JP3008786B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP3008786B2 JP6248972A JP24897294A JP3008786B2 JP 3008786 B2 JP3008786 B2 JP 3008786B2 JP 6248972 A JP6248972 A JP 6248972A JP 24897294 A JP24897294 A JP 24897294A JP 3008786 B2 JP3008786 B2 JP 3008786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停止させた被洗浄車両
(乗用車など)に対して往復移動させて洗浄を行う移動
型や、被洗浄車両を搬送しながら洗浄する据置型などの
洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としては、たとえ
ば実開平3−2863号に見られる移動型の洗車機が提供さ
れている。この従来構成は、洗車機本体にサイドブラシ
やトップブラシが配設されており、ここでサイドブラシ
は左右一対で、それぞれサイドブラシ駆動装置を介して
配設されている。すなわち洗車機本体の上部には、幅方
向に長い案内用レールが横軸心の周りで回動自在に配設
され、この案内用レールに支持案内される可動体には、
回動駆動装置やサイドブラシ軸などを介して、サイドブ
ラシが回転自在に配設されている。そして洗車機本体と
可動体との間には、両サイドブラシを接近離間動させる
作動装置が設けられ、また両可動体の接近離間動を同期
させるワイヤーなどが設けられ、さらにサイドブラシを
洗車機中心側に移動付勢するためのウエイトが設けられ
ている。
【0003】この従来構成においては、自動車を停車さ
せ、洗車機本体を往復走行させることで洗浄を行える。
その際にサイドブラシは回転しており、そして自動車に
接触したときの衝撃は、案内用レールが横軸心の周りに
回動することで緩衝される。洗車状況に応じてのサイド
ブラシの洗車機中心に対する接近離間動は、作動装置の
作動により、案内用レールに案内されながら可動体を往
復移動させることで行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成による
と、自動車の側面を洗浄する際に両サイドブラシは、ウ
エイトによる移動付勢力によって側面に圧接されてお
り、したがってサイドブラシの主として樹脂材からなる
ブラシ毛は、かなりの圧接力で側面に接触されることに
なる。その結果、ソフトな洗浄(ソフトブラッシィン
グ)は行えず、最悪の場合には車体を傷つけることにな
る。また、最近注目されてきた布製のブラシ単体を使用
したサイドブラシにおいては、ブラシ単体の腰が弱いた
めに圧接力に負けることになり、以て容易に採用できな
い。
【0005】本発明の目的とするところは、ソフトな洗
浄に容易に切り換え得、布製のブラシ単体を使用したサ
イドブラシでも容易に採用し得る洗車機を提供する点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の洗車機は、洗車機本体に設けた左右方向の案
内用レールに支持案内される可動体と、この可動体に回
転駆動装置を介して取り付けたサイドブラシを有するサ
イドブラシ装置と、前記可動体を介してサイドブラシ装
置を左右動させるとともに左右方向での位置決めを行う
作動装置と、前記サイドブラシ装置を洗車機中心側に移
動付勢させるウエイト付勢装置とを有し、前記作動装置
を、案内用レールに配設した駆動チェーンと、この駆動
チェーンを可動体に連動させる連動装置とにより構成
し、この連動装置は、駆動チェーンに対して可動体が洗
車機中心から離れる側へ移動することを許容すべく構成
している。
【0007】また本第2発明は、上記した第1発明に記
載の洗車機において、サイドブラシを、布製のブラシ単
体の積層により形成している。
【0008】さらに本第3発明は、上記した第1発明
記載の洗車機において、連動装置を、駆動チェーン側に
設けた伝動部材と、この伝動部材に外側から対向しかつ
可動体側に設けた受動部材と、両部材の当接を検出する
検出装置とにより構成している。
【0009】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、被洗浄車
両を停車させ、洗車機本体を往復走行させることで所期
の洗浄を行え、このときサイドブラシ装置は、回転駆動
装置によりサイドブラシを回転させている。洗車状況に
