JPH036279Y2 - - Google Patents

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JPH036279Y2
JPH036279Y2 JP1985011505U JP1150585U JPH036279Y2 JP H036279 Y2 JPH036279 Y2 JP H036279Y2 JP 1985011505 U JP1985011505 U JP 1985011505U JP 1150585 U JP1150585 U JP 1150585U JP H036279 Y2 JPH036279 Y2 JP H036279Y2
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JP
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container
pump
holding member
steam
bellows pump
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JP1985011505U
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JPS61126939U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭などにおいて使用するポツ
トに関するものである。
従来の技術 従来のこの種のポツトは、実開昭57−69367号
公報に示されているように、第3図のような構造
となつていた。すなわち、容器31の上方に中蓋
32を設け、かつこの中蓋32の上方に外蓋33
を設け、さらにこの外蓋33内にベローズポンプ
34を備えた構造となつていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、エアーポ
ンプ34を圧縮して液体を排出する場合、1回の
圧縮に対して多量の排出量を得ようとすれば、ベ
ローズポンプ34の高さh1を増大させなければな
らず、これに伴い、外蓋33の高さも増大するた
め、外観上の体栽が悪くなるとともに、外蓋33
の着脱等の操作性を低下させていた。さらにこの
構成においては、容器31の上方部の不用な空隙
が大となるため、有効収容水量に対する製品の高
さh2も大となり、その結果、小型化の弊害になる
とともに、コストパーフオマンスを低下させてい
た。
本考案は、このような問題点を解決するもの
で、蓋体の使用操作性を大幅に改善するととも
に、コンパクトなポツトを提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、液体を
収容する容器と、この容器の上部に空気を圧送し
て液体を排出させる、ベローズポンプと、このベ
ローズポンプの下方を保持するポンプ保持部材
と、この保持部材を覆い外周に容器開口部を密閉
するシール部材を装着した金属製の遮蔽枠を備
え、前記ポンプ保持部材と遮蔽枠に前記容器の上
端開口部内に臨む膨出部を形成したものである。
作 用 この構成により、1回のベローズポンプの圧縮
により、多量の液体排出量が得られるために、こ
れにより、製品の高さを大幅に低くでき、かつコ
ンパクトで、操作性に優れたものを得ることがで
きる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図〜第2図において、1は液体を
収容する容器、2は容器1の上端に保持される蓋
受部材で、この蓋受部材2は外周端部で外枠部材
3と係合する。前記容器1は、下方部において、
連結部材4、底覆板5を介して前記外枠部材3の
下部に係止され、さらにこの容器1には発熱体6
と、排水管7と、蒸気検知器8を配設した蒸気導
入筒9を設けている。10は前記排水管7の上部
に設けた液体の異常流出防止部材、11は液体導
出管で、カバー部材12により覆われている。
13は前記蓋受部材2の上部に軸支部材14に
より開閉自在に軸支された蓋体、15は蓋体13
の下面開口部を閉塞するポンプ保持部材で、この
ポンプ保持部材15には、ベローズポンプ16の
下端開口部周縁を気密的に取付け、かつベローズ
ポンプ16の上端開口部周縁には第1の空気口1
7を有するポンプカバー18を気密的に取付け、
さらにポンプ保持部材15とポンプカバー18と
の間にはばね19を介在させ、またポンプ保持部
材15の下部には第2の空気口20を有し、かつ
容器1の上端開口部内へ臨む膨出部15′を設け
ている。21はポンプ押し板、22は弁体、23
は蒸気排出口である。
24は前記膨出部15′を覆う遮蔽枠で、この
遮蔽枠24は上縁をシール部材25に固着し、か
つ側面に蒸気通過口26を設け、さらに下面に第
3の空気口27を設けるとともに、先端が前記蒸
気通過口26に対向する略L字形状をなすノズル
28を装備し、そしてこの遮蔽枠24は係止部材
により前記膨出部15′に保持される。
前記構成において動作を説明する。容器1に水
を入れて発熱体6に通電すると、湯沸しが行なわ
れ、沸騰状態になると、発生した蒸気がノズル2
8、蒸気通過口26、導入筒9を経て蒸気検知器
8に吹き付けられ、そしてこの蒸気検知器8によ
り沸騰が検知され、その後、保温に切換わり高温
状態で保温される。そして沸騰中に発生した蒸気
の一部は第3の空気口27、第2の空気口20、
第1の空気口17、弁体22、蒸気排出口23を
通り、器体外へ排出される。次に湯を使用する場
合、ポンプ押し板21を下方に押し下げると、ベ
ローズポンプ16内の空気が容器1内に圧送さ
れ、湯を液体導出管11より器体外へ排湯する。
このベローズポンプ16により排湯を行なう場
合、前記ポンプ保持部材15に膨出部15′を設
けているため、ポンプ室の容積を極めて大とする
ことができ、その結果、1回の押し操作による排
湯量を増大させることができる。また、この構成
は容器1の上端に生ずる余分な空隙を活用してい
るもので、これにより蓋体13の高さhを小とす
ることができるものである。
考案の効果 上記実施例から明らかなように本考案によれ
ば、ベローズポンプの下方を保持するポンプ保持
部材と、この保持部材を覆い外周に容器開口部を
密閉するシール部材を装着した金属製の遮蔽枠を
備え、前記ポンプ保持部材と遮蔽枠に前記容器の
上端開口部内に臨む膨出部を形成しているため、
1回のベローズポンプの圧縮により、多量の液体
排出量を得ることができ、その結果、従来によう
にベローズポンプの高さを高くする必要はなくな
るため、製品の高さも大幅に低くでき、かつコン
パクトで使用操作性に優れたポツトを提供するこ
とができる。また遮蔽枠でスチームを防ぐことが
でき耐久性的にも問題ない。
また容器の上端開口部を直接的に金属製の遮蔽
枠とポンプ保持部材で覆つているため保温効果が
高い上、万一の空焼き時の安全性も確保できる。
また遮蔽枠の膨出部の外径と容器内周との隙間
を小さくすることにより、シール部材の耐久性を
大幅に向上させることができる。
しかも蓋体開口時分割面である蓋受部材の上端
とスチームを遮る遮蔽枠の膨出部との距離が大き
くとれ、操作する手にスチームがかかることとこ
も少なく、火傷の恐れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すポツトの要部
断面図、第2図は同ポツトの半分を断面で示した
側面図、第3図は従来のポツトの破断側面図であ
る。 1……容器、15……ポンプ保持部材、15′
……膨出部、16……ベローズポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収容する容器と、この容器の上部に空気
    を圧送して液体を排出させるベローズポンプと、
    このベローズポンプの下方を保持するポンプ保持
    部材と、この保持部材を覆い外周に容器開口部を
    密閉するシール部材を装着した金属製の遮蔽枠を
    備え、前記ポンプ保持部材と遮蔽枠に前記容器の
    上端開口部内に臨む膨出部を形成したことを特徴
    とするポツト。
JP1985011505U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH036279Y2 (ja)

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JP1985011505U JPH036279Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JP1985011505U JPH036279Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61126939U JPS61126939U (ja) 1986-08-09
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JPS602941B2 (ja) * 1979-10-11 1985-01-24 三菱電機株式会社 Ni−W系合金鋳塊の加工方法

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