JPS589025Y2 - キユウエキバルブ - Google Patents
キユウエキバルブInfo
- Publication number
- JPS589025Y2 JPS589025Y2 JP1975138330U JP13833075U JPS589025Y2 JP S589025 Y2 JPS589025 Y2 JP S589025Y2 JP 1975138330 U JP1975138330 U JP 1975138330U JP 13833075 U JP13833075 U JP 13833075U JP S589025 Y2 JPS589025 Y2 JP S589025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- valve
- ball
- valve body
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Float Valves (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、吸排気機能を有すると共に給水機能をも備え
た給液バルブに関し、更に詳しくはバルブ本体内に内蔵
した浮子ボールの動きをスピンドルによって上下方向に
案内規制して浮子ボールがパルプ本体内で不規則に回転
、移動するのを防止し、また、浮子ボールをスピンドル
で押下げた際には、随時給水が行えるようにした給液パ
ルプに関する。
た給液バルブに関し、更に詳しくはバルブ本体内に内蔵
した浮子ボールの動きをスピンドルによって上下方向に
案内規制して浮子ボールがパルプ本体内で不規則に回転
、移動するのを防止し、また、浮子ボールをスピンドル
で押下げた際には、随時給水が行えるようにした給液パ
ルプに関する。
従来、この種浮子バルブとしては、第2図に断面図で示
したものが知られている。
したものが知られている。
この浮子バルブは、浮子ボール3′の浮上、降下による
吸排気機能を有するものであり、給液管T′からバルブ
本体1′内に流体が流入し、液面がA1の位置に達する
と浮子3′が浮上してパツキン6′に密接し、ゲート2
2′を閉塞する。
吸排気機能を有するものであり、給液管T′からバルブ
本体1′内に流体が流入し、液面がA1の位置に達する
と浮子3′が浮上してパツキン6′に密接し、ゲート2
2′を閉塞する。
そして、液面がA□からA2の位置まで下降したとき、
即ち、液体中に混在していた空気が分離してバルブ本体
1′の上部に溜まったとき、浮子ボールぎが液面の下降
と共に図中の一点鎖線で示した位置まで下降し、滞留空
気はゲート22′から排出されて再び液面が上昇する。
即ち、液体中に混在していた空気が分離してバルブ本体
1′の上部に溜まったとき、浮子ボールぎが液面の下降
と共に図中の一点鎖線で示した位置まで下降し、滞留空
気はゲート22′から排出されて再び液面が上昇する。
このように、滞留空気が可及的に排出される結果、配管
中の滞留空気による通水不良が未然に防止されることに
なる。
中の滞留空気による通水不良が未然に防止されることに
なる。
また、浮子バルブと連通した給液管7′の某所から大量
の放水があった場合、給液管7′内は瞬間的に負圧とな
るが、この負圧に起因する管の破損は浮子ボール3′の
下降による吸気によって防止されることになる。
の放水があった場合、給液管7′内は瞬間的に負圧とな
るが、この負圧に起因する管の破損は浮子ボール3′の
下降による吸気によって防止されることになる。
ところで、浮子ボール3′は、前述した浮上、降下の際
に液体の脈流、圧力変動の影響を受け、パルプ本体内で
不規則な回転運動を起し、バルブ本体の内壁や浮子ボー
ルの表面に傷がつくことがあった。
に液体の脈流、圧力変動の影響を受け、パルプ本体内で
不規則な回転運動を起し、バルブ本体の内壁や浮子ボー
ルの表面に傷がつくことがあった。
このため、浮子ボールによる水蜜性が低下し、永年使用
に耐えないという欠点があった。
に耐えないという欠点があった。
更には、従来の浮子バルブは、単に吸排気機能を有する
のみであって、給水機能を備えていなかったので、潅概
地に設置する場合には、この浮子バルブとは別個に給水
バルブを併設する必要があった。
のみであって、給水機能を備えていなかったので、潅概
地に設置する場合には、この浮子バルブとは別個に給水
バルブを併設する必要があった。
本考案は、従来の浮子バルブの改善を図ったものであっ
て、その要旨とするところは、下方に給水口を有し、上
方にゲート22を設けたバルブ本体1内に浮子ボール3
を内蔵し、該浮子ボール3には球の中心に向かう垂直方
向のスピンドル挿入孔31を穿ち、該挿入孔31にバル
ブ本体1上部から垂下させたスピンドル4の下端部を遊
合させて、浮子ボール3を上下方向に案内規制し、また
、スピンドル4を下方に押下げた際にはゲート22に密
接した浮子ボール3を押下げて開放するようになした給
液バルブにある。
