JPS6229985A - クロ−ン化プレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子およびヒト血清アルブミン遺伝子、それらの遺伝子を含むプラスミド、プラスミドにより形質転換された微生物、およびその微生物を用いたプレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子の製造方法 - Google Patents

クロ−ン化プレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子およびヒト血清アルブミン遺伝子、それらの遺伝子を含むプラスミド、プラスミドにより形質転換された微生物、およびその微生物を用いたプレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子の製造方法

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JPS6229985A
JPS6229985A JP61141206A JP14120686A JPS6229985A JP S6229985 A JPS6229985 A JP S6229985A JP 61141206 A JP61141206 A JP 61141206A JP 14120686 A JP14120686 A JP 14120686A JP S6229985 A JPS6229985 A JP S6229985A
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serum albumin
gene
prepro
plasmid
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/76Albumins
    • C07K14/765Serum albumin, e.g. HSA
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクローン化プレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝
子およびヒト血清アルブミン遺伝子、それらの遺伝子を
含むプラスミド、プラスミドにより形質転換された微生
物、およびその微生物を用いたプレプロ−ヒト血清アル
ブミン遺伝子の製造方法に関する。
(従来の技術) ヒト血清アルブミン(時々、以下でI S Aと呼称す
る)は血傾の主要な蛋白構成成分である。この蛋白は肝
臓中で作られ、主に血流中で正常な浸透圧を維持する責
を負う。また、血液を介して各種の小分子を結合し、輸
送することができる。
ISAは種々の臨床−にの状況において投与される。例
えば、ショックや熱傷患者では血液量を元に戻し、それ
により外傷に関連するいくつかの症状を改善させるため
に、通常はI S Aの頻回投与を必要とする。低蛋白
血症や胎児性赤芽球症に罹っている患者にも血清アルブ
ミンによる治療を必要とすることがある。
今日では、)(SAは採取した血液の分画からの副産物
として主に作られている。この欠点は費用と血液の供給
量が大幅に変わりうるということである。また、血液は
肝炎ウィルスのように好ましくない物質を含んでいるこ
とがある。従って、■1SAの代替の原料を開発するこ
とが有益となろう。
多型性がヒト血清アルブミンで知られている。
蛋白電気泳動法は20以上のISAの遺伝子の異型体を
示している(ウェイトカンプ(Wet tkamp)う
、アニュアル・オブ・ヒユーマン・ジエネテイクスーロ
ンドン(八nn、 Hum、 Genet、 Lond
on) 36+381−391(1973) )。これ
らの異型体のアミノ酸配列は未だ比較されておらず、ヒ
トでの分布状態もわかっていない。
(発明が解決しようとする問題点) 従って、本発明の目的は微生物中でヒト血清アルブミン
を産生ずることにある。さらに本発明の目的は経済的に
ISAを産生ずることにある。また、本発明の目的は他
の血清蛋白に応用できるりb ローン化手法を開発することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明により、新規のヒト血清アルブミン遺伝子はクロ
ーン化され、遺伝子の微生物発見が説明される。完全長
I S A遺伝子のヌクレオチド配列および、その遺伝
子によって特定化されたポリペプチドのアミノ酸配列も
本文中で報告される。
I−I S Aを産生ずる微生物を提供する手法は、以
下の段階に分けることができ、それらは本文中で充分に
開示されている。ずなわち、(1)H3AmRNAの回
収y単離、(2)mRNAを鋳型として用い、相補的D
NA (cDNA)のインビトロでの合成、(3)適当
なりローニング・ベクターへのcDNAの挿入および、
そのクローニング・ベクターによる微生物細胞の形質転
換、(4)クローン化した遺伝子の回収および単離であ
る。
本文中に開示した手法で完全長クローン化H3AcDN
Aの単離ができる。
有核細胞遺伝子は細胞核の染色体DNA中に含まれる。
この染色体DNAは染色質(chroma ti n)
と呼ばれる小型の核蛋白複合体中に存在する。有核細胞
染色体DNAはコード化配列〔エクソン(exon) 
)中に介在する配列〔イントロン(1n−tron) 
)を含む。これは細胞中では正しく発現しない。このた
めに、特定の蛋白質の隣接コード化ブロックを産生ずる
好ましい方法は伝達RNA(mRNA)の使用を必要と
する。伝達RNAは、イントロンなしで目的の遺伝子に
相応するりボヌクレオチド配列を有し、遺伝子により特
定される蛋白質を産生ずる有核細胞から都合良く回収す
ることができる。
ヒト血清アルブミンmRNAはヒト肝細胞から使用でき
る程の量を回収することができる。肝細胞により産出さ
れたH3AmRNAはHS A遺伝子の二本鎖の一つに
対し相補的であり、本文中で後述するように相補的DN
A (cDNA、)の合成の鋳型として用いられうる。
cDNAの合成のためにmRNAを効果的に用いるには
、細胞から比較的純粋な形で都合良(回収する。マツカ
ントリス(McCandliss)ら、メソッズ・イン
・エンザイモロジー(Methods in Enzy
mology)79.51(1981)により記述され
たグアニジンチオシアネート/グアニジン塩酸塩抽出法
は、HS A m RN Aを回収、精製するために、
都合良く用いられる。RNAは本質的にはDNAはど安
定ではなく、特に、細胞中に存在するりボヌクレアーゼ
類による分解を受ける。従って、mRNA回収法は一般
に、存在するりボヌクレアーゼ類をす早く不活化する手
段を用いる。
一般に、全RNAの回収はりボヌクレアーゼー不活化物
質の存在下に細胞を破壊することで始まる。細胞破壊は
溶解剤に細胞を接触処理すること、凍結/融解、あるい
は、機械的破壊により、好ましくは、それらの組み合わ
せにより、なされうる。
グアニジンチオシアネートと還元剤、例えば、メルカプ
トエタノールの混合物は、リボヌクレアーゼ不活化剤と
して有効に機能することが見出されている(マツカント