応じてのサイドブラシ装置の洗車機中心に対する接近離
間動は、位置決めを開放動した作動装置を作動して、案
内用レールに案内されながら可動体を往復移動させるこ
とで行える。
【0010】サイドブラシ装置により被洗浄車両の側面
洗浄を行うときで、ソフト化した洗浄を行う場合にサイ
ドブラシ装置の位置決めが行われる。すなわち作動装置
により、サイドブラシ装置を洗車機中心に対して所定の
位置まで離間動させた状態で、この作動装置の位置決め
動によってサイドブラシ装置が位置決めされる。これに
よりウエイト付勢装置による付勢力で、サイドブラシ装
置が洗車機中心に対して接近動することを阻止し得る。
その際に、サイドブラシ装置の移動は、駆動チェーンの
移動力を、連動装置を介して可動体に伝達することで行
え、サイドブラシ装置の位置決めは、駆動チェーンの移
動を停止させることで行える。また、位置決め状態での
洗浄時に、サイドブラシに過負荷(強い接触圧)が作用
したとき、駆動チェーンに対して可動体が離間動するこ
とになり、サイドブラシ装置は案内用レールに支持案内
されて外側に自動的に移動され、以て過負荷を解消し得
る。
【0011】また本第2発明の構成によると、作動装置
によりサイドブラシ装置を位置決めすることで、布製の
ブラシ単体の積層により形成したサイドブラシによるソ
フト化した洗浄を容易に行える。
【0012】
【0013】さらに本第3発明の構成によると、作動装
置の駆動チェーンを正移動させることにより連動装置の
伝動部材を外側に移動させ、この伝動部材に当接してい
る受動部材を一体的に移動させることにより、サイドブ
ラシ装置の洗車機中心に対する離間動を行える。また駆
動チェーンを逆移動させ、伝動部材を内側に移動させる
ことにより、可動体側にウエイト付勢装置による付勢力
が作用していることから、伝動部材に当接している受動
部材側を一体的に移動させ、以てサイドブラシ装置の洗
車機中心に対する接近動を行える。
【0014】そして位置決め洗浄時で、サイドブラシに
過負荷が作用して、駆動チェーンに対して可動体が離間
動したとき、検出装置は非検出動となって、受動部材に
伝動部材を当接させるべく、駆動チェーンを自動的に作
動し得る。また受動部材に伝動部材が当接されること
で、検出装置が検出動し、以て駆動チェーンを停止して
再びロック状態にし得る。このような修正作用の信号を
制御部へ入れることで、学習データの修正を行える。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例である移動型の洗車
機を図に基づいて説明する。図6において、門形の洗車
機本体1は複数個の車輪2を介して床側レール3上に載
置されており、走行駆動装置(図示せず)の作動により
一定経路上で往復走行される。前記洗車機本体1には、
仕上げワックスアーチ4と、下地ワックスアーチ5と、
すすぎアーチ6と、洗剤アーチ7と、トップノズル装置
8と、高圧スプレーノズル装置9と、サイドノズル装置
10と、トップブラシ装置11と、ロッカーブラシ装置12
と、車高検出装置13と、サイドブラシ装置20などが適宜
に組み込まれている。18は被洗浄車両を示す。
【0016】前記サイドブラシ装置20は、図1〜図3に
示すように、左右一対のサイドブラシ21を有し、これら
サイドブラシ21は、サイドブラシ軸22に、織布や不織布
など布のみからなる一枚もののブラシ単体23を、外嵌し
ながら多数枚を積層することで構成される。そしてサイ
ドブラシ21は、それぞれサイドブラシ駆動装置25を介し
て洗車機本体1側に配設される。すなわち洗車機本体1
の上部には左右方向(幅方向)に長い案内用レール26が
配設される。この案内用レール26は、その上端に山形案
内部26Aが形成されるとともに下端に逆山形案内部26B
が形成され、そして一側面に凹溝部26Cが形成されてい
る。さらに各部26A〜26Cからなる案内用レール26は、
アルミニウムの押し出し成形を行ったのち所要寸法に切
断することで構成される。
【0017】前記案内用レール26の両端からはフランジ
27を介して支軸28が長さ方向に突出され、これら支軸28
が洗車機本体1側に軸受29を介して支持されることによ
り、この案内用レール26は横軸心30の周りで回動自在に
構成されている。なお回動は、フランジ27と洗車機本体
1との間に設けられた前後一対のばね31に抗して行わ
れ、そしてばね31の弾性力で中立位置が維持される。
【0018】前記案内用レール26に支持案内されて移動
自在な可動体35が設けられ、この可動体35は側面視C形
