JPS62502660A - 外来遺伝子の転写を制御するための方法及びハイブリッドプロモーター - Google Patents

外来遺伝子の転写を制御するための方法及びハイブリッドプロモーター

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「外来遺伝子の転写を調節する方法と、雑種プロモーター」車量 この発明は大体、外来遺伝子の転写を調節する方法と雑種プロモーターに関する ものであるが、特に酵母の外来遺伝子の転写を調節する方法と雑種プロモーター について示している。
バクテリアや酵母などの多くの微生物は生物によって生産される物質を大量に得 るのに存効であるが、その際の生合成の手段として、用いる微生物にとっては外 来のものである遺伝子(いわゆる外来遺伝子)を利用する。特に、酵母細胞の外 来遺伝子生産物に、かなりの興味がもたれている。というのも、酵母細胞は、炭 水化物(すなわち、グリコシド)をタンパクに付けて、糖タンパク生産を支配す る遺伝子を活性化して発現させることができ、また、遺伝子産物の分泌を可能に するタンパクを修飾することができ、さらに酵母細胞のもつ免疫原性を高めるこ とによって、表面抗原、たとえばB型肝炎表面抗原(HBsAg)を発現するこ とができるからである。そのうえ、酵母は、一般的に安全である(GRAS)と みなされており、発酵、醸造産業においても発酵生産技術は発展をとげてきてい る。
一般に、タンパク質をコードしている遺伝子は二本鎖のデオキシリボ核酸(DN A)であり、その二本鎖のうちの一本鎖が、情報伝達リボ核el CtnRNA >に、RNAポリメラーゼ■の働きによって、転写される。 +mRN^は、タ ンパクに翻訳され、それがさらに、分泌、糖付加へと進んでいく、遺伝子が転写 されるためには、最初のヌクレオタイド塩基が転写される付近の領域、すなわち 遺伝子の上流”末端において、RNAポリメラーゼとDNAとの間に開始複合物 が形成される。それから、RNAポリメラーゼが遺伝子に沿って下流域に動くに つれて、mRNAが合成され、ターミネータ−とよばれるDNAサイトに達する と転写が終わる。遺伝子の上流域にあり、転写開始複合物をプロモートするのに 十分な能力をもつ5′近傍DN’^配列はプロモーターとして知られている。こ のプロモーターの中と最初のヌクレオタイドがo+RNAにとりこまれる地点( 転写開始複合物かつ(られるとこる)の近く (一般に25〜150塩基対上流 )にτATAボックス共通構造として知られている7塩基配列が発見されている 。このTATAボックス共通構造は明らかに、ある特定の距離にある下流域での 転写開始を決定している。多少の違いは認められるが、このTATAボックス共 通構造は、コンセンサスな配列酵母では、上流調節配列もしくは上流活性化配列 (UASs)とよばれる一定のサイトがあり、これは、転写開始領域の数百ヌク レなシグナルに反応して、転写を調節している。Guarente、cell+  36:799−800(1984)。
あるひとつのUAS、 UASc (upstreaII+ activati ng sequence−galactose)が、ガラクトース代謝に関与す る2つの酵素をコードする遺伝子、すなわちガラクトキナーゼをコードするGA LI遺伝子とUDP−ガラクトースエピメラーゼをコードするGALIO遺伝子 の間に発見されている。このGALIとGALIO遺伝子の主な転写開始領域は 、酵母のクロモシームn DNAの606の塩基対によって分離されている。J ot+n5ton、et al、 Mo+、Ce11.Biol、4:1440 −1448(1984) 。
GALIとGALIO遺伝子はある遺伝子領域から互いに反対方向に転写される 。GALI遺伝子の転写開始地点は1つのストランドのTATAボックスの下流 であるが、このストランドはGALIO遺伝子の転写開始地点(第2の、TAT Aボックスの下流にある)があるストランドとは逆向きである。
このGALI/GALIOの関与する遺伝子領域のDNA配列は炭素源による2 つの遺伝子の調節機構と関係している。Yocum、et al、 Mo1.C e11.8io1.4:1985−1998(1984)。
これらの遺伝子をもつ酵母細胞を、非発酵性の炭素源であるラクトース、グリセ ロール、エタノールなどで培養すると、これらの遺伝子は低い、基本的なレベル で発現する。これらの遺伝子の転写はガラクトースで培養すると1000倍にな る。一方、これらの遺伝子は異化代謝産物による制御をうけやすく、グリコース で培養してもガラクトースで培養した場合はど充分に転写が行なわれない。
UASGは転写を活性もしくは抑制する他の遺伝子の支配もうけ手いる。GAL 80遺伝子はGAL4遺伝子によって生産されるタンパク質に結合して、そのク ンバク質を不活性化する機能をもっとされているネガティブな調節因子、レギュ レーターをコードしている。
ガラクトース存在下では、GAL80レギュレーターは機能しないで、GAL4 タンパク質は転写を活性化する。大部、The Mo1ecular Bi。
1o of the Yeast Saccharom ces:Metabo lisn+ and Gene EX res廊 の中の 遺伝子発現の調節機 能ニガラクトースとリン酸の代謝’ −、5trathern、et al、e ds、cold Spring Harbor daboratory。
New York、159−180(1982)、 GAL82遺伝子とGAL 83遺伝子を含むいくつかの遺伝子はグリコース抑制を示すが、その作用機序は まだよくわかっていない* MatsumoLo、et alJ、 Bacte riol、 153 : 1405−1414(1983) 。
UASsの性質は、1番目のプロモーターのIIASを2番目のプロモーターの 別のUASにエンドヌクレアーゼを用いて置換すること、もしくは、機能をもっ たプロモーター中にUASをエンドヌクレアーゼを用いてそう人すること(すな わち、外来11Asとの置換もしiol、虹99−108(1985)、UAS Gを置換するというのはUAS、を誘導it伝子(CYC1)であるUASに置 換することである。このことについては、Guarenteら(前述)が報告し ているが、それによると、ここで用いられているUASr、はガラクトース誘導 性を示すにもがかわらず、グリコース抑制を介在する配列を含んでいないようで ある。またUAS、をそう人するというのはconstitutiνeなプロモ ーター(リポソームのタンパクtcm 1 とcyh 2)にUAS、をそう人 することである。このことについてはFr1ed ら(前述)が報告しいるがこ れはガラクトース誘導性とグルコース抑制の両方に関するものである。
