JP2001346111A - デジタルテレビジョンチューナの中間周波回路 - Google Patents
デジタルテレビジョンチューナの中間周波回路Info
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- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 7
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
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- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/4446—IF amplifier circuits specially adapted for B&W TV
-
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/189—High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
- H03F3/19—High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
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- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/426—Internal components of the client ; Characteristics thereof
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間周波帯域の伝送特性をフラットにすると
共に、出力側に印加される静電気などの衝撃波によって
トランジスタが破壊されることを防止する。 【解決手段】 中間周波帯のテレビジョン信号を増幅す
るトランジスタ２と、トランジスタ２のコレクタと出力
端９との間に設けられたローパスフィルタ５と、トラン
ジスタ２のコレクタとグランド間との間に設けられた並
列同調回路５とを有し、ローパスフィルタ５のカットオ
フ周波数と並列同調回路５の同調周波数とを中間周波帯
以上に設定した。
共に、出力側に印加される静電気などの衝撃波によって
トランジスタが破壊されることを防止する。 【解決手段】 中間周波帯のテレビジョン信号を増幅す
るトランジスタ２と、トランジスタ２のコレクタと出力
端９との間に設けられたローパスフィルタ５と、トラン
ジスタ２のコレクタとグランド間との間に設けられた並
列同調回路５とを有し、ローパスフィルタ５のカットオ
フ周波数と並列同調回路５の同調周波数とを中間周波帯
以上に設定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルテレビジョ
ンチューナの中間周波回路に関し、特に、デジタルテレ
ビジョンの中間周波信号を中間周波帯域内でフラットな
特性で出力することができるデジタルテレビジョンチュ
ーナの中間周波回路に関する。
ンチューナの中間周波回路に関し、特に、デジタルテレ
ビジョンの中間周波信号を中間周波帯域内でフラットな
特性で出力することができるデジタルテレビジョンチュ
ーナの中間周波回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のデジタルテレビジョンチューナの
中間周波回路（以下、中間周波回路という）を図３に示
す。図示しない混合器から出力されたデジタルテレビジ
ョンの中間周波信号（単に中間周波信号という）は帯域
制限用のＳＡＷフィルタ２１を通過して中間周波増幅用
のトランジスタ２２（のベース）に入力される。トラン
ジスタ２２のコレクタにはチョークインダクタ２３を介
して電源電圧が供給される。また、コレクタから出力さ
れる中間周波信号は直流カットコンデンサ２４を介して
ローパスフィルタ２５に入力される。ローパスフィルタ
２５は出力端２６に接続される。
中間周波回路（以下、中間周波回路という）を図３に示
す。図示しない混合器から出力されたデジタルテレビジ
