JPS631102Y2 - - Google Patents

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JPS631102Y2
JPS631102Y2 JP2012280U JP2012280U JPS631102Y2 JP S631102 Y2 JPS631102 Y2 JP S631102Y2 JP 2012280 U JP2012280 U JP 2012280U JP 2012280 U JP2012280 U JP 2012280U JP S631102 Y2 JPS631102 Y2 JP S631102Y2
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JP
Japan
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valve body
valve
main
piston
auxiliary
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JP2012280U
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JPS56122863U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として頻繁に洗浄することを必要と
する食品飲料等の製造加工機械またはプラント等
に用いるに適した流体の流れを二重に阻止する二
重シール弁の改良に関するものである。
従来、この種の二重シール弁に於て第4図に示
すようなものは公知であつたが、これは第1弁体
と第2弁体との間を閉じ状態とした時に当該閉じ
状態を確保するシールがないので漏液する不都合
があるのみならず例えば同図に於ても明かである
ように図中31,31′で示す対向面に上記のシ
ールを設けた場合には当該シールが長期の使用に
よりつぶれて流出量が多くなり洗浄液の無駄が生
じ易くなる不都合があつた。
本考案は上記のような欠陥を解消することを目
的とするものであつて、図に示す実施例は、 底面に入口1を側面に出口2を夫々設けた弁箱
3を構成し、入口の口縁に第1弁座4と第2弁座
5を上下二段配置に設けると共に弁箱3の天壁に
入口1に向つて進退する主弁棒6を挿通し、この
主弁棒6の下端に上記の第1弁座4に着座する第
1弁体7をリブ8を介して固定し、この第1弁体
7の中央に通孔9を設けて同通孔9の下側に漏液
排棄管10を連結し当該漏液排棄管10の下端を
上記の入口1に連結したエルボ11の下面に上下
動可能に貫出せしめると共に主弁棒6の外側にネ
ジ継ぎ式の長さ調節部12′を有するパイプ状の
副弁棒12を上下動自在に嵌着し、この副弁棒1
2の下端に上記の第2弁座5に着座する第2弁体
13を固定し、当該第2弁体13と上記の第1弁
体7とは離れた状態で着座するようにすると共に
弁箱3の上面に上半部内に主ピストン14を下半
部内に補助ピストン15を蔵したシリンダー16
を固定し、このシリンダー16内に上記の主弁棒
6を臨入せしめて当該主弁棒6の上端を主ピスト
ン14のピストンロツド17の下端に連結し、同
じくシリンダー16内に上記の副弁棒12を臨入
せしめ且つ当該副弁棒12の上端を補助ピストン
15の中央に設けた通孔18に上下動自在に挿通
して同副弁棒12の上端を補助ピストン15の上
方に貫出し、この貫出端にフランジ19を設け当
該フランジ19と補助ピストン15とは第2弁体
13が着座し且つ補助ピストン15が下降した状
態の時には離れた位置関係になるようにすると共
にシリンダー16の天壁と主ピストン14との間
に同主ピストン14を押下する主発条20を、ま
た主ピストン14とフランジ19の間に第2弁体
13を押下する補助発条21を夫々挾入し、更に
シリンダー16の周壁に主ピストン14の下面に
圧縮空気を送入する主空気孔22と補助ピストン
15の下面に圧縮空気を送入する副空気孔23を
開設すると共に上記の第1弁体7の開の位置に於
て第1弁体7と第2弁体3との間を閉じ状態とし
た時に当該閉じ状態を確保するシール24′と同
シール24′の着座部とを第1弁体7および第2
弁体13に於ける接触面に設け、また同接触面に
上記の洗浄液の一部の流出量を長期に亘つて一定
に保つ角部29,29′を設けたものである。
尚、図中24…はシール、25…はOリング、
26…は連結用クランプを示す。
本考案は上記のような構成であるので、第1図
に示す状態に於て第1弁体7と第1弁座4の間ま
たは第2弁体13と第2弁座5の間に異物等が不
測に挾入して第1弁体7または第2弁体13が完
全に閉じらない事態が生じた場合には当該不完全
閉止個所より漏液が発生するが、当該漏液は第1
