JPS5834698Y2 - 蓄電池用液口栓 - Google Patents

蓄電池用液口栓

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Publication number
JPS5834698Y2
JPS5834698Y2 JP1977123870U JP12387077U JPS5834698Y2 JP S5834698 Y2 JPS5834698 Y2 JP S5834698Y2 JP 1977123870 U JP1977123870 U JP 1977123870U JP 12387077 U JP12387077 U JP 12387077U JP S5834698 Y2 JPS5834698 Y2 JP S5834698Y2
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JP
Japan
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liquid
storage battery
liquid level
injection port
water
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Expired
Application number
JP1977123870U
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English (en)
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JPS5449549U (ja
Inventor
隆利 松味
Original Assignee
日本電池株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電池株式会社 filed Critical 日本電池株式会社
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Publication of JPS5449549U publication Critical patent/JPS5449549U/ja
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Publication of JPS5834698Y2 publication Critical patent/JPS5834698Y2/ja
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    • Y02E60/12

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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄電池液口栓の改良に関するものである。
従来、電解液面指示装置付の蓄電池用液口栓としては、
種々の構造のものが提案され、且つ実用化されている。
しかるに、その殆んどが蓄電池から液口栓を取外さなけ
れば補水作業ができない構造となっているので、補水途
中において液面を見ることか゛できないという大きな欠
点があった。
この欠点を無くするために液口栓と別の位置に液面指示
装置を設けたり、電槽を透明な材質で構成して液面が見
えるようにしたりすることも考えられているが、補水個
所とは別の個所で液面を見ながら補液を行なわなければ
ならないという煩わしさがあった。
また蓄電池の蓋の構造が複雑になったり、蓄電池の種類
、用途等によって液口栓と別の位置に液面指示装置を設
けることが困難な場合もあった。
また従来、液口栓本体内に注液口と液面規定管を備えた
定液面機構材、液口栓が提案されているが、その殆んど
が実用上、注液口を円形状とし、その径を5φmm近辺
にしていた。
これは注液口の径が5’mm以下では、定液面機構とし
ての機能を果すものの、注液スピードに於て不十分であ
り、また5’mm以上では十分な注液スピードを確保で
きるが定液面機構としての止水性能に不安定さが見られ
るためであるが、注液口を5φmm近辺にしても実用上
、注液スピードが遅い等の欠点があった。
本考案は上述した如き欠点を除去し、補水途中において
も液面指示が可能で、しかも蓄電池から液口栓を取外す
ことなく且つ補水個所で液面を見ながら補水作業が行な
える構造で、さらに注液スピードが早く且つ止水性能の
すぐれた定液面機構付蓄電池用液口栓を提供するもので
ある。
以下、本考案を図面に例示した一実施例を用いて具体的
に説明する。
1は液口栓本体で、内部は略中空に構成されており、該
液口栓本体の下部に注液口2と液面規定管3が設けられ
ている。
前記注液口2は三日月状の形状に構成されており、且つ
その開口面積Sと開口の周囲長さLの比S/Lか2.1
〜1.2の範囲内になるように設定されている。
また注液口2を三日月状にする場合、半径5〜12mm
の範囲の円弧を2つ組合せて構成すればよい。
また前記液面規定管3は上端が液口栓本体内の空所に開
口し、下端が蓄電池内の電解液の規定液面位に開口する
ように構成されている。
4は注液口2の下部に設けられた受板で、注液口の止水
時における表面張力の形成を強化する役目を果す。
ここで言う受板4とは、第1図および第2図より明らか
なように、注液口2から落下する液が当るような形状で
且つ位置に設けられ、さらに注液口2の下端との間で表
面張力を形成することができる間隙を介して設けられた
ものである。
5はヒンジ6を介して液口栓本体1に設けられた開閉自
在なギャップで、液口栓本体1の上端開口は該キャップ
5により閉塞される。
7はキャップ5に設けたフロート確認用の透明窓で、後
述する液面指示用フロー1〜の真上にくるようにキャッ
プ5に設けられている。
