JPH0240907Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240907Y2 JPH0240907Y2 JP1150485U JP1150485U JPH0240907Y2 JP H0240907 Y2 JPH0240907 Y2 JP H0240907Y2 JP 1150485 U JP1150485 U JP 1150485U JP 1150485 U JP1150485 U JP 1150485U JP H0240907 Y2 JPH0240907 Y2 JP H0240907Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- steam
- pump
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 11
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、一般家庭などにおいて使用する電気
湯沸器に関するものである。
湯沸器に関するものである。
従来の技術
従来のこの種の電気湯沸器は、実開昭57−
69637号公報に示されているように、第3図のよ
うな構造となつていた。すなわち、容器31の上
方に中蓋32を設け、かつこの中蓋32の上方に
外蓋33を設け、前記容器31の下方に設けた発
熱体34により、容器31内の液体を主として沸
騰温度未満の温度に加熱、制御する構造となつて
いた。
69637号公報に示されているように、第3図のよ
うな構造となつていた。すなわち、容器31の上
方に中蓋32を設け、かつこの中蓋32の上方に
外蓋33を設け、前記容器31の下方に設けた発
熱体34により、容器31内の液体を主として沸
騰温度未満の温度に加熱、制御する構造となつて
いた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来の構成では、容器31
内に水を供給したり、容器31の掃除をしたりす
る場合、容器31上に載置した中蓋32を脱着す
る必要があるため、使用性に難点を有するもので
あつた。また、湯温を沸騰温度に正確に制御する
点においても、構造上難しい点を有していた。
内に水を供給したり、容器31の掃除をしたりす
る場合、容器31上に載置した中蓋32を脱着す
る必要があるため、使用性に難点を有するもので
あつた。また、湯温を沸騰温度に正確に制御する
点においても、構造上難しい点を有していた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
使用操作性を大幅に改善し、かつ正確な沸騰温度
制御を実現し、さらに構造的にも簡単にしてコス
ト面でも優れた電気湯沸器を提供することを目的
とする。
使用操作性を大幅に改善し、かつ正確な沸騰温度
制御を実現し、さらに構造的にも簡単にしてコス
ト面でも優れた電気湯沸器を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案は、液体を
収容する容器と、この容器の上部に取付けられた
蓋受部材と、前記容器の下部に設けられた発熱体
と、前記蓋受部材に開閉自在に保持された蓋体と
を備え、前記蓋受部材または容器の上部に蒸気検
知器を配設するとともに、前記蓋体の下端開口部
にベローズポンプを保持するポンプ保持部材を設
け、このポンプ保持部材に、前記蓋体の閉塞時に
前記蒸気検知器と対向する蒸気通過口を設けた深
皿状の遮蔽枠を係止し、この遮蔽枠を前記蓋体の
開閉と連動させるように構成したものである。
収容する容器と、この容器の上部に取付けられた
蓋受部材と、前記容器の下部に設けられた発熱体
と、前記蓋受部材に開閉自在に保持された蓋体と
を備え、前記蓋受部材または容器の上部に蒸気検
知器を配設するとともに、前記蓋体の下端開口部
にベローズポンプを保持するポンプ保持部材を設
け、このポンプ保持部材に、前記蓋体の閉塞時に
前記蒸気検知器と対向する蒸気通過口を設けた深
皿状の遮蔽枠を係止し、この遮蔽枠を前記蓋体の
開閉と連動させるように構成したものである。
作 用
この構成により、中蓋が不要となるため、使用
操作性が大幅に向上するとともに、蓋体の閉塞時
に蒸気検知器と対向する蒸気通過口を設けた深皿
状の遮蔽枠を、蓋体の下端開口部に設けたポンプ
保持部材に係止しているため、蒸気検知器へ集中
的に蒸気を送出することが可能となり、その結
果、沸騰温度制御に優れた構成を得ることができ
るものである。
操作性が大幅に向上するとともに、蓋体の閉塞時
に蒸気検知器と対向する蒸気通過口を設けた深皿
状の遮蔽枠を、蓋体の下端開口部に設けたポンプ
保持部材に係止しているため、蒸気検知器へ集中
的に蒸気を送出することが可能となり、その結
果、沸騰温度制御に優れた構成を得ることができ
るものである。
実施例
