JPH07255646A - 建築物の窓清掃装置 - Google Patents
建築物の窓清掃装置Info
- Publication number
- JPH07255646A JPH07255646A JP9044094A JP9044094A JPH07255646A JP H07255646 A JPH07255646 A JP H07255646A JP 9044094 A JP9044094 A JP 9044094A JP 9044094 A JP9044094 A JP 9044094A JP H07255646 A JPH07255646 A JP H07255646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- carriage
- rotary brush
- guide track
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビルなどの建築物の窓を安価かつ危険少なく
清掃することを可能となす。 【構成】 建築物の外壁面で窓1に沿った位置に案内軌
道2を設けると共にこの案内軌道に台車3を案内させ、
台車にはこれを案内軌道に沿って走行させるための駆動
装置12を設けると共に窓外面を清掃するための回転ブ
ラッシ13を案内軌道と直交した方向へ移動可能に設
け、回転ブラッシが窓に沿って移動しつつ窓外面を清掃
する構成となす。
清掃することを可能となす。 【構成】 建築物の外壁面で窓1に沿った位置に案内軌
道2を設けると共にこの案内軌道に台車3を案内させ、
台車にはこれを案内軌道に沿って走行させるための駆動
装置12を設けると共に窓外面を清掃するための回転ブ
ラッシ13を案内軌道と直交した方向へ移動可能に設
け、回転ブラッシが窓に沿って移動しつつ窓外面を清掃
する構成となす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に高層建築物の窓の
清掃に於いて有益に使用される窓清掃装置に関する。
清掃に於いて有益に使用される窓清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルなどの高層建築物の窓は快適な居
住空間を維持するため適当期間毎に清掃されるが、この
清掃作業は一般に、専門の業者が建築物の屋上から下ろ
したワイヤを介して作業台を吊り下げ、これに乗って上
下移動しつつ窓を清掃するように実施されている。
住空間を維持するため適当期間毎に清掃されるが、この
清掃作業は一般に、専門の業者が建築物の屋上から下ろ
したワイヤを介して作業台を吊り下げ、これに乗って上
下移動しつつ窓を清掃するように実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した清掃作業はコ
ストが高く極めて危険であり、これを安価かつ安全に実
施する手段が要望されるのである。本発明は斯かる要望
に応え得るものとした建築物の窓清掃装置を提供するこ
とを目的としている。
ストが高く極めて危険であり、これを安価かつ安全に実
施する手段が要望されるのである。本発明は斯かる要望
に応え得るものとした建築物の窓清掃装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、建築物の外壁面で窓に沿った位置に
案内軌道を設けると共にこの案内軌道に台車を案内さ
せ、台車にはこれを案内軌道に沿って走行させるための
駆動装置12を設けると共に窓外面を清掃するための回
転ブラッシを案内軌道と直交した方向へ移動可能に設
け、回転ブラッシが窓に沿って移動しつつ窓外面を清掃
する構成となす。
本発明においては、建築物の外壁面で窓に沿った位置に
案内軌道を設けると共にこの案内軌道に台車を案内さ
せ、台車にはこれを案内軌道に沿って走行させるための
駆動装置12を設けると共に窓外面を清掃するための回
転ブラッシを案内軌道と直交した方向へ移動可能に設
け、回転ブラッシが窓に沿って移動しつつ窓外面を清掃
する構成となす。
【0005】このさい、窓の汚れを効率的に除去できる
ものとなすため、洗浄液を窓外面に噴射するものとした
洗浄液噴射装置を台車上に装設するのがよい。
ものとなすため、洗浄液を窓外面に噴射するものとした
洗浄液噴射装置を台車上に装設するのがよい。
【0006】
【作用】回転ブラッシは案内軌道に沿った移動と、案内
軌道と直交した方向への移動により窓外面上の任意位置
に移動することができ、この移動の過程で窓外面を清掃
するものとなる。
軌道と直交した方向への移動により窓外面上の任意位置
に移動することができ、この移動の過程で窓外面を清掃
