JPH03504798A - 植物類においてリジン過剰生産を誘導する方法 - Google Patents

植物類においてリジン過剰生産を誘導する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 15、ジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)をW 用する生合成経路 によって遊離し一リジンを生産し、該DHDPSが、(a)外来性遺伝子の産物 aであり、かつ(b)内因的に生産される遊離し一リジンによるフィードバック 抑制に対し実質的に耐性である形質転換植物。
16、該外来性DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第15項記載の 形質転換植物。
17、該外来性遺伝子がエシェリヒア・コ!J d a p A遺rE子”ある 請求の範囲第16項記載の形質転換植物。
18、 遊離L−IIリジンレベノにが同一種の非形質転換植物におけるレベル の少なくとも約50倍高い請求の範囲第15項記載の形質転換植物。
19、遊離し一リジンによるフィードバック抑制に対し実質的に耐性であるジヒ ドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)についてフード付けする遺伝子より なり、該遺伝子が、その5°−末端にて、アミノ末端葉緑体トランジットペプチ ド(CTP)をコード付けする第2のDNA配列に正しい読み枠で連結し、かつ 該DHDPS遺伝子および該第2のD N A配列が、植物細胞で機能的な調節 領域の転写および畦訳誠節制御下にある発現カセット。
20、該DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第19項記載の発現カ セット。
21、該遺伝子がエシェリヒア・コ’IdapA遺伝子である請求の範囲第20 項記載の発現カセット。
22、該カセットが少なくともlのT−DNAを有する請求の範囲第19項記載 の発現カセット。
23、さらに、植物細胞で選択可能な機能をコード付けする遺[云子よりなる請 求の範囲第19項記載の発現カセット。
24、約5キロベース未満よりなる請求の範囲第19項記載の発現カセット。
25、約2〜3キロベースよりなる請求の範囲第24項記載の発現カセット。
26、請求の範囲第19項記載の発現カセットよりなる、エシェリヒア・フリお よびアグロバクテリウム・チュメフ7シエンス(A。
tumefaciens)のうち少な(ともlで復製可能なプラスミド。
明細書 植物類においてリジン過剰生産を誘導する方法発明の背景 遺伝子移入技術における最近の進歩により、所望の特性を植物類に導入する新し い可能性が開けた。宿主植物に環境ストレスに対する保護を多少付与するために 、多数のかかる遺伝子が導入されてきた。例としては、グリフtセード(gly phosate)(コマイ(Conai)、ネイチャー (Nature)、   31ヱ、741〜744 (1985)およびシャー (Shah)、サイエ ンス(Science)、  233. 478〜481(1986))、ホス フィノドリチン(phosphinothricii) (デ・ブロック(De  Block)、EMBo、6.2513〜2518(1987))、ブロモキ シニル(スタルカー(Stalker)、  1987.国際特許出願PCT/ US10OO44)、 およびスルホニルウレア類(ホーグン(Haughn) 、モレキユラー・アンド・ジェネラル・ジエ不テイノクス(Mo1.Gen、G enetj、 2上ユ、266〜271 (+988))のごとき化学除草剤: ;対する耐性モ付与する遺伝子が含まれる。ある種の害虫(アダング(Adan g)、  1985.公開欧州特許出願142924号およびベック(Vaec k)、  ネイチ+ −(Nature)、  328゜33〜37(1987 ))、菌類病(ティラー(Taylor)、モレキユラー・アンド・ジェネラル ・ジェ不ティノクス(Mo1. Gen、 Genet、 )。
およびネルフン(Nelson)、バイオテクノロジー(Bio/Techno 1. )。
6.403〜405 (1988)に耐性なトランスジェニック植物も設計され てきた。
もう1つの興味ある分野は価値ある特性が付加された植物、特に作物植物のデザ インである。かかる特性の例は食料作物における栄養品質の改善である。ヒトお よび単画の動物の食物における必須のアミノ酸であるリジンはほとんどの禾穀類 における3種の最も限定的栄養素の中にある。その結果、穀物、大麦、小麦、米 、トウモロフン、雑穀、ツルガム等のごとき穀実ヘースの食物にはかなり高価な 合成リジンまたはリジンを含量、する油料種子蛋白荒粉を補足しなければならな い。これらの穀実また:よいずれかの飼料成分作物のリジン含有量を増加させる と、価値がかなり付加される。今日まで、植物におけるリジンレベルを高める試 みは通常の育種方法、およびより最近では、突然変異誘発および細胞培養技術に 依存してきた。
トウモロコシ(メルフ(Mertz)、サイエンス(Science)、  1 45゜279(1964)およびネルフン(Nelson)、サイエンス(Sc ience)。
および穀実ツルガム(シンら(Singh)、  クロップ・サイエンス(Cr opSci、)、13,535〜539 (1973)の天然に生じる高リジン 突然変異体が同定されている。各々の場合において、リジン含量の改良は遊離リ ジン生産の増加ではなく穀実の総蛋白プロフィールにおけるシフトに由来するも のであり;リジン欠損胚乳蛋白(プロラミン類)レベルの低下は、リジン富化蛋 白(アルブミン類、グロブリン類およびグロブリン類)レヘルの上昇によって補 足されている。栄養的には優れるが、これら−の突生変異体:i収率の低下およ び穀類品質の貧化を伴い、その農学的有用性を限定する。
栄養品質を改良するのに用いる別法アプローチは、上昇した遊離リジンプールを 有する生物化学的品種のin vitro選抜であった。IJリジン高等植物お よび微生物(第1図参照)におけるアミノ酸の「アスパラギン酸族」のメンバー である。従って、その生合成の調節は該層の他のメンバー:スレオニン、メチオ ニンおよびインロイシンのそれに密接に関係する。代謝産物の流れの調節はキイ となる酵素工程における最終産物フィードパ・ツク抑制を主として通じるようで ある。これらの工程の最初、すなわちアス/(ラギン酸キナーゼ(AK)によっ て触媒されるアスパルテートのリン酸化はすべての4種の最終産物に共通である 。調節の第2の箇所は、分岐点反応ニジヒドロジピコリン酸を形成するピルベー トとアスノくルチルセミアルデヒドとの縮合にある。この反応はリジンの生合成 までの最初(二特有なものであり、ジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDP S)、すなわち調査された植物類におけるリジンによって強くフィードバック抑 制されることが示されて、いる酵素によって触媒される(ウォルスグローブろU allsgrove et al)、フィトケミストリー(Phytochet )、20.2651〜1655(1981)、およびり7/<イザル(Kump aisal)、プラント・フィジオロジ−(Plant Physiol、)。
旦、145〜151  (19B?))。
AKの1を越える形態の存在を示唆する証拠がある(ミツリン(MiHin)、   1980.ザ・バイオケミストリー・オブ・ブラソフ(The Bioch eg+1stry of Plants)、  5巻、アミノ・アシノズ°アン ド・デリバテイプズ(Aa+ino Ac1ds and Derivativ es)、  スタンプおよびコン(Stumpf and Conn)fi、   420〜426頁、アカデミツク・プレス(Academic Press) )。lの形態はスレオニンによる抑制に対して感受性であり、池の形態はリジン による抑制に対して感受性である。植物細胞培養の増殖は等モル量のリジン+ス レオニンの存在下で抑制される。この抑制はメチオニンまたは(容易にメチオニ ンに変換される)ホモセリンの添加によって逆行され得る(グリ827〜830  (1974))、−ヒノバード(Hibberd)は、(ブランク(Plan ta)、 上土旦、183〜187(1980))、この増殖抑制に耐性のトウ モロコシカルスの安定な系を選抜した。これらの系はスレオニンを過剰生産(6 〜9倍)し、より低い程度だがメチオニン、リジンおよびインロイシンを過剰生 産した(2〜4倍)。リジン−耐性AKが観察された変化の原因であるという証 拠が存在した。完全な稔性植物に再生された系において、過剰生産は安定な遺伝 性特性であった(ヒノバード:)(Hibberd et al)、 PNAS 、ヱ旦。
559〜563 (1982))。同様な選抜がタバコ(プルギン(Bourg in)、  1982+ パライアビリティ・イン・ブランク・り一ジェネレイ テソド・フロム・ティシュ−・カルチャー(Variabilityin Pl ants Regenerated from Ti5sue Cu1ture )、イールおよびデマルリイ(Earle and Demarly)!、16 3〜174頁、ブレガー(Praeger)、二ニーヨーク)、大麦(アルダ( Arruda)、プラント・フィジオロジ−(Plant Physiol、) 、76、 442〜446(1984ン)、およびニンジン(カトワーレイ不ル ッ(Cattoir−Reynaerts)、ビオ−ミー・ラント・フィジオロ ギー・イル・7ランツニン(BiochemicalPhysiol、Pfan zen)、  l 78. 81〜90 (1983) )について行われてい る。
