JPS6128944Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128944Y2 JPS6128944Y2 JP15414778U JP15414778U JPS6128944Y2 JP S6128944 Y2 JPS6128944 Y2 JP S6128944Y2 JP 15414778 U JP15414778 U JP 15414778U JP 15414778 U JP15414778 U JP 15414778U JP S6128944 Y2 JPS6128944 Y2 JP S6128944Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- valve
- ball
- spindle
- pipeline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Float Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は弁の開度を予め設定した以上に開放
できない機能を付与した浮子式バルブに関する。
できない機能を付与した浮子式バルブに関する。
従来、水頭差の大きい農業用パイプライン例え
ば、第２図に示すように高地の水源の貯水池Ａか
らパイプラインＢを通つて低地各田畑に給液バル
ブａ，ｂ，ｃより給水する場合、水頭が一番大き
い給液バルブｃの弁を全開にすると、上流の各給
液バルブａ，ｂの吐出量が極端に落込み、所定時
間内に所要量の水を田畑に供給できなくなり、受
益者の公平を欠いていた。
ば、第２図に示すように高地の水源の貯水池Ａか
らパイプラインＢを通つて低地各田畑に給液バル
ブａ，ｂ，ｃより給水する場合、水頭が一番大き
い給液バルブｃの弁を全開にすると、上流の各給
液バルブａ，ｂの吐出量が極端に落込み、所定時
間内に所要量の水を田畑に供給できなくなり、受
益者の公平を欠いていた。
したがつて、農業用パイプライン等に使用する
給液バルブにおいては、水圧水頭が異なる全ての
箇所に必要最小限の吐出量を保障する必要があつ
た。
給液バルブにおいては、水圧水頭が異なる全ての
箇所に必要最小限の吐出量を保障する必要があつ
た。
この考案は前記要求を満したものであつた、吸
気・排気機能を有する浮子式バルブに弁の開度を
規制するストツパを取付けることにより、弁より
単位時間に流れる最大流量が一定量を超えないよ
うに規制することができ、またパイプラインの破
損、通水不良等の事故を未然に防止できるように
した浮子式バルブである。
気・排気機能を有する浮子式バルブに弁の開度を
規制するストツパを取付けることにより、弁より
単位時間に流れる最大流量が一定量を超えないよ
うに規制することができ、またパイプラインの破
損、通水不良等の事故を未然に防止できるように
した浮子式バルブである。
以下、付図に示す実施例により本考案を説明す
る。第１図は本考案の一実施例を示す浮子式バル
ブで、１は弁本体、２は蓋体で弁本体１の上部を
覆つている。３は浮子ボールで、弁本体１内に浮
上・降下自在に収納されている。４はスピンドル
で蓋体２を貫通して上方に延び最上端にハンドル
５を取付けている。６はストツパで蓋体２の上方
に貫通されたスピンドル４の外周に嵌合されてい
る。
る。第１図は本考案の一実施例を示す浮子式バル
ブで、１は弁本体、２は蓋体で弁本体１の上部を
覆つている。３は浮子ボールで、弁本体１内に浮
上・降下自在に収納されている。４はスピンドル
で蓋体２を貫通して上方に延び最上端にハンドル
５を取付けている。６はストツパで蓋体２の上方
に貫通されたスピンドル４の外周に嵌合されてい
る。
さて、第１図に示す浮子式バルブは普段ハンド
ル５によつてスピンドル４が引上げられているの
で、浮子ボール３は浮力によつてバルブシート部
１１に密着し、吐出口を閉塞している。
ル５によつてスピンドル４が引上げられているの
で、浮子ボール３は浮力によつてバルブシート部
１１に密着し、吐出口を閉塞している。
従つて、この閉栓状態では、給水が停止されて
いるが、本考案の浮子式バルブは、吸気・排気機
能を有するので、この期間中、パイプラインの破
損及び空気溜りに起因する通水不良を未然に防止
することができる。
いるが、本考案の浮子式バルブは、吸気・排気機
能を有するので、この期間中、パイプラインの破
損及び空気溜りに起因する通水不良を未然に防止
することができる。
即ち、パイプラインの某所で一時的に多量の給
水が行なわれると、パイプライン内が瞬間的に負
圧となり、従来のバルブは吸気機能を備えていな
かつたので、パイプラインが破損することがあつ
た。
水が行なわれると、パイプライン内が瞬間的に負
圧となり、従来のバルブは吸気機能を備えていな
かつたので、パイプラインが破損することがあつ
た。
しかしながら、本考案のバルブは、パイプライ
ン内が負圧になると同時に浮子ボール３が下降し
て吸気が行なわれるので、パイプラインの破損を
未然に防止できる。また、パイプラインに空気溜
りが発生すると、通水不良の原因となつていた
が、本考案のバルブは、弁本体１内に空気が溜ま
ると同時に浮子ボール３が降下し、可及的すみや
かに排気されるので、通水不良による事故が発生
することもない。
ン内が負圧になると同時に浮子ボール３が下降し
て吸気が行なわれるので、パイプラインの破損を
未然に防止できる。また、パイプラインに空気溜
りが発生すると、通水不良の原因となつていた
が、本考案のバルブは、弁本体１内に空気が溜ま
ると同時に浮子ボール３が降下し、可及的すみや
かに排気されるので、通水不良による事故が発生
することもない。
つぎに給水時にはスピンドル４を引下して浮子
ボール３の浮力に抗して押下げるとバルブシート
部１１と浮子ボール３の外面とが離れるので、こ
のスロート部分Ｓより水が通過し、蓋体２の内側
を通つて蓋体の出口２１より外部に噴出される。
ストツパー６はスピンドル４の引下げを制限し
て、スロート部分Ｓの最大幅を決定するもので、
その結果浮子式バルブの最大吐出量Qmaxを規定
