JPS583412B2 - 音響表面波装置 - Google Patents
音響表面波装置Info
- Publication number
- JPS583412B2 JPS583412B2 JP52078149A JP7814977A JPS583412B2 JP S583412 B2 JPS583412 B2 JP S583412B2 JP 52078149 A JP52078149 A JP 52078149A JP 7814977 A JP7814977 A JP 7814977A JP S583412 B2 JPS583412 B2 JP S583412B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- printed wiring
- output
- acoustic surface
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02535—Details of surface acoustic wave devices
- H03H9/02818—Means for compensation or elimination of undesirable effects
- H03H9/02874—Means for compensation or elimination of undesirable effects of direct coupling between input and output transducers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は音響表面波装置に関するものである。
音響表面波は通常櫛形電極対を圧電基板上に形成して一
方の電極対を入力で励振し、他方から受信された信号を
出力とするもので、この櫛形電極対の形状により周波数
に対する応答特性を持たせ得る。
方の電極対を入力で励振し、他方から受信された信号を
出力とするもので、この櫛形電極対の形状により周波数
に対する応答特性を持たせ得る。
さらにこの櫛形電極対の形状の設計により阻止周波数特
性をもたせることができ、このことよりたとえばテレビ
ジョン受像機の映像中間周波数選択回路への利用が考え
られている。
性をもたせることができ、このことよりたとえばテレビ
ジョン受像機の映像中間周波数選択回路への利用が考え
られている。
しかしながらこの阻止周波数特性は、電気信号の入力部
と出力部が励振、および受信用の各櫛形電極対間におけ
る容量によって結合され、さらに入力部に流れる電流に
より生じた磁束が出力部に電流を誘起することによって
も結合されるので、その利点を生かすことが困難である
。
と出力部が励振、および受信用の各櫛形電極対間におけ
る容量によって結合され、さらに入力部に流れる電流に
より生じた磁束が出力部に電流を誘起することによって
も結合されるので、その利点を生かすことが困難である
。
本発明は、この電磁誘導による入出力電極間の結合を除
去することを目的とするものである。
去することを目的とするものである。
従来音響表面波フィルターは第１図のように構成されて
いる。
いる。
すなわち平板状の基板１の一表面上に櫛形電極２と３を
互いに入れ込んだ形状の櫛形電極対４と５をＡｌ等の導
電材料で形成し、この基板を圧電体とするか、あるいは
一部圧電部をスパツター等により形成するか、あるいは
上記櫛形電極対上にスパツター等により圧電膜を形成し
て、上記櫛形電極対で音響表面波を励振、あるいは受信
することによってフィルター特性を得ている。
互いに入れ込んだ形状の櫛形電極対４と５をＡｌ等の導
電材料で形成し、この基板を圧電体とするか、あるいは
一部圧電部をスパツター等により形成するか、あるいは
上記櫛形電極対上にスパツター等により圧電膜を形成し
て、上記櫛形電極対で音響表面波を励振、あるいは受信
することによってフィルター特性を得ている。
通常、この基板は第２図に示すように印刷配線基板６等
に接着され各櫛形電極がこの印刷配線基板に超音波ワイ
ヤボンデイング技術等を用いて電気的に接続される。
に接着され各櫛形電極がこの印刷配線基板に超音波ワイ
ヤボンデイング技術等を用いて電気的に接続される。
この第２図示すような構造のものにおいては入力電極７
と出力電極８の間に存在する寄生的な容量により入力と
出力が結合されるので、アース電極９を設ける等の手段
によりこの影響を減少させていた。
と出力電極８の間に存在する寄生的な容量により入力と
出力が結合されるので、アース電極９を設ける等の手段
によりこの影響を減少させていた。
しかしながら、第２図のような構造においては、端子１
０、１１に信号が印加されて端子１０と１１を結ぶ電流
路に矢印１４のような方向に電流が流れた場合に１５，
１６に示す方向の磁界が発生しこの磁界により端子１２
と１３を結ぶ電流路に１７のような方向に電流が流れる
ことになる。
０、１１に信号が印加されて端子１０と１１を結ぶ電流
路に矢印１４のような方向に電流が流れた場合に１５，
１６に示す方向の磁界が発生しこの磁界により端子１２
と１３を結ぶ電流路に１７のような方向に電流が流れる
ことになる。
これは言いかえると端子１０と１１に信号を印加した場
合に電磁誘導によりその信号が直接、端子１２と１３に
出力となって表われることを意味する。
合に電磁誘導によりその信号が直接、端子１２と１３に
