JPH0136680Y2 - - Google Patents
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- JPH0136680Y2 JPH0136680Y2 JP12977183U JP12977183U JPH0136680Y2 JP H0136680 Y2 JPH0136680 Y2 JP H0136680Y2 JP 12977183 U JP12977183 U JP 12977183U JP 12977183 U JP12977183 U JP 12977183U JP H0136680 Y2 JPH0136680 Y2 JP H0136680Y2
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- Japan
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- vehicle
- bogie
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- cleaning
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- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 11
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、軌条車の洗車場に設置されて車両
の外面を浄化させる車両洗浄装置に関するもので
ある。
の外面を浄化させる車両洗浄装置に関するもので
ある。
従来から、車両の側面については、回転ブラシ
を用いて機械的に車両側面を洗浄させることが行
われているが、しかし車両の前後面および車両の
連結面の洗浄に関しては、依然として一般に非能
率的な手洗い方式が採られているのが現状であ
る。
を用いて機械的に車両側面を洗浄させることが行
われているが、しかし車両の前後面および車両の
連結面の洗浄に関しては、依然として一般に非能
率的な手洗い方式が採られているのが現状であ
る。
本考案は、このような現状に鑑みなされたもの
であつて、すなわち、本考案の目的は、車両の側
面・前後面・連結面の各面を機械的に洗浄し得る
ようにした車両洗浄装置を提供することにある。
であつて、すなわち、本考案の目的は、車両の側
面・前後面・連結面の各面を機械的に洗浄し得る
ようにした車両洗浄装置を提供することにある。
その目的を達成する手段として、本考案の車両
洗浄装置は、車両軌道に沿い走行可能の3連の台
車であつて、後尾自走台車と、中間台車と、先頭
台車とが、互いに連結されて成る連結台車と、後
尾台車に搭載されていて、かつ垂直な回転ブラシ
を軌道内に張出させることにより車両の側面を洗
浄作動する側面洗浄機構と、中間台車に搭載され
た昇降可動台に保持されていて、かつ水平な回転
ブラシを軌道内に張出させることにより車両の前
後面を洗浄作動する前後面洗浄機構と、前記昇降
可動台に保持されていて、かつ回転ブラシをほぼ
水平に軌道内に張出させることにより車両の連結
面を洗浄作動する連結面洗浄機構と、先頭台車に
搭載されていて、かつ垂直な洗剤噴霧管を軌道面
に臨ませることにより車両の側面に洗剤を吹付作
動する洗剤塗布機構とを具備したことを特徴とし
ている。
洗浄装置は、車両軌道に沿い走行可能の3連の台
車であつて、後尾自走台車と、中間台車と、先頭
台車とが、互いに連結されて成る連結台車と、後
尾台車に搭載されていて、かつ垂直な回転ブラシ
を軌道内に張出させることにより車両の側面を洗
浄作動する側面洗浄機構と、中間台車に搭載され
た昇降可動台に保持されていて、かつ水平な回転
ブラシを軌道内に張出させることにより車両の前
後面を洗浄作動する前後面洗浄機構と、前記昇降
可動台に保持されていて、かつ回転ブラシをほぼ
水平に軌道内に張出させることにより車両の連結
面を洗浄作動する連結面洗浄機構と、先頭台車に
搭載されていて、かつ垂直な洗剤噴霧管を軌道面
に臨ませることにより車両の側面に洗剤を吹付作
動する洗剤塗布機構とを具備したことを特徴とし
ている。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明
