JPS5936072Y2 - 入力フイルタ切換え回路 - Google Patents

入力フイルタ切換え回路

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JPS5936072Y2
JPS5936072Y2 JP13115379U JP13115379U JPS5936072Y2 JP S5936072 Y2 JPS5936072 Y2 JP S5936072Y2 JP 13115379 U JP13115379 U JP 13115379U JP 13115379 U JP13115379 U JP 13115379U JP S5936072 Y2 JPS5936072 Y2 JP S5936072Y2
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JP
Japan
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circuit
transistor
pal
secam
switching
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JP13115379U
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JPS5648182U (ja
Inventor
富明 杉本
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はPAL方式、SECAM方式の両方式のテレ
ビジョン放送信号を選択的に受像可能なカラーテレビジ
ョン受像機に係り、とくに色信号処理回路の前段に用い
られる入力フィルタの切換え回路に関する。
PAL方式とSECAM方式のテレビジョン放送信号を
選択的に受像可能なカラーテレビジョン受像機において
は、受信する放送信号の方式を切換え選択した場合、色
信号処理回路の前段に設けられた入力フィルタ回路の周
波数特性も切換えられる。
これはIPALPAL方式ては、映像検波回路から出力
された色信号中心周波数付近の直線的な傾斜を、略5M
Hz以上に共振点をもつ単同調回路の低周波側の傾斜で
逆補正し、アンテナがら色信号処理回路間のクロマ周波
数特性を中心周波数から対称な周波数特性となるように
する必要がある。
次にSECAM方式にあっては、上記のPAL方式と同
等の補正の他に、FM変調による映像回路への色搬送波
のもれの影響(いわゆるドツト妨害)を軽減する目的の
ために、逆ベル補正、すなわち(1)式に表わされるよ
うな特性のフィルタであらがしめ搬送波を抑圧して送ら
れてくるのでこれを補正する必要がある。
この信号を受信する場合には、AM成分をとり除くため
に送信側の逆ベルフィルタとは反対のベル型フィルタに
よる周波数補が必要である。
上記のようにSECAM方式受信時の色信号処理回路の
人力フィルタ回路においては、PAL方式と同様な補正
の他に、ベル型フィルタの特性による周波数補正が必要
となる。
従来上記のような入力フィルタ回路の特性切換えは、P
ALあるいはSECAMキラー電圧による受動的なダイ
オードスイッチ等によって行なわれている。
しがしながら、SECAM方式受信時には、クロマ処理
にFM検波方式を採用するため特性補正として利得補正
も必要であり、このような入力フィルタ回路の周波数特
性補正とともに兼用できる回路が要望される。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、PAL
、SECAM方式に対する入力周波数特性をPALある
いはSECAMキラー電圧を利用して切換え得るととも
に、SECAM方式受信時のクロマ信号増幅度をPAL
方式受信時のそれに比べて充分大きく得られる入力フィ
ルタ切換え回路を提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、11はクロマ信号入力端であり、この
入力端は受動フィルタ回路Fのコンデンサ12の一方の
電極に接続されている。
このコンテ゛ンサ12の他方の電極は、インダクタ13
を介して基準電位端に接続されるとともにコンデンサ1
4の一方の電極に接続されている。
このコンデンサ14の他方の電極は、抵抗16を介して
電源端17に接続されるとともにトランジスタ18のベ
ースに接続されている。
このトランジスタ18のエミッタは抵抗19を介して基
準電位端に接続され、コレクタは、トランジスタ20.
