JPH03501323A - 真正のヒト血清アルブミンをコードする人工遺伝子、その使用およびその製造法 - Google Patents

真正のヒト血清アルブミンをコードする人工遺伝子、その使用およびその製造法

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JPH03501323A JP63507383A JP50738388A JPH03501323A JP H03501323 A JPH03501323 A JP H03501323A JP 63507383 A JP63507383 A JP 63507383A JP 50738388 A JP50738388 A JP 50738388A JP H03501323 A JPH03501323 A JP H03501323A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
真正のヒト血清アルブミンをコードする人工遺伝子、その使用およびその製造法 本発明は、真正のヒト血清アルブミンをコードする構造遺伝子であって、所望な らばメチオニンをコードする上流トリブレットにより補足され、且つ所望ならば 合成プレプロ −リーダーーコード配列を延長したもの、ベクター中に挿入され た前記の遺伝子を含んで成る組換えDNA分子、前記DNA分子で形質転換され た宿主、真正のヒト血清アルブミンの産生法、真正のヒト血清アルブミン及び真 正のヒト血清アルブミンを含んで成る薬学組成物に関する。本発明は、真正のヒ ト血清アルブミンをコードする構造遺伝子の産生法にも関する。 背景 血清アルブミンは、高等な種の血清の主要なタン白質成分である。その役割は浸 透圧平衡の保持であり、これは難溶性の代謝生成物に結合し、一つの組織からも う一つの組織への輸送、特に遊離脂肪酸の輸送に関係する。 ヒト血清アルブミンは、血液量減少、ショックおよび低アルブミン血症の治療法 に用いられる。これは、体外循環用の潅流液体の添加剤としても用いられる。ま た、ヒト血清アルブミンは実験用抗原としても用いられることがある。 ヒト血清アルブミンは、約600のアミノ酸残基を含んで成る一本の長いポリペ プチド鎖がら成っている。このアミノ酸配列は公表されている(例えば、ローン ・アール−、lZム(Lawn R,M、)らの、Nuclefc Ac1ds  Re5earch。 第9巻、22号(IHl) 、8103〜6113頁を参照されたい)、。 市販のヒト血清アルブミ°ンは、ヒト血漿から製造される。 ヒト血漿の利用可能性には、限界がある。 ヒト血漿から製造される製品は慎重に熱処理を行って、B型肝炎ウィルスおよび HIVウィルスによって製品が汚染されるのを回避しなければならない。 HIVウィルスの特徴の一つはその抗原構造を頻繁に変えることであるので、耐 熱性変種を生じることはないという保証はない。 無制限の量で産生ずることができる人工的な真正のヒト血清アルブミンが必要な ことは明らかである。 先行技術 組換えDNA技術を用いることにより成熟したヒト血清アルブミンに対応する製 品を産生ずる幾つかの試みが行われてきており、例えば下記の出願明細書に公表 されている。 EP−Δ−0073646号明細書(ジネンテック・インコーポレーテド(Ge nentech Inc) )、EP−A−0079739号明細書(ジ・アッ プジョン・カンパニ(The Upjohn Co、)) 、EP−A−009 1527号明細書(バーバード大学学長と研究者(President and  Fellows orHarvard CollCo11e 、およびEP− A−0198745号明細書(ジーンティ力(Genetica)) e前記の 特許出願は総て、ヒト肝臓からmRNAを単離することから開始し、このmRN Aを用いて二本鎖cDNA (またはその)゛ラグメント)を製造していた。 したがって、cDNAにおけるコドンの使用は、本来ヒトでの発現に最適になっ ている。 ヒトコドンの使用は、非ヒトでの発現には理想的ではないと当業界では考えられ ている。 本発明の前には、コドンを非ヒトでの発現に最適にした真正のヒト血清アルブミ ン(構造遺伝子−1761bp)に必要な大きなりNA配列は産生されてはいな かった。 EP−A−0182383号明細書(ヴエペックス・コントラクター・リミテド (Vepex Contractor Ltd、)およびエムティーエイ・ツエ ジェディ・ビオロギアイ・ケラホンチャ(MTA Szegedi Biolo gial K6ezpontja))には、一本鎖DNA片の相補的鎖を酵素的 に合成することによるオリゴ−およびポリデオキシリボヌクレオチドの産生法が 開示されている。この技法は、本発明による真正のヒト血清アルブミン(HS  A)をコードする構造遺伝子の産生法に部分的に用いられたが、それは遺伝子の 若干数の大きなフラグメントを接合する新技術と組合わせている。 本発明の主要な目的は、コドンが非ヒトでの発現に最適になっているヌクレオチ ド配列を有する人工の構造遺伝子により真正のヒト血清アルブミンを産生させる ことである。 この目的を実現するため、最初に人工の構造遺伝子をデザインして、この遺伝子 を産生ずる方法を発明することが必要であった。 人工の構造遺伝子のデザイン 非ヒトでの発現の有用な一例としての酵母での発現に特に好適なコドンを選定す ることを決定した。 これらのコドンは高度に発現した酵母タン白質についての酵母コドンか、ら選定 した(ベネッツエン、ジエイ・エル(Bennetzen、 J、L、)とホー ル、ビー・デ4−(Hall。 B、 D、)、(1982) J、 Biol、 CherA、、 257.3 028−3031.およびシャープ、ビー・エム(Sharp、 P、M、)  、ツォーイ、ティ・エム・エフ(Tuohy、 T、M、F、)及びモスルスキ イ、ケイ・アール(Mosurskl、 K、R,)(198B) Nucle lc Ac1dsRes、、 14.5125−5143 )。 まず、酵母に最も頻繁に用いられるコドンを選定したが、第二または第三のコド ンを用いるのが好ましかった。 第二または第三のコドンを選定した理由は、(a)遺伝子のアセンブリの際に用 いられる制限部位が出現するのを回避するため、(b)特異的酵素に対して独特 の開裂部位を作成するため、および(C)化学的に合成され、クローニングされ る遺伝子の部分内で8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去して、それぞれ の合成オリゴヌクレオチド内で内部ループまたは二次構造の形成を回避するため であった。 真正HSAをコードする人工の構造遺伝子本発明の一態様では、゛真正のヒト血 清アルブミンをコードする構造遺伝子が提供される。この遺伝子は、真正のヒト 血清アルブミンの発現用に選定した非ヒト宿主に関してコドンが選択されである ヌクレオチド配列に特徴を有し、上記コドンの選択が下記の通り行なわれている ことを特徴とするものである。 遺伝子のアッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 特異的な酵素に対して一つの独特の開裂部位を作成し、化学的に合成され、クロ ーニングされる遺伝子の部分内に8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去す るように まず、選定した非ヒト宿主によって最も頻繁に用いられるコドンが選択され、 次に、選定した非ヒト宿主によって第二または第三位に用いられるコドンを選定 する。 本発明のこの態様の一変態では、真正のヒト血清アルブミンと初めのエキストラ メチオニンをコードする構造遺伝子が提供される。この遺伝子の変種では、ヌク レオチド配列はメチオニンをコードするトリブレットから開始し、ヌクレオチド 配列の残りは上記のヒト血清アルブミンをコードする。この遺伝子が発現される ときには、用いられる発現系によって真正のヒト血清アルブミンまたはそのメチ オニル誘導体が産生される。 本発明のこの態様の他の変種では、真正のヒト血清アルブミンをコードする構造 遺伝子であって、コドンが非ヒト宿主に関して選択され且つアミノ酸配列Met −Lys−Trp−Va 1−Thr−Phe−X 1e−5er−Leu−L eu−Phe−Lau−Phe−−5er−5er−Al a−Tyr−5er −Arg−Gl y−Va l −Phe−Lys −Argをコードする上流 ヌクレオチド配列で伸長したものが提供される。 「構造遺伝子」とは、特異ペプチドまたはタン白質をその鋳型またはメツセンジ ャーRNAによってコードするDNA配列であり、停止コドンを含む。 「機能遺伝子」は、構造遺伝子に加えてフランキング配列を有する。このような フランキング配列は、調節領域、例えばプロモーター配列と転写ターミネータ− 配列を含んでいる。これらのフランキング領域は、構造遺伝子によってコードさ れるペプチドまたはタン白質の発現(および産生)に用いられる特異的ベクター と宿主に対して最適にすべきである。 本発明の好ましい態様では、真正のHSAをコードする構造遺伝子は、真正のH SAの酵母での発現に関してコドンを選択したヌクレオチド配列を有する。酵母 で発現するように選択したコドンのみを本明細書に例示するが、当業者は、本明 細書に示した教示内容によって、ヌクレオチド配列が他の非ヒト宿主、例えば細 菌性宿主または植物宿主、について選択されたコドンを有する真正のHSAをコ ードする構造遺伝子をデザインおよび構成することができるであろう。 「真正のヒト血清アルブミン」という表現は、本明細書および特許請求の範囲に おいて、天然の成熟したヒト血清アルブミンのアミノ酸配列に相当するアミノ酸 配列を有する、非ヒト起源の人工的に産生じたタン白質を定義するのに用いてい る。 組換えDNA分子 本発明の他の態様では、ベクター中に挿入された、本発明による構造遺伝子を含 んで成る組換えDNA分子が提供される。 したがって、この組換えDNA分子は、フランキング配列がベクター及び用いら れる宿主に好適である機能遺伝子(本発明の構造遺伝子を含む)が挿入されたベ クターを含む。 通常用いられるベクターは、細菌、特に大腸菌、およびバクテリオファージ、例 えばラムダファージ、由来のプラスミドである。 本発明のこの態様の具体例を、本発明の好ましい態様を記載する本明細書の部分 に開示する。 形質転換宿主 本発明の更にもう一つ態様では、本発明による組換えDNA分子で形質転換され た宿主が提供される。 (本発明の好ましい態様での)構造遺伝子のヌクレオチド配列のコドンは酵母宿 主について選択されるが、酵母株は用いることができる唯一の宿主ではない。酵 母で発現するようにデザインされた構造遺伝子は細菌または植物での発現にも適 していることがある。したがって、宿主は、酵母細胞、例えば5accharo ayces cerlvlslae。 細菌細胞、例えば大腸菌またはBacillus 5ubtills sまたは 豆科植物、えんどう豆またはタバコ植物のような植物の細胞であることができる 。 人工的構造遺伝子の産生法 本発明の別の態様では、真正のヒト血清アルブミンをコードする構造遺伝子の産 生法が提供される。この方法は下記の工程からなることを特徴とする。 (a) JfK正のヒト血清アルブミンの発現用に選定した非ヒト宿主に関して コドンを選択し、このコドンの選択が下記の通り行なわれることによって、真正 のヒト血清アルブミンをコードするヌクレオチド配列をデザインし、即ち、遺伝 子のアッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 5′−フラグメントと全遺伝子の残りとの間に独特の1個の開裂部位を作成し、 クローニングされるフラグメントのオリゴヌクレオチド内に8塩基対以上の長さ のパリンドロームを除去するように、 まず、選定した非ヒト宿主によって最も頻繁に用いられるコドンを選択し、 次に、選定した非ヒト宿主によって第二または第三位に用いられるコドンが選択 する。 (b) デザインしたヌクレオチド配列を化学的に合成される5′−フラグメン トとクローニングされる若干数のフラグメントとに分割して、この若干数のフラ グメントの接合点が適切に配置されたG−Cジヌクレオチド配列にあるようにし 、 (C) 前記の(b)でデザインした若干数のフラグメントを、(b)の5′− フラグメントに結合するフラグメントを除いて、5′−末端にエキストラエキス トラヌクレオチド配列GGTACでそのデザインしたヌクレオチド配列を補足す ることによって改良し、更にこの若干数のフラグメントを3′−ヌクレオチドG を有するサブユニットに分割し、このサブユニットを次に個別的にエキストラヌ クレオチド配列GGCCで補足し、(d) 自体公知の方法で一本鎖の形態の( C)の補足され改良されたサブユニットをそれぞれ化学的に合成し、また自体公 知の方法で二本鎖の形態の(b)の5′フラグメントを化学的に合成し、 (e) (c)の補足され改良された若干数のフラグメントの5′−末端から始 め、アダプターと酵素的充填反応の助けによって自体公知の方法で(d)の合成 サブユニットを連続的に、若干数の個々の組換えベクター中にクローニングして 、(C)の補足され改良された若干数のフラグメントに相当する遺伝子のクロー ニングされた二本鎖フラグメントを形成し、 (f) 酵素KpnIおよび酵素ApaIで、(e)の若干数の組換えベクター を、一方は作成された5′−末端のKpnl制限部位で、他方は作成された3′ 末端のApaIの制限部位で、それぞれ対に開裂して、自体公知の方法で一本鎖 の特異酵素によって平滑末端となっている粘着末端を形成し、それぞれ末端ヌク レオチドCおよび末端ヌクレオチドGは残し、続いて目的とする対の組換えベク ターの両者に独特な開裂部位を有するもう一つの制限酵素で開裂することによっ て、Ce)のクローニングした二本鎖フラグメントをまとめ、一方において遺伝 子のクローニングされたフラグメントを含む線形ベクターと他方において遺伝子 の開裂したフラグメントを形成し、前記の2つのフラグメントを自体公知の方法 でプラントエンドで酵素的に接合し、遺伝子のヌクレオチド配列中に含まれるジ ヌクレオチドG−Cを接合点に形成し、最終的に、二本鎖の形態の(b)の若干 数のデザインされたフラグメント総てを含む組換えベクターを得て、 (g) (f)で得られる組換えベクターを(d)の化学的に合成した5′フラ グメントを補足して、真正のヒト血清アルブミンをコードする全構造遺伝子を形 成する。 585個のアミノ酸残基°を有する真正の成熟したヒト血清アルブミンをコード する1761個のヌクレオチドを有するデザインされた構造遺伝子は、好ましい 態様では5個の大きなフラグメントに分割された。第一のフラグメントは自体公 知の方法で二本鎖に合成され、第二から第五までのフラグメントはBP−A−0 182883号明細書に開示されている技法によって産生され、一本鎖は化学的 に合成され、補足的鎖は酵素的に合成される。 「独特な開裂部位」という表現は、開裂部位が特異的酵素に特徴的であり、接合 されるフラグメントの他の部分には存在しないことを意味する。 選択された末端ヌクレオチドを有する2個のフラグメントを接合する技法は、後 で酵母の発現ベクターへと導く中間のプラスミド構成にも用いた。 本発明の方法の詳細を、本発明の好ましい態様について記載する。 真正のHSAの産生法 本発明のもう一つの態様では、発現および場合によって分泌条件下で組換えDN A配列を含むベクターで形質転換した宿主を増殖し、発現され且つ場合によって 分泌されたタン白質生成物を単離することによる真正のヒト血清アルブミンの産 生法が提供される。この方法の特徴は、(a)本発明による構造遺伝子を含むベ クターで形質転換した宿主を用い、(b)真正のヒト血清アルブミンまたは所望 ならばそのメチ・オニル誘導体を単離することである。 本発明のこの点での好ましい態様では、用いられる宿主は、真正のヒト血清アル ブミンをコードする構造遺伝子を含むシャトルベクター(大腸菌−酵母)で形質 転換した5accharoiyces cerevisiaeであり、前記の遺 伝子はコドンが酵母宿主に関して選択されたヌクレオチド配列から成っている。 真正のHSA 本発明のもう一つの観点では、本発明による真正のヒト血清アルブミンの産生法 から得られる真正のヒト血清アルブミンが提供される。この真正のHSAは、天 然の成熟したHSAO代わりに総ての用途に用いることができる。 製剤 本発明の別の観点では、薬学上受容可能な担体および/または希釈剤と混合した 、本発明の真正のヒト血清アルブミンを含んで成る製剤が提供される。好適な担 体および/または希釈剤は、天然のISAに用いられるものであり、例えば食塩 溶液であり、例えば指針のための米国薬局方が参照される。同じことは、防腐剤 、pH調節剤、緩衝剤などの所望により包含され得る通常の添加剤にも適用され る。 図面は、プラスミドの構成とフルオログラフに関する。 具体的には、第1図は、コーリープラスミドpGB1の物理的地図を示す。 第2図は、酵母HIS3遺伝子を含むプラスミドpGB2の地図を示す。 第3図は、プラスミドp G B 3 229 T (a)の地図及び、中間の 構成pGB3−229TK’ (b)を経る基本発現ベクターp P T 2  HK 1 (c)の段階1および2によるの構築を示す。 第4図は、pGB2(HIS3、Pl(05、PH03)の地図である。 第5図は、酵母PH05遺伝子のプロモーターを含むプラスミドpUc18/6 23P(a)の地図と、プラスミドpUc18*/623P(b)とpUc18  /622PH(c)へと導く改良(1,2および3)を示す。 第6図は、基本発現ベクタープラスミドpP72HK□の物理地図を示す。 第7図は、酵母−大腸菌シャトルプラスミドpBY200の構成を示す。 第8図は、pPT2/HSAからの全rH3A発現カートリッジ」を含む2種舅 の、発現ベクタープラスミドpYHsA221およびpBY2/HSAの構成を 示す。 第9図は、合成ISA遺伝子を発現する酵母ベクターの構成の流れ図を示す。゛ 第10図は、ウマ抗−H5A血清で免疫沈澱し5DS−で標識したタン白質のフ ルオログラフを示す。 第11図は、人工のプレブローリーダーコード配列とHSA (No、 1)を コードする人工遺伝子を含む酵母発現プラスミドの構成を示す。 第12図は、精製した天然のHSA(AおよびC)と酵母で産生したHSA ( BおよびD)のCNBr開裂の生成物であって5DS−ポリアクリルアミドゲル 電気泳動法によって分割したものを示し、コマジエ(Coa+1asie)染色 したゲルも(エル・ケイ・ビー−ウルトラ−スキャン(LKB−Ultro−8 can)を用いて)レーザー走査を行った。 第13図は、酵母rYEプレプロ −H3AJで発現・分泌したHSA ()ラ ックB及びC)と、YHSA−221で発現したタン白質(トラックDおよびE )とを比較したウェスタン・プロットを示し、トラックAは精製したH3A試料 を示す。 スキーム1 人工H3A遺伝子の地図 ローマ数字: 大きなH8Aフラグメント:H8Al、II、III 、IV、  V。 アラビア数字:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドHSAI、2.3・・・2 4であり、それぞれエキストラGGCC配列を3′末端に有する。このエキスト ラ配列は1(SA配列中には現れない。 HSA7.13および19オリゴヌクレオチドは5′末端にエキストラGGTA C配列をまた有するが、これは最終的なHSA配列には現れない。 オリゴヌクレオチド(HSAI)をアダプター分子と結合させると、これは例え ばHSA 1+Aと呼ばれる(スキーム2を参照)。 HSA 1+Aを一般に用いられる大腸菌ベクターpUc19にクローニングす ると〔ヤニシューベロン・シー(Yannlsch−Perron C,)、ヴ イエイラ・ジェイmeira、 J、)およびメッシング・ジェイ(Messi ng、 J、)Gene、 33.103−119 (1985)] 、得られ るプラスミドはpH5A1と呼ばれる。 