リジンアナログ類、特に5(2−アミノエチル)−システィン(AEC)は、単 独またはりジン+スレオニン選択いずれかにおいて、リジン過剰生産突然変異体 を単離する試行において用いられてきた。サノら(Sano et al)は、 (ジヂーナル・オブ・ジエン・アブルー?イクロバイオル(J、Gen、App l、Microbiol、)、  16. 373〜391 (1970))  、AEC選択を用いて高リジン細菌突然変異体を単離することができ、AECは AKまたはCHDPSあるいは双方の偽フィードバック抑制物質として作用する と提唱した。ウィドホルム(Widholm)は、(カナディアン・ジャーナル ・オブ・ボタニー(Can、J、Bot、)、34.1523〜1529(19 76)、タバコ浮遊細胞を突然変異誘発し、リジン810倍過剰生産する一A  E C耐性細胞を選抜した。リジンを5〜71告過剰生産するトウジンビニ突然 変異体が単離された(ボイエスろ′Boyes et al)、 プラント・サ ンエンス(Plant Sci、)、  i50.−195〜203(1987 ))ニブライト(Bright)は、(ブランク(Planta)、  146 ,629〜633(1979)、AECの不存在下でリジンを蓄積せず、AEC 摂取突然変異体であることが示されたAEC−耐性大麦系を選抜した。
また、AECはリジン生合成に干渉するよりもむしろ蛋白類に取り込まれること によって、その抑制効果を発揮する証拠がある。シfファーら(Schaeff er et al)、(プラント・フイジオロジ−(PlantPhysiol 、)、  84. 509〜515 (1987) 、系列的AECおよびリジ ン+スレオニン選択を適用して、種子貯蔵蛋白中に14%の高いが、遊離リジン よりは高くはないリジンを有する米突然変異体を得た。AEC抵抗性ジャガイモ 培養はジャコブセン(J acobsen)(ジャーナノいオブ・プラント・フ ィジオロジ−(J、 Plant Physiol、 )。
123.207〜315(1986))によって選択され1こ。この突然変異体 は対照培養よりも高い総アミノ酸レベルを有していたが、これはリジン、スレオ ニンまたはメチオニンの過剰生産によるものではなかった。ネグルティ(Xeg rutiu)I、(セアレテイカル・アンド・アプライド・ジェネティノ人(T hepr、Appl、Genet、)、  6旦。
11〜20(1984))、タバコのプロトプラストを突然変異誘発、続いてA EC選択に付した。10〜30倍リジンを過剰生産する2種の抵抗性細胞系が得 ちれている。生物化学的および遺伝子分析により、フィードバック−非感受性D HDPシンターゼが明らかとされた。該特性は単一の支配的遺伝子として引き継 がれた。
従来、DNA組換えおよび遺伝子移入技術は植物において価値を付加するために 代謝物生産の増大の領域に適用されたことがない。
しかしながら、細菌エシェリヒア・コリ(Escherichia coli) は高等植物と実質的に同一の経路によってリジンを合成する。ジヒドロピコリン 酸シンターゼはイー・コリのdapA遺伝子によってコード付けされ、リジンに 対して感受性であり(ユガリら(Yugari etal)、ビオシミ力・工・ ビウフィジ力・アクタ(Biochio+、 Biophys。
Acta、)、  62. 612〜614(1982))、それは植物から単 離された同一酵素と比較してin vitroリジンによる抑制に対して200 倍感受性が低い。さらに、マルチコピープラスミド上にd a p 、A、遺伝 子を担持するイー・フリ細胞は”、高レベルの遊離リジンを蓄積しくダウスール レベランド(Dauce−LeReverand)、ユーロピーア7−ジャーナ ル・オブ・アプライド・マイクロバイオロジカル・バイオテクノロジー(Eur 、J、Appl、Microbiol、Biotechnol、)、  15.  227〜231(1982))、これはD HD P S り(律速段階を触 媒することを示唆する。該遺伝子の配列は決定され、特徴付けられている(リシ ャウド(Richaud)、ジャーナル・オブ・バタテリオロジー(」。
Bacteriol、)、166.297〜300(1986))およびグラス マン(GIassa+an)、  1988.エム・ニス・セイス(L S、  Theis)、ミネソタ大学、ミネアポリス、ミネソタ州)。
かなり高レベルのリジンを蓄積する植物を容易に得るための通常の育種および組 織培養技術の相対的無能性を考慮すると、D N A組替えおよび遺伝子移入技 術を適用してかかる植物を作出する必要がある。
発明の要約 本発明は、(a)外来性遺伝子を植物組織源の細胞に導入し、次いで(b)該外 来性遺伝子を該細“堕で発現させることよりtす、ここに、該外来性遺伝子が、 内因的に生産された遊離リジンによるフィードパ、り抑制に対して実質的に耐性 であるジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)をフード付けするDNA 配列よりなることを特徴とする植物において遊離し一リジンのレベルを実質的に 増大させる方法を提供する。本発明の方法の実施において、該外来性遺伝子は該 DHDPS  DNA配列の5°−末端に連結し、かつ葉緑体トランジット(t ransit)ペプチド(CTP)をコード付けする第2のDNA配列よりなる 。該CTPは該DHDPSを、遊離し一リジンの生合成を促進させるよう作用で きる該細胞の葉緑体中に局在化させる。
従って、また、本発明は、内因性リジンによるフィードバック抑制に対し実質的 に耐性であるDHDPSの形態を発現する外来性遺伝子の導入によって形質転換 された植物細胞を提供する。広範囲の植物組織源を完全な植物体に再生できる技 術は公知であるので、また、本発明の方法:ヱ、DHDPSを用いる生合成経路 によって遊離L−リジンを生産する形質転換til物を提供するものでめ5)、 ここに、該D)IDPsは外来性(外因性)遺伝子の産物であって、内因的に生 産されたリジンによるフィードパ・Iり抑制に対して実質的に耐性である。本発 明の方法によって形質転換された好ましい植物:よ、前記列挙のごときイネ科植 物種を含む。かかる形質転換植物の食用部分は、同一種の非形質転換植物におけ るリジンレベルよりも少なくとも約50倍高い遊1i11L−リジンレベルを有 スる。
植物細胞を形質転換するのに用いる外来性遺伝子は、好ましくは、実質的にフィ ードパ・、り抑制に耐性なりHDPSについてコード付けする遺伝子またはその 酵素的機能性断片よりなるキメラ遺伝子発現カセットである。また、該発現カセ ットはアミノ末端葉緑体トランジット配列(CTS)をコード付けする第2のD  N A配列よりなる。該DHDPS遺伝子または遺伝子断片はCTS遺伝子に 対するその5°末端にて正しい読取枠にて連結される。外来性遺伝子は、好まし くは、漂的植物細胞で機能する鍔部領域の転写および翻訳制御下にある。かかる 領域はアグロバクテリウム・チニメファンエンス(A、 Tumefacien s)のTiまたitRiプラスミド、例えば、−T−DNA−のセグメントによ って植物細りに移入されたD N A配列かる得られる。例えば、有用な転写開 始領域は、オクトビンシンターゼ、ツバリンシンターゼまたはマンノビンシンタ ーゼをコード付けするTiまたはRiプラスミド遺伝子から単離できる。該発現 カセットは、好ましくは、さろに、形質転換細胞、およびそれに由来する植物が 容易に同定できるように、薬剤または除草剤耐性のごとき、植物細胞で選択可能 な機能をコード付けする遺伝子よりなる。
さらに、本発明の具体例は、本発明の発現カセットを取り込むプラスミドのごと き発現ベクターよりなり、該プラスミドはイー・コリまたはアグロバクテリウム のごとき細菌にて廣製が可能なものである。該外来性遺伝子は、電気穿孔、マイ クロインジェクシ誓ン、マイクロプロジェクティール注入により、またはリポソ ームのカプセル化を介するごとき方法!=よって植物細胞のゲノムに「裸の−D  N Aとして導入することができる。また、外来性遺伝子を取り込むプラスミ ドはアグロバクテリウム・テニメファシエンス媒介形質転換によって植物細胞の ゲノム(:、−組み込むことができる。
遺1云子または遺伝子断片に関して本明細書中で用いるごとく、−外来性!なる 語は、該遺伝子または遺伝子断片が、そこで最後に発現される植物種のゲノム以 外の1またはそれ以上の源から得ら(することを意味する。該源は天然のもので あり得、例えば、該遺伝子は細菌、酵母、菌類等、あるいは異なる植物種のごと きもう1つの生きた源から得られる。機能的DHDPSをフード付けする遺伝子 の好ましい源はイー・コリdapA遺伝子である。該源は合成のものでもある得 、例えば、該遺伝子または遺伝子断片は化学合成によってin vitroにて 調製できる。
植物細胞に導入された外来性遺伝子または遺伝子断片に関して本明細書中で用い るごとく、[発現−なる語は、遺(云子によってコード付けされる産物、例えば DHDPSのごとき酵素が細胞内で機能的形態で生産されるように、当該遺伝子 が安定に細胞のゲノムに組み込まれることを意味する。例えば、D HD P  Sの機能的形9はリジンの内因性生合成における段階を触媒する。
内因性リジンによるDHDPS−のフィードパlり抑制に関して本明細書中で用 いるごとく、「実質的に耐性どなる語は、植物が、DHDPSを合成しない同一 種の植物によって蓄積されるより実質的に過剰にリジンを蓄積し、そのように耐 性な程変まで、DHDPSが内因性レジンの存在下で機能性を維持することを意 味する。例えば、本発明の方法で得みれる新規植物は、未変性DHDPSのみを 含有する同種植物の少なくとも約10倍、好ましくは、少なくとも約50倍、例 えば約50〜250 (@高い抽出可能なリジンレベルを持つ。さらに、遊離リ ジンは変化された特定の植物種に毒性なレベルでは存在しない。また、「形質転 換された」という植物細胞または植物はそのゲノムに安定に、機能的に、かつ受 は継ぎ可能に組み込まれた外来性遺伝子または遺(云子断片を有する。
図面の簡単な記載 第1図はリジン生合成経路の模式図であり、以下の文字:ま以下の酵素ヲ示す: a・・・アスパラギン酸キナーゼ:b・・・アスパルチル−セミアルデヒドデヒ ドロゲナーゼ:C・・ンヒドロジビコリン酸シンターゼ;d・・・ジヒドロジピ コリン酸ルダクターゼ:e・・・スク/ニルオ牛ソアミノビメリン酸シンターゼ :f・・・スクシニルジアミノビぜリン酸アミントランスフェーゼ:g・・・ス クシニルジアミノピメリン酸デスクシニラーゼ;h・・・ジアミノビメラート: および1・・・メソーノアミノジピメリン酸デカルボキシラーゼ。