ョンの中間周波信号（単に中間周波信号という）は帯域
制限用のＳＡＷフィルタ２１を通過して中間周波増幅用
のトランジスタ２２（のベース）に入力される。トラン
ジスタ２２のコレクタにはチョークインダクタ２３を介
して電源電圧が供給される。また、コレクタから出力さ
れる中間周波信号は直流カットコンデンサ２４を介して
ローパスフィルタ２５に入力される。ローパスフィルタ
２５は出力端２６に接続される。
【０００３】ローパスフィルタ２５は入力側シャントコ
ンデンサ２５ａ、直列インダクタンス素子２５ｂ、出力
側シャントコンデンサ２５ｃによってπ型のローパスフ
ィルタで構成され、そのカットオフ周波数は中間周波帯
の周波数よりも高くなっている。また、公称インピーダ
ンスは次段に接続される回路との関係から数百Ω（オー
ム）となるように設定される。ローパスフィルタ２５の
入力側ではチョークインダクタ２３に抵抗２７が並列に
接続され、出力側にも抵抗２８が出力側シャントコンデ
ンサ２５ｃに並列に接続され、この両抵抗によって所定
の公称インピーダンスを決定する。
ンデンサ２５ａ、直列インダクタンス素子２５ｂ、出力
側シャントコンデンサ２５ｃによってπ型のローパスフ
ィルタで構成され、そのカットオフ周波数は中間周波帯
の周波数よりも高くなっている。また、公称インピーダ
ンスは次段に接続される回路との関係から数百Ω（オー
ム）となるように設定される。ローパスフィルタ２５の
入力側ではチョークインダクタ２３に抵抗２７が並列に
接続され、出力側にも抵抗２８が出力側シャントコンデ
ンサ２５ｃに並列に接続され、この両抵抗によって所定
の公称インピーダンスを決定する。
【０００４】以上の構成において、出力端２６における
伝送特性は主にＳＡＷフィルタ２１の伝送特性とトラン
ジスタ２１の増幅特性とによって決まる。
伝送特性は主にＳＡＷフィルタ２１の伝送特性とトラン
ジスタ２１の増幅特性とによって決まる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ＳＡＷフィル
タ２１の通過帯域が８ＭＨ、中心周波数が３６ＭＨｚで
あれば、出力端２６における伝送特性は図４に示すよう
に、中間周波帯域（８ＭＨｚ）内のレベルに傾斜を生
じ、低い周波数ではレベルが高く、高い周波数ではレベ
ルが低くなる。この理由は周波数が高くなるほどトラン
ジスタ２２の利得が下がり、さらにローパスフィルタ２
５のカットオフ周波数が中間周波帯域よりも高いためで
ある。この結果、帯域内のデジタルテレビジョン信号に
レベル差が生じ忠実な映像の再現が困難となる。
タ２１の通過帯域が８ＭＨ、中心周波数が３６ＭＨｚで
あれば、出力端２６における伝送特性は図４に示すよう
に、中間周波帯域（８ＭＨｚ）内のレベルに傾斜を生
じ、低い周波数ではレベルが高く、高い周波数ではレベ
ルが低くなる。この理由は周波数が高くなるほどトラン
ジスタ２２の利得が下がり、さらにローパスフィルタ２
５のカットオフ周波数が中間周波帯域よりも高いためで
ある。この結果、帯域内のデジタルテレビジョン信号に
レベル差が生じ忠実な映像の再現が困難となる。
【０００６】また、本発明の中間周波回路の組立工程に
おいて発生する高圧の静電気が出力端２６に加わる場合
がある。このような静電気はローパスフィルタ２５を通
過してトランジスタ２２のコレクタに伝わるが、通過す
る過程において振動するので所定の周波数成分を持つ。
そして、その周波数成分における直流カットコンデンサ
２４のインピーダンスが低く、トランジスタ２２のコレ
クタに接続されるチョークインダクタ２３のインピーダ
ンスが大きいので、静電気はトランジスタ２２のコレク
タに印加され、トランジスタ２２が破壊されるという問
題も発生する。
おいて発生する高圧の静電気が出力端２６に加わる場合
がある。このような静電気はローパスフィルタ２５を通
過してトランジスタ２２のコレクタに伝わるが、通過す
る過程において振動するので所定の周波数成分を持つ。
そして、その周波数成分における直流カットコンデンサ
２４のインピーダンスが低く、トランジスタ２２のコレ
クタに接続されるチョークインダクタ２３のインピーダ
ンスが大きいので、静電気はトランジスタ２２のコレク
タに印加され、トランジスタ２２が破壊されるという問
題も発生する。
【０００７】そこで、本発明の中間周波回路は中間周波