プロモーターもしくはUAS/−プロモーターの雑種(いわゆるハイブリッドプ ロモーターゝ)の活性は、そのプロモーターによって制御される遺伝子の最終生 産物である特異的なクンバク質の量を測定してめる。 UASsは転写開始地点 からはさまざまな距離に位置し、またUASsと転写開始地点は逆になることが ある(Friendet al、前述、Guarente、 et al、ce ll、 36:503−511(1984)) 、また機能的なUASsは用い られている初期DNA部分のサブ−フラグメントを構成している(West、e t al、 Mo1.Ce11.旧of、 4:2467−2478 (198 4) )。UAS/プロモーターlテスト遺伝子の組合せは一般的には、酵母− バクテリアのシャトルベクターで組たてられている。
プラスミドは、環状の2本鎖DNA構造をしており、染色体DNAとは独立して 複製していく、酵母とバクテリアのシャトルベクターは、酵母細胞での複製酵素 と因子によって認識されるいわゆるμとよばれる複製開始点のようなりNA複製 開始サイトを含むDNA配列をもっている。また酵母とバクテリアのシャトルベ クターは、バクテリア細胞における複製酵素と因子によって認識される開始サイ トを含むバクテリアのプラスミドの複製開始点ももっている。
1、Acad、Sci、(USA)、 77:4559−4563(1980) 。これらのシャトルベクターは、そのなかでプラスミドを構成し増幅しやすいバ クテリアのEscher+chia coli(E、coli)と、そのなかで プラスミドが外来DIlAを発現させるための形質転換ベクターとして用いられ る酵母のSaccharomyces cerevisiae (S、cere visiae)の両方で複製可能であり、選択もでき、両方から回収できるもの である。SLinchcomb。
et al、Nature、 282:39−43(1979);Kingsm an、et al、Gene、7:141−153 (1979);Tschu mper、et al、Gene、10:157−166(1980)。
酵母とバクテナアのシャトルベクターは、酵母細胞の形質転換に実用的である。
 YRp7と名付けられているシャトルベクターは、自己複製可能な染色体上の AR5配列と同様、N−(5°−phosphoribosyl>anthra nilate isomeraseとよばれるトリプトファン合成に必要な酵素 をコードするTl1PI遺伝子をもっている。だから、TRPI遺伝子は、酵母 細胞内にYRp7をもつかどうかをセレクトするマーカーとして用いることがで きる。つまり、けpl゛遺伝子型のものや、さもなくば、必須アミノ酸であるト リプトファンを合成できないものをセレクトすることができるわけである。5t ruhl、et al、 Proc、Natl、Acad、sci、(USA) 、76:1053−1039(1979) 。
Iso−1−cytochromeを生産するCYC1遺伝子の研究によって、 通切な転写終結の重要性が示された。まちがった転写終結はとなりの遺伝子への 転写継続につながる* Zaret、et al、cell、 28:563− 573(1982)、酵母DN^の+nRNAへの転写効率は、遺伝子領域をコ ードするポリペブタイドの3°末端下流域もしくはその近くに、poly−At ail とよばれる、アデニンを含むヌクレオタイドをもつテールがくっついく サイト、もしくは転写終結配列もしくはその両方が存在するかどうかによる。
このシャトルベクターとしてしばしば示されるバクテリアと酵母の雑種ベクター は、他の生物の遺伝子(外来遺伝子)を酵母細胞で発現させるのに有用である。
B型肝炎の表面抗原(HBsAg)は3−phospho−glycerate  kinase(PGK)プロモーター(Hitzeman、et al、Eu ropean Patent Application No、73657)、 arg3ブロモ−クー(Cabezon、et al、European Pa tent Application No、106828) 、alchoho l dehydrogenase(ADHI)遺伝子のプロモーター(Rutt er、et al。
European Patent Application No、72318 ) 、glyceraldehyde−3−phospbate dehydr ogenase(GPD)プロモーターCBitter、 et al、Gen e、 32:263−274(1984))によって生産されてきた。別のGP Dプロモーターはthaumatin様のタンパク質や、chy+nosinm のタンパク質の発見に用いられている。 Edens、et al、Jurop ean Patent Application No、 129628 m仔 牛のprochymosin J牛の成長モルモン、ヒト白血球インターフェロ ン、レニン、プロレニンもGALプロモーターとの融合によって酵母で発現して いる。Strausberg、et at、+European Patent  Application No、128743.Botstein、et a l。
U、に、Patent Application NO,2137208A。
解糖系の酵素をコードする酵母の遺伝子はかなり高レベルで発現する。ADHプ ロモーター(Hitzeman、et al、Nucleic Ac1ds R es。
10ニア791−7808(1982))やphospho−glycerat e kinase (PGに)遺伝子のプロモーター(Derynck、et  al、、Nucleic Ac1ds Res、+11:1819−1837( 1983) )のような解糖系の酵素のプロモーターを用いた酵母の発現ベクタ ーもつ(られている。
特に、解糖系の酵素のGPDは外来遺伝子の発現に有効な将来性のあるプロモー ターである。 GPDは商品化されているパン酵母の乾燥重量を5χまで増やし ており(Krebs、 J、Biol、Chem、200:471−478(1 953) ) 、この酵素をコードしているmRNAはpoly−Aを含む酵母 の全mRNAの2−5χを示した(Holland、et al、、Bioch emistr 、17:4900−4907(1978)) 、 S、cere visiaeには、3つのタンデム構造をとらないGPDの構造遺伝子があるが 、それらはすべて植物のように成長する酵母で転写される@ Ho1land、 et al、、J、Biol、chem、 25紅5291−5299 (19 83) 、 Musti 、 et al 、 、 Gene、 25:133 −143 (1983)。この3つのGPD遺伝子のうちの1つの遺伝子の生産 物(これは、PGAP491の遺伝子によってコードされているのだが)が細胞 のcpo u素の9(1983)。だから、この遺伝子のGP[lプロモーター は外来遺伝子生産物を大量につくるのにかなり有効であると考えられている。