リス(McCandliss)ら、前述)。
細胞破壊後、固体状の細胞片は例えば、遠心分離により
除去される。そして、RNAは得られたl ソ 清澄液から沈澱させる。沈澱は公知の技術、例えば、混
合水−アルコール(例えば、エタノール)を沈澱を生じ
る程の量を溶液に加えることによりなされる。その後、
RNAはグアニジン塩酸塩溶液中に再懸濁し、2回連続
してエタノールで沈澱させる。この時点でRNAは高品
質化され、蛋白質やDNAを含まない。
次の段階は、全沈澱RNAからのmRNAの分離である
。ヒト血清アルブミンmRNAはポリアデニル化され、
それ故、オリゴデオキシチミジレート(オリゴdT)セ
ルロースを用いたアフィニティクロマトグラフィーによ
り非アデニル化RNAから容易に分離することができる
(アビブ、エイチ(^viv、 H)ら、プロシーディ
ンゲス オブナショナル アカデミ−オブ サイエンス
 ニーニスニー(Proc、 Nat’l+ Acad
、 Sct、 tlsA)69+1408(1972)
 ;マツカントリス(McCandliss)  ら、
前述)。全RNAは約0.5 M塩化ナトリウム含有溶
液でカラムにアプライさせる。これらの条件下でのみ、
ポリA” RNAはオリゴdTセルロースと結合し、塩
不含溶液でカラムを洗浄することにより特異的に溶出す
ることができる。
HS A m RN A用の調整物を増やすために、ポ
IJA″RNAは蔗糖密度勾配遠心分離で大きさにより
分画されうる。種々の密度勾配画分中のRNA活性は、
網状赤血球リゼー1− (Iysate)中でインビト
ロでの翻訳(ベルハム、エイチ(Pelham。
n、) ラ、ヨーロピアン ジャーナル オブ バイオ
ケミストリー(Rur、J、 Biochem、 ) 
67、247(1976)により、あるいは、蛋白生成
物の電気泳動分析(ラエムリ、ニー(Laemmli、
 U、)、ネイチャー(Nature)227.680
(1970))により確かめることができる。
一旦、HS Aの大きさの蛋白質を合成できるボIJA
”RNAが単離できれば、cDNA合成用の鋳型を提供
できる。この手法は、本来の染色体遺伝子のコード化配
列と同一の核酸塩基対配列を有する二本鎖DNAを酵素
的に構築することを含む。
cDNAは有核細胞遺伝子中に存在しうるコード化領域
内に非情報切片(イントロン)を含んでいない。こうし
て究極的には原核細胞系中で転写され、翻訳される。
H3AcDNAの合成は、逆転写酵素、DNAポリメラ
ーゼIのクリノウ・フラグメント、および、S1ヌクレ
アーゼという酵素を用いる(カシアン、ディー (Ka
ciar+、 D、) ら、プロシーデインダス オブ
 ナショナル アカデミ−オブ ザイエンス ニーニス
ニー(Proc、Nat’ 1.八cad。
Sci、USA)73.2191(1976) ;マソ
ヵンドリス、アール(McCandliss、 R,)
ら、メソソズ イン エンザイモロジー(Method
s in Enzymology)79.601(19
81,))。逆転写酵素はmRNA鋳型上でデオキシヌ
クレオシド三リン酸からDNAの一本鎖の合成を触媒す
る。mRNAのポリr (A)テール(tail)は、
約12〜18個のヌクレオチドのオリゴ(dT)がcD
NA合成用プライマーとして用いられることを許す。放
射活性標識されたデオキシヌクレオシド酸リン酸の使用
は合成反応のモニターを容易にする。一般に、α32p
含有デオキシヌクレオシド三リン酸はこの目的のために
有利に用いられうる。cDNA合成は一般的に、緩衝液
中でmRNA、デオキシヌクレオシド三リン酸、オリゴ
(d T)および、逆転写酵素を3、■み合わせること
により処理される。この溶液は、高’In、例えば40
〜50’Cで、cDNA複写をするのに充分な時間、例
えば、約5〜20分間インキュベートされる。反応条件
は根本的にはカシアン、ディー・アル(Kacian、
 D、 1.、ら前述)、により記述された通りである
。−インキュヘーション後、エチレンジアミン四酢酸二
すトリウム塩(以下、Nag・EDTA)を?8液に添
J用し、?容?夜はフェノール:クロロホルム(容積比
1:1)で抽出される。
水相はゲル濾過クロマトグラフィーで有利に精製され、
溶出液中のcDNA−mRNA複合体はアルコールで沈
澱される。
mRNAはcDNAの存在下、希薄水酸化ナトリウム(
約0.1M)で、高温(例、約60〜80°C)、約1
5〜30分間、特異的に加水分解される。アルカリ性溶
液による中和とアルコール沈澱が、−重鎖cDNA複製
物をもたらす。
−重鎖cDNA複製物は5′−ポリ (d T)テール
と重複化DNAの小切片をもたらす3′末端ヘアピン構
造をもっことが示された(エフストラチアディス、エイ
 (Efstratiadis、 A、) ら、セル(
Cell)、 7. 279(1976)。この3′ヘ
アピン構造は相補的DNA鎖合成用のプライマーとして
働きうる。この相補的鎖の合成は、デオキシヌクレオシ
ド三リン酸を含む反応混合物中でDNAポリメラーゼ■
のクリノウ・フラグメント(クリノウ。
エイチ(Klenow、 H,)  ら、ヨーロピアン
 ジャーナル オブ バイオケミストリー(Eur、 
j、Biochem、)、η、 371 (1971)
)を用いてなされる。この手法により回収した重複化c
DNAは3′ループを有し、結果的に一本鎖cDNA複
製物の3′ヘアピン構造をもたらす。この3′ループは
基本的にはマツカントリス(McCandliss)ら
、メソソズ イン エンザイモロジー(Methods
 in Enzymology)互、601 (198
1,)の手法を用いて、酵素S1ヌクレアーゼでの分解
により・開裂する。S1ヌクレア一ゼ分解産物はフェノ
ール−クロロホルムで抽出し、水相からアルコールで結
果的にcDNAを沈澱させる。
ヒト血清アルブミン遺伝子に相応する完全な(inta
ct)二本鎖DNA (約2000塩基対)は例えば、
マツカントリス(McCandHss、前述、51頁)
の手法を用いて、蔗糖密度勾配遠心分離により単離され
うる。扉糖密度勾配中のDNAの大きさを測定するため
に、密度勾配画分の部分標品をポリアクリルアミドゲル
中で分子量マーカーと共に電気泳動する。得られたゲル
はまず、マーカーを視覚化するために臭化エチジウムで
染色した後、放射性cDNAを検出するためにオートラ
ジオグラフィーを行う。1000塩基対以上のDNA分
子を含む密度勾配の両分をプールし、DNAをエタノー
ルで沈澱する。
増殖と選択のため、上述のように調整した二本鎖cDN
A遺伝子は、一般的に適当な宿主細胞を形質転換するた
めに用いる適当なりローニングベクターに挿入される。
適当なりローニングベクターは種々のプラスミドおよび
ファージを含むが、この場合、プラスミドが好ましい。
クローニングベクターを選択するための基準は、その大
きさ、宿主細胞中での複製する能力、選択できる遺伝子
の存在、そして遺伝子の挿入部位の存在がある。
大きさに関して、ベクターは、大遺伝子の挿入ができる
ように、大量の細胞の栄養分およびエネルギーを好まざ
る巨大分子の生成に同番ノないように、比較的小さいこ
とが有利である。ベクターばまた、遺伝子挿入後の機能
