JP2023169527A - 車体洗浄装置及び車体洗浄方法 - Google Patents

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Yoichiro Hiramatsu
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Abstract

【課題】従来の自走式の車体洗浄装置に比して更なる性能改善が図られた、大型自動車の洗車に好適に利用され得る新規な車体洗浄装置及び車体洗浄方法を提供すること。【解決手段】無軌条で自走させる自走手段18を備えた機台ベース12によって、走行方向の前後で相互に離隔して配された第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が支持されており、これら第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が互いに反対方向に回転駆動されて車体外周面54を洗浄する車体洗浄装置10。【選択図】図1

Description

本発明は、トレーラーやトラック、バスなどの大型自動車の車体の外周面を洗浄するのに有利な車体洗浄装置及び車体洗浄方法に関する。
従来から、乗用車などの小型自動車の洗浄装置としては、例えば特開平3-7643号公報(特許文献1)に示されるような門形洗浄装置が用いられている。かかる門形洗浄装置は、洗車場に敷設された左右軌条によって往復移動する門形フレームを備えており、かかる門形フレームによって左右一対の縦ブラシと一本の横ブラシが支持されている。そして、小型自動車を跨ぐ門形フレームが前方から後方に向かって移動しつつ、一対の縦ブラシが左右方向へ相互に接近/離隔移動して小型自動車の前面から両側面を経て後面に至る外周面を洗浄すると共に、一本の横ブラシが上下移動して小型自動車のボンネットや屋根等の上面を洗浄するようになっている。
ところが、このような門形洗浄装置は、例えばトレーラーやトラック、バスなどの大型自動車の洗浄には適していない。蓋し、門形洗浄装置を大型自動車へ適用しようとすると、装置全体が非常に大型化してしまい、高コスト化が避けられず、また設置スペースの確保も難しいし、設置し得たとしても洗車時以外には無駄なデッドスペースとなることからスペース効率が悪い。しかも、門形洗浄装置は建造物として特定場所に設置されることから、洗車の都度、トレーラーなどの大型自動車を当該特定場所まで移動させ、且つ、門形洗浄装置において指定された位置へ正確に合わせて停車させる必要があり、そのために、洗車前の大型自動車の運転操作が面倒で、方向転換などを行うのに一層広い周囲スペースも必要となる。
そこで、本出願人は、実開平5-64024号公報(特許文献2)において、縦型の洗車ブラシを備えて無軌条で移動する画期的な自走式の車体洗浄装置を提案した。この自走式の車体洗浄装置は、操舵することで各種の大型自動車の外周面の洗浄に用いることが可能であり、任意の場所に自走で移動させることもできることから、門形洗浄装置のようなスペース問題も回避され得る。また、かかる自走式の車体洗浄装置は、車高が高く目視困難な上面の汚れが問題になりにくいという大型自動車の特徴を考慮して、外周面の洗浄に特化したことで、高い実用性と共に、コンパクトさを実現し得た。
ところが、特許文献2に記載の従来の自走式の車体洗浄装置について、本発明者が更に検討を重ねたところ、未だ改良の余地を有することが判った。
例えば、特許文献2に記載の従来装置では、車体を一周回って洗浄するだけでは充分な洗浄効果を得難い場合に、更に一周以上回って洗浄する必要があり、繰り返しの操舵作業が必要になることから、時間および労力の負担が比較的に大きくなる問題があった。
また、特許文献2に記載の従来装置では、中心軸が上下方向(略鉛直方向)に延びる中心軸回りに回転する回転ブラシを備えており、かかる回転ブラシの回転駆動反力や、回転ブラシが車体表面に接触する抵抗反力などが装置に及ぼされることによって安定性への悪影響が懸念されるおそれもあった。
特開平3-7643号公報 実開平5-64024号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、特許文献2に記載の従来の自走式の車体洗浄装置に比して更なる性能改善が図られた、大型自動車の洗車に好適に利用され得る新規な車体洗浄装置及び車体洗浄方法を提供することにある。
より具体的には、本発明では、特許文献2に記載の従来の自走式の車体洗浄装置に比して、例えば洗浄能力が向上されることで車体洗浄に際しての時間や労力の軽減が図られ得ることが望ましい。また、本発明では、特許文献2に記載の従来の自走式の車体洗浄装置に比して、例えば回転ブラシの回転駆動反力や車体接触抵抗反力などの影響が軽減されて、装置安定性の向上が図られ得ることが望ましい。