ISA 2+Aを前記で得られたpH3A l中にりローニングすると、生成す るプラスミドはpH5A (1−2)と呼ばれる。 続けてクローニングするとpH3A (1−6)となり、このプラスミドは、p Uc19でクローニングされたHSA IIの大きなフラグメントを含み、これ はpH3A IIと呼ぶことができる。 同様に、HSA III−1HSA IVおよびHSA Vの大きなフラグメン トはそれぞれオリゴヌクレオチド7−12.1B−18および19−24から得 られ、pH8A III、pH5AIVおよびpH5A Vプラスミドを生じる 。 HSA 11およびISA IIIの大きなフラグメントをpUc19ベクター 中で結合すると、生成するプラスミドはpH5A (1−12)または pH5A (+1−III )と呼ぶことができる。 同様に、HSAIVおよびHSAVの大きなフラグメントがpUc19ベクター 中で結合すると、生成するブラスミドハp HS A (13−24)またはp H5A (IV−V)と呼ぶことができる。 HSA (II−III )とHSA (IV−V)を結合スルト、それらはp asA(II−V)を生じ、H5Al7)lil!全コード領域(N−末端Me tを除く成熟した13から585のアミノ酸)がクローニングされる。 pH5A (II−V)をI)UCl3のHSA 17ラグメントで補足すると きには、生成するプラスミドはpH5Aと呼ばれる。 HSA Iフラグメントは、2種類の形態の部分2重らしたがって、pH5Aの 2種類の変種、すなわちpH5ANo、lおよびpH5ANo、2が得られる( スキーム5)。 pH5ANo、2から、Met−ISA:]−ド遺伝子を(平滑末端および5a clエンドを有するフラグメントとして)得ることができる(スキーム6)。 pH5A No、1から、成熟したHSA:l−ド遺伝子を(平滑末端およびS ac Iエンドを有するフラグメントとして)得ることができる(スキーム7) 。 Met−ISAまたは成熟HSAコードDNA領域を、PH05酵母プロモ一タ ー+シグナル配列コード領域およびHi s3酵母転写ターミネータ−を含むp PT2HK1大腸菌ベクター中にクローニングする(pPT2/HSAを得るこ とができる)。プロモーター−シグナル配列−H5A遺伝子−ターミネータ−カ セットを自己複製酵母ベクターpBY200に配合して、ISAを発現させる。 スキーム2 オリゴヌクレオチドとアダプター分子との結合の例 p GGGCC p GGGCCC−G CCCGGG−CTTAA HSA 1+A HSA 1オリゴヌクレオチドとアダプターの上方鎖は5′−ホスホリル化して いるが、アダプターの下方鎖はホスホリル化してない。 スキーム3 HSAのクローニング中に用いられるアダプター CCCGGGCTCATACGCTGTCGACCTTAACCGGGACCT CGAGTCAGACTTAA アダプター3アダプター1は、H3Aオリゴヌ クレオチドのほとんどのクローニングを促進するのに用い、アダプター2は、H SAIBS17および18オリゴヌクレオチドについて用い、 アダプター3は、H8′A遺伝子の下流のアダプター1を置換して、酵母プロモ ーターおよびターミネータ−領域を含む大腸菌ベクター pPT2HK1中にHSA遺伝子をクローニングするのに必要な5ac1部位を 導入した。 スキーム4 H5A Iフラグメント No l ACI、TCTCCCAGTGTTCACACTTCAII:CCA CTG丁CTAAC;TTCCTACPitl 5au)Al k1114et Asp Ala Hls LyS Ser C1u Val  Ala H2N Arg Phe LySdLTCr c CA CCCr c  a c a A Cr c t c a a c r c c c r c  a c Ac a r@r CA Ac 5o 2 ACCTCACTAGTACCTC,CCACτCTTCACACτ τ(a(:ccacτCTCτAAC,TTCCTACスキーム5 pUc19 中への完全なH3A遺伝子の変種のクローニング Hard !II 5eu5AI ACIII he! EeoR1スキーム6  pH5A No、 2からのMet−H8AコードDNA片の生成 −G記AロAπA直A部ロ′□A叩冗−−−GACGTCACTAiACCTG CGA AG−acI CAl’cATGGACGCT A(m−TACC’l慕AAG− MctAspAla ATGGACGCT AGCT 平滑末端 TAeΔ□C5aclエンド註: Met−USAコード領域を得る ために、独特の制限部位をHSAIに(次いでpH5Aへ)導入した。 すなわち、Be1l認識配列を HSAIへ(次いで、pH3Aへ導入して、p)ISANo、 2変種を生じた )。 スキーム7 pH5ANo、1から成熟HSAコードDNAの入手 acI A図口狂AAG− 平滑末端 C窟刀A C5aclエンド2Q コく フ、<−ト フく りく り(J< J< (E−1−< *u くく じo QO>o QQ << ψじ 口υ リE−I Q((E−−○>< :!:? >Q αQ −υ の く−く 〜h ut−+ << <a <ロクロ −(J (E−I Z< − E−ごト>< :!:E−JC) J< (E−:C(J−く シト (Q ( 5(J >Φ トくコロ りじ くトー の0 <ト 48口I−I ωE−q (、+ >< −u <h+J[m tjE−1<L)、−i< (じ 〉a) < <h <h<h 閲CJ 、jE−、! (−2Q +J Q −2CJ  =E−(E’OLD <a <a <じ へ← 〉QZ(J c?υ 2< の じ くQ りくψく 洲(、J(>< 、j(J !(((hE−1jLI A < <じ QOくト の(J =ト ロく 口υ くト1、)oy (:e ( J Cf、じ =−−υくQ −υ ト< ((0,E−<U リ −ト ロ 0 の じ フ ロ 匡 (J Q (’(E−1−IE−><  ロト 菌υ 匡U堪 〉ロ H(h5 (−5++ ψト<<キ 区 Qく りく フく ψロ Cく 二じ −< 4(>< αQ << aa ua w< << のト 区? −E−1°vIじ フく 一@ 薗υ <F−4>< tj( Uト のh >a −< aa −υ o4(J のト ロCJ ha q< ωく >ロ =ト 開− (L) <a (JE−1らト Σく >1−4 z< ψυ −Q >? Jt:I J< H< り<−0 aa C:)CJ :(J <a vaφυ z〇 ニド<卜 コQ y (rA< 口(J JUtQF−m工(J << ψト くじ −ト tAト コく のC5<E= 国Q ’:st:I 、J(−(−+(J :E−υト ロa J(<a Q、E− φl−1ψシ コく フQ 、jE− ンQ >a !(ωト<ト (JE−I CJh oじ −ト 〉じ切u O(>E−*CJ り□ z< >< a:u wa Cl5u ζ<−<、5< Q、CJ L)C5リド−<  ロQ−ト 山υ 公0 −ト αトート =Q の(:l: E’ (E−I 国u (E−−<<じ ヘト 〉0 φト  〉口 wU <1−IZ(J 二CJ >? 〜CJ>< J(J III< ><  tjQ のくa< <a << E−1ト aa <じ弄 に ωh c=u au o< ψC(F−>ロ ンく 口0 αυ 洲く −υ (Jl−I E−ト のト らu J(<al、3ト αト 田Q コQ ムυ  くト<1−1 −〇 =ト 却ト り<−〇> Q l/) ? CM)I  J E’ (lj (Cjべ CGTGCAAAACACATAATTGGを用いてチェ、yりした。 pH5A (II−V)i、:おけルH5A II+オヨび1vノ結合は、配列 プライマーとしてHSAIOオリゴヌクレオチド自身を用いてチェックした。 H8A遺伝子合成がpUc19ベクターで完了するときには、全H8Aコード領 域はプラスミド鋳型および10種類の異なる配列プライマーを用いて配列した。 更に、pUc19ベクターから M13mp19ベクター(ヤニシニーベロン、シー(Yanisch−Perr on、 C,)ら)に代えて、同じ10個のプライマーを用いて一本鎖ファージ DNA鋳型で配列を行い、HSAコード配列を確認した。 pUc19またはM13mp19での全H3Aコード領pKoプライv−IpU C19の1acZ中のISAの外側 pI(SAプライマー1 1587−1803pH3Aプライマー2 1398 −1414pHSAプライマー3 1195−1211pH8Aプライマー4  988−1007pH3Aプライマー5 795−809pHSAプライマー6  582−597pH3Aプライマー7 382−898pHSAプライマー8  178−192pHSAプライマー988−85 最後のプライマー(プライマー9)は、)(SA遺伝子をpUc19からpPT 2HK1へ代えたとき、HSA(成熟またはMet型)・と酵母 PH05プロモーター−シグナル配列の結合をチェックするのにも用いた。 Apa! ベーリンガー(Boehringer)EcoRI ニュー拳イング ランド・バイオラボス(罷B) フレノウ・ポリメラーゼ ベーリンガ−(Boehringer)(Kleno w polyuerase)T4 DNAリガーゼ )JEB (T4 DNA ligase) Kpnl NEB Sacl NEB BamHI ベーリンガー(Boehri nger)XbalEB ムング・ビーン・ヌクレ ファルマシア(Pharmacia)アーゼ (auny bean nuclease)Hindlll NEB Sau3AI NEB Ball NEB PstlNEB Xhol ベーリンガ−(Boehrlnger)T4ポリヌクレオチドキナー ゼ ベーリンガー(Boehri nger)(T4 polynucleot ide kinase)TI RNase カルビオケム(Calbioche m)プロテイナーゼK メルク(Merck)(Proteinase K ) kll NEB Sall NEB ヘリカーゼ REACTIFS IBF()tel 1case) グルクロニダーゼ ベーリンガ−(Boehri nger)(Glueuro nldase) 同位体 7− ”2P −A T P (<5QOQ Ci/mmol)a −””P  −d A T P (800C1/mmol)a −353−d A T P  (〜1200 C1/wool)をアメルシャム(Amersham)から得た 。 35s−メチオニン(〜800 CiloCllOをアメルシャム(Amers ham)から得た。 オリゴデオキシリボヌクレオチドの化学合成手動式DNAベンチ合成装置(オム ニフィツト(On+n1fit)により、モノマーおよび/またはダイマー・ビ ルディング・ブロックを用いるホスフェート−トリエステル法(スブロート・ビ ー・ニス(Sproat B、S、)ら1983、 Tetrahedron  Letters 24.5771) 、または自動ジーン・アッセンブラ−(( iene Assembler) (ファルマシア(PharIIlacia)  )を用い、製造マニュアルによるホスホラミダイト(phosphorami dlte)法を用いた。化合物は、クルアケム(Cruachem) (ホスフ ェートトリエステル化合物)またはファルマシア(Pharsacia) (ホ スホラミダイト化合物)から得た。 合成オリゴデオキシリボヌクレオチドの51−ホスホリル化 酵素ホスホリル化は、T4ポリヌクレオチドキナーゼおよびATPを用いて行っ た。特定の要件によって、この反応は放射性または非放射性ATPを用いて行っ た。 この方法は、ハイブリッド形成プローブを得るためHSAオリゴヌクレオチドに 用い、またはプラスミドDNA#型で配列反応を行うとき配列プライマーの5′ −標識に用いた。10 poolのオリゴヌクレオチドを、γ−1トリス−HC l、pH7,550mM Mg CI 2 (2II+)およびtoo mMD TT (1ul)に溶解した。T4ポリヌクレオチドキナーゼ(IOU/μl) を加え、混合物を37℃に30分間保持した後、加熱処理(100℃、3分間) を行い、酵素を不活性化した。溶液を、更に用途にしたがってI\イブリッド形 成緩衝液または無菌水で希釈
【7た。反応しこの方法は、ISAオリゴヌクレオ チドを、アダプターとともに結合する前に、これらを標識するのに用いた。 50 pmolのオリゴヌクレオチドと100 poolのγ−32P−ATP  (200Ci/mmol )を、501nMトリスーMCI。 pH7,5,10d M g Cl 2および10dDTTを含む10.1反応 容積に溶解し、11JlのT4ポリヌクレオチドキナーゼ(100/ul)を加 えた。37℃で1時間放置した後、混合物を100℃で3分間加熱処理した。 (C) 非放射性ATPでのホスホリル化この方法を、アダプター1およびアダ プター2の上方の一本鎖に、アダプター3およびHSA Iフラグメントオリゴ ヌクレオチドのような他のアダプタ一様分子では両方の鎖に適用した。 アダプター1およびアダプター2オリゴヌクレオチドの上方鎖のホスホリル化は 、下記のように大規模に行った。 2.2 nmolのオリゴヌクレオチドと20 nmolのATPを、50Il 1MトリスーHCL pH7,5,10mM M g CI 2.10dDTT および10単位のT4ポリヌクレオチドキナーゼを含む100111反応容積に 溶解した。反応は、37℃に1時間放置した後、100℃で3分間加熱処理する ことによって行った。 他の非放射性ホスホリル化は、反応混合物に放射性の7−32P−ATPを加え なかったことを除き、50 prAolのオリゴヌクレオチドの規模での低特異 的活性ホスホリル化に記載したのと本質的に同様に行った。 ISAオリゴヌクレオチドとアダプターとの結合(一般的方法) 25 prAolの5′−32P−ホスホリル化ISAオリゴヌクレオチドを、 75 prBolの5′−ホスホリル化上方鎖アダプターオリゴヌクレオチドお よび75 pmolの非ホスホリル化下流鎖アダプターオリゴヌクレオチドと、 50IIIMトリスーHCL pH7,5,10IIIM MgC12,10m MDTTおよび11のATPを含む50μm反応容積中で混合した。混合物を1 5℃に冷却し、T4DNAリガーゼ約0.21Jl (約80単位)を加えた。 反応は15℃で4〜16時間行った。IMのNaCl30111とlulの酵母 担体tRNA (10μl/μl)を加え、オリゴヌクレオチドを液体窒素浴中 で300μlエタノールを用いて2分間沈澱させた。混合物を12.000 r piで5分間遠心分離し、ペレットを乾燥して、80%ホルムアミド、1001 M EDTA、 0.05%キシレンシアツールおよび0.05%ブロモフェノ ールブルーを含むゲル充填緩衝液10μmに溶解した。結合したISAオリゴヌ クレオチドの非結合オリゴヌクレオチド(およびアダプター)からの分離は、尿 素を含まない10%アクリルアミドゲルに前記の溶液を適用することによって行 った。ゲル電気泳動は、ゲルとしての100 mMT B Eと操作緩衝液(1 00sM)リス、10010Mホウ酸、2dEDTA、pH8,3)を用いて4 00 Vで3〜5時間行った。ゲルのラジオオートグラフィ (2〜10分間) の後、2種の主要な放射性バンドを特定し、その下部バンドは非結合HSAオリ ゴヌクレオチドに相当し、上部バンドはアダプター結合ISAオリゴヌクレオチ ドに相当した。後者に相当するゲル片を切り出し、37℃で50mMNaC1( 300111)に10〜16時間浸漬した。上澄液を(50IIMトリスーHC 1,pH8,0,300μmで飽和した)フェノールで2回処理し、オリゴヌク レオチド−アダプター付加物を、3011の3 M Na0Ac、、pH5,2 、l 、1の担体tRNA(10μm/IJl)および75011iのエタノー ルを添加後沈澱させた。 ベレットをエタノールで洗浄し、乾燥して、foulの無菌水に溶解し、一部分 を(パフカード(Packard)製液体シンチレーションカウンター中で)計 数し、結合反応の収率を計算した。出発材料32P−ホスフェ )H3Aオリゴ ヌクレオチドに対する収率は20〜50%(単離収率)であった。 24種類のHSAオリゴヌクレオチドの21種類は、アダプター1と結合した。 残りはl5A1B、17および18オリゴヌクレオチドであり、アダプター2と 結合した。 (I(SA16に対しては、・この新規なアダプターが必要であることは明らか であったが、H3A17および18に対しては余り良好な選択であったとは思わ れなかった。とにかく、これら3種類のオリゴヌクレオチドは同時にアダプター 2と結合した。) 細菌株 HSAを含むプラスミドの形質転換および増殖のほとんどは、JMIOI大腸菌 (メッシング、ジエイ(Messing、 J、) 、フレア・アール(Cre a、 R,)及びシーバーブ、ビー・エイチ(Seeburg、 P、Il、)  、Nuclelc Ac1dsRes、、 9. (1981)、 304− 321)を用いて行った。この菌株は、次のような遺伝子型を有する。5upE S thi。 Δ(lac−proAB)、[F’ 、t r aD36、proAB、1ac l 926M15コ 。 Be1l酵素の操作が必要となる前に、dam−大腸菌株(0M2)(モリヌス 、エム・ジー(Morinus、 M、G、)およびモーリス、エヌ・アール( Morris、 N、R,)、(1973)J、 Bact、 114.114 3−1150)をプラスミドの増殖に用いた。 p B Y 2/ HS A No、 lとpBY2/H5A No、2の構成 の際に、大腸菌(K12)株のJF1754株(hsd RhsdM lac  gal metleu B his B)を宿主として用いた。文献:ストーニ ス、アール・ケイ(Storms、 R,に、)、マツクネイル、ジエイ・ビー (McNell、 J、B、)、カーネンデカール、ビー・ニス(Kharne ndekgr、 PJ、)、アン、ジー(An、 G、)、バーカー、ジエイ( Parker、 J、)およびフリーセン、ジエイ・ディー(Priesen、  J、D、) (1979)、 J、 Bacteriol、。 140、73−82.キス、ジー・ビー(Kiss、 G、B、)、アミン、エ イ・エイ(Amin、 A、A、)およびバールマン、アール、イー(Perl man、 R,E、) (1981) Mo1ecular and Cell ularBiology、 1.535−543゜JF1754の突然変異株1 eu BおよびhisBは、対応する酵母遺伝子(それぞれleu 2およびh is 3)で補足することができる。文献:ストルール、ケイ(Struhl、  K、)およびディビス、アール・ダブリx(Davls、 R,W、) (1 980) J、 Mo1. Blot、、 136.309−332゜ 酵母株 AH220[a、、t rp 1、leu 2 3.2−112、his 3− 11.3−15、pho 5、pho 3]実験室半数性株を、エイ・ヒンネン (^。 旧nnen) 、チバーガイギー・アーゲー(CIBA−にEIGY AG)、 バイオテクノロジ一部門、バーゼル、スイスから得た。 プラスミドとファージベクターによる大腸菌の形質転換これは、本質的にハナハ ン、ディー(Hanahan、 D、)(DNAクローニング(DNA CIo ning) 、第1巻、グローバー、ディー・エム(Glover、 D、M、 )監修、アイ・アール・シー・プレス・リミテド(IRc Press Lim 1ted) 、1985.109−135頁)に記載された方法と同じ方法で、 この文献のプロトコール3にしたがって調製した凍結コンピテント細胞を用いて 行った。 酵母の形質転換 AH220のヘリカーゼ処理によって調製した酵母スフェロプラストを、ヒンネ ン(llinnen)らの方法(ヒンネン、エイ(Hlnnen、 A、)、ヒ ックス、ジエイ・ビー(Ilicks。 J、B、)およびフィンク、ジー・アール(Flnk、 G、R,)(197g ) Proc、 Natl、 Acad、 Sci: USA、 75.192 9−1933 )によって形質転換した。 