外来遺伝子のホストとして、酵母が用いられるにもかかわらず、ヒト免疫インタ ーフェロン(TFN−γ)のように、いくつかの外来遺伝子産物は酵母に対する 毒性がある。その結果、IFN−rを構成的に発現するプラスミドは不安定で、 IFN−γを生産する酵母細胞を大量に培養するのはむつかしい、だから、大量 に培養ができるまでは、外来遺伝子による生産物の生産を抑制し、集菌時期に外 来遺伝子による生産物の生産を誘導するような方法が望ましい。
本発明の要約 本発明によって得た雑種プロモーターは、酵母における外来遺伝子の転写を効率 よく支配する。この雑種プロモーターはglyceraldehyde −3− phosphate dehydrogenaseプロモーターの有用な部分か ら構成されている。つまりこのglyceraldehyde−3−phosp hatedehydrogenaseプロモーターに外来の調節配列の上流の有 効な部分を雑種プロモーターの下流域末端に隣接したTATAボックス共通構造 の上流域地点でそう人したものである。雑種プロモーターは、TATAボックス 共通構造が上流の調節配列と、転写開始サイトの間に位置するように構成されて いる。
本発明によって得た雑種プロモーターは、以下の表Iに示したプロモーターを部 分的に含んでいる。すなわち、有効な5°伸長、対立遺伝子の変化とそれによる 制限サイトの修飾、また表■に示したプロモーターの下流末端に隣接したTAT Aボックスの共通構造を含んでいる。外来遺伝子の上流の調節配列は以下の表■ に示したように、を効な欠失フラグメントをもっており、表■に示したプロモー ターに、Tataボックス共通構造から上流移転(表1に示したAva I[サ イトをもっていて、その点で修飾がおこっている)でそう人したものである。
本発明によって得た酵母の転写調節を介在するDNA部分は雑種プロモーターを もっている。この雑種プロモーターは、雑種プロモーターの下流末端に隣接する TATAボックス共通構造の上流のglyceraldehyde−3−pho sphate dehydrogenase プロモーターの一地点に外来遺伝 子の上流調節配列のを効な部分がそう人された。 gtyceraldehyd e−3−phosphate dehydrogenase プロモーターの有 効な部分を順次構成していく。外来遺伝子は雑種プロモーターの下流末端に隣接 したTATAボックス共通構造の下流にそう人される。
酵母の遺伝子の転写を支配するために、本発明で用いた方法は、酵母のglyc eraldehyde−3−phosphate dehydrogenase プロモーターにおけるTATAボックス共通構造の上流の配列を活性化する外来 遺伝子の有効な上流域をそう人して、雑種プロモーターの下流域に隣接するTA T^ボックス共通構造の下流域にある外来遺伝子を導入するものである。
本発明によるもうひとつの方法で、外来遺伝子産物を高収率で得ながら、ホスト の酵母細胞中の外来遺伝子産物による毒性をコントロールすることができる。こ の方法においては、外来遺伝子は、GPDプロモーターのようなconstit utiveな酵母のプロモーターを正常な(すなわち、UASをそう入せずに) 状態で支配している。正常なconstitutiveなプロモーターはcon stitutiveなプロモーターと同時にそう人された外の上流調節配列によ ってホストの細胞が増殖している間は抑制されている。外来遺伝子産物の生産に 十分な数の形質転換されたホストの細胞があるときは、外来遺伝子産物が生産さ れている間は、外来の調節配列によって正常なconstitutiveなプロ モーターが誘導される。
星圭至翌里 図1はGPDプロモーターの制限酵素切断点地図と、GPD (S)プロモータ ーをつくるためにこのプロモーターにSal lサイトをつくったその方法を図 式で説明している。
図2は、プラスミドP2−2からのLIAS、を分離を説明している。
図3は、プラスミドpGPD(G)−2をつくる方法を説明している。
図4は、ベクターGPD (S)γ4を説明している。
図5は、ベクターpGPD(G) T 4を説明している。
図6は、本発明によるベクターの発現におけるプロモーターの構造変化を示して いる。
図7は、酵母細胞・pGPD(G) r 4−9の培養時のガラクトース誘導性 のIFN−rの発現を説明している。
図8は、本発明によって得られたGPD(G)γ4−9プロモーターのグリコー ス抑制を示している。
図9は、ベクターpGDP(G) (HBs)をつくる方法を示している。
図10は、ベクターpGPD(G’) (PreS)をつくる方法を示している 。
翌−! 本発明によれば、LIASをGPDポータプルプロモーターの制限酵素サイトに そう人している。 Bitter、et al、 Gene、 32:263− 274(1984)、このために必要なヌクレオタイド配列を表■に示した。
表 l CC GG UASは、ポータプルプロモーターのTATAボックスの上流にそう人される。
 UASをそう人によって、プロモーター、たとえば、構成的なプロモーターの スイッチを入れるプロモーターの調節ができる。
特に、L憇reVI3jaeのGPDポータプルプロモーターは、上流のLIA Se IH節配列を導入することによって、表■に示したようにAVallサイ トで修飾される。このことはJohnstonらによってすでに発表されている (Mo1.Ce11.Biol、4:1440−1448(1984) ) ( 表■参照)。本発明による雑種プロモーターとその方法の実例を照会した配列は 表■のDde iとSau 3a制限酵素サイトの間の配列である。
この配列は、のちに、[lAS、と関与してくる。
表 ■ 10 20 コ0 40 GAATTCGACAGGTTATCAG CAACMCACAGTCATAT CCATTCTCTTAAGCTGTCCAATAGTCGTT cTTGTG TCAGTATAGGTAAGAGTTMTCGAGATGGT GTCACA CACTTGGTTACATAGGTCGTGメH被CCT AAA AAA  ACCTTCTCT TTG GM CTT TCA GTA ATAGGAT TTTTTTGG MG AGAAACCTTGAAAGTCATTAT表 l  (続き) TGCGTCCTCGTCTTCACCGGT CGCGTT CCT GM  ACG CAG ATGACG CAG GAG CAG MG TGG CC A GCG CAA GGA CTT TGCGTCTACTGCCTCGCG  CCG CACTGCTCCGAA CAA TAA AGA TTCTAC AATACG GAG CGCGGCGTG ACG AGG CTT GTT  ATT TCT MG ATG TTA510 520 530 540 ’ ACT AGCTTT TAT GGT TAT GAA GAG GM AA A TTG GCA GTA ACCTGA TCCAAA ATA CCA  ATA CTT CTCCTT TTT AACCGT CAT TGGACC GGG GTG TTT GGA AGT TTA CTT GCT TAG  TTT MT TGT TGG6EIO690700710 表 ロ (続き) 結果として得られた雑種プロモーターは、酵母細胞において、ヒトのIFN−γ を発現させるのに有用であった。もとのGPDポータプルプロモーターと比較す ると、雑種プロモーター、−一般にGPD (G)とよばれているーは、炭素源 によって調節されている。ラクトースのような非発酵性の糖を用いると、発現量 は、低い基本的なレベルである。ガラクトース、もしくはガラクトースとラクト ースを足したのちを用いるとIFN−rの発現量は50−2000倍になる。
