JPH0244601Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0244601Y2
JPH0244601Y2 JP150784U JP150784U JPH0244601Y2 JP H0244601 Y2 JPH0244601 Y2 JP H0244601Y2 JP 150784 U JP150784 U JP 150784U JP 150784 U JP150784 U JP 150784U JP H0244601 Y2 JPH0244601 Y2 JP H0244601Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning brush
arm
side cleaning
running
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP150784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60113257U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP150784U priority Critical patent/JPS60113257U/ja
Publication of JPS60113257U publication Critical patent/JPS60113257U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0244601Y2 publication Critical patent/JPH0244601Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、洗車装置の改良に関するものであ
り、特に側面洗浄ブラシの作動を効果的に行なえ
るようにしたものである。
[考案の背景] 一般にこの種の洗車装置に於ける側面洗浄ブラ
シの作動は、走行フレームの移動に伴つて車体の
前後面及び側面の洗浄を行なうようにしてあり、
その為側面洗浄ブラシを開閉動作させる必要があ
る。この為、従来より各種構成が提案されている
が、概して機構的に複雑なものが多く故障防止、
コスト低減の観点から信頼性が高くかつ簡単な構
成とすることが望まれていた。
[考案の構成] かかるにこの考案に於いては、走行枠上部に案
内レールを走行枠の走行方向と略直交するように
横架し、この案内レールに、互いに接近する方向
に常時付勢する重錘と、該重錘の付勢に抗して互
いに離反する方向に移動させるシリンダーとを具
備した左右一対の台車を移動自在に設けると共
に、各々の台車に対しアームを前記案内レールと
直交するように載置しかつ前後に揺動可能に軸支
させ、該アームの一端に前記側面洗浄ブラシを、
他端には該側面洗浄ブラシの駆動電動機をそれぞ
れ平衡させて具備し、この側面洗浄ブラシと駆動
電動機とを伝動装置により連結して、側面洗浄ブ
ラシの移動を簡単な構成で行なえるようにすると
共に確実な作動が行なえるようにしたものであ
る。
[実施例] 以下実施例について図面と共に説明する。
1は床面に敷設した案内レールで、このレール
1上に走行枠2が載置され前後に走行する。3は
走行枠2の走行電動機である。4は走行枠2内に
具備される天部洗浄ブラシで、車輌の形状に沿つ
て上下できるように走行枠2の両側に支軸5によ
り支持される。6は天部洗浄ブラシ4の駆動モー
ターである。7は下部洗浄ブラシで、走行枠2の
両側に具備され、その各々に設けられる駆動電動
機8により回転される。9はブロアノズルで、走
行枠2の上部に設けられて図示しない送風機より
のエアーを噴出し、車体面に付着した水滴を飛散
させることができる。10はブロアノズル9を上
下させ車体面に沿つて均一化した送風を行なわせ
るシリンダーで、車体面と常時一定間隔をおくよ
うにシリンダー10を伸張させる。11はブロア
ノズル9の支持アームである。
12は走行枠2の走行方向と略直交するように
横架した案内レールで、走行フレーム2の後方に
寄せた上部に備えられ、この案内レール12には
案内レール12の上面に担持されるようにして台
車13が移動自在に取り付けられる。14は台車
13を移動自在に案内する案内ローラーで、案内
レール12を該ローラー14により挟持するよう
にして台車13を支持させる。15は台車13の
上面に案内レール12と直交するように取付けら
れるアームで、このアーム15はその途中部を支
軸16により台車13に支持され前後に揺動自在
とし、その一方の先端には側面洗浄ブラシ17を
懸吊支持させ、他方の端部には該ブラシ17の駆
動電動機18が取付けられている。なお、この駆
動電動機18と側面洗浄ブラシ17とは伝動装置
19により連結されている。又、アーム15は台
車13の上面に取付けた状態に於いて平衡させら
れる。22は駆動電動機18の取付脚、23はス
イツチ操作片、24はスイツチで、スイツチ24
は取付脚25に取付けられてアーム15の偏位を
検出し、別記する被制御部を作動させる。
26は台車13を互いに接近する方向に付勢す
る重錘で、紐条27を台車13の各々に連結し、
図示右方の台車13はガイドローラー28を経て
走行枠2左方に引き寄せられる。一方、左方の台
車13は同様にして走行枠2右方のに引き寄せら
れる。29は台車13の各々に連結したシリンダ
ーで、シリンダー29を作動させることにより重
錘26の付勢に抗して台車13は互いに離反する
ように移動される。30はシリンダー29と台車
13とを連結するワイヤーで、ローラー31によ
り案内されてシリンダー29の伸縮を伝達してい
る。32はシリンダー29のピストン33に遊嵌
した錘で、シリンダー29の収縮時の動作を早め
且つワイヤー30を常時緊張させている。
34は台車13を一方に強制的に一定距離移動
させるシリンダーで、これの一方を動作させるこ
とにより台車13の一方を移動させ、これによつ
て台車13全体を中心より片寄らせて位置させる
ことができ、これを互いに左右に移動させること
により車輌の前或いは後部面をブラシが干渉する
ことなく洗浄できる。
次に作用について説明する。洗車が開始される
と、走行枠2を車輌に向けて移動させ走行枠2内
に配置したノズル(図示せず)より洗浄水が噴霧
されると共に、駆動電動機18が駆動して側面洗
浄ブラシ17が回転され、同ブラシ17が車輌の
前部に接触するとスイツチ24でこれを検知して
走行枠2の走行を止め、車輌前部を洗浄する。そ
してこの時シリンダー34が交互に作動すると、
片方の台車13が一方に片寄り、これに連れて他
