JPH0249173Y2 - - Google Patents

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JPH0249173Y2
JPH0249173Y2 JP786990U JP786990U JPH0249173Y2 JP H0249173 Y2 JPH0249173 Y2 JP H0249173Y2 JP 786990 U JP786990 U JP 786990U JP 786990 U JP786990 U JP 786990U JP H0249173 Y2 JPH0249173 Y2 JP H0249173Y2
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car wash
car
frame
speed
trolley
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JP786990U
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車を跨ぐように走行する洗車
フレームを備え、洗車フレームに具備した処理装
置により前記自動車の車体を洗浄するタイプの洗
車機に関し、特に自動車の前後輪のうち少なくと
も一方を支持し自動車を前記洗車フレームと相対
方向に走行させる台車を設け、洗車フレームの走
行距離の短縮化をはかつた装置に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、この種の装置として特公昭52−21303号
公報および特開昭52−1806号公報に記載の装置が
知られている。こうした装置は、いずれも洗車フ
レームと台車とを独立して走行できる構成とし、
常に相対方向へ同時に走行させて洗車を行つてい
る。
ところで、洗車機を使用する客の中には、「用
事があるので短時間で洗車して欲しい」といつた
多様な要望があり、こうした要望に応えて洗車速
度を設定できる装置が開発されてきている。洗車
速度を可変するには、上記のような台車を使用し
ない装置であれば洗車フレームの走行速度を変え
られるようにするだけで良いが、上記のような台
車を備える場合は台車の速度も可変にしなければ
ならず、装置の複雑化およびコストアツプを招く
結果となつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、こうした問題点に対処してなさ
れ、次のような構成を有する。
台車と洗車フレームとを相対する方向にそれぞ
れ独立して走行させ、洗車フレームに具備した処
理装置により自動車の洗浄を行う構成とする。実
行する洗車が低速洗車か高速洗車かを設定可能な
操作パネルと、該操作パネルにおいて低速洗車が
設定されていれば洗車フレームと台車とを交互に
走行させ、高速洗車が設定されていれば洗車フレ
ームと台車とを同時に走行させるよう制御する手
段とを備える。
〔実施例〕
以下、その実施例について図面を基に説明す
る。
第1図及び第2図は本考案実施例の構成を示す
側面及び平面説明図である。
1はレール2上を走行する洗車フレームで、そ
の内部には図示する垂直ブラシ3の他に、公知の
各種ブラシ及び水・液剤散布用ノズル等が設けら
れている。4はレール5上を移動する台車で、台
上に洗浄する自動車の前輪を支持した状態でモー
ター6を駆動し、チエーンを用いた伝動機構7に
より該台車4を前後に牽引する。
8は洗車フレーム1下方位置に備えられる台車
4のスタート位置を検知するセンサーで、検知レ
バー9及び伝達杵10を備え、検知レバー9が台
車4の適宜位置に形成される被検知部11と当接
して変位し台車位置を検知するもので、この検知
状態において洗車フレーム1と台車4とが始動に
際し好ましい位置関係にあるよう設定されてい
る。
12は上記洗車フレーム1及び台車4と別体に
設けられる固定ユニツトで、その内部にはポン
プ・貯水槽から成る給水ユニツト、コンプレツサ
ー及び圧力タンクから成る空圧ユニツト、及び電
源へ接続する配電ユニツトをそれぞれ有し、洗車
フレーム1へは可倒式スタンド13を介して接続
し給水・給圧・給電を行つており、台車4に関し
てはその駆動モーター6へ給電を行つている。
14は本体前面に形成される操作パネルで、使
用者が操作入力を行う入力部と、使用者に操作指
示及び警報等を出力する出力部とを備えており、
入力部には洗車速度の高・低等により区別される
各種洗車コースの選択ボタンが備えられ、出力部
には例えば液晶デイスプレイ及び音声出力器等が
備えられている。
第3図は上記実施例の制御系を示すブロツク図
である。
15,16は前記台車4のモーター6の回路に
備えられる負荷電流検知センサーで、それぞれモ
ーター6の回路において生じる負荷電流を検知し
て信号出力するもので、15では、例えば自動車
が台車の所定位置に支持されていなかつたり、あ
るいは台車のチエーンが切れる等して、通常の自
動車牽引負荷よりも一定以上低い負荷となつたの
を検知し、16では、台車上の自動車が、ギアが
入れたまままたはサイドブレーキが引かれたまま
であつたりして、通常より一定以上高い負荷とな
つたのを検知する。
17は洗車フレーム1に内蔵される制御部で、
マイクロコンピユータを備え、メモリに記憶保持
された洗車のシーケンスプログラムに従つて、操
作パネル14及び前記各検知センサー8,15,