本発明は、上記した課題、又は本明細書全体の記載や図面から把握される課題を解決するために、以下に列挙する各種の態様において、好適に実施され得るものである。また、以下に記載の各態様及び各態様中に記載の各構成要素は、技術的な阻害事由のない限り任意の組み合わせにおいても、採用可能である。そして、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載並びに図面に開示の発明思想に基づいて、認識され得るものであることが、理解されるべきである。
車体洗浄装置に係る本発明の第一の態様は、以下のとおりである。
車体外周面を洗浄する車体洗浄装置であって、
走行輪を有する機台ベースと、
該走行輪を駆動して該機台ベースを無軌条で自走させる自走手段と、
該自走手段により自走する前記機台ベースの走行を操舵する操舵手段と、
走行方向の前後で相互に離隔してそれぞれ上下方向に延びる各中心軸回りに回転可能な状態で前記機台ベースに支持された第一洗浄ブラシ及び第二洗浄ブラシと、
該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシを各該中心軸回りで且つ互いに反対方向に回転駆動するブラシ回転手段と
を、含む車体洗浄装置。
本態様の車体洗浄装置では、二本の洗浄ブラシ(第一洗浄ブラシと第二洗浄ブラシ)を並設状態で備えていることから、特許文献2に記載の如き一本の洗浄ブラシを備えた従来装置に比して車体に対する洗浄作用が向上する。
しかも、これら二本の洗浄ブラシは回転方向が互いに逆方向とされていることから、車体表面の各種の汚れに対して優れた洗浄作用がより安定して発揮され得る。例えば一方向からのアプローチでは拭い難い汚れも、逆方向からアプローチする洗浄ブラシの存在によって有効な洗浄作用が発揮され得る。また、例えば扉開閉ハンドルやロック機構,バックミラーなどの凹凸が車体表面に存在しているために一方向からのアプローチでは陰になって隠れるように洗浄ブラシが接触し難い場合でも、逆方向からアプローチする洗浄ブラシの存在によって洗浄ブラシの接触が確保されて有効な洗浄作用が発揮され得る。
さらに、二本の洗浄ブラシの回転方向が互いに逆方向とされることで、各洗浄ブラシの駆動反力や、各洗浄ブラシの車体表面への接触抵抗反力も、互いに相殺乃至は軽減させ易くなる。それ故、特許文献2に記載の如き一本の洗浄ブラシを備えた従来装置に比して、洗浄ブラシの回転駆動時や洗車時における装置の安定性や走行安定性なども容易に改善を図ることが可能になる。
車体洗浄装置に係る本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る車体洗浄装置において、
前記ブラシ回転手段が、
前記車体外周面に接する洗浄面において前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシが互いに巻き込む方向に回転駆動するものである。
本態様の車体洗浄装置では、例えば洗車される車体の表面に洗車用水が供給される場合でも、第一及び第二洗浄ブラシの回転によって洗車用水が巻き込まれることから、周囲への洗車用水の飛散を抑えることができる。それ故、例えば操作者が近辺に居ても、操作者への洗車用水の降り掛かりが抑えられる。
車体洗浄装置に係る本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に係る車体洗浄装置において、
前記機台ベースには洗車用水の吐出ノズルが設けられており、
前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシの前記車体外周面への接触部位よりも走行方向の前方側において、該吐出ノズルから吐出された該洗車用水が該車体外周面に吹き付けられるものである。
本態様の車体洗浄装置では、洗車時の装置走行方向において車体表面へ最初に接触する第一又は第二の洗浄ブラシの接触部位(洗浄部位)よりも前方に位置して洗車用水が車体表面に吹き付けられる。それ故、洗浄ブラシの接触部位(洗浄部位)を事前に洗車用水で濡らして、車体表面に付着した埃やゴミなどを浮かせることができて、洗浄ブラシによる洗浄作用の向上を図ることができる。
車体洗浄装置に係る本発明の第四の態様は、前記第一~三の何れかの態様に係る車体洗浄装置において、
前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシとにおける各最大外径状態での外周面の相互離隔距離が0~30cmの範囲内に設定されているものである。
本態様の車体洗浄装置では、各洗浄ブラシが回転に伴う遠心力で最も開いて大径となった場合でも第一洗浄ブラシと第二洗浄ブラシの相互の干渉が防止される一方、第一洗浄ブラシと第二洗浄ブラシを適度に近づけることで装置全体のコンパクト化が図られ得る。また、例えば洗車用水を車体表面に吹き付けて洗車する場合には、各洗浄ブラシによる洗浄部位において洗車用水の共用化を図ることで洗車用水の使用量を抑えることも可能になる。