21のエミッタに共通接続される。
このトランジスタ20.21は差動増幅回路を構成して
おり、トランジスタ20.21のベース間には切換制御
信号入力端22.23が設定されている。
前記トランジスタ20のコレクタは、クロマ信号出力端
24に接続されるとともに抵抗25の一端に接続されて
いる。
この抵抗25の他方端は、インダクタ26を介してトラ
ンジスタ21のコレクタに接続されるとともに、コンテ
゛ンサ27を介して電源端28に接続されている。
またこのコンデンサ27には並列に抵抗29が接続され
ている。
この考案の人力フィルタ切換え回路は上記の如く構成さ
れるもので、受動フィルタ回路Fは、PAL、SECA
M両方式受信時に共通に用いられる。
この受動フィルタ回路Fの特性は、第2図に示す如く、
略5,2MH2付近に共振点をもつ周波数特性である。
次に、能動フィルタ回路側においては、切換制御信号入
力端22.23に加わる制御信号に応じて、トランジス
タ20.21のオンあるいはオフが切換えられる。
前記制御信号は、PALあるいはSECAMキラー回路
からの直流電圧が利用されるもので、PAL方式受信時
には、Vp>Vs+0.IV、なる関係となり、トラン
ジスタ20が導通する。
したがって、PAL方式受信時には、能動フィルタ回路
の等価回路は第4図に示す如くなり、この等価回路でク
ロマ信号が増幅される。
一方、SECAM方式受信時には、Vs>Vp+0.I
Vなる関係となり、トランジスタ21が導通する。
したがって、SECAM方式受信時には能動フィルタ回
路の等価回路は第3図に示す如くなり、この等価回路で
クロマ信号が増幅される。
SECAM方式受信時において、第3図の等価回路とな
るが、この場合、コンデンサ27の値C、コイル26の
値りは、4286 MHzで共振するように選定される
そして、ダンピングは、抵抗29の値R2によってなさ
れる。
このようにすれば、所望のベル特性を持つフィルタ回路
を形成できる。
このとき、抵抗25の値R1は、信号出力に直列に介在
する一種の減衰器として作用するが、これを受けるイン
ピーダンスが充分大きな場合は、その減衰量は問題にな
らない。
そして増幅度は、抵抗19の値REと先のC,L、 R
2の選び方で任意に設定可能である。
また第4図の等価回路にてPAL方式におけるクロマ信
号を増幅する場合には値Cを相当大きく(100FF前
後に)選ぶことにより、R2,Cは増幅度にほとんど影
響を与えなく、支配的なものはR1の値となる。
したがって、上記能動フィルタ回路が第3図の等価回路
に切換えられたときは、第5図の特性aを設定し、第4
図の等価回路に切換えられたときは第5図の特性すを設
定することになる。
このように、この発明による入力フィルタ切換え回路に
よると、簡単な構成によってPAL方式、SECAM方
式受信時の各々の等価回路の増幅度を設定するのにその
自由度が大きく、とくにSECAM方式受信時で必要と
される高利得補正特性を得ることができる。
さらにこの考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、第6図に示すように構成してもよい。
第6図に示す実施例は、第1図とは差動増幅回路部分が
相違する。
すなわち、トランジスタ18のコレクタは、ベースが共
通に制御信号入力端22に接続されたトランジスタ群Q
1□〜Qlnのエミッタ及びトランジスタ21のエミッ
タに共通に接続されている。
トランジスタQ1□のコレクタは、クロマ信号出力端2
4に接続されるとともに、抵抗31.32の一端に接続
されている。
前記抵抗31の他端は電源端28に接続され、前記抵抗
32ρ他端は、コンテ゛ンサ33、コイル34、抵抗3
5、の並列回路を介して電源端28に接続されている。
また前記抵抗32の他端は、トランジスタ21のコレク
タにも接続されている。
また前記トランジスタQ1□〜Ql nのコレクタは共
通に電源端28に接続されている。
上記の如く構成されるフィルタ切換え回路によると、受
動フィルタ回路Fは、PAL、SECAM両方式受両方
式受信口用いられる。
この受動フィルタ回路Fの特性は、第2図に示す周波数
特性を有し、映像検波出力段までの周波数特性の副搬送
波付近の傾斜を低域側の傾斜で補正する。
次に帯域補正されたPAL、SECAM色信号は、トラ
ンジスタ18で増幅され、トランジスタQ1□〜Q1o
、21からなる差動トランジスタ群の共通エミッタに入
力される。
制御電圧入力端22.23に加わるVp、 VsはPA
LあるいはSECAMキラー電圧で変化する直流制御電
圧で、PAL方式受信時には、Vp>vSSO21(■
)、SECAM方式受信時には、Vs>Vp+0.1
(V)である。
今SECAM方式を受信した場合を考えると、トランジ