方の台車13も同方向に引き寄せられる為、車両
前部中央を洗い残すことなくブラシ17を作用さ
せることができる。
車輌の前部の洗浄を終了するとシリンダー34
により台車13は離反され、車輌の側方に側面洗
浄ブラシ17が移動する。この後、走行枠2が走
行を再開し、天部洗浄ブラシ4、下部洗浄ブラシ
17が車輌上面および側面下部の洗浄を開始する
と共に、シリンダー34の作動が開放され側面洗
浄ブラシ17は重錘26の付勢力によつて車輌側
面に接触し同側面の洗浄を行う。
こうして車輌側面の洗浄を終了するとブラシ1
7は重錘26の付勢力により後面を洗浄しながら
接近し、再びシリンダー34の動作によりブラシ
17を左右に片寄らせて後面の洗浄を行なう。
次に走行枠2の案内レール1の復行移動時は往
行時と同様に各部を動作し、洗剤、ワツクス等の
適宜処理を行なうものでありこれらの動作は一般
に任意に繰り返されて使用される。
[考案の効果] この考案は以上のように構成されるものであ
り、案内レールに移動自在に設けた台車と、台車
に対し前後に揺動自在に軸支したアームとにより
側面洗浄ブラシを動作させるので、該ブラシが車
輌の前或いは後面に接触した場合、ブラシをアー
ムにより傾斜させ接触時の衝撃を和らげると共
に、この傾斜により接触状態を検知できるのでス
イツ手段を設けておけば走行枠の移動を制御で
き、走行枠の移動を適切位置で停止させるに都合
が良い。又、側面洗浄ブラシとその電動機とをア
ームに取付けてアーム上に互いを連結したので、
これらは一体に動作し常に適切な連結状態を保持
できるものである。しかも、側面洗浄ブラシとそ
の駆動電動機とは案内レールをはさんで前後に設
けられることになり、台車および案内レールに偏
つた加重をかけることがないので、台車を円滑に
走行させることができ、また耐久性も向上できる
等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成例図。第2図は案内レ
ール部の説明図。第3図は第2図の説明図。第4
図は台車部の側面説明図。第5図は第4図の正面
説明図である。 1は走行レール、2は走行枠、12は案内レー
ル、13は台車、15はアーム、17は側面洗浄
ブラシ、18は駆動電動機、19は伝動装置、2
6は重錘、29はシリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行レール上を前後に移動する走行枠に側面洗
    浄ブラシ、天部洗浄ブラシ、ブロアノズル等を具
    備した洗車装置に於いて、前記走行枠上部に案内
    レールを走行枠の走行方向と略直交するように横
    架し、この案内レールに、互いに接近する方向に
    常時付勢する重錘と、該重錘の付勢に抗して互い
    に離反する方向に移動させるシリンダーとを具備
    した左右一対の台車を移動自在に設けると共に、
    各々の台車に対しアームを前記案内レールと直交
    するように載置しかつ前後に摺動可能に軸支さ
    せ、該アームの一端に前記側面洗浄ブラシを、他
    端には該側面洗浄ブラシの駆動電動機をそれぞれ
    平衡させて具備し、この側面洗浄ブラシと駆動電
    動機とを伝動装置により連結してなる洗車装置。
JP150784U 1984-01-09 1984-01-09 洗車装置 Granted JPS60113257U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP150784U JPS60113257U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 洗車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP150784U JPS60113257U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 洗車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113257U JPS60113257U (ja) 1985-07-31
JPH0244601Y2 true JPH0244601Y2 (ja) 1990-11-27

Family

ID=30474319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP150784U Granted JPS60113257U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 洗車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60113257U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60113257U (ja) 1985-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5669981A (en) Vehicle washing method
JPH0244601Y2 (ja)
JP2677529B2 (ja) 洗車機のブラシ装置
JP2009173175A (ja) 洗車機
US3278962A (en) Washing device for passenger cars
JP2559215Y2 (ja) 車両洗浄装置
KR200365508Y1 (ko) 대형 자동세차기
JP4244951B2 (ja) 洗車機
JPH0348925Y2 (ja)
JPH07255646A (ja) 建築物の窓清掃装置
JPS643725Y2 (ja)
KR200422005Y1 (ko) 세차기의 세차장치
CN218258093U (zh) 一种实用型机械工程清洗设备
JP6638833B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP2001294132A (ja) 洗車機
JPH0136680Y2 (ja)
JP2707188B2 (ja) 鉄道車両の洗浄装置
JP2023169527A (ja) 車体洗浄装置及び車体洗浄方法
JP2946289B2 (ja) 車両の表面処理装置における処理組立体の洗浄装置
JP2726247B2 (ja) 洗車機のブラシ装置
JP3008786B2 (ja) 洗車機
CN117922496A (zh) 一种自动洗车机
JP3008728B2 (ja) 洗車機
JP3063457B2 (ja) 洗車機
JP2939716B2 (ja) 車両の表面処理装置