体と、
    この装置本体の進行方向前方位置に設けられ上記軌条車
    両の側面に洗浄剤を塗布する洗剤塗布用補助台車とを具
    備する自走式の軌条車両の洗浄装置であって、上記装置
    本体と補助台車とは伸縮操作自在とした連結杆により所
    定間隔を維持しながら一体に移動するように連結されて
    おり、上記装置本体と補助台車との夫々の下部には、被
    洗浄車両の軌条に沿って設けられている洗浄台の上面を
    走行する車輪と、上記洗浄台の両側を挾持する方行規制
    ローラーが設けられていることを特徴とする自走式車両
    洗浄装置。
JP1978108012U 1978-08-08 1978-08-08 自走式車両洗浄装置 Expired JPS583713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978108012U JPS583713Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 自走式車両洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978108012U JPS583713Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 自走式車両洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5525502U JPS5525502U (ja) 1980-02-19
JPS583713Y2 true JPS583713Y2 (ja) 1983-01-22

Family

ID=29052663

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978108012U Expired JPS583713Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 自走式車両洗浄装置

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JPS5525502U (ja) 1980-02-19

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