車体洗浄方法に係る本発明の第一の態様は、以下のとおりである。
上下方向に延びる中心軸回りに回転駆動される洗浄ブラシを備えた車体洗浄装置を、車体外周面に沿って無軌条で自走させることで該車体外周面を洗浄するに際して、
前記洗浄ブラシとして走行方向の前後に離隔した前記中心軸回りにそれぞれ回転駆動される第一洗浄ブラシと第二洗浄ブラシを用い、
該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシを各該中心軸回りで互いに反対方向に回転駆動させて、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで前記車体外周面を同時に洗浄する車体洗浄方法。
本発明方法に従えば、従来の一本の洗浄ブラシを用いた自走式の洗浄方法に比して、単に物理的に二本の洗浄ブラシを採用することで車体への洗浄効率や洗浄作用等が向上されるに止まらず、互いに逆回転される第一及び第二の洗浄ブラシを同時に用いて洗浄することで、車体表面の各種の汚れに対して一層優れた洗浄作用が発揮され得る。
しかも、二本の洗浄ブラシの回転方向を互いに逆方向とすることで、各洗浄ブラシの駆動反力や各洗浄ブラシの車体表面への接触抵抗反力を相殺的に軽減することが容易となり、洗車時における車体洗浄装置の安定性の改善等も図られ得る。
車体洗浄方法に係る本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る車体洗浄方法であって、
前記車体外周面に接する洗浄面において前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシを互いに巻き込む方向に回転駆動させるものである。
車体洗浄方法に係る本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に係る車体洗浄方法であって、
前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシの前記車体外周面への接触部位よりも走行方向の前方側において洗車用水を該車体外周面に吹き付けつつ、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで該車体外周面を洗浄するものである。
車体洗浄方法に係る本発明の第四の態様は、前記第一~三の何れかの態様に係る車体洗浄方法であって、
前記車体洗浄装置が車体外周面に沿って自走するように操作者が操舵しつつ、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで該車体外周面を洗浄するものである。
本発明によれば、特許文献2に記載される如き従来の一本の洗浄ブラシを用いた自走式の洗浄装置乃至は洗浄方法に比して、物理的に二本の洗浄ブラシを採用することで車体への洗浄効率や洗浄作用等が向上されるに止まらず、互いに逆回転される第一及び第二の洗浄ブラシを同時に用いて洗浄することで、車体表面の各種の汚れに対して一層優れた洗浄作用が発揮され得る。
しかも、二本の洗浄ブラシの回転方向が互いに逆方向とすることで、各洗浄ブラシの駆動反力や各洗浄ブラシの車体表面への接触抵抗反力を相殺的に軽減することが容易となり、洗車時における車体洗浄装置の安定性確保なども容易に実現可能である。
本発明に従う車体洗浄装置の一実施形態を示す正面説明図である。 図1に示された車体洗浄装置の左側面説明図である。 図1に示された車体洗浄装置の上面説明図である。 図1に示された車体洗浄装置を用いた車体洗浄の一態様を例示する平面説明図である。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明することとする。
先ず、図1乃至図3には、本発明方法を実施するのに好適に用いられ得る、本発明に従う構造とされた車体洗浄装置の一実施形態として、自動車の洗浄に使用される自走式洗車機が、その正面形態と側面形態と上面形態とにおいて、それぞれ概略的に示されている。これらの図から明らかなように、本実施形態の自走式洗浄機10は、骨格構造をもって立ち上がる機台ベースとしてのフレーム12を有している。そして、かかるフレーム12によって、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が支持されて、それぞれ回転駆動されるようになっている。また、フレーム12の下部には走行輪18が取り付けられており、略平坦な地盤上であれば任意の場所を無軌条に走行可能とされている。
