JPS601329Y2 - 浮子バルブ - Google Patents
浮子バルブInfo
- Publication number
- JPS601329Y2 JPS601329Y2 JP1978029930U JP2993078U JPS601329Y2 JP S601329 Y2 JPS601329 Y2 JP S601329Y2 JP 1978029930 U JP1978029930 U JP 1978029930U JP 2993078 U JP2993078 U JP 2993078U JP S601329 Y2 JPS601329 Y2 JP S601329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- valve
- discharge port
- liquid
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、浮子バルブ本来の吸排機能を有すると共に、
手動操作のバルブ開閉による給水機能をも備えた浮子バ
ルブに関する。
手動操作のバルブ開閉による給水機能をも備えた浮子バ
ルブに関する。
従来、この種浮子バルブとしては、第2図に断面図で示
したものがあり、この浮子バルブは、浮子の上昇、下降
による吸排機能を有するものであった。
したものがあり、この浮子バルブは、浮子の上昇、下降
による吸排機能を有するものであった。
即ち、流入口11′からバルブ本体1′内に流体が流入
し、液面がA1の位置に達すると浮子2′が浮上して吐
出口12′に密着し、バルブを閉塞する。
し、液面がA1の位置に達すると浮子2′が浮上して吐
出口12′に密着し、バルブを閉塞する。
そして、液面がA□からA2の位置まで下降したとき、
即ち、流体中に混在していた空気が分離してバルブ本体
1′の上部に溜まったとき、浮子2′は液面の下降と共
に図中の1点鎖線で示した位置まで下降し、滞留空気が
吐出口12′から排出されて再び液面が上昇する。
即ち、流体中に混在していた空気が分離してバルブ本体
1′の上部に溜まったとき、浮子2′は液面の下降と共
に図中の1点鎖線で示した位置まで下降し、滞留空気が
吐出口12′から排出されて再び液面が上昇する。
このように、滞留空気が可及的に排出される結果、配管
中の滞留空気にぐる通水不良が未然に防止されることに
なる。
中の滞留空気にぐる通水不良が未然に防止されることに
なる。
一方、浮子バルブと連通した給液管5′の某所から大量
の放水がある場合、給液管5′内は瞬間的に負圧となる
が、この負圧に起因する管の破損は浮子2′の下降によ
る吸気によって防止されるものである。
の放水がある場合、給液管5′内は瞬間的に負圧となる
が、この負圧に起因する管の破損は浮子2′の下降によ
る吸気によって防止されるものである。
従来の浮子バルブは、前述したような吸排機能を有して
いたが、給水機能を備えていなかったので、潅瀞地に設
置する場合にはこの浮子バルブとは別個に給水バルブを
併設する必要があった。
いたが、給水機能を備えていなかったので、潅瀞地に設
置する場合にはこの浮子バルブとは別個に給水バルブを
併設する必要があった。
本考案は、従来の浮子バルブの改善を図ったものであっ
て、浮子バルブ本来の吸排機能を有すると共に、手動操
作によって浮子を上下に移動できるようになし、必要に
応じて潅水が行える給水機能をも備えた浮子バルブを提
供するものである。
て、浮子バルブ本来の吸排機能を有すると共に、手動操
作によって浮子を上下に移動できるようになし、必要に
応じて潅水が行える給水機能をも備えた浮子バルブを提
供するものである。
以下、本考案を図面にて詳細に説明する。
第1図は、本考案の浮子バルブの一実施例を示す断面図
であって、図中1はバルブ本体で、下部に流入口11を
有し、上部に吐出口12を有しており、吐出口12の下
面周囲内側にはゴム製バッキングにより弁座13が設け
られている。
であって、図中1はバルブ本体で、下部に流入口11を
有し、上部に吐出口12を有しており、吐出口12の下
面周囲内側にはゴム製バッキングにより弁座13が設け
られている。
2は合成樹脂等からなぬ浮子で、バルブ本体1内に収納
されるとともに、浮子2の中央部にシリンダー状に設け
た所定長さの摺動穴21を設け、この摺動穴21に操作
杆3の先端に設けた案内中子31を嵌合して浮子2と操
作杆3とは互に単独で上下に所定距離だけ移動自在に結
合している。
されるとともに、浮子2の中央部にシリンダー状に設け
た所定長さの摺動穴21を設け、この摺動穴21に操作
杆3の先端に設けた案内中子31を嵌合して浮子2と操
作杆3とは互に単独で上下に所定距離だけ移動自在に結
合している。
そして操作杆3の他端はバルブ本体1最土壁に螺合して
貫通してハンドル4を取付けている。
貫通してハンドル4を取付けている。
さて、本考案の浮子バルブは例えば第1図に示す状態に
おいて、バルブ本体1の流入口11に取り付けられた給
液管5より液体がバルブ内に供給されると、浮子2は浮
力により自然に案内中子31に案内されつつ操作杆3に
そって上方に浮き上り、2点鎖線で示す如く弁座13に
当って吐出口12を密閉するので、液体が外部に流出す
ることはない。
おいて、バルブ本体1の流入口11に取り付けられた給
液管5より液体がバルブ内に供給されると、浮子2は浮
力により自然に案内中子31に案内されつつ操作杆3に
そって上方に浮き上り、2点鎖線で示す如く弁座13に
当って吐出口12を密閉するので、液体が外部に流出す
ることはない。
そしてバルブ内の液面が下がると、即ち、空気がバルブ
本体上部に溜まると浮子2は液面とともに弁座113を
離れ、空気が吐出口12より散布窓14を通ってバルブ
外に排出されると共に給液管5からバルブ本体1内に液
体が流入して再び液面か上昇する。
本体上部に溜まると浮子2は液面とともに弁座113を
離れ、空気が吐出口12より散布窓14を通ってバルブ
外に排出されると共に給液管5からバルブ本体1内に液
体が流入して再び液面か上昇する。
このようにして、液体中に混在していた空気が可及的に
排出されることになる。
排出されることになる。
一方、給液管5の某所で多量の放水があった場合、浮子