状であって、前記山形案内部26Aに上方から当接自在な
複数個の上部ローラ36と、逆山形案内部26Bに下方から
当接自在な複数個の下部ローラ37などを介して支持案内
される。前記可動体35には上下方向の筒軸受38が取り付
けられ、この筒軸受38に前記サイドブラシ軸22が支持さ
れることで、サイドブラシ21は縦軸心39の周りに回転自
在に構成される。
【0019】前記サイドブラシ21の回転駆動装置40は、
可動体35側に取り付けられたモータ41と、その出力軸42
に取り付けられた駆動スプロケット43と、サイドブラシ
軸22に取り付けられた受動スプロケット44と、両スプロ
ケット43,44間に掛張されたチェーン45などから構成さ
れる。
【0020】前記サイドブラシ装置20を洗車機中心16側
に移動付勢するウエイト付勢装置46が設けられる。すな
わち可動体35に連結されたワイヤー47が、洗車機中心16
を越えて外側に引き出され、このワイヤー47は、洗車機
本体1に取り付けられた案内輪体48に案内されたのち、
洗車機本体1内に位置したウエイト49に連結されてい
る。
【0021】前記サイドブラシ装置20側、すなわち可動
体35側への給電線を支持するための支持装置50が設けら
れる。この支持装置50は、洗車機本体1側に縦軸51を介
して左右揺動自在に取り付けられたアーム52と、このア
ーム52の遊端に縦ピン54を介して相対揺動自在に連結さ
れたリンク55などからなり、このリンク55の遊端が縦ピ
ン56を介して可動体35に連結されている。
【0022】各案内用レール26には、それぞれ前記可動
体35を介してサイドブラシ装置20を左右動させるととも
に左右方向での位置決めを行う作動装置60が配設されて
いる。この作動装置60は、案内用レール26の内端側にブ
ラケット61を介して取り付けられたモータ62と、その前
後方向の出力軸に取り付けられた駆動スプロケット63
と、案内用レール26の外端側にブラケット64を介して取
り付けられた受動スプロケット65と、両スプロケット6
3,64間に掛張された駆動チェーン66と、この駆動チェ
ーン66を前記可動体35に連動させる連動装置70などによ
り構成される。
【0023】この連動装置70は図4に示すように、駆動
チェーン66側に設けられた伝動部材71と、この伝動部材
71に外側から対向しかつ可動体35側に設けられた受動部
材78と、両部材71,78の当接を検出する検出装置82とに
より、駆動チェーン66に対して可動体35が洗車機中心16
から離れる側へ移動することを許容すべく構成されてい
る。
【0024】すなわち伝動部材71は、駆動チェーン66に
一体化された(駆動チェーン66の一部を構成する)ロッ
ド体72と、このロッド体72に外嵌された筒体73と、両者
72,73の一定範囲内での相対移動を許す切り欠き部74な
らびにボルト体75と、両者72,73を離間付勢するコイル
ばね76と、前記筒体73の外端に固定された伝動側板体77
などにより構成される。
【0025】また受動部材78は、前記可動体35から連設
されかつ駆動チェーン66に外嵌された受動側板体79と、
この受動側板体79の内面側に固定されたリング状のブッ
シュ体80などにより構成される。そして受動側板体79に
ブラケット81を介して前記検出装置82が取り付けられ、
この検出装置82は、たとえば近接スイッチ形式であっ
て、伝動側板体77とブッシュ体80とが相当接したとき、
伝動側板体77の外面により検出動してモータ62を停止す
べく構成されている。
【0026】以下に、上記実施例による洗浄作業を説明
する。すなわち被洗浄車両18を停車させ、洗車機本体1
を往復走行させることで所期の洗浄を行える。このとき
サイドブラシ装置20は、モータ42の駆動によりサイドブ
ラシ軸22を回転させることで、サイドブラシ21を縦軸心
39の周りに回転させており、そして被洗浄車両18の前後
面に接触したときの衝撃は、案内用レール26が横軸心30
の周りに回動することで緩衝される。その際に左右一対
の案内用レール26は横軸心30の周りに各別に独立して回
動することから、被洗浄車両18の傾き(停車位置の乱れ
による傾き)により両サイドブラシ21の接触に時間差が
生じても、その時間差に応じて衝撃に対する回動を行う
ことになって追従性のよいものにでき、サイドブラシ21
などに無理を掛けない。
【0027】洗車状況に応じてのサイドブラシ装置20の
洗車機中心16に対する接近離間動は、ソニックなどによ
り車幅学習を行ったのち、その学習データに基づいて作
動装置60を作動することで行われる。
【0028】すなわち、モータ62の正作動により、駆動