スタ21が導通し、トランジスタQ1□〜Qlnが遮断
となる。
従ってこの場合の能動フィルタ回路の等価回路は、第7
図に示すようになり、トランジスタ18のベースからク
ロマ信号出力端までの利得は、A式の如くなる。
上記A式にて4.286MHzにてコンデンサ33C2
0、コイル34. L2□、が反共振するように定数を
選べばW2C2□L21は4.286 MHzで1とな
る。
このときA式は、次のA′式に変形される。
aV (4,286MHz) −R2□/RE、、、、
、、(A)’次にPAL方式を受信した場合には、トラ
ンジスタQ1□〜Qlnが導通し、トランジスタ21は
遮断となる。
このとき、信号電流は、トランジスタQ1□〜Qlnに
分流されるので増幅度を求める場合、エミッタ抵抗は等
価的にnREとなる。
このときの能動フィルタ回路の等価回路は、第8図に示
すようになり、その利得は次のB式で与えられる。
上記B式でPAL副搬送波中心周波数4.43MHz付
近ではW2C2□L2□が4.286MHz付近で1と
なるので(R21+R22) (1−W2C2□L2□
)(W2□L2□が言える。
このときB式はB′式に変形される。av (4,43
MHz) ==R2、/nRE−・−・−・(B)’こ
こで先のA′式及びB′式は各回路形成暗中の中心周波
数での利得を示し、A、 B式は周波数特性を示す。
したがって、第6図の実施例の場合は、抵抗31のR2
□と抵抗32のR2□の各位を略同等に選べば周波数特
性は、第9図に示すようになる。
第9図において特性b′はPAL方式受信時の特性であ
り、特性a′はSECAM方式受信時の特性である。
以上説明したように、この考案はPAL。
SECAM方式に対する入力周波数特性をPALあるい
はSECAMキラー電圧を利用して切換え得るとともに
、SECAM方式受信時のクロマ信号増幅度をPAL方
式受信時のそれに比べて充分大きく得られ、またその設
計設定が容易な入力フィルタ切換え回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の入力フィルタ切換え回路の一実施例
を示す回路図、第2図は第1図回路における受動フィル
タ回路の特性図、第3図、第4図にそれぞれ第1図回路
の能動フィルタ回路がSECAM方式受信時、PAL方
式受信時において切換わる等価回路図、第5図は能動フ
ィルタ回路が各方式受信時に奏する特性を示す図、第6
図はこの考案の他の実施例を示す回路図、第7図、第8
図は第6図の回路の能動フィルタ回路がSECAM方式
受信時、PAL方式受信時において切換わる等価回路図
、第9図は第6図の回路の能動フィルタ回路が各方式受
信時に奏する特性を示す図である。 F・・・受動フィルタ回路、18.20.21・・・ト
ランジスタ、Q、、 〜Q、、−)ランジスタ、25.
29.31.32−・・抵抗、26゜ 34・・・コイル、 27゜ 33・・・コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端にPALあるいはSECAM方式のクロマ信号が
    選択的に加えられ、PAL方式のクロマ信号4.43
    MHz帯の周波数補正を得る特性に設定された受動フィ
    ルタ回路と、この受動フィルタ回路の出力端が制御端に
    接続され電流源として動作される第1のトランジスタと
    、この第1のトランジスタを電流源とするようにこの電
    流源に少なくとも第2、第3のトランジスタの動作電流
    出力端が共通接続される差動増幅回路と、前記差動増幅
    回路のスイッチング関係にある何れか一方側のトランジ
    スタをオン他方側をオフに切換えるPALあるいはSE
    CAMキラー電圧をスイッチング関係にあるトランジス
    タの制御端間に設定されたキラー電圧入力端と、SEC
    AM方式受信時にて切換えられた前記差動増幅回路の等
    他回路が増幅作用とともにSECAM方式のクロ、マ信
    号周波数に共振する回路を形成するように前記差動増幅
    回路のうち導通状態にあるトランジスタの電流路に設け
    られた共振回路部とを具備したことを特徴とする入力フ
    ィルタ切換え回路。
JP13115379U 1979-09-21 1979-09-21 入力フイルタ切換え回路 Expired JPS5936072Y2 (ja)

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JPS5648182U JPS5648182U (ja) 1981-04-28
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