JPH0351565Y2 - - Google Patents

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JPH0351565Y2
JPH0351565Y2 JP1985200084U JP20008485U JPH0351565Y2 JP H0351565 Y2 JPH0351565 Y2 JP H0351565Y2 JP 1985200084 U JP1985200084 U JP 1985200084U JP 20008485 U JP20008485 U JP 20008485U JP H0351565 Y2 JPH0351565 Y2 JP H0351565Y2
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JP
Japan
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valve
cleaning liquid
tube
lower valve
double
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JP1985200084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は流体の流れを二重に阻止する二重構造
の弁を持つ二重シール弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示すような二重シール弁は実開
昭58−67174号公報に記載されている。この第3
図に示す二重シール弁は次の通りである。すなわ
ち、 上側出入口1を備えた上側弁箱2と下側出入口
3を備えた下側弁箱4とがリング状の中間壁10
の上下両側に設けられ且つ中間壁10の内径孔1
3の孔縁に上側弁座14および下側弁座15が上
下配置で設けられ、上側弁箱2の天壁に一重壁管
状の上側弁用弁棒26が上下動自在に串通されて
当該上側弁用弁棒26の下端に上記の上側弁座1
4に着座する上側弁体27が設けられ、また上側
弁用弁棒26の中に下側弁用弁棒42が上下動自
在に挿通されて当該下側弁用弁棒42の下端に上
記の下側弁座15に着座する下側弁体39が設け
られ、これ等上下両側弁体27,39が着座した
時に当該両弁体27,39の間に密閉空間室が形
成され、また下側弁箱4の底壁に下端が閉塞され
上端が開放された二重壁管状としたガイド棒29
が上下動自在に串通され、このガイド棒29の内
側管35の下端部に内外に連通する洗浄液入口4
9が開設され、この洗浄液入口49に注入管連結
用口金部52を連設されると共にガイド棒29の
外側管33の上端および内側管35の上端を漏斗
状とすることによつてこれ等外側管33、内側管
35に存する液路36から連続する洗浄液噴出口
37が形成され、更に外側管33に設けられた外
側漏斗状部38の開口縁に下側弁体39が、また
内側管35に設けられた内側漏斗状部40の内に
洗浄液の通過を許容するアーム41が夫々設けら
れ、このアーム41に下側弁用弁棒42の下端が
固着されたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の技術において述べた二重シール弁は
洗浄液注入管連結用口金部52の位置が弁の開閉
の度に上下に動くときに、これに伴つて当該口金
部52につないだ洗浄液注入管(図示せず)も動
くものであつて、この洗浄液注入管の脆弱化を招
き易い。
本考案は、洗浄液注入管を連結する洗浄液入口
49の位置が変動しないようにする工夫をした新
規の二重シール弁を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る二重
シール弁は、 上側出入口1を備えた上側弁箱2と下側出入口
3を備えた下側弁箱4とがリング状の中間壁10
の上下両側に設けられ且つ中間壁10の内径孔1
3の孔縁に上側弁座14および下側弁座15が上
下配置で設けられ、上側弁箱2の天壁に一重壁管
状の上側弁用弁棒26が上下動自在に串通されて
当該上側弁用弁棒26の下端に上記の上側弁座1
4に着座する上側弁体27が設けられ、また上側
弁用弁棒26の中に下側弁用弁棒42が上下動自
在に挿通されて当該下側弁用弁棒42の下端に上
記の下側弁座15に着座する下側弁体39が設け
られ、これ等上下両側弁体27,39が着座した
時に当該両弁体27,39の間に密閉空間室が形
成される構成とした二重シール弁に於て、下側弁
箱4の底壁に下端部を一重壁管状とし他の部を下
端が閉塞され上端が開放された二重壁管状とした
ガイド棒29が上下動自在に串通され、このガイ
ド棒29の一重壁管状部30に内外に連通する補
助ドレン口31が同じく二重壁管状部32の外側
管33の下端個所に内外に連通する洗浄液の通過
孔34が夫々開設されると共に二重壁管状部30
の外側管33の上端および内側管35の上端を漏
斗状とすることによつてこれ等外側管33、内側
管35の間に存する液路36から連続する洗浄液
噴出口37が形成され、更に外側管33に設けら
れた外側漏斗状部38の開口縁に下側弁体39
が、また内側管35に設けられた内側漏斗状部4
0の内に洗浄液の通過を許容するアーム41が
夫々設けられ、このアーム41に下側弁用弁棒4
2の下端が固着されると共にガイド棒29の串通
用通孔28の切線に下向きの短管状ボス44を設
けて当該ボス44の下端に短い補助管45が螺着
により連結され、このボス44の上端部の内面と
外側管33の外面との間および補助管45の下端
部の内面と一重壁管状部30の外面との間が上下
両側オーリング46,47により摺動可能にシー
ルされ且つボス44および補助管45の内面に於
て上側オーリング46と下側オーリングとによつ
て挾まれた個所のみを大きい内径として液溜48
が形成され、この液溜48に洗浄液を送入する洗
浄液入口49が補助管45の壁に開設され、下側