する。
する。
実施例の洗浄装置においては、第1図ないし第
3図に示すように、洗車場の軌道Aの両側傍に、
断面凹字形を成す走行台1が、コンクリート打設
により敷設されていて、走行台1の上面の両側に
は、下述する台車の走行面1aが形成されてい
る。
3図に示すように、洗車場の軌道Aの両側傍に、
断面凹字形を成す走行台1が、コンクリート打設
により敷設されていて、走行台1の上面の両側に
は、下述する台車の走行面1aが形成されてい
る。
しかして各走行台1の走行面1aには、左右対
称形状を成す各3連の連結台車とその搭載設備と
が載つていて、以下左側(第1図下側)の連結台
車につき具体的に説明する。
称形状を成す各3連の連結台車とその搭載設備と
が載つていて、以下左側(第1図下側)の連結台
車につき具体的に説明する。
この連結台車は、自走式の後尾台車2と、随走
式の中間台車3と、随走式の先頭台車4とが、
夫々連結杆5,6により一体に連結されたもので
あつて、夫々の台車2,3,4は、例えば中間台
車3のように、4隅に車輪7が取付けられると共
に、前後左右の4箇所には、走行台1の内壁に滑
摺する振止めコロ8が懸下されており、かつ後尾
台車2の前輪軸は、走行モータ9に駆動されて自
走回転し得るように形成されている。
式の中間台車3と、随走式の先頭台車4とが、
夫々連結杆5,6により一体に連結されたもので
あつて、夫々の台車2,3,4は、例えば中間台
車3のように、4隅に車輪7が取付けられると共
に、前後左右の4箇所には、走行台1の内壁に滑
摺する振止めコロ8が懸下されており、かつ後尾
台車2の前輪軸は、走行モータ9に駆動されて自
走回転し得るように形成されている。
しかして、後尾台車2には、半周がカバー10
で覆われた垂直な回転ブラシ11を備えた側面洗
浄機構12が搭載されると共に、先頭台車4に
は、洗剤噴霧管13と半周カバーより成る垂直な
噴霧器14を備えた洗剤塗布機構15が搭載され
ていて、この回転ブラシ11と噴霧器14との共
動により、後述(第4図a参照)のように車両側
面Bの洗浄が行われるようになつている。
で覆われた垂直な回転ブラシ11を備えた側面洗
浄機構12が搭載されると共に、先頭台車4に
は、洗剤噴霧管13と半周カバーより成る垂直な
噴霧器14を備えた洗剤塗布機構15が搭載され
ていて、この回転ブラシ11と噴霧器14との共
動により、後述(第4図a参照)のように車両側
面Bの洗浄が行われるようになつている。
詳しくは、側面洗浄機構12は、台車2上に設
置された清水タンク16と、タンク16の前後に
設置された上述走行モータ9および清水ポンプ1
7と、モータ9の前部に立設された操作盤18
と、タンク16の上方に装備された発電および動
圧発生用デイーゼルパワープラント19と、プラ
ント19の前方に装備された管制盤20および運
転座席21と、プラント19上の支持枠の後面に
沿つて軸受け縦架された支軸22と、回転ブラシ
11およびカバー10を保持する支軸22の2本
の各アーム23とにより形成されている。かつ、
同支軸22は、セグメントギヤを介してトルクモ
ータ24により旋回駆動され、また、回転ブラシ
11は、モータ25によつて回転駆動されてい
る。
置された清水タンク16と、タンク16の前後に
設置された上述走行モータ9および清水ポンプ1
7と、モータ9の前部に立設された操作盤18
と、タンク16の上方に装備された発電および動
圧発生用デイーゼルパワープラント19と、プラ
ント19の前方に装備された管制盤20および運
転座席21と、プラント19上の支持枠の後面に
沿つて軸受け縦架された支軸22と、回転ブラシ
11およびカバー10を保持する支軸22の2本
の各アーム23とにより形成されている。かつ、
同支軸22は、セグメントギヤを介してトルクモ
ータ24により旋回駆動され、また、回転ブラシ
11は、モータ25によつて回転駆動されてい
る。
なお、ブラシカバー10の両側には、清水噴射
管26が縦架されていて、清水ポンプ17により
タンク16から給送された清水が、アーム23の
方向からわずかに開いた方向に噴射されるように
なつている。
管26が縦架されていて、清水ポンプ17により
タンク16から給送された清水が、アーム23の
方向からわずかに開いた方向に噴射されるように
なつている。
次に、洗剤塗布機構15は、先頭台車4の後半