スプロケット63などを介して駆動チェーン66を正移動さ
せる。この駆動チェーン66の正移動により連動装置70の
伝動部材71を外側に移動させ、さらに図4の実線に示す
ように、この伝動部材71の伝動側板体77にブッシュ体80
を介して当接している受動部材78を一体的に移動させ
る。この当接の際に、図4の仮想線に示すように、筒体
73に対してロッド体72がコイルばね76に抗して相対移動
され、以て当接時の衝撃が緩衝される。以上により、サ
イドブラシ装置20の洗車機中心16に対する離間動を行え
る。
【0029】そして逆作動によって、サイドブラシ装置
20の洗車機中心16に対する接近動を行える。すなわち、
モータ62の逆作動により、駆動スプロケット63などを介
して駆動チェーン66を逆移動させ、連動装置70の伝動部
材71を内側に移動させる。すると、可動体35側にウエイ
ト付勢装置46による付勢力が作用していることから、前
記伝動部材71に当接している受動部材78側を一体的に移
動させ、以て接近動を行える。
【0030】このようなサイドブラシ装置20の洗車機中
心16に対する接近離間動は、前述した学習データに基づ
いて行われ、そしてデータに基づく位置で停止される。
この停止は、モータ62を停止させることで行われ、この
ときモータ62のブレーキが自動的に作用するなどして、
駆動チェーン66がロック動される。これにより伝動部材
71が定位置化され、以てウエイト付勢装置46による付勢
力で、両サイドブラシ装置20が洗車機中心16に対して接
近動することを阻止して、位置決めし得る。
【0031】そして、位置決めした状態での洗浄時に、
サイドブラシ21に過負荷(強い接触圧)が作用したと
き、図5に示すように、駆動チェーン66に外嵌している
ブッシュ体80が伝動側板体77から離間動されることにな
り、サイドブラシ装置20は案内用レール26に支持案内さ
れて外側に自動的に移動され、以て過負荷が解消され
る。
【0032】このようにブッシュ体80が伝動側板体77か
ら離間動することで、検出装置82は非検出動となり、以
てブッシュ体80に伝動側板体77を当接させるべく、モー
タ62を自動的に作動させる。そしてブッシュ体80に伝動
側板体77が当接されることで、この伝動側板体77の外面
により検出装置82が検出動され、以てモータ62が停止し
て再びロック状態になる。このような修正作用の信号
は、制御部へ入れられ、以て学習データが修正される。
【0033】上述したように、洗車機本体1を往復走行
させて両サイドブラシ装置20により被洗浄車両18の側面
洗浄を行うとき、両サイドブラシ装置20の位置決めを行
うことで、サイドブラシ21の圧接力を任意に調整し得、
これによりソフト化した洗浄を行える。特に布製のブラ
シ単体23の場合には、ソフト化した洗浄を好適に行え
る。
【0034】なお可動体35の往復移動時には、図1の実
線や仮想線に示すように、その移動力によってリンク55
やアーム52が揺動され、以て可動体35側への給電などは
支障なく行われる。
【0035】上記実施例では、停止させた被洗浄車両18
に対して往復移動させて洗浄を行う移動型の洗車機を示
したが、本発明においては、被洗浄車両18を搬送しなが
ら洗浄する据置型の洗車機でも同様に採用し得るもので
ある。また左右一対のサイドブラシ装置20を共に移動さ
せる形式を示したが、本発明においては、一方のサイド
ブラシ装置20を移動させ、他方のサイドブラシ装置を定
着化した実施例も可能である。
【0036】上記実施例では、サイドブラシ21として布
製のブラシ単体23を積層した形式を示したが、本第1発
明においては、従来の樹脂製のブラシ毛からなるサイド
ブラシを使用した実施例も可能である。
【0037】上記実施例では、可動体35の正逆移動の全
てを作動装置60により行っているが、本発明において
は、従来のように、アーム52に作用するシリンダーを設
けて、可動体35の大きな正逆移動をシリンダーにより行
い、小さな正逆移動と位置決めとを作動装置60により行
ってもよい。なおシリンダーにより大きな正逆移動を行
うとき、作動装置60はブレーキも開放されたフリーの状
態になる。
【0038】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、洗車状
況に応じてのサイドブラシ装置の洗車機中心に対する接
近離間動は、位置決めを開放動した作動装置を作動し
て、案内用レールの案内により可動体を往復移動させる
ことで行うことができる。作動装置により、サイドブラ