するものとなる。
【0007】洗浄液噴射装置は回転ブラッシによる清掃
に先立って或いは清掃と同時に洗浄液を窓外面に噴射す
るものとなる。
に先立って或いは清掃と同時に洗浄液を窓外面に噴射す
るものとなる。
【0008】
【実施例】先ず、本発明の第一実施例を説明すると、図
1は本発明品の全体を示す正面図、図2(a)は同品の
部分拡大正面図、同図(b)は同品の部分側面図であ
る。
1は本発明品の全体を示す正面図、図2(a)は同品の
部分拡大正面図、同図(b)は同品の部分側面図であ
る。
【0009】図において、1は建築物の外壁面に列状に
設けられた窓で、2は窓1に関連して設けられた案内軌
道2である。
設けられた窓で、2は窓1に関連して設けられた案内軌
道2である。
【0010】前記案内軌道2は窓1列の上側の外壁面に
水平状に固定された上部軌道2aと、窓1列の下側の外
壁面に水平状に固定された下部軌道2bからなってい
る。そして、上部軌道2aは横方に開口の形成された溝
mを具備すると共に溝mの開口の上下箇所に車輪案内縁
m1、m2を形成したものとなされ、一方下部軌道2b
は上方に開口の形成された溝nを具備したものとなされ
ている。
水平状に固定された上部軌道2aと、窓1列の下側の外
壁面に水平状に固定された下部軌道2bからなってい
る。そして、上部軌道2aは横方に開口の形成された溝
mを具備すると共に溝mの開口の上下箇所に車輪案内縁
m1、m2を形成したものとなされ、一方下部軌道2b
は上方に開口の形成された溝nを具備したものとなされ
ている。
【0011】3は前記案内軌道2に水平方向への走行題
動可能に支持させた台車であって、具体的には次のよう
なものとなされている。即ち、上下の水平部材4、5と
左右の縦部材6、7とを結合して方形枠となし、上側水
平部材4の側面各端部に水平軸8・・を介して主走行車
輪9a、9bを設けると共に下側水平部材5の下面各端
部に縦軸10・・を介して補助走行車輪11a、11b
を設ける。そして主走行車輪9a、9bは周面の巾中央
位置に環状溝を設け、この環状溝を前記車輪案内縁m
1、m2に係合させると共に、その少なくとも一方の車
輪9aを水平部材4に固定された駆動装置(モータ)1
2を介して回転駆動されるものとなす。一方、補助走行
車輪11a、11bは溝n内に適当な上下動の許容され
た状態に嵌合させ、案内軌道2の上下方向巾に多少の配
置誤差があっても溝nから抜け出ないようになす。
動可能に支持させた台車であって、具体的には次のよう
なものとなされている。即ち、上下の水平部材4、5と
左右の縦部材6、7とを結合して方形枠となし、上側水
平部材4の側面各端部に水平軸8・・を介して主走行車
輪9a、9bを設けると共に下側水平部材5の下面各端
部に縦軸10・・を介して補助走行車輪11a、11b
を設ける。そして主走行車輪9a、9bは周面の巾中央
位置に環状溝を設け、この環状溝を前記車輪案内縁m
1、m2に係合させると共に、その少なくとも一方の車
輪9aを水平部材4に固定された駆動装置(モータ)1
2を介して回転駆動されるものとなす。一方、補助走行
車輪11a、11bは溝n内に適当な上下動の許容され
た状態に嵌合させ、案内軌道2の上下方向巾に多少の配
置誤差があっても溝nから抜け出ないようになす。
【0012】13は台車3上に縦方向への移動可能に設
けた回転ブラッシで、軸体14の周面に多数の布紐など
を放射状に止着させると共にアーム部材15、15に脱
着自在に装着したものとなし、且つ一方のナット体16
aに固定されたモータ17と連動連結させて軸体14廻
りへ回転駆動可能になすと共に他方のナット体16bに
固定されたモータ18でアーム部材15、15を介して
軸19、19廻りへ揺動可能となしてある。
けた回転ブラッシで、軸体14の周面に多数の布紐など
を放射状に止着させると共にアーム部材15、15に脱
着自在に装着したものとなし、且つ一方のナット体16
aに固定されたモータ17と連動連結させて軸体14廻
りへ回転駆動可能になすと共に他方のナット体16bに
固定されたモータ18でアーム部材15、15を介して
軸19、19廻りへ揺動可能となしてある。
【0013】回転ブラッシ13の縦方向への移動機構
は、左右の縦部材6、7に沿わせて一対の螺子軸20、
20を回転自在に設けると共にこれらの螺子軸20、2
0を水平部材4に固定されたモータ21と連動連結さ
せ、且つ各螺子軸20、20に前記ナット体16a、1
6bを螺合させる共にこれらナット体16a、16b
に、結合部材22で一体となされた前記二つのアーム部
材15、15を揺動可能に軸19、19着し、モータ2
1の作動により回転ブラッシ13が縦方向へ移動される