プラスミドの調製 迅速アルカリ抽出法(ビルンボイム、エイチ・シー(Birnboim、 H, C,)およびドーリ−、ジエイ(Doly、 J、)、(1979) Nucl eic Ac1ds Res、、 7.1513−1523)の若干数の改良法 を用いた。 少量調製: 単一コロニーを、 100 lJi/mlのアンピシリンを含む3 mlのLB −培地(マニアチス、ティー(Maniatis、 T、)、フリッチュ、イー ・エフ(Flrtsch、 E、P、)およびサンプルツク、ジエイ(Samb rook、 J、) (1982)分子クローニング(Molecular C loning) 、コールド拳スプリング−ハーバ−・ラボラトリ−(Cold  Spring Harbor Laboratory)、二ニー・ヨーク、4 40頁)に接種して、培養液を37℃で10〜18時間振盪した。菌体を遠心分 離によって集め、100 Lllの溶液!(50IDMプルコース、25InM トリスーHCl、pH8,0、lomlEDTA)に再分散して、室温で5分間 放置した。200.1の新たに調製した溶液I+(0,2N NaOH,,1% 5DS)を加え、溶液を簡単に混合した後、氷上に5分装置いた。水冷溶液II I C150μm、3M酢酸カリウム−2M酢酸)を加え、混合物を簡単に混合 した後、氷上に15分間放置した。混合物を12.00Orpmで5分間遠心分 離し、400.1の上澄液を新たに用意した試験管に採取した。エタノール80 0ν1を加え、混合物を5分間放置した後、12.000 rpmで2分間遠心 分離した。ペレットを4001Jlの100mM)リス−HC1,pH8,0− 50oM N a OA cSp H6,5に再溶解して、1mlの95%エタ ノールを加えた。−20℃で30分間放置した後、混合物を12.00Orpm で2分間遠心分離した。ペレットを乾燥し、100 ulのlOmM)リス−H C1,pJ(8,0−0,5υのTIRNアーゼを含む1dEDTAに溶解し、 溶液を37℃に30分間保ち、次いで501Mトリス−HCl。 pH8,0で飽和したフェノール100 lJlで抽出した。水性層を採取しく 約9hl) 、10111の3お水性酢酸ナトリウム、pH5,2を加えた後、 260μlの95%エタノールを加え、混合物を液体窒素浴で素早く冷却した。 遠心分離(12,00Orpm、 3分間)の後、ペレットを200 μmの0 .3MNa0Ac、pH5,2に再溶解し、500 ulの95%エタノールを 加えて、核酸を前記と同様に(素早く液体窒素浴中で冷却した後、遠心分離によ り)沈澱させた。ペレットを1mlの95%エタノールで洗浄し、乾燥し、3h lの無菌水に溶解した。 プラスミドDNAの収量は、3〜5111と算出された。 アガロースゲル電気泳動および制限分析には、1〜2IJ1の前記の溶液を用い 、配列反応には3.1を用いた。上記で得られたプラスミドを更にクローニング 実験に用いるときには、2hlの溶液を用いて1種類または通常は2種類の酵素 で線形化した後、線形ベクターを単離した。 プラスミドDNAの制限酵素開裂 総ての分析的制限分析は、BSAを反応緩衝液から常に除いておくこと以外は、 製造業者の指示にしたがって行った。 特定のプラスミドを1種類以上の酵素を用いて準備的規模で開裂するときには、 同時または連続反応条件を常に用いる。 2種類の異なる制限酵素によるpUc19開裂一般的に、大きなHSAフラグメ ントの最初のH9Aオリゴヌクレオチド(If、 Ill 、IVおよびV)は 、2種類の異なる酵素でpUc19ベクター中へクローニングする。この当初の 計画によれば、アダプター(アダプター1)と予め結合したHSAI、H5A7 、HSAI3およびHSA19オリゴヌクレオチドのみが、pUC19中にクロ ーニングされる。しかしながら、遺伝子アッセンブリ作業の際には、更に2種類 以上のISAオリゴヌクレオチド、すなわちH3A4およびHSAI7を対応す る中間のpH5Aベクター中へクローニングするよりも、pUc19中へクロー ニングするのが一層有利(またはより速やか)であることが判った。 2μlのpUc19を、100μmの高濃度塩緩衝液(100mlNacl、5 0μl1MトリスーHCl、 pH7,5,10oMM g C12,1aMD TT)中で、20単位のPstlと20単位のEcoRIで37℃で4時間処理 した。DNAを、5ulの3M酢酸ナトリウム、pH5,2と300 ulのエ タノールを加えることによってエタノール沈澱させ、液体窒素浴中で混合物を2 分間冷却した後、12,000 rpmで3分間遠心分離した。ベレットを乾燥 し、4%フィコール(Fieoll)400.0.05%ブロモフェノールブル ー60μmに溶解し、40IIIMトリスーアセテート、2dEDTA緩衝液( TAE緩衝液)中0.596アガロースゲル上で電気泳動した後、電気溶出、フ ェノール抽出、および酵母担体tRNAloμmを加えることによって促進され るエタノール沈澱の後に、線形ベクターを単離したCマニアチス、ティー (M anlatls、 T、)、フリツチュ、イー−x7(Pirtsch、 E、 F、)およびサンプルツク、ジエイ(Saibrook、、 J、)9子クロー ニング(Molecular Cloning)、コールド・スプリングパハー バー・ラボラトリ−(Cold得られたベレットを10μlの無菌水に溶解し、 線形ベクターの濃度をミニゲル法(同上、468〜469頁)によって算出した 。 このベクターをクローニングに用いた:H5Al。 2IJlのpUc19を、100μlの高濃度塩緩衝液中で、20単位のBam HIと20単位のEcoRIで前記と同様に処理し、線形ベクターの単離は本質 的に前記と同じ方法で行った。このベクターを用いてクローニングした:H3A 13、)(SA17゜ これは、2.1のpUc19に対して20単位のXbalと20単位のEcoR lとを用いて、本質的に上記と同様に行った。 Xbal−EcoRI pUc19ベクターを用いてクローニングを行った:H SA4、H5A7、HSAI9゜ApalとEcoRIによる中間pH5Aベク ターの開裂 前記の方法で調製したp HS A20L+1を、6mMトリス−HCl、pH 7,4,6IeMNac L BmMMgc 12.1mMDTTおよび40単 位′c′)ApaI酵素を含む100111の反応容積として、反応混合物を3 7℃に保持した。2νlの試料をTHE緩衝液(89IoM )リス、89 o Mホウ酸、8mMEDTA)中0.5%アガロースゲル上で処理した。 開裂が完了したようであれば(1〜4時間後)、lOμlのIMNaCl、5I JlのLM)リス−IC1,、pH7,5および20単位のEcoRIを加えて 、混合物を更に4〜16時間37℃に保持した。線形ベクターDNAをエタノー ルで沈澱させ、前記の様に5%アガロースゲル上で精製し、線形pUc19ベク ターを単離した。 このApal−EcoRIの二重消化を次のようなプラスミドで行ワた: pH 5A1.2.4.5.7.8.9.10.11.13.14.15.17.19 .20.21.22.23゜HSAオリゴヌクレオチド−アダプター複合体のp UC19またはpH3Aベクター中へのクローニング一般的方法 約0.1μIの二重開裂したpUc19またはpH5AべMgCl2.10 m M DTT、l mMATPおよび80単位のT4 DNAリガーゼを含むlh 1反応容積中で5 pmolのHSAオリゴヌクレオチド−アダプター複合体と 混合し、反応混合物を15℃で4〜16時間保持した。混合物を60℃まで5分 間加熱し、室温まで冷却した後、1 ulの(1mMの濃度の4種類総てのデオ キシヌクレオチド5′−トリホスフェートを含む)1mMdNTPと1 piの 0.5単位/分間放置した。次いで、これを60℃に10分間加熱−し、411 1の無菌水、250+nM)リス−HCl、pH7,5および50 sM M  g CI 2を含む2.1の緩衝液、l 111の100 mMDTT、1μm の10rnMATPおよび200単位のT4DNAリガーゼを15℃で加えた。 反応混合物を15℃で6〜20時間保持した後、前記のように凍結コンピテント JM101大腸菌細胞中に形質転換した。100μl/mlアンピシリンを含む LBプレート上で得られたコロニーをLB−アンピシリンマスタープレートおよ びニトロセルロースレプリカプレート上に移した[グルンシュタイン、エム(G runstein、 M、)およびホグネス、ディー (Hogness。 D、) (1975) Proc、Natl、Acad、Sci、USA、72 . 3961コ 。 ニトロセルロースレプリカプレート上で発育したコロニ−を分離して、対応する 5’ P−ホスフェート標識したISAオリゴヌクレオチドプローブでハイブリ ッド形成した[マニアチス、ティー(Manlatls、 T、)、フリッチュ 、イー・エフ(Firtsch、 E、F、)およびサンプル−/ り、ジェイ (Sacbrook、 J、)分子クローニング(MolecularClon ing)Sコールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spr ing )Iarbor Laboratory) C1982) 314〜3 25頁]。通常は4〜1oの陽性コロニーが3 mlのLB−アンピシリン培地 に発育し、プラスミドDNAは前記のようにして調製した。 プラスミド鋳型上でのジデオキシ配列 若干数の改良物を加えた、スーパーコイル配列法[チェノ・イー・ワイ(Che n、 E、Y、)およびシーブルグ、ビー・エイチ(Seeburg、 P、1 1.) DNA 4.1[i5 (1985) ]を行った。前記の方法で調製 した31Jlのプラスミドを、17.1の0.3 M NaOH−0,3mME DTAと室温で混合した。5分後に、3.1の2M酢酸アンモニウム−酢酸、p H4,5および60μlのエタノールを加え、混合物を−80”Cで15分間保 持した。混合物を遠心分離(12,000rpa+、 5分間)し、ペレットを 70%エタノールで洗浄し、乾燥し、711Mトリス−MCI、pH7,5,7 wMMgC12,5mMβ−メルカプトエタノール、0.1 dEDTAおよび 0.25 pmolの5’ P−ホスフェート標識した配列プライマー(この作 業中に用いた配列プライマーはスキーム10および上記に示しである。時には、 HSAオリゴヌクレオチドの一つも、それが31−末端GGCCエキストラ配列 を含むものであっても配列プライマーとして用いた)を含むlhlの緩衝液に溶 解した。混合物を45℃で15分間加熱した。次いで、4つの2 Mlのアリコ ートをマイクロタイタープレートのウェルに採取した。それぞれ4つのジデオキ シターミネーション混合物[ホンダ・ジー拳ピー(Hong、 G、P、)旧o science Reports、 2.907(1982)]の2.1と0. 25単位/ulクレノウポリメラーゼの2 ulとを前記の4つの分取したプラ イマー−鋳型のそれぞれと混合し、混合物を室温で20分間保持し、次いで50 ℃で10分間保持した。それぞれ反応混合物に、80%ホルムアミド、10 d  EDTA、0.05%ブロモフェノールブルーおよび0.05%キシレンシア ツールを含む3 、lのゲル充填緩衝液を加え、混合物を100℃で2分間加熱 した。 ゲル電気泳動を、8M尿素、90+cM)リス、90IIIMホウ酸、2 mM  EDTA、pHB、Bを含む6%アクリルアミドゲル上で行った。 個々のISAオリゴヌクレオチド(HSAl、2、・・24)のクローニング 当初の計画は、下記の通りであった。 全H5Aコード領域を5つのフラグメントH5A I、II、Ill 、IVお よびVに分割した。後者の4つのフラグメント(II、Ill 、IVおよびV )を更に6−6一本鎖オリゴヌクレオチド(それぞれ3′末端はGで終わり、化 学合成によるエキストラGGCC配列で付与されている)に分割し、全部で24 のオリゴヌクレオチドとした。 HSAの大きなフラグメント(11、Ill 、IVおよび■)は、(アダプタ ーの助けによって)pUc19またはpUc19から誘導されたpH8Aベクタ ー中への合成一本鎖オリゴヌクレオチドの連続クローニングによって得られ、本 明細書ではpH8A IIで例示した。 HSAIはpUc19中にクローニングしてpH5A1が得られ、 HSA2はpH5Al中にクローニングしてpH5A(1−2)が得られ、 H8A3はpH3A (1−2)中にクローニングして、pH5A (1−:3 +1が得られ、 HSA4はpH5A (1−3)中にクローニングして、pH5A (1−4) が得られ、 HSA5はpH5A (1−4)中にクローニングして、pH8A (1−5) が得られ、 HSA6はpH3A (1−5)中にクローニングして、pH8A (1−6) 即ちpH5A IIが得られる。 同様に、pH5A Illは、HSA7.8.9.10.11゜12オリゴヌク レオチドから得られた。pH5AIVは、HSAl3.14.15.1B、17 .18オリゴヌクレオチドから得られた。pH5AVは、H8A19.20.2 1.22.23.24オリゴヌクレオチドから得られた。 この一般的な方法は、通常はアダプター1(スキーム3参照)の助けによってI SAオリゴヌクレオチドをクローニングするのに用いられるが、2.3数の場合 にこれの変更を行った。これを行う理由は、(ISA 11の場合のような)大 きなフラグメントで2個以上のオリゴヌクレオチドを平行してクローニングする ことによってアッセンブリ作業を速やかに行い、またはこの作業中に出会うクロ ーニングの問題を解決するためであった。 これらの特例は次の通りである。 HSAI オリゴヌクレオチドは、全体として(HSAlの5′−末端での)部 分二らせんの助けによってのみクローニングされた。 HSA II 大きなフラグメントは、予めクローニングされたHSA (1− 3)とHSA (4−6)DNAセグメントからpH5A 11 として得られ た。 HSAl5 オリゴヌクレオチドは、元のI(SA15の約3分の2をカバーす る相補的オリゴヌクレオチドの助けによってクローニングしてのみ正確な配列を 褥ることができた。 HSAlB オリゴヌクレオチドは、新たなアダプター(アダプター2)の助け によってのみクローニングすることができた。 HSAl7 オリゴヌクレオチドはp HS A (18−16)中にクローニ ングして子弁jされるpH5A (1B−17)を得ることはできなかった。H 8A17配列は得られたプラスミドに見られたが、予めクローニングした領域に は欠失が見られた。したがって、HSA17はpUc19にクローニングされた 。 l5A18 オリゴヌクレオチドは、アダプター2の助けによってp)ISAI 7中にクローニングされた。 l5AIV 大きなフラグメントは予めクローニングしたHSA (13−18 )および)ISA (17−18) DNAセグメントから得られた。 HSAIのpUc19中へのクローニングアダプター1 (HSA 1+A□) と結合したHSA1オリゴヌクレオチドを、前記のクローニング法によってBa mHI−EcoRIで開裂したpUC19中にクローニングすることを試みたと きには、完全なHSAI領域はクローニングされた形態では得られなかった。 5′−32P−標識したHSAIオリゴヌクレオチドとハイブリッド形成する約 50のクローンの配列を特定化すると、これらのクローンのほとんどはHSAI の5′−末端T残基を欠いていた(それらの残りのものは2個以上の残基を欠い ていた)。 次に、新規な方法を用いて、下記のようにクローニングした全HSA1を得た。 Ps t I−EcoRIで開裂したpUc19をクローニングベクターとして 用い、5′−末端にPstl粘看末端とその3′−末端に10ヌクレオチドの長 さの5′−突出領域とを有する(この後者の領域がHSA1の5′−末端領域に 相補的である)部分二重らせんは反応混合物に含まれた。この「ヘルパー二重ら せん」を、スキーム11に示す。 0.1.1のPs t I−EcoRIで開裂したpUc19ベクターを、lh lの反応容積でHSA 1+A15pmolと5′−ホスホリル化GTGCGA TCを5 pmolと5′−ホスホリル化したTCTTCACCTAGATCG CACTGCAを5 pmolと混合し、全クローニング法を一般的方法に記載 した本質的に通りに行った。 100個のコロニーを、プローブとしてのs′ 32p−標識したHSAIオリ ゴヌクレオチドでハイブリツド形成させることによってチェックした。29個の 陽性クローンの内10個を、pKOプライマー■およびリノく一スプライマーに よって配列決定に用いた。10個の内8個のクローンが正確な配列を有していた 。適正なりローンの一つのプラスミドDNAを次の段階でpH5A1として、A pal−Ec−oRに重消化およびl5A2オリゴヌクレオチドのクローニング に用いた。 l5A2のpH5Al中へのクローニング0.1 ulのApal−EcoRl で開裂したp)isAlを10ulの反応容積で5 pmolのISA 2+A 1と混合して、クローニング工程を前記と同様に行った(スキーム12)。 40コロニーをレプリカプレートして、プローブとしての5’ −32P−H8 A2オリゴヌクレオチドとハイブリッド形成した。9個の陽性コロニーが得られ 、これからプラスミドDNAを調製し、これをpKoプライマーIを用いて配列 を特定した。5個のクローンは正確なHSA2配列を含んでいた。正確なりロー ン[pH5A (1−2)]の一つからのプラスミドDNAを次の工程で用いて 、HSA3オリゴヌクレオチドをクローニングした。 H8A3のpH5A (1−2)中へのクローニング0.1 ulのApal− ECOKIで關裟し7: p fl 5 AHSA4のpUc19へのクローニ ング0.141]のXbal−EcoRIで開裂したpUc19と5 pmol のH3A4+A]を、前記と同様にl0L11の反応容積で反応させた(スキー ム14)。 110コロニーを選出し、その45個が5′−32P−ISA4オリゴヌクレオ チドプローブとハイブリッド形成した。4個の陽性クローンから、プラスミドD NAを調製し、これをpKoプライマー1を用いて配列を特定化したところ、そ れらは総て予想したフランキング領域と共に正確なHSA4配列を含むことが判 った。このようにして得られたpH8A4はI(SA4の5′−末端に再生した Xba1部位を含み、これは後でH8A3とH5A4オリゴヌクレオチドとの結 合点で除去することができた。 pH5A4を用いて、次の工程でH5A5をクローニングした。 xxcAcm−xxcA/^Mh+、、−+−h−0.1ulのApal−Ec oRIで開裂したpH5A4HSA6のpH5A (4−5)へのクローニング 0.1ulのApa I−EcoRIで開裂したpH8A(4−5)と5 po olのH8A6+A1を、一般的方法にしたがって反応させた(スキーム18) 。 =32 225個のコロニーを複製し、5’ P−)ISA6オリゴヌクレオチドブロー ブとハイブリッド形成したところ、72個が陽性であり、この10個を用いて、 プラスミドDNAを調製した。それらの10の(pKoプライマー1を用いて) 配列を特定したところ、内の2個は、正確なHSA6配列を含み、これらのプラ スミドの一つをpH5A (4−6)と命名した。 pH5A (4−6)を用いて、更゛にHSA (4−6)DNAセグメントを 得て、これをpISA (1−3)にクローニングして、pH8A (1−6) 即ちpH5A11を得た。 HSA7のpUc19へのクローニング0.1ulのXbal−EcoRlで開 裂したpυCユ9フラグメントと結合させることができるようにした。このエキ ストラ配列は、関連の反応を行った後には消失するので、この配列はスキーム1 7に示されるように、pH5A7に既にクローニングされたときにはHSA7の 一部としては含まれていない。 HSA8のpH5A7へのクローニング0.1ulのApa I−EcoRIで 開裂したpH3A7HSA9のpH9A (7−8)へのクローニング0.1  ulのApa I−EcoRIで開裂したpH5A(7−8)と5 poolの HSA9+A1を、一般的方法にしたがって反応させた(スキーム19)。 