を維持する完全なレプリコンを含む。このレプリコンは
好ましくは、プラスミド複製の所要態様(例えば、細胞
当たり単回複写の複数複写、あるいは、細胞当たり制御
可能な複写数)を制御する。1つ以−トの表現型の特性
(好ましくは抗生物質耐性)を特定する遺伝子は形質転
換体の選択を容易にする。その挿入部位は有利には制限
エンドヌクレアーゼ用の独自の制限部位である。これら
の基準の全てに適合するクローニングベクターはプラス
ミドpBR322である。
cDNAはホモポリメリック・テーリング法によりこの
プラスミドへ都合良く挿入される。ポモポリマー・テー
ルは末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼの
存在下、適当なデオキシヌクレオシド三リン酸を用いた
反応により、ヒト血清アルブミン二本鎖cDNA遺伝子
の3′−水酸基に付加される。プラスミドは適当なエン
ドヌクレアーゼを用いた分解により開裂され、相補的ホ
モポリマー・テールは開裂したプラスミドの3′−水酸
基に、ホモポリメリック・テーリング法を用いて付加さ
れる。至適反応条件は二本鎖c DNAにdC残基を付
加すること(マツカントリス、アール(McCandl
iss、 R,)ら、601頁、前述二ロイコウドバリ
ー、アール(Roychoudhury、 R,)ら、
ヌクレイツク アシソズ リサーチ(Nucleic八
cidsへへe5earch) 3,101 (1,9
76)および、Pst I処理したpBR322にdG
残基を付加すること(マエダ、ニス(Maeda、 S
、)、メソソズ インエンザイモロジー(Method
s in lEnzymology)79゜607 (
198]))だと記載がある。しかし、好ましい態様は
3′末端に対するdXTPの過剰モル比は3000から
5000の範囲である。反応の進行l は鎖長が約15になるまでモニターされる。テール化c
DNAおよびプラスミドは、例えばフェノール抽出後の
アルコール沈澱により回収される。
二本のDNAのホモポリメリック末端は相補的であり、
適当な条件下で了ニール(annea+) シ、11S
A遺伝子を含む組換えプラスミドを生ずる(マエダ、ニ
ス(Maeda、 S、)、メソソズ インエンザイモ
ロジー(Methods in EnzymoloBV
)79゜611 (1,981))。
イー・コリ (E、coli  大腸菌)の好ましい菌
株は基本的にはレーデルベルグ(Lederberg)
法、ジャーナル オブ バクテリオロジー(J、Bac
teri−o1ogyH19,1072(1974)を
用いて、この組換えプラスミドにより形質転換され、無
制限に維持される。
−i的に、数百数千のクローンがこれらの手法により産
生され、例えば、ラット血清アルブミンeDN’Aを用
いてH8A遺伝子の存在をスクリーンする。ヒト由来C
DNAと85%の相同性を有する二・ツク・トランスレ
ート化した(マニアティス、ティー (Maniati
s、 T、)ら、プロシーディンゲス オブ ナショナ
ル アカデミ−オブ サイエンス ニーニスニー(Pr
oc、 Nat’l八cadへ 5ciUSA 72,
3961. (1975))ラット由来cDNAはニト
ロセルロース フィルターに付したプラスミドCDNA
にハイブリッド化させるために用いられる(グルンステ
イン、エム(Grunstein、 M、)ら、プロシ
ーディンゲス オブ ナショナル アカデミ−オブ サ
イエンス ニーニスニー(Proc、 Na−t’l 
Aca、d、 Sci USA ) 72.3961 
G1975) iザザン。
イーーXム(Southerr++ ’E、 M、)、
ジャーナル オブモレキュラー バイオわジー(J、 
Mo1. Biol、)、98、503 (1975)
)。この手法において、各々のコロニー由来(あるいは
コロニ一群由来)のDNAはニトロセルロース・フィル
ターの不連続なゾーンに固定され、変質する。代わりに
、DNAは、フィルターに固定する前にゲル中で電気泳
動することもできる。放射活性標識したラット由来cD
NAの溶液は、ハイブリッド条件下に処理される。
非ハイブリッド化ラット由来cDNAはフィルタ−から
洗い流され、ラット由来cDNAがハイブリッド化され
たDNAを含むコロニーはオー1〜ラジオグラフイーで
同定される。一つの陽性のクローンは同定されたが、D
NA配列決定により不完全なH3AcDNAであること
が判った。このH3AcDNA部分は、クローンの完全
なバンク(bank)を再スクリーンするためにニック
・トランスレート化(nick translated
)された。こうして90の陽性ハイブリダイゼーション
・シグナル(hybridization signa
l)が得られた。
陽性クローンを適当な成長培地で培養し、プラスミドD
NAを抽出するために大量の細胞を得る。
プラスミドDNAを通常の技術(例えば、細胞破壊によ
り抽出した後、フェノール抽出およびアルコール沈澱)
を行う。プラスミドDNAおよび染色体DNAは例えば
、電気泳動法あるいは塩化セシウム平衡遠心法により分
離される。塩基対約1500〜2500の挿入部を含む
プラスミドDNAがさらなる特徴付けのために選択され
る。
クローン化遺伝子はプラスミドDNAから切り取られた
後、配列分析により特徴付けられる(ザンガー・エフ(
Sanger、 F、)ら、プロシーディンゲス オフ
 ナショナル アカデミ−オフ サイエンス ニーニス
ニー(Proc、 Nat’l Acad、 5ciU
SA 74.5463 (1977)  ;マキサム、
ニー(Maxam。
八、)ら、プロシーディンゲス オフ゛ ナショナルア
カデミ−オフ サイエンス フ、−ニスニー(Proc
、  Nat’l  Acad、  Sci  ll5
A)74,560  (1977))。
これらの手法により、プレプロ−H3Aクローンは単離
されている。このプレプローHS A遺伝子を含むプラ
スミドで形質転換したイー・コリ(大腸菌)I(BIO
I培養はイリノイ州ベオリアにある米国農務省北部調査
研究所(the jl、s。
Department  of  Agricultu
re  Northern  RegionalRes
earch Laboratory)にNRRL  B
15784として寄託されている。特徴的なこのH3A
遺伝子挿入部の部分制限地図は、図面の第1図で示され
、第2図は非コード化およびコード化領域の5′から3
′の連鎖とともに、その遺伝子により特定化されたアミ
ノ酸配列を示す。
単離した遺伝子は“テール部”を欠如した2050塩基
対からなる。その遺伝子は5′末端(塩基対1−31)
および3′末端(塩基対1858−2050)に非コー
ド化領域を有する。コード化領域の5′末端(32−1
03塩基対)は24のアミノ酸リーダー(leader
)  (すなわち、18のアミノ酸“プレ”配列、その
後位に6のアミノ酸“プロ”配列)を含み、完全な(m
a ture)ヒト血清アルブミン蛋白は塩基対104
番目から1858番目までの領域により特定化される。
第2図および本文中地の所で用いたように、略号以下の
標準的な意味を有する。