帯域の伝送特性をフラットにすると共に、出力側に印加
される静電気などの衝撃波によってトランジスタが破壊
されることを防止することを目的とする。
帯域の伝送特性をフラットにすると共に、出力側に印加
される静電気などの衝撃波によってトランジスタが破壊
されることを防止することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明のデジタルテレビジョンチューナの中間
周波回路は、中間周波帯のテレビジョン信号を増幅する
トランジスタと、前記トランジスタのコレクタと出力端
との間に設けられたローパスフィルタと、前記トランジ
スタのコレクタとグランド間との間に設けられた並列同
調回路とを有し、前記ローパスフィルタのカットオフ周
波数と前記並列同調回路の同調周波数とを前記中間周波
帯以上に設定した。
として、本発明のデジタルテレビジョンチューナの中間
周波回路は、中間周波帯のテレビジョン信号を増幅する
トランジスタと、前記トランジスタのコレクタと出力端
との間に設けられたローパスフィルタと、前記トランジ
スタのコレクタとグランド間との間に設けられた並列同
調回路とを有し、前記ローパスフィルタのカットオフ周
波数と前記並列同調回路の同調周波数とを前記中間周波
帯以上に設定した。
【０００９】また、前記並列同調回路と前記ローパスフ
ィルタとを第一のコンデンサを介して結合し、前記並列
同調回路は前記トランジスタのコレクタに電源電圧を供
給するインダクタンス素子を少なくとも有し、前記イン
ダクタンス素子の電源側端子を第二のコンデンサを介し
て接地し、前記中間周波帯の周波数以下における前記第
一のコンデンサのリアクタンスを前記第二のコンデンサ
のリアクタンスよりも大きくした。
ィルタとを第一のコンデンサを介して結合し、前記並列
同調回路は前記トランジスタのコレクタに電源電圧を供
給するインダクタンス素子を少なくとも有し、前記イン
ダクタンス素子の電源側端子を第二のコンデンサを介し
て接地し、前記中間周波帯の周波数以下における前記第
一のコンデンサのリアクタンスを前記第二のコンデンサ
のリアクタンスよりも大きくした。
【００１０】また、前記中間周波帯の周波数における前
記第一のコンデンサのリアクタンスを前記ローパスフィ
ルタの公称インピーダンスよりも小さくした。
記第一のコンデンサのリアクタンスを前記ローパスフィ
ルタの公称インピーダンスよりも小さくした。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は本発明のデジタルテレビジ
ョンチューナの中間周波回路を示し、図示しない混合器
から出力されたデジタルテレビジョンの中間周波信号
（単に中間周波信号という）は帯域制限用のＳＡＷフィ
ルタ１を通過して中間周波増幅用のトランジスタ２（の
ベース）に入力される。トランジスタ２のコレクタには
インダクタンス素子であるチョークインダクタ３ａを介
して電源電圧が供給される。また、チョークインダクタ
３ａにはコンデンサ３ｂが並列に接続され、チョークイ
ンダクタ３ａとコンデンサ３ｂとによって並列同調回路
３が構成される。
ョンチューナの中間周波回路を示し、図示しない混合器
から出力されたデジタルテレビジョンの中間周波信号
（単に中間周波信号という）は帯域制限用のＳＡＷフィ
ルタ１を通過して中間周波増幅用のトランジスタ２（の
ベース）に入力される。トランジスタ２のコレクタには
インダクタンス素子であるチョークインダクタ３ａを介
して電源電圧が供給される。また、チョークインダクタ
３ａにはコンデンサ３ｂが並列に接続され、チョークイ
ンダクタ３ａとコンデンサ３ｂとによって並列同調回路
３が構成される。
【００１２】並列同調回路３の同調周波数は中間周波信
号の周波数帯（中間周波数帯）よりも高くなるように設
定され、例えば、中間周波数帯の中心周波数が３６ＭＨ
ｚ、帯域幅が８ＭＨｚであれば、およそ５０乃至７０Ｍ
Ｈｚに設定される。
号の周波数帯（中間周波数帯）よりも高くなるように設
定され、例えば、中間周波数帯の中心周波数が３６ＭＨ
ｚ、帯域幅が８ＭＨｚであれば、およそ５０乃至７０Ｍ
Ｈｚに設定される。
【００１３】また、並列同調回路３には第一のコンデン
サ４を介してローパスフィルタ５が接続される。ローパ