240個のコロニーをレプリカブレーティングし、5′−32P−HSA9オリ ゴヌクレオチドプローブとハイブリッド形成した。13個の陽性クローンの8個 から、プラスミドDNAを調製し配列を特定した。8個の配列したクローンの内 の3個は、正確なH5A (7−9)プラスミドを含んでいた。 H5AIOのpISA (7−9)へのクローニングに 0、IIJlのApa 1−EcoRI:開裂したpH5A(7−9)と5 p lIolのH8A10+A1を、通常の方法で反応させた(スキーム20)。 H5A11のpH5A (7−11))へのクローニング0.1 ulのApa l−EcoRIで開裂したpH5A反応させた(スキーム21)。 160個のコシニーをレプリカブレーティングし、その内の9個が5’ −”2 P−HSAIIオリゴヌクレオチドプローブとハイブリッド形成したところ、陽 性であった。 この陽性クローンを用いて調製したプラスミドを、pKOプライマー■を用いて 配列特定した。一つのクロ、。 −ンは予想した配列を含んでおり、このクローンから調製したプラスミドDNA を次の工程でpH5A (7−11)として用いた。 HSA12のpH5A (7−11)へのクローニング弄 べ 0.1 ulのApal−EcoRIで開裂したpH3AHSA13のpUc1 9へのクローニング0.1 ulのBamHI−EcoRIで開裂したpUc1 9と5 poolのH3Al3+A1を、一般的方法によって反応させた(スキ ーム23)。 80個のクローンを5’ −32P−ISA1310−ブとのハイブリッド形成 によって試験したところ、その内の14個が陽性であった。10個の陽性クロー ンからプラスミドDNAを調製し、pKoプライマー1を用いて配列を特定した 。これらの6個は、予想された。l5AI3プラスミドと同一であった。 HSA7と同様に、HSA13オリゴヌクレオチドは、l5AIVの大型フラグ メント中の最初のものであるので、エキストラGGTAC5’ −末端配列を含 む。この場合には、Kpn1部位も形成され、これを用いて更にHSA III とHSAIVの大型フラグメントを結合して、このエキストラ配列が結合点で除 去されるようにすることができる。 pH5AlBを用いて、次の工程でHSA14をクローニングした。 H8Al4のpH5A13へのクローニングに 0.111のApal−EcoRIで開裂したpH5A13を、5 plIol のH8Al4+A1と一般的方法によって反応させた(スキーム24)。 HSAl5のpH5A (13−14)へのクローニング一般的な方法でApa  I−EcoRI開裂したpH5A (+3−14)中へのH3A15+A1の クローニングを試みたとき、多数の5’ −32P−HSAl5とI\イブリッ ド形成するコロニーが得られたが、それらのプラスミドの配列を特定したところ 、予想したHSA15配列は見られなかった。その代わりに、二重に変異したH SAl5であって、G−>T突然変異がヌクレオチド位置1072および109 G (成熟H5A遺伝子配列におけるヌクレオチド位W)で起こったものが得ら れた。これらのG残基は、T残基によって取り囲まれていた。これらの見掛けの 変異は、単に、プラスミドDNA1型を用いると時々起こるあいまいなゲルの読 みに因るものであるという可能性は、対象とする領域をM13mp19ファージ ベクターに再クローニングしたところ除外された。これらの2つの突然変異は、 (19種類のことなる陽性クローンを試験した)総ての場合に同時に起こったの で、この場合には一般的クローニング法を変更しなければならず、HSAl5の 突然変異の部位をカバーする相補的オリゴヌクレオチドを用いるようにした。 42−aerの相補的オリゴヌクレオチドを調製して、5′−ホスフェ )HS Al5とアダプター1との連結混合物中に含めた。50 poolの5’ −” 2P−HSAl5を100 pa+olの5′−ホスフェート42−mer 、 100 pmolの5′−ホスフェートアダプター1の上方鎖及び100 pm olノ5′ −ヒドロキシルアダプター1の下方鎮オリゴヌクレオチドと混合し た。前記と同様にして、ゲル電気泳動を行った後、部分二重らせんを、HSAl 5に対して約30%の収率で単離した。この部分二重らせんを、スキーム25で H8A15+C+A1と命名した。 次に、0.1 MlのApal−EcoRIで開裂したp HS A (13− 14)を、5pIIIO1のH3A15+C+A1と反応させ、反応は一般的方 法によって行った。340個のクローンを5’ −32P−H5A15プローブ によって試験し、17個の陽性クローンの内の12個を用いて、プラスミドDN Aを調製した。それらの配列を特定すると(pKOプライマー1)、それらの2 個が予想されたHSA15配列を含んでいた。この配列は、こうして得られたI SA (13−15)領域をM13mp19ファージベクター中に再クローニン グし、一本鎖DNA鋳型上で配列反応を行うことによって、確認された。 適正なプラスミドの一つを、次の工程でpH5A(13−15)として用いた。 HSAl[iのp HS A (13−15)へのクローニングl5A1B+A 1をApal−EcoRIで開裂したpH5A (13−15)へクローニング したとき、16個の配列を特定した陽性クローンは総てH3A16領域の5′  −末端に9塩基対の欠失を有していた。H5AlB配列を再検討したところ、そ の5′−末端領域とアダプター1の下流鎖の5′−末端領域とは、はぼ完全に相 補的であった。 この相補領域を欠<Apa I−EcoRIアダプター(アダプター2、スキー ム2を参照)を用いることを計画した。HSAオリゴヌクレオチドを、アダプタ ー1と全く同じ方法でアダプター2と連結した。 0.1 ++1のApa I−EcoRIで開裂したp HS A (13−1 5)を、5 pmolのHSAIB+A2と一般的方法によって反応させた。6 0個のクローンの内の24個は、5’ −32P−H8A1Bプローブとのハイ ブリツド形成を行ったところ、陽性であった。10個の陽性クローンを用いて、 プラスミドDNAを調製し、それらをpK。 プライマー■で配列特定したところ、それらの2個が予想されたp HS A  (13−16)であった。 p HS A (13−1fi)を用いて、更にISA (13−16)DNA 領域を調製し、これをpH5A (17−18)にクローニングしテpH5A  (13−18) 、すなわちpH5AIVを得た。 井 K H8A17のpUc19へのクローニング0.1 、iのBamHI−EcoR Iで開裂したpUc19を、同様な方法で5 pmolのHSA17+A2と反 応させた(スキーム27)。 160個のコロニーを5’ −32P−H5A17とハイブリッド形成すること によって試験した。それらの30個が陽性であり、この8個を用いて、プラスミ ドを調製した。 配列データーによれば、2個のクローンが予想したpH5A17ブラスミドを含 んでいた(pKoプライマーI)。 ISAlgのpH3A17へのクローニングを、5pwolのH5AlB+A2 と反応させた(スキーム28)。 K HSA19のpUc19へのクローニング0.1 ulのXba I−EcoR Iで開裂したpUc19を、一般的方法にしたがって5 pmolのHSA19 +A1と反応させた(スキーム29)。 形質転換したJMIOI大腸菌細胞をpH3A7について記載したようにX−g alおよびIPTGの存在下にてLD−アンピシリンプレートに接種した。無作 為に採取した6個の白色コロニーからプラスミドDNAを調製し、proプライ マーlを用いて配列特定した。それらの2個は、正確なpH5A19であった。 HSA19は、H3A7およびH3A13と同様に、その5′−末端にエキスト ラGGTAC配列を含む。この配列は、上記のように、H8A Vの大型フラグ メントとH5AIVとの結合を容易にする(後記を参照)。 H5A20のpH5A19へのクローニング0.1 tJlのApal−Eco RIで開裂したpHsA19H8A21のp HS A (19−20)へのク ローニング0.I LllのApal−EcoRIで開裂したpH5A(19− 20)と5 pmolのHSA21+A1とを、通常の方法で反応させた(スキ ーム31)。 240個のクローンを5’ −32P−H5A21プローブとハイブリッド形成 したところ、33個が陽性であった。6個の陽性のクローンを用いてプラスミド DNAを調製し、pKOプライマー!を用いて配列を特定したところ、3種類の クローンは予測されたpH5A (19−21)プラスミドを含んでいた。 HSA22のp HS A (19−21)へのクローニング0.1,1のAp al−EcoRIで開裂したpH5A(19−21)と5 pmolのHSA2 2+A1とを、通常の方法で反応させた(スキーム32)。 、−32 80個のクローンを5 P−HSA21プローブでハイブリッド形成について試 験したところ、10個が陽性であった。これらから調製したプラスミドDNAを 、pKoプライマー!を用いて配列特定したところ、IFJ類のみが正確であっ た。これをp I S A (19−22)と命名する。 特表千3−501323 (30) H5A23のpH5A (19−22)へのクローニング0.1 ulのApa l−EcoRIで開裂したpH5A(19−22)と5p口。1のH5A23+ A1とを、通常の方法で反応させた(スキーム33)。 160個のクローンを試験したところ、それらの100個が5’ −32P−I SA23プローブとハイブリッド形成を示した。プラスミドDNAを6個の陽性 クローンから調製し、それらをpKoプライマーlを用いて配列特定した。それ らの3種類が、適正な環境中で正確なHSA23配列を含んでいた。それらの1 個を次の工程においてp HS A (19−23)として用いた。 ice AQJ/Thw’Eje A /IQ QO) 八/h/7 轡 −” −h’0.1 ttlのApal−EcoRIで開裂したpH5A(19−23 )を5 poolのHSA24+A1と通常の方法で反ISAの大型フラグメン トの結合 H5A遺伝子は5個の大型フラグメント(ISA I、II、III 、IVお よび■)から組立てる計画であったが、現在までのところHSA 11Iおよび HSA Vの合成しか報告されていなかった。′HSA IはISAの柔軟な5 ′−末端領域であり、これは比較的短いPstl−8au3A1セグメントとし て化学的に合成された(スキーム4参照)、HSAIIとH8AIVは2種類の DNAセグメントから得られ、すなわちISA 11またはHSA (1−6) は)ISA (1−3)およびHSA(4−6)から得うレ、一方I(SAIV またはHSA(1B−18)はHSA (13−16)およ゛びHSA (17 −18)から得られた。HSA 11 とH5AIVの大型フラグメントをアセ ンブリする際には、制限消化の後にムング・ビーン・ヌクレアーゼ処理またはク レノウボリメラーゼ+dNTP処理のような反応系を用いた。pH5A IIお よびpH5AIVを得るためのこれらの反応条件は詳細に記載されており、IS Aの大型フラグメントで処理するときの同様な反応のみを説明する。 ムングビーンヌクレアーゼおよびクレノウポリメラーゼ+dNTP処理を用いて 、制限酵素開裂の後に得られる5′−または3′−懸垂一本鎖DNA領域を除去 して平滑末端を生成した。ムングビーンヌクレアーゼは5′−突出末端を除去し 、クレノウポリメラーゼ+dNTP処理では3′−突出末端を除去する。後者の 処理では、同時に5′−突出末端を塞ぎ、平滑末端を生成する。 pH5A II pH5A IIとしてpUC19でクローニングされたHSAI+大型フラグメ ントは、HSA (1−3)とHSA (4−6)DNAセグメントから得られ 、pH5A (1−3)はHSA (4−6)をクローニングするベクターとし て用いられた。 11J1のpH5A (4−6)を、100 aMN a C1,50mM)リ ス−HCl%pH7,5,10aM M g CI 2.1vnMDTTを含む 50μmの反応容積(高濃度塩緩衝液I液)中で、10単位のXbaIで37℃ で1時間処理した。こうして得られる線形ベクターDNAをエタノール沈澱させ 、乾燥し、50IJ1のムングビーンヌクレアーゼ緩衝液(30mM酢酸ナトリ ウム、pH5,0,100aMN a C1。 2mMZnCl2.10%グリセロール、0.5 mg/ mI変性ウシ胸腺D NA)中に溶解し、IIJlのIOU/ulムングビーンヌクレアーゼで37℃ で30分間処理した。反応混合物をフェノール抽出し、次いでDNAをエタノー ルで沈澱させた。ペレットを50μlの高濃度塩緩衝液(Xbal処理に就いて の前記記載を参照)に溶解し、20単位のEcoRIを反応混合物に加えて、3 7℃で1時間保持した。エタノール沈澱を行った後、小型のHSA (4−6) フラグメントを2%アガロースゲル(TAE緩衝液中)上で電気泳動によって単 離した後、電気溶出およびエタノール沈澱を行った。このフラグメントは5′− 末端に平滑末端を有し、3′−末端にEcoRI粘着末端を有する(スキーム8 5)。 1−のI)HSA (1−3)を、ElmMNaCl、6m1DTTを含む50 u1の低濃度塩緩衝液に溶解し、lO単位のApalで37℃で1時間処理した 。エタノール沈澱の後、ペレットを、7mM)リス−IC1,pH7,5,7m MM g CI 2.5 mMβ−メルカプトエタノール、0.1 mMEDT Aおよび0.1 raid N T Pを含む50−のフレノウ(k l en oν)緩衝液に溶解して、0.5−の5Ll/μlクレノウボリメラーゼで室温 で10分間処理した。フェノール抽出およびエタノール沈澱の後、ペレットを5 0ulの高濃度塩緩衝液に溶解し、lO単位のEcoRlを加えた。反応混合物 を37℃で2時間保持した後、DNAをエタノール沈澱した。平滑末端とEco R1末端を有する大型ベクターフラグメントを、TAE緩衝液中0.5%アガロ ースゲル上で電気泳動の後、電気溶出およびエタノール沈澱によって単離した( スキーム35)。 開裂したpH8A (1−3)ベクター(0,1ul)を、50sM)リス−H C1,pH7,5,10μlMMgC12,10sMDTTおよび1sNATP を含む反応容積(リガーゼ緩衝液)10μm中で、HSA (4−6)フラグメ ント(約0.03ul)と連結し、80単位のT4 DNAリガーゼを15℃で 12時間を要して加えた。反応混合物を凍結コンピーテントJMユDユ細胞に形 質転換した後、LB−アンピシリンプレートに接種した。110個のレプリカプ レートの内、55個が5’ −P−HSA4オリゴヌクレオチドプローブとハイ ブリッド形成を示した。プラスミドDNAを10個の陽性クローンから調製し、 これを逆プライマーを用いて配列特定した。これらの2種類はHSA3およびH 3A4オリゴヌクレオチドの結合部で予測された配列を示し、これは更にpH3 A (1−6)またはpH8A IIとして用いた(スキーム35)。 (HSA IIの配列は、これをPs t I−EcoRIで開裂したM 13  m p 1 gおよびmp19ファージベクター中にサブクローニングして確 かめ、配列反応は一本鎖DNA鋳型上で行った。) 高濃度塩緩衝液に溶解して、20単位のPstlを37℃でl5AIVの大型フ ラグメントは、予めクローニングしたHSA (13−18)およびHSA ( 17−18) DNAセグメントから、pH8A (17−18)ベクターを用 いてHSA (13−16)をクローニングするようにしたものから得た(スキ ーム36)。 lν】のpISA (13−18)を、50111の低濃度塩緩衝液中で20単 位のApalで、37℃で1時間処理した。 DNAをエタノール沈澱し、0.1 mad N T Pを含む5hlのフレノ ウ緩衝液に溶解し、2.5単位のクレノウボリメラーゼで室温で10分間処理し た。反応混合物をフェノール抽出し、エタノール沈澱を行い、ペレットを20単 位のPstlを含む50+Jlの高濃度塩緩衝液中に87℃で1時間溶解した。 エタノール沈澱の後、小型のフラグメントを、2%アガロースゲル上で電気泳動 の後、電気溶出によって単離した。この方法では、平滑末端とPstl粘着末端 を有するHSA (1g−IS)DNAセグメントを生成した(スキーム3B) 。 I IJlのp HS A (17−18)を、高濃度塩緩衝液を含む5hI反 応容積中で、37℃で1時間、lO単位のBamHlで開裂した。DNAをエタ ノール沈澱させ、50IJ1のムングビーンヌクレアーゼ緩衝液に溶解した後、 10単位のムングビーンヌクレアーゼを37℃で30分間加えた。フェノール抽 出およびエタノール沈澱の後、ベレットを50μmの1時間加えた。大型の線形 ベクターフラグメントをエタノール沈澱し、0.5%アガロースゲル(TAE緩 衝液)上で電気泳動を行った後、電気溶出により精製した。この反応系では、平 滑末端とPstl粘着末端を有するpH3A (17−18)ベクターを生成し た(スキーム3B)。 開裂したpI(SA (17−121)ベクター(0,1ν1)を、80単位の T4DNAリガーゼを含む10μlのリガーゼ緩衝液中でHSA (13−16 ) (約0.0hI)と15℃で12時間連結した。次いで、混合物を凍結コン ピテントJMIOI細胞に形質転換して、LB−アンピシリンプレートに接種し た。230個のコロニーを、5’ P−H8A1Bプローブとハイブリッド形成 することによって試験したところ、86種類が陽性であった。プラスミドDNA を10個のクローンから調製し、pKOプライマーlを用いて配列特定した。5 個のプラスミドDNAは、)lsAl[iおよびH5A17オリゴヌクレオチド 領域の間に正確な結合部を示し、これらを更にp HS A (13−18)ま たはpH5AIVとして用いた(スキーム3B)。 (HSAIVの配列は、これを7フ一ジベクターM13mp18およびmp19 にサブクローニングして確かめた。配列反応は一本5jiDNAn型上で行った 。)pH5A (II−Ill ) この場合には、pH5A IIIはHSA Il!フラグメントをクローニング するベクターとして用いた(スキーム37)。 ISA II+IIグメントの調製 5IJlのpH5A Illを、100μlの低濃度塩緩衝液中で40単位のK pnlで37℃で3時間処理した。開裂したベクターをエタノール沈澱させ、ペ レットを0.1 mMdNTPと2.5単位のフレノウポリメラーゼを含む50 1J1のフレノウ緩衝液に溶解し、混合物を室温で10分間処理した。フェノー ル抽出およびエタノール沈澱の後、ペレットを5hlの高濃度塩緩衝液に溶解し 、40単位のEcoRIを加え、混合物を37℃で2時間保持した。DNAをエ タノール沈澱した後、HSA II+IIグメントをTAE緩衝液中2%アガロ ースゲル上で電気泳動した後電気溶出によフて単離した。大型のフラグメントを 含むHSA Illは、平滑末端とEcoRI粘着末端を有する(スキーム37 )。 pH5A Hベクター開裂 1 ulのpISA IIを5oulの低濃度塩緩衝液中で、10単位のApa lで37℃で2時間処理した。エタノール沈澱の後、ペレットを0.1 mad  N T Pを含む50IJ1のフレノウ緩衝液に溶解し、2.5単位のフレノ ウポリメラーゼで室温で10分間処理した。混合物をフェノール抽出し、DNA をエタノール沈澱した後、ペレットを高濃度塩緩衝液5h2に溶解した後、20 単位のEcoRlを加えた。 反応混合物を37℃で2時間保持し、DNAをエタノール沈澱した。大型のベク ターフラグメントを、TAE緩衝液中0.5%アガロースゲル上で電気泳動した 後電気溶出によって単離した。こうした得られた線形ベクターは、平滑末端とE coRI粘着末端を有する(スキーム37)。 連結 0.2 ulの開裂したpH5A !+ベクターを、foulのりガーゼ緩衝液 中で、0.1 ulのHSAII+フラグメントと混合して、80単位の74D NAリガーゼを加えた。