グリコースを用いた場合の発現量はラクトースを用いた場合と匹敵する。一方、 グルコースとガラクトースの両方を用いると、ガラクトースのみを用いた場合に 比べて、発現量が抑えられる。もとのプロモーターは、グルコースを用いた場合 もガラクトースを用いた場合も、IFN−γの発現量は変わらない。これらの結 果がら、グリコース抑制はUAS、、のDNA配列によるものであることが示さ れる。
雑種プロモーターは、UAS、の方向もしくはUAScをたくさんそう人するこ ととは関係なしに、転写を調節する。
特に、pGPD(S)−2をつくるために、GPDプロモーターのTATAボッ クスより5゛側に240塩基対はなれたところ(転写開始領域より5”側に33 7塩基対はなれたところ)にあるAVa IIlサイトSat lサイトに変え る。 pGPD(S) γ4をつくるために、IFN−γをコードする化学的に 合成された遺伝子と酵母のPGKにとりこまれると酵母の導入最適コドンを翻訳 しない遺伝子を、pGPD(S)−2のBa−旧サイトにクローニングする。サ ブクローニングしたUaS、フラグメントをpGPD (S) r 4のSal  lサイトにクローニングして、pGPD(G) γ4プラスミドを作製する。
本発明のこれらの点は、以下の実例で説明する。
実例1では、本発明で用いるプラスミドの構造を詳細に述べている。実例2では 、IFN−rを発現するベクターの構造と、それによるUASc 11節につい て述べている。実例3では、酵母のもとのプロモーターと本発明による雑種プロ モーターのプラスミドのコピー数について述べている。最後に、実例4では、本 発明で得た雑種プロモーターによって調節される外来遺伝子の発現についてpG PD−2とpPG70プラスミドの構造についてはBitterらが報告してい る、Bitter、et al、 Gene、 32:263−274(198 4)。pΔ22 (GP[l)プラスミドは、Bitterらが報告している( 前述)GPD Hind m如IIボークプルプロモーターをBitterらの 方法(前述)に従って、EcoRlサイトをC1a lサイトにつないだ、PB R322からの誘導プラスミドpΔ22に、クローニングして作製した。
p2−2プラスミドは、GALIとGALIOを逆向きに転写する676塩基対 の遺伝子開領域と、遺伝子をコードする領域の一部を含むS、cerevisi ae DNAの2キロベースのEcoRIフラグメントをもっている。
p2−2プラスミドは、hybridiyationのprobeとして、S、 carlsber且u旦のGALI、GALIO遺伝子クラスターを用いて(C itron、et al。
J、Bacteriol、158:269−278(1984) ) 、S、c erevisiaeのゲノムライブラリーからクローニングしたものである。
DNA組みかえ操作の方法は、すべて、門aniatis、et al、 Mo 1ecufar Cloning:A Laboratory Manual″ 、Co1d Spring Harbor Laboratories、Co1 d Spring Harbor、 New York (19B2) (ここ では、参考文献にのせである)に述べられている標準的な方法を用いた。
図1に示したように、Sal I制限酵素サイトをGPDポータプルプロモータ ーのTATAボックスから5°側に240塩基対はなれた位置してGPDプロモ ーターをもつ950塩基対のフラグメントは、アガロースゲル電気泳動で精製し た。このフラグメントを、GPDプロモーターの一382領域で開裂する紅虹■ で消化した(Bitter、et al。
前述)。Cohes ive末端はKlenowフラグメントと錘IIリンカ− を混合DNAフラグメントをH4ndl[IとBamHIで切る。こうして得た 355塩基対と315塩基対のDNAフラグメントをポリアクリルアミドゲル電 気泳動で精製した。
図2に示したように、p2−2プラスミドはEcoRIで消化した。できた2キ ロベースの酵母DNAフラグメントをアガロースゲル電気泳動で精製した。Dd e IとSau IIIAで2キロベースのフラグメントを消化すると、Gua renteらが報告している(Guarente、et al、Proc、Na tl、^Cad、5C1US^)、79ニア410−7414(1982))  IJ^S6をもっていると考えられる約365塩基対のフラグメントを含むより 小さなフラグメントが1シリ−、ズできる。このフラグメントにIIAS、が含 まれることは、5outhern blot hybridiyationによ つて確認されたが、このことによって、Johnstonらが報告している(J ohnston、et al、 Mo1.Ce11.Biol、4:1440− 1448(1984) ) UASc、の配列に由来するオリゴヌクレオタイド 5’ −CATCGCTTCGCTGAT−3’に、このフラグメントだけがh ybridize Lpていることが示された。
この365塩基対のフラグメントを、アガロースゲル電気泳動で精製した。5a llリンカ−を加えて(Maniatis、et al、前述)、このフラグメ ントをpBR322にクローニングして、UAScのもとに用いられるpBR( UASc )を作製した。
−38281域にSal IエサイトをもつGPD (S)ポータプルプロモー ターは、pBR322にHindllI とBamH[を作用して開裂させたと ころに、355塩基対と315塩基対のフラグメントをクローニングして作製し た。このGP[l (S)プロモーターにHindllI とBamHIを作用 させて、Bitterらの報告している(Bitter、 et al、前述)  pPG70にクローニングし、pGPD(G)−2を作製した(図3参照)実 例 2 インターフェロンγのアナログであるIFN−γ4A、−これは表■の4セツト めの配列をもっているが−をCaruthersの方法〔並摂1cal and  Enz matic S nthesis of Gene Fra men ts、Verlag CheIlie+Weinheim、Federal R epublic of Germany、ベージ71−79 (1982)〕に よる、phosphora+ll1dite chemistryを用いて、化 学的に合成した。