スフィルタ５は直列インダクタンス素子５ａ、出力側シ
ャントコンデンサ５ｂによってＬ型のローパスフィルタ
で構成される。そして、カットオフ周波数は中間周波帯
よりも高くなっており、およそ６０乃至８０ＭＨｚに設
定される。
サ４を介してローパスフィルタ５が接続される。ローパ
スフィルタ５は直列インダクタンス素子５ａ、出力側シ
ャントコンデンサ５ｂによってＬ型のローパスフィルタ
で構成される。そして、カットオフ周波数は中間周波帯
よりも高くなっており、およそ６０乃至８０ＭＨｚに設
定される。
【００１４】ローパスフィルタ５の公称インピーダンス
は次段に接続される回路との関係からほぼ３００Ω（オ
ーム）となるように設定される。そのため、ローパスフ
ィルタ５の入力側は６００Ωの抵抗６によってシャント
され、出力側も６００Ωの抵抗７によってシャントされ
る。また、ローパスフィルタ５の出力側は直流カットコ
ンデンサ８を介して出力端９に接続される。
は次段に接続される回路との関係からほぼ３００Ω（オ
ーム）となるように設定される。そのため、ローパスフ
ィルタ５の入力側は６００Ωの抵抗６によってシャント
され、出力側も６００Ωの抵抗７によってシャントされ
る。また、ローパスフィルタ５の出力側は直流カットコ
ンデンサ８を介して出力端９に接続される。
【００１５】なお、トランジスタ２のコレクタに電源電
圧を供給するチョークインダクタ３ａの電源側の一端は
第二のコンデンサ１０によって接地される。そして、中
間周波数帯よりも低い周波数における第二のコンデンサ
１０のリアクタンスとチョークインダクタ３ａのリアク
タンスとを第一のコンデンサ４のリアクタンスよりも小
さくなるようにしている。さらに、第一のコンデンサ４
のリアクタンスは中間周波数帯においてはローパスフィ
ルタ５の公称インピーダンスよりも小さい。
圧を供給するチョークインダクタ３ａの電源側の一端は
第二のコンデンサ１０によって接地される。そして、中
間周波数帯よりも低い周波数における第二のコンデンサ
１０のリアクタンスとチョークインダクタ３ａのリアク
タンスとを第一のコンデンサ４のリアクタンスよりも小
さくなるようにしている。さらに、第一のコンデンサ４
のリアクタンスは中間周波数帯においてはローパスフィ
ルタ５の公称インピーダンスよりも小さい。
【００１６】以上の構成において、出力端９での中間周
波数帯における伝送特性は主にＳＡＷフィルタ１の伝送
特性とトランジスタ２の増幅特性と並列同調回路３とロ
ーパスフィルタ５との伝送特性によって決まる。ここ
で、ＳＡＷフィルタ１は中心周波数がほぼ３６ＭＨｚ
で、通過帯域が８ＭＨｚのフラットな特性を有してい
る。また、トランジスタ２の利得は周波数が高くなるに
従って低下するので、右肩下がりの特性となり、ローパ
スフィルタ５は中間周波数帯域よりも高い方にカットオ
フ周波数を有しているので、同様に右肩下がりの特性と
なる。従って、両者を総合した特性は図２のカーブＡの
ようになる。一方、並列同調回路５自身は中間周波数帯
域よりも高い方に同調周波数を有しているので、同図の
カーブＢに示すように右肩上がりの特性となる。
波数帯における伝送特性は主にＳＡＷフィルタ１の伝送
特性とトランジスタ２の増幅特性と並列同調回路３とロ
ーパスフィルタ５との伝送特性によって決まる。ここ
で、ＳＡＷフィルタ１は中心周波数がほぼ３６ＭＨｚ
で、通過帯域が８ＭＨｚのフラットな特性を有してい
る。また、トランジスタ２の利得は周波数が高くなるに
従って低下するので、右肩下がりの特性となり、ローパ
スフィルタ５は中間周波数帯域よりも高い方にカットオ
フ周波数を有しているので、同様に右肩下がりの特性と
なる。従って、両者を総合した特性は図２のカーブＡの
ようになる。一方、並列同調回路５自身は中間周波数帯
域よりも高い方に同調周波数を有しているので、同図の
カーブＢに示すように右肩上がりの特性となる。
【００１７】その結果、全体の伝送特性は同図の斜線で
示したように、中間周波帯域でフラットな特性となる。
従って、デジタルテレビジョンの中間周波信号は中間周
波数帯域内でフラットとなる。また並列同調回路５の同
調周波数が中間周波数帯域外になるため、グループデレ
イを悪化することなく出力され、忠実な映像が再現され
る。
示したように、中間周波帯域でフラットな特性となる。
