JPH03191698A - 超音波振動子 - Google Patents

超音波振動子

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Publication number
JPH03191698A
JPH03191698A JP33177689A JP33177689A JPH03191698A JP H03191698 A JPH03191698 A JP H03191698A JP 33177689 A JP33177689 A JP 33177689A JP 33177689 A JP33177689 A JP 33177689A JP H03191698 A JPH03191698 A JP H03191698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic shielding
cable
vibrator
current
shielding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP33177689A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Inai
井内 光博
Tokiaki Yamamoto
山本 常昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は水中探知装置に用いる超音波振動子に関し、
特に、ノイズの低減を図った超音波振動子に関する。 (従来の技術] 第6図及び第7図に示すごとく、超音波振動子51と、
この振動子51よりの受波信号Vinを処理する受信回
路52との間は、平衡2芯ケーブル53あるいは同軸ケ
ーブル54にて接続される。 受信回路52における0レベルライン52Aは、アース
線りを用いてグランドアースE、とじて船体の適当な箇
所に接続される。又、振動子51は水中に没しているの
で、振動子51の一方の振動面(+)と他方の振動面(
−)は、第8図に示すようにストレイ(漂遊)キャパシ
タC,、C,を介して別のグランドアースE、として水
に接続されることになる。このグランドアースE、と前
記船体(グランドアースEt)とは同電位である。第8
図におけるWは、振動子51の保護用ケースである。
【発明が解決しようとするWR題】
ところが前記アース線りが長くなると、このアース線り
のインピーダンスが0でなくなり、このアース線りに外
部からの誘導等により、誘起電圧Vnが生じることがあ
り、その結果、両グランドアースE、E、及びストレイ
キャパシタC,,C,を介してケーブル53.54の信
号線にループ電流が流れ、振動子51の受波信号Vin
にノイズを与える。この現象を更に詳しく述べる。 振動子51の等価インピーダンスをR,ケーブル53.
54の信号線とシールドとのキャパシタをC1アースラ
イン52AとグランドアースEとの間の生じた誘起電圧
をVnとすると、第6図及び第7図に対する等価回路は
、それぞれ第9図、第10図で示される。 第9図の場合、CI≠C1のとき回路は不平衡となり、
Rに、即ち振動子51にノイズ電流が流れる。第1O図
の場合は常に不平衡にあるため、誘起電圧Vnが発生す
れば必ず振動子51にノイズ電流が流れる。 このようなノイズ電流の発生を防止する対策としては、
第1L図に示すように、振動子51と接続ケーブル53
との間にストレイキャパシタC0の容1が小さいトラン
ス55を挿入すれば、ノイズ?Et ilEがストレイ
キャパシタC0により抑制される。しかしながら、ソナ
ーや魚群探知機においては、一つの振動子51を受波だ
けでなく送波をも行うことが多く、それ故、このトラン
ス55は、高耐圧で大電流に耐える必要があり、大型化
及びコストの点で問題となる。 この発明は、上述した問題点をなくすためになされたも
のであり、使用するトランスのストレイキャパシタの大
きさに制約されることなく、ノイズ電流を低減した振動
子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明の超音波振動子は、一つ又は複数個の超音波振
動子を包囲するようにして静電遮蔽部材を設けると共に
、前記振動子及び静電遮蔽部材を埋設させるようにして
絶縁性の充填材を充填し、そして、前記静電遮蔽部材を
、前記超音波振動子に対する接続ケーブルのシールド線
に電気的に接続したことを特徴とする。
【作用】
超音波振動子の受波信号を接続ケーブルを介して受信回
路に入力するシステムでこの受信回路の0レベルライン
をグランドアースとして船体にアース線で接続している
場合、水中にある超音波振動子は、ストレイキャパシタ
により、船体と同電位にある水と接続されるため、この
システムに閉回路が形成される。従って、前記アース線
に何等かの原因で誘起電圧が生じると、ループ電流が生
じ、このループ電流が前記接続ケーブルの信号線に流れ
ることにより、超音波振動子の受波信号にノイズが重畳
するようになるが、静電遮蔽部材を設け、この静電遮蔽
部材を前記接続ケーブルのシールド線に接続することに
より、前記ループ電流は、静電遮蔽部材で捕えられ、接