第2図は実施例1に記載したごときdapA遺伝子の操作を概略本発明は上昇し たレベルの遊離リジンを生産する穀実のごとき植物を得るための新規な方法に関 する。過剰生産はジヒドロジピコリン酸(DHDP)シンターゼ、すなわち植物 および細菌双方におけるリジンの生合成での分岐点酵素をコード付けする細菌遺 伝子の導入および導入された当該遺伝子の発現によってもたらされる。未変性植 物DHDPシンターゼはL−リジンによるフィードパlり抑制に対し高度に感受 性であり、該経路の調節のキイとなる箇所を構成する。対照的に、エシェリヒア ・コリから単離されたDHDP/ンターゼ:ま少なくとも200倍高レベルのし 一リジンの存在下で活性である。
植物で高レベルの遊離リジンの蓄積を得るためのリジン耐性DHDPシンターゼ をコード付けする遺伝子の導入目的では、長くかつ複雑な鎖事件が起こる。
まず、細mDHDPシンターゼ遺伝子をin vitroで修飾して植物細胞で の遺伝子発現に必要な調節シグナルを包含させなければならない。植物における リジン生合成経路は葉緑体に隔離されているので、該細菌遺伝子は、好ましくは 、遺伝子産物をこれらのオルガネラに導(ためには、アミノ末端葉緑体トランジ ットペプチド配列をフード付けする配列を付加するように修飾する。
リジンの生合成を変更させるためには、遺伝子を植物細胞に導入し、これらの形 質転換細胞が同定されなければならない。また、該遺伝子は植物細胞ゲノムに安 定に組み込まれなければならない。遺伝子の転写シグナルは植物細胞で認識され なければなろず、かつそこで機能しなければならない。すなわち、該遺伝子はメ 、センジャ−RNAに転写され、該mR,NA−は植物の核において安定で、か つ翻訳のために細胞質まで無傷で輸送されなければなるない。該遺伝子は植物細 胞リポソームによって認識されかつ適当に翻訳されるべく適当な翻訳シグナルを 有していければならない。ポリペプチド遺伝子産物は細胞質における蛋白分解攻 撃を免れなければならず、かつ酵素活性を付与する三次元フンフォメーシジンを 採らなければならない。細菌DHDPシンターゼはさろにリジンの生合成で機能 できるものでなければならない:すなわち、必要な基質(アスパルチルセミアル デヒドおよびピルベート)を得、適当な産物(ジヒドロピコリン酸)を経過する ためには、生合成における(おそらくは葉緑体における)前後工程を触媒する未 変性植物酵素の近くに位置させなければなるない、 これらのすべての条件に合致したとしても、リジンの首尾良い過剰生産は予測さ れるものではない、D)(DPシンターゼ工程における調節の減少を補償する他 の制御機構はないにちがいない。これは、生合成の池の抑制のみなろず、蓄積さ れたリジンの分解速度を増加させる機構がないことを意味す在。ま7二、リジン は植物に対し毒性でないレベルで過剰生産されなければなるない。最後に、商業 的育成および使用を可能とするために、導入された特性は安定でかつ遺伝性でな ければならない。
植物細胞における発現および機能のための細菌遺伝子の修飾ジヒドロジピコリン 酸シンターゼ(DHDPS)をコード付けする遺伝子はジアミノピメリン酸経路 によってリジンを合成するいずれの微生物から得ることもできる。遺伝子の選択 におけるキイとなる基準はリジンによる抑制に対する遺伝子産物(DHDPS) の相対的非感受性である。本発明の方法で用いる好ましい出発物質であるかかる 1の遺伝子は、リジンによるフィードバック抑制に対し高度に耐性なりHDPS の機能的32kD種をフード付けするイー・コリdapA遺伝子である。該遺伝 子は当該分野でよく知られた方法によって微生物から単離できる。かかる方法は DHDPSの公知突然変x体の相補用ゲノミソクライブラリーのスクリーニング ;遺伝子ライブラリーから発現されたポリペプチドの免疫学的スクリーニング; 放射能襟識したオリゴ丸クレオチドプローブへの/%イブリダイゼーシジン用ゲ ノミソクライブラリーのスクリーニング等を包含する。
該オリゴヌクレオチドプローブは他の種の遺伝子から、または単離したDHDP Sサブユニットのポリペプチド配列の逆翻訳かみ得られる配列に基づいて合成で きる。別法として、該遺伝子は全部または部分的に化学合成できる。
単離したならば、標準的なりNA組替え操作および分子分析を用いて特徴付けら れる。かかる技術は当業者によく知られており、マニアナイスら(Maniat is et al)、モレキニラー・クローニングニア“ラボラトリ−“マニュ アル(Molecular cloning:A laboratoryman ual)、コールド・スプリング・ノ\−バー・ラボラトリ−(ColdSpr ing )Iarbor Laboratory)、二ニーヨーク(1982) に記載されている。典型的には、DHDPS遺伝子を担持するD N A断片を 可能な最小の機能的断片まで小さくする:すなわち、該遺伝子の前後の外来性D NAを、Ba131消化、公知制限エンドヌクレアーゼ断片の欠失等のごとき方 法によ−って除去して、DHDPS突然変異体に例えばなお相補する最小DNA 断片を得る。この断片は通常3キロベ一ス未満であり、より通常には約1キロベ ースである。次いで、このDNA断片のヌクレオチド配列をいくつかの常法のう ちいずれかによって決定することができる。次いで、オーブンリーディングフレ ーム(コーディング配列)、推定されるRNAポリメラーゼ結合部位(プロモー ター)、リポソーム結合部位、および転写終止シグナル配列を同定する。転写開 始部位はS1ヌクレアーゼマツピングまたはブライマー補修分析のごとき技術に よって決定することができる。単離した遺伝子をプラスミド上に取り込む細菌( 典型的には、イー・コリ)の抽出物を検定してCHDPS活性の存在および添加 し一リジンに対する酵素活性のin vitro相対的耐性を確認する。
特徴付けを終えたならば、該遺伝子を修飾して、遺伝そ産物の宿主植物細胞にお ける取り込み、発現、および機能を可能とする。好ましい修飾は;l)アミ/末 端葉緑体トランジットペプチドについてコード付けするDNA配列をD〜HDP Sコーディング配列の5′末端に付加すること:2)植物細胞によって認識され かつそこで機能する5゛および3′側節配列で細菌の5′および3′側節配列を 置き換えること:および3)この植物特異的発現カセットを、DHDPS遺伝子 を宿主植物細胞に導入し、かつそこでそれを安定に確立するのに適したベクター に挿入することである。
葉緑体トランジットペプチド(CTP)DNA配列の付加今日までに植物で調べ られているすべてのリジン生合成酵素を葉緑体中に局在させることができる。か くして、外来性遺伝子の産物の適当な局在を達成するには、葉緑体トランジット ペプチド配列をコード付けするD N A断片を、DHDPSについてフード付 けするDNA配列の5°末端に、適当な読み枠にて連結させ、それにより完全な トランジットペプチド−DNAプレ蛋白が遺伝子融合の転写産物から翻訳される 。有用なトランジットペプチド(典型的には長さが40〜70個のアミノ酸)は 翻訳の後に機能してプレ蛋白を葉緑体に導き、そこで該プレ蛋白はエネルギー依 存性過程に移入される。該トランジットペプチドは8亥移入の間またはその直後 に切断されて成熟ポリペプチドが生成する。
このトランジットペプチドをフード付けするD N A断片は、植物核遺伝子の 産物がアミノ末端トランジットペプチドよりなるプレ蛋白として発現され、かつ 葉緑体に移入される限り、種々の当該遺伝子から得ることができる。かかるトラ ンジットペプチド配列を包含することが公知の植物遺伝子産物の例はりブロース ビスホスフェートカルボキシラーゼのスモールサノユニ、ト、フェレドキシン、 クロロフィルa / b結合蛋白、核遺伝子によってフード付けされる葉緑体リ ポソーム蛋白、ある種の熱シit 7り蛋白、アセトヒドロキシ酸シンターゼお よび3−二/−ルビルビルホスホシ牛ミ酸シンターゼのごときアミノ酸生合成酵 素である。別法として、該トランジットペプチドをコード付けするDNA断片は 前記したごときトランジットペプチドの公知配列から全部または一部分を化学合 成できる。
トランジットペプチドをフード付けするDNA断片の源とは無関係に、それは1 訳開始コドンを包含し、かつ宿生植物の葉緑体にょって認識されそこで適当に機 能するアミノ酸配列をコード付けしなければならない。プレ蛋白が切断されて成 熟DHDPSが生じるトランジットペプチドと成熟DHDPSサブユニットとの 間の連結部におけるアミノ酸配列にも注意されたい。ある種の保存されたアミノ 酸配列は同定されており、ガイドラインとして役に立ち得る。トランジットペプ チドコーディング配列とDHDPSコーディング配列との正確な融合には、例え ば、都合良い制限部位を導入する1または双方のDNA配列の操作が必要とされ る。これは、部位指向性(site−directed)突然変異誘発、化学的 に合成したオリゴヌクレオチドリンカーの挿入等を含めた方法によって達成でき る。
葉緑体トランジットペプチドの機能は以下のごとくにin vitroで検定で きる。SF3、T3、T7等のごときバクテリオファージプロモーターの転写制 御下、適当な向きに、トランジットペプチド−DHDPS遺伝子を位置させるよ うに、当該遺伝子発現カセットを多数のプラスミド−ベクターのいずれに導入す ることもできる。次いで、得られたプラスミドをコーディング配列の3′側の唯 一の制限部位で消化して、線状DNA分子を得る。次いで、このD N A分子 を、用いるブgモーターに特異的なRN Aポリメラーゼを用い、ラン−オフ( run−Off)転写反応に付す。かかる反応の収量は、典型的には、線状DN A鋳型1μg当たり実質的に純粋なメツセンジャーRNA (mRNA)10〜 l 2ugである。次いで、小麦胚芽またはウサギ網状赤血球溶解物のごときi n vitro翻訳系を用い、1またはそれ以上の放射能標識アミノ酸の存在下 で、これらのmRNA転写産物を1訳させて放射能1票識プレ蛋白を得る。
