JPH03501009A - 乗物用立体骨組および乗物用立体骨組部材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乗物用立体骨組および乗物用立体骨組部材の製造方法負荷支持用立体骨組および その製造方法に関するものである。

複数の相互連結用鋳物によって一緒に接合された軸方向に均一断面を有する複数 の長く延びる金属製構造部材からなる、自動車用立体骨組は先行技術において既 に知られており、例えば、米国特許第４，７３５，３５５号明細書に開示されて いる。ｒａ構造部材断面に適合する外形を有する鞍状部を有する、特別に設計さ れた鋳物は、所定の角度で２個または多数の接続を確実にする。さらに、鋳物の 鞍状部と筒状部には、構造部材の外側面に沿って延在する外周縁部が設けられ、 この接続部分を補強するためにこの縁部に沿って溶接用ビードが配置される。

米国特許第４，３５５，８４４号明細書には、複数の筒状突起を有する長さ方向 のフランジが設けられた、薄い板状金属のシェル（殻）から構成される連結具に よって一緒に接続された管状部材を基礎とする乗用車用の他の負荷支持用構造（ ガード）が開示されている１乗物用立体骨組の他の構造は、欧州特許出願第０１ ４６７１６号明細書に開示されている。示されている枠組は、長く延びた構造部 材を表わす軽金属がち押出された中空部材と、乗物用車体および最終的に枠状構 造体を完成するための異なった材料（軽金属、スチール、プラスチック）の板状 部品（ブランゲット）と協働するための任意的に突出および欠落部分を設けられ た、構造部品の形に適合する異なった形（外形）の連結具とからなっている。

従来開示された全ての立体骨組は、沢山の数の個々に設計され、寸法づけられた 部品または部材がら組立てられる。これらの立体骨組の明らかな不利益は、供給 するためにコストを要し、特別に製造された連結具を必要とする接続部が多すぎ ることであり。第２に枠組の満足すであり、立体骨組の組立コスト、および予定 の衝突性能を達成するためのエネルギーを吸収する枠組の性能にとっても同様に 不利である。

したがって、この発明の目的は、構造において簡単で、重量において軽く、がっ 、大孔数個の接続部を有し、枠組の臨界域には接続部は置かず、同時に改善され た衝突時の構造的強度を提供する自動車用立体枠組を提供することである。

この発明の他の目的は、特別に設計された連結具や補充的な補強手段を必要とし ない、特別に設計された負荷支持用構造部材の簡単な組立てからなる製造方法を 提供することである。

さらに、他の目的は、実質的に無限の長さの在庫品から必要な長さと外形に切断 および成形された、押出成形された軽金属製中空型で組立てられた骨組を提供す ることである。

この発明によれば、好適な具体例において、負荷支持用構造部材と第２補助構造 部材とからなり、その負荷支持用構造部材が、数個の支持構造の一体構造部分を 形成するために、その端において長さ方向に裂かれ、再成形される一体複数中空 型を含むところの乗物用立体骨組、すなわち支持構造を提供することによって、 上述および他の目的を達成することができる。

この発明の特に有利な具体例においては、複数中空型は両端から２個の個々の部 分に長さ方向へ裂かれ、上部部分が前部および後部支柱の部分を形成するために 上方に曲げられ、下部部分が立体骨組のサイド構造の段付形状へと再成形される 。

この発明の他の具体例においては、複数中空には、立体骨組の相互接続用断面構 造部材を形成するために、その複数中空型から部分的に剥がされ、直角方向に曲 げられる、横側で平行に延び、長さ方向に走る突出部が設けられている。

既知の立体骨組構造に比して、個々の構造部材を組立てるための、相互嵌合の外 形を有する特別設計の連結具や溶接作業は全く必要でない。複数中空型の個々の 再成形された部分は、その複数中空型の部分の対応する外面に入れ子式に嵌合さ れる第２補助構造部材に簡単に整列させることができる。

この発明の上述した目的、その他の目的および特徴は添付の図面を参照してなさ れる好適な具体例についての次の詳細な説明から明らかにされるであろう。

第１図は、この発明の好適な具体例による立体骨組の部分斜視図である。

第１ａ、１ｂおよび１０図は、それぞれ立体骨組、すなわち一体負荷支持用部材 の前部支柱と後部支柱の拡大縦断面図である。

第２図は、付加的特徴を詳細に例示する立体骨組の部分斜視図である。

第３図は、立体骨組の他の具体例の部分斜視図である。

第３ａ図は、荷重支持用構造部材の拡大縦断面図である。

図面、特に第１図を参照するに、そこに部分的に、特に破断した斜視図として示 されている乗物用立体骨組ｌは、立体骨組の核を構成する基準部材としての負荷 支持用構造部材２と補助構造部材８からなっている。負荷支持用構造部材２は、 個々の縦方向に配列された３個の空所と閉じられた断面２４からなる横側で平行 に延びる１個のフランジとを有する部分または区分２１．２２゜２３から構成さ れている一体押出成形の複数中空型として提供された閉じられた断面からつくら れている。

頂部２１部分からなる複数中空型の上部は、例えば切断によって直線状中央部２ ２を長さ方向に裂き、底部または部分２３から部分的にずらされ、それぞれ骨組 の前部支柱４と後部支柱３の部分を形成するために、基本的に垂直方向あるいは 予定の角度で連続的に曲げられている。第２番目の補助構造部材８は、垂直方向 に曲げられた部分と、複数中空型の残りの底部２３で形成されている前方と後方 に延びる部分とに対し、裂かれた複数中空型に橋をかけ、または、乗物用車体の サイド構造にめられる段付き形状を形成するように、整列され、従来の手段く図 には示されていない）によって接続される。