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図〜第2図において、1は液体を
収容する容器、2は容器1の上端部に取付けられ
た蓋受部材で、この蓋受部材2は外周端部で外枠
部材3を係合する。前記容器1は、下方部におい
て、連結部材4、底覆板5を介して前記外枠部材
3の下部に係止され、さらにこの容器1には発熱
体6と、排水管7と、蒸気検知器8を配設した蒸
気導入筒9を設けている。10は前記排水管7の
上部に設けた液体の異常流出防止部材、11は液
体導出管で、カバー部材12により覆われてい
る。
説明する。第1図〜第2図において、1は液体を
収容する容器、2は容器1の上端部に取付けられ
た蓋受部材で、この蓋受部材2は外周端部で外枠
部材3を係合する。前記容器1は、下方部におい
て、連結部材4、底覆板5を介して前記外枠部材
3の下部に係止され、さらにこの容器1には発熱
体6と、排水管7と、蒸気検知器8を配設した蒸
気導入筒9を設けている。10は前記排水管7の
上部に設けた液体の異常流出防止部材、11は液
体導出管で、カバー部材12により覆われてい
る。
13は前記蓋受部材2の上部に軸支部材14に
より開閉自在に軸支された蓋体、15は蓋体13
の下面開口部を閉塞するポンプ保持部材で、この
ポンプ保持部材15にはベローズポンプ16の下
端開口部周縁を気密的に取付け、かつベローズポ
ンプ16の上端開口部周縁には第1の空気口17
を有するポンプカバー18を気密的に取付け、さ
らにポンプ保持部材15とポンプカバー18との
間にはばね19を介在させ、またポンプ保持部材
15の下部には第2の空気口20を有し、かつ容
器1の上端開口部内へ臨む膨出部15′を設けて
いる。21はポンプ押し板、22は弁体、23は
蒸気排出口である。
より開閉自在に軸支された蓋体、15は蓋体13
の下面開口部を閉塞するポンプ保持部材で、この
ポンプ保持部材15にはベローズポンプ16の下
端開口部周縁を気密的に取付け、かつベローズポ
ンプ16の上端開口部周縁には第1の空気口17
を有するポンプカバー18を気密的に取付け、さ
らにポンプ保持部材15とポンプカバー18との
間にはばね19を介在させ、またポンプ保持部材
15の下部には第2の空気口20を有し、かつ容
器1の上端開口部内へ臨む膨出部15′を設けて
いる。21はポンプ押し板、22は弁体、23は
蒸気排出口である。
24は前記膨出部15′を覆う遮蔽枠で、この
遮蔽枠24は側面を下方が小径となる深皿状に構
成し内部に蒸気室24′を形成し、かつ上縁をシ
ール部材25に固着し、側面に蒸気通過口26を
設け、さらに下面に第3の空気口27を設けると
ともに、先端が前記蒸気通過口26に対向する略
L字形状をなすノズル28を装備し、そしてこの
遮蔽枠24は係止部材により前記膨出部15′に
保持される。
遮蔽枠24は側面を下方が小径となる深皿状に構
成し内部に蒸気室24′を形成し、かつ上縁をシ
ール部材25に固着し、側面に蒸気通過口26を
設け、さらに下面に第3の空気口27を設けると
ともに、先端が前記蒸気通過口26に対向する略
L字形状をなすノズル28を装備し、そしてこの
遮蔽枠24は係止部材により前記膨出部15′に
保持される。
上記構成において動作を説明する。容器1に水
を入れて発熱体6に通電すると、湯沸が行なわ
れ、沸騰状態になると、発生した蒸気がノズル2
8の下端開口部より導入され、蒸気通過口26、
導入筒9を経て蒸気検知器8に集中的に吹き付け
られ、そしてこの蒸気検知器8により沸騰が検知
され、この沸騰後発熱体6の断電がなされる。ま
た、ノズル28の内径、蒸気検知器8の検知レベ
ル、蒸気通過口26、第1の空気口17、第2の
空気口20、第3の空気口27、遮蔽枠24内の
容積を任意に設定することにより、沸騰時間の最
適化が可能となる。また沸騰後は、保温用発熱体
などにより高温に保温される。
を入れて発熱体6に通電すると、湯沸が行なわ
れ、沸騰状態になると、発生した蒸気がノズル2
8の下端開口部より導入され、蒸気通過口26、
導入筒9を経て蒸気検知器8に集中的に吹き付け
られ、そしてこの蒸気検知器8により沸騰が検知
され、この沸騰後発熱体6の断電がなされる。ま
た、ノズル28の内径、蒸気検知器8の検知レベ
ル、蒸気通過口26、第1の空気口17、第2の
空気口20、第3の空気口27、遮蔽枠24内の
容積を任意に設定することにより、沸騰時間の最
適化が可能となる。また沸騰後は、保温用発熱体
などにより高温に保温される。
そして沸騰中に発生した蒸気の一部は、第3の
空気口27、第2の空気口20、第1の空気口1
7、弁体22、蒸気排出口23を通り、器体外へ
排出される。次に湯を使用する場合、ポンプ押し
板21を下方に押し下げると、ベローズポンプ1
6内の空気が容器1内に圧送され、湯を液体導出
管11より器体外へ排湯する。また前記ポンプ保
持部材15に膨出部15′を設けることにより、
蒸気室24′の容積を縮少することができるため、