弁体の開弁時に補助ドレン口31と液溜48が連
通する位置関係とされたものである。
〔実施例〕
図に示す実施例は例えば流通系(図示せず)を
接続する上側出入口1を備えた上側弁箱2と、例
えば貯蔵タンク(図示せず)を接続する下側出入
口3を備えた下側弁箱4とを夫々別個に構成し、
上側弁箱2の底壁と下側弁箱4の天壁とに大きい
開口5,6を設け且つこれ等各開口5,6の切縁
の外面に一体化用フランジ7,8を形成すると共
に当該両方の一体化用フランジ7,8をクランプ
9により締付けることによつて上側弁箱2と下側
弁箱4を開口5,6が連通する状態で一体化し、
これ等開口5,6が形成する連通孔内に内周面に
段部11を有するリング状中間壁10を嵌着し、
この中間壁10に於ける内径孔13の切縁の上面
および段部11の上面を上側弁座14および下側
弁座15を形成し、また上側弁箱2の天壁と下側
弁箱4の底壁とに大きい開口16,17を開設
し、これ等開口16,17に上側蓋18および下
側蓋19をクランプ20,21によるフランジ継
手22,23により着脱可能に取付けると共に上
側蓋18の中央に上側通孔25を開設して当該上
側通孔25に一重壁管状の上側弁用弁棒26を上
下動自在に挿通し、この上側弁用弁棒26の下端
の外周に同上側弁用弁棒26の下降時に上記の上
側弁座14に着座する上側弁体27を一体に設
け、また下側蓋19の中央に下側通孔28を開設
して当該下側通孔28に下端部を一重壁管状とし
他の部を下端が閉塞され上端が開放された二重壁
管状としたガイド棒29を上下動自在に挿通し、
このガイド棒29の一重壁管状部30に内外に連
通する洗浄液の補助ドレン口31を同じく二重壁
管状部32の外側管33の下端個所に内外に連通
する洗浄液の通過孔34を夫々開設すると共に二
重壁管状部30の外側管33の上端および内側管
35の上端を漏斗状としてこれ等外側管33、内
側管35の間に存する液路36から連続する洗浄
液噴出口37を設け、更に外側管33と一体の外
側漏斗状部38の開口縁の下面に上記の下側弁座
15に着座する下側弁体39を一体に設け、また
内側管35と一体の内側漏斗状部40内に洗浄液
の通過を許容するアーム41を渡し設けると共に
上記の上側弁用弁棒25の中に下側弁用弁棒42
を上下動自在に挿通し、この下側弁用弁棒42の
下端を上側弁用弁棒26の下方に貫出させて当該
貫出端を上記のアーム41に固着し、更に上記し
た下側通孔28を切縁の下向きの短管状ボス44
を一体に設けて当該ボス44の下端に短い補助管
45を螺着により連結し、このボス44の上端部
の内面と外側管33の外面との間および補助管4
5の下端部の内面と一重壁管状部30の外面との
間を上下両側オーリング46,47により摺動可
能にシールすると共にボス44および補助管45
の内面に於て上側オーリング46と下側オーリン
グとによつて挾まれた個所のみを大きい内径とし
て液溜48を形成し、この液溜48に洗浄液を送
入する洗浄液入口49を補助管45の壁に開設し
たものである。
尚、50は上側弁体27および下側弁体39を
上側弁用弁棒26および下側弁用弁棒42を介し
て制御するエアーモータである。
〔作用〕
本考案は上記の通りであるので、第1図に示す
閉じ状態の時に於て洗浄液入口49から洗浄液を
加圧状態で送入されると、当該洗浄液は液溜48
を経て通過孔34から液路36に流入して噴出口
37に達し、この噴出口37から出た洗浄液は上
側弁体27と下側弁体39と間を洗浄したのちア
ーム41の間を経て内側管35および一重壁管状
部30の内径孔(主ドレン口)から排出される。
また、第2図に示すように開き状態とした時に
補助ドレン口31は液溜48に連通した状態とな
り、噴出口37内、液路36内、通過孔34およ
び液溜48に残っている残留液の逆流を許容して
当該残留液を一重壁管状部30の内径孔(主ドレ
ン口)に排出させる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成になるので、その機
能を充分に果す著効があるは勿論であるが、特に
下側弁箱4の底壁に下端部を一重壁管状とし他の
部を下端が閉鎖され上端が開放された二重壁管状
としたガイド棒29が上下動自在に串通され、こ
のガイド棒29の一重壁管状部30に内外に連通
する補助ドレン口31が同じく二重壁管状部32
の外側管33の下端個所に内外に連通する洗浄液
の通過孔34が夫々開設されると共に二重壁管状
部30の外側管33の上端および内側管35の上
端を漏斗状とすることによつてこれ等外側管3
3、内側管35の間に存する液路36から連続す
る洗浄液噴出口37が形成され、更に外側管33
に設けられた外側漏斗状部38の開口縁に下側弁
体39が、また内側管35に設けられた内側漏斗
状部40の内に洗浄液の通過を許容するアーム4
1が夫々設けられ、このアーム41に下側弁用弁
棒42の下端が固着されると共にガイド棒29の
串通用通孔28の切線に下向きの短管状ボス44
を設けて当該ボス44の下端に短い補助管45が
螺着により連結され、このボス44の上端部の内
面と外側管33の外面との間および補助管45の
下端部の内面と一重壁管状部30の外面との間が
上下両側オーリング46,47により摺動可能に
シールされ且つボス44および補助管45の内面
に於て上側オーリング46と下側オーリングとに
よつて挾まれた個所のみを大きい内径として液溜
48が形成され、この液溜48に洗浄液を送入す
る洗浄液入口49が補助管45の壁に開設され、
下側弁体の開弁時に補助ドレン口31と液溜48
が連通する位置関係とされたので、第1図及び第
2図によつても明らかであるように洗浄液入口4
9は弁の開閉に伴つて位置が動くことがないもの
であつて、上記した洗浄液注入管の脆弱化を招く
危惧がないものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案二重シール弁の実施例を示すもので