ようになしてある。
は、左右の縦部材6、7に沿わせて一対の螺子軸20、
20を回転自在に設けると共にこれらの螺子軸20、2
0を水平部材4に固定されたモータ21と連動連結さ
せ、且つ各螺子軸20、20に前記ナット体16a、1
6bを螺合させる共にこれらナット体16a、16b
に、結合部材22で一体となされた前記二つのアーム部
材15、15を揺動可能に軸19、19着し、モータ2
1の作動により回転ブラッシ13が縦方向へ移動される
ようになしてある。
【0014】23は洗浄液を窓1外面に噴射するものと
した洗浄液噴射装置で、一対のアーム部材15、15の
先端にコ字形の枠部材24を固定すると共にこれの水平
部に台部材25を水平方向f1への駆動可能に装着し、
この台部材25に市販の洗浄液スプレー容器26を脱着
自在に固定するほか、このスプレー容器26の液噴射部
を噴射作動させるための適宜な噴射操作手段を設けたも
のとなしてある。
した洗浄液噴射装置で、一対のアーム部材15、15の
先端にコ字形の枠部材24を固定すると共にこれの水平
部に台部材25を水平方向f1への駆動可能に装着し、
この台部材25に市販の洗浄液スプレー容器26を脱着
自在に固定するほか、このスプレー容器26の液噴射部
を噴射作動させるための適宜な噴射操作手段を設けたも
のとなしてある。
【0015】なお、27は上部軌道2aと一体に固定さ
れたカバー部材で、台車3が案内軌道2上の収納位置p
にあるとき、台車3上部を覆うものとなしてある。
れたカバー部材で、台車3が案内軌道2上の収納位置p
にあるとき、台車3上部を覆うものとなしてある。
【0016】上記の如く構成した本実施例品の使用にさ
いしては、例えば建築物の内方からリモコンスイッチを
操作するなどして各部を作動させるのであり、具体的に
は先ずモータ12を作動させて台車3を案内軌道2に沿
って走行させ、回転ブラッシ13を窓1の適当位置に位
置させる。
いしては、例えば建築物の内方からリモコンスイッチを
操作するなどして各部を作動させるのであり、具体的に
は先ずモータ12を作動させて台車3を案内軌道2に沿
って走行させ、回転ブラッシ13を窓1の適当位置に位
置させる。
【0017】この後、モータ21を作動させて螺子軸2
0、20を回転させ、ナット体16a、16bを上下作
動させて回転ブラッシ13及び洗浄液噴射装置23を縦
方向へ移動させると共に、モータ17を作動させて回転
ブラッシ13を軸体14廻りへ回転させる。そして、窓
1と回転ブラッシ13の相対位置を確認してモータ18
を作動させ、アーム部材15、15を軸19、19週り
へ揺動させて回転ブラッシ13を窓1外面に当接させる
ようになし、一方では必要に応じてスプレー容器26を
台部材25の移動により水平移動させると共に図示しな
い噴射操作手段を作動させて、洗浄液を窓1外面に吹き
つけるようになす。なおスプレー容器26は、洗浄液が
泡状となって噴射され窓外面上で液垂れを生じ難いもの
となるようなものを使用するのがよい。
0、20を回転させ、ナット体16a、16bを上下作
動させて回転ブラッシ13及び洗浄液噴射装置23を縦
方向へ移動させると共に、モータ17を作動させて回転
ブラッシ13を軸体14廻りへ回転させる。そして、窓
1と回転ブラッシ13の相対位置を確認してモータ18
を作動させ、アーム部材15、15を軸19、19週り
へ揺動させて回転ブラッシ13を窓1外面に当接させる
ようになし、一方では必要に応じてスプレー容器26を
台部材25の移動により水平移動させると共に図示しな
い噴射操作手段を作動させて、洗浄液を窓1外面に吹き
つけるようになす。なおスプレー容器26は、洗浄液が
泡状となって噴射され窓外面上で液垂れを生じ難いもの
となるようなものを使用するのがよい。
【0018】これにより回転ブラッシ13は縦方向へ移
動される過程で、遠心力により放射状に伸展された布紐
などで窓1外面を奇麗に清掃するものとなり、また回転
ブラッシ13の縦移動に加えて台車3を案内軌道2に沿
って水平移動させると、回転ブラッシ13は窓1の任意
な位置に移動され、窓1全体を一様に清掃するものとな
る。
動される過程で、遠心力により放射状に伸展された布紐
などで窓1外面を奇麗に清掃するものとなり、また回転
ブラッシ13の縦移動に加えて台車3を案内軌道2に沿
って水平移動させると、回転ブラッシ13は窓1の任意
な位置に移動され、窓1全体を一様に清掃するものとな
る。
【0019】こうして一つの窓1の清掃が終了すると、
アーム部材15、15を前とは逆へ揺動させて元位置に
復帰させた後、台車3を次の窓1へ移動させ、同様な作
動を行わせるようにするのであり、これにより全ての窓
が遠隔操作により清掃されるものとなる。
