JP3198192B2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP3198192B2
JP3198192B2 JP05488693A JP5488693A JP3198192B2 JP 3198192 B2 JP3198192 B2 JP 3198192B2 JP 05488693 A JP05488693 A JP 05488693A JP 5488693 A JP5488693 A JP 5488693A JP 3198192 B2 JP3198192 B2 JP 3198192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、門型に形成され自動
車を跨ぐよう所定の軌道に沿って走行して前記自動車の
車体を洗浄する装置本体と、前記自動車の前後輪のうち
いずれか一方を支持し装置本体と連動して走行する台車
とを備えて、装置本体による洗車スペースの短縮をはか
るタイプの洗車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の装置として例えば実公
平2−28131号公報に記載の洗車装置が知られてい
る。こうした従来の装置では、台車が自動車の進入路面
上に設置されるので、自動車の前輪または後輪を路面よ
り高い台車の上へ乗り入れなければならず、慣れない運
転者には面倒なものであった。また、この乗り入れに際
しある程度の惰性をつけて台車へ乗り上げる必要があ
り、この結果台車に強い衝撃が加わって台車を走行させ
るためのチェーン等に疲労や損傷を及ぼす不都合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の課題とするところは、台車への自動車の乗り入れが容
易にでき台車へ強い衝撃を加えることもない洗車装置が
得られないか、という点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、装置本体に
対する自動車の進入路の路面より掘り下げた凹所で台車
を走行させて、前記路面と台車の車輪支持面とを略等し
い高さに設定すると共に、洗車前には台車が前記凹所の
前端部に位置し前方から自動車を乗り入れる状態にして
あり、装置本体が前方への走行に伴い走行限界位置へ至
ったのを検出する手段と、装置本体の洗浄動作が自動車
端部に至って終了したのを検出する手段と、洗車が開始
されるとまず装置本体を前記走行限界位置まで前方へ走
行させ、この後台車を前記終了検出まで後方へ走行させ
るよう制御すると共に、台車の走行を自動車のホイルベ
ースに応じた所定範囲に制限するよう制御する手段とを
備えて、上記課題の解決をはかったものである。
【0005】
【作用】これにより、台車の走行面を掘り下げて自動車
の進入路面と台車の車輪支持面とを略等しい高さにした
ので、自動車を進入路から容易に台車上へ乗り入れるこ
とができる。なお、台車の走行面を掘り下げたことによ
り自動車の路面に段差が形成されることになり、台車に
支持されていない方の車輪が凹所に落ち込む恐れがある
が、洗車が開始されるとまず装置本体を走行限界位置ま
で前方へ走行させ、この後台車を洗浄動作の終了が検出
されるまで走行させるようにして、装置本体だけの走行
では足りない必要な距離だけを台車の走行で補うことと
し、更に台車の走行を自動車のホイルベースに応じた所
定範囲に制限するので、台車を自動車のホイルベース以
上にわたって走行させて台車に支持されていない方の車
輪を凹所へ落とす不都合を確実に回避できる。
【0006】
【実施例】図1は実施例の側面説明図、図2は同じく平
面説明図である。1は洗車装置本体で、自動車Aを跨ぐ
ようにしてレール2・2上を往復走行する公知の門型洗
車機からなっている。装置本体1には、サイドブラシ3
・3をはじめとする公知の各種処理装置を備えて、走行
に伴い自動車Aを洗浄する。装置本体1は図示されるよ
うに通常はレール2・2の後端部(後述する突片4の検
出位置)に待機し、洗車を受ける自動車Aは前方からレ
ール2・2間の洗浄スペースへ進入する。
【0007】レール2・2は、図3に見られるように自
動車Aの走行路面Bを凹陥させた溝部Cに設置され、走
行路面Bより突出しないので、自動車Aは図2矢印aで
その進入路を示すようにレール2・2上を通って洗浄ス
ペースへ進入することができる。また、進入路aと交差
しない側のレール2に沿って前後に突片4・5が設けら
れており、装置本体1の走行限界位置の検出に用いられ
る。すなわち装置本体1は、図3に見られるように、下
方へ突出させたリンク6が突片4・5に接したのを検出
するリミットスイッチ7を備え、突片4の検出位置から
突片5の検出位置までの間を走行範囲としている。
【0008】10は台車で、レール2・2間の後方所定
区間を自動車Aの走行路面Bより掘り下げて凹陥部Hを
形成し、この凹陥部H内をレール11・11に沿って走
行する。台車10は、洗浄スペースへ進入した自動車A
の前輪Tを支持して走行し、図示のように通常は凹陥部
Hの前端部に位置し自動車Aを乗り入れることができる
状態で待機している。台車10の車輪支持面Dは、前記
のように凹陥部Hに設けられたことにより走行路面Bと
略同じ高さに設定され、自動車Aの乗り入れを容易にし
ている。凹陥部Hは、溝部Cと連通し、洗浄に伴い溝部
Cに流れ込んだ水は一旦凹陥部Hに集められ図示しない
排水路より排出される。
【0009】12・13は台車10の車輪支持面Dに設
けられたタイヤ止めで、自動車Aを台車10上の所定位
置に停車させるもので、図4に見られるように後方のタ
イヤ止め13はシーソー状の板材からなり、通常は一端
を走行路面Bに接して自動車Aの乗り入れをガイドし、
前輪Tが台車10に乗り上がると路面Bとの接触を断っ
て前輪Tが台車10から脱落するのを防止する。
【0010】15は台車10を走行させるチェーンで、
前後一対のスプロケット16・16間にループ状に張設
され、台車10と緩衝器17・17を介して連結され