あつて、第1図は閉じ状態で示す断面図、第2図
は開き状態で示す断面図、第3図は従来例を示す
断面図である。 1……上側出入口、2……上側弁箱、3……下
側出入口、4……下側弁箱、5,6……開口、
7,8……フランジ、9……クランプ、10……
中間壁、11……段部、13……内径孔、14…
…上側弁座、15……下側弁座、16,17……
開口、18……上側蓋、19……下側蓋、20,
21……クランプ、22,23……フランジ継
手、25……上側通孔、26……上側弁用弁棒、
27……上側弁体、28……下側通孔、29……
ガイド棒、30……一重壁管状部、31……戻り
孔、32……二重壁管状部、33……外側管、3
4……通過孔、35……内側管、36……液路、
37……噴出口、38……外側漏斗状部、39…
…下側弁体、40……内側漏斗状部、41……ア
ーム、42……下側弁用弁棒、44……ボス、4
5……補助管、46,47……オーリング、48
……液溜、49……洗浄液入口、50……エアー
モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上側出入口1を備えた上側弁箱2と下側出入口
    3を備えた下側弁箱4とがリング状の中間壁10
    の上下両側に設けられ且つ中間壁10の内径孔1
    3の孔縁に上側弁座14および下側弁座15が上
    下配置で設けられ、上側弁箱2の天壁に一重壁管
    状の上側弁用弁棒26が上下動自在に串通されて
    当該上側弁用弁棒26の下端に上記の上側弁座1
    4に着座する上側弁体27が設けられ、また上側
    弁用弁棒26の中に下側弁用弁棒42が上下動自
    在に挿通されて当該下側弁用弁棒42の下端に上
    記の下側弁座15に着座する下側弁体39が設け
    られ、これ等上下両側弁体27,39が着座した
    時に当該両弁体27,39の間に密閉空間室が形
    成される構成とした二重シール弁に於て、下側弁
    箱4の底壁に下端部を一重壁管状とし他の部を下
    端が閉塞され上端が開放された二重壁管状とした
    ガイド棒29が上下動自在に串通され、このガイ
    ド棒29の一重壁管状部30に内外に連通する補
    助ドレン口31が同じく二重壁管状部32の外側
    管33の下端個所に内外に連通する洗浄液の通過
    孔34が夫々開設されると共に二重壁管状部30
    の外側管33の上端および内側管35の上端を漏
    斗状とすることによつてこれ等外側管33、内側
    管35の間に存する液路36から連続する洗浄液
    噴出口37が形成され、更に外側管33に設けら
    れた外側漏斗状部38の開口縁に下側弁体39
    が、また内側管35に設けられた内側漏斗状部4
    0の内に洗浄液の通過を許容するアーム41が
    夫々設けられ、このアーム41に下側弁用弁棒4
    2の下端が固着されると共にガイド棒29の串通
    用通孔28の切線に下向きの短管状ボス44を設
    けて当該ボス44の下端に短い補助管45が螺着
    により連結され、このボス44の上端部の内面と
    外側管33の外面との間および補助管45の下端
    部の内面と一重壁管状部30の外面との間が上下
    両側オーリング46,47により摺動可能にシー
    ルされ且つボス44および補助管45の内面に於
    て上側オーリング46と下側オーリングとによつ
    て挾まれた個所のみを大きい内径として液溜48
    が形成され、この液溜48に洗浄液を送入する洗
    浄液入口49が補助管45の壁に開設され、下側
    弁体の開弁時に補助ドレン口31と液溜48が連
    通する位置関係とされたことを特徴とする二重シ
    ール弁。
JP1985200084U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0351565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985200084U JPH0351565Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985200084U JPH0351565Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS62107171U JPS62107171U (ja) 1987-07-08
JPH0351565Y2 true JPH0351565Y2 (ja) 1991-11-06

Family

ID=31162267

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JP1985200084U Expired JPH0351565Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0913576B1 (pt) * 2008-06-06 2021-05-11 Flowserve Management Company conjunto de plugue e método para substituir ou unir uma cabeça do plugue a uma haste do plugue

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867174U (ja) * 1981-10-24 1983-05-07 ドツドウエル・エンド・コムパニ−・リミテツド 混合防止弁

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JPS62107171U (ja) 1987-07-08

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