アーム部材15、15を前とは逆へ揺動させて元位置に
復帰させた後、台車3を次の窓1へ移動させ、同様な作
動を行わせるようにするのであり、これにより全ての窓
が遠隔操作により清掃されるものとなる。
【0020】図3及び図4により本発明の第二実施例を
説明すると、図3は本実施例品の全体を示す正面図、図
4(a)は同品の部分拡大正面図、同図(b)は同品の
拡大底面図である。
説明すると、図3は本実施例品の全体を示す正面図、図
4(a)は同品の部分拡大正面図、同図(b)は同品の
拡大底面図である。
【0021】これらの図に示すように本実施例では案内
軌道2を窓の左右に沿わせて縦向きに設けると共に、こ
れに関連して台車3も案内軌道を含む面に沿って90度
回転させ、横向きとなしてある。
軌道2を窓の左右に沿わせて縦向きに設けると共に、こ
れに関連して台車3も案内軌道を含む面に沿って90度
回転させ、横向きとなしてある。
【0022】このさい案内軌道2は左右何れの軌道2
c、2dも前記軌道2bと同一のものとなしてあって、
各々の軌道2c、2dは横方に開口の形成された溝nを
具備したものとなされている。
c、2dも前記軌道2bと同一のものとなしてあって、
各々の軌道2c、2dは横方に開口の形成された溝nを
具備したものとなされている。
【0023】また台車3の水平部材4、5と縦部材6、
7からなる方形枠の各縦部材6、7側面の上下端には水
平軸8・・・を介して走行輪28・・・が設けてあり、
これら走行輪28は前記軌道2c、2dの溝nに嵌合さ
れている。
7からなる方形枠の各縦部材6、7側面の上下端には水
平軸8・・・を介して走行輪28・・・が設けてあり、
これら走行輪28は前記軌道2c、2dの溝nに嵌合さ
れている。
【0024】しかして台車3を走行駆動可能となすため
の機構は、縦方向に列状に設けられた窓1・・・の上方
(例えば建築物の屋上など)にモータ29により回転駆
動される水平軸30を配設すると共にこの水平軸30に
二つの巻取りドラム31、31を固定し、このドラム3
1、31から垂下されたワイヤ32の下端を台車3の方
形枠の左右端に止着させた構成となされている。
の機構は、縦方向に列状に設けられた窓1・・・の上方
(例えば建築物の屋上など)にモータ29により回転駆
動される水平軸30を配設すると共にこの水平軸30に
二つの巻取りドラム31、31を固定し、このドラム3
1、31から垂下されたワイヤ32の下端を台車3の方
形枠の左右端に止着させた構成となされている。
【0025】その他の部分は先の実施例に準じたものと
なされており、対応する箇所には同一符号が付してあ
る。
なされており、対応する箇所には同一符号が付してあ
る。
【0026】本実施例品の使用にさいしては、モータ2
9を作動させて巻取りドラム31、31を回転させるこ
とにより、台車3を案内軌道2に沿って上下させ、回転
ブラッシ13を窓1の適当位置に移動させるのであり、
この後は先の実施例に準じて各部を作動させる。以後は
斯かる作動を各窓について行わせるのであり、これによ
り全ての窓1・・・は遠隔操作により機械的に清掃され
る。
9を作動させて巻取りドラム31、31を回転させるこ
とにより、台車3を案内軌道2に沿って上下させ、回転
ブラッシ13を窓1の適当位置に移動させるのであり、
この後は先の実施例に準じて各部を作動させる。以後は
斯かる作動を各窓について行わせるのであり、これによ
り全ての窓1・・・は遠隔操作により機械的に清掃され
る。
【0027】図5及び図6により本発明の第三実施例を
説明すると、図5(a)は本実施例品を示す正面図、同
図(b)は同品の側面図、図6は同品の平面図である。
説明すると、図5(a)は本実施例品を示す正面図、同
図(b)は同品の側面図、図6は同品の平面図である。
【0028】これらの図において、1Aは建築物の外壁
面に設けられた平面視曲がり状の窓であり、この窓1A
に沿って第一実施例と同様な断面形状の案内軌道2が曲
がり状に設けてある。
面に設けられた平面視曲がり状の窓であり、この窓1A
に沿って第一実施例と同様な断面形状の案内軌道2が曲
がり状に設けてある。
【0029】案内軌道2に案内される台車3は、上下の
水平部材4、5と一つの縦案内部材6aを結合してコ字
形の枠体となし、上側水平部材4の側面各端部に水平軸
8・・を介して主走行車輪9a、9bを設けると共に下
側水平部材5の下面各端部に縦軸10・・を介して補助
走行車輪11、11を設けたものとなされている。ここ
に主走行車輪9a、9b及び補助走行車輪11、11は
第一実施例と同様なものとなされる。
水平部材4、5と一つの縦案内部材6aを結合してコ字
