JP2977445B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2977445B2
JP2977445B2 JP6136966A JP13696694A JP2977445B2 JP 2977445 B2 JP2977445 B2 JP 2977445B2 JP 6136966 A JP6136966 A JP 6136966A JP 13696694 A JP13696694 A JP 13696694A JP 2977445 B2 JP2977445 B2 JP 2977445B2
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valve
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泰徳 黒木
宏幸 河野
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Asahi Kasei Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流量制御が必要とされる
流体輸送配管に使用される弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流体の流れ方向を90度変化させ
るためには図3に示されるような弁が採用されていた。
該弁は弁本体内部にL字状の流路を有した構造になって
おり入口流路と出口流路での流れ方向が直角になってい
る。
【0003】一方、図4に示されるような水平流路(入
口流路と出口流路の軸線が同一)を有している弁装置で
は、同図に示すように入口流路直前にエルボ等を用いて
流れ方向を90度変化させることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
おける弁装置は、L字状配管専用のものであるため水平
配管への転用は困難で、水平配管に変更する際には、新
規に弁装置を用意する必要があり融通性が無く配管変更
に多くの労力と費用が掛かるという問題点を有してい
た。
【0005】また、図4における弁装置では弁本体自体
で流れ方向を変化させることは不可能なため弁装置外部
で流路を変化させる必要があった。そのため弁装置外部
に余計なスペースが必要となり、配管設備が煩雑になっ
ていた。
【0006】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みなされたもので、その目的は一つの弁装置で流体
の流れ方向を水平方向とL字方向とにいずれにも容易に
変更できる弁装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の構成を、その実施例に対応する図1にもと
づいて説明する。
【0008】本発明の弁装置は、弁本体1内部の入口流
路2と出口流路3との間に設けられ流れ方向を変曲して
いる隔壁4、該隔壁4に設けられ該入口流路2と該出口
流路3を連通可能にする開口部5、及び該開口部5と軸
線を同じくし上下動可能に配設された弁体6を具備して
なり、該弁体6が前記開口部5の周囲に形成された弁座
部7に当接可能であり、また前記開口部5下端側の隔壁
4aにシール用弾性体10を介して当接したボディキャ
ップ9が、弁本体1の底部に螺着された底蓋8により前
記開口部5と弁装置外部とを連通するように、押圧固定
されていることを特徴としている。
【0009】すなわち、本発明は、図1の状態から底蓋
8、ボディキャップ9及びシール用弾性体10を取り外
し、図2に示されるように弁本体1の底部に第二底蓋2
0を螺着すれば、容易に流体の流れ方向を変化させるこ
とができることを特徴としている。
【0010】本発明の弁装置の材質はプラスチックでも
金属でも良く特に限定されるものではない。また、流体
の流入、流出の方向性も限定されず、弁のどちら側から
でも流体を流入させることができる。
【0011】
【作用】上記の構成からなる本発明の作用を図1、図2
にもとづいて説明する。
【0012】図1において、ボディキャップ9内に設け
られた第二入口流路11を経由して流入した流体は、開
口部5と弁体6の制御部17とで形成されるオリフィス
18を通過後、隔壁4及び弁体6により流れ方向を90
度変化させられて出口流路3へと流出する。
【0013】ここで弁体6を開口部5の方向へ移動させ
ると、ついには弁体6が開口部5の周囲に形成された弁
座部7に当接し押圧される。そのため第二入口流路11
と出口流路3との間が完全に閉塞され流体の流れは遮断
される。
【0014】この閉塞状態から弁体6を開口部5から離
間させると、上記とは逆の作用で流体が流れるようにな
る。
【0015】次に、弁本体1の底部より底蓋8、ボディ
キャップ9及びシール用弾性体10を取り外し本体底部
に第二底蓋20を螺着すると図2に示す状態になる。
【0016】この状態になると入口流路2から流体を流
入させることができ、入口流路2を経由して流入した流
体は、開口部5と弁体6の制御部17とで形成されるオ
リフィス18を通過し出口流路3へと流出する。
【0017】すなわち、上記した流体のL字方向の流れ
を水平方向に容易に変更することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す弁装置の縦
断面図である。図において1は弁本体でありその内部
に、入口流路2と出口流路3を有しその間に両者を変曲
している隔壁4が設けられている。
【0019】また弁本体1内部には両流路2,3の軸線
に対して垂直方向に弁室12が形成され、弁室12内に
は弁体6が配設されている。
【0020】5は隔壁4に設けられ、入口流路2と出口
流路3とを連通可能にする開口部である。この開口部5
は隔壁4に縮流管13を螺着することにより設けられて
いる。また開口部5の内周面は、弁体6側に向かってカ
ーブ状に拡径されている。
【0021】縮流管13は、その上部外周面に嵌合固定