従って、デジタルテレビジョンの中間周波信号は中間周
波数帯域内でフラットとなる。また並列同調回路５の同
調周波数が中間周波数帯域外になるため、グループデレ
イを悪化することなく出力され、忠実な映像が再現され
る。
【００１８】また、中間周波数帯よりも低い周波数にお
いては、第二のコンデンサ１０のリアクタンスが第一の
コンデンサ４のリアクタンスよりも小さくなっているの
で、出力端９から進入する静電気や衝撃波などの周波数
成分が中間周波数帯よりも低い外来電圧は、第一のコン
デンサ４によって減衰すると共に、チョークインダクタ
３ａ、第二のコンデンサ１０を通してグランドにバイパ
スされるので、トランジスタ２が破壊されにくくなる。
いては、第二のコンデンサ１０のリアクタンスが第一の
コンデンサ４のリアクタンスよりも小さくなっているの
で、出力端９から進入する静電気や衝撃波などの周波数
成分が中間周波数帯よりも低い外来電圧は、第一のコン
デンサ４によって減衰すると共に、チョークインダクタ
３ａ、第二のコンデンサ１０を通してグランドにバイパ
スされるので、トランジスタ２が破壊されにくくなる。
【００１９】また、第一のコンデンサ４のリアクタンス
は中間周波数帯においてはローパスフィルタ５の公称イ
ンピーダンスよりも小さいので、並列同調回路５を構成
するコンデンサ３ｂをローパスフィルタ５の入力側シャ
ントコンデンサとして兼用できる。
は中間周波数帯においてはローパスフィルタ５の公称イ
ンピーダンスよりも小さいので、並列同調回路５を構成
するコンデンサ３ｂをローパスフィルタ５の入力側シャ
ントコンデンサとして兼用できる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明のデジタルテレビ
ジョンチューナの中間周波回路は、中間周波帯のテレビ
ジョン信号を増幅するトランジスタと、トランジスタの
コレクタと出力端との間に設けられたローパスフィルタ
と、トランジスタのコレクタとグランド間との間に設け
られた並列同調回路とを有し、ローパスフィルタのカッ
トオフ周波数と並列同調回路の同調周波数とを中間周波
帯よろも高く設定したので、中間周波帯域でフラットな
特性となる。従って、デジタルテレビジョンの中間周波
信号は中間周波数帯域内でフラットに出力され、且つグ
ループデレイを悪化することなく、忠実な映像が再現さ
れる。
ジョンチューナの中間周波回路は、中間周波帯のテレビ
ジョン信号を増幅するトランジスタと、トランジスタの
コレクタと出力端との間に設けられたローパスフィルタ
と、トランジスタのコレクタとグランド間との間に設け
られた並列同調回路とを有し、ローパスフィルタのカッ
トオフ周波数と並列同調回路の同調周波数とを中間周波
帯よろも高く設定したので、中間周波帯域でフラットな
特性となる。従って、デジタルテレビジョンの中間周波
信号は中間周波数帯域内でフラットに出力され、且つグ
ループデレイを悪化することなく、忠実な映像が再現さ
れる。
【００２１】また、並列同調回路とローパスフィルタと
を第一のコンデンサを介して結合し、並列同調回路はト
ランジスタのコレクタに電源電圧を供給するインダクタ
ンス素子を少なくとも有し、インダクタンス素子の電源
側端子を第二のコンデンサを介して接地し、中間周波帯
の周波数以下における第一のコンデンサのリアクタンス
を第二のコンデンサのリアクタンスよりも大きくしたの
で、出力端から進入する静電気や衝撃波などの周波数成
分が中間周波数帯よりも低い外来電圧は、第一のコンデ
ンサによって減衰すると共に、チョークインダクタ、第
二のコンデンサを通してグランドにバイパスされるの
で、トランジスタ２が破壊されにくくなる。
を第一のコンデンサを介して結合し、並列同調回路はト
ランジスタのコレクタに電源電圧を供給するインダクタ
ンス素子を少なくとも有し、インダクタンス素子の電源
側端子を第二のコンデンサを介して接地し、中間周波帯
の周波数以下における第一のコンデンサのリアクタンス
を第二のコンデンサのリアクタンスよりも大きくしたの
で、出力端から進入する静電気や衝撃波などの周波数成
分が中間周波数帯よりも低い外来電圧は、第一のコンデ
ンサによって減衰すると共に、チョークインダクタ、第
二のコンデンサを通してグランドにバイパスされるの
で、トランジスタ２が破壊されにくくなる。