形の枠体となし、上側水平部材4の側面各端部に水平軸
8・・を介して主走行車輪9a、9bを設けると共に下
側水平部材5の下面各端部に縦軸10・・を介して補助
走行車輪11、11を設けたものとなされている。ここ
に主走行車輪9a、9b及び補助走行車輪11、11は
第一実施例と同様なものとなされる。
【0030】回転ブラッシ13の縦方向への移動機構
は、結合部材33で結合された一対の被案内部材34、
35の基部に透孔を設けてこの透孔を縦案内部材6aに
その軸方向へ摺動変位自在に外嵌させ、一方では上下の
水平部材4、5の先端部間に軸受36、36を介して螺
子軸37を架設すると共にこの螺子軸37に被案内部材
34、35の先端部に形成された螺子孔を螺合させ、且
つ螺子軸37には水平部材4先端に固定されたモータ3
8を連動連結させ、さらに被案内部材34、35に、結
合部材22で一体となされた一対のアーム部材15、1
5を揺動可能に軸19、19着し、モータ38の作動に
より回転ブラッシ13が縦方向へ移動されるようになし
てある。
は、結合部材33で結合された一対の被案内部材34、
35の基部に透孔を設けてこの透孔を縦案内部材6aに
その軸方向へ摺動変位自在に外嵌させ、一方では上下の
水平部材4、5の先端部間に軸受36、36を介して螺
子軸37を架設すると共にこの螺子軸37に被案内部材
34、35の先端部に形成された螺子孔を螺合させ、且
つ螺子軸37には水平部材4先端に固定されたモータ3
8を連動連結させ、さらに被案内部材34、35に、結
合部材22で一体となされた一対のアーム部材15、1
5を揺動可能に軸19、19着し、モータ38の作動に
より回転ブラッシ13が縦方向へ移動されるようになし
てある。
【0031】また回転ブラッシ13は一方のアーム部材
15先端部に固定されたモータ17と連動連結させて軸
体14廻りへ回転駆動可能となすと共に同アーム部材1
5の基端部に固定されたモータ18でアーム部材15、
15を軸19、19遥りへ揺動可能となしてある。
15先端部に固定されたモータ17と連動連結させて軸
体14廻りへ回転駆動可能となすと共に同アーム部材1
5の基端部に固定されたモータ18でアーム部材15、
15を軸19、19遥りへ揺動可能となしてある。
【0032】その他の部分は第一実施例に準じたものと
なされており、対応する部位には同一符号が付してあ
る。
なされており、対応する部位には同一符号が付してあ
る。
【0033】上記の如く構成した本実施例品の使用にさ
いしては、モータ38を作動させて螺子軸37を回転さ
せることにより、被案内部材34、35を上下作動させ
て回転ブラッシ13及び洗浄液噴射装置23を縦方向へ
移動させ、またモータ17を作動させて回転ブラッシ1
3を軸体14廻りへ回転させる。そして、窓1Aと回転
ブラッシ13の相対位置を確認しつつモータ18を作動
させ、アーム部材15、15を軸19、19廻りへ揺動
させて回転ブラッシ13を窓1A外面に当接させるよう
になす。
いしては、モータ38を作動させて螺子軸37を回転さ
せることにより、被案内部材34、35を上下作動させ
て回転ブラッシ13及び洗浄液噴射装置23を縦方向へ
移動させ、またモータ17を作動させて回転ブラッシ1
3を軸体14廻りへ回転させる。そして、窓1Aと回転
ブラッシ13の相対位置を確認しつつモータ18を作動
させ、アーム部材15、15を軸19、19廻りへ揺動
させて回転ブラッシ13を窓1A外面に当接させるよう
になす。
【0034】回転ブラッシ13が清掃処理時の位置に達
した状態では、同ブラッシ13が縦向きであるため、た
とえ窓1A外面が平面視曲がり形状となっていても、回
転ブラッシ13の周面は窓1A外面に効果的に当接され
る。
した状態では、同ブラッシ13が縦向きであるため、た
とえ窓1A外面が平面視曲がり形状となっていても、回
転ブラッシ13の周面は窓1A外面に効果的に当接され
る。
【0035】この外の各部の作動は第一実施例に準じて
行わせるのであり、これにより曲がり窓1Aの全面が奇
麗に清掃されるものとなる。
行わせるのであり、これにより曲がり窓1Aの全面が奇
麗に清掃されるものとなる。
【0036】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明は、特に高層
建築物の窓外面を安価にしかも危険少なく清掃すること
を可能となすものである。
建築物の窓外面を安価にしかも危険少なく清掃すること
を可能となすものである。
【図1】本発明の第一実施例品を示す全体正面図であ
る。
る。
【図2】同品に係り、(a)は同品の部分拡大正面図
で、(b)は拡大側面図である
で、(b)は拡大側面図である