表 ■ TTCCTT CTT AGG CTG TCT TTCTAG TACGTT  AGA GTT TAA CAAAGATAGGTTTTCAGG CAG  CTT TGG TAG TTCCTT CTG TACTTGCAATTCA AGAAG TTG AGATTG TTCTTCTTCTCT CTG、CT G AAGTCT TTCCGG TMGTG CTT MCTAGGTT C AATACCGACTT AACAGAGGTCGACGG TTCTGACC ATTCTCT ’rTCTCT AGAGTT TACIFN−r4A遺伝子 は、もとの酵母のPGK遺伝子の翻訳開始コドン(ATG)から5°側にすぐの ところに位置する18塩基対に相当する、翻訳されない誘導領域をもつ。旧tz eman、et al、Nucleic Ac1ds R肌、1.Oニア791 −7808(1982)。このコード領域は、酵母遺伝子を高く発現する際に、 優先的に用いられるコドンをもっており、またBennetzen らの方法( Bennetzen、et al、 J、Biol、Chem、 25亙301 B−3025(1982) )によって計算されたバイアスインデックス0.9 9のコドンを含む。合成IFN−r遺伝子をクローニングした配列は、コリファ ージM13をサブクローニングして、Sangerらのデオキシ鎖決定法(Sa nger、et al、 Proc、Natl、Acad、Sci、(USA) 、74 : 5463−5467(1977) )によってDNA配列を決めて 、決定した。
クローニングした合成遺伝子の遺伝子配列を決めたあとは、これを展1−5at  Tフラグメントとして用いた。このHpa I −Sal■フラグメントの末 端は、Miles Laboratories、Elkhart、Indian a。
から入手できる。マングビーンのエンドヌクレアーゼで消化したプラントから得 られた。実例1で示したpGPD(S)−2プラスミドはBamHtで開裂して 、付着末端部の突出物は、実例】で述べたように取り除いて、IFN−r 4A 遺伝子をプラント末端のライゲーションによって、正しい方向にクローニングし 、図4に示したようにpGPD (S) γ4を作製した。
pGPD(S) r 4 ベクターは、Sal I T!開裂した。pB[?( UASc )プラスミドをSat Iで開裂し、375塩基対のフラグメントを 精製して、これをCal 1で開裂したpGPD(S) r4にクローニングし 、図5に示したようにpGPD(G) γ4ベクターを作製した。特定のベクタ ーにおけるUAS、の方向性は図6に示した。pGPD (G) γ4−9ベク ターは図6に示したpGPD (G) γ4の基本的な方向性と一致し、UAS 6のCALI隣接末端はビとして図6に示しである。pGPD(G) γ4−5 1ラスミドでは、そう人された部分のヘッドとテールを、制限酵素でマフピング する方法で、2つのコピーのUASaがそう人されていることを確かめた。pG PD(G) 、T 4−8もUASe配列が2コピーそう入れされているが、p GPD (G) γ4−5の配列のコピーとは逆向きである。
Sal Tで、pGPD(S) γ4を完全消化すると、部分的な匡oRI消化 がおこるが、これをCo11aborative Re5earch、Inc、 Waltham、Massachusettsから入手できるKlenowフラ グメントで末端をうめて、ライゲーションして、pGPD (ΔR5) r4ベ クターを作製した。このpGPD (ΔR3) r4ベクターは、2 μ/pB R322のEcoRlサイトから、GPDプロモーターのSal lサイトまで のDNA 、−総トータルが344塩基対であるが、−が欠失している。
本発明で用いられているJ17−3aホスト細胞は、J17株由来の5ICer ev is iaeの細胞である(Fitzgera!d−Hayes、er  al、 Ce11.29ニブラスミドをcuringしたちのである。またD? I−1(l−1(/ MATα、trpl、cir ” ) (ATCCNn2 0749.1985.5.取得〕とよばれる株は、RH218(M+oyarr j、et al、、J、Bacteriol、134:48 :54(1978 )) (a、gal 2゜TRPl、 cir @) とJ17−3八株(ex  、adel、his2.alet14.ura3. trpl、cir″)を かけあわせてつくった株である。ベクターは旧nnenらの方法(旧nnen、 et al、 Proc、Natl、Acad、Sci、(USA)、 75: 1929−1933(1978) )によって、ホスト細胞に導入した。
形質転換体は、アミノ酸を含まない0.67χのyeast nitrogen  base (YNB)と、0.5χのカザミノ酸を含む2χグルコースで、選 別した。
形質転換体を0.67χYNB、 0.5χカザミノ酸で培養して、実験に通し た炭素源を決めた。すべての株を、グルコースを炭素源として含む培地で維持し た。
Weckらの方法[Wecli、et al、 J、General Viro lo 、 57:233−237(1982) )を用いて、アッセイした、e ndo−point cytopathic effectによる、細胞抽出物 中のIFN−rを定量した。細胞を長期間培養して1.100D−ml(10m lの0D−1培養に対する細胞数に相当する)を取り除いて、細胞を遠沈し、て 集める。水で洗った後、この細胞のブレンドを、pH8,0の50IIIMのト リス−塩酸、6M尿素、1mMフェニルメチルスルフォニルフルオライド(PM SF)0.2+mlに再懸濁して、ガラスピーズで激しく攪拌して、熔かす。細 胞抽出物の稀釈は、2χの仔牛血清を含む、Dulbecco’s Minim al Es5ential Mediumで行なった。
程々の構成物のプロモーター活性は、生産されたTFN−rのバイオアッセイ測 定によって、測った。このバイオアッセイで、非常に低い発現量のIFN−γを 正確に定量することができるので、種々の代謝条件下にある相対的なプロモータ ー活性を測定できる。各々のベクターの転写開始点と終結点は、それぞれ異なっ ているので、異なった株を用いたり、生育条件を変えたりすると、IFN−1m RNAの翻訳効率は変わってくる。だから、バイオアッセイによってめた、IF N−rの発現量はプロモーター活性を、間接的にめたものである。
pGPD(S) γ4もしくは、pGPD(G) γ4−9のどらちかをもった 、DM−1株を2χグルコースを含む上述の培地で培養して、飽和状態になると 、それを表■に示した炭素源2χを含む選択培値に接種して1晩、培養した。細 胞をガラスピーズですりつぶしてホスト細胞の抽出液を得、end−point  cytopathic effectアンセイ法を用いて、IFN−γを定量 した。