より詳細には、フレーム12は、最下部分において略水平方向に広がる略矩形格子構造の基台部20を有しており、この基台部20から下方に突出して走行輪18が装着されている。走行輪18は、走行用駆動力が及ぼされる駆動輪18aと、フリーで回転可能な従動輪18bとの複数によって構成されている。本実施形態では、駆動輪18aが、図1中で左右方向となる走行前後方向で略中央に位置して左右一対設けられている。また、従動輪18bは、走行前後方向の両側近くに位置して各左右一対で合計4個設けられている。
駆動輪18a,18aは、図2中の左右方向となる走行左右方向に延びる駆動軸22a,22bに連結されている。そして、駆動用モータ24a,24bの回転力が駆動軸22a,22bを介して及ぼされることで、各駆動輪18a,18aが回転駆動されるようになっている。また、前後方向への走行時には、一対の駆動輪18a,18aの回転差によって左右に操舵可能とされている。
一方、基台部20の前後左右に配された合計4個の従動輪18bは、何れも自由回転する車輪であって、鉛直方向に延びる軸回りに回動可能とされた従動式のキャスタとされている。好適には圧縮コイルスプリング等が内蔵されて走行時の路面凹凸に対する緩衝機能を有するものが採用される。なお、図2の側面視では、駆動輪18a,18aの構造を明示するためにフラップや従動輪18b,18bの図示を省略してある。
さらに、基台部20には、洗浄用水を貯留するための水タンク26と、各モータや制御系に給電するための発電機28とが、載置されて固定的に取り付けられている。水タンク26の容量や大きさ、形状などは限定されるものでないし、発電機28のエンジン形式や出力性能なども限定されるものでなく蓄電池を代替使用することも可能である。
また、水タンク26や発電機28の搭載位置も限定されるものでないが、本実施形態では、走行方向の前後方向の一方の側(図1中の左側)に水タンク26が搭載されていると共に、他方の側(図1中の右側)に発電機28が搭載されている。なお、水タンク26は洗浄用水の利用に伴って重量変化することから、例えば貯水量が殆ど無くなった場合の重量バランス(装置安定性)等を考慮して、基台部20における水タンク26の搭載側にウェイトを載せても良い。
フレーム12は、上述の基台部20の他に、当該基台部20から上方に立ち上がる骨格構造の縦枠部30を備えている。縦枠部30は、例えば複数本の押出型材(鋼材)を連結して一体的に構成されている。本実施形態では、基台部20の左右方向(図2中の左右方向)の中間に位置して前後方向(図1中の左右方向)に広がる格子状部30aを備えており、当該格子状部30aに対して、左右方向一方側(図2中の右側)が、水タンク26や発電機28の搭載スペースとされている。
また、格子状部30aに対して、左右方向他方側(図2中の左側)が、第一洗浄ブラシ14及び第二洗浄ブラシ16の搭載スペースとされている。
これら第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16としては、各種の洗車用の回転ブラシを採用することができる。例えば繊維状や短冊状などの化繊,不織布,スポンジなどからなるブラシ材の多数が、その一端において回転軸に固着され、他端が自由端となる状態で設けられて回転ブラシとされたものが好適に採用される。このような洗車用の回転ブラシは、回転軸の中心軸回りで回転されることで、ブラシ材が遠心力作用で広がり、車体表面に接触して洗浄作用を発揮することとなる。
これら第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16は互いに異なる材質や大きさのものを採用することも可能であるが、本実施形態では同一の回転ブラシが採用されている。そして、各洗浄ブラシ14,16の回転軸32が、略鉛直方向となる上下方向に延びる状態とされて、上下端をそれぞれベアリングを介して回転可能にフレーム12によって支持されて装着されている。具体的には、各回転軸32の下端は、フレーム12の基台部20の側面によってベアリングを介して支持されている一方、各回転軸32の上端は、フレーム12の格子状部30aの上端に突設された上端支持部30bによってベアリングを介して支持されている。
また、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16の回転軸32,32の上端を支える上端支持部30bには、各回転軸32,32に対して中心軸36回りの回転駆動力を及ぼすブラシ用モータ34a,34bが搭載されている。なお、フレーム12の縦枠部30には、格子状部30aに対して第一及び第二の洗浄ブラシ14,16と反対側の位置で上下に立ち上がる控え支持部30cが設けられており、フレーム12の剛性向上が図られている。また、かかる格子状部30aには、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16の回転に伴う洗車用水の飛散抑制を目的として格子窓部に覆い板を配することも可能である。尤も、屋外洗車時の強風作用を考慮して、地上からの高さ方向で2/3以上の位置、好ましくは1/2以上の位置には覆い板を配さないで、格子状部30aの格子部を吹き抜けて風の通過を許容することが望ましい。