る。18は台車10の駆動用のモータで、ユニバーサル
ジョイントで後方のスプロケット16と連結される伝動
軸19を介してチェーン15を移動させ台車10を前後
に走行させる。なお、台車10は図示しないリミットス
イッチにより走行範囲が設定されでおり、本例では図1
・2に示す位置から後方へ約1.8mの範囲に制限され
ている。すなわち、軽自動車を含むほとんどの自動車の
ホイルベースは1.8m以上あるため、台車の走行距離
を1.8mまでに制限しておけば、台車10が後方の限
界位置まで走行したとしても自動車Aの後輪が凹陥部H
へ落ちこむことがない。
【0011】8は光電スイッチからなる車体検出器で、
装置本体1前側の待機状態にある台車10に対応した位
置で車体に対応した所定高さに設けられ、洗浄スペース
を挾むように発光器と受光器を対向させ両者間で授受さ
れるビームが自動車Aの進入に伴って遮断されたのを検
出するもので、自動車Aが前輪Tを台車10上へ乗り入
れた所定位置に停車されていることを検出する。
【0012】図5は実施例の制御系を示すブロック図で
ある。20はマイクロコンピュータを含む制御部で、装
置本体1に備えられる操作パネル21およびリミットス
イッチ7,車体検出器8等の各種センサーからの信号に
基づいて本体駆動部22および台車駆動部23へ信号出
力し、装置本体1および台車10に所定の動作を与え
る。24はサイドブラシ3・3の開閉状態を検出するス
イッチ、25・26は台車10の前後の走行限界位置を
与えるリミットスイッチである。
【0013】以下、実施例の動作を図6を用いて説明す
る。通常、洗車装置は図1・2にも見られるように図6
(a)の状態におかれている。装置本体1の前面に備えら
れる操作パネル21において洗車開始入力があると、車
体検出器8において洗浄すべき自動車が台車10に乗り
入れた所定の停止位置にあるか否かを確認し、所定位置
にあると確認されれば、まず装置本体1を前方へ走行さ
せる。ここで、装置本体1ではサイドブラシ3を閉じて
車体に接触させるなどして洗車動作を開始する。自動車
が所定位置にあると確認されなければアラームが出力さ
れ開始入力はキャンセルされる。
【0014】装置本体1の走行に伴い図6(b)の位置関
係となりリミットスイッチ7で走行限界位置に達したこ
とを検出すると、装置本体1の走行を停止し代わりに台
車10を後方へ走行させて洗車動作を継続する。台車1
0の走行により洗車が車体後端部へ至り、図6(c)のよ
うに装置本体1最後方のサイドブラシ3・3が自動車と
の接触が解かれて閉じると、これを検出スイッチ24で
検出して台車10の走行を停止し、第1の洗車工程を終
了する。
【0015】続く第2の洗車工程は、まず台車10が図
6(d)のように待機位置まで前方へ走行させ、続いて装
置本体1を後方へ走行させ図6(e)すなわち洗車開始位
置へ復帰させる間に行われる。
【0016】この実施例では以上のように装置本体1と
台車10とを交互に走行させることにより洗車動作する
もので、上記に引き続き第3・第4と洗車工程を行う場
合は、上記の手順で走行を繰り返して実行すれば良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、台車の走行面を掘り下げて自動車の進入路面と台車
の車輪支持面とを略等しい高さにしたので、慣れない運
転者でも自動車を容易に台車上へ乗り入れることができ
る。また、洗車が開始されるとまず装置本体を走行限界
位置まで前方へ走行させ、装置本体だけの走行では足り
ない必要な距離だけを台車の走行で補うこととし、更に
台車の走行を自動車のホイルベースに応じた所定範囲に
制限するので、台車を自動車のホイルベース以上にわた
って走行させて台車に支持されていない方の車輪を凹所
へ落とす不都合を確実に回避でき、安全に洗車すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面説明図である。
【図2】実施例の平面説明図である。
【図3】実施例の用部説明図である。
【図4】実施例の用部説明図である。
【図5】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図6】実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 洗車装置本体 7 走行限界位置検出手段たるリミットスイッチ 10 台車 20 制御手段たる制御部 24 終了検出手段たる検出スイッチ A 自動車 B 自動車Aの進入路面 D 台車10の車輪支持面 H 台車10を走行させる凹陥部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型に形成され自動車を跨ぐよう所定の
    軌道に沿って走行して前記自動車の車体を洗浄する装置
    本体と、前記自動車の前後輪のうちいずれか一方を支持
    し装置本体と連動して走行する台車とを備えて、装置本
    体による洗車スペースの短縮をはかるタイプの洗車装置
    において、 装置本体に対する自動車の進入路の路面より掘り下げた
    凹所で台車を走行させて、前記路面と台車の車輪支持面
    とを略等しい高さに設定すると共に、洗車前には台車が
    前記凹所の前端部に位置し前方から自動車を乗り入れる
    状態にしてあり、 装置本体が前方への走行に伴い走行限界位置へ至ったの
    を検出する手段と、装置本体の洗浄動作が自動車端部に
    至って終了したのを検出する手段と、洗車が開始される
    とまず装置本体を前記走行限界位置まで前方へ走行さ
    せ、この後台車を前記終了検出まで後方へ走行させるよ
    う制御すると共に、台車の走行を自動車のホイルベース
    に応じた所定範囲に制限するよう制御する手段とを備え
    たことを特徴とする洗車装置。
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