JPH0350817Y2 - - Google Patents

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JPH0350817Y2
JPH0350817Y2 JP4747784U JP4747784U JPH0350817Y2 JP H0350817 Y2 JPH0350817 Y2 JP H0350817Y2 JP 4747784 U JP4747784 U JP 4747784U JP 4747784 U JP4747784 U JP 4747784U JP H0350817 Y2 JPH0350817 Y2 JP H0350817Y2
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rice
cooking
rice cooker
temperature
outer lid
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JP4747784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、電気炊飯器に係り、特に、白米と
玄米とを選択的に炊飯できるようにしたものにあ
つて、玄米炊飯時に炊き汁が外部に漏れでるのを
防止できるようにした電気炊飯器に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
最近、白米でも玄米でも炊飯可能な電気炊飯器
が市販されている。この両用可能な電気炊飯器
は、玄米炊飯時には、電気ヒータの発熱量を抑え
るとともに炊飯鍋内の温度を100℃以下、たとえ
ば70℃程度に保ち、低温で長時間かけてゆつくり
と炊き込むようにしている。
ところで、このように白米、玄米ともに炊飯で
きるようにした電気炊飯器にあつて、その炊飯可
能な米の最大量は、通常、どちらも同じ値に設定
されたものが多い。すなわち、白米で5合炊きで
きる場合には玄米でも5合炊きできるものとして
いる。そして、炊飯鍋の容積は、通常、白米で5
合炊きできるものは、白米を5合炊きするのに必
要な容積に設定されているものが多い。
しかしながら、上記のように構成された従来の
この種電気炊飯器にあつては、つぎのような問題
があつた。すなわち、玄米を炊飯するときには、
白米の場合より多くの水を必要とする。また、玄
米を炊飯したときには、白米の場合に比べて炊き
汁が多い。このため、炊飯鍋内に最大炊飯量の玄
米を入れて炊飯を行なつた場合には、ときとして
炊き汁の一部が外部に漏れ、炊飯器の周辺を汚す
ことがあつた。
そこで、このような不具合を解消するために、
炊飯鍋の容積を予め大きめに設定しておくことが
考えられるが、このようにすると全体が大形にな
り、取り扱いの面倒化を招くばかりか高価格化を
招くことになる。
〔考案の目的〕
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、、最大炊飯量
近くの玄米量で炊飯を行なつた場合であつても、
簡単な操作だけで炊き汁が外部に漏れでるのを防
止でき、もつて、周辺部を汚すことなく、しかも
全体の大形化や高価格化を招くことなく、白米お
よび玄米を選択的に炊飯できる電気炊飯器を提供
することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、白米および玄米を選択的に炊飯で
きるようにした電気炊飯器において、炊飯鍋を蓋
する内蓋および加熱釜を蓋する外蓋を貫通するよ
うに設けられた蒸気抜き筒体に外部から着脱自在
に嵌合結合される炊き汁受けを設けたことを特徴
としている。
〔考案の効果〕
上記構成であると、炊き汁が外部に漏れでる虞
れのある場合、すなわち、最大炊飯量に近い量の
玄米を炊飯するときだけ炊き汁受けを装着すれ
ば、漏れ出た炊き汁によつて炊飯器の周囲が汚れ
るのを防止することができる。このため、炊き汁
の外部への漏出を防止するために炊飯器全体を大
形化する必要性は全くない。したがつて、大形
化、高価格化を招くことなく炊き汁の漏出による
弊害の発生を防止することができる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
第1図において、1は外容器であり、この外容
器1内には、たとえばアルミニウムで形成された
加熱釜2が固定されている。加熱釜2の底壁には
主電気ヒータ3が埋設されている。加熱釜2の底
壁中央部には透孔4が設けてあり、この透孔4に
は200℃近辺の温度で動作する手動投入形の温度
スイツチ5が装着されている。そして、上記加熱
釜2の内部には炊飯鍋6が選択的に載置される。
この炊飯鍋6は熱伝導率の良い部材で形成されて
おり、その底壁外面は前記加熱釜2の底壁内面に
密接し得る形状に形成されている。
しかして、加熱釜2の上部開口部には、この開
口部を選択的に閉塞する外蓋7が図示しないヒン
ジ機構によつて回動自在に支持され、かつ閉塞時
に図示しないロツク機構で機械的にロツクされる
関係に設けられている。外蓋7の内側には、上記
外蓋7に対して着脱自在に取付けられ、かつ外蓋
7の閉塞動作に連動してその周縁部が炊飯鍋6の
開口縁部に圧接しながら上記炊飯鍋6の上部開口
を閉塞する内蓋8が設けられている。外蓋7には
上下方向に向かう透孔9が形成されている。そし
て、内蓋8の透孔9に対向した位置には孔10が
設けてあり、この孔10の縁部には蒸気抜き筒体
11の下端側が固定されている。この蒸気抜き筒
体11の上端側は常時、透孔9内に位置してい
る。そして、蒸気抜き筒体11の透孔9内に位置
している部分の外周には、外部から着脱自在に、
かつ嵌合結合される関係に炊き汁受け12が装着
されている。この炊き汁受け12は、第2図にも
示すように、蒸気抜き筒体11に嵌合する小径筒
部13と、この小径筒部13の途中位置外周面か
ら半径方向に延びた後、小径筒部13と同心的に
小径筒部13の上端を越える高さ位置まで延びた
大径筒部14とで構成されている。
前記加熱釜2の底壁外面には、たとえば75℃以
上の温度でOFF作動し、上記温度未満でON作動
する温度スイツチ15が取付けられている。ま
た、外容器1には、その操作部を露出させて切替
えスイツチ16が設けられている。そして、切替
