JPH0351129B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351129B2 JPH0351129B2 JP57217498A JP21749882A JPH0351129B2 JP H0351129 B2 JPH0351129 B2 JP H0351129B2 JP 57217498 A JP57217498 A JP 57217498A JP 21749882 A JP21749882 A JP 21749882A JP H0351129 B2 JPH0351129 B2 JP H0351129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw device
- differential amplifier
- output
- surface acoustic
- acoustic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/125—Driving means, e.g. electrodes, coils
- H03H9/145—Driving means, e.g. electrodes, coils for networks using surface acoustic waves
- H03H9/14597—Matching SAW transducers to external electrical circuits
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、弾性表面波装置(以下、SAW装置
と略す)に関し、特に、差動増幅器に接続したと
きの差動増幅器との整合状態を改善したSAW装
置に関する。
と略す)に関し、特に、差動増幅器に接続したと
きの差動増幅器との整合状態を改善したSAW装
置に関する。
最近、SAW装置の出力端は差動増幅器に接続
されることが多い。これは、差動増幅器がIC化
しやすく、また、SAW装置の出力が平衡型であ
るため直達波をキヤンセルできるという理由から
である。
されることが多い。これは、差動増幅器がIC化
しやすく、また、SAW装置の出力が平衡型であ
るため直達波をキヤンセルできるという理由から
である。
しかし、SAW装置の出力は平衡型といえども、
その電極構造は厳密には必ずしも対称ではなく、
各出力端の対接地容量が等しくない場合が多い。
また、SAW装置を実装するプリント基板の配線
の引きまわしは対称性をほとんど考慮しておら
ず、SAW装置の二つの出力端での対接地容量は
等しくならない、さらに、差動増幅器の入力端
も、その内部構造によるが、対接地容量および抵
抗値が+入力端と−入力端とで等しくない場合が
多い。上述した多くの原因により、差動増幅器を
用いても直達波不良はいまだ十分改善できず、
TV受像機に用いた場合画面の2重映りとしてあ
らわれ、また、リツプル不良や帯域外スプリアス
不良も生じている。
その電極構造は厳密には必ずしも対称ではなく、
各出力端の対接地容量が等しくない場合が多い。
また、SAW装置を実装するプリント基板の配線
の引きまわしは対称性をほとんど考慮しておら
ず、SAW装置の二つの出力端での対接地容量は
等しくならない、さらに、差動増幅器の入力端
も、その内部構造によるが、対接地容量および抵
抗値が+入力端と−入力端とで等しくない場合が
多い。上述した多くの原因により、差動増幅器を
用いても直達波不良はいまだ十分改善できず、
TV受像機に用いた場合画面の2重映りとしてあ
らわれ、また、リツプル不良や帯域外スプリアス
不良も生じている。
そこで本発明は、上述した従来技術の欠点をこ
とごとく除去しようとするもので、SAW装置と
差動増幅器との整合を良くして、帯域外の阻止周
波数特性を向上させ、帯域内の振幅および群遅延
特性のリツプルの低下をはかるとともに、TV映
像中間周波回路に用いた場合の直達波による画質
不良をも防止できるようにした弾性表面波装置を
提供することを目的とする。
とごとく除去しようとするもので、SAW装置と
差動増幅器との整合を良くして、帯域外の阻止周
波数特性を向上させ、帯域内の振幅および群遅延
特性のリツプルの低下をはかるとともに、TV映
像中間周波回路に用いた場合の直達波による画質
不良をも防止できるようにした弾性表面波装置を
提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳述
する。
する。
第1図において、SAW装置1は、概略しか示
していないが、よく知られているように圧電性基
板を備え、この基板上に互いに適当距離隔てて入
力および出力トランスジユーサ2,3を設けたも
のである。入力トランスジユーサ2の各入力端2
a,2bは、SAW装置1とTV映像中間周波回
路に用いた場合にはプリアンプなどを介してチユ
ーナに接続される。出力トランスジユーサ3の出
力端3a,3bは差動増幅器4の+入力端と−入
力端にそれぞれ接続されている。SAW装置1の
一方の出力端3bとアースとの間には、本発明の
特徴となるインピーダンス素子5が挿入されてい
る。このインピーダンス素子5は、第2図a,
b,cに示すように、抵抵、コイル、コンデンサ
の組み合わせで構成されている。このインピーダ
ンス素子5は大きさと位相の両方を自由に可変で
きるので、SAW装置1、差動増幅器4、実装す
