JPS5939280Y2 - 給液バルブ - Google Patents

給液バルブ

Info

Publication number
JPS5939280Y2
JPS5939280Y2 JP1976042760U JP4276076U JPS5939280Y2 JP S5939280 Y2 JPS5939280 Y2 JP S5939280Y2 JP 1976042760 U JP1976042760 U JP 1976042760U JP 4276076 U JP4276076 U JP 4276076U JP S5939280 Y2 JPS5939280 Y2 JP S5939280Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
float
valve body
liquid supply
supply valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976042760U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52134126U (ja
Inventor
良郎 上野
敏昭 沼田
Original Assignee
三菱樹脂株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱樹脂株式会社 filed Critical 三菱樹脂株式会社
Priority to JP1976042760U priority Critical patent/JPS5939280Y2/ja
Publication of JPS52134126U publication Critical patent/JPS52134126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939280Y2 publication Critical patent/JPS5939280Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吸気・排気機能を備えた給液バルブに係るも
ので、弁機構の改善を計ることによって耐久性を高め、
かつ開閉操作を確実にすると共に一時的に大量の給水を
可能とした給液バルブに関するものである。
(従来技術) 従来、水田、畑地等に潅洞を行なう農業用パイプライン
では、第3図に断面図で示したような給液バルブが使用
されている。
この給液バルブは、周囲に示すように弁箱1a内の中間
部に浮子7aを内蔵した構造がらなっており、弁棒5a
を上方に引上げた平常状態では、弁箱1a内に液体が充
満して液体の浮力によって浮子7aが浮上し、該浮子7
aは二点鎖線で示したように弁座の下部に密接して吐出
口13aを閉鎖する。
また、当該給液バルブの空気の吸気・排気機能の原理に
ついて説明すると、次の通りである。
農閑期等で長期にわたってパイプラインが使用されない
状態から当該パイプラインに通水を開始する場合、パイ
プライン内に滞留していた空気が水中に巻き込まれてパ
イプラインの一部に滞留すると、通水不良となることが
ある。
ところが、この空気の滞留する部分に給液バルブが設置
されているとこの部分には浮力が働かないので、浮子7
aが下降し、可及的すみやかに空気が大気に排出される
そして、液面が上昇して浮子7aが弁座と密接し、吐出
口が閉鎖される。
また、上下に落差のあるパイプラインでは、下流側の給
液バルブから一時的に大量の給水が行なわれるとパイプ
ライン内が瞬間的に負圧となことがあり、この衝撃作用
によってパイプの破損することがあるが、パイプ内が負
圧となると同時に浮子7aが瞬間的に下降して弁箱1a
内に空気が流入し、これによってパイプの破損が防止さ
れる。
一方、給水を行なう場合には、ハンドル6aを回転して
弁棒5aにより浮子7aを押し下げれば、図中に矢印で
示したように流出口からの給水が行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来の給液バルブは、浮子に作用する浮力に
よって閉栓していたので、パイプ内に脈流が発生した際
には、この影響を受けて浮子7aが弁座と接離を繰り返
して液体が漏洩したり、また浮子7aに傷ができて水密
性が低下することがあった。
しかも、従来の給液バルブは浮子7aを弁座の下方に押
し下げて開栓する構造からなっていたので、浮子7aが
邪魔となって液体の流量が制限を受けるという欠点があ
った。
(問題を解決するための手段) 本考案は、かかる従来バルブの欠点を改善すべく鋭意検
討の結果得られたものであって、弁機構の改善を計るこ
とによって耐久性を高め、かつ開閉操作を確実にすると
共に、一時的に大量の給水が行なえるようにした給液バ
ルブを提供するものである。
すなわち、本考案の給液バルブは、下部に流入口11と
上部に流出口21を有し、その間に弁座12を有する弁
箱A内に、弁箱Aの外部より操作されて弁座12の上部
に接離する弁体4を内蔵し、該弁体4には通気孔41を
設けて、この通気孔41を開閉する浮子7を弁体4の下
方に設けた浮子支持部8(又は9)にて浮遊可能に支持
し、浮子7が通気孔41より離れて浮子支持部8(又は
9)で支持された際に流入口側と流出口側とが通気孔4
1にで連通ずるようになしたものである。
(実施例1) 第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図であって、図
中Aは弁箱である。
弁箱Aは弁箱本体1と蓋2との二部材によって構成され
ており、該弁箱本体1は下部に立上り管3と接続する流
入口11を有し、その上部の蓋2は複数個の流出口21
を有している。
弁箱A内には、弁体4が収納されており、該弁体4には
前記蓋2を貫通螺合した弁棒5の下端が接続している。
弁棒5の上端にはハンドル6が取付けられており、該ハ
ンドル6を回転させて弁棒5を上下移動させることによ
って、弁体4を弁座12の上部に接離させることができ
る。
弁体4はその下面を凹面状とし、その中央部には上下に
貫通した通気孔41を設けると共に、該弁体4の下面に
は通気孔41を開閉する浮子7を浮遊可能に支持する浮
子支持部8を設ける。
(実施例2) 第2図は、本考案の他の実施例を示す要部断面図であっ
て、ゴム等の弾性部材からなる浮子支持部9を弁体4の
下面に取り付け、該支持部9の周縁下面が弁座に密接す
るようにしたものである。
この実施例の場合には、ハンドル6を回して押し下げた
弁棒5で弁体4を弁座の上部に押付けることによって流
出口を一層水密に遮断することができる。
(考案の作用及び効果) 本考案の給液バルブは以上の構成からなるものであって
、ハンドル6を回して弁棒5を押し下げ、弁体を弁座の
上部に圧接することによって給水を確実に停止すること
ができる。
従来の給液バルブは、浮子の浮力によって閉栓されてい
たので、パイプ内に脈流が発生した際にはこの影響を受
けて浮子が弁座と接離を繰り返して液体が漏洩したり、
また浮子に傷ができて水密性が低下するということがあ
ったが、本考案の給液バルブは弁体を弁棒で弁座の上部
に押し付けて閉栓するので、給水の停止が確実に行なえ
、また弁体の寿命を大幅に延すことができた。
そして、この閉栓状態では、弁体による給水が停止され
る一方、弁体の下面に設けた浮子が従来の給液バルブの
浮子と同様に吸気・排気機能を奏するので、通水不良、
管の破損等の事故を未然に防止することができる。
一方、給水を行なう場合には、ハンドルを回転して弁体
4を上方に引上げると、液体は弁体に邪魔されることな
く順調に流出口から放出され、一時的に大量の給水が行
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図、本
考案の他の実施例を示す要部断面図、第3図は従来の給
液バルブを示す縦断面図である。 A・・・・・・弁箱、1・・・・・・弁箱本体、11・
・・・・・流入口、12・・・・・・弁座、2・・・・
・・蓋、21・・・・・・流出口、3・・・・・・立上
り管、4・・・・・・弁体、41・・・・・・通気孔、
5・・・・・・弁棒、6・・・・・・ハンドル、7・・
・・・・浮子、8,9・・・・・・浮子支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に流入口と上部に流出口を有し、その間に弁座を有
    する弁箱内に、弁箱の外部より操作されて弁座の上部に
    接離する弁体を内蔵し、該弁体には通気孔を設けて、こ
    の通気孔を開閉する浮子を弁体の下方に設けた浮子支持
    部にて浮遊可能に支持し、浮子が通気孔より離れて浮子
    支持部で支持された際に流入口側と流出口側とが通気孔
    にて連通ずるようになしたことを特徴とする給液バルブ
JP1976042760U 1976-04-07 1976-04-07 給液バルブ Expired JPS5939280Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976042760U JPS5939280Y2 (ja) 1976-04-07 1976-04-07 給液バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976042760U JPS5939280Y2 (ja) 1976-04-07 1976-04-07 給液バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52134126U JPS52134126U (ja) 1977-10-12
JPS5939280Y2 true JPS5939280Y2 (ja) 1984-11-01