て、その要旨とするところは、下方に給水口を有し、上
方にゲート22を設けたバルブ本体1内に浮子ボール3
を内蔵し、該浮子ボール3には球の中心に向かう垂直方
向のスピンドル挿入孔31を穿ち、該挿入孔31にバル
ブ本体1上部から垂下させたスピンドル4の下端部を遊
合させて、浮子ボール3を上下方向に案内規制し、また
、スピンドル4を下方に押下げた際にはゲート22に密
接した浮子ボール3を押下げて開放するようになした給
液バルブにある。
即ち、本考案の給液バルブは、浮子ボールの動きをスピ
ンドルによって上下方向に案内規制して浮子ボールがバ
ルブ本体内で不規則に回転、移動するのを防止し、また
、スピンドルで浮子ボールを下方に押下げた際には、随
時給水が行えるようにしたものである。
ンドルによって上下方向に案内規制して浮子ボールがバ
ルブ本体内で不規則に回転、移動するのを防止し、また
、スピンドルで浮子ボールを下方に押下げた際には、随
時給水が行えるようにしたものである。
以下、本考案を図面とともに更に詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の縦断面図で、1は円筒状をし
たバルブ本体であって、その内壁にはボール受はリブ1
1を複数個張り出している。
たバルブ本体であって、その内壁にはボール受はリブ1
1を複数個張り出している。
バルブ本体1の上端には蓋体2が取り付けられており、
該蓋体2の側面に流通窓21を設け、また蓋体2の下端
中央部にはゲート22を設けており、そしてこのゲート
220周壁下面にはパツキン6が嵌め込まれている。
該蓋体2の側面に流通窓21を設け、また蓋体2の下端
中央部にはゲート22を設けており、そしてこのゲート
220周壁下面にはパツキン6が嵌め込まれている。
3は浮子ボールで、バルブ本体1内でボール受はリブ1
1の上方に収納されており、その径はバルブ本体1の内
壁よりも小さくゲート22よりも大きな寸法にしである
。
1の上方に収納されており、その径はバルブ本体1の内
壁よりも小さくゲート22よりも大きな寸法にしである
。
また該ボール3は球の中心に向かう垂直方向のスピンド
ル挿入孔31を穿ち、かつその比重が使用する液よりも
小さく空気よりも大きい材質によって作られている。
ル挿入孔31を穿ち、かつその比重が使用する液よりも
小さく空気よりも大きい材質によって作られている。
4はスピンドルであり、その一端は蓋体2の上部中心を
貫通、螺合して浮子ボール3に設けられたスピンドル挿
入孔31に遊合しており、そして他端にはハンドル5が
取り付けられている。
貫通、螺合して浮子ボール3に設けられたスピンドル挿
入孔31に遊合しており、そして他端にはハンドル5が
取り付けられている。
本給液バルブは例えば第1図の状態においてバルブ本体
1の下端に取り付けられた給液管7より液体がバルブ内
に供給されると、浮子ボール3がスピンドル4に案内さ
れつつ垂直方向に浮き上がり、一点鎖線で示す如くパツ
キン6に突き当ってゲート22を密閉されるので、液体
が外部に流出することはない。
1の下端に取り付けられた給液管7より液体がバルブ内
に供給されると、浮子ボール3がスピンドル4に案内さ
れつつ垂直方向に浮き上がり、一点鎖線で示す如くパツ
キン6に突き当ってゲート22を密閉されるので、液体
が外部に流出することはない。
そしてバルブ内の液面が下がると、即ち液体中に混在し
ていた空気がバルブ本体1の上部に溜まると浮子ボール
3は下降し、この空気はゲート22から、流通窓21を
経て外部に排出され、再び液面が上昇する。
ていた空気がバルブ本体1の上部に溜まると浮子ボール
3は下降し、この空気はゲート22から、流通窓21を
経て外部に排出され、再び液面が上昇する。
また、この閉栓状態において、給液管I内が瞬間的に負
圧になると、ボール3はスピンドル4に案内されつつパ
ツキン6より離れ、空気は流通窓21より流入してゲー
ト22を通って給液管1に供給される。
圧になると、ボール3はスピンドル4に案内されつつパ
ツキン6より離れ、空気は流通窓21より流入してゲー
ト22を通って給液管1に供給される。
それ故配管内が負圧になることはなく、負圧に起因する
管の破損を従来の浮子ボールを使用したバルブ同様に防
止することができる。
管の破損を従来の浮子ボールを使用したバルブ同様に防
止することができる。
また、潅概地に給水を行う場合には、・・ンドル5を回
転し、スピンドル4を下げれば、浮子ボールは浮力に抗
して押し下げられ、ゲート22が開口して流通窓21か
ら液体が流出する。
転し、スピンドル4を下げれば、浮子ボールは浮力に抗
して押し下げられ、ゲート22が開口して流通窓21か
ら液体が流出する。
本考案は以上述べた如く構造の給液バルブであるので、
従来通り浮子ボールの上下移動による吸排気機能は維持
したままで、浮子ボールの運動範囲を上下方向のみに案
内規制することができる。
従来通り浮子ボールの上下移動による吸排気機能は維持
したままで、浮子ボールの運動範囲を上下方向のみに案