るプリント基板に基づくすべての不平衡成分をキ
ヤンセルする値に設定することができる。
していないが、よく知られているように圧電性基
板を備え、この基板上に互いに適当距離隔てて入
力および出力トランスジユーサ2,3を設けたも
のである。入力トランスジユーサ2の各入力端2
a,2bは、SAW装置1とTV映像中間周波回
路に用いた場合にはプリアンプなどを介してチユ
ーナに接続される。出力トランスジユーサ3の出
力端3a,3bは差動増幅器4の+入力端と−入
力端にそれぞれ接続されている。SAW装置1の
一方の出力端3bとアースとの間には、本発明の
特徴となるインピーダンス素子5が挿入されてい
る。このインピーダンス素子5は、第2図a,
b,cに示すように、抵抵、コイル、コンデンサ
の組み合わせで構成されている。このインピーダ
ンス素子5は大きさと位相の両方を自由に可変で
きるので、SAW装置1、差動増幅器4、実装す
るプリント基板に基づくすべての不平衡成分をキ
ヤンセルする値に設定することができる。
したがつて、SAW装置1の直達波を確実にキ
ヤンセルでき、SAW装置1を含む回路において
帯域外減衰量が従来では25dBのところを35dBま
で改善でき、また帯域内リツプルは従来1dBのも
のが、0.2dBまで改善できた。さらに、群遅延時
間特性のリツプルも大幅に改善できた。
ヤンセルでき、SAW装置1を含む回路において
帯域外減衰量が従来では25dBのところを35dBま
で改善でき、また帯域内リツプルは従来1dBのも
のが、0.2dBまで改善できた。さらに、群遅延時
間特性のリツプルも大幅に改善できた。
上記実施例において、整合用インピーダンス素
子5は出力端3bとアースとの間に挿入している
が、本発明によれば、他方の出力端3aとアース
との間にインピーダンス素子6を挿入するように
してもよく、場合によつては両方ともに挿入して
もよい。
子5は出力端3bとアースとの間に挿入している
が、本発明によれば、他方の出力端3aとアース
との間にインピーダンス素子6を挿入するように
してもよく、場合によつては両方ともに挿入して
もよい。
第1図は本発明による弾性表面波装置の使用状
態を示す回路図、第2図a,b,cはいずれもイ
ンピーダンス素子の回路図である。 1は弾性表面波装置、4は差動増幅器、5,6
はインピーダンス素子である。
態を示す回路図、第2図a,b,cはいずれもイ
ンピーダンス素子の回路図である。 1は弾性表面波装置、4は差動増幅器、5,6
はインピーダンス素子である。
Claims (1)
- 1 少なくとも入力トランジユーサと出力トラン
ジユーサを備え、出力トランジユーサの二つの出
力端がそれぞれ差動増幅器の入力端に接続された
弾性表面波装置において、前記二つの出力端のう
ち少なくとも一方とアースとの間に、抵抗、コイ
ル、コンデンサのうち少なくとも二つで構成され
た整合用インピーダンスを挿入したことを特徴と
する弾性表面波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21749882A JPS59107620A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21749882A JPS59107620A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 弾性表面波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107620A JPS59107620A (ja) | 1984-06-21 |
JPH0351129B2 true JPH0351129B2 (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=16705176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21749882A Granted JPS59107620A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107620A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3838128B2 (ja) | 2002-03-18 | 2006-10-25 | 株式会社村田製作所 | 弾性表面波装置、および、これを搭載した通信装置 |
JP6117095B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-04-19 | 株式会社キクテック | ラインマーカー車用清掃機及びラインマーカー車 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133719Y2 (ja) * | 1978-12-26 | 1986-10-02 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21749882A patent/JPS59107620A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59107620A (ja) | 1984-06-21 |
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