Family

ID=28501817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976042760U Expired JPS5939280Y2 (ja) 1976-04-07 1976-04-07 給液バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939280Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214400Y2 (ja) * 1972-01-14 1977-03-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52134126U (ja) 1977-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5939280Y2 (ja) 給液バルブ
JPH0462481U (ja)
KR200301100Y1 (ko) 변기 절수형 밸브
JPS6128944Y2 (ja)
JP4166513B2 (ja) フロート式ドレントラップ
CN220519137U (zh) 负压容器自动排液装置
JPH0454399U (ja)
JPS5896199A (ja) 流体圧送機
JP4166514B2 (ja) フロート式ドレントラップ
JPH039599Y2 (ja)
JPH047422Y2 (ja)
KR870000090Y1 (ko) 수세변기용 급수장치
JP2005121085A (ja) 排気弁
JPS6123732Y2 (ja)
KR810001780Y1 (ko) 배 기 변
JPH0446279A (ja) 空気弁
CN2420340Y (zh) 无漏水座便器水箱
JPH0334247Y2 (ja)
SU1194974A1 (ru) Устройство дл забора воды
JPS6093081U (ja) 空気圧を利用した自動給水弁
RU1819952C (ru) Водоразборна колонка
JPH0492171A (ja) 空気弁
KR790001597Y1 (ko) 자동 수위 조정변
KR200379879Y1 (ko) 부력식 정수위 볼밸브
JPS5914544Y2 (ja) 吸気カラン