JPS58221748A

JPS58221748A - 洗車方法

Info

Publication number: JPS58221748A
Application number: JP10277982A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Takeuchi; 竹内　茂夫
Original assignee: Takeuchi Tekko KK
Current assignee: Takeuchi Tekko KK
Priority date: 1982-06-15
Filing date: 1982-06-15
Publication date: 1983-12-23
Also published as: JPH0129747B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は車体面をブラッシング洗浄する洗車方法に関す
る。

従来、この種洗車方法として、停車している車両を跨い
で、それの前後方向に往復走行する門型走行フレームに
、車両の左右方向に往復動可能に、且つ垂直軸回りに回
転可能に設けられた一対の垂直ブラシのブラシ毛を、両
型面ブラシを同時に回転駆動したとき互いに干渉するよ
うに接近させて両型面ブラシにより車両の前、後面をブ
ラッシング洗浄する方法が知られているが、この方法に
よると第５図に示すように両型面ブラシ５．．５２の回
転駆動時それらのブラシ毛が互いに叩き合うため、両型
面ブラシ５．，５．間に位置する車両Ｖの前面（または
後面）中央部分Ｃ１を両型面ブラシ５．．５．により十
分に摺擦することができず、その部分Ｃ３の洗浄が不完
全になるといった不具合がある。

本発明は上記不具合を除去し得る前記洗車方法を提供す
ることを目的とする。

以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第１．第２図には本発明方法の実施に使用される洗車
装置が示されている。これら第１゜第２図において地上
に敷設される一対の走行レール２に門型走行フレーム１
が、停車している車両を跨いで、それの前後方向に往復
走行し得るように走行輪３を介して載設されている。こ
の門型走行フレーム１には、車両上面をブラッシング洗
浄する水平ブラシ４と、車両前、後面および両側面をブ
ラッシング洗浄する一対の第１．第２垂直ブラシ５．．
５．が支持されている。

水平ブラシ４は、門型走行フレーム１に横架される横軸
６に揺動腕７を介して揺動自在に支持され、その揺動腕
７に設けた原動機８によりその揺動腕７内の伝動機構を
介して回転駆動される。

門型走行フレーム１の後部には、第１．第２垂直ブラシ
５．．５２が吊設される。すなわち、門型走行フレーム
１に横架した案内レール９に一対の移動枠１０が車両の
左右方向に往復動し得るように係合さ・れ、それら移動
枠１０には各垂直ブラシ５．，５２を吊下した垂直軸１
１が装着されており、各移動枠１０と垂直軸１１とは案
内レール９の支持軸１２を支点として門型走行フレーム
１０走行方向に揺動することができる。各移動枠１０に
は原動機１３が支持され、この原動機１３により伝動機
構を介して各垂直ブラシ５□　、５２を回転駆動するこ
とができる。両垂直ブラシ５．，５゜は案内レール９に
沼って互いに接離し得るように制御される。両垂直ブラ
シ５．，５２は心材に紐状のブラシ毛を植込んだもので
、したがって各垂直ブラシ５．，５２が回転していない
ときは全ブラシ毛が垂れ下がっているためブラシ直径は
小さくなっている。

門型走行フレーム１の前部には、乾燥装置が装備される
。すなわち、門型走行フレーム１０両側には、その内方
に向けて開口する一対の側面送風ノズル１４が設けられ
るとともに、その上面に同じく内方に向けて開口する上
面送風ノズル１５が昇降可能に設けられ、これら側面お
よび上面送風ノズル１４．１５は門型走行フレーム１の
上部に装設した送風機１６に連通されている。１７は送
風機１６の作動用電動機である。

次に、第３図（イ）〜（角および第４図を参照して、車
両Ｖの前、後面および両側面の各洗浄作業について説明
する。

■車両の前面洗浄作業（涌工程：車両Ｖを一対の走行レール２間の所定位置に
停止させる。門型走行フレーム１は左端位置にあり、ま
た両垂直ブラシ５．，５２は互いに離間して停止してい
る。

（向工稈：作動スイッチ１８を閉じると、両垂直ブラシ
５１．５２は正回転し、また両ブラシ５．。

５、は、それらのブラシ毛が車両の左右方向幅の２等分
線Ｘ−Ｘ上で互いに干渉するまで接近する。

（ｑ工程−門型走行フレーム１が右方向に往行を開始し
、両垂直ブラシ５．．５２が車両Ｖの前面に摺擦すると
門型走行フレーム１が往行を停止する。

（η工程：第１垂直ブラシ５Ｉが回転を停止し、第４図
に示すように第２垂直ブラシ５２が車両Ｖ前面の左半分
および２等分線Ｘ−ｘを越えた右半分の一部に摺擦して
そこをブラッシング洗浄する。