接続部の詳細は、それぞれ、第１図の複数中空型の後部補強部５、前部支柱４お よび一体の直線状中央部を断面で示す第１ａ図、第１ｂ図および第１ｃ図に例示 されている。前部支柱４および後部支柱３は自動車用扉の骨組の部分である。第 ２補助構造部材８と複数中空型の再成形部分２１．２３によってつくられた各柱 との間の接続は、部分（部材全体）の長さ方向の入れ予成によって達成されてい る。

第２補強構造部材８は、上述の複数中空型の長さ方向の切断によって設けられた 、部分２１．２３の断面カップ状入れ子式外形を形成する長さ方向に延びる２個 の突出フランジがある部分２１．２３の補充的カップ型表面に嵌合するところの 藺草な長方形の外形を有している。

得られる接続部は、２重部分によって形成され、中立軸線（中心）の近傍にそれ らが位置するので、従来知られている枠組の設計に比して少ない応力ががかるだ けである。

第２図は、特別製造の連結具の使用を完全に排除する、前部支柱４、前部補強部 ５および横方向ガード７の間の３個接続の詳細を示している。複数中空型の直線 状部分２２は容易に裂かれ、頂部２１は上方に延びるように曲げられ、底部２３ は後方に延び、上述の入れ穴子接続の手段によって第２補強構造部材８に接続し ている。直角第３図は、この発明による立体骨組の他の具体例を示している。こ の場合には、一体に押出成形された複数中空型に代って、２個の別々の中空型２ １．２３が配設され、それらには第２補強構造部材８を設けるために長さ方向に 延びる突出フランジが設けられ、負荷支持用部材２も同様の方法でつくられるよ うに適用されている。底部型２１は、負荷支持用部材２を形成する型２１．２３ の接合部からなる直線状部の拡大縦断面図を例示する第３ａ図に見られるように 、横側を平行に延びるフランジ部２４がまた設けられている。

この発明による骨組の個々の構成部材の形成と接続との新しい方法によって、明 らかに、使用する部品の数は減少され、骨組の臨界部分に位置する溶接接続や接 続を支持すべく設計された特別の連結具の適用の必要性は排除されるものである 。かくして、構成体の最高の強度と最善の重量が、骨組の前部支柱と後部支柱間 の最も負荷を受ける部分において得られる。

各構造部材は、さらに、既知のいかなる方法、すなわち最近の固着手段、例えば 接着またはりベツティング、溶接または他の機械的手段によって相互に固定され る。

例えば、アルミニュームやその合金のような軽金属から押出成形された中空型と して提供されるこの発明の構成部材の固有の他の利益は、各構成部材が付加的な 目的に役立つように容易に適用できるという事実にある１例えば、各型は、立体 骨組の他の要素の装着を容易にするために一体のブラケットやフランジと一緒に 押出することかできる。

補正書の翻訳文提出書く特許法第１８４条の７第１項）Ｆｉｇ、３ 補正した請求の範囲 平成　２年　５月　９日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．負荷支持用構造部材が、少なくとも一端から２あるいはそれ以上の部分に長 さ方向で裂かれており、いくつかの個々の部分（２１，２３）が単独で、または 第２補助構造部材（８）に整列して接続し、骨組の構造部分（３，４，５，６） を形成する予定の角度で延びていることを特徴とする、長さ方向に延びる負荷支 持用構造部材（２）を含む乗物用立体骨組。 ２．経金属の押出成型からなる一体複数中空型が２個またはそれ以上の個々の空 所を有する直線状部分（２２）からなる閉じられた断面を有し、個々の部分（２ １，２３）と第２補助構造部材（８）との長さ方向の入れ子式嵌合によって形成 された骨組の構造部材が前、後部支柱（３，４）と前部および後部補強部（５， ６）であることを特徴とする、請求項１記載の乗物用立体骨組。 ３．直線状部分（２２）には、少なくとも１個の直角方向に延びる横方向ガード （７）を形成する横面で平行に延びるフランジ（２４）が設けられていることを 特徴とする請求項２記載の乗物用立体骨組。 ４．骨組の全ての構造部材がアルミニュームまたはアルミニューム合金からつく られていることを特徴とする請求項１から３の何れか１つに記載の乗物用立体骨 組。 ５．構造部材（２）が少なくとも一端から２個またはそれ以上の個々の部分（２ １，２３）に長さ方向に裂かれる一体複数中空型からなる直線状部分を含み、各 部分が支持立体骨組の構造部分を形成するために予定の角度で延びて再成形され ていることを特徴とする請求項１記載の乗物用立体骨組のための負荷支持用構造 部材（２）。 ６．構造部材（２）の直線状部分（２２）には、１個またはそれ以上の横面で平 行に延び、長さ方向に延びるフランジ（２４）が一体に設けられていることを特 徴とする請求項５記載の負荷支持用構造部材。 ７．一体に押出成形された複数中空型（２）と第２部材（８）とを提供すること 、 数個の長さ方向に延び個々の部分（２１，２３）を提供するために、少なくとも 一端から複数中空型を部分的に裂くこと、 このような個々の部分を予定の角度で曲げ、入れ子式接続を形成する第２補助構 造部材（８）に整列させること、 そして、通常の手段によって組立てられた構造部材の最終的な長さ方向の接続を すること、の各工程によって特徴づけられた長さ方向に延びる構造部材からなる 乗物用立体骨組部材の製造方法。