もとのGPD(S)プロモーターは、00−L (すなわち、化学密度が1のと きの11の培養液)培養液あたり、1.6 XIOマunitsのIFN−γを 生産する。 IFN−γタンパクflあたりの比活性をI X 10’untt sとすると、この発現量は、細胞の全タンパク量の1−2χに相当する。
一般に、グリコースで培養したときのpGPD (S) γ4の発現量は、ガラ クトース、ラクトース、ガラクトースとラクトースたしたもので、培養したとき の発現量よりも、同じか、わずかに高い。グルコースで培養すると、glyce raldehyds−3−phosphate dehydrogenaseの 酵素活性が、1000倍になるとの報告もある(Maitra、et al。
J、Biol、Chem、皿475 (1971)) 、表■に示したように、 このようなGPD活性の増大は、大部分は、GPDの前にあるmRNAの翻訳効 率の増加、もしくは酵素の活性あるいは安定性の増大による。また、この実例で 用いた、651塩基対のGPDプロモータ一部分は、転写がグルコースによって 誘導されるのに必要なりNA配列を含まない。
GPD (G)プロモーターは、炭素源によって、明らかに発現調節に違いを示 す。表■に示すように、IFN−γの発現量は、グルコースで培養すると、もと のプロモーターに比べて、明らかに減少する。
また、雑種プロモーターをもつ株を、ガラクトースで培養すると、発現量が10 0−200倍になる。ラクトースで培養した場合の雑種プロモーターの発現量は 、さまざまであるが、ガラクトースで培養した場合に比べると、常に少ない、ラ クトースとガラクトースをあわせた培地で培養すると、誘導が最大になる。それ に比べて、グルコース2zとガラクトース2zで培養した場合は、20−40χ の誘導しかおこらない。これらの結果から、雑種プロモーターは、いくつかの機 能的な状態をもつことがわかる。このプロモーターは、ガラクトース存在下で誘 導される。またラクトースでは誘導されずに、グルコースでは抑制される。この 実験における(グルコース+ガラクトース)グルコース抑制の度合いは、まだよ くわがっていない、というのも培養している間に、グルコースが消費されるため 、グルコース濃度がかかわるためである(あとに述べる図8考察を参照のこと) 。
本発明による雑種プロモーターを用いた、IFN−r生産において、pGPD( G) r 4−8ベクターをもつDM−1株のホスト細胞を、11の選択培地を いれた161の培養器に接程する(前述)、細胞を30Cで、好気的に培養して 、グルコースを消費させる。48時間後に、ガラクトースをLog/ 1加えて 、培養を続ける。
適当な時期に、細胞をサンプリングして、全細胞中のTFN−rの量を、前述し たパイオアフセイによって、定量する。その結果、この培養条件下で、2000 倍の誘導量が得られ、培養液11あたりのIFN−y量は、最終的に2.2 X  10”unitsとなる(図7参照)。
別の実験では、pGPD(G) r 4−9をもつS、cerevisiae  DM−1細胞を2χグルコースを含む選択培地で、飽和状態になるまで培養した 。
培養液を、2χガラクトースを含む選択培地で、1 : 1000に稀釈して、 そのときのグルコース濃度を図8に示した。細胞を、図8に示すような細胞濃度 (OD)になるまで、−晩培養した。全細胞抽出液中によって定量し、結果は、 Llnitsル培養液もしくはUnitsloo−L培養液で示した。
その結果、図8に示したように、今まで以上のグルコースによる、プロモーター の抑制が、示された。また、図8から、グルコースが培養液中に存在するときも 、ガラクトースによる誘導はおこることがわかる。この結果より、グルコースを 含む培地で細胞を培養すると、外来遺伝子の発現が抑制されること、ガラクトー スを含む培地で細胞を培養すると、外来遺伝子の発現が誘導されること(同時に 抑制に必要な基本的なレベル以下のグルコースが存在しながら)が、考えられた 。
去j[−1 本発明による種々のプロモーターを含むベクターのプラスミドのコピー数を決め るために、酵母のPGM遺伝子の3”コード領域をもつDNAフラグメントを、 hybridizationのprobeとして用いた。
転写終結シグナルとして、この同じDNAフラグメントを発現ベクターがもって いるので、このprobeは、もとの染色体上のPGK遺伝子と、PGKターミ ネータ−1−これは、5outhern Blot for+eatの大きさで 分離したものであるが−をもつ、プラスミド支持フラグメントの両方をとらえる ことができる。これらの実験で、染色体上のPGK遺伝子は、プラスミドのコピ ー数をめる際に、内部コントロールとして用いられた。
5outhern Blot法を行なうために、雑種のprobeを、Pl、に ターミネータ−1旧tzemanらの報告しているBGT U −)1’ind  I[[380塩基対のフラグメント(H4tzeian、et al、 Mu cleic Ac1ds Res、10 ニア791−7808(1982)  )をn1ck translationで得た。プロットを5×5SPE% 5  XDenhardt’s 溶液、0.5XSDS 、 100 #g/+1の サケの精子の変性DNA中で、60℃60分間処理して、pre−hybrid izeする。
Hybrjdizationは5 X5SPE、 I XDenhardt’s 溶液、0.5χSDS 、 100μg/mlのサケの精子の変性DNA 、  10’cpm/ ugのDNAより大きな比活性をもつ10hcpm以上のpr obe中で行なった。
対数増殖期にある酵母を、1.0 M 5orbito+、0.1 M sod ium cttrate、 0.06 M MaJDTA(pH5,8) 、  2%β−mercaptoethanolを含む溶液中で、4+ag/mlのZ y+eolyase(Miles Laboratories、Elkhart 、Indiana)で、37℃、10−20分間、インキュベートして、スフェ ロプラストにして、そのスフェロプラストから、ホスト細胞DNAを抽出した。
スフェロプラストを、遠心で集めて、20+aM tris−HCI(p)17 ゜5)、50mM NH,CI、 10mM MCI、 6mM MgCh 、 0.1χTriton X−100を含む溶液に懸濁して溶菌した。 SDSと proteinase K(Miles Laboratories、 Elk hart、 rndiana)をそれぞれ、0.5%、 50μg/ml加えて 、抽出液を37℃で一晩インキユベートした。この液を経時的に、phenol :chloroform(1:1)で抽出して、5oχ、l5OprQpanO 1+s次いで70χeLl+anol中で、沈澱させた。
DNAを実験に適した制限酵素で消化して、Maniatisらの方法(Man iatjs、et al、+ 前述)によって、TBE )l)衝液で作った0 、72のアガロースゲルの大きさで分けて、BA 85ニトロセルロースフィル ター(Schleicher A 5chue目より入手可能)上に移した、T homas 、 Proc、 Na tl 、Acad、 Sci 、 (US A) 、 77:5201−5205 (1980)。