続ケーブルのシールド線にアースされるので、受波信号
に影響を与えない。
【実施例】
第1図は、この発明の振動子の一実施例を示す断面図で
ある。保護ケースW内において、振動子51を覆うよう
にして、金網あるいは薄い金属板による静電遮蔽導体6
1が設けられるとともに、保護ケースW内に、絶縁性の
モールド材62が充填される。前記静電遮蔽導体61は
、リード線62Aより平衡2芯ケーブル53のシールド
線に接続される。この場合、静電遮蔽導体61とグラン
ドアースEである水(船体)との間のストレイキャパシ
タをC3、静電遮蔽導体61と振動子51の一極振動面
との間のストレイキャパシタt−C,’、静電遮蔽導体
61と振動子51の十極振動面との間のストレイキャパ
シタをC2°、平衡2芯ケーブル53の両端間のシール
ド線のインピーダンスをR,とすれば、第1図構成の振
動子の等価回路は、第2図のごとく表せ、前記インピー
ダンスR8がブリッジ回路と並列に接続された形となっ
ている。 インピーダンスR1に流れる電流をil、ブリッジ回路
に流れる電流をi、とすると、電流i、+I。 が発生した誘起電圧Vnに起因して流れる電流であるが
、インピーダンスR,の値が小さいので、i、>i、と
なり、R1即ち振動子51に流れる電流が著しく減少す
るようになる。 尚、第1図において、十極振動子面及び−極振動子面と
、静電遮蔽導体61との距離を極力等しくして、C+ 
#C*とすれば回路は平衡となり、R1即ち振動子51
に流れる電流は更に減少することになる。 第3図はこの発明の別の実施例を示す断面図であり、−
列に配列されている振動子アレイ31を一括して覆うよ
うにシールド32が施され、更に、振動子アレイ31及
びこのシールド32を埋没させるようにして絶縁性のウ
レタン33が充填される。そして、シールド32は、振
動子アレイ3Iに対する接続ケーブル34のシールド線
に接続される。 第4図は更に別の実施例を示しており、振動子アレイ4
1が円筒状に配列されており、この場合も、第5図の断
面図で示したように、振動子アレイ41は、シールド4
2により包囲され、そして振動子41及びこのシールド
42を埋没させるようにしてウレタン43が充填され、
このシールド42は、振動子アレイ41の接続ケーブル
(不図示)のシールド線に接続される。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、超音波振動子、信号
接続ケーブル及び受信回路を含むシステムで形成される
ループ回路に対して流れる電流を静電遮蔽部材にて捕え
、この電流を信号接続ケーブルのシールド線に流すよう
にしたので、信号接続ケーブルの信号線に何等影響を与
えず、超音波振動子の受波信号にノイズが生じることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1・図はこの発明の超音波振動子の一実施例を示す断
面図、第2図は、第1図図示の超音波振動子の等価回路
図、第3図は、この発明の別の実施例を示す断面図、第
4図は、更に別の実施例を示す斜視図、第5図は、第4
図に対する断面図、第6図及び第7図は、従来の超音波
振動子に対する接続例を示す図、第8図は、第6図及び
第7図における超音振動子の等価回路図、第9図及び第
1O図は、第6図及び第7図に対する等価回路図、第1
1図は、第6図の接続構成に対してノイズ低減用のトラ
ンスを付加した回路接続図である。 51・・・振動子、 52・・・受信回路、 53・・・平衡2芯ケーブル、 54・・・同軸ケーブル、 61・・・静電遮蔽導体、 62・・・モールド材。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一つ又は複数個の超音波振動子を包囲するように
    して静電遮蔽部材を設けると共に、前記振動子及び静電
    遮蔽部材を埋設させるようにして絶縁性の充填材を充填
    し、そして、前記静電遮蔽部材を、前記超音波振動子に
    対する接続ケーブルのシールド線に電気的に接続したこ
    とを特徴とする超音波振動子。
JP33177689A 1989-12-21 1989-12-21 超音波振動子 Pending JPH03191698A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005210738A (ja) * 2004-01-08 2005-08-04 Schlumberger Technology Bv 菅状体のための音響変換器
JP2013172450A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Tung Thih Electronic Co Ltd 超音波センサー装置
JP2013172449A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Tung Thih Electronic Co Ltd 超音波センサー及び該超音波センサーの製造方法

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