A  :デオキシアデニル T  :デオキシチミジル G  :デオキシグアニル C:デオキシシトシル Glyニゲリシン Ala:アラニン Val:バリン Leu:ロイシン Ice:イソロイシン Ser:セリン Thr:スレオニン Phe:フェニルアラニン Tyr:チロシン Trp:)リプトファン CySニジスティン Met:メチオニン ASI):アスパラギン酸 Glu :グルタミン酸 Lys:リジン Arg:アルギニン His:ヒスチジン Pr’oニブロリン Gin:グルタミン Asn:アスパラギン 遺伝子コードの変性のために、遺伝子の核酸配列は実質
的に変化しうろことは明らかであろう。例えば、遺伝子
の一部あるいは全部を化学的に合成して、第2図になし
たものとは異なる核酸配列を与えることができる。しか
し、特定のコドン−アミノ酸の指定が観察されれば、ア
ミノ酸配列は保持されよう。ヒト血清アルブミン遺伝子
の核酸配列と蛋白のアミノ酸配列を確立したが、′本発
明の遺伝子は特定の核酸配列に限定されず、遺伝子コー
ドにより認められる全ての変化を含む。
本発明は、ISA遺伝子を含む組換えDNAの宿主菌と
して大腸菌(L coli)  を使って記述した。し
かし、分子生物学の当業者は、例えばシュードモナス(
Pseu+3omonas)のような他のダラム陰性菌
、バチラス(Baci 1lus)のようなダラム陽性
菌、酵母とカビ類のようなより高等な単細胞生物、そし
て哺乳動物細胞も、H3A遺伝子のクローニング及び/
又は発現のために使用できることを理解するだろう。
本発明は、さらに次の実施例によって説明するが、本発
明は、これらに限定されるものでない。
実施例 I A!ImmからのH3AmRNAの\準伝令RNA (
mRNA)は、10才の偶然の犠牲者から採取された人
肝臓組織より単離した。mRNA試料へのりボヌクレア
ーゼの夾雑を防ぐために処理工程中格別の注意を払った
。これらの処置には、新規な滅菌実験用ガラス器具を使
用し、可能であればジエチルビロカーボネ−1〜で溶液
を処理し、好ましければついでオートクレーピング(圧
熱滅菌)をなし、できれば試料を低温に保ち、試料と皮
膚との接触を避けるため手袋を使用した。
凍結人肝臓!fJ]′#i(10,5グラム)を、ビル
チス(Virtis)ホモゲナイザーをつかって210
mAの溶解i (4M  グアニジン チオシ7ネー)
10.1M  )リス−HC7!、pH7,510゜1
M2−、tルカプトエタノール)で、均質化した。細胞
片は、ソーパル(Sorvall) G S A tl
−ターで、10分間、4℃、8750rpmで、遠心分
離しペレット化した。上清を、新しい遠心管に移した。
上清に、0.04容量の1M酢酸と0.5容量の95%
エタノールを加えた。−20°Cで2時間後、混合物を
750Orpm、10分、4℃でソ C 遠心分離した。得られたベレットは、50m1l洗浄液
(6Mグアニジン ヒドロクロライド/10mM  N
ag ・EDTA、pH7,0/10mMジチオスレイ
トール)中に再懸濁した。5500rpm、10分の遠
心分離でペレット化した微細粒子片と上清を、新しい遠
心管に移した。上清に0.04容量の1M酢酸と0.5
容量の95%エタノールを加えた。−20℃で2時間後
、混合物を、7200rpmで20分間遠心分離した。
ベレットは、20mj!洗浄液で再懸濁し、0.04容
量の1M酢酸と0.5容量の95%エタノールを添加し
た。
混合物は、−20℃で12時間保たれ、次いでソーパル
(Sorvall) S S  340−ターで40℃
10分間8000rpn+で遠心分離をした。ベレット
は、15m7!滅菌蒸留水(dHzo)に再懸濁し、ク
ロロホルム:ブタノール(4: 1)の等量で抽出した
。水相を、新しい管に移し、0.1容量の2.4M酢酸
ナトリウムと2.5容量の95%エタノールを添加した
。−20℃で2.5時間後、RNAを、遠心分離でペレ
ット化した。ベレットは、2ml滅菌蒸留水に再懸濁し
た。総量19゜2■のRNAを回収した。
次いでmRNAをオリゴ(d T)  ・セルロース・
アフィニティー・クロマトグラフィー法(アビブ(八v
iv)ら:前述およびマンカントリス(McCandH
ss)ら:前述)により全RNAから分離した。
5グラムのオリゴ(dT)  ・セルロースのカラムを
1カラム容量の061M水酸化ナトリウムで洗浄し、存
在する全てのりボヌクレアーゼを変性させた。次いで高
塩緩衝液で平衡化した(10mMトリス−HCp、、 
pロア、410.5M  NaC1!70.5%ドデシ
ル硫酸ナトリウム(SDS))。
上記2m7!蒸留水に溶解させた全RNA試料を1分間
70℃で加熱した。次いで氷で室温まで冷やし、次に0
. 1容量の5M  Na(11,0,04m1lの0
.5M)リス−H(l  pH7,5及び0゜1mlの
10%ドデシル硫酸ナトリウム(sDS)をRNAに添
加した。次いで、8mlの高塩緩衝液をRNAに添加し
た。そして溶液は、約10ドロツプ/分の流速でカラム
に充填した。この溶液をカラムに通過させた後、非結合
RNAは高塩緩衝液でカラムから洗浄・溶出させた。両
分(各1/ 2 m j! )を採取し、各両分の26
0μmの吸光度(A z6o)を分光計で測定した。カ
ラムは、A260の値が0.05以下に落ちるまで洗浄
した。
好ましくないRNAを、さらに低温濃度の緩衝液(10
mM)リス−HCj2.pl+7.410.2MNaC
7!10.1%5DS)でカラムから洗浄した。両分は
、A260が0.05に落ちるまで上記のようにして採
取した。
次に、mRNAを、溶出緩衝液(10mM)リス−HC
CpH7,4/1mM、EDTAlo。
1%5DS)でカラムから溶出した。1m1画分を、A
 z6oが、0.05より低くなりまで採取した。最初
の15の両分(OD z6o値が、最も高い)が、プー
ルされ、そしてmRNAは、0.1容量の2.4M酢酸
ナトリウムと2.5容量の95%エタノールを添加した
沈澱させ、12時間、−20℃においた。次いで?8出
したmRNAを、遠心分離でペレット化し、800μl
の溶出緩衝液中に再懸濁した。再懸濁化したペレットを
7゜°Cで90秒間加熱した後、氷で冷し、0.1容債
の5M  Na+1!と0.05容量(7)10%SD
Sを添加した。
次いで上記で調製した溶出mRNAを、さらに2つ目の
オリゴ(d T)  ・セルロース・カラムに通過させ
て精製した。0.1グラム オリゴ(dT)・セルロー
スを充填したカラムを水酸化ナトリウムで洗浄し、次い
で前述の高塩濃度緩衝液で洗浄した。RNAをカラムク
ロマトグラフィーにかけ、高塩緩衝液、低温緩衝液、そ
して溶出緩衝液で、最初のカラムと同様に両分を採取し
た。溶出緩衝液の工程で得られたピーク画分を集め、そ
して2度精製mRNAを前記と同様に沈澱化させペレッ
ト化した。
次いで、mRNAは12m1シユークロース勾配で粒子
径分画をした(マツカントリス(McCandliss
) ラ、メソッド イン エンザイモロジー(Meth
od in Enzymology)+79. pp、
 56−58)。5〜20%のシュークロース勾配が、
勾配緩衝液(0,02M酢酸ナトリウム、 pl+5.