5outhern Blot解析法による結果を表Vに示した。
表■に示したように、DM−1株は、いろいろなベクターで形質転換されると、 プラスミドのコピー数が、かなり違ってくる。 pGPD(S) γ4ベクター では、1細胞あたり1コピーより少ない。それに対して、pGPD (G) γ 4−9をグルコースで培養すると、1細胞あたり約60のコピー数を示す。pG PD(G) γ4−9をもつDM−1株を、まずグルコースで培養しておいて、 その後、ガラクトースで1晩(4〜5世代時間に値する)培養すると、プラスミ ドのコピー数は、1細胞あたり30−60になる。
もとのプロモーターと雑種プロモーターでコピー数が異なるのは、DIIA配列 がプラスミドの安定性に与える影響、もしくは、IFN−γの発現量による。後 者の可能性を調べるために、pGPll (G) γ4−9をもつDM−1株を 、ガラクトースで50世代以上、連続的に培養した。その結果、この株のプラス ミドのコピー数は、1細胞あたり1以下に落ちた。
これは、IFN−γ遺伝子の発現によって、プラスミドの安定性が減少すること を示している。明らかに、IFN−γは、酵母に対して毒性を示しており、この 毒性は、pGPD (S) γ4をグルコースで維持しているときに、低いコピ ー数を示す原因である。
表■の結果より、遺伝子産物による毒性が示される場合でも、本発明によって得 た雑種プロモーターは、グルコースで培養したときのプロモーターの抑制によっ て、高いプラスミドのコピー数(たとえば、表Vに示すように60コピー)を得 ることができるかもしれないと考えられる。その結果、このプロモーターをガラ クトースで誘導すると、低いコピー数しかもたないもとのプロモーターを用いた 場合よりも、外来遺伝子の発現量がより大きくなるかもしれない。だから、本発 明ではめる外来遺伝子の発現量を高いレベルで保ちながら、高密度の細胞を培養 することによって、外来遺伝子産物の毒性の問題を解決している。
汰1i 2つのB型肝炎表面抗原の外来遺伝子、つまり、matureなり型肝炎表面抗 原(HBsAg)遺伝子(HBs)とpre−sOB型肝炎表面抗原(Pre− 5HBsAG、これは、B型肝炎のゲノムのPreS領域によってコードされて いる174の付加アミノ酸をもっている)の遺伝子(PreS)を、それぞれ、 IFN−T yf:得るために用いた実例1と実例2の手法でpGPD(G)− 2とpGPD(G’)−2プラスミドにクローニングした。
pGPD(G)−2とpGPD(G’)−2は両方ともpGPD(S)−2とp BR(UASf、)由来である。pBR(UASc )プラスミドをSal 1 で開裂して、tlAsGを分離し、これをアガロースゲルで精製した。pGPD (S)−21ラスミドは、Sal Iで開裂した。開裂したプラスミドを11  A S cと混ぜて、標準的な手法(Maniatis、et al、前述)で つないだ。このligation混合物をE、coliに形質転換して、この混 合物からクローニングしたプラスミドDNA と、pGPD(G)−2とpGP [l (G“)−2を含むプラスミドDNAは、制限酵素を作用させて解析して 同定した。 pGPD(G)−2と名付けたクローンは、1つのtlAS、をも っているが、その中では、GAL 1に近接した末端が、GPDポータプルプロ モーターのTATAボックス共通構造に向かっていた。
pGPD(G’)−2と名付けたクローンは、pGPD(G)−2の向きと逆向 きの1つのUASeをもっていた。
図9に示したように、)IBs遺伝子は、pifBs−2プラスミド(Bitt erら、前述)由来である。このpHBs−2プラスミドを、前述の実例1と実 例2で示したのと同じ条件下で、Bag)l IとEcoRIで消化した。匡o RI−B肥Hlリンカ− 5’−AAT TCT TGA CTCGGA ACT GAG CCT AG −3’は、Caruthers (前述)の方法によって合成した2つのI7を 鎖オリoRI末端と、p)IBs−2に制限酵素を作用して得たフラグメントの 且oRI末端を、hybridize L/てligationすると、pGP D(G)−2へそう人するのに通した2つのBamHI末端をもつ、2本鎖のD NA部分ができる(実例2で述べた)が、このようにして、pGPD(G) ( HBs)ベクターを作製した。
PreS遺伝子を発現させるために、pSVST−HBVプラスミドを用いた。
psVsT−)IBVプラスミドを用いた。pSVST−HBVプラスミドは、 pSV4SETプラスミド(U、S、Patent Applicationと 相互共有であり、U、S、Patent Application 5eria l m5841321984年2月27日Jeffray K、Browneに よる、タイトルがPapova Virus Con5truction″に構 造が述べられている。ここでは引用文献におさめられている。
)とHBVと名付けたB型肝炎のゲノムフラグメント由来である。
血清型がADWのB型肝炎ゲノム(Valenzuela、et al、 An imal Virus Genetics″の57−70ページ、B、Fiel dset al、eds、Academic Press、New York  1980)を並虹Iで消化して、1660塩基対のフラグメントを分離した。こ のHpa I末端の末端をうめてプラントをつくり、5a11リンカ−(Col laborative ResearchJaltham、門assachus etts)ヲ、Saし■で開裂したpSV43ETプラスミドにクローニングし たHha Iフラグメントに加えて、psVsT−HBVプラスミドを作製作用 させて、2つのSal 1末端をもつPreS遺伝子フラグメントを作る(図1 0参照)、この[lNAフラグメントをdTTPとdCTPの存在下eS遺伝子 の2番目のフラグメントと、切断したプラスミドをアニーリングして、つないで 、GIGPD (G) (PreS)プラスミドを作った。
DM−1細胞を、pGPD (G) (HBg)とpGPD(G) (Prey )を用いて、形質転換して、前述の実例2で説明したように、培養した。Aus zyme Uイムノアッセイ(Abbott Laboratories+No rth Chicago、l1linois)によって測定した、異種タンパク の発現量を表■に示した。
竹表昭62−502660 (11) FIG、 7 10″[,1m 時間 FIG、8 to + 0.5 0.1 %グルコニス FIG、9 FIG、l○ 手続補正書(方式) %式% /、事件の表示 PCT/US86100680 2発明の名称 外来遺伝子の転写を調節する方法と、 雑種プロモーター 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人居所 アメリカ合衆国 9132 0 カリフォルニア サウザンドオークス オーク テラス レイン 1900 名称アムジエン 代表者 ウェイスト、 ロバート ディ。