部に設置された洗剤(溶液)タンク27と、同タ
ンク27の前方に設置された洗剤ポンプ28と、
同ポンプ28の上方に立設された支持枠の前面中
央に軸受けされた2本の噴霧器アーム29と、同
アーム29の先端に縦架された噴霧器14とによ
り形成されていて、このアーム29は、モータ3
0により旋回駆動される。
部に設置された洗剤(溶液)タンク27と、同タ
ンク27の前方に設置された洗剤ポンプ28と、
同ポンプ28の上方に立設された支持枠の前面中
央に軸受けされた2本の噴霧器アーム29と、同
アーム29の先端に縦架された噴霧器14とによ
り形成されていて、このアーム29は、モータ3
0により旋回駆動される。
なお、洗剤ポンプ28によりタンク27から噴
霧管13に給送された洗剤は、放射方法に噴出さ
れるようになつている。
霧管13に給送された洗剤は、放射方法に噴出さ
れるようになつている。
更に、中間台車3には、パンタグラフ機構31
を介し昇降可動台32が搭載されていて、このパ
ンタグラフ機構31は、台車3に装備された動圧
シリンダ33により昇降駆動されており、かつ昇
降可動台32の上面の両側には、断面コ形のガイ
ドレール34が固設されている。
を介し昇降可動台32が搭載されていて、このパ
ンタグラフ機構31は、台車3に装備された動圧
シリンダ33により昇降駆動されており、かつ昇
降可動台32の上面の両側には、断面コ形のガイ
ドレール34が固設されている。
しかして、ガイドレール34の前半部には、車
両前後面洗浄機構35を構成する可動基板36
が、前後摺動可能に保持されると共に、同レール
34の後半部には、車両連結面洗浄機構37を構
成する可動基板38が、同様に前後摺動可能に保
持されている。
両前後面洗浄機構35を構成する可動基板36
が、前後摺動可能に保持されると共に、同レール
34の後半部には、車両連結面洗浄機構37を構
成する可動基板38が、同様に前後摺動可能に保
持されている。
ところで、前半部の車両前後面洗浄機構35
は、4隅の摺動コロ39がガイドレール34に案
内されて前後摺動可能の上述可動基板36と、同
基板36の上に重合枢支されて、トルクモータに
より旋回駆動されるターンテーブル40と、同タ
ーンテーブル40に片持式に保持されて前方に張
出すと共に、モータ41により回転駆動される回
転ブラシ42と、同回転ブラシ42の半周を覆つ
てモータ43により旋転駆動されるブラシカバー
44と、同カバー44の両側縁の外面に沿い横架
された清水噴射管45と、該両側縁の内面に沿い
横架された洗剤噴霧管(図示せず)とにより形成
されていて、かつ、可動基板36の前後のコロ軸
中の片方のコロ軸46は、トルクモータ47によ
り回動駆動されており、また、上述清水噴射管4
5と洗剤噴霧管には、夫々清水ポンプ17と洗剤
ポンプ28とから、清水と洗剤が給送されてい
る。
は、4隅の摺動コロ39がガイドレール34に案
内されて前後摺動可能の上述可動基板36と、同
基板36の上に重合枢支されて、トルクモータに
より旋回駆動されるターンテーブル40と、同タ
ーンテーブル40に片持式に保持されて前方に張
出すと共に、モータ41により回転駆動される回
転ブラシ42と、同回転ブラシ42の半周を覆つ
てモータ43により旋転駆動されるブラシカバー
44と、同カバー44の両側縁の外面に沿い横架
された清水噴射管45と、該両側縁の内面に沿い
横架された洗剤噴霧管(図示せず)とにより形成
されていて、かつ、可動基板36の前後のコロ軸
中の片方のコロ軸46は、トルクモータ47によ
り回動駆動されており、また、上述清水噴射管4
5と洗剤噴霧管には、夫々清水ポンプ17と洗剤
ポンプ28とから、清水と洗剤が給送されてい
る。
次に、後半の連結面洗浄機構37は、上述可動
基板36と同様にトルクモータに駆動されて前後
摺動可能の可動基板38と、同基板38の後方半
部に立設されたブラケツト48に枢支されて、モ
ータ49の駆動により軌道A側に横倒れ可能の支
杆50と、同支杆50の両端に片持式に軸受けさ
れていて、モータ51により回転駆動される回転
ブラシ52と、同回転ブラシ52の側傍に沿い立
設された図示しない清水噴射管および洗剤噴霧管
とにより形成されていて、かつ該噴射管と噴霧管
とには、夫々清水ポンプ17と洗剤ポンプ28と
から清水および洗剤が給送されている。