そして、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16の回転軸32,32が、基台部20の外周部分において上方に立ち上がる状態で、フレーム12によって支持されることにより、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16は、略半周に亘る部分がフレーム12から左右の一方側(図2中の左方側)に突出して回転するようになっており、フレーム12が車両から離れて走行しても、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16が車体表面に接触して洗浄作用が発揮されるようになっている。
なお、各図では、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16について、何れも回転による遠心力が、ブラシ材が広がった最大外径状態で示してある。また、本実施形態では、各洗浄ブラシ14,16が上下軸方向で複数に分割可能なブラシ構造となっているが、限定されるものでない。
因みに、本実施形態では、最上部に位置する所定長さ部分のブラシの外径(拡張最大外径=φA)だけが、中間部及び下部に位置する部分のブラシの外径(拡張最大外径=φB)に比して大径とされている。これにより、例えば車体のボデーの外周面から天井面につながる角部への洗浄作用を期待することができたり、又は、例えば支持点として最下部に位置する走行輪18の設置面に対して上方に最も離隔するためにブラシの車体への有効当接圧を得難いブラシ上側部分においても、ブラシを車体に対して効率的に当接させて洗浄することができる。或いは、洗車時にブラシの車体への当接反力で各洗浄ブラシ14,16の全体が、上端側において車体から離れる方向に傾いた場合に、最も離隔距離が大きくなるブラシ上側部分においてもブラシを車体への当接状態に維持して洗浄作用の安定化を図ることもできる。
第一及び第二の洗浄ブラシ14,16を含む自走式洗浄機10の具体的なサイズは限定されるものでなく、洗浄対象となる車体の大きさなどを考慮して適宜に設定され得る。例えば一般的な大型バン型トラックのボデーを洗浄対象とする場合には、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16のサイズは、高さ方向が3.5m~4.0m程度が好ましく、ブラシの拡張最大外径は500mm~1000mm程度が好ましい。
また、取り回しや収納などの観点からフレーム12の平面サイズはコンパクトであることが望ましいことから、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16は、両回転軸32,32が平行となる状態で、不必要に離隔していないことが望ましい。尤も、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が回転作動時に相互干渉すると騒音や振動が懸念されるだけでなく磨耗や損傷のおそれ等もある。そこで、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16は、両回転中心軸間の離隔距離Dが拡張最大外径Aとなるように設定されることが望ましい。なお、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16の離隔距離に関して、当該D=Aの設定要件は必須でない。
さらに、フレーム12には、車体の洗浄部分へ洗車用水を吹き付けて供給するための吐出ノズル38が装着されている。吐出ノズル38の数や位置、吐出方向などは限定されるものでないが、本実施形態では、フレーム12の格子状部30aにおいて走行前後方向の両側に位置してそれぞれ上下に複数(例えば6~10個)の吐出ノズル38が相互に離隔して設置されている。各吐出ノズル38は、水タンク26から延びる通水管40上に設置されており、ポンプ42を経て水タンク26から供給される洗車用水を吐出するようになっている。吐出された洗車用水は、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16に向けて吹き付けられても良いが、好ましくは各洗浄ブラシ14,16の外周側から車体表面に対して直接的に吹き付けられるように、吐出ノズル38の吐出方向が調節される。
加えて、本実施形態の自走式洗浄機10は、洗車領域を照明するためのLED等を用いた照明装置44,44の他、車体干渉防止用センサ装置46を備えている。