反応混合物を、15℃で14時間保持した後、JMIO I大腸菌細胞中に形質転換した。約50%のアンピシリン耐性コロニーは、5’  P−ISA I+オリゴヌクレオチドプローブとハイブリッド形成した。8個 の陽性コロニーから調製したプラスミドDNAをHSAオリゴヌクレオチドの一 部(成熟H5A遺伝子のヌクレオチド位置50g−527の間)と相補的な合成 プライマーを用いて配列特定すると、8個の総てがHSA IIとHSA Il lの大型のフラグメントの結合点で適正な配列を示した。 pH5A (IV−4”) この場合には、pH5A VはHSAIVフラグメントをクローニングするベク ターとして作用した(スキーム38)。 HSAIVフラグメントの調製 2μmのpISA IVを、50μmの低濃度塩緩衝液中で10単位のApal で37℃で2時間処理した。線形ベクターをエタノール沈澱させ、ペレットを0 .1 Indd N T Pを含む50.1のフレノウ緩衝液に溶解し、2.5 単位のフレノウポリメラーゼを加えて、混合物を室温で10分間処理した。 フェノール抽出およびエタノール沈澱の後、ペレットを50μmの高濃度塩緩衝 液に溶解し、40単位のPstlを加え、混合物を37℃で2時間保持した。エ タノール沈澱の後、)isAIV配列を含む小さなフラグメントをTAE緩衝液 中2%アガロースゲル上で電気泳動した後電気溶出によって精製した。小型のフ ラグメントは、Pstl粘着末端と平滑末端を有する(スキーム38)。 pH5A Vベクター開裂 2μmのpH8A Vを50μlの低濃度塩緩衝液中で、10単位のKpnIで 37℃で4時間処理した。エタノール沈澱の後、ペレットを0.1 mad N  T Pと2.5単位のフレノウポリメラーゼを含む50IJlのフレノウ緩衝 液に溶解し、室温で10分間保持した。フェノール抽出し、エタノール沈澱した 後、ペレットを高濃度塩緩衝液50IIlに溶解し、4゜単位のPstlを加え た。混合物を37℃で4時間保持した。エタノール沈澱した後、線形ベクターを 、TAE中0.5%アガロースゲル上で電気泳動した後電気溶出によって精製し た。こうした得られた開裂したpH5A Vベクターは、Pstl粘着末端とプ ラントエンドををする(スキーム38)。 連結 約0.1μmの線形のpH5A Vベクターと、0.05++]のHSAIVを 含むフラグメントを、10μmのリガーゼ緩衝液中で80単位のT4DNAリガ ーゼで15℃で4時間処理した。JM101大腸菌細胞中に形質転換した後、ア ンピシリン耐性コロニーを、5’ P−ISAlBオリゴヌクレオチドプローブ で試験したところ、それらの約40%が陽性であった。8個のコロニーを用いて プラスミドDNAを調製し、これらをH5A19オリゴヌクレオチドの一部(成 熟HSA遺伝子のヌクレオチド位置508−527の間)と相補的な合成プライ マーを用いて配列特定し、それらの7個がHSAIVとHSA Vの間の結合点 で正確な配列を有していた。 Apa l−5ac I−EcoRIアダプターを有する前記ノヨうにして得た pH5A (IV−V)は、HSAコード領域の下流にアダプター1を含む。I SA遺伝子の大腸菌−酵母シャトルベクターの大腸菌部分(pPT2HK1)へ のクローニングには、下流の5ac1部位を必要とし、したがってこの部位をど うにかして導入しなければならない。これを遺伝子のアセンブリの段階で導入す るのが有利であると思われる。 5ac1部位を導入する極めて明白な方法は、内部5ac1部位を有する同様な アダプター(アダプター3、スキーム3)でApa I−EcoRIアダプター 1を置換することと思われる。 ISA (IV−V)領域は、pH8A (IV V) からPstI−Apa Iフラグメントとして単離され、アダプター3 (Apa l−5ac I−E coRIアダプター)と共にPs t I−EcoRIで開裂したpUc19に クローニングされた。 HSA (IV−V)フラグメントの単離2 ulのpH5A (IV−V)を 、50u1の低濃度塩緩衝液中で20単位のApalで、37℃で3時間処理し た。エタノール沈澱の後、ペレットを50μlの高濃度塩緩衝液に溶解して、2 0単位のPstIを加えた。反応混合物を37℃で4時間保持した。HSA ( IV−■)フラグメントを、TAE緩衝液中2%アガロースゲル上でゲル電気泳 動の後電気溶出によって精製した。 連結(スキーム39) 0.1 ulのPs t I−EcoRIで開裂したpUc19を、2hlのリ ガーゼ緩衝液中で、0.05ulのApaI−EcoRI HSA (IV−V )フラグメントおよびレオチドと混合した。80単位のT4 DNAリガーゼを 加え、混合物を15℃で14時間保持した。形質転換の後、アンピシリン耐性コ ロニーを、5’ −32P−HSAl[iオリゴヌクレオチドブローブまたは5 ’ P−アダプター3下方鎮オリゴヌクレオチドプローブを有する2種類の異な るレプリカプレート上でスクリーニングした。 約50%のコロニーが、両方のプローブとハイブリッド形成を示した。陽性コロ ニーを用いてプラスミドDNAを調製し、逆プライマーおよびpKOプライマー lによって配列特定を行った。配列決定によってチェックした10個のクローン の総ては、正確であった。 下記において、アダプター3を導入することによって下流の5ac1部位が供給 されるこのpH8A (IV−V)を、次のHSA遺伝子のアセンブリの工程に 用いる。 pH5A (II−V) メントをTAE緩衝液中0.5%アガロースゲル上で電気この場合には、pH5 A (11−III )は、HSA(IV−V)フラグメントをクローニングす るためのベクターとして用いた(スキーム40)。 pH8A (II−III )ベクター開裂2μlのpH5A (II−III  )を、低濃度塩緩衝液中で、40単位のApalで、37℃で5時間処理した 。エタノール沈澱の後、ペレットを0.1 mad N T Pを含む5hlの フレノウ緩衝液に溶解し、2.5単位のフレノウポリメラーゼを加えた。混合物 を室温で10分間保持した後、フェノール抽出およびエタノール沈澱を行った。 ペレットを、5hlの高濃度塩緩衝液に溶解して、20単位のEcoRIを加え た。混合物を37℃で5時間保持した後、線形ベクターを、TAE緩衝液中0. 5%アガロースゲル上で電気泳動した後電気溶出によって単離した。 ISA (TV−V)フラグメントの単離21JI(7) p HS A (I V −V)を50I11(7)低濃度塩緩衝液に溶解して、20単位のKpnl で37℃で5時間処理した。 エタノール沈澱の後、ペレットを0.1 ’wed N T Pと265単位の フレノウポリメラーゼを含むフレノウ緩衝液に溶解した。混合物を室温で10分 間保持した後、DNAをエタノール沈澱させ、50μlの高濃度塩緩衝液に溶解 し、20単位のEcoRIを加えた。反応混合物を37℃で5時間保持した後、 HSA (IV−V)領域を含む小さなフラグ泳動した後電気溶出によって単離 した。 連結 約0.1 ulの線形化したpH5A (II−III >ベクターと0.05 1JlのHSA (IV−V)を含むフラグメントを、80単位のT4 DNA リガーゼを含むlhlのりガーゼ緩衝液に混合して、混合物を15℃で7時間保 持した。 3M101大腸菌細胞中に形質転換した後、アンピシリン耐性コロニーを5’  −32P−HSA21オリゴヌクレオチドプローブとのハイブリッド形成により 試験したところ、コロニーの約40%は陽性であった。8個のコロニーを用いて プラスミドDNAを調製し、これらを配列決定プライマーとして5’ −32P −H3AIIオリゴヌクレオチドを用いて配列特定した。8個のコロニーは総て 、ISA IIIとI(SAIV領域の間に適正な結合点を有していた。 pH5A (It−V) の領域を含む全ISA (II−V)を、プラスミド 鋳型上で配列することによってチェックしたところ(pKoプライマー1および HSAI−8プライマーを用いた)、過誤は見られなかった。 pH5Aベクター(No、 l % No−2)HSA (11−V) フラグ ) ントとIHsA 17ラグメントを、pUc19ベクター中でクローニング することによって、ISA (II−v)フラグメントを1(SA Iフラグメ ントに補足させた(スキーム41)。 HSA (II−V)は、遺伝子中に独特な5au3A1部位があるので、5a u3AI−EcoRIフラグメントとして直接単離することができた。しかしな がら、pUc19ベクタ一部分は、多くの5au3A1部位を含み、制限消化と フラグメント分離が複雑になる。第一に、HSA (II−V)は、Hind  III−EcoRI7ラグメント中に単離され、これはS’au3A1処理によ り更に短くなった。 5.1ノHSA (II−V)をICl0LII(7)高濃度塩緩衝液中で、4 0単位のHindlll と40単位のEcoRIとで37℃で3時間処理した 。混合物を0.5%アガロースゲル(TAE緩衝液)に適用し、電気泳動の後、 2種類のフラグメントを得た。小さな方のフラグメントを電気溶出して、エタノ ール沈澱した。ペレットを50ν】の高濃度塩緩衝液に溶解して、7.5単位の 5au3AIで37℃で14時間処理した。反応混合物をフェノール抽出(2x )およびエタノール沈澱を行ったが、大きなS a u 3A I −EcoR 1フラグメントはこの場合にはゲル電気泳動によっては精製されなかった。 2種類の別個な連結物を用意した。それぞれPstl−EcoRI開裂したpU c19クローニングベクターと5au3AI−EcoRI HSA (II−V )フラグメントと、(Ps t l−5au3Alアダプターを形成する2種類 のオリゴヌクレオチドの混合物としての)2種類のHSA Iフラグメントの一 方を含んでいた。 0.2 ulのPs t I−EcoRlで開裂したpUc19と、0.1ul の5au3A1−EcoRI HSA (ll−■)フラグメントを、10μm のリガーゼ緩衝液を含む2種類の別個な反応混合物中で、5−5 pmolの5 ′−ホスホリル化H3AINo、lまたはHSA I No、2(スキーム4) と混合した。80単位の74 DNAリガーゼを両方の反応混合物に加えて、1 5℃で6時間保持した後、3M101大腸菌細胞中に形質転換した。形質転換し た混合物を、LB−アンピシリンプレートに接種した。コロニーを2個のニトロ セルロースフィルター上で二重複製し、これらは5’ P−H5A5オリゴヌク レオチドプローブ(第一のフィルター)および対応する5′−32P−HSAI オリゴヌクレオチドプローブ(第二のフィルター)と、ハイブリッド形成した。 これらのコロニーの約80%は、両方の場合に両方のプローブとハイブリッド形 成した。プラスミドDNAを2種類の構成の4−4クローンから調製し、これら を逆プライマーを用いて配列特定して、H6Al変種が適正にpISAベクター 中に挿入されていることをチェックした。総ての配列した構成は、正確であった 。 pH3ANo、1とNo、 2からの全HSAコード領域は、Ps t I−E coRIフラグメントとしてMl:3mp18およびmp19ファージベクター にサブクローニングされ、全配列をmp19では17−oerプライマーおよび 1(SA1−9プライマーを用いてチェックした。mp18構成は%17−ma rプライマーのみでチェックした。 スキーム 41 酵母プロモーターおよびターミネータ−配列を有する大腸菌プラスミドの構成 1、出発クローニングベクター(pGBl、第1図)は、pBR327ブラスミ ド(ソベロン、エックス(Soberon、 X、) 、コバルヒアス、エル( Covarrublas、 L、)およびポリバー、エフ(Bolivar、  F、) (1980) Gene 9゜287−305 )であって、ApR領 域からのPstlとHindl1部位はEMSおよびI(A突然変異誘発および 反復制限酵素消化により除去されたる改良によって得られた。突然変異誘発の条 件は、ミラー、ジエイ・エイチ(Miller、 J、H,)、分子遺伝学の実 験(Experi−went inMolecular cenettcs、  :I−ルド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring  Harbor Labora−tory) sコールド・スプリング・ハーバ− (Cold Spring l1arbor)、二ニー・ヨークに記載の条件と 同じであった。 XhoI部位は、独特な(充填)Ava1部位で挿入されたCCTCGAGGリ ンカ−として導入された。 28 プラスミドpGB2 (HIS3):Saccharomyces ce revisiaeの全クローニングHIS3遺伝子を含む1B27 bpのBa mHl−Xho17ラグメント[ストーニス、アール・ケイ(StorrAs、  R,に、)、マツクネイル、ジェイ・ビー(MeNeil、 J、B、)、カ ンデカ−、イーaニス(Khandekar、 P、S、) 、アン、ジー(A n、 G、)、バーカー、ジェイ(Parker、J、)およびフリーセン、ジ エイ・ディー(Friesen、 J、D、) (1979) J、 Bact eriol、。 140、73−82 、およびストルール、ケイ(Struhl、 L)(19 85) Necleic Ac1ds Res、、 13.8587−8601 1は、pYF92 (ストーニス(Storms)ら、同上)(ゲオルギー・ビ ー・キス(Gyorgy B、K15s) 、インステイテニート・オブ・ゲネ ティックス、バイオロジカル・リサーチ・センター・オブ・ザ・ハンガリアン争 アカデミー壷オブ・サイエンシズ(Institute or Genties 、 BiologicalResearch Center or the H ungarian AcadeIIIy ofSciences)スツェージド 、ハンガジーから入手)から切除して、pBGlの独特なりamHIおよびXh o1部位に挿入されて、pGB2 (HIS3)を生じた(第2図)。 酵母Hi s3遺伝子の転写ターミネータ−領域を含むプラスミドpGB3−2 29T : pGB2 (HIS3)の):coRl−Kpnlフラグメントは、プラスミド pJRD 158(デイビソン、ジエイ(Davlson、 J、) 、ホイス タースブルーテ、エム(Heustersprute、 M、) 、メルチエラ 壽エム(Merchez、 M、)およびプルネル、イー(Brunel、 E 、) Gene 2L 311−318 )[ジョン・ディビソン(John  Davlson) (ユニット・オブ争モレキニラー・バイオロジー、インター ナショナル・インスティチュート・オブ・セルシーラー・アンド・モレキニラー 拳パソロジ−(Unit or Mo1ecular Biology。 International In5titute or Ce1lular  and MolecularPathology)、75、アヴx ニニ−・ヒ ポクラート、B−1200、ブリニラセル、ベルギー)から入手〕からの182 71)pTCRカートリッジで置換した。pGB3−229Tは、Ap+o r  iカートリッジの外に、(3′−末端に追加の5ac1部位を有する)全TC R遺伝子とHIS3遺伝子の転写ターミネータ−領域を有する。pGB−229 Tは更に、(1)pGB−2297のKpn1部位を欠失してpGB3−229 TK”を生成すること(第3b図)および(2)pUclg /622PH(第 5図)からHindlll−8allプロモーターフラグメントを挿入すること によってpP72HK1(第3C図)を生成することによっても改良された。 4、Saccharomyces cerevisiaeのPH05遺伝子のプ ロモーター領域のクローニング PH05遺伝子は、抑制酸性ホスファターゼ細胞外酵素(正リン酸−モノエステ ルホスファヒドラーゼ(酸性が最適) 、EC3,1,3,2,)をコードする 。これは、8 kbのEcoRIゲノムDNAフラグメントの一部である(クラ マー、アール・エイ(Eraser、 R,A、)、アンプルセン、エフ(An dersen、 N、) (1980) Proe、 Na1l。 Acad、 Sci、 USA、 77、6541−85457およびロジャー ズ、ディー・ティー(Rogers、 D、T、)、レミレ、ジェイ、エム(L ealre、 J、M、)およびボスティアン、ケイ・エイ(Bostian、 K、A、) Proc、Natl、 Acad、 Sci、USA、79゜21 57−21[il)。 PH05遺伝子(ディビソン(Davjson)ら、同上)を有するプラスミド を得るため、酵母遺伝子バンク(S。 cereν1siaeのゲノムDNAから構成されるニスミドライブラリー、ゼ ット・フエーハー(Z、 Peher)・デブレセン医材大学、デブレセン、ハ ンガジーから入手)を次のようにスクリーニングした。すなわち、組換えニスミ ドDNAの混合物をEcoRIで消化した。アガロースゲルから8 kbのEc oRIフラグメントが単離され、これをプラスミドpGB2 (HIS3)のE coR1部位で再クローニングした。次に、PH05−遺伝子含有プラスミド( pGB2 (HI S 3、PH05、PH03)(第4図)を、酵母の株DB −4(C7ジヤーズ(Rogers)ら、同上)およびAH220(a、t r p 1.1eu2−3.2−112、his3−11.3−15、pha5、p ha3)(エイ・ヒンネン(A、 1innen)、チバーガイギ−(CI B A−GE I GY)、バーゼルによって提供;タイト−カムラド、エイ・ジー (Ta1t−Kamradt、 A、G、)ターナ−、ケイ・ジェイ(Turn er、 LJ、)クラマ、アール・エイ(Kramer、 R,A、)、エリオ ツド、キニー・ディー(Elliott、 Q、D、)ボスティアン、ニス・ジ ニイ(Bostian。 S、J、)ティール、ジー・ビー(Th目1. G、P、)ロジャーズ、ディー −ティー(Rogers、 D、T、)およびボスティアン、ケイ(Bostj an、 K、)Molec、 and Ce11. B!of、、 6.185 5−1865参照)におけるpha5の相補性に基づいて選択した。 5、 PH05遺伝子プロモーター領域のサブクローニング 抑制酸性ホスファターゼ遺伝子(PH05)のプロモーターを、BamHI+S a l I制限酵素消化によッテブラスミドpGB2 (HIS3、PH05、 PH03)から623 bpのフラグメントとして切除することができる(メイ ハツク、ビー()Ieyhack、 B、) 、バジュワ、ダブリニ(Bajv a、 W、)ルドルフ、エイチ(Rudolph、 )1.)およびヒンネン、 エイ(Hlnnen、 A、) (1982) EMBOJ、 1.875−e go > 、後者をBamHI−8a l 1部位でpUc18に再クローニン グし、プラスミドpUc18/623Pを生成し、挿入物の配列は配列特定を行 うことによって確かめ、公表された文献記載の配列と比較した(メイハック(M eyhack)ら、同上;及びアリマ、ケイ(Arjma、に、)オーシマ、テ ィー (Oshjma、 T、)、クボタ、アイ(Kubota。 I)ナカムラ、エフ(Nakamura、 N、)、ミズナガ、ティー(Miz unaga、 T、)およびトーエ、エイ(Toh−e、 A、) (1983 )Nucleic Ac1ds Res、 11.11i57−1672)。 pUc18/623PプラスミドのBamHl−S a l I (C3bp) は、PH05上流活性化配列とコード配列の一部(N−末端17アミノ酸分泌シ グナルペプチドおよび成熟遺伝子生成物のN−末端から更に10個のアミノ酸を コードする)を含む。 PH05遺伝子の分泌シグナルコード領域の一次構造:Met Phe Lys  Ser Val Val Tyr SCr l Ie Leu↑7°−E−?  −ATG m AAA TCT GTT GTT TAT TCA ATT  TrABamHI Dral Ala Ala Ser Leu Ala Asn Aia Gly ThrG CCGCT TCT TTG CCCAAT GCA Cm ACCシグナル末 端 この構造では、「シグナル末端」コドンAlaから下流に位置するKpn1部位 は、5′ 一方向に1塩基だけシフトすると、クローニング部位(Kpnlおよ び3′−突出配列をトリミングすることによって平滑末端とされたもの)として 、C3Aコード遺伝子に用いることができた。 pUc18/623Pでは、上流のKpn1部位(x s第5a図)がプラスミ ドから欠失されていなければ、前記のKpn1部位は処理することができなかっ た。それ故、プラスミドはSac IとBarnHlで開裂した後、5acl末 端から突出3′−末端ヌクレオチドを除去することによって平滑末端を作成し、 BamH1末端にDNAポリメラーゼlクレノウフラグメントとヌクレオチドト リホスフェートを付した(第5図、工程1)。再連結および形質転換により、プ ラスミドpUc18 /623P (第5b図)を生じ、BamHI部位が復帰 し、「シグナル末端」コドンから下流のKpn 1部位は特異になり、更に処理 および生体外での突然変異誘発に好適となった(下記を参照)。 6、「シグナル末端」部位の生体外突然変異誘発:Kpn1部位の1塩基シフト による「シグナル末端」コドン(Ala)と「同位相(i n−pha s e ) Jの接合部位を作成。 HSA遺伝子の5′−平滑末端を正確な位相でPH05シグナルコ一ド配列と連 結することができるようにするには、Kpn1部位は1塩基だけ5′一方向にシ フトさせねばならない。Kpn1部位の上流のアデノシン残基(A)が欠失して も、シグナル配列内でコードされるアミノ酸の性状には何んら変化がなかフた。 Ser Leu Ala Asn Ala Gly Thrシグナル末端 Ser Leu Ala Asn Ala VatBall Kpnl 改良された配列をKpnlで開裂した後、突出GTAc−3’ ヌクレオチドを DNAポリメラーゼIクレノウフラグメント+dNTPで除去すると、KpnI 部位が「シグナル末端」コドン(GCG)の位置と正確に一致する平滑末端を生 じる。前記の構造上の変化を達成するために、Ba1lとKpn1部位との間に 配置された プラスミド pUc18 /622Pを生成した。この置換は配列決定によって 確かめた(第5図、工程2)。 (PH05プロモーターの上流の)EcoR1部位を更にクローニングするため に、Hindll!リンカ−(CAAGCTTG)を補充したEcoR1部位を 挿入することによって、新規なり1ndllI部位で置換した(第5図、工程3 )。この新たな構成はpUc18”/622PHと呼ばれた(第5C図)。 7、 酵母発現カセットを含むプラスミドpPT2HK1の構成ニ プラスミドpGB3−2297 (第3図)は、TCR遺伝子の下流にSac  I (Ss t 1)とKpnI部位を含む。PH05プロモーター領域を(p Uc18 /622PHの独特なHin″dlllおよび5a11部位に)挿入 することによって、pGB3−229TのKpn1部位は余計なものになり、K pn1部位は、Kpnl消化によってpGB3−229Tから欠失し、フレノウ ポリメラーゼ+dNTPによって突出3′末端が除去され、平滑末端を再連結し 、形質転換した。新規なプラスミド(pGB3−229TK” )(第3図)( KpnI部位を欠く)は、Hindlllと5ailで開裂され、(改良された PH05プロモーターおよびシグナル配列を含む)pUc18/622PHのH indllI−Sallフラグメントはクローニングされ、生体外で突然変異誘 発されたPH05プロモーターとシグナルコード領域およびHIS3遺伝子の転 写ターミネータ−から成る機能生酵母発現カセットを有するテトラサイクリン感 受性のプラスミドpPT2HK1(第3図および第6図)が生じる。 8、 大腸菌−酵母シャトルベクタープラスミドpBY200の構成 主な要点は、次の通りである。 「古典的な」大腸菌−8,cercvisiaeのシャトルベクタープラスミド pJDB207 (ベッグス、ジエイ・ディー(Beggs、 J、D、) ( 1981)多重コピー酵母プラスミドベタターズ(Multiple−copy  yeast plasmid vectors)、フォン・ウェットシュタイ ン、ディー(Von讐eLLste!n。 D、)、フリイス、ジエイ(Priis= J、) 、キールランド−ブラット 、エム(Helland−Bradt、 M、)およびステンデラップ、エイ( Stenderup、 A、) (監修)、酵母の分子遺伝学(Molecul ar genetics in yeast) %アルフレッド・ベンゾン・シ ンポジウム(Alfred Benzon Symposium) 、第1B巻 、38B−390)の有用な特性、すなわち、(1)他の多くの酵母クローニン グベクターと比較して大きさが比較的小さい、(2)酵母宿主細胞でのプラスミ ドの高コピー数の複製、(3)L、EU2の選択的マーカー遺伝子の存在による (leu2フェノタイプの)プラスミド含有酵母細胞の安定な選択と、これによ る(4)leuB大腸菌宿主における直接選択の可能性を利用すること、および 酵母発現カセット(上記を参照)を有する大腸菌プラスミドpP72HK1およ びその組換え誘導体と調和する適当な制限酵素認識部位を含むこと。 プラスミドpBY200は、2工程のクローニングによって構成される(第7図 ): 1、 rLEU2+2μoriJカートリッジ[pJDB207の部分EcoR I消化によって得られる3、4 kbのEcoRIフラグメント(ベッグス(B eggs)ら、同上)のpGBlのEcoR1部位への挿入、2、 r2μor iJ領域でのXba1部位のDNAポリメラーゼクレノウフラグメントの充填( の後平滑末端の再連結)。この改良は、S、cerevislaeでのプラスミ ドの複製能には影響しない。 pPT2HK 大腸菌ベクター中のISA遺伝子(No。 1、No、2)のクローニング pPT2HKユ大腸菌ベクターは第3図および第6図に示してあり、その改良さ れた配列領域は前記の通りである。 ISA遺伝子のクローニングの観点からのその主要な特徴は、これが酵母P)I O5ブロモ−クーおよびPH05シグナル配列並びに酵母転写ターミネータ−( HIs3)を含むことである。プロモーター−シグナル配列およびターミネータ −領域は独特の制限部位によって分離されて、H9Aコード遺伝子セグメント( 構造HSA遺伝子)がこれらの2個の領域の間に挿入することができるようにな っている。 pP72HK ベクターでは、HSA遺伝子を挿入すす るのに用いられる制限部位はK p n IおよびSac1部位である。シグナ ル配列(リーダーペプチドコード領域)の末端のKpn1部位は、予めシフトさ せてあり、KpnI開裂と生成する3′−突出領域のトリミングの後に、平滑末 端が形成され、この平滑末端はリーダーペプチドコード領域の末端と正確に一致 する(スキーム42)。Sac 1部位はHIS3ターミネータ−領域の上流に 配置され、Sac I開裂はKpnl開裂と平滑末端形成の後に行われる。 2い1のpPT2HK1を、5hlの低濃度塩緩衝液中で、20単位のKpnI で、37℃で2時間処理した。エタノール沈澱の後、ベレットを0.1 mad  N T Pと2.5単位のフレノウポリメラーゼを含む50μlのフレノウ緩 衝液に溶解し、反応混合物を室温で10分間保持した。反応混合物をフェノール 抽出し、エタノール沈澱を行った。ペレットを50ulの低濃度塩緩衝液に溶解 し、20単位の5acIを加工た後、37℃で5時間インキュベーションした。 エタノール沈澱した後、大きなベクターフラグメントをTAE緩衝液中0.5% アガロースゲル上で電気泳動の後電気溶出を行って単離した。 501Jlの高濃度塩緩衝液に溶解した2 ulのpH5ANo、1を、20単 位のPstlで37℃、2時間処理した。 エタノール沈澱の後、ベレットを0.1 cod N T Pと2.5単位のフ レノウポリメラーゼを含む501.11のフレノウ緩衝液に溶解し、反応混合物 を室温で10分間保持した。反応混合物をフェノール抽出し、エタノール沈澱を 行った。 ペレットを50μlの低濃度塩緩衝液に溶解し、20単位の3aclを加えた。 混合物を37℃で5時間保持した後、0.5%アガロースゲル(TAE緩衝液) 上に適用した。 小さなフラグメントを、電気泳動の後電気溶出を行って単離した。 pH3A No、2をdam 大腸mnカラ再’J1離して、アデニンメチル化 に感受性のBclI酵素で処理することができるようにした。 75 mM KCI、6 mM)リス−MCI、pH7,4,10mM MgC 12および1mMDTTを含む50μmの緩衝液に溶解した2 lJlのpH5 A No、2を、20単位のBa1lで、50℃、5時間処理した。エタノール 沈澱の後、ベレットを5hlのムングビーンヌクレアーゼ緩衝液に溶解し、10 岸位のムングビーンヌクレアーゼを加え、37℃で30分間処理した。フェノー ル抽出し、エタノール沈澱を行った後、ペレットを50++]の低濃度塩緩衝液 に溶解し、20単位の5aclを加えた。 混合物を37℃で5時間保持した。HSA No、2を含む小さなフラグメント を、HSA No、1について記載したのと同様にして単離した。 車積 0.1111の開裂したpPT2HK1と、0.2μmのH5ANo、1または ISA No、2フラグメントをfoulのリガーゼ緩衝液に混合して、80単 位のT4 DNAリガーゼを加えた。反応混合物を15℃で15時間保持した後 、これをJM 101大腸菌細胞中に形質転換し、次いでLB−アンピシリンプ レートに接種した。コロニーを、5’ −32P−HSA 5オリゴヌクレオチ ドプローブとハイブリッド形成することによって試験したところ、約10%が陽 性であった。プラスミドDNAを5−5組換体から調製し、HSAプライマー9 を用いて配列特定した。 PI(05リーダー配列とH5Aコード配列との適正な結合が、HSA No、 1について2例で得られ、I S ANo、2では3例で得られた。これらのプ ラスミドを、それぞれpPT/H3A No、1およびpPT2/HSA No 、2と命名する。 これらの構成では、ISA遺伝子を、酵母プロモーター+シグナル配列と酵母転 写ターミネータ−との間の大腸菌プラスミド中でクローニングする。次の工程で 、このrHSA発現カートリッジ」を大腸菌−酵母シャトルベクター中に移すこ とにする。 pBY200およびpJDB 207中へのH8A発現カートリッジのクローニ ング 酵母−大腸菌シャトルベクターpBY200は、酵母および大B菌の複製源、A pR領域およびLeu27−カーを含む。このプラスミドは、Hindlllと Xhol酵素で開裂することにより生成する大型の7ラグメントが総ての上記の 領域を保持するようにすることができ、ベクターとして働いてHindlllと Xholによる開裂によってpPT2/HSAから得られるHSA発現カートリ ッジをクローニングすることができる(第8図)。 pBY200開裂: 5 ulのpBY 200を、50wMNaC1,1(1+M )リス−HC1 ,pH7,5,10wM M g CI 2および2 aMDTTを含む100 .1の緩衝液(培地緩衝液中に溶解し、40単位のHindl I Iと60単 位のXholで、37℃で6時間処理した。大きなフラグメントをTAE緩衝液 中0.5%アガロースゲル上でゲル電気泳動の後電気溶出によって単離した。 pJDB 207開裂: 同様に、酵母−大腸菌シャトルベクタープラスミドを、XhoIの代わりに45 単位の5ailを用いたことを除いて、pBY200についての上記の条件下で HindIIIと5alI制限酵素で開裂した。大きなベクターフラグメント( 第8図)を電気泳動によって屯離し、アガロースゲルから電気溶出によって精製 した。 pPT2/H9A開裂: 5−のpPT2/HSA No、1またはpPT2/HSA No、2を、前記 と同様にして培地緩衝液中で、Hindl I IおよびXhol酵素で処理し た。大きなフラグメントを、いずれの場合にも、0.5%アガロースゲル上で電 気泳動の後電気溶出を行って、単離した。 連結 0.2.1のXhol−Hindlllで開裂したpBY200を、それぞれ0 .2ulのpPT2/HSA No。 1のXhol−Hindl I Iフラグメントまたは0.2ulのpPT2/ HSA No、2のXhol−HindIIIフラグメントと、10.1のりガ ーゼ緩衝液中で混合し、これらの混合物に80単位のT4DNAリガーゼを加え て、15℃で15時間保持した。反応混合物を、凍結したコンピテント大腸菌細 胞(JF1754)中に形質転換した後、LB−アンピシリンプレート上に接種 した。同様な条件を用いて、pPT2/H8A No、1のXhoI−Hind l I IフラグメントをHi ndIIIと5alIで開裂したpJDB20 7に連結した。 pBY2/HSA No、1とpBY2/HSA No。 2FA換体の選択および分析 LB−アンピシリンプレート上で発育したコロニーを、(1)20 ul/ml メチオニンおよび20ul/mlヒスチジンを含む(しかしロイシンを欠く)M 9最少プレート、(2)LB−テトラサイクリンプレート、および(3)アンピ シリン−LBプレート上に置いたニトロセルロースフィルターに接種した。ニト ロセルロース上で生育したコロニーを溶解し、32P−標識したHSA6オリゴ ヌクレオチドブローブとハイブリッド形成した。プレート2でテトラサイクリン 感受性であり、プレート1でleu相補性を示す(すなわち、プレート2では生 育せず、プレート1で生育する)vA性コロニーを選択して、これらからプラス ミドDNAを調製した(LB−アンピシリンプレートで得られた全コロニーの約 20%が、プレート(1)〜(3)について予測された表現型を示した)。組換 えプラスミドDNAをXholとHindl I Iとの混合物で開裂し、開裂 をTBE緩衝液中0.5%のアガロースゲル上で電気泳動によってチェックした 。この二重開裂により、pBY2/H3A No、1とpBY2/H8ANo、 2は両方とも、それぞれ出発pBY200、pPT2/H3A No、1および pPT2/HSANo、27ラグメントの大きさに対応する大きさを有する2種 類のフラグメントを生じた。同時に、KpnIによる開裂では、両方とも線形化 したベクターを生じた。 pYHsA221の構造をg整するため、組換えプラスミドをXbalで開裂す ると、物理マツプから予測される大きさを有する2種類のフラグメントを生じた (第8図)。 総てのプラスミドの構成とISA造伝子を含む酵母発現ベクターへ至るクローニ ング工程は、第9図にまとめている。 組換え酵母細胞での合成)ISA遺伝子の発現酵母細胞の形質転換およびPH0 5プロモーターの誘導のための培養条件 合成HSA遺伝子を、酵母−大腸菌シャトルプラスミドpBY2/HSA No 、1およびpBY2/H8ANo、2とpYH5A221の構成へ導く上記に詳 細に記載した一連の操作において酵母PH05プロモーターの調節下に置いた。 酵母細胞(LL20; Leu2−3.112、His3−11.15ニスドー ム(Storm)ら、同上)を、ベッグス、ジェイ・ディー(Beggs、 J 、D、)(Nature 275.104 (1978)またはイト−、エイチ (lto。 H,)ら(J、 Bacterlol、、 153.163 (1983)のス フェロプラスト−PEG法によって形質転換した。 組換え酵母細胞を、そのHis−1Leu+表現型に基づいて選択して、前記の プラスミドをホルム(llolm)らCGene、 12.169 (198B )の方法によって10m1の培養液から単離し、制限酵素開裂および1%アガロ ースゲル上で電気泳動によりその構造を分析することによって形質転換プラスミ ドの存在について試験した。それぞれの場合の組換え酵母細胞は、適当な大きさ と構造を有する形質転換発現ベクタープラスミドを含んでいた。これらの細胞を 2%のグルコースと0.15%のKH2PO4を含むYNB培地(ディフコ(D irco) )中で、0D6ooが2.0になるまで生育させ、採取し、(PH 05プロモーターを活性化するための30a+gのKH2PO4を含む)低すン 酸塩YNB培地中で希釈し、60時間再生育させた後、採取した(OD6oo約 6oo)。次いで、細胞を0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液で洗浄し、1%トラ イトン(Triton)X −100,0,1mMフェニルメチル−7、/l、  * 、:。 ルフルオリド(PMSF)を含む同じ緩衝液の1/100容積中に再分散し、ガ ラスピーズ(シグマ(Sigma) 、I V型、250−300 ミクロン) と共に混合することによって破壊した。或いは、細胞を洗浄し、IHソルビトー ルに再分散し、β−グルクロニダーゼ(ベーリンガー(Boehrlnger)  ; 1%溶液)と共に100 mMβ−メルカプトエタノール中で30℃で、 プロブラストを生成し、これを次に1%トライトンX−100で溶解した。細胞 抽出液を、10,000 rpcで15分間遠心分離することによって透明にし て、いわゆる「ペリプラズム画分」を生じ、ISAを下記のような免疫および電 気泳動法によって検定した。 マイクロEL I SA試験 ELISAプレートに、抗−HSA−Ab (プロティンA−セファ0−ス4B カラム上でウマ血清から精製、ヒユーマン()ILIMAN)製品、入ンガジー )をコーティングし、0.5%ゼラチン(シグマ(Siglla) )で宜包和 した。コーティングしたウェルに100μmの透明にした酵母細胞抽出液を適当 な希釈率で成層し、37℃で1時間インキュベーションした。HSA−抗−HS A−Ab結合を、ビオチン化したセイヨウワサビペルオキシダーゼ−ストレプト アビジン錯体、基質としてのH2O2および展開剤としてのオルト−フェニレン ジアミンを用いて、通常の呈色反応によって観察した。 ウェル当たり精製したHSA (レアナル(Reanal)、ハンガジー) 2  lJ1〜15ulの範囲の連続希釈物を、較正のために用いた。1000倍希 釈したヒト結成を陽性コントロールとして用い、ゼラチンコーティングしたウェ ル並びに非組換え酵母細胞(LL20、ISA検定用に加工)はマイクロ−EL I SA試験におけるネガティブコントロールとして用いた。呈色反応は、ケン ブリッジ・ライフ・サイエンシズ・リミテド(Cambridge Life  5ciencesLid、) 英国、のマイクロプレートリーダーで評価した。 35S−メチオニン−標識したタン白質の免疫沈澱組換え酵母細胞の全細胞タン 白質細胞を、1. m1当たり40BgC1の35s−メチオニンを含む「低メ チオニン、低すン酸塩JYNB培地中で30℃で16時間培養することによって 、組換え酵母細胞の全タン白質を358−メチオニンで標識した。 20μ】のウマ抗−H5A血清を、透明にした細胞溶解物(0,5m1)の10 8個の細胞数のものに加え、0,1Mリン酸緩衝液、pH8,0中で4℃で90 分間処理した。免疫沈澱物を1mlプロティンA−セファ0−ス(ファルマシア (Pharmacia)上に4℃で90分間吸着させ、洗浄した。免疫沈澱した タン白質をプロティンA−セファ0−スビーズ(コナー、ジー・イー(Conn er、G、E、)ら、J、 Exp。 Med、15B、 1475.1982) )から溶出させ、15%5DS−ポ リアクリルアミドゲル上で分割し、フルオログラフィを行った。35s−メチオ ニン標識した非組換えLL20細胞から得られる透明な抽出液とB型肝炎表面抗 原(HBsAg)を発現する絹換え酵母株の抽出液をコントロールとして用いた 。 結果 プラスミドpBY2/HSA No、1およびpYH3A221で形質転換した 酵母細胞は、H3Aタン白質を活発に産生じ、これはELISAによって容易に 検出され、またHSAに対する特異抗血清で沈澱することができた。 マイクロELISA試験によれば、HSAの比率は全細胞タン白質の3〜8%で あった。 