基板36と同様にトルクモータに駆動されて前後
摺動可能の可動基板38と、同基板38の後方半
部に立設されたブラケツト48に枢支されて、モ
ータ49の駆動により軌道A側に横倒れ可能の支
杆50と、同支杆50の両端に片持式に軸受けさ
れていて、モータ51により回転駆動される回転
ブラシ52と、同回転ブラシ52の側傍に沿い立
設された図示しない清水噴射管および洗剤噴霧管
とにより形成されていて、かつ該噴射管と噴霧管
とには、夫々清水ポンプ17と洗剤ポンプ28と
から清水および洗剤が給送されている。
そのほか、上述した両ブラシカバー10,44
と噴霧器14カバーの夫々の開口周縁には、刷毛
列による飛沫止めが張出されている。
と噴霧器14カバーの夫々の開口周縁には、刷毛
列による飛沫止めが張出されている。
次に、このように構成された実施例の車両洗浄
装置の運転と作動につき、第4図aないし第4図
cを参照して説明する。
装置の運転と作動につき、第4図aないし第4図
cを参照して説明する。
車両の洗浄作業は、次の工程順に実施され、す
なわち、車両側面Bの洗浄→車両前面Cの洗浄→
車両連結面Dの洗浄→車両後面Eの洗浄の順に下
記のごとく行われる。
なわち、車両側面Bの洗浄→車両前面Cの洗浄→
車両連結面Dの洗浄→車両後面Eの洗浄の順に下
記のごとく行われる。
(a) 側面Bの洗浄(図a参照)
先ず、連結台車2,3,4を被洗浄車両の後方
に位置させた上で、回転ブラシ11と噴霧器14
を、軌道A側に旋回、張出させる。
に位置させた上で、回転ブラシ11と噴霧器14
を、軌道A側に旋回、張出させる。
次で、連結台車2,3,4を低速(例えば分速
12m)で前進走行させると共に、回転ブラシ11
を回転始動し、その後、噴霧器14が側面Bに対
接した時点から噴霧器13に洗剤を給送させると
共に、ブラシ11が側面Bに接触した時点から噴
射器26に清水を給送させる。
12m)で前進走行させると共に、回転ブラシ11
を回転始動し、その後、噴霧器14が側面Bに対
接した時点から噴霧器13に洗剤を給送させると
共に、ブラシ11が側面Bに接触した時点から噴
射器26に清水を給送させる。
これにより側面Bには、行過する噴霧器14の
洗剤吹付けによりその対接面に洗剤が塗布された
後、次に行過する回転ブラシ11の含水圧拭によ
り接触面が水洗いされる。
洗剤吹付けによりその対接面に洗剤が塗布された
後、次に行過する回転ブラシ11の含水圧拭によ
り接触面が水洗いされる。
しかしてこの水洗い作動は、洗剤による剥離作
用とトルクモータ24の駆動力による適当な押付
圧との共動により、有効な洗浄力が得られる。
用とトルクモータ24の駆動力による適当な押付
圧との共動により、有効な洗浄力が得られる。
最後に、回転ブラシ11が側面Bを過ぎたとこ
ろで、台車と走行の上述洗浄作動とが停止され
る。
ろで、台車と走行の上述洗浄作動とが停止され
る。
(b) 前面Cの洗浄(図b参照)
先ず、回転ブラシ11と噴霧器14とを元の方
向に戻して軌道Aから退出させた後、ターンテー
ブル40を旋回させて回転ブラシ42を軌道A側
に張出させると共に、カバー44を前面に転回さ
せる。
向に戻して軌道Aから退出させた後、ターンテー
ブル40を旋回させて回転ブラシ42を軌道A側
に張出させると共に、カバー44を前面に転回さ
せる。
次で、連結台車2,3,4を常速(例えば分速
36m)で後進移動させて、ブラシ42が前面Cに
対接たところで台車を停止させる。
36m)で後進移動させて、ブラシ42が前面Cに
対接たところで台車を停止させる。
その上で、カバー44内側の噴霧管から洗剤を
噴霧させながら、昇降可動台32を低速でブラシ
42が前面Cの上端に達する高さまで昇動させ、
その間に前面Cに洗剤を塗布させる。
噴霧させながら、昇降可動台32を低速でブラシ
42が前面Cの上端に達する高さまで昇動させ、
その間に前面Cに洗剤を塗布させる。
引続き、洗剤噴霧を停止させ、かつ回転ブラシ
42の回転と、噴射管45の清水噴射とを始動さ
せると共に、トルクモータ47の駆動により可動
基板36を後進させて、ブラシ42を前面Cに押
付ける。
42の回転と、噴射管45の清水噴射とを始動さ
せると共に、トルクモータ47の駆動により可動
基板36を後進させて、ブラシ42を前面Cに押
付ける。
その上で、昇降可動台32を元の低い位置まで