かかる車体干渉防止用センサ装置46は、具体的機構を限定するものでなく、例えば赤外線や超音波などを用いて車体表面との距離を測定することで必要以上の車体への接近を検知した場合に駆動輪18a,18aを停止させるものなどであっても良い。本実施形態では、洗車時の洗車用水による誤作動などを懸念して、接触式センサ装置を採用している。具体的には、フレーム12の格子状部30aにおいて走行前後方向の両側に位置してそれぞれセンサブラケット48,48が設けられており、各センサブラケット48によって接触式センサ50,50が支持されている。
かかる接触式センサ50,50は、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16の外周側で走行前後方向に離れた位置で格子状部30aから車体側に向けて突出した接触子を備えており、当該接触子が車体表面に接触することを検知して電気信号を出力するものである。それ故、例えばフレーム12が車体に対して異常に大きな角度で接近した場合には、接触式センサ50の検出信号により駆動輪18a,18aの駆動を停止したり、音や光の警報を発して操作者へ注意を促すことなどで、フレーム12の車体への打ち当りを事前に回避させることが可能とされている。
なお、接触式センサ50の位置や吐出ノズル38の位置などは、洗車対象である車体の大きさなどに応じて適宜に調節,変更等を可能とされることが望ましい。例えば、接触式センサ50をセンサブラケット48上で上下に位置調節可能にしたり、接触式センサ50の突出する先端位置を調節可能にしても良いし、接触式センサ50の数も限定されない。また、吐出ノズル38として、例えば第一及び第二の洗浄ブラシ14,16に対して直接に洗車用水を吐出するものを追加しても良いし、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16との間(隙間)から車体表面に向けて吐出するものを採用することも可能である。
上述の如き自走式洗浄機10を用いて車体外周面を洗浄するに際しては、例えば図4に示されているように、第一及び第二の洗浄ブラシ14,16を回転作動させたままの状態で、駆動輪18a,18aを駆動させて洗車対象である車両ボデー52の車体外周面54に沿って一周するように走行させることにより、これら第一及び第二の洗浄ブラシ14,16で車体外周面54を洗浄操作することとなる。
ここにおいて、自走式洗浄機10は、発電機28からの電力を各モータやポンプ、照明装置などに給電制御する制御盤58を備えている。
かかる制御盤58は、左右一対の駆動輪18a,18aの駆動用モータ24a,24bを駆動制御する走行制御装置を含んでいる。即ち、かかる走行制御装置は、無線式や有線式のコントローラによって操作者から外部入力される制御信号に基づいて、左右一対の駆動用モータ24a,24bへの給電を制御して左右一対の駆動輪18a,18aの作動を制御する。なお、制御盤58は、別体のコントローラを有している場合であっても、直接入力できる作動制御用スイッチを併せて直接に備えていることが望ましく、例えば緊急停止用ボタンなども直接に備えていることが望ましい。
このような走行制御装置による一対の駆動輪18a,18aの作動によって、フレーム12が停止/発進を行ない得るだけでなく、左右一対の駆動輪18a,18a間での差動に応じて操舵されて、フレーム12が走行前後方向において直線的な前進/後退走行や右折/左折走行などを行ない得る。
それ故、図4に例示されているように、車両ボデー52の車体外周面54において、車体左側面54aの前端P1に自走式洗浄機10を位置合わせして洗車スタートする場合には、車体左側面54aに沿って車体後方に直線的に移動させた後、後端で略90度旋回して車体後面54bに回り込ませてから車体後面54bに沿って車幅方向に直線的に移動させ、車体右端で略90度旋回して車体右側面54cに回り込ませてから車体右側面54cにそって車体前方に直線的に移動させて前端P2に至るように操舵することで、車両ボデー52の車体外周面54を洗浄することができる。
また、かかる洗車作動に際しては、制御盤58によってポンプ42の作動制御が行われて水タンク26に貯留された洗車用水が各吐出ノズル38から吐出される。かかる洗車用水の吐出は、例えば洗車対象や車体外周面54の汚れ程度などを考慮して、洗車作動中に連続して行われても良いし、間欠的に行われても良く、また、単位時間当たりの吐出水量も調節可能とすることもできる。更にまた、洗車環境などを考慮して、照明装置44による洗車部位の照明も、制御盤58によってON/OFF可能とされる。
