JPH0318790Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318790Y2 JPH0318790Y2 JP3282787U JP3282787U JPH0318790Y2 JP H0318790 Y2 JPH0318790 Y2 JP H0318790Y2 JP 3282787 U JP3282787 U JP 3282787U JP 3282787 U JP3282787 U JP 3282787U JP H0318790 Y2 JPH0318790 Y2 JP H0318790Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- main valve
- antifreeze
- valve seat
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 claims description 22
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 5
- 108010053481 Antifreeze Proteins Proteins 0.000 description 4
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 3
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
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- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は潅水に使用する農業給水用不凍栓に
関する。
関する。
(従来の技術)
従来のかん水用として使用されている給水路に
おける不凍栓は異物混入対策がないため、貯水池
等に流入する草や落ち葉などが給水路に混入する
と、不凍栓の入水口近傍で上下に昇降する主弁と
不凍栓本体の案内周壁との摺動面に詰め込まれて
主弁の昇降に支障を来たす問題があつた。
おける不凍栓は異物混入対策がないため、貯水池
等に流入する草や落ち葉などが給水路に混入する
と、不凍栓の入水口近傍で上下に昇降する主弁と
不凍栓本体の案内周壁との摺動面に詰め込まれて
主弁の昇降に支障を来たす問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は上記に鑑み、不凍栓本体の入水口よ
り主弁の内部へ流入しようとする異物を切断して
主弁の昇降を確実に保持できる農業給水用不凍栓
を提供しようとするものである。
り主弁の内部へ流入しようとする異物を切断して
主弁の昇降を確実に保持できる農業給水用不凍栓
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
この考案は下端に入水口を設けた不凍栓本体内
の下部に有底円筒状の弁座を該弁座の上面を不凍
栓本体内の水の流路に開口して設け、不凍栓本体
上部の主弁の案内周壁に排水口を貫設して該案内
周壁と前記弁座内周面とに一体に円筒状の主弁を
摺動自在に係合し、該主弁は下周縁には切断刃を
設け、上部には貫通口を残して主弁昇降用のロツ
ドを連結し、外周には主弁昇降間に前記排水口を
開閉する上段パツキングと前記案内周壁を摺動す
る中段パツキングと前記弁座の上面を開閉する下
段パツキングを設けた上、不凍栓上部に給水管を
立設して成るものである。
の下部に有底円筒状の弁座を該弁座の上面を不凍
栓本体内の水の流路に開口して設け、不凍栓本体
上部の主弁の案内周壁に排水口を貫設して該案内
周壁と前記弁座内周面とに一体に円筒状の主弁を
摺動自在に係合し、該主弁は下周縁には切断刃を
設け、上部には貫通口を残して主弁昇降用のロツ
ドを連結し、外周には主弁昇降間に前記排水口を
開閉する上段パツキングと前記案内周壁を摺動す
る中段パツキングと前記弁座の上面を開閉する下
段パツキングを設けた上、不凍栓上部に給水管を
立設して成るものである。
(作用)
上記構成によれば弁座の上部内周面と主弁の下
端に周設した切断刃とによつて主弁に流入しよう
とする草や落葉などの異物を切断する。
端に周設した切断刃とによつて主弁に流入しよう
とする草や落葉などの異物を切断する。
(実施例)
この考案を実施例により具体的に説明すると、
第1図に示すように不凍栓の本体1の底面に入水
口2を開口し、入水口2の上方で本体1に図外の
支持杆により宙吊り状に支持された有底円筒状の
弁座3の上面を本体1内周面から中央上部へ向か
う流路4に開口している。本体1の上部は排水口
5を一部に貫設した案内周壁6となり、案内周壁
6の内周面と弁座3の内周面には摺動自在に主弁