常速で降動させ、その間に前面Cを水洗いさせる
が、この時も、前項同様に有効な洗浄力が得ら
れ、なお、前面Cの側部に斜面が形成されている
図示の場合には、回転ブラシ42をわずかに斜め
に向けた状態で上述作動を繰返して行う。
常速で降動させ、その間に前面Cを水洗いさせる
が、この時も、前項同様に有効な洗浄力が得ら
れ、なお、前面Cの側部に斜面が形成されている
図示の場合には、回転ブラシ42をわずかに斜め
に向けた状態で上述作動を繰返して行う。
しかして洗浄後は、ブラシ42の回転と清水噴
射とを停止させると共に、回転ブラシ42を元の
方向に戻して軌道Aから退出させる。
射とを停止させると共に、回転ブラシ42を元の
方向に戻して軌道Aから退出させる。
(c) 連結面Dの洗浄(図c参照)
先ず、連結台車2,3,4を後進させて、回転
ブラシ52が車両連結部の側傍に来た位置に停止
させ、その上で、回転ブラシ52を軌道A側に横
倒しする。
ブラシ52が車両連結部の側傍に来た位置に停止
させ、その上で、回転ブラシ52を軌道A側に横
倒しする。
この時、若しブラシ52の先端が連結幌に当る
場合には、図示のように、ブラシ52の倒し方向
を、わずかに深く倒すことにより対応することが
できる。
場合には、図示のように、ブラシ52の倒し方向
を、わずかに深く倒すことにより対応することが
できる。
しかして連結面Dの洗浄作動は、前、後の各面
ごとに2回実施し、かつ毎回の洗浄作動は、上述
前面C作動の場合と同様に、上昇の前工程で洗剤
塗布を行い、かつ下降の後工程で水洗いを行う。
ごとに2回実施し、かつ毎回の洗浄作動は、上述
前面C作動の場合と同様に、上昇の前工程で洗剤
塗布を行い、かつ下降の後工程で水洗いを行う。
なお、1箇所の連結面Dの洗浄が終つた際に
は、回転ブラシ52を一旦起こした上で台車を後
進移動させ、同様な洗浄作動を繰返し、これら一
連の各洗浄においても、同様に有効な洗浄力が得
られる。
は、回転ブラシ52を一旦起こした上で台車を後
進移動させ、同様な洗浄作動を繰返し、これら一
連の各洗浄においても、同様に有効な洗浄力が得
られる。
(d) 後面Eの洗浄
連結台車2,3,4を一旦後進移動させた後、
後面Eの洗浄運転と作動は、上述前面Cの洗浄に
おける方法の前後を逆にして実施することによつ
て行われ、前面Cと同様な洗浄力が得られる。
後面Eの洗浄運転と作動は、上述前面Cの洗浄に
おける方法の前後を逆にして実施することによつ
て行われ、前面Cと同様な洗浄力が得られる。
このようにして、被洗浄車両の片側外面の各面
が、機械洗浄により良好に行われるので、両側の
連結台車を同時に併行して稼動させることによ
り、短時間に車両の全面を清浄化することが可能
である。
が、機械洗浄により良好に行われるので、両側の
連結台車を同時に併行して稼動させることによ
り、短時間に車両の全面を清浄化することが可能
である。
以上述べたように、本考案に係る車両洗浄装置
によれば、軌道の側傍に敷設された走行台上の3
連の連結台車の夫々に、回転ブラシを備えた車両
側面洗浄機構と、洗剤噴霧器を備えた車両側面洗
浄塗布機構と、回転ブラシを備えた車両前後面洗
浄機構ならびに回転ブラシを備えた車両連結面洗
浄機構とを搭載させ、その連結台車の走行中およ
び走行間において車両外側の各面を機械洗浄せし
めるように構成したので、良好な洗浄力を以て効
率良く車両外側の全面(側面、前後面、連結面)
を清浄化することができ、これにより洗浄装置の
作動性、作業性および安全性を向上させる効果が
ある。
によれば、軌道の側傍に敷設された走行台上の3
連の連結台車の夫々に、回転ブラシを備えた車両
側面洗浄機構と、洗剤噴霧器を備えた車両側面洗
浄塗布機構と、回転ブラシを備えた車両前後面洗
浄機構ならびに回転ブラシを備えた車両連結面洗
浄機構とを搭載させ、その連結台車の走行中およ
び走行間において車両外側の各面を機械洗浄せし
めるように構成したので、良好な洗浄力を以て効
率良く車両外側の全面(側面、前後面、連結面)
を清浄化することができ、これにより洗浄装置の
作動性、作業性および安全性を向上させる効果が
ある。
第1図は、本考案の一実施例を示す車両洗浄装
置の平面図、第2図は、第1図の左側面図、第3
図は、第2図の−線における後断面図、第4
図aないし第4図cは、第1図の作動図である。 A……軌道、B……側面、C……前面、D……