【図3】本発明の第二実施例品を示す全体正面図であ
る。
る。
【図4】同品に係り、(a)は部分拡大正面図で、
(b)は拡大側面図である
(b)は拡大側面図である
【図5】本発明の第三実施例品に係り、(a)は正面図
で、(b)は側面図である。
で、(b)は側面図である。
【図6】同品の平面図である。
1及び1A 窓 2 案内軌道 3 台車 12 モータ(駆動装置) 13 回転ブラッシ 23 洗浄液噴射装置
Claims (2)
- 【請求項1】 建築物の外壁側でその窓に沿った位置に
案内軌道を設けると共にこの案内軌道に台車を案内さ
せ、台車にはこれを案内軌道に沿って走行させるための
駆動装置を設けると共に窓外面を清掃するための回転ブ
ラッシを案内軌道と直交した方向へ移動可能に設け、回
転ブラッシが窓に沿って移動しつつ窓外面を清掃するこ
とを特徴とする建築物の窓清掃装置。 - 【請求項2】 洗浄液を窓外面に噴射するものとした洗
浄液噴射装置を台車に装設したことを特徴とする請求項
1記載の建築物の窓清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044094A JPH07255646A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 建築物の窓清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044094A JPH07255646A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 建築物の窓清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255646A true JPH07255646A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13998681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9044094A Pending JPH07255646A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 建築物の窓清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07255646A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100901326B1 (ko) * | 2008-12-30 | 2009-06-09 | 박팔태 | 건물 외벽 및 외부유리 청소장치 |
KR100934277B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2009-12-28 | 주식회사 세흥휴프텍 | 방음벽용 세정장치 |
JP2013523354A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-06-17 | 廖福彰 | 壁用の洗浄装置 |
JP2013526915A (ja) * | 2011-03-31 | 2013-06-27 | 廖福彰 | 壁用の洗浄装置 |
RU193740U1 (ru) * | 2019-09-09 | 2019-11-13 | Виталий Константинович Ольховский | Умное окно со встроенной системой очистки |
WO2021049968A1 (ru) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | Виталий Константинович ОЛЬХОВСКИЙ | Умное окно со встроенной системой очистки |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02302235A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | Kaigai Bussan Kk | 自動窓拭き装置 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP9044094A patent/JPH07255646A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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