するものである。
ボール３の浮力に抗して押下げるとバルブシート
部１１と浮子ボール３の外面とが離れるので、こ
のスロート部分Ｓより水が通過し、蓋体２の内側
を通つて蓋体の出口２１より外部に噴出される。
ストツパー６はスピンドル４の引下げを制限し
て、スロート部分Ｓの最大幅を決定するもので、
その結果浮子式バルブの最大吐出量Qmaxを規定
するものである。
すなわち最大吐出量Qmaxは、スロートＳの最
大幅をSmaxとし、浮子式バルブに加わる水頭を
Ｈとすれば、Smax、√の関数として表わされ
る。このうち√は浮子式バルブの設置場所によ
り一義的に決定され、自由に変化させることが出
来ないので、各浮子式バルブの最大吐出量Qmax
を同じにするためにはスロートの最大幅Smaxを
調整してSmax√を一定にすればよい。すなわ
ち、√の増大に応じてSmaxを縮小させるため
にはストツパ６の高さｈを増大して各浮子式バル
ブの設置位置によつて変化させればよい。
大幅をSmaxとし、浮子式バルブに加わる水頭を
Ｈとすれば、Smax、√の関数として表わされ
る。このうち√は浮子式バルブの設置場所によ
り一義的に決定され、自由に変化させることが出
来ないので、各浮子式バルブの最大吐出量Qmax
を同じにするためにはスロートの最大幅Smaxを
調整してSmax√を一定にすればよい。すなわ
ち、√の増大に応じてSmaxを縮小させるため
にはストツパ６の高さｈを増大して各浮子式バル
ブの設置位置によつて変化させればよい。
本考案は以上述べた如き構造の浮子式バルブで
あるので、パイプラインの水頭差、耕地面積の広
さが異なつていても場合に応じてしかも容量に均
等もしくは任意の給水をすることができ、またパ
イプラインの破損、通水不良等の事故を未然に防
止できる。従つて、水資源の十分な管理を極めて
合理的に行なうことが可能となつた。
あるので、パイプラインの水頭差、耕地面積の広
さが異なつていても場合に応じてしかも容量に均
等もしくは任意の給水をすることができ、またパ
イプラインの破損、通水不良等の事故を未然に防
止できる。従つて、水資源の十分な管理を極めて
合理的に行なうことが可能となつた。
第１図は本考案の実施例を示す浮子式バルブの
半断面図、第２図は農業用パイプラインの一例を
示す概略図である。 １……弁本体、２……蓋体、３……浮子ボー
ル、４……スピンドル、６……ストツパ。
半断面図、第２図は農業用パイプラインの一例を
示す概略図である。 １……弁本体、２……蓋体、３……浮子ボー
ル、４……スピンドル、６……ストツパ。
Claims (1)
- 弁本体１内に浮子ボール３を浮上・降下自在に
収納し、該弁本体１上部を覆う蓋体２を貫通して
スピンドル４を垂下させ、吐出口のバルブシート
部１１に浮上密着した浮子ボール３をスピンドル
４下端で押下げて吐出口を開放するようになした
浮子式バルブにおいて、蓋体２に高さｈの異なる
ストツパ６を取付け、浮子ボール３の押下げ量を
規制するように構成したことを特徴とする浮子式
バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15414778U JPS6128944Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15414778U JPS6128944Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571867U JPS5571867U (ja) | 1980-05-17 |
| JPS6128944Y2 true JPS6128944Y2 (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=29141999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15414778U Expired JPS6128944Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6128944Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005278440A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 給水栓 |
| JP2018169037A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 積水化学工業株式会社 | 給水栓及び自動給水栓 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017158503A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 積水化学工業株式会社 | 自動給水栓 |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15414778U patent/JPS6128944Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005278440A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 給水栓 |
| JP4551681B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-09-29 | 三菱樹脂株式会社 | 給水栓 |
| JP2018169037A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 積水化学工業株式会社 | 給水栓及び自動給水栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571867U (ja) | 1980-05-17 |
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