 6)中に調整され、3時間4℃で冷した。mRNAの
100μgを100μlの勾配緩衝液で、再懸濁し、2
分間80℃で加熱した。水浴で急冷し、次いで勾配の上
端部に装填した。第2の5〜20%勾配、分子量マーカ
ーとしてイー・コリの163と23SrRNA(総量1
00.cog)を装填した。2つの勾配は、ベックマン
5W40ローターで、38゜000rpm 12.5時
間4℃の条件下遠心分離した。次いで約Q、5mj2の
画分を採取して、A260を測定した(画分#1は勾配
管の最下端部から採取されたものである。)A、z6o
のピークは、第3回に示すようにグループAからFの6
つの両分に分けられた。各々のグループの両分をプール
し、0.1容量の2.4M酢酸ナトリウムと2.5容量
の95%エタノールでmRNAを沈澱させた。
H3Aで、推定されるサイズの蛋白質をコードするmR
NAを含む両分のグループは、353−メチオニンで補
足されたウサギの網状赤血球リゼー) (lysate
)キット(ベセスダ調査研究所から提l  U  11 供され、製造元マニュアルに準じて使った)によってイ
ンビトロでの翻訳で同定された。各々の両分グループの
反応混合物は、12.5%ポリアクリルアミド/SDS
ゲル上での電気泳動によって検出される放射活性標識蛋
白質中へのmRNAの翻訳をするために必要な組成物を
含んでおり、フルオログラフィーに供された。
フルオロダラムは、両分グループBとCの翻訳産物中に
H3A (68,,000ダルトン)と推定される大き
さの顕著な蛋白質バンドを示した。グループBは、好ま
しくない低分子量域中の蛋白質産物を非常に低い比率で
含有しており、そのためグループB中のmRNAは、c
DNAの合成のための鋳型として使うために選別された
実施例 2 H3A  cDNAO人 一般に、cDNAの合成は、マツカントリス(McCa
ndliss)らの方法メソッズ イン エンザイモロ
ジー(Methods in IEnzymology
)+ 79+ PP、601−607 (1981) 
)を使った。放射活性標識デオキシヌクレオチドの利用
は、合成のモニタリング及び各工程における生産物の計
算を可能にする。
cDNAの最初の鎖は、次の組織物のようにプライマー
としてオリゴ−dTを使い、mRN八を鋳型として合成
した。
〈あらかじめ混合し、水中に保持した〉0.5  M 
 )リス−HCβ、pH8,3201tl!1.4  
M  K(110μ! 0、25 M  M gCI!、2         
 3 /Zρ0.05M  dATP、  pH7,o
      2μpO,05M  TTP、    p
H7、o      2p(!0.05M  dCTP
、  pp(7,02μρ0.05M  dGTP、 
 pH17,o      21t(10,01M  
ジチオストレイトール    4μp滅菌蒸留水   
          45μl水溶性標識、α”P−d
CTP (1,0μCi/μl1)5μp 100μ! くさらに次の組成物を加えた〉 オリゴ(d T) +2−Ill (250,+r g
/m x) 20 p pアクチノマインシD (50
011g 7m 1 、水溶性)16μe 10 tt I! ml?NA、“B”画分     
 20μρ滅菌藤留水             37
メ!e※AMV逆転写酵素(16U/μG     7
μβ総  量:             200μβ
※アビアン・ミニロブラストシス・ウィルス(八via
n myeloblastos is virus/Δ
MV)逆転写酵素は、−80℃に保たれているので、し
ばらくの間溶解してから最後の添加物として加える。
反応混合物を、水中に5分間保ち、そして2 ppが移
され、dCTPの特異活性を決定するためにASCシン
チレーション液中で計数した。反応混合物は、次いで4
6℃で10分間インキニーベートした。20μlの0.
2M  EDTA’pl+8゜0を加えた反応を停止さ
せ、そして次に混合物をフェノール:クロロボルム(1
:1)の等容量で抽出処理した。
0.14容量の80%グリセロールを添加し、サンプル
を0.7X17cmのセファデックスC−100カラム
でタラマドグラフィーにかけた。
一旦サンプルをカラムにかけた後、G100緩衝液(1
0mM、)リス−H(1,pH8,0/1mM  ED
TA/100mM  NaCJ)をカラムに展開させ、
そして5滴(約275μp)の両分を採取した。放射活
性画分は、チェレンコフ計数じCerenkov co
unted”)した。そして分当りのカウントがピーク
となるcDNA画分をプールした。mRNA/cDNA
Aイブリッドは、0゜1容量の2.4M酢酸ナトリウム
と2.5容量の95%エタノールを添加し、30分間ド
ライアイス/エタノール浴中に置き、次いで20分間4
℃。
10、OOOrpmで遠心分離することによってペレ・
ノド化し沈澱を得た。ペレットは300μlの0. 1
M水酸化ナトリウム溶液中に再@濁し、70°C20分
間加熱してRNAを加水分解した。一本鎖cDNAはそ
のまま残した。30μlのIMHCXを加え溶液を中性
にした。DNAは、5μビtRNA、1/10容ifの
2.4M酢酸ナトリウムおよび2.5容量の95%エタ
ノールを加え、10分間ドライアイス・エタノール浴に
置き、そして4℃で10分間マイクロフユージ(mic
rofuge)中に遠心することによって沈澱させた。
ベレットは、次の混合液中で再懸濁した。
40μm1  0.5  M   K2S04pH7,
48μR’  0.25M   Mg(122μ#0.
1M   ジチオスレイトール1 μ ff     
 0.0 5M     dATP、      pl
+7.01μIt   0.05M   dCTP、 
  pH7,01μ7!0.05 M  、dGTP’
、   pl+7.01μIt   ’0.05’M 
  TTP、   、  pH7,0124μ7!  