次いで、該放射能標識プレ蛋白を、移入効率を検定する光の存在下で、単離した 無傷葉緑体と共にインキュベートする。次いで、該葉緑体をテルモリジン(th araolysins)、)リプシン、キモトリプシン等のごときプロテアーゼ またはその組み合わせで処理する。この処理により、葉緑体内に隔離されていな いいずれの蛋白も分解される。プロテアーゼ阻害剤の存在下で洗浄した後、撹拌 、凍結/解凍処理、浸透圧低下またはこれらの組み合わせによって葉緑体を溶解 する。溶解産物;よ(a)直接検定でき、(b)まず、tyA準的なブロトフル によって生成したDHDPS−’ブユニノト抗菌抗血清を用いて免疫沈殿に付す ことができ、(c)遠心してストロマ蛋白(上澄み)をチラフイド膜に局在する 蛋白(ベレット)から分離することができ、あるいは(d)これらの手法の組み 合わせを用いることができる。5DS−ポリアクリルアミドゲル分析を用いて成 熟細菌CHDPSサブユニットの分子量に対応する放射能標識蛋白バンドの存在 または不存在を確認する。バンドの存在は、該ブレ蛋白が移入され、正しいサイ ズに加工されたことを示す。
植物細胞におけるDHDPSのごとき細菌遺伝子の発現には、植物細胞によって 認識されかつそこで機能する調節配列が必要である。これらの配列は5°転写開 始領域および3°転写および翻訳終止領域を含む。該5°転写開始領域はRNA ポリメラーゼ結合部位(プロモーター)を含む。また、それは、調節が化学的も しくは物理的誘導または抑制によって媒介される転写の調節に必要な領域も包含 し得る。
かかる調節の例はりブロースビスホスフェートカルポキンラーゼスモールユニノ トの光誘導発現、熱シM ’lり蛋白の熱誘導発現、植物ホルモンまたは池の代 謝産物によって調節される遺伝子、発生的に調節される発現、傷またはストレス −誘導発現等を含む。
該5゛配列は転写エンハンサ−配列を含み得る。該5°領域は宿主植物に本来の ものでよく、あるいは配列が宿主植物で機能する他の植物に由来するものでもよ い。また、適当な配列は、オクトビンシンターゼ、ツバリンシンターゼ、マンノ ピンシンターゼ等を含めたアグロバクテリウム・チ1メファシエンスのTiプラ スミドの遺伝子から得ることもでき、あるいは、ある種のウィルス遺伝子から得 ることもできる。別法として、転写開始領域は全部または部分的に化学的に合成 することもできる。
該3′領域は転写終止配列を包含し得、およびポリアデニル化シグナル配列を含 み得る。この領域は該5゛配列と同一の遺伝子から、あるいは異なる遺伝子から 由来するものでよい。これらの配列も化学的に合成することができる。
得られた発現カセット:ま5′転夏開始領域、葉緑体トランジットペプチドコー ディング領域、細菌DHDPsサブユニットコーディング配列、翻訳停止コドン 、および3゛転写終止領域よりなる。該カセットは、通常、5キロベ一ス未満を 包含し得、好ましくは2および3キロベースの間を包含し得る。
植物の形質転換用ベクターへの発現カセ、、トの挿入線11DHDPs発現カセ ットを植物細胞へ導入するベクターの選択は形質転換法の選択に依存する。即ち 、宿主植物および植物組織源の選択に依存する。マイクロプロジェクテイール、 マイクロインジェクシクン、電気穿孔、Ca”−沈殿DNAを用いるインキュベ ーション、(好ましくはPVAおよびCa”存在下での)外来性DNAを含有す るリポソームを用いるインキュベーション、ウィルス系、およびアグロバクテリ ウム媒介形質転換の使用を含めた広範囲のプロトコルが単子葉および双子葉植物 双方に外来性D N Aを導入するのに利用できる。その開示をここに参照のた めに挙げるエム・フロムら(M、Froan et at)、PNAS  US A、  82. 5824(iii気穿孔)、ティーxム・クラインら(T、M 、Klein et al)、  ネイテ−= −(Nature)、327. 70(1987)(マイクロプロジエクティール)、ビイ・ルルキンラ(P、L urquin et al) (プラント・サイエンス・レターズ(Plant  Sci、Lett、)、  25.  l 33(1982Xリポソーム)お よびジェイ・バスツフフスキイら(J、Paszkowski et al)、  EMBOJ、。
3.2717(1984)(CaMV遺伝子■発現シグナルの使用)参照。 最 初の5つの方法は「裸のJ DNAについて行い、そこでは発現カセットが、プ ラスミドpBR322、pRK290、pACYC184等のごときいずれかの イー・コリのクローニングベクターに単純に担持させることができる。ウィルス ベクターの場合、該系は複製機能を保持するが病気誘導についての機能を欠くこ とが望ましい。
アグロバクテリウム媒介形質転換については、発現カモ8フトをベクターに包含 させて、TiまたはRiプラスミド移入DNA (T−DNA)の右および、所 望により左、境界を表す、アグロバクテリウムTiまたはRiプラスミドの断片 を両側に位置させる。これC=より、外来性遺伝子の宿主植物細胞のゲノムへの 組み込みが容易となる。また、このベクターは、アグロバクテリウム細胞、なろ びにイー・フリ細胞におけるプラスミドの復製を容易とする。
すべてのDNA操作は、典型的には、イー・コリ細胞で行い、DHDPS発現カ セント担持する最終のプラスミドを、直接DNA形質転換、接合等によってアグ ロバクテリウム細胞に移動させる。
これらのアグロバクテリウム細胞は、やはりTiまたはRiプラスミドに由来す る第2のプラスミドを含有する。この第2のプラスミドは、植物細胞への外来性 DNAの移入に必要なすべてのvir遺伝子を担持する。
ベクターまたは形質転換プロトフルの選択とは無関係に、形質転換植物細胞の同 定は、植物細胞で選択可能な機能をコード付けする遺伝子を包含させることによ って容易化される。好ましい遺伝子は、ヒグロマイシン、カナマイシン、メトト レキサート、およびある種の除草剤に対する耐性のごとき、植物細胞に対し化学 的な通常の抑制に対する耐性をコード付けする遺伝子である。選択可能なマーカ ーを、DHDPS担持プラスミドで共形質転換した別のプラスミドに担持させる ことができるか、あるいはDHDPSカセットとして同一のプラスミドに担持さ せることができる。アグロバクテリウム媒介形質転換の場合において、T−D、 NA境界領域によって両側を挟まれたプラスミドの領域内に選択可能なマーカー を含有させることができる。別法として、β−グルクロニターゼ遺伝子のごとき スクリーニング可能なマーカーを選択可能マーカーの代わりに用いることもでき る。この遺伝子で形質転換した細胞は、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドイ ル−β−D−グルクロニド(X−Gluc)での処理による青色生成物が生じる ことによって同定できる。
植物の形質転換および再生 形質転換についての植物組織源の選択は宿主細胞の性質および形質転換プロトコ ルに依存する。宵用な組織源はカルス、浮遊培養細胞、プロトプラスト、葉セグ メント、茎セグメント、雄穂、花粉、胚芽、胚軸、塊茎セグメント、分裂組織領 域等を包含する。好ましくは、該組織源は形質転換後に爬全な稔性植物に再生さ れる能力を保持するものとする。
形質転換は、選択した植物組織に指向される条件下で行う。植物細胞または組織 を、効果的な間、DHDPS発現カセットを担持するDNAに暴露する。これは 、プラスミド担持アグロバクテリウム細胞の存在下、電気穿孔用電気の1秒/f ルス未満から2〜3日の共培養の範囲とすることができる。また、用いる緩衝駅 および培地は植物組織源および形質転換プロトコルに応じて変更することができ る。多くの形質転換プロトコルでは、固形培地平板の表面に、形質転換すべき植 物細胞または組織から滅!l!濾紙ディスクによって分離した、浮遊培養細胞の フィーダ一層(例えば、タノ匂またはブラ・ノクメキシカンスイート)を使用す る。
DNAでの処理の後、植物細胞または組織を選択に先立ち種々の期間培養できる か、あるいは前記したごとき選択剤に直ぐに暴露させることができる。アグロバ クテリウムへのa露を含めたプロトコルは、また、アグロバクテリウム細胞の増 殖に対し抑制的な剤を含む。通常用いる化合物はセフォタキシニおよびカルベニ ンリンである。選択で用いる培地は、形質転換カルスまたは浮遊培養細胞を未分 化状態に維持するか、あるいはカルス、葉または茎セグメント、塊茎等から苗条 の生産を可能とするように処方できる。
通常に抑制的な111度の選択剤の存在下において増殖することが観察された細 胞またはカルスは形質転換されたと推定でき、同培地上でさらに数回継代培養し て非耐性セクションを除去することができる。次いで、該細胞またはカルスを細 菌DHDPS遺伝子カセントの存在について検定できるか、あるいは公知の植物 再生プロトコルに付すことができる。苗条の直接生産を含めたプロトコルにおい て、選択培地上に現れた苗条は形質転換されたと推定され、切り出し、根の生成 に適した選択培地上で発根させるか、あるいは根誘導化合物中に切り出した苗条 を単に浸漬することによって発根させ、バーミキニライト中にそれを直接植える ことができる。
再生植物およびその後代の特徴付は 上昇した遊離リジンレベルを示すトランスジェニック植物を生産するためには、 細菌遺伝子を植物細胞に取り込み、植物ゲノム内に安定に組み込まなければなる ない。抑制剤に対する耐性について選択した植物細胞および組織は、形質転換処 理の間に、この耐性をフード付けする遺伝子を獲得したと推定される。このマー カー遺伝子は通常綿!IDHDPシンターゼに連結しており、細111DHDP シンターゼ遺伝子も同様に獲得されたと推定できる。次いで、細mDHDPシン ターゼ遺伝子に特異的なプローブを用いるサザーンブロ。
トハイブリダイゼーシaン分析を用いて外来性遺伝子が植物細胞のゲノムに取り 込まれ、組み込まれたことを確認することができる。
また、この技術により、組み込まれた遺伝子のコピー数を示すこともできる。外 来性遺伝子がm RN Aに首尾よく転写されたことは、同様に、全細胞RMA および/またはポリアデニル化領域で富化した細胞RN Aのノーザンブロノト ハイブリダイゼーション分析を用いて検定できる。
転写されたなろば、該mRNAは、植物リポソームによって、細菌DHDPシン ターゼユニットのごときポリペプチドに翻訳されなければならず、触媒活性を付 与する3次元フンフィギニレーションを採ることができなければならない。L9 11mDHDPインターゼ遺伝子を担持し転写することが共に示された植物細胞 または組織:よ、さらに、細胞または組織の抽出およびリジン−耐性DHDPシ ンターゼ活性の証明によって特徴付けを行うことができる。このIn vitr 。