(国 籍:アメリカ合衆国) り1代 理 人 神戸市中央区東町126番地の1貿易ビル9階(発送日:昭和62年8月11日 ) g、補正の対象 タイプ印書により浄書した明細書及び請求の範囲の翻訳文(内容に変更なし) 国際調費報告 °”−″1°°5°1ion N″’PCT10S86100680kl−−門 一−−11e−^”””””PC?105861006110

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.酵母がもっている、外来遺伝子の転写を効果的に調節している雑種プロモー ターは、以下に示す部分をもっている。つまり、glyceraldehyde −3−hosphate dehydrogenaseプロモーターの効果的な 部分、 雑種プロモーターの下流末端に隣接した、TATAボックスとの共通構造、 いわゆるTATAボックスの上流のglyceraldehyde−3−pho sphatedehydrogenaseプロモーターの位置に、外来の上流調 節配列の効果的な部分をもつそう入部分をもっている。
  2. 2.上流の活性化配列について述べている請求の範囲1で、示したような雑種プ ロモーターは、誘導もしくは抑制の両方の作用をもつ上流の調節配列である。
  3. 3.上流の調節配列について述べている請求の範囲2で、示したような雑種プロ モーターは、ガラクトースによって誘導される。
  4. 4.上流の調節配列について述べている請求の範囲2で示したような雑種プロモ ーターは、グルコースによって抑制される。
  5. 5.上流の調節配列について述べている請求の範囲1で示したような雑種プロモ ーターは、培地の炭素源に何を使うかによって、調節される。
  6. 6.上流の活性化配列について述べている請求の範囲1で示したような雑種プロ モーターは、GALI−GAL10遺伝子間領域から上流の調節配列をもってい る。
  7. 7.GALI−GAL10遺伝子間領域について述べている請求の範囲6で示し たような雑種プロモーターは、Saccharomyces Cerevisi aeの遺伝子領域にある。
  8. 8.glyceraldehyde−3−phosphate dehydro genaseプロモーターについて述べている請求の範囲1で示したような雑種 プロモーターは、酵母のglyceraldehyde−3−phosphat e dehydrogenaseのプロモーターである。
  9. 9.酵母のgIycera1dehyde−3−phosphate dehy drogenaseプロモーターについて述べている請求の範囲8で示したよう な雑種プロモーターは、Saccharomyces cerevisiaeの g1yceraldehyde−3−phosphate dehydroge naseプロモーターである。
  10. 10.酵母において、外来遺伝子の転写を効果的に調節している雑種プロモータ ーは、以下の部分を含んでいる。つまり、それについては表1に示してあるよう に、効果的な5例の伸長、対立遺伝子の変化、制限酵素サイトの修飾を含むプロ モーターの少なくとも一部分、 それについては、表Iに示してあるように、いわゆるプロモーターの下流末端に 近接したTATAボックスとの共通構造それについては表IIに示してあるよう に、外来の上流調節配列の少なくとも一部分、つまり、表Iに示したあるように 、いわゆるTATAボックスから上流の位置にあるプロモーターの一部にそう入 された、効果的な欠失フラグメントを含む、また、表Iに示してあるように、A vaIIサイトとそこでおこる何らかの修飾を含む部分などをもっている。
  11. 11.酵母において、調節可能な転写を仲介するDNA部分は以下の部分をもっ ている。また、酵母において、外来遺伝子の転写を効果的に調節する雑種プロモ ーターは、以下の部分をもっている。つまり、g1yceraldehyde− 3−phosphate dehydrogenaseプロモーターの効果的な 部分、雑種プロモーターの下流末端に近接するTATAボックスとの共通構造、 いわゆるTATAボックスの共通構造の上流のglyceraldehyde− 3−phosphate dehydrogenaseプロモーター上の、外来 の上流調節配列の効果的な部分を含むそう入部分TATAボックスとの共通構造 の下流にある外来遺伝子などをもっている。
  12. 12.外来遺伝子について述べている請求の範囲11で示したような転写が調節 できる遺伝子はγ−インターフェロン遺伝子の効果的な部分をもっている。
  13. 13.γ−インターフェロン遺伝子について述べている請求の範囲12で示した ような調節可能な遺伝子、ヒトのγ−インターフェロン遺伝子である。
  14. 14.外来遺伝子について述べている請求の範囲11で示したような調節可能な 遺伝子は、B型肝炎表面抗原の遺伝子である。
  15. 15.B型肝炎表面抗原の遺伝子について述べている請求の範囲14で示したよ うな調節可能な遺伝子は、PreA−HBsAg遺伝子である。
  16. 16.B型肝炎表面抗原の遺伝子によいて述べている請求の範囲14で示したよ うな調節可能な遺伝子は、HBsAg遺伝子である。
  17. 17.酵母において、遺伝子の転写を調節する方法は以下に示すステップをもっ ている。 すなわち、酵母のglyceraldehyde−3−phosphate d ehydrogenaseプロモーターのTATAボックス共通構造の上流の、 外来の上流活性化配列の効果的な部分をそう入して、そして、TATAボックス 共通構造の下流の外来遺伝子を導入するステップから成っている。
  18. 18.請求の範囲17に示したような方法は、さらに、ガラクトースでプロモー ターを誘導するステップから成っている。
  19. 19.請求の範囲17で示したような方法は、さらに、グルコースでプロモータ ーを抑制するステップから成っている。
  20. 20.外来遺伝子産物を高収率で得る一方、雑種プロモーターを含むベクターを 用いて形質転換した酵母ホスト細胞に対する、外来遺伝子産物の毒性を調節する 方法には、以下のステップが含まれている。すなわち。正常なconstitu tiveな酵母プロモーターの支配下で外来遺伝子を発現させるconstit utiveなプロモーターにそう入した外来の上流調節配列によって、形質転換 されたホスト細胞の増殖期において、正常なconstitutiveなプロモ ーターを抑制する外来遺伝子産物が生産される時期に、上流の調節配列によって 、正常なconstitutiveなプロモーターを誘導するステップから成っ ている。
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