連結面、E……後面、1……走行台、2,3,4
……後尾・中間・先頭台車、5,6……連結杆、
11,42,52……垂直・水平・ほぼ水平の各
回転ブラシ、12……側面洗浄機構、14……洗
剤噴霧器、15……洗剤塗布機構、32……昇降
可動台、35……前後面洗浄機構、37……連結
面洗浄機構。
置の平面図、第2図は、第1図の左側面図、第3
図は、第2図の−線における後断面図、第4
図aないし第4図cは、第1図の作動図である。 A……軌道、B……側面、C……前面、D……
連結面、E……後面、1……走行台、2,3,4
……後尾・中間・先頭台車、5,6……連結杆、
11,42,52……垂直・水平・ほぼ水平の各
回転ブラシ、12……側面洗浄機構、14……洗
剤噴霧器、15……洗剤塗布機構、32……昇降
可動台、35……前後面洗浄機構、37……連結
面洗浄機構。
Claims (1)
- 車両軌道に沿い走行可能の3連の台車であつ
て、後尾台車と、中間台車と、先頭台車とが、互
いに連結されて成る連結台車と、前記後尾台車に
搭載されていて、かつ垂直な回転ブラシを軌道内
に張出させることにより車両の側面を洗浄作動す
る側面洗浄機構と、前記中間台車に搭載された昇
降可動台に保持されていて、かつ水平な回転ブラ
シを軌道内に張出させることにより車両の前後面
を洗浄作動する前後面洗浄機構と、前記昇降可動
台に保持されていて、かつ回転ブラシをほぼ水平
に軌道内に張出させることにより車両の連結面と
洗浄作動する連結面洗浄機構と、先頭台車に搭載
されていて、かつ垂直な洗剤噴霧器を軌道面に臨
ませることにより車両の側面に洗剤を吹付作動す
る洗剤塗布機構と、を具備したことを特徴とする
車両洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12977183U JPS6037468U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12977183U JPS6037468U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037468U JPS6037468U (ja) | 1985-03-15 |
JPH0136680Y2 true JPH0136680Y2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=30293931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12977183U Granted JPS6037468U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 車両洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037468U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6197205B1 (ja) * | 2016-08-07 | 2017-09-20 | 八祥産業株式会社 | 鉄道車両洗浄システム、摩擦装置、及び鉄道車両の洗浄方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3016696B2 (ja) * | 1994-11-25 | 2000-03-06 | 川崎重工業株式会社 | クラッチのダンパー装置 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP12977183U patent/JPS6037468U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6197205B1 (ja) * | 2016-08-07 | 2017-09-20 | 八祥産業株式会社 | 鉄道車両洗浄システム、摩擦装置、及び鉄道車両の洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037468U (ja) | 1985-03-15 |
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