リジン耐性は、好ましくは、遺伝子源として作用する微生物の抽出物で観察され 、対照植物細胞または組繊から抽出できる高いリジン感受性の元来のDHDPシ ンターゼ活性から容易に区別されるべき耐性に匹敵する。カセットの構築で用い た転写開始および調節配列に応じ、該活性はすべての植物組繊で、選択した組織 で、または選択した誘導条件下のみで検出できる。
細11DHDPシンターゼ活性の植物における位置とは無関係に、それは、リジ ン生合成に関与でき、基質の産物への転換を触媒できるように、植物細宿内に位 置させなければならない。細!!DHDPシンターゼがかく関与する能力は、リ ジンアナログ5−(2−アミノエチル)−システィン(AEC)に対する植物細 胞または組織の相対的耐性を測定することによって評価できる。リジンと同様に 、AECは植物DHDPシンターゼの優れた抑制剤である。抑制濃度のAECに 暴露された植物細胞または組織はリジンが効果的に欠乏する。しかしながら、イ ー・コリからのDHDPシンターゼはこの抑制に対してかなり感受性が低い。通 常に抑制的な濃度のA E CC対抗する活性な細mDHDPシンターゼを発現 する植物細胞または組織の能力は、該細菌酵素はリジンの生合成で適当に機能し ていることを強く示唆する。
細[DHDPシンターゼがリジンの生合成に寄与しているなろば、および他の機 構が遊離リジンブールを調節するように作用していないならば、遊離リジンは対 照植物の細胞または組織で観察されたよりも高いレベルまで蓄積され得る。遊離 アミノ酸レベルは、トランスジェニック植物の細胞または組織のトリクロロ酢酸 (TCA)抽出物の逆相HPLC分析によって容易に測定することができる。
これらの機構でかなり上昇したレベルの遊離リジンを蓄積する植物を成体まで成 育させる。これらの植物を開花させ、自家授粉させるか、あるいは適当な親系統 に交−させて種子を得ることができる。
次いで、この種子を所望の特性の遺伝について分析することができる。
種子の最初のスクリーニングは、対照種子から発芽した実生の成育を抑制する濃 度のAECの存在下での発芽および実生発育とすることができる。AECad性 を示す実生を発育させ、元の再生植物について前記したごとく詳細に特徴付けを 行うことができる。
かかる形質転換によって改善された植物は、加工植物(大豆、カノラ(cano la)、ジャガイモ、トマト、ハウチワマメ、ヒマワリおよび[) 、飼料植物 (アルファルファ、クローバ−およびウシ7ケ草)、および穀実(トウモロフン 、小麦、大麦、オート麦、米、ツルガム、キビおよびライ麦)を包含するが、そ れらに限定されるものではない。該植物または植物の部分は飼料または食品とし て用いることができるか、あるいはリジンは飼料または食品添加物として抽出す ることができる。
ここに記載する該遊離リジンのレベルは形質転換植物の葉で上昇するが、本発明 の方法は塊茎および種子を含めた池のU物器官での遊離リジンレベルの上昇を可 能とする。
本発明は以下の詳細な実施例によってさらに記載する。
制限エンドヌクレアーゼ、T4リガーゼ、ポリヌクレオチドキナーゼ、および子 ウシ腸ホスファターゼはすべて製造業者の推奨法に従って用いた。襟卓的なりN A組換え技術、エシェリヒア・フリ(Escherichia coli)細胞 の形質転換、および分子分析はマニアティスら(Maniatis et al )、モレキユラー・クローニングニア・ラボラドIJ−〇マニニアル(Mole cular Cloning:A Laboratory Manual)、コ ールド・スプリングハーバ−・ラボラトリ−(Cold SpringHarb or Laboratory)、二ニーヨーク(1982)に従って行ツr:。
すべてのin vitro転写(SF3)およびII訳(ウサギ網状赤血球溶解 物)をプロメガ・バイオチク(Promega Biotec) (マジソン、 ウィスコンンンJ11)かろの試薬を用いて行い、製造業者のプロトコルに従っ た。
オリゴヌクレオチド:まホスホルアミティト法(カルザース(Caruther s)、サイエンス(Science)、  230. 281〜285(198 5))を用いて化学的に合成した。
アグロバクテリウム・チュメファシエンス(Agrobacteriumtum efacience)株LBA4404 (+)AL4404)Cヘケマら(H oekeo+a et at)、ネイチャー(入ature)、  303.  179〜180 (1983)’)をすべての植物細胞形質転換で用いた。
dapA遺伝子の単離および特徴付けはグラスマン(Glassman)、[° エシェリヒア・コリのdapA遺伝子のクローニングおよび特徴付け(Clon ing and Characterization Of the dap  A Gene ofEscherichia coli)J  (エム・ニス・ セイス(M、 S、 Thesis)、セシス(Thes is)、ミネソタ大 学、ミネアポリス、ミネソタ州(198B))に記載されており、ここに参照の ために挙げる。
該遺伝子はエシェリヒア・コリのゲノミソクライブラリー(クラーケおよびカー ホン・コレクンヨン・τブ・ハイブリッド・プラスミズ(C1arke ahd  Carbon Co11ection of Hybrid Plasmid s)、イニール医学大学、ニニーハーペン、コネチカノト州)から単離した。
dapA遺伝子を担持することが報告されているプラスミド(pLc1730) の断片をクローニングベクターpBR322!:継代クローン化した。dapA 遺伝子を担持する断片をイー・コリのdapA突然変異体の相補によって同定し 、(ジヒドジビコリン酸シンターゼサブユニットの分子量に対応する)分子量3 2キロダルトンのプラスミドフード付は蛋白の証明によって、およびジヒドロジ ピコリン酸シンターゼ酵素活性によって確認した。1のかかるプラスミド構築体 のヌクレオチド配列を決定し、推定されるプロモーター配列およびdapA遺伝 子についてのコーディング配列を同定した。外来性フランキングDNAをざらに 継代クローニングによって除去した。
特に興味深いのは、プラスミドpDAP1783およびpDAP1205である 。pDAP17B3は1564bp のNdel−Bs t EII断片上に完 全なd a I) Aコーディング配列−5°および3゛非躬訳領域を担持する 。pDAP1205はコーディング配列の最後の13塩基を失った1375bp NdeI−3phl断片およびすべての非關訳3゛配列を担持する。両プラスミ ドは、pBR322の誘導体である。
B、葉1体トランジットペプチド配列 エントウ豆葉緑体トランジノトペブテドをコード付ケスるDNA配列は、まず、 配列のサブ断片を合成し、次いで、これらを合することによって構築した。
エントウ豆のりブロースビスホスフェートカルボキシラーゼスモールサブユニッ ト遺伝子の葉緑体トランジ・7トペブチドについての公表された配列(カノシ二 モアー(Cashmore)、ジェ不ティノク・エンジニアリング・サブ・ブラ ソフ(Genetic Engineering of Plants)、エイ ・ホレンダー(A、 Hollaender)m、ブレエム・プレス(Plen umPress) (1983) )に基づき、8のでリボヌクレオチド(スト ランド当たり4)を化学的に合成した。T4 ポリヌクレオチドキナーゼを用い て6の内部5′末端塩基を“、iン酸化し、次いで、すべての8のオリゴヌクレ オチドの10−〇ピコモルを合計容量TOLtQにて一緒に混合レニ、この混合 物の10マイクロリ、トルをHindIff−3phl消化のpPo12B(O ビンズ;+(Robbins et al)、ジャーナル・オブ・ハイロロジー (J、Virol、)、  58. 339〜347(1986))の100n gと合し、95℃で5分間変性し、室温で2時間アニールし、次いで結んでpS TP31を得た。合成配列ハ、Hind[[5’突出、非IIl訳リーダー<7 >30bp、57−7ミノ酸トランジツトペプチド(t p)をコード付けする 171bり。
およびトランジットペプチドについての進化過程で1呆存された切断部位を表す 3’Sph[突出よりなるものであった。
C1植物細胞で用いるdap−A遺伝子の修飾dap、A遺伝子のコーディング 領域に対し外部の細菌DNAを除去し、植物によって認識され加工される配列で 置き換えた。
前記トランジットペプチド配列を付加するために、d a p Aコーディング 配列の5゛末端を修飾してSph1部位を生成させた。これは、I)DAP17 63における108bpNs i [−Nru l断片を、MsilおよびXr u 1部位炊方を再生する29bp合成リンカーで置き換えることによって達成 した。この手法によって、dapAについての細菌プロモーターを欠失し、CC ATGTないしGCATGCかろの開始コドンを囲む配列を変化させ、かくして 、必要な5phI制限部位を生成した。この変化の結果、アミノ酸配列の部位2 においてフェニルアラニンないしロイシン置換が生じることが期待される。この プラスミドをpDAP1900と命名した。 dapAコーディング配列(最後 の13塩基対未満)を包含するpDAP 1900の865bpSph [断片 を、dapA−x−ティング配列の5°末端が合成トランジットペプチド配列に 融合し、エントウ豆スモールサブユニットプレ蛋白の天然切[rlが回[される ように5phl−消化のpSTP31に結んだ。得られたプラスミドをpDAP 4001と命名した。このプラスミドにおけるポリリンカーはコーディング配列 の末端の直く3゛側にSac!を提供した。この部位を用いてトランジットペプ チド(tp)、::dapAカセットをHindIII−8abI1070bl )断片とじてHi ndUl−3a c I切断pGEM3(プロメガ・バイオ チク(Promega  Biotec)、マジソン、ウィスコンシン州)に移 動させ、プラスミドpDAP4104を得た。