さらに、制御盤58は、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16の各ブラシ用モータ34a,34bを駆動制御するブラシ制御装置を含んでおり、かかるブラシ制御装置によって、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16とがそれぞれ回転作動ON/OFFや回転方向、回転速度などについて作動制御されるようになっており、必要に応じて作動状態を設定や調節等することができるようになっている。
第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16は、各ブラシ用モータ34a,34bによって相互独立して回転駆動可能とされているが、ブラシ制御装置は、洗車作動に際して、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16を相互に逆方向に回転作動させるように制御可能となっている。特に好適には、図3に示されているように、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16は、車体外周面54に接する洗浄面において互いに巻き込む方向に回転作動されるようになっている。
これにより、自走式洗浄機10を、図4に示されるように車体外周面54に沿ってP1からP2に至るまで一周させるだけで、車体外周面54は、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16とによって実質的に2回のブラシ洗車を受けることができる。
しかも、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が相互に逆回転されていることから、単なる2回のブラシ洗車に比して洗車能力の更なる向上が達成される。蓋し、洗浄ブラシの回転方向は、車体外周面に対して当接するブラシ材の拭い去り方向となることから、車体外周面に付着した各種の汚れに対して一方向からブラシ材を当接させて拭い去るよりも、両方向から順次にブラシ材を当接させて拭い去る方が、一層効率的に安定した洗浄能力を発揮し得る。特に車体外周面にミラーやロックバーなどの特定の凹凸が部分的に存在する場合、一方向だけからブラシ材を当接させて拭おうとすると当該凹凸には陰となってブラシ材が当接しがたい箇所が発生しやすいが、両方向からブラシ材を順次に当接させることで凹凸による陰となる箇所を軽減乃至は無くすことができて、優れた洗浄能力を安定して発現させることが可能になる。
加えて、本実施形態では、車体外周面54上で互いに巻き込む方向に第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が相互に逆回転されることから、自走式洗浄機10の走行方向で前方側に位置して最初に車体に接触することとなる方の洗浄ブラシは、車体外周面54上で洗車方向(自走式洗浄機10の走行方向)の前方側から後方側に向けてブラシ材が接触する。これにより、車体外周面54に付着した汚れを後方側に向けて効率的に除去できる(前方側に向けて汚れを積み上げるような作動が回避される)と共に、車体外周面54の表面に吹き付けられた洗車用水を洗浄部位に向けて効率的に取り込むことで洗浄作用の更なる向上等も図られ得る。しかも、車体外周面54上で互いに巻き込む方向に第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が相互に逆回転されることから、車体表面に吹き付けられた洗車用水を両洗浄ブラシ14,16の回転方向内方に取り込むようにすることができて、両洗浄ブラシ14,16から走行前後方向の外方に向かう洗車用水の飛散量を抑えることもできる。
また、第一洗浄ブラシ14と第二洗浄ブラシ16が相互に逆回転されていることから、単一の洗浄ブラシを駆動する場合や両洗浄ブラシ14,16を同一方向に回転させる場合に比して、回転駆動反力を相互に相殺させたり、各洗浄ブラシの車体外周面への回転方向の当接に伴う接触抵抗反力を相互に相殺させたりすることが可能である。その結果、洗車に際して自走式洗浄機10に及ぼされる反力作用を軽減乃至は解消することが可能になり、自走式洗浄機10の走行を含む作動の安定性の向上も図られ得る。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は上述の具体的記載によって限定的に解釈されるものでない。例えば、フレーム12の走行制御は、操作者が手動による他、例えば特開2006-264676号公報等に記載の如き制御手段を採用することによって自動的に操舵させて車体外周面54に沿った走行制御を実現することも可能である。
また、洗浄対象物や状況に応じて、洗浄用水として或いは別途に洗浄洗剤を用いるようにしても良い。洗浄洗剤は、例えば洗浄用水に溶解させて吐出ノズル38から吐出させても良いし、洗浄用水とは別途に車体外周面の洗浄部位に吐出したり洗浄ブラシに供給したりしても良い。