滅菌蒸留水 178μ1 次に、22μiのDNAポリメラーゼIクリノウ(Kl
enoll)フラグメント(5μ/11!、ベーリンガ
ー・マンハイムからの提(jいを加えた。
次いで反応混合物は、12時間15℃の水浴中でインキ
ュベートした。20μβの0.2MEDTA  pt1
8.0を反応停止のために加えた。
混合物は、フェノール:クロロホルム(1: ])の等
容量で抽出処理した。0.14容量のグリセロールを水
相に加えた。
サンプル、これは今や二本鎖cDNAを含んでいる、を
セファデックス0100カラムにかげ、ピークcDNA
画分をプールし、前記と同様に沈澱させた。二本鎖DN
Aは、前述のように3′“ヘアピン・ループ”をもち、
それば次のように81ヌクレアーゼで除去された。ペレ
ットは、72μlの滅菌蒸留水中に再懸濁した。ついで
、18μβの5倍希釈したS1緩衝液(LM  NaC
7!10.25M酢酸ナトリウムpt+4.515mM
Zn5O4/2.5%グリセロール)が加えられた。
酵素混合物は、S1ヌクレア一ゼ20μg/μl)2.
5μ1(50単位)を47.5μxsi緩衝液に加えて
調製した。次いで酵素混合物の10μρを、90μlの
DNAj容ン夜に力■え、37℃20分間インキュヘ−
1−した。207711.2MEDTA  Naの添加
で反応を止め、そして反応混合物をフェノール:クロロ
ポルム(1: 1) 171等容量で抽出処理した。水
相は、5−25%シュークロース勾配にかけ、38,0
00rpm 17. 5時間5℃の条件で超遠心分離処
理をした。
1mAの両分を採取し、パチェレンコフ(Ce−ren
kov)計数”にかけた。画分1−6. 7−9゜そし
て10−12の3つのプールを採取した。画分#1は、
勾配の最下端部から採取された両分であった。DNAは
、0.1容量の2.4M酢酸ナトリウム、1−2メIg
のtRNA、そして2.5容量の95%エタノールを各
々のプールに加え、ソシて一20℃に一装置いて沈澱さ
せた。DNAは、4℃30分間25にの条件で遠心し、
ペレット化した。わずかにペレソ1〜を脱水した後、各
々のプールから得られたDNAを脱水した後、各々のプ
ールから得られたDNAは200μlの蒸留水中に再懸
濁し、再びエタノールと酢酸ナトリウムで沈澱させた。
ペレットば、22μl蒸留水に再懸濁し、マイクロフユ
ージ(microfuge)中で5分間遠心し、不溶性
物質をペレット化した。上清を含む各々cDNAの2μ
βを6%ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動にかけ分
析した。ゲルのオートラジオグラフィーは、画分1−6
のプール中のDNAは平均サイズがLloobp(塩基
対)を有し、20Obp域のDNAを含むことを示した
。そして、このプールは、マツカントリス(McCan
d] jss)ら、前述601とその次の頁)に記述さ
れた一般的なホモポリメリックテーリング(homop
olymeric tailing)法によるcDNA
の3′末端へのポリCテール(tails)の付加のた
めに利用した。このためにdOTPを5000モル過剰
用いるのが良い結果をうろことを見い出した。
反応混合物は次の通りである。
20pHcDNA(約43ng) −3Hd CTP (645pmol、凍結乾燥)2.
4μβ 10倍希釈したTdT緩衝液※1.6μβ 蒸
留水 24゜0μ1 ※10xTdT緩衝液−1.4Mカコジルカリウム10
.3M)リス−HCj!、pH7,0/10mMCo(
lz/1mM  DTT 反応混合物は、37℃で2分間インキュベートされ、2
p 12を計数に使用するため採取した。次いで2tt
1.(6,66単位)のI”Lバイオケミカルズのター
ミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼを加
え、そして37℃でのインキュベーションを5分間続け
た。3HdCTPの取り込みによる計数は、cDNAの
3′末端は長さが平均14ヌクレオチドの“ポリCテー
ル”を担持することを示した。80μAT、E、緩衝液
(10mM)リス−HCj!、pH7,6/mM  E
DTA)をDNAに加えて、溶液を、フェノール:クロ
ロホルム(1: 1)の等容量で抽出した。
さらに有機相は、1o Op e蒸留水で再処理し、2
つの水相を混合した。
次いでCテール化二本鎖c’DNAは、制限エンドヌク
レアーゼPstlで直線化され、次いでホモポリメリッ
ク・テーリング法によって“G−テ−ル化”されたプラ
スミドpBR332DNAに対してアニール化される。
相補的な一木ti4 CとGの“テール”はアニール化
され、yl」」部位に挿入されたcDNAを有する組換
えプラスミドを得た。
200μm2  cDNA、 C−テール化(39,2
ng)10.5#l1pBR322−Pstl、 G−
テール化(302ng) 93μA  10倍希釈したアニーリング緩衝液※ 626.5μβ 蒸留水 930μ1 反応混合物を、70℃の別の水浴中におき、ついで水浴
を、37℃の部屋に移し、−夜かけて、徐々に37℃に
冷やした。ついで室温に移し、そこで水浴は、数時間を
かけて30℃に冷やした。
さらに反応混合物を、4℃に貯蔵した。
※(10×アニーリング緩衝液=1.5MNaCJ!/
100mM  )リス−塩酸。
pH7,5/10mM  EDTA) E、Co11  HBIσ1細胞は、既知の塩化カルシ
ウム処理法によって形質転換のために適合化された。適
合化HBiO1細胞の200 tt e了りコート(a
liquot) 2つをアニーリング反応混合物の40
μρと各々混合し、水中に20分分間−た。
次いで、42℃で2分間の加温処理を行った。
2、8m7+のルリアプロス(Luria broth
)を各々の管に加え、37℃で1時間インキュベートシ
た。
これらの管の中にある物は、0.7%寒寒天添加ソリア
ブロス含む管へアリコートされ(]/2m 7!アリコ
ート)、次いで25μg7mllのテトラサイクリンを
含むルリアブロースー寒天板上に注入された。そして、
コロニーが表われるまで37°Cでインキュベートした
。(cDNAの挿入の有無にかかわらず) pBR32
2によって形質転換された細胞のみが、テトラサイクリ
ン・プレート上で生育できる。約2500の形質転換コ
ロニーがプレート上で生育した。
実施例 3 完全長H3A  cDNAの 形質転換体は、最初、ラットの血清アルブミン(R3A
)cDNA断片でスクリーンされた。
R3AcDNA断片は20QOpbのR3AcDNA挿
入を含むpBR322プラスミドから得られた。この組
み換えプラスミドは、ブロシーデインダス オブ ナシ
ョナル アカデミ−オプ サイエンス ニーニスニー(
Proc、 Nat’l Acad、 Sci。
」兆)、ユ四4370 (1979)に記述されたプラ
スミドprA7!blと似ているが、これより長いcD
NA挿入物を担持している。
1480bpラツト血清アルブミン(RS A)断片は
、制限エンドヌクレアーゼ、Bs±EllでR3AcD
NAを担持するプラスミドを消化することによって分離
された(本実施例で使用したすべての制限エンドヌクレ
アーゼは、製造元の説明書に記載の方法によって使用し
た)。
次いで断片は、“二ツクトランスレーション”法(マニ
アチス(Maniatis)ら、州^S ll5A、 
72 :3961 (1975)によってα3Zpで放
射活性ラベルした。
約80の個々の形質転換体の10mAカルチャー (c
ulture)を生育させ、そしてプラスミドDNAを