出力となって表われることを意味する。
さらにこの入、出力間の結合はアース電極９によっては
影響されないものである。
影響されないものである。
以上のような直接の入、出力間の結合により音響表面波
が提供する阻止周波数特性における減衰度が得られなく
なり周波数選択特性の著しい劣化が生じる。
が提供する阻止周波数特性における減衰度が得られなく
なり周波数選択特性の著しい劣化が生じる。
また音響表面波フィルターの入、出力応答時間は所、定
の遅延時間を有するのでテレビジョン受像機にこの音響
表面波フィルターが用いられた場合には入出力間直接結
合による信号が画像においてゴーストを生じることにな
りきわめて有害である。
の遅延時間を有するのでテレビジョン受像機にこの音響
表面波フィルターが用いられた場合には入出力間直接結
合による信号が画像においてゴーストを生じることにな
りきわめて有害である。
本発明は入出力電極対の少なくとも一方の電極対と、こ
の電極対に接続される印刷配線とで形成される電流路が
最小になるように構成することによってこのような電磁
誘導による入出力間の直接結合の影響を除去するような
実用的な構造の音響表面波装置を提供するものである。
の電極対に接続される印刷配線とで形成される電流路が
最小になるように構成することによってこのような電磁
誘導による入出力間の直接結合の影響を除去するような
実用的な構造の音響表面波装置を提供するものである。
第３図は本発明による音響表面波装置の一実施例を示す
。
。
図において、７は入力電極、８は出力電極、１０，１１
は入力端子、１２．１３は出力端子、６は印刷配線基板
である。
は入力端子、１２．１３は出力端子、６は印刷配線基板
である。
本実施例では出力側の電流路が囲む面積を印刷配線基板
の配線１８を出力側櫛形電極対の形成部と重なるように
構成して小さくすることにより第２図における磁束１５
が出力側電流路内を通らないようにして、電磁誘導によ
る直接結合を少なくしている。
の配線１８を出力側櫛形電極対の形成部と重なるように
構成して小さくすることにより第２図における磁束１５
が出力側電流路内を通らないようにして、電磁誘導によ
る直接結合を少なくしている。
ここでは実際には第４図のような印刷配線基板を用いた
。
。
すなわち入力端子１０が接続されている配線１９および
出力端子１２と接続されている配線２０をそれぞれ入力
電極７および出力電極８の形成部と重なるように構成し
ている。
出力端子１２と接続されている配線２０をそれぞれ入力
電極７および出力電極８の形成部と重なるように構成し
ている。
出力側の櫛形電極８と印刷配線基板の接続は端子１２を
接地して用いることを考えて図の如く構成した。
接地して用いることを考えて図の如く構成した。
第５図は第２図に示す印刷配線基板に音響表面波フィル
ター素子を装着して所定の電気的接続を行なった場合の
フィルター特性を示すもので、横軸が周波数、縦軸が入
出力の相対振幅を示している。
ター素子を装着して所定の電気的接続を行なった場合の
フィルター特性を示すもので、横軸が周波数、縦軸が入
出力の相対振幅を示している。
中央部５１と右端部５２の応答が正規のものであるがこ
の図より判るように入出力電極対間の直接結合のために
中央部と右端部の正規の周波数応答以外の振幅のレベル
が太きい。
の図より判るように入出力電極対間の直接結合のために
中央部と右端部の正規の周波数応答以外の振幅のレベル
が太きい。
第６図は第４図に示す印刷配線基板に素子を装着し所定
の電気的接続を行なった本発明の装置を端子１２を接地
して測定した場合のフィルター特性であり、正規周波数
応答５１．５２以外の振幅レベルが正規周波数応答最大
値に比べおよそ６０ｄＢ印圧されているのが判る。
の電気的接続を行なった本発明の装置を端子１２を接地
して測定した場合のフィルター特性であり、正規周波数
応答５１．５２以外の振幅レベルが正規周波数応答最大
値に比べおよそ６０ｄＢ印圧されているのが判る。
以上説明したように本発明によれば、基板に形成された
第１、第２の櫛形電極対の少なくとも一方の櫛形電極対
と、この櫛形電極対への電気的接続をなすための印刷配
線の少なくとも一方が前記櫛形電極対を有する基板材料
を介して重なるように前記基板を前記印刷配線基板上に
取付けることにより、電磁誘導による入出力電極間の直
接結合を軽減して直接結合による不換応答レベルを実用
上問題のないレベルまで抑圧することができる。
第１、第２の櫛形電極対の少なくとも一方の櫛形電極対
と、この櫛形電極対への電気的接続をなすための印刷配
線の少なくとも一方が前記櫛形電極対を有する基板材料
を介して重なるように前記基板を前記印刷配線基板上に
取付けることにより、電磁誘導による入出力電極間の直
接結合を軽減して直接結合による不換応答レベルを実用
上問題のないレベルまで抑圧することができる。
たとえば、テレビジョン受像機の中間周波数フィルター
として用いた場合に音響表面波フィルターの設計値で６
０ｄＢ程度の阻止周波数特性が実現できるのみでなく、
ゴースト画像の発生をも阻止できるものである。
として用いた場合に音響表面波フィルターの設計値で６
０ｄＢ程度の阻止周波数特性が実現できるのみでなく、
ゴースト画像の発生をも阻止できるものである。
第１図は従来の音響表面波素子の構造を示す斜視図、第
２図は従来の音響表面波装置の斜視図、第３図は本発明