内規制することができる。
それ故、液体の流出時は勿論のこと、浮子ボールの浮上
、降下による吸排気機能の際に、浮子ボールがバルブ本
体内で不規則に移動したり、あるいは上下に回転したり
して浮子ボール表面に傷がつくことがなくなり、従来に
比して給液バルブ特にその浮子ボールの寿命を大幅に延
ばすことが可能になった。
、降下による吸排気機能の際に、浮子ボールがバルブ本
体内で不規則に移動したり、あるいは上下に回転したり
して浮子ボール表面に傷がつくことがなくなり、従来に
比して給液バルブ特にその浮子ボールの寿命を大幅に延
ばすことが可能になった。
第1図は本考案の実施例の給液バルブの断面図である。
第2図は、従来の浮子バルブの断面図である。
1・・・バルブ本体、2・・・蓋体、3・・・浮子ボー
ル、31・・・スピンドル挿入孔、4・・・スピンドル
、5・・・ハンドル、6・・・パツキン。
ル、31・・・スピンドル挿入孔、4・・・スピンドル
、5・・・ハンドル、6・・・パツキン。
Claims (1)
- 下方に給水口を有し、上方にゲート22を設けたバルブ
本体1内に浮子ボール3を内蔵し、該浮子ボール3には
球の中心に向かう垂直方向のスピンドル挿入孔31を穿
ち、該挿入孔31にバルブ本体1上部から垂下させたス
ピンドル4の下端部を遊合させて浮子ボール3を上下方
向に案内規制し、また、スピンドル4を下方に押下げた
際にはゲート22に密接した浮子ボール3を押下げて開
放するようになした給液バルン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975138330U JPS589025Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | キユウエキバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975138330U JPS589025Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | キユウエキバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5251521U JPS5251521U (ja) | 1977-04-13 |
JPS589025Y2 true JPS589025Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28618231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975138330U Expired JPS589025Y2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | キユウエキバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589025Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998045631A1 (fr) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Kabushiki Kaisha Yokota Seisakusho | Soupape d'aspiration et d'echappement |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321818Y2 (ja) * | 1980-09-10 | 1988-06-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023373U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241125Y2 (ja) * | 1972-08-18 | 1977-09-17 |
-
1975
- 1975-10-09 JP JP1975138330U patent/JPS589025Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023373U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998045631A1 (fr) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Kabushiki Kaisha Yokota Seisakusho | Soupape d'aspiration et d'echappement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5251521U (ja) | 1977-04-13 |
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