8はキャップ5に設けた排気孔、9は液面指示用フロー
トで、液面規定管3内に設けられている。
10はフロー1−9の先端に設けた落下防止用突起で、
フロート9が液面規定管3内より落下するのを防ぐ。
11は液口栓本体1の外壁下部に設けられた蓄電池の液
ロヘ装着するためのネジ部である。
12は電槽、13は電槽蓋、14は電槽蓋に設けられた
液口、15は電解液である。
かかる本考案実施例において、電解液15が規定液面位
まである場合には、第1図に示すようにフロー1−9の
先端がキャップ5の透明窓7内まで上昇しており、この
フロー1−9の状態を外部から確認できる。
また電解液15が減少し、液面が低下した場合、フロー
ト9は液面低下に応じて下降し、その状態を外部より確
認することにより、補水時期がきたことを知ることがで
きる。
このように蓄電池の使用中において、電解液面位はフロ
ート9によって容易に確認することができる。
次に電解液の液面が低下し、補水が必要となった場合に
は、キャップ5を第1図破線で示すように開いて液口栓
本体内に補水すると、注液口2から蓄電池内へ補水され
る。
このとき、電解液15の液面の上昇具合をフロー1−9
の上昇で見ることができるので、該フロートの動作によ
り補水時の温液を未然に防ぐことができる。
また補水が進み、電解液の液面が液面規定管3の下端に
達すると、蓄電池内の空気は置換されなくなり、注液口
2の部分に表面張力による膜ができ蓄電池内への水の流
入は停止する。
また注液口を三日月状にしているため、開口面積が大き
くとも三日月状部の両端から発達してくる表面張力で、
注液口は塞がれ、さらに注液口の下部に受板を設けて注
液口に表面張力ができるのを強化しているため、完全に
止水することができる。
すなわち、注液口の三日月状部の中央においては両端よ
り間隔が大きいため、表面張力ができにくいが、注液口
と受板との間隙部で表面張力が形成されるため、実質的
に注液口で表面張力が完全に形成された形となるので、
完全に止水することかで゛きる。
また前記したことより明らかなように注液口の開口面積
も大きくできるので注液スピードも早くすることができ
る。
なお、注液口の開口面積Sと開口の周囲長さLの比S/
Lが2.1を越えると注液口に表面張力ができにくくな
って止水できないことがあり、また1、2未満であると
液面が液面規定管の下端に達するまでに注液口が表面張
力で塞がれたり、注液スピードが従来に比してあまり早
くならないことを実験により確認した。
以上述べた如く本考案によれば、注液スピードの大巾な
アップが可能で、しかも安定した止水性能を有し、さら
に液口栓を取外すことなく補水することができ、補水中
においても液面の状態を知ることができる等のすぐれた
利点を有し、さらに定液面機構とフロートを併設したも
のであるため、注液量の調整が不要でしかもフロートの
動作により注液等の温液を未満に防止できるなどのすぐ
れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案蓄電池用液口栓の一実施例を装着した蓄
電池の縦断面図、第2図は第1図に示す本考案蓄電池用
液口栓のキャップを開いた状態の平面図である。 1・・・・・・液口栓本体、2・・・、・、注液口、3
・・・・・・液面規定管、4・・・・・・受板、5・・
・・・・キャップ、9・・・・・・フロート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三日月状の開口で且つ開口面積Sと開口の周囲長さLの
    比S/Lが2.1〜1.2の範囲内の注液口と液面規定
    管を液口栓本体内に設け、且つ前記注液口の下部に受板
    を設けると共に前記液面規定管内に液面指示用フロート
    を設け、さらに液口栓本体の上端開口を開閉自在なキッ
    プで閉塞してなる構造の蓄電池用液口栓。
JP1977123870U 1977-09-14 1977-09-14 蓄電池用液口栓 Expired JPS5834698Y2 (ja)

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JP1977123870U JPS5834698Y2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 蓄電池用液口栓

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JP1977123870U JPS5834698Y2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 蓄電池用液口栓

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Publication Number Publication Date
JPS5449549U JPS5449549U (ja) 1979-04-06
JPS5834698Y2 true JPS5834698Y2 (ja) 1983-08-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112751146A (zh) * 2019-10-31 2021-05-04 株式会社杰士汤浅国际 铅蓄电池用液口栓以及铅蓄电池

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4419933Y1 (ja) * 1966-04-06 1969-08-27
JPS4431146Y1 (ja) * 1967-06-06 1969-12-22

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JPS5449549U (ja) 1979-04-06

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