さらに、自走式洗車機において採用される駆動機構は限定されるものでなく、例えば駆動力が及ぼされる駆動輪を実施形態のように2輪にする他、1輪や3輪、4輪などにすることも可能であるし、操舵機構としても、実施形態のような左右の駆動輪の差動による他、軸回りに左右に首振り状に回動可能な操舵輪を採用して、走行方向を積極的乃至は直接的に制御することも可能である。
また、駆動輪による走行抵抗が所定の閾値を越えたり、洗浄ブラシの回転抵抗が所定の閾値を越えたり、洗車用水が空になったり等して、何等かの理由で目的とする正常な洗車作動が期待できなくなった場合には、洗車作動を停止させたり、警報等を外部に発したりする、非常時のフェイルセーフ機構を設けても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
10 自走式洗浄機
12 フレーム
14 第一洗浄ブラシ
16 第二洗浄ブラシ
18 走行輪
18a 駆動輪
18b 従動輪
20 基台部
22(a,b) 駆動軸
24(a,b) 駆動用モータ
26 水タンク
28 発電機
30 縦枠部
30a 格子状部
30b 上端支持部
30c 控え支持部
32 回転軸
34(a,b) ブラシ用モータ
36 中心軸(ブラシ)
38 吐出ノズル
40 通水管
42 ポンプ
44 照明装置
46 車体干渉防止用センサ装置
48 センサブラケット
50 接触式センサ
52 車両ボデー
54(a,b,c) 車体外周面
58 制御盤

Claims (8)

  1. 車体外周面を洗浄する車体洗浄装置であって、
    走行輪を有する機台ベースと、
    該走行輪を駆動して該機台ベースを無軌条で自走させる自走手段と、
    該自走手段により自走する前記機台ベースの走行を操舵する操舵手段と、
    走行方向の前後で相互に離隔してそれぞれ上下方向に延びる各中心軸回りに回転可能な状態で前記機台ベースに支持された第一洗浄ブラシ及び第二洗浄ブラシと、
    該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシを各該中心軸回りで且つ互いに反対方向に回転駆動するブラシ回転手段と
    を、含む車体洗浄装置。
  2. 前記ブラシ回転手段が、
    前記車体外周面に接する洗浄面において前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシが互いに巻き込む方向に回転駆動する請求項1に記載の車体洗浄装置。
  3. 前記機台ベースには洗車用水の吐出ノズルが設けられており、
    前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシの前記車体外周面への接触部位よりも走行方向の前方側において、該吐出ノズルから吐出された該洗車用水が該車体外周面に吹き付けられる請求項1又は2に記載の車体洗浄装置。
  4. 前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシとにおける各最大外径状態での外周面の相互離隔距離が0~30cmの範囲内に設定されている請求項1又は2に記載の車体洗浄装置。
  5. 上下方向に延びる中心軸回りに回転駆動される洗浄ブラシを備えた車体洗浄装置を、車体外周面に沿って無軌条で自走させることで該車体外周面を洗浄するに際して、
    前記洗浄ブラシとして走行方向の前後に離隔した前記中心軸回りにそれぞれ回転駆動される第一洗浄ブラシと第二洗浄ブラシを用い、
    該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシを各該中心軸回りで互いに反対方向に回転駆動させて、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで前記車体外周面を同時に洗浄する車体洗浄方法。
  6. 前記車体外周面に接する洗浄面において前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシを互いに巻き込む方向に回転駆動させる請求項5に記載の車体洗浄方法。
  7. 前記第一洗浄ブラシと前記第二洗浄ブラシの前記車体外周面への接触部位よりも走行方向の前方側において洗車用水を該車体外周面に吹き付けつつ、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで該車体外周面を洗浄する請求項5又は6に記載の車体洗浄方法。
  8. 前記車体洗浄装置が車体外周面に沿って自走するように操作者が操舵しつつ、該第一洗浄ブラシと該第二洗浄ブラシで該車体外周面を洗浄する請求項5又は6に記載の車体洗浄方法。
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