7が係合している。主弁7は円筒状体で下端周縁
に切断刃8を設け、底面を開口して上部に貫通口
9を貫設している。不凍栓本体1の上部には所要
長さのパイプ10を接続し、パイプ10の上部に
ユニオン継手11を介してボンネツト12を接続
している。ボンネツト12は側部に出水口13を
横設して差し金具14を係止し、上部にネジ座1
5を立設してスピンドル16を螺合し、スピンド
ル16の上端にはハンドル17を固定すると共に
ハンドル17の下面に当接してスピンドル16の
降下端を規制するナツト18を前記ネジ座15の
上部外周に螺合し、止めリング19で抜け止めし
ている。スピンドル16の下端には継手20を回
動自在に係合し、継手20に高さ調整自在に接合
(適宜な螺合位置でダブルナツトによる固定)し
たロツド21の下端には前記主弁7をその中央に
おいて一体に接合している。主弁7はその外周壁
に主弁7が昇降間において、案内周壁6の排水口
5とパイプ10内との連通を開閉する上段のパツ
キング23、主弁7を案内する中段のパツキング
23′、弁座3の上端口を開閉する下段のパツキ
ング23″を配設して成るものである。第1図に
示した状態は夏場の使用時における一時的な止水
状態を示したもので、ネジ座15の外周に螺合し
たナツト18を上昇してスピンドル16の下降ス
トロークを短かくし、主弁7の上中段パツキング
による排水口5への水の閉塞、下段パツキングに
よる弁座3上端口の閉塞、切断刃8と弁座3上端
口とによる草などの細断をすることにより止水と
共に止水時に二次側の給水を排水しないようにし
たものである。第2図に示した状態は冬期間の全
くの止水状態を示すもので、この場合はナツト1
8を下降端まで降下させてスピンドル16の下降
ストロークを長くし、主弁7の上段のパツキング
が排水口5を開放し中段のパツキングが不凍栓体
1の案内周壁6と主弁7間を閉塞し下段パツキン
グが弁座3に深く挿入して枯葉等を切断すると共
に弁座3を閉塞し、二次側配管系の給水を残留さ
せることなく、排水口5より砂止めカバー22を
経由して地中に排水して凍結を防止するものであ
る。
第1図に示すように不凍栓の本体1の底面に入水
口2を開口し、入水口2の上方で本体1に図外の
支持杆により宙吊り状に支持された有底円筒状の
弁座3の上面を本体1内周面から中央上部へ向か
う流路4に開口している。本体1の上部は排水口
5を一部に貫設した案内周壁6となり、案内周壁
6の内周面と弁座3の内周面には摺動自在に主弁
7が係合している。主弁7は円筒状体で下端周縁
に切断刃8を設け、底面を開口して上部に貫通口
9を貫設している。不凍栓本体1の上部には所要
長さのパイプ10を接続し、パイプ10の上部に
ユニオン継手11を介してボンネツト12を接続
している。ボンネツト12は側部に出水口13を
横設して差し金具14を係止し、上部にネジ座1
5を立設してスピンドル16を螺合し、スピンド
ル16の上端にはハンドル17を固定すると共に
ハンドル17の下面に当接してスピンドル16の
降下端を規制するナツト18を前記ネジ座15の
上部外周に螺合し、止めリング19で抜け止めし
ている。スピンドル16の下端には継手20を回
動自在に係合し、継手20に高さ調整自在に接合
(適宜な螺合位置でダブルナツトによる固定)し
たロツド21の下端には前記主弁7をその中央に
おいて一体に接合している。主弁7はその外周壁
に主弁7が昇降間において、案内周壁6の排水口
5とパイプ10内との連通を開閉する上段のパツ
キング23、主弁7を案内する中段のパツキング
23′、弁座3の上端口を開閉する下段のパツキ
ング23″を配設して成るものである。第1図に
示した状態は夏場の使用時における一時的な止水
状態を示したもので、ネジ座15の外周に螺合し
たナツト18を上昇してスピンドル16の下降ス
トロークを短かくし、主弁7の上中段パツキング
による排水口5への水の閉塞、下段パツキングに
よる弁座3上端口の閉塞、切断刃8と弁座3上端
口とによる草などの細断をすることにより止水と
共に止水時に二次側の給水を排水しないようにし
たものである。第2図に示した状態は冬期間の全
くの止水状態を示すもので、この場合はナツト1
8を下降端まで降下させてスピンドル16の下降
ストロークを長くし、主弁7の上段のパツキング
が排水口5を開放し中段のパツキングが不凍栓体
1の案内周壁6と主弁7間を閉塞し下段パツキン
グが弁座3に深く挿入して枯葉等を切断すると共
に弁座3を閉塞し、二次側配管系の給水を残留さ
せることなく、排水口5より砂止めカバー22を
経由して地中に排水して凍結を防止するものであ
る。
通水にはスピンドル16を上昇端まで回動する
と、主弁7の下段のパツキングが弁座3の上端口
を開放し主弁7の下端が案内周壁6の下端へ直線