dapAコーディング配列の3゛末端を同様に修飾して4つの事を行った:(1 )Sph[部位を破壊しく5゛末端に生成した部位を唯一のものに変え) 、( 2)pDAP 1205の元の構築体で失われた配列の最後の4個のアミノ酸を 回復し、(3)2の停止コドンを付加し、および(4)コーディング配列の末端 に隣接してBamHj部位を生成した。
これは、プラスミドpDAP1203を5phl+BamHIで消化し、pBR 322DNAの代わりに23bp含成リンカ−を結んでプラスミドpDAP   1252を得ることによって行った。
Sph 1部位の破壊によって推測アミノ酸配列のアラニンないし289位のグ リノンまでのコドン変化t(生じた。
新しく生じたBam81部位を用いて、植物細胞によって認識される転写終止シ グナルを付加した。I)DAP1252をBamHlおよびHi nd[[で消 化し、pTiC58の7バリンシンターゼ(nos)遺伝子(ヌクレオチド67 3ないし422、ベバンら(Bevanet al)、NAR,11,369〜 385(1983))かろの転写終止およびポリアデニル化シグナルを含有する pRL 101からの260bpBamHI−HindI[r断片に結んだ。こ の構築体をpDAP1264と命名した。
最後に、修飾したdapA末端を合して遺伝子を再構築した。
pDAP1264を(dapAコーディング配列の中央において)BstEII および(nosポリA配列の末端の丁度3′側において)EcoRIで消化し、 Bs t EI[−EcoRr消化のpDAP4104に結んだ。このプラスミ ドpD、AP4201は、すべてpGEM3におけるSP6プロモーターの転写 制御下にある、dapAのコーディング配列およびnos3’ 領域に融合した 合成葉緑体トランジットペプチド(S T P)配列を担持していた。この構築 体を、前記第4節で記載したごとくに、トランジットペプチド機能の1nvit ro分析で用いた。
植物細胞における遺伝子機能のin〜・ivo研究のにめに、前記し7二STP : :dapA: :nos3’カセットを、以下のごくとに、CaMVの35 S  プロモーターの制御下に置いた。p Ca M V PRO(ブイー’フ ルポット(V、 WalboL)からの寄贈;フロムら(Fromm etal )、PNAS、旦u、  5824〜5828(1985)参照)がるの35S プロモーターを担持する450bpBamHI−Bg l UをpPo126ボ リリンカーのBam81部位に挿入することによって、pPo128からプラス ミドp35−227を得た。この構築によりHi ndIff部位をプロモータ ーの丁度3′側に置いた。完全なdapA遺伝子遺伝ツカセントするpDAP4 201の1340bpHindlIl断片をこの部位に正しい向きに結んで、植 物細胞における発現用の機能的転写ユニットを形成した(プラスミドpDAP4 307)a D、  トランジットペプチドのin vitro機能無傷葉緑体によるdap A遺伝子産物の移入および加工を指示する合成トランジ/)ペプチド配列の能力 を、in vitro葉緑体移入アッセイ(デラーシオバろ(della−Ci oppa et al)、バイオチク/C’ノー(Bio/Technolog y)、  5. 579〜.)84(1987))を用いて評価した。該アッセ イ用の5sS−メチオニン標職プレ蛋白を以下のごとくに調製した。
pDAP4201  DNAをEcoRIで消化し、SP6ポリメラーゼを用い てラン−オフ(run−off)転写に付した(メルトンら(Melton e t al)、NAR,12,7035〜7056(1984))。RNA5 e フリーDNA5elでの消化によるプラスミドDNAの除去の後、mRNAをエ タノール沈澱させ、25μe滅菌蒸留脱イオン水に再懸濁し、分光光学的に定量 した。このrnRNAの8マクイログラムを、合計容量145μg中の2.5μ Ct/μm2−35S−メチオニン(二ニー・イングランド・ヌクレアー(Ne w EnglandNuclear)、ボストン、マサチニーセノン州)を包含 するin vitro転写反応(ウサギ網状赤血球溶解物)で用いた。反応混合 物を30°Cで90分間インキニベートし、それを氷上に置くことによって停止 した。
エントウ豆実生について記載されている方法(、<−トレ、・トら(Bartl ett et al)、メソノズ・イン・クロロプラスト・モレキュラー・バイ オロジー(Methods in Chloroplast Mo1ecula r Cloning)。
エデルマンラ(Edelman et al)綱、エルセピエ・/ (イオメデ イカル・プレス(Elsevier Bioa+edical Press)( 1982))を用0て、ラティカ・サテイバ(Latuca 5ativa)( タチシシャレタス)の脱脈葉力1ら活性な無傷葉緑体を単離した。単離した葉緑 体を移入緩衝液(50mM HEPES% p)(7,e、0.3Mソルビトー ル)に再懸濁し、2mg/mQクロロフィルに調整し、用0るまで水上1;維持 した。
in vitro転写産物(はとんどtp::DHDPSサブユニットプレ蛋白 )の5マイクロリツトルを、水上で、110μQ移入緩衝液、25μm20.1 ML−メチオニン、15μQO,IM ATP、および100μg葉緑体と合し た。該移入反応混合物を角に置き、室温1;で150Wフアイバー光学バルブの 前で直接穏やか(二回転させた。
5.10および15分に、70μC試料を取り出し、10mN1のCaCQe中 の1rr、g/m12テルモリジンの7μgf:含有する氷上のエノペンドルフ 試験管にピペットで入れた(クラインら(C1ine etal)、プラント・ フィジオロジー(Plant Physiol、)、  75. 677〜67 8)1984))。対照として、15分に採取した第2の試料を、7μ(110 mM CaCQ*を含有する氷上の試験管にビベ、7トで入れた。すべての試験 管を水上で20分間インキニベートし、次いで、50mM EDTAを含有する 150μg移入緩衝液で希釈してテルモリジンを抑制した。10秒間遠心した後 、葉緑体を50tt(l溶解緩衝i& (10mM HEPES  pH7,5 ,10mMEDTA、1mM PMSF、30μg/m12アプロチニン)に再 懸濁し、2サイクルの凍結/解凍および撹拌によって溶解した。溶解物を140 00Xgで220分間遠心してストロマ(上澄み)およびチラコイド(ペレ/ト )画分を分離した。
12.5%5DS−ポリアクリルアミドゲル(レムリイ(Lae開11)。
ネイチw−(Natare)、  227. 680(1970))を通してス トロマ蛋白試料を電気泳動泳動に付した。該ゲルを染色し、乾燥し、オ−トラジ オグラフィーに付した。対照試料ロブロチアーゼt L I :i該t p :  : DHDPSサブユニットプレ蛋白に対応する42キロダルトンのバンドを 示した。すべての3つのテルモリジン−処理試料は該42キロダルトンのバンド を欠き、代わりに、蛋白分解消化から保護された約32キロダルトンにて移動す るバンドを示し、従って、葉緑体に移入されたと結論された。該32キロダルト ン蛋白は成熟細菌ジヒドロジピコリン酸シンターゼサブユニットの分子量に以下 の節では、修飾されたdapAの植物細胞への導入に用いるベクターの構築を記 載する。該ベクターは、遺伝子を植物ゲノムに組み込むのを容易とするためのp  T i A Ch 5の左および右側T−DNA境界、イー・コリについての 選択可能マーカー(アンピシリン耐性)、アグロバクテリウム・チュメファシエ ンス(Agrobacteriumtumefaciens)およびタバコにつ いての選択マーカー(カナマイシン耐性)、およびイー・コリおよびアグロバク テリウム・チニメファシエンス双方でのプラスミド複製を可能とする複製始点配 列よ、ノなる。
1.7−DNA境界の継代クローニングpoTY8(ヘケ? (Hoekema ) 、前掲)をBamHIおよびC1alで消化し、次いで、120’6bl) 断片(バーカーら(Barker et al)、プラント・モレ牛ニラ−・バ イオロジー(Plant Mo1.Biol、)、  2゜335〜350(1 983)によるとヌクレオチド1ないし1206;また、デボスら(Devos  et al) 、  プラスミド(Plasmid)、  6゜249〜25 3 (1981)参照)を単離することによってpTiAch5 TL DNA の左側境界を得た。該断片をBgllI−C1ar−消化のpPo l 26に 結んでプラスミドpOTBL1を得た。
Hpa IおよびXholで消化したpPo 126のポリリンカー領域に挿入 した5766bp  Hpa [−Xho I断片として、右側境界をpOTY 8から同様に得た。
pUCD2(りニーズら(C1ose et al)、プラスミド(Plasm id)。
で消化することによってpSaの広宿主範囲複製始点を得た。該2900bpt !4始点断片をHpa I−Bg I II−消化のpP。
126で結んでpPolsaを得た。
3、左および右側T−DNA境界およびpSa復製始点を含有するプラスミドの 構築(pBR322LRSa)左および右側T−DNA境界およびp S a  復製始点を以下のごとくに、)BR322に挿入した。pOTBLlをC1al およびHindnl(ヌクレオチド602、バーカー(Barker)、前掲) で消化して604bp断片を得、次いで、これをDNAポリメラーゼのクレノー 断片で平滑末端とした。該DNA断片をpBR322のPvu11部位に挿入し てpBR322Lを得た。右側境界をpT811828 (ヌクレオチド137 74〜+4686、バーカー(Barker)、前掲)からの912bp Cl  a [−BamHI断片上に担持させ、Ci a (−BamHI−消化のp BR322Lに結んでpBR322LRを得た。
pBR322LRのハイブリ、ドC1a 1部位はイー・コリ株MC100Oに 対するメチル化に対して感受性であり、従って、C1alによる消化に対して抵 抗性である。該プラスミドのイー・コリ株GM272(dam−、dcm−)( マリナスら(IJarinus et al)、らの2900bp EcoRI −C1al  pSa断片のEcoRI−CIaI−消化のpBR322LRへ の挿入が可能となった。得られたプラスミドをpBR322LR3aと命名した 。