（勾工程二所定時間経過後今度は第２垂直ブラシ５２が
回転を停止し、第１垂直ブラシ５．が回転して車両Ｖ前
面の右半分および２等分線Ｘ−Ｘを越えた左半分の一部
をブラッシング洗浄する。その結果、前面の中央部分Ｃ
Ｉを第１．第２垂直ブラシ５１．５．の交互回転により
完全にブラッシング洗浄することができる。

（Ｆ１工程：所定時間経過後第１垂直ブラシ５．が回転
を停止する。

（ｑ工程：今度は両垂直ブラシ５．，５２が逆回転しな
がら互いに離間し、その際両垂直ブラシ５１　。

５２が車両Ｖの前面を再びブラッシング洗浄する。

■車両の両側面洗浄作業（ロ）工程：門型走行フレーム１が右方向へ再び往行を
開始し、また両垂直ブラシ５．，５２が互いに接近して
各ブラシ５１．５□が車体Ｖの各側面前部に摺擦し、ブ
ラッシング洗浄が開始される。

（Ｉ）工程二門型走行フレーム１が往行な続けるので、
両垂直ブラシ５．，５．が車両Ｖの両側面全長に亘って
、摺擦してそこをブラッシング洗浄する。

（１）工程二両型直ブ２シ５１．５□が車両Ｖの各側面
後部を通過すると、両垂直ブラシ５．，５２が、それら
のブラシ毛が車両Ｖの左右方向幅の２等分線Ｘ−Ｘ上で
互（・に干渉するまで接近し、門型走行フレーム１は右
端位置に達して往行を停止する。

ｍ車両の後面洗浄作業（５）工程：門型走行フレーム１が左方向に復行を開始
する。

（勾工程：両垂直ブラシ５．，５２が車両Ｖの後面に摺
擦すると門型走行フレーム１が復行を停止する。

■工程：第１垂直ブラシ５Ｉが回転を停止し、第２垂直
ブラシ５□が車両Ｖ後面の左半分および２等分線Ｘ−Ｘ
を越えた右半分の一部に摺擦してそこをブラッシング洗
浄する。

（５）■程：所定時間経過後今度は第２垂直ブラシ５２
が回転を停止し、第１垂直ブラシ５．が回転して車両Ｖ
後面の右半分および２等分線Ｘ−Ｘを越えた左半分の一
部をブラッシング洗浄する。その結果、後面の中央部分
Ｃ２を第１．第２垂直ブラシ５１　．５２の交互回転に
より完全にブラッシング洗浄することができる。

（０）工程二所定時間経過後第１垂直ブラシ５．が回転
を停止する。

（Ｐ、Ｑ）工程：今度は両垂直ブラシ５．．，５゜が再
び正回転しながら互いに離間し、その際両垂直ブラシ５
＋　　、５２が車両Ｖの後面を再びブラッシング洗浄す
る。

前記（イ）〜（Ｑ）工程を終了した後、（角工程におい
て両垂直ブラシ５１　．５２が回転を停止し、その後門
型走行フレーム１が再び復行を開始して洗浄作業開始前
の左端位置に復帰する。ここで作動スイッチ１８を開く
。

なお、門型走行フレーム１が往行する間、回転する水平
ブラシ４が車両Ｖの上面をブラッシング洗浄する。

以上のように本発明によれば、一対の垂直ブラシのブラ
シ毛を、両垂直ブラシを同時に回転駆動したとき互いに
干渉するように接近させて両垂直ブラシにより車両の前
、後面をブラッシング洗浄するに当り、両垂直ブラシを
交互に回転駆動するので、車両の前、後面の、両垂直ブ
ラシ間に位置する中央部分を両垂直ブラシにより十分に
摺擦することができ、これにより、前、後面全体を万遍
無く摺擦してそれらを完全にブラッシング洗浄すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の実施に使用される洗車装置の全体
斜視図、第２図はその洗車装置の縦断側面図、第３図げ
）〜（Ｒ１は本発明方法の一実施例の工程説明図、第４
図は一工程の拡大図、第５図は従来方法の一工程の拡大
図である。Ｖ・・・車両、１・・・門型走行フレーム、５．．５２・・・垂直ブラ
シ特許出願人　竹内鉄工株式会社第３図

Claims

【特許請求の範囲】

停車している車両を跨いで、それの前後方向に往復走行
する門型走行フレームに、前記車両の左右方向に往復動
可能に、且つ垂直軸回りに回転可能に設けられた一対の
垂直ブラシのブラシ毛を、両型面ブラシを同時に回転駆
動したとき互いに干渉するように接近させて両型面ブラ
シにより前記車両の前、後面をブラッシング洗浄する洗
車方法において、両型面ブラシを交互に回転駆動するこ
とを特徴とする洗車方法。