【００２２】また、中間周波帯の周波数における第一の
コンデンサのリアクタンスをローパスフィルタの公称イ
ンピーダンスよりも小さくしたので、並列同調回路を構
成するコンデンサをローパスフィルタの入力側シャント
コンデンサとして兼用可能となり、仕様部品点数を削減
できる。
コンデンサのリアクタンスをローパスフィルタの公称イ
ンピーダンスよりも小さくしたので、並列同調回路を構
成するコンデンサをローパスフィルタの入力側シャント
コンデンサとして兼用可能となり、仕様部品点数を削減
できる。
【図１】本発明のデジタルテレビジョンチューナの中間
周波回路の構成図である。
周波回路の構成図である。
【図２】本発明のデジタルテレビジョンチューナの中間
周波回路の伝送特性図である。
周波回路の伝送特性図である。
【図３】従来のデジタルテレビジョンチューナの中間周
波回路の構成図である。
波回路の構成図である。
【図４】従来のデジタルテレビジョンチューナの中間周
波回路の伝送特性図である。
波回路の伝送特性図である。
１ ＳＡＷフィルタ ２ トランジスタ ３ 並列同調回路 ３ａ チョークインダクタ（インダクタンス素子） ３ｂ コンデンサ ４ 第一のコンデンサ ５ ローパスフィルタ ５ａ 直列インダクタンス素子 ５ｂ シャントコンデンサ ６、７ 抵抗 ８ 直流カットコンデンサ ９ 出力端 １０ 第二のコンデンサ
Claims (3)
- 【請求項１】 中間周波帯のテレビジョン信号を増幅す
るトランジスタと、前記トランジスタのコレクタと出力
端との間に設けられたローパスフィルタと、前記トラン
ジスタのコレクタとグランド間との間に設けられた並列
同調回路とを有し、前記ローパスフィルタのカットオフ
周波数と前記並列同調回路の同調周波数とを前記中間周
波帯以上に設定したことを特徴とするデジタルテレビジ
ョンチューナの中間周波回路。 - 【請求項２】 前記並列同調回路と前記ローパスフィル
タとを第一のコンデンサを介して結合し、前記並列同調
回路は前記トランジスタのコレクタに電源電圧を供給す
るインダクタンス素子を少なくとも有し、前記インダク
タンス素子の電源側端子を第二のコンデンサを介して接
地し、前記中間周波帯の周波数以下における前記第一の
コンデンサのリアクタンスを前記第二のコンデンサのリ
アクタンスよりも大きくしたことを特徴とする請求項１
に記載のデジタルテレビジョンチューナの中間周波回
路。 - 【請求項３】 前記中間周波帯の周波数における前記第
一のコンデンサのリアクタンスを前記ローパスフィルタ
の公称インピーダンスよりも小さくしたことを特徴とす
る請求項２に記載のデジタルテレビジョンチューナの中
間周波回路。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP2000166463A JP2001346111A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | デジタルテレビジョンチューナの中間周波回路 |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000166463A JP2001346111A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | デジタルテレビジョンチューナの中間周波回路 |
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|---|---|
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ID=18669779
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000166463A Withdrawn JP2001346111A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | デジタルテレビジョンチューナの中間周波回路 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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