4、カナマイシン耐性マーカーの構築 pT 1Ach5 Tl1DNAの転写産物24からのプロモーターを用い、ア グロバクテリウムおよび植物双方においてカナマイシン耐性を付与することがで きる選択可能なマーカーを構築した。このプロモーター領域を、ヌクレオチド2 1631ないし20128(バーカー(Barker)、前掲)を表すpRK2 90−EcoΔC1a (ケルビンラ(Gel〜in et al)、 モレキ ユラー・アンド・ジェネラル・ジェネティlス(Mo1.Gen、Genet、 ) +  l 9旦、240〜248(1985))かろの1.+03bp   EcoRI−Clal断片としてこのプロモーターを単離した。該断片を、Ec oRIおよびC1a Iで消化したpPo129に結んでpPolPTRを得た 。
転写産物24プロモーターの丁度3°側のポリリンカー中のBamH1部位を用 イテT n O(a スンxタインら(Rothstein et al)、セ ル(Cell)、±9,795〜805(1980))からのl 500bpB g I n−BamHI断片を挿入した。この断片はネオマイシンホスホトラン スフェラーゼ71(NPTI[)コーディング配列を含有するが、本来のNPT IIプロモニターを欠く。転写産物24プロモーターに関する断片の機能的向き は、得られたプラスミドpporNpTnがカナマイノン耐性をイー・コリ細胞 に付与する能力によって確認した。
pTiAch5のオクトピンシンターゼ(OCS)遺伝子からのポリアデニル化 シグナル配列はpTB1182B<ヌクレオチド125541〜11834、バ ーカー(Barker)、前掲)からの707bp  pvull断片として単 離した。この断片をSrr+al−消化のpPolXPTf[に結んでNPTI Iコーディング配列の3゜側の外来性Tn配列の、500bpを置き換えた。ボ IJA断片の正しい向きは、XmaII[での消化によって生成した断片パター ンによって確認した。該プラスミドをpPo INPTII−Aと命名シタ。
5、選択可能マーカーのpBR322LR3aへの挿入pTR: :NPTII : :ocs3:遺伝子カセットをpPo INPTII−Aからの3100b p Xho断片として5all−消化のpBR322LRSaに移動してpBV lを作成した。この11.5キロベースのプラスミドは、唯一のEcoRI部位 から時計回りの向きに、以下の成分:広宿主範囲pS all製始点、右側境界 、クローニング部位Hpa lおよびBamHl、pTR/NPTII10c  sキメラ遺伝子(時計回り向きに転写)、pBR322の1415bp(Sa  I IないしPvuII)、左側境界、および複製始4点およびアンピシリン耐 性遺伝子を包含するp’ B R322のPvuII−EcoRI断片を含有し ていた。
F、修飾したdapA遺伝子を含有する形質転換ベクターの構築(DPZ447 4およびpDAP4511)pBVIの右境界の丁度内側の唯一のHpa [お よびBamH1部位を用いてCaMV p35s : :5TP31 : :d ap A: :nos3’ カセットを挿入した。pDAP4037におけるこ のカセ・ノドの両側のポリリンカー中の部位を用いて、1830bpSma−B glll断片をHpa I−BamHI−消化のp B V lに結んでpDP Z4474を得た。この構築体おいて、dapA遺伝子はNPTI[遺伝子の丁 度前にあり、NPTIIと同−向きに転写される。
同様に、pDAP4307の1830bp  BamHI (部分的)−Hpa I断片をHpa I−BamHI−消化のpBViに結んでpDAP4511を 得た。この構築体において、該dap  A遺[ミツはやはりNPTII選択マ ーカーの丁度前にあるが、反対の向きでは、それはNPT[Iに関して不一致で 転写される。
バンブリートら(VanVliet et al)、プラスミド(Plas+n 1d)。
1.446〜455(1978)に記載されている方法を用いて、pD A Z  4474 (ATCCNo、 67721)およびpDAP4511をアグロ バクテリウム・チニメファシエンスLBA4404 (pAL4404)に形質 転換した。形質転換体をカナマイシン(,50μg/m(りを含有する平板上で 選択し、単一コロ−ニー純度について画線培養した。
pDPZ4474、pDAP4511、マタはpBVIを担持するアグロバクテ リウム・チニメファシエンス LBA4404(pAL4404)をタバコ葉デ ィスクの共培養形質転換で用いた。
ディスクのワンセットを陰性対照として滅菌水で処理した。
以下の例外:アグロバクテリウム培養を、リファンピシン(20tt(1/mQ  ) 、ストレプトマイシン(100μg/ma)、およびカナマイシン(50 μg/mQ )を補足した5 23 (@地(カドら(Kado et al) 、フィジオロジカル・プラント・パソコン−(Ph>・s 1olPlant  Pathol、)、  2. 47〜59 (1972) )中、28℃で48 時間増殖させ、洗浄し、葉ディスクと共に使用するに先立って滅菌水に再懸濁し :ブラノクメキシカンスイート浮遊培養をナース平tlX上のフィーダー培養と して用い;すべでの固体培地は寒天の代わりに2.5 g m/I! Ge1r ite (スコツト・ラボラトリズ(Scott Labo−raLories )、オマハ(Omaha)、ネブラス力州)を含有していたことを除いて、実質 的にホー/二ら()Iorsch et al)、サイエンス(Seience )、灸1ヱ、1229〜1231(1985)に記載されてい方法に従いニコチ アナ・タバカムSRI植物の葉ディスクを形質転換した。
ナース平板上の2日後、葉ディスクを(500μg/m12カルベニシリンおよ び0.100または200μg/mI2のカナマイシンを含有し、フィーダー培 養または濾紙を欠く以外はナース培地に同じ)発芽培地上で平板培養した。平板 をパラフィンで7−ルし、12時間の照光時間にて26°Cでインキュベートし た。それが1cmに到達したとき苗条を切り出し、苗条が生成したカルベニ/リ ンおよびカナマイシンを同濃度で含有する発根培地(ホルモン無し)に移した。
根が出現したとき、プラントレットをバーミキュライト中に入れ、次いで、土壌 に移植した。
H1再生したタバコ植物でのdap  Aの発現についてのスクリ一対する耐性 を評価することによって、最初に、導入されたdapA遺伝子の発現についてL H物組織をスクリーニングした。AECは植物のジヒドロジピコリン酸シンター ゼの優れた抑制剤であるが、細菌DHDPSはそれに対して感受性がかなり低い 。葉ディスクは形質転換プロトコルで記載したごとく表面滅菌葉から調製した。
1mML−アルギニンおよび0,0.1.0.2または0.4mMのAECを補 足した発芽培地上でティスフを平板培養した(平板当たり4デイスク、処理当た り2平板)。75μg/mQカナマインンを補足した発芽培地を含有する平板を 、選択可能マーカーをチェ・7りするためにテストする各植物のために含めた。
照光中ζ二おける26℃での1週間後、個々の葉ディスクを秤量し、平均¥T鮭 重重量よび標準偏差を各処理について測定しに。
すべての植物からの葉ディスクは緑のままで、AECの不存在下でふくらんだ。
AECの存在下では、対照植物において増殖は強く抑制された。対照的に、推定 dapA工植物からの葉ディスクは緑のままでいられるその能力およびAECの 存在下で増殖することによって容易に同定された。このスクリーニング手法を用 いて多くのAEC−耐性植物を同定した。1のかかる植物の特徴付けを以下で詳 細に記載する。
AECの存在に対する植物327からの葉ディスクの応答を水対照植物101か らの葉ディスクのそれと比較した。結果を第1表に示す。
第1表−葉ディスクAECスクリーニング*Otoo       100 0、1        88       32木葉ディスクの新鮮型jl(平 板当たり4皿、AEcJi当たり2平板)を1週間後に測定した。平均新鮮重量 を各AEC処理について測定し、AECを含まない平板上の平均新鮮重量の百分 率として表した。
2、葉抽出物におけるリジン−耐性DHDPシンターゼ活性327の幼葉および 種子成長NT−3RI植物を以下のごとくに抽出した。組織1g当たりO,14 gmポリビニルピロリドンの存在下、2mC抽出緩衝液(0,11リン酸カリウ ム(pH7,5,4’C) 、2mM  EDTA、1mM β−メルカプトエ タノール、10mMピルビン酸ナトリウム)中、4°Cにて、葉脈を除去した葉 1〜2グラムを摩砕した。ミラクロス(Miracloth) (カルバイオケ ム(Calbiochem) )を通して濾過し、次いで、8000Xg(4° C)で10分間遠心した。穏やかに撹拌しつつ、4°Cにて、微9砕した固体硫 酸アンモニウムを添加することによって上澄みをゆっくりと10%飽和に持って 行った。沈殿を遠心によって除去した。上澄みを66%硫酸アンモニウム飽和と し、遠心によって40〜66%沈殿を収集した。ペレ7)をカラム緩衝液(50 mM)リス−HCC(pH7,5,4°C) 、1mM EDTA、10mMピ ルビン酸ナトリウム、10%グリセロール)に再懸濁し、セファデックスG−2 5カラム(シグマ(Sigma))を通して脱塩した。
標準として蒸留水中のウシ血清アルブミン画分V扮末を用い、ブラッドフォード (Brad4ord) (RE F )の染14−結合方法によって蛋白濃度を 測定した。
0−アミ/ベンズアルデヒド(ABA)アIセイ(ユガイら(Yugaiet  al)、ジで一ナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(、′。
Biol、Chem、)、240.4710〜4716 (+965))を用い 、ジヒドロジピコリン酸シンターゼ活性をモニターした。L−リジン塩酸塩スト 、り溶液を蒸留水中で作成し、濾過滅菌し、酵素反応の初期に示した濃度で添加 した。設定した時点で、200μg分を取り出し、停止緩衝液(0,21Mクエ ン酸、0.53Mリン酸ナトリウム(pH5,25°C)、新たに作成したlo mg/m12無水エタノールストックから使用直前に0.24mgo−ABAを 添加)800μQ中で反応物をクエンチした。25℃で1時間ピンク色に発色さ せ、次いで、光学密度を520μmで測定した。