第1O図は、ペリプラズム画分から得られヤギ抗H5A血清で免疫沈澱し、5D S−ポリアクリルアミドゲル中で分割した35S−メチオニン標識タン白質のフ ルオログラフを示す。 トラックN1は、14C−タン白質分子量マーカー混合物(BRL)でありニド ラックAは、抗−HB s A g抗体で沈澱した組換え35S−HBsAgで あり;トラックBは、抗1(SA血清で沈澱した組換え酵母中に産生される標m H5Aであり;トラックCおよびDは、それぞれ抗HSA血清とHBsAg含有 酵母溶解物との交差免疫反応の欠除および抗HBsAg血清とH3A溶解物との 交差免疫反応の欠除を示している。 免疫沈澱したHSAの電気泳動の易動度は、B7kdの標識タン白質マーカーの 易動度とほぼ同じであった。この結果はPH05遺伝子の全シグナルペプチドを 含む発現ベクターの構成によってペリプラズム空間に分泌されるH3Aタン白質 の大半は正確に加工されて、成熟(天然の)ISAの大きさを有するタン白質生 成物を生じることを示している。 2種類の独立したイムノブロッティング(ウェスタンブロッティング)の実験で は、同じ分子′fiffiのタン白質であることを示していた。 酵母培養液からの発現したHSAの実験室規模での精製pBY2/H5Aまたは pYHsA221で形質転換した酵母細胞の500 ml培養液を、0.15% (重量/容積)KH2P0220mg/リットルし一ヒスチジン、および2%( 重量/容積)グルコースを含む0.67%YNB培地(ディフコ<DIFCO)  )中で、30℃で0D6oo−2,0まで(通常は24〜48時間)生育させ た。細胞を2000xgで5分間遠心分離することによって集め、KH2PO4 を30ag/リットル、0.1%(重量/容積) KCl、 20mg/リット ルのL−ヒスチジンおよび2%(重量/容積)のグルコースを含む0.67%( 重量/容積)YNB培地lOリットルに再分散した。培養液の生育を80時間( OD 6o。 −1,8〜2.0 )行った後、細胞を遠心分M (4000xg、 5分間) によって集め、水冷蒸留水で2回洗浄し、200 mlの0.1%のトライトン (Trlton)X −100,0,5MのNaC1,201ON トリス−H C1,pH7,5,100吐β−メルカプトエタノールおよびlaMPMsFに 再分散した。細胞を、予備冷却したガラスピーズ細胞ホモジナイザー(ブラウン (Brun)M S Kモデル)中で60秒間ホモジナイズした。細胞抽出液を 、高速遠心分離(20000xg 。 4℃、30分間)によって透明にした。透明にした溶解液のpHを(IMHcI を滴下して加えることによって)4.0〜560に調整し、次いで、硫酸アンモ ニウムの飽和溶液を加えて最終濃度を飽和時の60%とした。混合物を氷水浴で 2時間撹拌した後、ツルパル(Sorvall) RC−50遠心分離機で18 000 rpa+ (2℃)で30分間遠心分離した。ペレットを100 ml の50 mMとスートリス緩衝液、pH8,5に溶解した後、同じ緩衝液20容 積に対して一晩透析した。透析した溶解液を遠心分離(18000rpm 、  2℃)を30分間行い、透明な上澄液を同じ緩衝液で平衡にしたスーペロース( Superose) MONOQ HR515FPLCカラム(ファルマシア( Pharsacla) )に適用した。 アニオン交換クロマトグラフィおよび総ての連続的クロマトグラフィ精製工程は 、ファルマシア(Pharmaeia)FPLCカラム上で行った。 短時間のNaC1線形グラディエンド(0,0〜0.1 M >の後、0.1M NaC1(インクラチック溶出)で溶出するタン白質を集め、0.05 MN  a−リン酸塩緩衝液、pH7,5に対して透析した。この両分を、アルキルース ーベロース(Alkyl−8uperose) HR5/ 5カラム上で一水亘 相互作用クロマトグラフイに付した。 固形の硫酸アンモニウムを上記の透析した画分に加え、最終濃度を2.0Mに調 整し、試料を5011M N a−リン酸塩緩衝液中2M (NH4)2S04 で平衡にしたアルキルースーペロース(Alkyl−9uperose) HR 5/ 5カラムに加えた。結合タン白質は、(NH4)2S04の線形降下濃度 グラディエンドで溶出した。HSA含有画分は、約1.2M (NH4)2S0 4で溶出し、これは溶出画分の5DS−PAGEで観察した。 ゲル濾過 前記の工程からのrH8AJ画分をアミコン(^tieon)撹拌セル(フィル ター:PM−30)中で限外濾過によって濃縮した後、0.15 MN a C 1を含む50 mM N a−リン酸塩緩衝液、pH7,5で平衡にしたスーベ ロース(Superose) 12 HR10/30カラムに充填した。 ゲル濾過時の最初の大きなピークは、レムリ(Laemmll)英国、Natu re 227.880 (1970)の5DS−PAGEによって試験したとこ ろ、高度に精製されたモノマー性H8Aを含んでいた。他の分子分析は、「原始 的」条件でのPAGES IEFおよび限定CNBr−開裂(バーシニ、ジー・ ニス(Barsh、 G、S、)およびパイアース、ビー・エイチ(Byers 、 P、H,) s (1981) Proc、 Natl、 Acad。 Sc1. USA 7B: 5142−5146)を行った。 組換え酵母から精製したHSAの分子特性酵母細胞から精製したHSAは、5D S−ポリアクリルアミドゲル中で単一の68キロダルトンのタン白質バンドとし て示され、これは成熟した天然のISAと同じ分子質量を有することを示してい た。 原始的条件下(製造業者の指示により、ファルマシア(P)IARMACIA) の10〜15%ファースト・ゲル(PHAST GELS)で実施)の電気泳動 では、酵母によって産生されるISAの挙動は天然の成熟したHSAの挙動と同 じであり、恐らく分子間−8−8−橋掛は結合が無作為に形成されることによる 2、3または多量体複合体を形成するという同様な傾向も有していた。 酵母に産生されたHSAにグリコジル化がないことは、コン・エイ−セファロー ス(Con A−Sepharose)クロマトグラフィによって証明された。 H3A産生酵母細胞から得られる部分的に精製されたタン白質500 ulを、 20畦トリス−IC1%pH7,4および0.5MNaC1を含む1.5ml緩 衝液中で、膨潤したコン−エイ−セファ0−ス(Con A−3epharos e) (ファルマシア(Pharmacia) ) 750 IJlに結合させ た。懸濁液を一晩4℃で緩やかに振盪し、コン・エイ−セファ0−スを12.0 00 X gで10分間遠心分離することによって(未結合タン白質を含む)緩 衝液から分離した。次に、このコン・エイ−セファロースゲルを、100 ml の同緩衝液で25寵の円形のワットマン(Vhatian) CF / Aフィ ルターを通して濾過することによって洗浄した。 結合タン白質を、20mM)リス−HC1,pHli、8.0.25 Ha − D−メチルマンノシド(サーブy (Serva) )および0.25 MN  a C1を含む緩衝液で溶出した。 未結合および(フン・エイ−セファ0−スゲルに対して)結合タン白質両分を1 05M )リス−HCl (pH6,8)に対して透析し、(1)レムリ(La emwll)英国、Nature227、880 (1970)による5DS− PAGE、および(2)EL I SA試験に付して、ISAの存在を調節した 。 同様な方法は、精製したHSAの画分に対しても適用した。 それぞれの場合に、5DS−PAGE及びEL I SA試験の結果、68 k dのタン白質のConA−結合タン白質および抗−HSA−Abと免疫反応を示 すタン白質の両分は存在しないことが判った。HSAは、試料を適用したときコ ン・エイ−セファ0−スに結合しないタン白質画分から定量的に回収された。 これらの結果は、酵母中で産生されるISAの分子にはグリコジル化がないこと を示している。 限定タン白質分解によるペプチドマツプ作成の前に、還元剤を添加せずに0.5 %(重量/容積)SDSの存在下試料を加熱変性し、10〜20分間酵素消化を 行った。サブチリシン、サーモリシン、トリプシンおよびパパインを用いた。C NB rによる開裂は、バーシニ(Barsh)ら(同上)によって記載された のと同様に行った。 第12図は、開裂したポリペプチドの5DS−PAGE分離によりて冷時される のと同様に、天然HSA(AおよびC)(材料源から前記のようにして精製)お よび酵母によって産生されたHSA (BおよびD)のCNBr開裂パターンを 示している。消化の後に、SDSおよびβ−メルカプトエタノールを、それぞれ 2.5%および10%の濃度(重量/容積)になるまで加えた。試料を8〜25 %グラディエンドのファースト・ゲル(PHAST GEL)(ファルマシア( P)IARMACIA) )に充填し、電気泳動を製造業者の指示にしたがって ファルマシア・ファースト・ゲル(PHARMACIA P)IAsT GEL )で行った。 得られた結果は、組換え酵母から精製したHSAは、天然H5Aと同様のタン白 質分解酵素および臭化シアンによる分解パターンを示した(特に、酵母によって 産生されたISAは、使用条件下では天然H8Aよりもパパインによって消化さ れ難った)。 酵母から精製したHSAの試料を、アプライド・バイオシステムズ(Appli ed Biosystems)470 A型気相シークエンサーでN末端配列決 定を行った。配列決定の結果は、予測したアミノ酸残基以外のものは見られなか った。 新規な発現−分泌ベクターの構成についての実験法は、プレプロHSAは生体外 で酵母KEX2エンドペプチダーゼによって正確に処理されて成熟したAsp− Ala−HSAを生成するという知見に基づいていた(バトウスト、アイ・シー (Bathurst、 1.C,)ら、1987.5cience235、34 8−350)。天然のN−末端HSAブレブローリーダーペプチドは、組換え酵 母からのHSAの分泌を促進することができる配列として評価した。 H5Aプレプロ −リーダーペプチドをコードする103−mer合成りNAフ ラグメントの配列を、次のようにしてデザインした。 KWVTF Met LySTrp Val ’rhr PheGATCAAAAACACT AAAATATAATCAAA ATG AAG TGG GTT ACT T TCISLLFLFSSAYSR X1e Ser Leu Leu Phe Leu Phe Ser Ser  Ala Tyr Ser ArgATCTCT TTG TTG TTCTTG  TTCTCT TCT GCT TACTCT AGAGVFK”R Gly Val Phe Lys ArgGGT GTT TTCP、AG A GG CCT Gtu 1 ATGコドンの上流の配列(27ヌクレオチド)は、強力な構成酵母ブロモ・〜 ターの下流末端、すなわちグリセルアルデヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナ ーゼ(GAPDH;ホランド、ジェイ・ピー(llal 1and、 J、P、 )およびホランド、エム・ジニ・イ(Ilolland、 M、J、) 、 1 979゜J、 Biol、 Chem、、 254.9839−9845)をコ ードする遺伝子の下流末端)に極めて類似するようにデザインした。上記のDN A配列の他の特徴には、酵母コドンの極めて頻繁な利用と、AAG AGGコド 、ンによってコードされる「理想的J KEX2開裂部位(K−R↓−クリヤー ン、ジェイ(Kurjan、 J、)およびヘルシュコビッツ、アイ()ler shkovjtz、 !、)19g2. Ce1i 30.933−943 ) があり、このコドンが、このデザインによれば、5tul制限工ンドヌクレアー ゼ消化部位と一致する。 pH3A No、1 (すなわちHSAをコードする遺伝子からのり、S kb のHindIII−Saclフラグメントを、HindllIおよびSac 1 部位でpGB3−229TK’ (第3b図)にクローニングした。 HS A遺伝子を挿入した後には(Hi s 3ターミネータ−領域に配置され た)PstI部位が二倍になるので、このクローニング工程の前に、Pst1部 位を欠失させた。0.511のpGB3−229TK”を、20口1の培地塩緩 衝液中で10単位のPstlで37℃で2時間処理した。 フェノール抽出およびエタノール沈澱の後、ベレットを0.11℃M d N  T Pと2.5単位のフレノウポリメラーゼを含む50IJ+のフレノウ緩衝液 に溶解し、反応混合物を室温で40分間保持した。次いで、反応混合物をフェノ ール抽出およびエタノール沈澱した。DNAぺ1ノツトを、100μlのリガー ゼ緩衝液に溶解し、5e単位のT4DNAリガーゼを加えた。リガーゼの反応を 15℃で15時間行った後、大腸菌JMI 09の形質転換を行った。PstI 部位を含まない(全形質転換体の約30%からの)プラスミド(pGB3Tと命 名)を選択して、下記の方法でH3A遺伝子の挿入に用いた。 (a) 2ulのpGB3Tを、低濃度塩緩衝液中で10単位のSac Iで最 終容積が20μlで37℃で4時間消化した。 次に、緩衝液をHindl I I消化に最適になるように調整し、10単位の Hindlllを加え(最終容積40ul)処理を37℃で更に4時間行った。 2.06 kbのベクターが、0.8%アガロースゲル中に分離した。 (b)5ulのpH5A No、1を5acIとHindlllで前記と同様に 消化した。1.8 kbのHSAフラグメントが0.8%アガロースゲルから単 離した。 (c) 2.08 kbのpGB3Tベクターと1.8 kbのISAインサー トの連結を、(80単位のT4DNAリガーゼを含む)2hlの結合混合物中で 15℃で16時間行った。大腸菌3M109細胞(ヤニツシニーベロン、シー( Yanlsch−Perron、 C,)ら、同上)を形質転換した。テトラサ イクリン感受性の形質転換体から単離されたプラスミドを、制限酵素消化パター ンについて、例えば5alIとXholを用いる二重消化によって試験した。 生成するプラスミドをpH3A−Tと命名した(第11図)。 2、強力な構成ブロー一ターおよび人工ブレブローリーダー配列のpH5A−T への挿入; プラスミドpGprepro*H8A−Tの構成(第11図) (a) G A P D Hプロモーターの下流の人工のプレブローリーダー− コード配列のクローニング0.5μlのM13/GPD−3(RF)DNA ( ビター、ジー・エイ(Bitter、 G、A、)およびニーガン、ケイ・エム (Egan、 LM、) (1984) Gene 32.263−274)を 、培地塩緩衝液中で5単位のEcoRlで37℃で2時間処理した後、高濃度塩 緩衝液中で5単位のBamHIによって37℃で更に2時間消化を行った。消化 をフェノール抽出およびエタノール沈澱によって停止した。DNAベレットを7 0%エタノールで洗浄し、真空乾燥し、5.1のHっ0に溶解して、人工H3A プレプロ −リーダーとりガーゼ反応させた。 連結混合物は、15μlのリガーゼ緩衝液中に、EcoRI−BamHI処理し たM1B/GPD−3DNA、 1 pmolの合成二本鎖103−merDN Aフラグメント(プレブロ−リーダーをコード)および80単位の74DNAリ ガーゼを含んでいた。リガーゼ反応は15℃で16時間行い、その後大腸菌JM 109に形質転換した。 ファージ形質転換体を、ジデオキシヌクレオチド配列法によって103−ser  BamHI” −EcoRIプレプロ1−リーダー−コードフラグメントの挿 入についてスクリーニングした。 GAPDHプロモーターの後に配置されたH5Aプレプロ1−リーダー−コード 配列を含む形質転換体を、M13/Gprepro KRと命名した(第11図 )(rKRJはLys−Argを表わし、CはGAPDHプロモーターを表わす )。 GAPDHプロモーター−プレプロ 配列融合体の後のISA遺伝子のクローニ ング: (a)pHsA−rをPstlで消化しく0.5 ulDNA。 5単位のPstl、37℃、4時間)、開裂した3′−突出末端をフレノウポリ メラーゼで処理して平滑末端とした。次いで、線形化したプラスミドを、更に5 単位のHindlllで開裂しく37℃、4時間)、フェノール抽出およびエタ ノール沈澱を行った。 (b) 20単位のBindlllと2D単位の5tuIで6.1のプラスミド DNAを同時消化(培地塩緩衝液中、37℃、5時間)することによって、GA PDHプロモータ、−十人工ブレブロ −リーダーーコード配列を、M13/G プレプロ KRから単離した。0.75 kbのプロモーター+プレプロ フラ グメントを、1%アガロースゲル中で電気泳動によって単離し、電気溶出し、フ ェノール抽出およびエタノール沈澱を行った。 (e) 精製したプロモーター+プレプロ フラグメントをPstl(平滑)− Hindlll処理したベクターpH5A−T中に連結しく20μl混合物中、 15℃、16時間)、次いで大腸菌JM101の形質転換を行った。得られたプ ラスミドpGprepro HSA−T(第11図)を、制限エンドヌクレアー ゼ開裂部位を決定することによって試験した。 プレプロ”−ISA−発現−分泌カセットを含む酵母−大腸菌シャトルベクター の構成 +Xhol消化(2ulDNA、 20ul高塩濃度緩衝液中、それぞれ10単 位のHindlllとXhol、87℃、10時間の後、0.8%アガロースゲ ル上での電気泳動分離、電気溶出、フェノール抽出およびエタノール沈澱)によ って、pGprepro HSA−Tから単離した。 Hindl I I−Xho17ラグメントを、次に(Hindlllと5ul 1部位の間の)pJDB207に連結して、YEp/Gprepro*HSA  (第11図)を生成し、これを酵母LL20の、形質転換に用いた。酵母形質転 換体はYNB−寒天プレート(ロイシンを欠()上で選択した。HSAの発現と 分泌を、下記のような振盪−フラスコ培養で試験した。 酵母YEprepro HSAの単一コロニーを2%グルコースと200 ul /mlヒスチジンを含む10m1のYNB培地に接種し、細胞を81[1℃で一 晩連続振盪培養した。−晩培養液の1μlを、前記の培地200 ml中に加え て希釈して、更にoD6oo−2,0になるまで生育させた。細胞を遠心分離( 6,000rpm 、 4℃、15分間)によって沈澱し、上澄液を集めて、P M30フィルターを供えたアミコン(ArAicon)製撹拌限外濾過セルを用 いて10倍に濃縮した。 濃縮した細胞液を20 a+M トリス/グリシン・pH8・3・]、mMED TA、51)Mβ−メルカプトエタノールおよび0、O1%SDSに対して一晩 透析した。 分泌されたISAを、前記と同様に定量用マイクロ−ELISAによって評価し た。 酵母細胞YEprepro HSAによって、100 ml培地当たり少なくと も3000μmのHSAが産生されることが判った。 分泌されたHSAを、5DS−ポリアクリルアミドゲル−電気泳動の後、通常の 方法によ・るイムノブロッティングおよび染色を行った。 成熟HS A (88kd)は、培地中に観察される主要生成物であるが分子質 量が4C〜48 kdのHSAのフラグメントも、産生された総H5Aの約1/ 3量検出された(第13図)。68 kdの成熟HSAは、酵母培養物からの発 現したHSAの実験室規模での生成に関して前記した通り、一連のクロマトグラ フィ工程およびゲル濾過(スーペロース(Superose) 12 HR10 / 30上)によって容易に精製することができた。 FIG、1 FIG、2 FIG、4 に乙zzz2=z PHO5グoe−F−FIG、5 FIG、6 特表千3−501323 (4B) FIG、10 d FIG、1コ !”lG、13 kD A B CD ε補正書の翻訳文提出書(特許法第18 4条の8)平成2年り月/lIt日j 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、 国際出願の表示 PCT/SE 88100470 2、発明の名称 真正のヒト血清アルブミンをコードする人工遺伝子、その使用およびその製造法 3、特許出願人 住 所 スエーデン国ストックホルム、ノルランドスガクン、15 (郵便番号lOの 5、 補正書の提出年月日 浄書(内容に変更なし) 請求の範囲 1、 真正のヒト血清アルブミンをコードする構造遺伝子でありて、この構造遺 伝子が、真正のヒト血清アルブミンの発現用に選定した非ヒト宿主に関してコド ンが選択されであるヌクレオチド配列に特徴を有し、上記コドンの選択が下記の 通り行われていることを特徴とする構造遺伝子。 