16からの信号入力に基づいて洗車フレーム1及
び台車4へ動作命令を出力して一連の洗車動作を
制御している。
第4図は上記実施例の動作要部を説明するフロ
ーチヤート図である。以下この図を基に上記実施
例の動作を説明する。
なお以下の説明について、洗車フレーム1およ
び台車4が固定ユニツト12へ近付く方向に走行
することを後進、その逆を前進と呼ぶ(第1図お
よび第2図参照)。
洗車機が通電状態にあると、まず操作パネル1
4における洗車入力待ちとなり、洗車命令が入力
されると洗車フレーム1が前進する。洗車フレー
ム1の前進に伴い垂直ブラシ3が自動車前面と当
接すると、洗車フレーム1の走行を停止して垂直
ブラシ3を回転し自動車前面の洗浄を行う。この
前面洗浄が終了すると、台車4の後進および洗車
フレーム1の前進に伴う自動車の側面および上面
の洗浄へ移行する。
この側面及び上面の洗浄のため走行開始時期に
至ると(1)、操作パネル14で入力された洗車命令
が高速洗車か低速洗車かを判別する(2)。高速洗車
であれば台車4へ走行命令を出力して後進させる
と共に洗車フレーム1をブラシ回転等の洗車動作
を伴つて前進させる(3)。走行開始後、ブラシ洗浄
が自動車後面にまで至つて一連の工程を終了する
のを検知すると(4)、フレーム1および台車4の双
方の走行を停止するが(5)、工程終了を検知しない
うちに台車4が所定時間走行してその走行限界に
至つたのを検知すると(6)、洗車フレーム1の走行
速度を上げて(7)、自動車に対する処理速度を一定
化する。
一方ステツプ(2)で低速洗車であると判断される
と、まず台車4へ走行命令を出力して後進させ
(8)、洗車フレーム1では停止したままブラシ回転
等の洗車動作を行なう。台車4が設定時間の走行
を終えて前記ステツプ(5)において停止されるのを
検知すると(9)、続いて洗車フレーム1をそれまで
の台車の走行速度とほぼ等しい速度で前進させ洗
車を継続する(10)。この後、自動車後面まで洗浄を
終えて工程終了を検知すると(11)、ステツプ(5)
へ至つて走行停止される。
走行停止後、操作パネル14で入力された洗車
シーケンスが終了か否かを検知し(12)、ここで
はまだ往工程を終了しただけであるのでステツプ
(1)へ回帰する。なお引き続く次の動作では、台車
4が前進、洗車フレーム1が後進して洗車作業を
行うことになる。
以上のように本実施例によれば、操作パネル1
4において入力された洗車コースが高速洗車であ
れば、洗車フレーム1と台車4を同時に走行させ
て洗車を行ない、一方低速洗車であれば、両者を
交互に走行させて洗車を行なつている。このうち
特に高速洗車では、一連の工程が終了しないうち
に台車4が停止すると、この代わりに走行フレー
ム1を高速走行させて洗車動作の均一化を計り、
終始等品質の洗車作業が得られるよう制御してい
る。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成されるもので、台
車の走行速度を可変することなく、洗車フレーム
と同時に走行させるか交互に走行させるかで、高
速と低速の切換ができ、構成が簡単かつ安価な装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の側面説明図。第2図は
同実施例の平面説明図。第3図は実施例の制御系
を示すブロツク図。第4図は実施例の動作要部を
示すフローチヤート図 1は洗車フレーム、3は処理装置たる垂直ブラ
シ、4は台車、14は操作パネル、17は制御手
段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の前後輪のうち少なくとも一方を支持し
    自動車を前後進させる台車と、該台車の走行方向
    と平行な軌道上を前記自動車を跨ぐように走行す
    る洗車フレームとを設け、台車と洗車フレームと
    を相対する方向にそれぞれ独立して走行させ、洗
    車フレームに具備した処理装置により自動車の洗
    浄を行う洗車機において、実行する洗車が低速洗
    車か高速洗車かを設定可能な操作パネルと、該操
    作パネルにおいて低速洗車が設定されていれば洗
    車フレームと台車とを交互に走行させ、高速洗車
    が設定されていれば洗車フレームと台車とを同時
    に走行させるよう制御する手段とを備えたことを
    特徴とする洗車機。
JP786990U 1990-01-30 1990-01-30 Expired JPH0249173Y2 (ja)

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JP786990U JPH0249173Y2 (ja) 1990-01-30 1990-01-30

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JP786990U JPH0249173Y2 (ja) 1990-01-30 1990-01-30

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Publication Number Publication Date
JPH02103860U JPH02103860U (ja) 1990-08-17
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