327の葉におけるDHDPシンターゼ活性は、種子成長NT−SRiの葉にお けるそれよりもほぼ30倍高かった。より重要には、327葉における酵素活性 は100μMで添加したし一リジンに完全に耐性で、500μML−リジンの存 在下で14%抑制されたにすぎない。対照的に、100μλ1L−リジンはN  T −S RlL−リジンで:ま活性:ま検出されなかった。
3、サザーン、′ノーザンハイブリダイゼーション分析シ二−レら(Shure  et at)、セル(Cell)、  35. 225〜233(1983) の方法に従い、ゲノミノクDNAを形質転換植物および1010葉から単離した 。各植物からのDNAl0マイクログラムを別々にBamHIおよびBstEI Iで消化し、0.7%アπ′−ロースを通して電気泳動に付した。BamHIで の消化により、特徴的な1540bp内部断片が生成し、一方、BstEIIは 一変dap  Aコーディング配列において切断する。該ゲルをナイロン膜にプ ロットし、プローブとして3!Pで標識したpDAP4307の1540bpB amHI断片を用いてノ\イブリタイズさせた(サザーン(Southerr+ )、ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジー(J、 Mo1. Bio l、 )、旦8,503〜517 (1975))c該プロ・7トのオートラジ オグラフィーはBamHIiM化トラックに化機ラック 540bpバンドおよ びBstEIl消化トラックに2個0ノ9ンドを明瞭に示した。コピー数につい ての再構築マーカーと併せると、これらの結果は、単一コピーとして形質転換植 物に存在するdap  A遺伝子と合致する。植物101からのDNAを含有す るレーンではハイブリダイゼーションは明らかではなかった。
ノーザンブロ、ト分析も行い、結果は、dap A遺伝子は活性に転写されたこ とを示した。形質転換植物の葉かみ単離した合計RNAおよびオリゴ−dT−選 択ポリA RNAを共に用い、前記と同一のプローブは、約110ヌクレオチド のRNAの単一種に対するハイブリダイゼーションを示した。101からのRN  Aに対するハイブリダイゼーションは観察されなかった。
4、葉における遊離リジンレベル 327およびlotからの葉のトリクロロ酢酸(TCA)抽出物を調製して遊離 アミノ酸レベルを検定した。幼葉(1〜2gm)をサイコロ状に切って水冷乳鉢 に入れ、液体窒素で被覆し、摩砕して粉末とした。摩砕した葉を一晩凍結乾燥し 、乾燥重量を測定した。
各凍結乾燥試料を冷却乳鉢に戻し、2m1210%TCAの存在下で再摩砕した 。乳鉢をさるにTCA2mi:ですすいだ。該T CA抽出物を合し、時々攪拌 しながる水上で30分間インキュベートし一ニュ抽出混合物を20分間(4°C )遠心し、上澄みを除去し、水上に置いた。ベレ、トを2mL!10%TCAで 再度抽出し、上澄みをプールした。プールした抽出物2ミリリツトルを5m(エ ーテルで3回抽出した。エーテル抽出物を分析まで一70°Cで貯蔵した。
ジゴーンズら(Jones et al)、ジャーナル・オブ・クロマトグラフ ィー(J、 Chroa+atog、 )、  26旦、471〜4B2(19 83)の0−フタルジアルデヒド誘導体化方法を用い、逆相HPLCによって遊 離アミノ酸レベルを測定した。NT−5R1葉の3試料は凍結乾燥組繊1グラム 当たり平均75μgの遊離リジンであった。327葉の2試料は、各々、凍結乾 燥組織1グラム当たり15450および14630μgの遊離リジン値を与え、 即ち、ii離リジンが約200倍増加しf二。
5、dapA遺伝子の遺伝性 タバコ植物327を開花させ、自家授粉させ、種子を結ばせf為成熟した乾燥種 子を収集し、10%漂白剤で表面滅菌し、滅菌水で十分すすいだ、0.1.10 .30.100および300μXIAECでAECを含有する格子状発芽平板( 1/4\IS塩、2.5g m/ OGel 1te)上で種子を平板培養した (平板当たり種子50個、処理当たり2の平板)、自家授粉させた101からの 種子を対照として同一に処理した。10日後、各平板上の緑色の実生の数を数え た。2週間後、実生をGe1riteから穏やかに引っ張り、根の長さを測定し た。結果を第2表に示すが、AEC耐性特性は327の後代に遺伝していること が明瞭に示される。
第2表−実生におけるAEC耐性 平均根長(対照の%) 平板培養2週間後に測定した根長。平均根長は各AEC処理について測定し、結 果をAECを欠く培地上の平均根長の百分率として表す。
種々の特別かつ好ましい具体例および技術を参照して本発明を説明してきた。し かしながら、本発明の精神および範囲内で多くの変形および修飾を行うことがで きることは理解されるであろう。
図1 4−ホスホアスパルテート LL−2,6−ジアミノビメレート 図2A 図2B 国際調査報告

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)外来性遺伝子を植物組織源の細胞に導入し、次いで(b)該外来性遺 伝子を該細胞で発現させることよりなり;ここに、該遺伝子の第1の配列が、内 因的に生産された遊離L−リジンによるフィードバック抑制に対し実質的に耐性 であるジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)をコード付けすることを 特徴とする植物において遊離L−リジンのレベルを上昇させる方法。
  2. 2.該DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該外来性遺伝子が、第1のDNA配列の5′−末端に連結し、かつ該細胞の 葉緑体にDHDPSを局在させる葉緑体トランジット(transit)ペプチ ド(CTP)をコード付けする第2のDNA配列よりなる請求の範囲第3項記載 の方法。
  4. 4.該CTPDNA配列が、アミノ末端CTPよりなるプレ蛋白をコード付けす る植物核遺伝子から得られるCTPDNA配列と実質的に同一である請求の範囲 第3項記載の方法。
  5. 5.該外来性遺伝子よりなるプラスミドを細胞に導入する請求の範囲第3項記載 の方法。
  6. 6.該プラスミドが細菌クローニングベクターである請求の範囲第5項記載の方 法。
  7. 7.該プラスミドがエシェリヒア・コリ(E.coli)のクローニングベクタ ーである請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 8.電気穿孔、マイクロインジェクション、マイクロプロジェクティール、また はリポソームカプセル化の技術によって外来性遺伝子を該植物細胞に導入する請 求の範囲第1項記載の方法。
  9. 9.アグロバクテリウム(Agrobacterium)媒介形質転換によって 外来性遺伝子を植物細胞に導入する請求の範囲第5項記載の方法。
  10. 10.内因的に生産される遊離L−リジンによるフィードバック抑制に対し実質 的に耐性であるジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)を発現する外来 性遺伝子よりなる形質転換植物細胞。
  11. 11.該DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第10項記載の植物細 胞。
  12. 12.該DHDPS遺伝子がエシェリヒア・コリdapA遺伝子である請求の範 囲第11項記載の植物細胞。
  13. 13.外来性遺伝子が葉緑体トランジットペプチド(CTP)も発現する請求の 範囲第10項記載の植物細胞。
  14. 14.該CTPがエンドウ豆CTPである請求の範囲第13項記載の植物細胞。
  15. 15.ジヒドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)を使用する生合成経路に よって遊離L−リジンを生産し、該DHDPSが、(a)外来性遺伝子の産物a であり、かつ(b)内因的に生産される遊離L−リジンによるフィードバック抑 制に対し実質的に耐性である形質転換植物。
  16. 16.該外来性DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第15項記載の 形質転換植物。
  17. 17.該外来性遺伝子がエシェリヒア・コリdapA遺伝子である請求の範囲第 16項記載の形質転換植物。
  18. 18.遊離L−リジンのレベルが同一種の非形質転換植物におけるレベルの少な くとも約50倍高い請求の範囲第15項記載の形質転換植物。
  19. 19.遊離L−リジンによるフィードバック抑制に対し実質的に耐性であるジヒ ドロジピコリン酸シンターゼ(DHDPS)についてコード付けする遺伝子より なり、該遺伝子が、その5′−末端にて、アミノ末端葉緑体トランジットペプチ ド(CTP)をコード付けする第2のDNA配列に正しい読み枠で連結し、かつ 該DHDPS遺伝子および該第2のDNA配列が、植物細胞で機能的な調節領域 の転写および翻訳調節制御下にある発現カセット。
  20. 20.該DHDPS遺伝子が細菌遺伝子である請求の範囲第19項記載の発現カ セット。
  21. 21.該遺伝子がエシェリヒア・コリdapA遺伝子である請求の範囲第20項 記載の発現カセット。
  22. 22.該カセットが少なくとも1のT−DNAを有する請求の範囲第19項記載 の発現カセット。
  23. 23.さらに、植物細胞で選沢可能な機能をコード付けする遺伝子よりなる請求 の範囲第19項記載の発現カセット。
  24. 24.約5キロベース未満よりなる請求の範囲第19項記載の発現カセット。
  25. 25.約2〜3キロベースよりなる請求の範囲第24項記載の発現カセット。
  26. 26.請求の範囲第19項記載の発現カセットよりなる、エシェリヒア・コリお よびアグロバクテリウム・チュメファシエンス(A.tumefaciens) のうち少なくとも1で複製可能なプラスミド。
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