既知のプラスミド°ミニープレツブ法”によって分離し
た。部分精製プラスミドDNAは、0.8%アガロース
ゲル上で電気泳動にかけられた。DNAは、“サザンブ
ロッティング法(サザン、イー・エム(Souther
n+ E、 M、)ジャーナルオプモレキュー バイオ
ロジー(J、Mo1ec、 Bio−1ogy)皿、 
503 (1975)を使ってゲルからニトロセルロー
ス・フィルターに移された。
ニトロセルロース・フィルターは、プレハイブリダイゼ
ーション溶液(50%ホルムアミド15倍希釈したSS
C※10.05M  N33PO4。
pH6,515倍希釈したDenhardt’S 5t
ock※/100#g/mnサケ精子DNA)中に、4
2°Cで2時間漫した。該フィルターをハイブリダイゼ
ーション溶液(50%ホルムアミド/10% デキスト
ラン硫酸/SSCの5倍希釈溶液/20mMNa5P○
a 、pH6、5/ I XDenhardt’s 5
tock150μn/mρサケ精子DNA)中に浸した
上記のように二ツクトランスレーションにより調製され
た1、 480 b pのR3A断片を100℃、5分
間加熱し、次いで水浴で急冷し、このプローブ゛を溶液
1mn当たり2X105cpmのプローブとなるまでハ
イブリダイゼーション溶液に添加した。
次いでフィルターを、42℃18時間ハイブリダイゼー
ション溶液中でインキュベートし、次いで2倍希釈した
SSCで2度、O,lX5SCで1度室温で洗浄した。
フィルターのオートラジオグラフィーは、すべてプラス
ミドDNAに対して、プローブの特異的なハイブリダイ
ゼーションを表わした。
※50 XDenhardt’s 5tock= 1%
ポリビニルピロリドン/1%フィコール/1%ウシ血清
アルブミン(BSA) ※SSC=150mM  NaCj!/15rnMクエ
ン酸ナトリウム、クエン酸でpl+6.811!’1 に調製 それ故、いくつかのザザン・ブロン1−・フィルターは
、65℃から80°Cの種々の温度で2倍希釈したSS
Cで洗浄された。65°Cで洗浄されたフィルター上の
一つのプラスミドからのDNAは、プローブと強くハイ
ブリダイゼーションしていた。
DNAのシーケンシングは、6C3と呼ばれる“陽性”
クローンが、部分長ヒト血清アルブミンクローンである
ことを示した。プラスミドDNAは、6C3のカルチャ
ー(Cul tore)  から分離され、制限エンド
ヌクレアーゼPs↓Iで消化された。
得られたH3AcDNA断片の一つで約475bpの長
さのものが単離され、プローブとして使うため“ニック
・1〜ランスレーl−”された。
約2500クローンの全パンク(bank)について、
グルンステイン(Grunstein)ら、前述のハイ
ブリダイゼーション法の変法を使って、このプローブに
よってスクリーンされた。
形質転換コロニーは、0.2%グルコースと25μg/
mβテトラサイクリン 加 リルアブロス(Luria
 broth)を含む96穴マイクロタイタープレート
上の分離ウェルヘプレートから別々に摘出した。そして
37℃で一夜インキュベートシた。48コの金属プロン
グ(prong)を有する転換装置を使って、各々の培
地中のサンプルの2つのルリアブロス(Luria b
roth)/寒天/テトラザイクリン・プレートに移し
たが、1つは前もってニトロセルロース・フィルターで
おおわれたプレートである。そして37℃で2日間イン
キュベート・した。次いでフィルターは、次の溶液の一
つ中に浸されたワットマンろ紙上で連続的に置かれた。
0.5M  水酸化ナトリウム;1Mトリス、p117
.4;IM、)リス、 pH7,4; 2倍希釈したS
SCi 90%エタノール、および90%エタノール(
この順で、溶液当り7分間) 次いでニトロセルロース・フィルター上、80℃で2時
間真空中で加熱した。
プレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーショ
ン法は、3度室温で洗浄することを除いで」二連の方法
に準じた。90の陽性ハイブリダイゼーション・シグナ
ルがオートラジオグラフィーで検知された。パ陽性クロ
ーン”は、さらに制限酵素分析法(例えば丑±±I消化
)及び上記の“ザザン・プロット”のハイブリダイゼー
ション法で分析した。
完全長H3AcDNAをもつクローンは、DNAシーケ
ンシングによって同定・確認された。このHS A c
’D’NA挿入物を含む組み換えプラスミドは、pGX
401と名付けられ、それは第4図に示した。H3Ac
DNAの部分制限酵素地図を第1図に示し、第2図は、
クローン化遺伝子のDNA配列(5’−3’8N)と、
それを特定するアミノ酸配列を示した。
pGX401で形質転換されたE、coliHBIOI
のサンプルは、受付けI’i、NRRL  B−15’
784として、イリノイ州ペオリアの米国農務省北部調
査研究所(the U、 S、 Dept、 of A
g−riculture Northern Regi
onal Re5arch Center)に寄託され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本文中に記載された手法によって単離された
完全長(full−1ength) H3AcDNAク
ローンの部分制限地図を示す。 第2図(a)、第2図(b)および第2図(c)は同図
(a) 、 (b) 、 (c)の順に完全長H3Ac
DHAの非コード化およびコード化領域の5′から3′
の連鎖のDNA配列とともに、DNA配列によって特定
されたアミノ酸配列を示す。 第3図ばmRNAの駕糖密度勾配画分のAzb。 曲線(plofile)を示す。Bグループ画分は)(
S AcDNAを合成する際に鋳型として使用された。 第4図はpGX401、ずなわち完全長HS AcDN
A挿入部を含む組換えプラスミドを示す。 ただし、5’PstI部位は再生させなかった。 第5図(a)は、mRNAから直接的にヒト血清アルブ
ミン遺伝子のヌクレチオド配列を決定した時の5′端か
ら95〜112番目のアミノ酸に対応する塩基配列を示
した図であり、pGX401に組み込まれたヒト肝臓(
HL 8 )のヒト血清アルブミン遺伝子の場合であり
、第5図(b)は、他の異なる二人の肝臓(HL33お
よびHL 39 )の場合である。 Z1訴本石舅市鰺韮市 0J(J  、−11−441o  P−ILI  ’
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l   ou市茫iおH市S目綽韮31 Φ1−ILJり   仁U  −シ  りじ  田○ 
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 5  図  (a) 5’ GAA CCT G鳩AGA AAT GAA 
TGCTTCpGx40’ 3’ CTT GGA C
XTCT TTA CTT ACG AAG第  5 
 図 (b) H133H139 GATCGATC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、以下のデオキシリボヌクレオチドおよびアミノ酸配
    列を含むヒト血清アルブミン遺伝 子。 【アミノ酸配列があります】 ここで5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まり、各
    々の三塩基連鎖はコードするアミノ酸を示している。又