シ装置を洗車機中心に対して所定の位置まで離間動させ
た状態で、作動装置の位置決め動によってサイドブラシ
装置を位置決めでき、ウエイト付勢装置による付勢力に
よって、サイドブラシ装置が洗車機中心に対して接近動
することを阻止して位置決めできる。これにより、ソフ
トな洗浄に容易に切り換えることができる。さらに本第
1発明によると、サイドブラシ装置の移動は、駆動チェ
ーンの移動力を、連動装置を介して可動体に伝達するこ
とで行うことができ、サイドブラシ装置の位置決めは、
駆動チェーンの移動を停止することで行うことができ
る。また、位置決め状態での洗浄時に、サイドブラシに
過負荷(強い接触圧)が作用したとき、駆動チェーンに
対して可動体が離間動し、サイドブラシ装置が外側に自
動的に移動することで、この過負荷を解消することがで
きる。
【0039】また上記構成の本第2発明によると、作動
装置によりサイドブラシ装置を位置決めすることで、布
製のブラシ単体を使用したサイドブラシでも容易に採用
でき、ソフト化した洗浄を容易に行うことができる。
【0040】
【0041】そして上記構成の本第3発明によると、駆
動チェーンを正逆移動させて連動装置の伝動部材を移動
させることで、ウエイト付勢装置による付勢力で伝動部
材に当接している受動部材を一体的に移動できて、サイ
ドブラシ装置の洗車機中心に対する接近離間動を行うこ
とができる。またサイドブラシに過負荷が作用して、駆
動チェーンに対して可動体が離間動したとき、検出装置
は非検出動となって、受動部材に伝動部材を当接させる
べく、駆動チェーンを自動的に作動でき、さらに受動部
材に伝動部材が当接して検出装置が検出動することで、
駆動チェーンを停止して再びロック状態にできる。この
ような修正作用の信号を制御部へ入れることで、学習デ
ータの修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である移動型の洗車機を示
し、サイドブラシ駆動装置部分の平面図である。
【図2】同サイドブラシ駆動装置部分の正面図である。
【図3】同サイドブラシ駆動装置部分の縦断側面図であ
る。
【図4】同位置決め装置部分の位置決め時の縦断正面図
である。
【図5】同位置決め装置部分の外側移動時の縦断正面図
である。
【図6】同洗車機の側面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 11 トップブラシ装置 12 ロッカーブラシ装置 16 洗車機中心 18 被洗浄車両 20 サイドブラシ装置 21 サイドブラシ 22 サイドブラシ軸 23 ブラシ単体 25 サイドブラシ駆動装置 26 案内用レール 30 横軸心 35 可動体 39 縦軸心 40 回転駆動装置 41 モータ 46 ウエイト付勢装置 49 ウエイト 50 支持装置 52 アーム 60 作動装置 62 モータ 63 駆動スプロケット 65 受動スプロケット 66 駆動チェーン 70 連動装置 71 伝動部材 72 ロッド体 73 筒体 77 伝動側板体 78 受動部材 80 ブッシュ体 82 検出装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車機本体に設けた左右方向の案内用レ
    ールに支持案内される可動体と、この可動体に回転駆動
    装置を介して取り付けたサイドブラシを有するサイドブ
    ラシ装置と、前記可動体を介してサイドブラシ装置を左
    右動させるとともに左右方向での位置決めを行う作動装
    置と、前記サイドブラシ装置を洗車機中心側に移動付勢
    させるウエイト付勢装置とを有し、前記作動装置を、案
    内用レールに配設した駆動チェーンと、この駆動チェー
    ンを可動体に連動させる連動装置とにより構成し、この
    連動装置は、駆動チェーンに対して可動体が洗車機中心
    から離れる側へ移動することを許容すべく構成したこと
    を特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 サイドブラシを、布製のブラシ単体の積
    層により形成したことを特徴とする請求項1記載の洗車
    機。
  3. 【請求項3】 連動装置を、駆動チェーン側に設けた伝
    動部材と、この伝動部材に外側から対向しかつ可動体側
    に設けた受動部材と、両部材の当接を検出する検出装置
    とにより構成したことを特徴とする請求項1記載の洗車
    機。
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