遺伝子のアッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 特異的な酵素に対して一つの独特の開裂部位を作成し、化学的に合成され、クロ ーニングされる遺伝子の部分内に8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去す るように、 まず、選定した非ヒト宿主によって最も顛繁に用いられるコドンを選択し、 次に、選定した非ヒト寅主によって第二または第三位に用いられるコドンを選定 する。 2、 酵母宿主に関してコドンが選択されたヌクレオチド配列を特徴とする請求 の範囲第1項に記載の構造遺伝子。 3、 下記のヌクレオチド配列を特徴とする請求C範囲′!J2項に記載の構造 遺伝子。 GACGCT CACAAG TCT GAA GTCGCT CACAGA  T’r’CAAG GATCTA GGT GAA CAA AACTic 入 AG GCT TTG GTT TTG ATT GCTTTCGCT CAA  TACTTG CAA CAA TGT CCA TTCGAA GACCA CGTCAAG↑TG GTCAACGAA GTT ACT GAA TTT  GCT AAG ACCTGT GTT GCT GACGM TCT GC T GM AACTGT GACAAG TCCTTG CACACT TTC TTCGにT GACMG TTG TGT ACT GTT GC’l’AC T TTG AGA GAA ACT TACCG’f’ GM ATG GC T GACTGT TG’l”GC’!’ AAA CAG GAA CCA  GAA AGA AACGAA TGT TTCTTA CAACACAAG  GACGACMCCCA AACTTG CCA AGA TTG GTT A GACCA GAA GTCGACGTT ATG ’l’GT ACT GC T T’l’CCACGACMCG入A GAG ACτ↑TCTTG AAG 、AAG TACTTG TACGAA ATCGCCAGA AGA CAC CCA TACT’l’CTACGCT CCA GAA TTG TTG T TCTTCGCT MG AGA TACAAG GCT GCT ’!’TC 、AC’!’ GAA T’GT TGTCAA GC’f’ GCCGACA AG GCT (、CT TGT TTG TTG CCA AAG TTGA GA GCCTTCAAG GCCTにG GCT GTT GCT AGA  TTG TCT CAAAGA ’rTc CCA AAG GCT GM T TT GCT GAA GTT TCT AAG TTGGTT ACT GA CTTG AC’l’ AAG GTT CACACT GAA TGT TG T CACGGT GACTTG ?l’G GAA TGT GOT GAC GACAGA GC’E’ GACTTGGC’!’ AAG TAT ATC TGTCAA AACCAA GACTCT ATCTCT TCTMG ’J ’TG AAG GAA TCT TGT GM MG CCA TTG TT G GM AAGTCT CACTCTATCGC’!’ GAA GTT G AA AACGACGAA ATG CCAGCT GACTTG CCA T C’E’ TT’G GCT GCT GACTTCGTT GM TCTAA G GACGTT TGT AAG MC’I”ACGCT GAA GCT  MG GACGTTACT ’!’ACGAA ACT ACT TTG GA A MG TGT TGT GCT GCT GCTGACCCA CACGA A TCT TACGCT MG GTT TTCGACGAA TTTAAG  CCA T’r’G GTT GAA GAA CCA CAA AACTT G ATT AAG CAAAACTGT GM TrG TTCMG CAA  ’!’Tに GGT GAA TACAAG TTCCAA MCGCT T TG TTG GTr AGA TACAC’l” MG AAG GT’I’  CCAGCT AAG AGA ATG CCA TGT GCT GAA  GACTACTTG TCT GTTGTT TTG MCCAA TTA T GT GTT TTG CACGM AAG ACT CCAGTT TCT  GACAGA GTT ACT AAG TGT TGT ACT GAA T CT TTGGTT AACAGA AGA CCA TGT TTCTCT  GCCTTG GAA GTT GACGAA ACT TACGTCCCA  AAG GAA TTT AACGCT GAA ACT TTCACT TT CCACGCCGACATCTGT ACCTTG TCCGAA AAG G AAAGA CAA ATCAAG AAG CAA ACT GCT TTG  CT7 GAA TTG GTTAAG CACAAG CCA j’AG  GCT ACT AAG GAA CAA TTG AAG GCTGTT A TG GACGACTTCGCT GCT TTCGTT GAA JiiAG  TGT TGTAAG GCT cxi: GACAAG GAA ACT  TGT TTCGCT GAA GAA GGTAAG AAG TTG GT T GCT GCT TCT CAA GCT (1,CT TTG GGT  TTGTAA TAG。 4、メチオニンをコードする上流のヌクレオチド配列により補足された、請求の 範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の構造遺伝子。 5、コドンが非ヒト宿主に関して選択されており且つ下記のアミノ酸配列 Met−Lys−Trp−Val−Thr−Pha−11e−5er−Leu− Le*−Phe−Leu−Phe−−5er−5er−A 1 a−Tyr−5 er−Arg−Gl y−Va 1−Phe−Lys −A rgをコードする 上流のヌクレオチド配列で伸長された、請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に 記載の構造遺伝子。 6、コドンが酵母宿主に関して選択されている、請求の範囲第5項に記載の構造 遺伝子。 7、 アミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列が下記の通りであることを特 徴とする請求の範囲第6項に記載の構造遺伝子。 ATG AAG TGG GTT ACT TTCATCTCT TTG TT G TTCTTG TTCTCT TCT GCT TACTCT AGA G GT GTT TTCMG ACC8、ベクターに挿入される、請求の範囲第1 〜7項のいずれか1項に記載の遺伝子を含んで成る組換えDNA分子。 9、請求の範囲第8項に記載の組換えDNA分子で形質転換した宿主。 10、真正のヒト血清アルブミンをフードする構造遺伝子の産生法であって、下 記の工程からなることを特徴とする方法。 (a) 24正のヒト血清アルブミンの光玩用に選定した非ヒト宿主に関してコ ドンを選択し、このコドンの選択が下記の通り行われることによって、真正のヒ ト血清アルブミンをコードするヌクレオチド配列をデザインし、即ち、遺伝子の アッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 特異的な酵素に対して一つの独特の開裂部位を作成し、化学的に合成され、クロ ーニングされる遺伝子の部分内に8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去す るように、 まず、選定したビークヒト宿主によって最も頻繁用いられるコドンを選択し、 次に、選定した非ヒト宿主によって第二または第三位に用いられるコドンを選択 する; (b) デザインしたヌクレオチド配列を化学的に合成される5′−フラグメン トとクローニングされる若干数のフラグメントとに分割して、この若干数のフラ グメントの接合点が適切に配置されたG−Cジヌクレオチド配列にあるようにし 、 (C) 前記の(b)でデザインした若干数のフラグメントに、(b)の5′− フラグメントに接合するフラグメントを除いて5′−末端にエキストラヌクレオ チド配列GGTACを補足することによってこのデザインした若干数のフラグメ ントを改良し、更にこの若干数のフラグメントを3′−ヌクレオチドGを有する サブユニットに分割し、このサブユニットを次に個別的にエキストラヌクレオチ ド配列GGCCで補足し、 (d) 自体公知の方法で一本鎖の形態の(C)の補足され改良されたサブユニ ットをそれぞれ化学的に合成し、また自体公知の方法で二本鎖の形態の(b)の 5′フラグメントを化学的に合成し、 (e) (e)の補足され改良された若干数のフラグメントの5′−末端から始 め、アダプターと酵素的充填反応の助力によって自体公知の方法で(d)の合成 サブユニットを速続的に若干数の個々の組換えベクター中にクローニングして、 (C)の補足され改良された若干数のフラグメントに相当する遺伝子のクローニ ングされた二本鎖フラグメントを形成し、 (f) 酵素KpnIおよび酵素A、 p a !で、(e)の若干数の組換え ベクターを、一方は作成された5′−末端のKpnT制限部位で、他方は作成さ れた3′末端のApalの制限部位で、それぞれ対に開裂して、自体公知の方法 で一本鎖の特異酵素によって平滑末端とされる粘着末端を形成し、それぞれ末端 ヌクレオチドCおよび末端ヌクレオチドGは残し、続いて目的とする対の組換え ベクターの両者に独特な開裂部位を有するもう一つの制限酵素で開裂することに よって、(e)のクローニングした二本鎖フラグメントをまとめ、 一方において遺伝子のクローニングされたフラグメントを含む線形ベクターと他 方において遺伝子開裂したフラグメントを形成し、前記の2つのフラグメントを 自体公知の方法で平滑末端で酵素的に接合しく遺伝子のヌクレオチド配列中に含 まれるジヌクレオチドG−Cを接合点に形成し、 最終的に、二本鎖の形態の(b>の若干数のデザインされたフラグメント総てを 含む組換えベクターを得て、(g) (r)で得られる組換えベクターに(d) の化学的に合成した5′フラグメントを補足して、真正のヒト血清アルブミンを コードする全構造遺伝子を形成する。 11、(a)において、選定される非ヒト宿主が酵母であり、 (b)において、デザインされたヌクレオチド配列が下記の通りであり、 GACGCT CACAAG TCT GAA GTCGCT CACAGA  TTe AAG GATGTCAAG T’j’G GTCAACGAA GT T ACT GAA TTT GCT、AAG ACCTGT GTT GCT  GACGAA TCT GCT GAA AACTGT GACAAG T’ CCTTG CACACT TTG TTCGGT GACMG TTG TG T ACT’ GTT GCTCACMG GACGACAACCCA AAC ’I’TG CCA AGA TTG GT’T AGACCA GAA GT CGACGTT ATG TGT ACT GCT i’Tc CACGACA ACGAA GAG AC’l’ TTCTTG AAG ’AAG TkC’ I’TG TACGAA ATCGCCAGA AGA CACCCA TAC TTCTACGCT CCA GAA TTG TTG TTCCAA AGA  TTG AAG TG’r GCT TCCTTG CM AAG TTCG GT G晶AGA GCCTTCAAG GCC’rGG GCT GTT G CT AGA TTG 、’l’CT CAAAGA TTCCCAυ和GCT  GAA TTT GCT GAA GTT TCT AAG ’TT’GGT T ACT GACTTG ACT AAG GTT CACACT GAA  TGT TGT CACCGT GACTTG TTG GAA TGT GC T GACGACAGA GCT GACTTGGCT MG TAT AT’ CTGT GAA AACCM GACTCT ATC’f’cT TCTAA G TTG AAG GAA TGT TGT GAA AAG CCA TT G TTG 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Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.真正のヒト血清アルブミンをコードする構造遺伝子であって、この構造遺伝 子が、真正のヒト血清アルブミンの発現用に選定した非ヒト宿主に関してコドン が選択されてあるヌクレオチド配列に特徴を有し、上記コドンの選択が下記の通 り行われていることを特徴とする構造遺伝子。 遺伝子のアッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 特異的な酵素に対して一つの独特の開裂部位を作成し、化学的に合成され、クロ ーニングされる遺伝子の部分内に8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去す るように、 まず、選定した非ヒト宿主によって最も頻繁に用いられるコドンを選択し、 次に、選定した非ヒト宿主によって第二または第三位に用いられるコドンを選定 する。
  2. 2.酵母宿主に関してコドンが選択されたヌクレオチド配列を特徴とする、請求 の範囲第1項に記載の構造遺伝子。
  3. 3.下記のヌクレオチド配列を特徴とする、請求の範囲第2項に記載の構造遺伝 子。 【配列があります】.
  4. 4.メチオニンをコードする上流のヌクレオチド配列により補足された、請求の 範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の構造遺伝子。
  5. 5.コドンが非ヒト宿主に関して選択されており且つ下記のアミノ酸配列 【配列があります】 をコードする上流のヌクレオチド配列で伸長された、請求の範囲第1〜4項のい ずれか1項に記載の構造遺伝子。
  6. 6.コドンが酵母宿主に関して選択されている、請求の範囲第5項に記載の構造 遺伝子。
  7. 7.アミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列が下記の通りであることを特徴 とする、請求の範囲第6項に記載の構造遺伝子。 【配列があります】
  8. 8.ベクターに挿入される、請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の遺伝 子を含んで成る組換えDNA分子。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の組換えDNA分子で形質転換した宿主。
  10. 10.真正のヒト血清アルブミンをコードする構造遺伝子の産生法であって、下 記の工程からなることを特徴とする方法。 (a) 真正のヒト血清アルブミンの発現用に選定した非ヒト宿主に関してコド ンを選択し、このコドンの選択が下記の通り行われることによって、真正のヒト 血清アルブミンをコードするヌクレオチド配列をデザインし、即ち、遺伝子のア ッセンブリの際に用いられる制限部位の出現を回避し、 特異的な酵素に対して一つの独特の開裂部位を作成し、化学的に合成され、クロ ーニングされる遺伝子の部分内に8塩基対以上の長さのパリンドロームを除去す るように、 まず、選定したピークヒト宿主によって最も頻繁用いられるコドンを選択し、 次に、選定した非ヒト宿主によって第二または第三位に用いられるコドンを選択 する; (b) デザインしたヌクレオチド配列を化学的に合成される5′−フラグメン トとクローニングされる若干数のフラグメントとに分割して、この若干数のフラ グメントの接合点が適切に配置されたG−Cジヌクレオチド配列にあるようにし 、 (c) 前記の(b)でデザインした若干数のフラグメントに、(b)の5′− フラグメントに接合するフラグメントを除いて5′−末端にエキストラヌクレオ チド配列GGTACを補足することによってこのデザインした若干数のフラグメ ントを改良し、更にこの若干数のフラグメントを3′−ヌクレオチドGを有する サブユニットに分割し、このサブユニットを次に個別的にエキストラヌクレオチ ド配列GGCCで補足し、 (d) 自体公知の方法で一本鎖の形態の(c)の補足され改良されたサブユニ ットをそれぞれ化学的に合成し、また自体公知の方法で二本鎖の形態の(b)の 5′フラグメントを化学的に合成し、 (e)(c)の補足され改良された若干数のフラグメントの5′−末端から始め 、アダプターと酵素的充填反応の助力によって自体公知の方法で(d)の合成サ ブユニットを連続的に若干数の個々の組換えベクター中にクローニングして、( c)の補足され改良された若干数のフラグメントに相当する遺伝子のクローニン グされた二本鎖フラグメントを形成し、 (f) 酵素KpnIおよび酵素ApaIで、(e)の若干数の組換えベクター を、一方は作成された5′−末端のKpnI制限部位で、他方は作成された3′ 末端のApaIの制限部位で、それぞれ対に開裂して、自体公知の方法で一本鎖 の特異酵素によって平滑末端とされる粘着末端を形成し、それぞれ末端ヌクレオ チドCおよび末端ヌクレオチドGは残し、続いて目的とする対の組換えベクター の両者に独特な開裂部位を有するもう一つの制限酵素で開裂することによって、 (e)のクローニングした二本鎖フラグメントをまとめ、 一方において遺伝子のクローニングされたフラグメントを含む線形ベクターと他 方において遺伝子開裂したフラグメントを形成し、前記の2つのフラグメントを 自体公知の方法で平滑末端で酵素的に接合し、遺伝子のヌクレオチド配列中に含 まれるジヌクレオチドG−Cを接合点に形成し、 最終的に、二本鎖の形態の(b)の若干数のデザインされたフラグメント総てを 含む組換えベクターを得て、(g)(f)で得られる組換えベクターに(d)の 化学的に合成した5′フラグメントを補足して、真正のヒト血清アルブミンをコ ードする全構造遺伝子を形成する。
  11. 11.(a)において、選定される非ヒト宿主が酵母であり、 (b)において、デザインされたヌクレオチド配列が下記の通りであり、 【配列があります】 (但し、矢印は化学的に合成される最初の5′フラグメントとクローニングされ る4個のフラグメントとを分割する点を示す)、 (c)において、(b)の改良フラグメントの補足された一本鎖サブユニットが 下記の通りであり、【配列があります】 【配列があります】 (e)において、(d)の合成サブユニットを下記のアダプターを用いて4種類 の大腸菌ベクターに連続的にクローニングし、 【配列があります】 【配列があります】 (f)において、一本鎖の特異的酵素がクレノウポリメラーゼである、請求の範 囲第10項に記載の構造遺伝子の産生法。
  12. 12.発現および所望ならば分泌条件下で組換えDNA配列を含むベクターで形 質転換した宿主を増殖し、発現され旦つ場合により分泌されるタン白質生成物を 単離することから成る真正のヒト血清アルブミンの産生法であって、請求の範囲 第1〜7項のいずれか1項に記載の構造遺伝子を含んで成るベクターで形質転換 した宿主を用い、真正のヒト血清アルブミンを単離することを特徴とする方法。
  13. 13.請求の範囲第12項記載の方法に由来することを特徴とする、真正のヒト 血清アルブミン。
  14. 14.薬学上許容可能な担体および/または希釈剤と混合した、請求の範囲第1 3項による真正のヒト血清アルブミンを含んで成る、医薬組成物。
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