    、略号は以下の一般的な意味を有する。 A:デオキシアデニル T:デオキシチミジル G:デオキシグアニル C:デオキシシトシル X:A、T、CあるいはG Y:TあるいはC Z:YがCの時はA、T、CあるいはG YがTの時はAあるいはG H:A、T、あるいはC Q:TあるいはA R:QがTの時はC QがAの時はG S:QがTの時はA、T、CあるいはG QがAの時はTあるいはC M:AあるいはG L:AあるいはC N:LがAの時はAあるいはG LがCの時はA、T、CあるいはG Gly:グリシン Ala:アラニン Val:バリン Leu:ロイシン Ile:イソロイシン Ser:セリン Thr:スレオニン Phe:フェニルアラニン Tyr:チロシン Trp:トリプトファン Cys:システィン Met:メチオニン Asp:アスパラギン酸 Glu:グルタミン酸 Lys:リジン Arg:アルギニン His:ヒスチジン Pro:プロリン Gln:グルタミン Asn:アスパラギン 2、以下のデオキシリボヌクレオチド配列を含む、特許
    請求の範囲第1項に記載のヒト血清アルブミン遺伝子。 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 3、以下のデオキシリボヌクレオチド配列を含むプレプ
    ロ−ヒト血清アルブミン遺伝子。 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まる各
    々の三塩基連鎖がコードするアミノ酸を示している。又
    、略号は特許請求の範囲第1項において定義されている
    。 4、以下のデオキシリボヌクレオチド配列を含む、特許
    請求の範囲第3項に記載のプレプロ−ヒト血清アルブミ
    ン遺伝子。 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 5、以下のデオキシリボヌクレオチド配列を含む、特許
    請求の範囲第3項に記載のプレプロ−ヒト血清アルブミ
    ン遺伝子。 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 6、原核あるいは有核生物中で複製する能力を有し、以
    下のヒト血清アルブミン又はプレプロ−ヒト血清アルブ
    ミンをコードするデオキシリボヌクリオチド配列を坦持
    するプラスミド。 ヒト血清アルブミンをコードするデオキシ リボヌクリオチド配列: 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 プレプロ−ヒト血清アルブミンをコードするデオキシリ
    ボヌクリオチド配列: 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まる各
    々の三塩基連鎖がコードするアミノ酸を示している。又
    、略号は特許請求の範囲第1項において定義されている
    。 7、以下のデオキシリボヌクレオチド配列を含むヒト血
    清アルブミン遺伝子又はプレプロ−ヒト血清アルブミン
    遺伝子を担持する特許請求の範囲第6に記載のプラスミ
    ド。 ヒト血清アルブミンをコードするデオキシリボヌクレオ
    チド配列: 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 プレプロ−ヒト血清アルブミンをコードするデオキシリ
    ボヌクレオチド配列: 【遺伝子配列があります】 又は、 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 8、原核あるいは有核生物中で複製する能力を有し、以
    下のヒト血清アルブミン又はプレプロ−ヒト血清アルブ
    ミンをコードするデオキシリボヌクレオチド配列を担持
    するプラスミドによって形質転換された微生物。 ヒト血清アルブミンをコードするデオキシ リボヌクリオチド配列: 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 プレプロ−ヒト血清アルブミンをコードするデオキシリ
    ボヌクリオチド配列: 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まる各
    々の三塩基連鎖がコードするアミノ酸を示している。又
    、略号は特許請求の範囲第1項において定義されている
    。 9、以下のデオキシリボヌクレオチド配列わ含むヒト血
    清アルブミン遺伝子又はプレプロ−ヒト血清アルブミン
    遺伝子を担持する特許請求の範囲第6に記載のプラスミ
    ドによって形質転換された特許請求の範囲第8項に記載
    の微生物。 ヒト血清アルブミンをコードするデオキシリボヌクレオ
    チド配列: 【遺伝子配列があります】  又は、 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 10、微生物がエスケリチア(Escherichia
    )属コリ(Coli)種である特許請求の範囲第8又は
    9項に記載のプラスミド。 11、微生物がNRRLNo.15784(pGX40
    1)と実質的に同等である特許請求の範囲第10項に記
    載の微生物。 12、吸収性の炭素、窒素および必須ミネラル源、成長
    因子を含む水性栄養培地で、プレプロヒト血清アルブミ
    ンを産生する条件下で、その生物中で複製することがで
    き、かつ以下のプレプロ−ヒト血清アルブミンをコード
    するデオキシリボヌクレオチド配列を有するプラスミド
    によって形質転換された微生物を培養すること、および
    、そのようにして産生されたプレプロ−ヒト血清アルブ
    ミンを回収することを含む、実質的に純粋なプレプロ−
    ヒト血清アルブミンを産生する方法。 プレプロ−ヒト血清アルブミンをコードす るデオキシリボヌクレオチド配列: 【遺伝子配列があります】 ここで、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まる各
    々の三塩基連鎖がコードするアミノ酸を示している。又
    、略号は特許請求の範囲第1項において定義されている
    。 13、プレプロ−ヒト血清アルブミンをコードするデオ
    キシリボヌクレオチド配列が、以下である特許請求の範
    囲第12項の方法。 【遺伝子配列があります】 又は、 【遺伝子配列があります】 ただし、5′から3′の連鎖はアミノ末端から始まるこ
    とを示し、略号は特許請求の範囲第1項において定義さ
    れている。 14、微生物がエスケリチア(Escherichia
    )属コリ(Coli)種である特許請求の範囲第12又
    は13項に記載の方法。 15、微生物がNRRLNo.15784(pGX40
    1)と実質的に同等である特許請求の範囲第14項に記
    載の方法。
JP61141206A 1985-06-17 1986-06-17 クロ−ン化プレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子およびヒト血清アルブミン遺伝子、それらの遺伝子を含むプラスミド、プラスミドにより形質転換された微生物、およびその微生物を用いたプレプロ−ヒト血清アルブミン遺伝子の製造方法 Pending JPS6229985A (ja)

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