の音響表面波装置の基本構造を示す斜視図、第４図は本
発明の一実施例における音響表面波装置の斜視図で第５
図は従来の音響表面波装置による周波数一振幅特性、第
６図は本発明の音響表面波装置の−実施例による周波数
・振幅特性である。 ７・・・・・・入力電極、８・・・・・・出力電極、１
０，１１・・・・・・入力端子、１２．１３・・・・・
・出力端子。
２図は従来の音響表面波装置の斜視図、第３図は本発明
の音響表面波装置の基本構造を示す斜視図、第４図は本
発明の一実施例における音響表面波装置の斜視図で第５
図は従来の音響表面波装置による周波数一振幅特性、第
６図は本発明の音響表面波装置の−実施例による周波数
・振幅特性である。 ７・・・・・・入力電極、８・・・・・・出力電極、１
０，１１・・・・・・入力端子、１２．１３・・・・・
・出力端子。
Claims (1)
- １ 音響表面波を励振、受信できる少なくとも第１、第
２の櫛形電極対を表面上に有する基板を印刷配線基板上
に取付け、前記第１、第２の櫛形電極対のそれぞれを前
記印刷配線基板上に設けた印．刷配線部に電気的に接続
し、前記第１、第２の櫛形電極対の少なくとも一方の櫛
形電極対とこの櫛形電極対への電気的接続をなすための
印刷配線の少なくとも一方が前記櫛形電極対を有する基
板材料を介して重なるように前記基板を前記印刷配線，
基板上に取付けたことを特徴とする音響表面波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52078149A JPS583412B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 音響表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52078149A JPS583412B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 音響表面波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5412546A JPS5412546A (en) | 1979-01-30 |
| JPS583412B2 true JPS583412B2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=13653839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52078149A Expired JPS583412B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 音響表面波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583412B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01162608A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | Sagawa Butsuriyuu Service Kk | ダンプトレー仕分け方法および装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0859B2 (ja) * | 1984-04-27 | 1996-01-10 | 太陽化学株式会社 | スクランブルエッグの製造法 |
| US6822537B1 (en) * | 2003-05-14 | 2004-11-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic wave branching filter |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136937A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-29 | Mitsumi Electric Co Ltd | Elastic surface wave device |
-
1977
- 1977-06-29 JP JP52078149A patent/JPS583412B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136937A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-29 | Mitsumi Electric Co Ltd | Elastic surface wave device |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01162608A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | Sagawa Butsuriyuu Service Kk | ダンプトレー仕分け方法および装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5412546A (en) | 1979-01-30 |
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