えスイツチ16、温度スイツチ15,5および主
電気ヒータ3は第3図に示すように結線されてい
る。すなわち、電源端子21,22間に、主電気
ヒータ3と切替えスイツチ16と、温度スイツチ
5とを上記順に直列に接続するとともに上記切替
えスイツチ16の両端間に温度スイツチ15を接
続し、さらに、この温度スイツチ15の両端にダ
イオード23を接続したものとなつている。な
お、第1図中17,18は断熱材を示し、19は
コード収容部を示し、また、第3図中24は動作
表示用の放電管を示している。
このように構成された電気炊飯器を用いて白米
を炊飯するときには次のようにする。すなわち、
この場合には、まず、所定量の白米と水とを炊飯
鍋6内に収容し、外蓋7を閉じる。これによつ
て、炊飯鍋6の上部開口は自動的に内蓋8によつ
て閉じられる。
しかして、この状態で、切替えスイツチ16を
ON状態にし、続いて温度スイツチ5をON状態
に操作する。この操作によつて、主電気ヒータ3
に電流が流れ炊飯動作が開始される。この場合、
主電気ヒータ3の両端には電源の全電圧が印加さ
れる。したがつて、主電気ヒータ3は、いわゆる
定格容量で発熱する。主電気ヒータ3が発熱する
と、加熱釜2が昇温し、これに伴つて炊飯鍋6内
も昇温する。そして、白米が炊き上がると水分が
大幅に少なくなるため、加熱釜2の温度が急速に
上昇する。加熱釜2の温度が200℃を越えようと
すると、温度スイツチ5が作動し、炊飯動作を終
了する。
一方、玄米を炊飯するときには次のようにす
る。すなわち、この場合には、切替えスイツチ1
6をOFFにし、この状態で温度スイツチ5を投
入する。上記のように投入した直後には、まだ加
熱釜2は低温である。このため、温度スイツチ1
5はON状態を保持する。したがつて、主電気ヒ
ータ3には電源の全電圧が印加され、加熱釜2は
白米の場合と同様な温度勾配で温度上昇する。そ
して、加熱釜2の温度が75℃を越える温度まで上
昇すると、温度スイツチ15がOFF動作を行な
う。以後、ダイオード23の作用によつて、主電
気ヒータ3には半波電流が流れる。このため、主
電気ヒータ3の発熱量は白米炊飯ときの1/2にな
り、この結果、炊飯鍋6内の温度は、たとえば70
℃に保たれ、この温度で炊飯が行われる。そし
て、玄米が炊き上がると、水分が大幅に減少し、
これに伴つて炊飯鍋6の温度が急速に上昇し、
200℃を越えようとした時点で温度スイツチ5が
OFF作動して炊飯動作を終了する。
ところで、上記のように玄米を炊飯する場合、
玄米量が最大炊飯量に近くなると、炊飯動作時
に、炊き汁が蒸気抜き筒体11を介して外部に漏
れでる虞れがある。このような場合には、第1図
および第2図に示すように炊き汁受け12を蒸気
抜き筒体11の外周に嵌合結合させる。このよう
にすると、蒸気抜き筒体11内を上昇した炊き汁
は、小径筒部13の上端から大径筒部14内に流
れだし、この大径筒部14内に溜り、外部に漏れ
出すようなことはない。したがつて、上記のよう
に最大炊飯量に近い量の玄米を炊飯する場合であ
つても炊飯器の周辺を汚すことなく炊飯動作を行
なわせることができ、結局、前述した効果が得ら
れることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る電気炊飯器
の縦断面図、第2図は同炊飯器の要部だけを取出
して示す拡大断面図、第3図は同炊飯器の電気回
路図である。 1……外ケース、2……加熱釜、3……主電気
ヒータ、5……手動投入形の温度スイツチ、6…
…炊飯鍋、7……外蓋、8……内蓋、9……透
孔、11……蒸気抜き筒体、12……炊き汁受
け、15……温度スイツチ、16……切替えスイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気ヒータによつて加熱される加熱釜と、この
    加熱釜内に載置される炊飯鍋と、前記加熱釜の開
    口部を選択的に閉塞するとともに閉塞時に機械的
    にロツクされる外蓋と、この外蓋の内側に設けら
    れ上記外蓋の閉塞動作に連動して周縁部が前記炊
    飯鍋の開口縁部に圧接しながら上記炊飯鍋の開口
    部を閉塞する内蓋と、この内蓋に一端側が固定さ
    れた蒸気抜き筒体と、前記外蓋に設けられ前記蒸
    気抜き筒体の他端側を嵌入させる透孔と、この透
    孔内に位置している前記蒸気抜き筒体の他端側に
    外部から着脱自在に嵌合結合される炊き汁受け
    と、前記電気ヒータの発熱量を白米炊飯と玄米炊
    飯とに応じて切替え可能な切替え回路とを具備し
    てなることを特徴とする電気炊飯器。
JP4747784U 1984-03-31 1984-03-31 電気炊飯器 Granted JPS60158523U (ja)

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JP4747784U JPS60158523U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

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JP4747784U JPS60158523U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 電気炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS60158523U JPS60158523U (ja) 1985-10-22
JPH0350817Y2 true JPH0350817Y2 (ja) 1991-10-30

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JP4747784U Granted JPS60158523U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 電気炊飯器

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JPS60158523U (ja) 1985-10-22

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