されたシール用の弾性体からなる弁座部7を有し、かつ
入口流路2と出口流路3とを連通可能なように隔壁4に
該弁座部7を挟み込むように螺合固定されている。なお
本実施例においては、開口部5は縮流管13を弁本体1
内に螺合固定して設けられているが、隔壁4に直接開口
させて設けても良い。
【0022】弁体6は弁本体1の上部に固定された蓋体
14に保持されている弁軸19の下端部に一体成形にて
設けられ、開口部5の軸線に、その軸線を一致させ弁本
体1の上部に位置する首部15にて形成されている弁室
12内で進退動可能に保持されている。該弁体6の下端
部周囲には前記弁座部7と当接可能とされた環状の着座
部16が、また該弁体6の下端部中央には前記開口部5
と軸線を一致させ、かつ該開口部5の内周面との間にオ
リフィスを形成する制御部17が一体的に設けられてい
る。
【0023】9は内側に第二流路11を有する円筒状の
ボディキャップであり、前記開口部5の下端側の隔壁4
aにシール用弾性体10を介して当接され、弁本体1の
底部に螺着された底蓋8により該開口部5と弁装置外部
とを連通するように押圧固定されている。
【0024】なお、本実施例においては底蓋8は螺着に
より固定されているが、これに限定されるものではなく
他の方法により脱着自在に固定しても良い。
【0025】また、本実施例ではボディキャップ9と外
部配管(図示せず)との接続はネジ接続になっているが
これに限定されるものではなく接着接続やフランジ接続
等でも良い。同様に、入口流路2、出口流路3の接続方
式はフランジ接続になっているがこれに限定されるもの
ではない。
【0026】上記の構成からなる本実施例弁装置の作動
は、以下の通りである。図1において第二入口流路11
を経由して流入した流体は、開口部5と弁体6の制御部
17とで形成されるオリフィス18を通過し、隔壁4と
弁体6により流れ方向を90度変化させられ出口流路3
へと流出する。
【0027】ここで、自動制御装置による駆動部の作動
もしくは手動操作によって弁軸19を介して弁体6を開
口部5方向へ移動させると、制御部17もこれに追随し
て移動する。それに伴ない制御部17と開口部5の内周
面との間に形成されるオリフィス18の面積は減少し流
体の流量は減少する。逆に弁体6を開口部5から離間さ
せる方向へ移動させると上記と逆の作用でオリフィス1
8の面積は拡大されるので、流体の流量は増加する。こ
の様な作用によって流体の流量は調節される。
【0028】さらに弁体6を開口部5の方向へ移動させ
ると、ついには弁体6が開口部5の周囲に形成された弁
座部7に当接し押圧され、そのため第二入口流路11と
出口流路3との間が完全に閉塞されて流体の流れは遮断
される。
【0029】この状態から弁体6を開口部5から離間さ
せると、上記とは逆の作用で流体が流れるようになる。
【0030】次に、弁本体1の底部より底蓋8、ボディ
キャップ9及びシール用弾性体10を取り外し弁本体1
の底部に第二底蓋20を螺着すると図2に示す状態にな
る。この状態になると入口流路2から流体を流入させる
ことができ、入口流路2を経由して流入した流体は、開
口部5と制御部17とで形成されるオリフィス18を通
過し出口流路3へと流出する。
【0031】すなわち、上記したごとく流体のL字方向
の流れを水平方向に容易に変更することができる。
【0032】なお、本発明の弁装置はグローブ弁タイプ
の弁装置であればいづれでも良く、本実施例に限定され
るものではない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の弁装置を
使用すると以下の効果が得られる。 一つの弁装置で流体の流れ方向をL字方向と水平方
向とに変更できるため、流れ方向を変更する際に新規に
弁装置を用意する必要がなく経済的である。 流体の流れ方向の変更が容易にできるため配管変更
の労力と時間が大幅に削減できる。 弁装置で流体の流れ方向を変更できるので余分な配
管スペースが不要でありまた配管が煩雑にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弁装置の一実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1における弁装置の流体の流れを水平方向に
変更した場合を示す縦断面図である。
【図3】L字流路を有した従来の弁装置の縦断面図であ
る。
【図4】従来の弁装置を利用したL字配管を示す要部縦
断面図である。
【符号の説明】
1…弁本体 2…入口流路 3…出口流路 4,4a…隔壁 5…開口部 6…弁体 7…弁座部 8…底蓋 9…ボディキャップ 10…弾性体 11…第二入口流路 12…弁室 13…縮流管 14…蓋体 15…首部 16…着座部 17…制御部 18…オリフィス 19…弁軸 20…第二底蓋
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 1/00 - 1/54 F16K 27/00 - 27/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体内部の入口流路と出口流路との間
    に設けられ流れ方向を変曲している隔壁、該隔壁に設け
    られ該入口流路と該出口流路を連通可能にする開口部、
    及び該開口部と軸線を同じくし上下動可能に配設された
    弁体を具備してなり、該弁体が前記開口部の周囲に形成
    された弁座部に当接可能であり、また前記開口部下端側
    の隔壁にシール用弾性体を介して当接したボディキャッ
    プが、弁本体底部に着脱自在に固定された底蓋により前
    記開口部と弁装置外部とを連通するように、押圧固定さ
    れていることを特徴とする弁装置。
JP6136966A 1994-06-20 1994-06-20 弁装置 Expired - Fee Related JP2977445B2 (ja)

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