弁体7と第2弁体13の間および漏液排棄管10
を介して外部に排棄され、エルボ側の液と弁箱側
の液とは相互に混入するに至ることは全くないも
のであり、また、処理液等を流す時には主空気孔
22より圧縮空気を送入して主ピストン14、ピ
ストンロツド17、主弁棒6、第1弁体7および
漏液排棄管10を上昇させると共に当該第1弁体
7の上昇につれて第2弁体13、副弁棒12も上
昇させることによつて第1弁体7と第2弁体13
を接合した状態で開の位置(第2図参照)とし、
更に、洗浄液を流す時には副空気孔23より圧縮
空気を送入して補助ピストン15、フランジ1
9、副弁棒12および第2弁体13を上昇させる
と共にフランジ19が主ピストン14を押し上げ
てピストンロツド17、主弁棒6、第1弁体7お
よび漏液排棄管10を上昇させることによつて第
1弁体7と第2弁体13を離した状態で開の位置
(第3図参照)として使用するものである。
本考案は底面に入口1を側面に出口2を夫々け
た弁箱3の当該入口1の口縁に第1弁座4と第2
弁座5を上下二段配置に設け、弁箱3の天壁に入
口1に向つて進退する主弁棒6を挿通し、主弁棒
6の下端に第1弁座4に着座する第1弁体7をリ
ブ8を介して固定し、第1弁体7の中央に通孔9
を設けて同通孔9の下側に漏液排棄管10を連結
し、漏液排棄管10の下端を入口1に連結したエ
ルボ11の下面に上下動可能に貫出せしめ、主弁
棒6の外側にネジ継ぎ式の長さ調節部12′を有
するパイプ状の副弁棒12を上下動自在に嵌着
し、副弁棒12の下端に第2弁座5に着座する第
2弁体13を固定し、第2弁体13と第1弁体7
とは離れた状態で着座するようにすると共に弁箱
3の上面に上半部内に主ピストン14を下半部内
に補助ピストン15を蔵したシリンダー16を固
定し、シリンダー16内に主弁棒6を臨入せしめ
て当該主弁棒6の上端を主ピストン14のピスト
ンロツド17の下端に連結し、同じくシリンダー
16内に上記の副弁棒12を臨入せしめ且つ当該
弁棒12の上端を補助ピストン15の中央に設け
た通孔18に上下動自在に挿通して同副弁棒12
の上端を補助ピストン15の上方に貫出し、この
貫出端にフランジ19を設け当該フランジ19と
補助ピストン15とは第2弁体13が着座し且つ
補助ピストン15が下降した状態の時には離れた
位置関係になるようにすると共にシリンダー16
の天壁と主ピストン14との間に同主ピストン1
4を押下する主発条20を、また主ピストン14
とフランジ19の間に第2弁体13を押下する補
助発条21を夫々挾入し、更にシリンダー16の
周壁に主ピストン14の下面に圧縮空気を送入す
る主空気孔22と補助ピストン15の下面に圧縮
空気を送入する副空気孔23を夫々開設すると共
に第1弁体7の開の位置に於て第1弁体7と第2
弁体13との間を閉じ状態とした時に当該閉じ状
態を確保するシール24′と同シール24′の着座
部とを第1弁体7および第2弁体13に於ける接
触面に設け、また同接触面に上記の洗浄液の一部
の流出量を長期に亘つて一定に保つ角部29,2
9′を設けたことを特徴とするので、洗浄時には
開の位置に於て第1弁体7と第2弁体13とが離
れた状態になるので第1弁体7と第2弁体13の
間をも確実に洗浄することができて有益であるは
勿論であるが、特に長さ調節部12′により副弁
棒12の長さを変えることによつて第1弁体7と
第2弁体13との離れる間隔を調節できるように
なつているので、洗浄液の流出量を任意に設定す
ることができる利便さがあると共に第1弁体7と
第2弁体13の離れる間隔を調節して洗浄液の流
出量限定角部29,29′の距離を洗浄液を余分
に流出させない最適な状態とすることによつて排
棄される洗浄液の量を最少限とすることができる
ものであつて、洗浄液の節約に好適であるのみな
らず例えば図中に於て示す第2弁体13の下面に
取付けたシール24′が長期の使用によりつぶれ
て変形して流量が変化することがあると雖も洗浄
液流出量限定角部29,29′が確実に長期に亘
つて流出量の限定をなすものであり、また洗浄の
時には洗浄液がエルボ11および弁箱3を含む管
路を流れつつその一部が漏液排棄管10から流れ
出るので、弁箱3およびエルボ内、第1弁体7と
第2弁体13の間、漏液排棄管10内を一挙に能
率よく洗浄することができる等の優れた実用的効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案二重シール弁の実施例を示すもので
あつて、第1図は閉の状態にした全体の縦断面
図、第2図は開の状態にした全体に縦断面図、第
3図は洗浄液を流している状態を示す全体の縦断
面図、第4図は従来のものを示す開き状態の断面
図である。 1……入口、2……出口、3……弁箱、4……
第1弁座、5……第2弁座、6……弁棒、7……
第1弁体、8……リブ、9……通孔、10……漏