蒸気検知器8への蒸気吹き付け量を増大させるこ
とができる。
空気口27、第2の空気口20、第1の空気口1
7、弁体22、蒸気排出口23を通り、器体外へ
排出される。次に湯を使用する場合、ポンプ押し
板21を下方に押し下げると、ベローズポンプ1
6内の空気が容器1内に圧送され、湯を液体導出
管11より器体外へ排湯する。また前記ポンプ保
持部材15に膨出部15′を設けることにより、
蒸気室24′の容積を縮少することができるため、
蒸気検知器8への蒸気吹き付け量を増大させるこ
とができる。
なお、上記実施例においては、蒸気検知器8を
容器1の上部に設けたものについて説明したが、
蓋受部材2に設けてもよいものである。
容器1の上部に設けたものについて説明したが、
蓋受部材2に設けてもよいものである。
考案の効果
上記実施例から明らかなように本考案によれ
ば、蓋受部材または容器の上部に蒸気検知器を配
設するとともに、蓋体の下端開口部にベローズポ
ンプを保持する保持部材を設け、このポンプ保持
部材に、前記蓋体の閉塞時に前記蒸気検知器と対
向する蒸気通過口を設けた深皿状の遮蔽枠を係止
し、この遮蔽枠を前記蓋体の開閉と連動させるよ
うに構成しているため、従来における中蓋は不要
となり、その結果、使用操作性を大幅に向上させ
ることができ、また蒸気検知器にも集中的に蒸気
を送出することが可能となるため、沸騰温度制御
に優れた構成を得ることができるものである。
ば、蓋受部材または容器の上部に蒸気検知器を配
設するとともに、蓋体の下端開口部にベローズポ
ンプを保持する保持部材を設け、このポンプ保持
部材に、前記蓋体の閉塞時に前記蒸気検知器と対
向する蒸気通過口を設けた深皿状の遮蔽枠を係止
し、この遮蔽枠を前記蓋体の開閉と連動させるよ
うに構成しているため、従来における中蓋は不要
となり、その結果、使用操作性を大幅に向上させ
ることができ、また蒸気検知器にも集中的に蒸気
を送出することが可能となるため、沸騰温度制御
に優れた構成を得ることができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸器の
要部断面図、第2図は同電気湯沸器の半分を断面
で示した側面図、第3図は従来の電気湯沸器の破
断側面図である。 1……容器、2……蓋受部材、6……発熱体、
8……蒸気検知器、13……蓋体、15……ポン
プ保持部材、16……ベローズポンプ、24……
遮蔽枠、26……蒸気通過口。
要部断面図、第2図は同電気湯沸器の半分を断面
で示した側面図、第3図は従来の電気湯沸器の破
断側面図である。 1……容器、2……蓋受部材、6……発熱体、
8……蒸気検知器、13……蓋体、15……ポン
プ保持部材、16……ベローズポンプ、24……
遮蔽枠、26……蒸気通過口。
Claims (1)
- 液体を収容する容器と、この容器の上部に取付
けられた蓋受部材と、前記容器の下部に設けられ
た発熱体と、前記蓋受部材に開閉自在に保持され
た蓋体とを備え、前記蓋受部材または容器の上部
に蒸気検知器を配設するとともに、前記蓋体の下
端開口部にベローズポンプを保持するポンプ保持
部材を設け、このポンプ保持部材に、前記蓋体の
閉塞時に前記蒸気検知器と対向する蒸気通過口を
設けた深皿状の遮蔽枠を係止し、この遮蔽枠を前
記蓋体の開閉と連動させるように構成したことを
特徴とする電気湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1150485U JPH0240907Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1150485U JPH0240907Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126922U JPS61126922U (ja) | 1986-08-09 |
JPH0240907Y2 true JPH0240907Y2 (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=30493683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1150485U Expired JPH0240907Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240907Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1150485U patent/JPH0240907Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61126922U (ja) | 1986-08-09 |
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