2が下降して吸気が行われるため配管内が負圧になるこ
とはなく、負圧に起因する管の破損を防止できる。
2が下降して吸気が行われるため配管内が負圧になるこ
とはなく、負圧に起因する管の破損を防止できる。
また、液体を流出させたい場合、即ち圃場に潅水を行う
場合には、ハンドル4を回転し、操作杆3にて浮子2を
押し下げれば吐出口12が開いて液体が散布窓14より
流出する。
場合には、ハンドル4を回転し、操作杆3にて浮子2を
押し下げれば吐出口12が開いて液体が散布窓14より
流出する。
また逆に吐出口12を完全密閉したり、あるいは浮力に
関係なくバルブを閉塞したい場合はハンドル4を回転し
、操作杆3にて浮子2を吐出口12の弁座13に密着す
れば、吐出口12は完全に密閉されて、水漏れしたり、
あるいはゴミ等が吐出口12を通して流入することはな
く、さらには液体に脈流があってもみだりに浮子2と吐
出口12の弁座13とが接離することがない。
関係なくバルブを閉塞したい場合はハンドル4を回転し
、操作杆3にて浮子2を吐出口12の弁座13に密着す
れば、吐出口12は完全に密閉されて、水漏れしたり、
あるいはゴミ等が吐出口12を通して流入することはな
く、さらには液体に脈流があってもみだりに浮子2と吐
出口12の弁座13とが接離することがない。
尚、本考案に使用する浮子2は合成樹脂等を底形し、必
要に応じて複数の部品を接合した一体的に作ればよく、
その形状も球形に限らず、円錐台、円柱でもよく、シー
ル方法及び流動抵抗等に応じて適宜決定すればよい。
要に応じて複数の部品を接合した一体的に作ればよく、
その形状も球形に限らず、円錐台、円柱でもよく、シー
ル方法及び流動抵抗等に応じて適宜決定すればよい。
また、本考案の浮子2内に設ける摺動穴21の長さは操
作杆3の案内中子31の上下移動距離に応じて適宜法め
ればよいが、少なくとも案内中子31が最も上方へ来た
時吐出口12が浮子2により密閉され、かつ案内中子3
1が最も下方へ来た時には吐出口12が十分量いた状態
にあるようにするのが好ましい。
作杆3の案内中子31の上下移動距離に応じて適宜法め
ればよいが、少なくとも案内中子31が最も上方へ来た
時吐出口12が浮子2により密閉され、かつ案内中子3
1が最も下方へ来た時には吐出口12が十分量いた状態
にあるようにするのが好ましい。
本考案の浮子パイプは以上述べた如き構造であるので、
吸排気機能及び給水機能を有するとともにハンドルを回
すだけで簡単に完全密閉することができる。
吸排気機能及び給水機能を有するとともにハンドルを回
すだけで簡単に完全密閉することができる。
したがって、漏水及び異物の混入を防ぐことができ、バ
ルブの機能低下を来たすこともなく、その保全も容易で
ある等種々の利点を有するものである。
ルブの機能低下を来たすこともなく、その保全も容易で
ある等種々の利点を有するものである。
第1図は本考案の浮子バルブの実施例断面図略図、第2
図は従来の浮子バルブの断面概略図である。 1・・・・・・バルブ本体、2・・・・・・浮子、3・
・・・・・操作杆、4・・・・・・ハンドル、11・・
・・・・流入口、12・・・・・・吐出口、13・・・
・・・弁座、21・・・・・・摺動穴。
図は従来の浮子バルブの断面概略図である。 1・・・・・・バルブ本体、2・・・・・・浮子、3・
・・・・・操作杆、4・・・・・・ハンドル、11・・
・・・・流入口、12・・・・・・吐出口、13・・・
・・・弁座、21・・・・・・摺動穴。
Claims (1)
- 下部に流入口11を有し、上部に吐出口12を設けたバ
ルブ本体1内に浮子2を内蔵し、該浮子2には垂直方向
の摺動穴21を設け、またバルブ本体1上部から上下に
移動自在の操作杆3を垂下させ、該操作杆3の下端に設
けた案内中子31を前記浮子2の摺動穴21に挿入嵌合
させて案内中子31が摺動穴21内で上下に所定距離だ
け移動自在に結合したことを特徴とする浮子バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978029930U JPS601329Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 浮子バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978029930U JPS601329Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 浮子バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133426U JPS54133426U (ja) | 1979-09-17 |
JPS601329Y2 true JPS601329Y2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=28878625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978029930U Expired JPS601329Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 浮子バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601329Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491862U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-09 |
-
1978
- 1978-03-09 JP JP1978029930U patent/JPS601329Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS491862U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133426U (ja) | 1979-09-17 |
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