液排棄管、11……エルボ、12……副弁棒、1
2′……長さ調節部、13……第2弁体、14…
…主ピストン、15……補助ピストン、16……
シリンダー、17……ピストンロツド、18……
通孔、19……フランジ、20……主発条、21
……補助発条、22……主空気孔、23……副空
気孔、24,24′……シール、25……Oリン
グ、26……連結用クランプ、29,29′……
洗浄液流出量限定角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面に入口1を側面に出口2を夫々設けた弁箱
    3の当該入口1の口縁に第1弁座4と第2弁座5
    を上下二段配置に設け、弁箱3の天壁に入口1に
    向つて進退する主弁棒6を挿通し、主弁棒6の下
    端に第1弁座4に着座する第1弁体7をリブ8を
    介して固定し、第1弁体7の中央に通孔9を設け
    て同通孔9の下側に漏液排棄管10を連結し、漏
    液排棄管10の下端を入口1に連結したエルボ1
    1の下面に上下動可能に貫出せしめ、主弁棒6の
    外側にネジ継ぎ式の長さ調節部12′を有するパ
    イプ状の副弁棒12を上下動自在に嵌着し、副弁
    棒12の下端に第2弁座5に着座する第2弁体1
    3を固定し、第2弁体13と第1弁体7とは離れ
    た状態で着座するようにすると共に弁箱3の上面
    に上半部内に主ピストン14を下半部内に補助ピ
    ストン15を蔵したシリンダー16を固定し、シ
    リンダー16内に主弁棒6を臨入せしめて当該主
    弁棒6の上端を主ピストン14のピストンロツド
    17の下端に連結し、同じくシリンダー16内に
    上記の副弁棒12を臨入せしめ且つ当該副弁棒1
    2の上端を補助ピストン15の中央に設けた通孔
    18に上下動自在に挿通して同副弁棒12の上端
    を補助ピストン15の上方に貫出し、この貫出端
    にフランジ19を設け当該フランジ19と補助ピ
    ストン15とは第2弁体13が着座し且つ補助ピ
    ストン15が下降した状態の時には離れた位置関
    係になるようにすると共にシリンダー16の天壁
    と主ピストン14との間に同主ピストン14を押
    下する主発条20を、また主ピストン14とフラ
    ンジ19の間に第2弁体13を押下する補助発条
    21を夫々挾入し、更にシリンダー16の周壁に
    主ピストン14の下面に圧縮空気を送入する主空
    気孔22と補助ピストン15の下面に圧縮空気を
    送入する副空気孔23を夫々開設すると共に第1
    弁体7の開の位置に於て第1弁体7と第2弁体1
    3との間を閉じ状態とした時に当該閉じ状態を確
    保するシール24′と同シール24′の着座部とを
    第1弁体7および第2弁体13に於ける接触面に
    設け、また同接触面に上記の洗浄液の一部の流出
    量を長期に亘つて一定に保つ角部29,29′を
    設けたことを特徴とする二重シール弁。
JP2012280U 1980-02-19 1980-02-19 Expired JPS631102Y2 (ja)

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JP2012280U JPS631102Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

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JP2012280U JPS631102Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS56122863U JPS56122863U (ja) 1981-09-18
JPS631102Y2 true JPS631102Y2 (ja) 1988-01-12

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JP2012280U Expired JPS631102Y2 (ja) 1980-02-19 1980-02-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114970U (ja) * 1982-01-29 1983-08-05 東洋ステンレス工業株式会社 開閉弁機構の駆動部構造

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JPS56122863U (ja) 1981-09-18

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