的に上昇するので、入水口2より供給される給水
は弁座3の外周壁と不凍栓本体1の内周壁とで形
成する流路4を通つて弁座3の上面から主弁7内
に入り、主弁7上部の貫通口9よりパイプ10を
通つてボンネツト12の側部に開口した出水口1
3より適宜に配設された配水路(図外)へ案内さ
れ、末端の給水栓或いはスプリンクラー等に分配
接続されて潅水に供される。このような使用途上
で貯水池等から混入した草や落葉などの異物は不
凍栓本体1の入水口2の近傍で詰まろうとする
が、主弁7の下端に周設した切断刃8が弁座3の
上部内周面において異物を切断するので詰まるこ
となく、常に所定の主弁7の位置を確保できるこ
とになり、通止水不良や排水不良等を引き起こす
ことがない。
と、主弁7の下段のパツキングが弁座3の上端口
を開放し主弁7の下端が案内周壁6の下端へ直線
的に上昇するので、入水口2より供給される給水
は弁座3の外周壁と不凍栓本体1の内周壁とで形
成する流路4を通つて弁座3の上面から主弁7内
に入り、主弁7上部の貫通口9よりパイプ10を
通つてボンネツト12の側部に開口した出水口1
3より適宜に配設された配水路(図外)へ案内さ
れ、末端の給水栓或いはスプリンクラー等に分配
接続されて潅水に供される。このような使用途上
で貯水池等から混入した草や落葉などの異物は不
凍栓本体1の入水口2の近傍で詰まろうとする
が、主弁7の下端に周設した切断刃8が弁座3の
上部内周面において異物を切断するので詰まるこ
となく、常に所定の主弁7の位置を確保できるこ
とになり、通止水不良や排水不良等を引き起こす
ことがない。
(考案の効果)
以上のようにこの考案によれば、不凍栓本体1
の内部に流入する草や落葉などの異物は主弁が降
下するつど切断されるので摺動部に詰まることが
なく、常に所要の昇降を確保して通止水不良や排
水不良によるトラブルを誘発することがない。
の内部に流入する草や落葉などの異物は主弁が降
下するつど切断されるので摺動部に詰まることが
なく、常に所要の昇降を確保して通止水不良や排
水不良によるトラブルを誘発することがない。
第1図はこの考案に係る農業給水用不凍栓の夏
場の止水状態を示す縦断面図、第2図は同上不凍
栓の冬場の止水状態を示す縦断面図である。 図中、1は不凍栓本体、2は入水口、3は弁
座、5は排水口、6は案内周壁、7は主弁、8は
切断刃、21はロツド。
場の止水状態を示す縦断面図、第2図は同上不凍
栓の冬場の止水状態を示す縦断面図である。 図中、1は不凍栓本体、2は入水口、3は弁
座、5は排水口、6は案内周壁、7は主弁、8は
切断刃、21はロツド。
Claims (1)
- 下端に入水口を設けた不凍栓本体内の下部に有
底円筒状の弁座を該弁座の上面を不凍栓本体内の
水の流路に開口して設け、不凍栓本体上部の主弁
の案内周壁に排水口を貫設して該案内周壁と前記
弁座内周面とに一体に円筒状の主弁を摺動自在に
係合し、該主弁は下周縁には切断刃を設け、上部
には貫通口を残して主弁昇降用のロツドを連結
し、外周には主弁昇降間に前記排水口を開閉する
上段パツキングと前記案内周壁を摺動する中段パ
ツキングと前記弁座の上面を開閉する下段パツキ
ングを設けた上、不凍栓上部に給水管を立設して
成る農業給水用不凍栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282787U JPH0318790Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282787U JPH0318790Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141374U JPS63141374U (ja) | 1988-09-19 |
JPH0318790Y2 true JPH0318790Y2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=30839870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3282787U Expired JPH0318790Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318790Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP3282787U patent/JPH0318790Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63141374U (ja) | 1988-09-19 |
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